作品目次

やる夫茶お品書き

◆IL/7VRqS7E(ダッツ、エロゾンビ)氏の作品をメインにまとめているサイトです。
訂正箇所、掲載要望などコメ、Twitter(@yaruocha)で頂けると助かります。

安価
やる夫はスカヴェンジャーのようです
  スカベ2次創作
    やる夫はマーセナリーのようです
    やる夫は雪モグラのようです
    (完結)モブはスカベンジャーの夢を見るのか
    東京大遺構・ネクラファジー
    (完結)死骸漁り 棺桶男の仕事
    ガンビッチ【R-18】
    アイテム・スラッグは過去の栄光を取り戻す様です
    カンモン・クウガ
    イナカヴェンジャー
    (完結)TALON 帝都梟雄綺談
    やる夫達はオオサカで浪花節を口ずさみながら嫁を探すようです
    やる夫愚連隊は目覚めるようです
    やる夫は「赤猫」のようです
    やる夫は遺跡を守る妖精さんのようです
    時雨とLegacy of Noto
    スカヴェンジャーメイカー
    【Char】不死身の戦車が、精一杯人生を謳歌するようです【R-18】
    やる夫は南領で生きるようです
    (完結)やる夫の中堅スカべンジャー日記
    情報部シャナのスカベンジ日誌
    ベルさんはカンモンで生きていくようです
    ダディは中年スカベンジャーのようです
    【R-18】白レンは崩壊世界で体を売って生き足掻くようです
    がんばれサファイアちゃん☆
    アナスタシアは北領のスカベンジャーのようです
    やる夫は群衆(モブ)から抜け出したいようです
    スカベ2次短編
    黒猫は氷の微笑を浮かべるようです
    シンジは南領のボトムズのようです
    スカベンジャーやらない夫
    やる夫は兵どもが夢の先を目指すようです
    文明崩壊した世界で猟師が頑張る
    チンクは大人の男になりたいのです

やる夫達はゾンビから市民を護るようです
やる夫は奸智謀略に長けた暗愚王のようです
やる夫は化け物と蔑まれながらも生きるようです
元ネタ「Hyper Hybrid Organization」
文明戦争
モンハン

連載
(完結)やる夫は誰かの為に生きるようです
やる夫は目的の為、金策に奔走するようです
やる夫は主夫のようです
ダークファンタジー
やる夫は残念美人一家に買われた(飼われた)ようです
やる夫達は封鎖された東京で必死に生き延びるようです
フェロモン
MM-メイドマックス-



・最低野郎(ボトムズ)ネタ 01
・惑星間レース物・スターゲイザー 01  02
能力隠してひっそり生きてる
  会社員やる夫とスタンド
やる夫とセイバー3姉妹同居物
歳召しメモリアル
ザ・グレイトフル デッドな人々 それが私の日常
不良士官と上官殿(仮)【ヴィレッタさん】
やる夫は蟲に乗ってお嫁さんを貰いに行くそうです
警察ネタ
・フェイトは母親に幼馴染みを寝取られたようです
     01  02
補佐官やる夫が無軌道上司に振り回されるだけの話
妄想単発・アーマードコア
ガンパレード・マーチ
Heart Of Iron Ⅱ とは!
Fateネタ  Ver.2
・Wizネタ 01 02
・やる夫はオタ髭の旦那の弟子のようです 01  02
Fallout-Broken Japan-
なのはとやる夫のお見合い結婚(仮)
・やる夫は人外お姉さん達のアイドルのようです
   01  02
やる夫達はハンターのようです
やる夫の職場は笑顔で一杯だそうです
・人形師 01  02
Mine Craft
やる夫には姉が沢山居るようです……
・世紀末魔砲少女伝説・なのはの杖 01  02
・My Fear Lady -ナノハサンハカワイイデスヨ-
 01:やる夫視点  02:フェイト視点
 03:やらない夫視点  04:はやて視点
 05:なのはさん視点
装甲機動歩兵・高良民間綜合警備保障
冷凍睡眠→密林世界
「駄目人間+」
無銘世界の妖精使い
・皇国軍の欠陥兵士01 02
こうだったらへいわだったのにせいはいせんそう
かわいいなのはちゃん
未来立志伝
・邪仙やる夫 01  02  03
悪の人材派遣会社
武蔵えもん
二人はキュマピュア!
やる夫ボックス
奥さまはなのはさん
凄い設定があっても生かし切れないと
  意味が無いんだよ……!
宇宙人佐々木
末期状態シミュレーションゲーム病時代
~やる夫はイニストラードで無理ゲーに
  挑むようです 黒版~
相似時空でリリカルマジカル
アイスマンやる夫 01  02
・やる夫のどきどきTS~目が覚めたら
 巨乳巫女になってました~ 01  02
やる夫がACを解説するようです
赤王様と学ぶローマ法制史
ドリームランド物語
やる夫の割と平和かもしれなかった女神転生
ディストピア物
異世界ダンジョンハック
やる夫と赤王の関係
赤い花嫁衣装の戦闘部族
嫁メルト
いや、だからヒモいうな
ただ愛の儘に -All you need is love-
とある酒飲みどもの戯言
・TRPGとはなんぞや? 01  02
・レネゲイドビーイングがBWでR-18な販促短編  01  02
小ネタ こんな夢を見た
感応鉱石のはなし
  -ゾンビ的艦これバックストーリー-
もん娘ファームネタ
劣化ネクロニカ
奥様はブリュンヒルデ
ファントムとマッシュルームと白饅頭隊長
ゾンビ的艦これバックストーリー
  鳳翔さんといっしょ
ゾンビ流マトリックス
 「貴方は目覚めていますか?」
名もなき敗者の宣戦布告
汝ら人間性を捧げよ
亜人種世界の休学事情
埋めネタ・職業凶手
・SW2.0 メイスとガンの物語 -のけ者ラプソディ-
 嘘予告  その1
・SW2.0 メイスとガンの物語 Part2
  01  02  03  04
吸血衝動 幼女×憧憬×情欲=?
・Civ5不死者プレイ ポカテッロやる夫くんと
  執政官なの覇ちゃん 01)  02)  03)
安価システム素案「滅亡ポイント(仮)」
エクストリーム蛮族エルフ
 -あいをうばうけだもの-
崩壊神の暇つぶし創世記
真・女神転生 やる夫は1/250億のようです
・おうじさまのひみつ -白-  -蒼-  -翠-
中世ファンタジーっぽいラノベ
特管庁の超能力者(べんりや)たち
ナイトクラブ リリス
やる夫とほむら-もう一人の自分-
ゾンビ的艦これ やる夫提督と鳳翔かーさん
  02  03
CivBE 古手川司令の受難
TRPGロール設定ネタ
  グッドスプリングスPMC

退役三佐なのはさん
竜神様の婿  続き
AI談義
佐々木さんはクールマゾ 01  02
迫害されし夜族 カーミラとすずかと
悪魔の契約と呪われ人 01  02
ニートな先輩の飼い方
~我ら尽くす物なり~ 名も無き自動人形
なのはは姐さん女房のようです 01
 02  03  04  05
鉄の修祓艦隊と便利屋提督
深海棲艦ケッコンカッコカリ
MTG嫁  02
終焉の日に杯を -調停屋の叛-
Fate/PERSONA NIGHT その1  その2
 その3  その4
宗教戦争と灰を撒く使徒
13番目の死霊術士
  -老害葬儀屋は長々と愚痴る-

開き直ったおっぱい馬鹿
三界の覚者~悟りし武人はかく語りき~
シュレディンガーの男の娘の艦これ
Follout4 DLC第七弾
 ピグマリオンブライドコンプレックス
ちょっと生存競争としゃれ込もうや、人類
世界滅亡物
廃墟の町(ダッツの夢)

好きなやる夫スレ
俺の屍を越えてゆけ ~新速出一族の歴史譚~
ゲーッハッハッハ!
シャドウラン
ババコンガ ◆Ff7nWZGtso 氏作品集
廠長 ◆MBT.TesLo2 氏作品
あいちゃん5歳 ◆2kZfbFu2UA氏作品集
【R-18】 やる夫は大宇宙を駆け抜けるようです【安価・あんこ】
朧海月 ◆aQDqc/krOg 氏 作品集
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[ 2038/01/19 12:14 ] 目次 | TB(-) | CM(23)

黒猫は氷の微笑を浮かべるようです 13日目 探索パート その9

3681 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:01:24.02 ID:QCXoSGGp

          _  -―― 、
        /  /レVヽト、トミ
          /    /   l   ヽ ヽ    それでは、時間になりましたので投下いたします。
       l    冫  }_ ‐ニ、 /ミ
.         ¦     l_rイo 冫FE)}    途中の選択肢が4つ。最後に小話選択があります。宜しければご参加下さい。
          !  /⌒f ̄ヽご_"ノ ヽ}   
        ヽ ヽ  ヽ     _  }    なお、今回の選択肢は中身が見えないようになっています。若干当方の
         Y ̄{;      ., ,.,丁    脳内当てになりますが、ひとつご容赦下さい。
.           ¦  l;. .,    / ̄l
       √ ‐- _'‐- ._;.;.;. ;,./     投下感覚は10秒~1分の予定です。
        /      ` ‐ァく ̄77     よろしくお願いします。
3682 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:01:56.38 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】選択肢2:木下に頼む が選択されました。
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      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..                 ::::::::l:..:..l:..|
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨    (今日のわたし、やっぱりちょっと、
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ                .        色々気が散りすぎてたもの。
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ        だいぶ慣れたと思ってたんだけどな)
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..
.     /..:..:..:..:..:/..:/  \      `ヽ_//ハ  ':.i ):..:.i
     '..:..:..:..:..:.,/      、____,」ノミミ}  |:|  ):..|
    {..:..:..:..:/         \/ // /八\  |:|  ):..|
    |..:..:/               \ ' ///{ ヽ \::| (:..ノ

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 今日の探索は、やけに気を散らしていたように思う。些細なことがいつも以上に気になり、色々と迷った気がする。

 極めつけはマリオネット発見の時だ。想像で嘔吐を催すなど、実際に死体を見たときでもなかったことが起こっている。

 そしてあくまで一要素に過ぎないが、その『気を散らすこと』に、木下へのまだ消化しきれない感情もあると思えた。

 探索前には、だいぶ慣れていると、と感じていたのだが。
3683 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:02:26.38 ID:QCXoSGGp

       _,r,r,、  ,,,,,,,=圭三圭三ミ;;ー..、_ 、、__,
      ト'_/ノ!-.'r-‐'´::::::::::::::::::::::::::::::`ー-、∨ヾミ、ヽ
        ト7'__ノ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ーゞト゛
      ´/}}/:::::::::::::/:::::::::::::::::::|:::::::::::::ヽ:::::::::::ヽ`'
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       |||:::::::::::| t‐.tェ-rミ      ≡r-t‐r.ト::|:::|::|   じゃあその……木下さん、お願いします。
       |||:::::::::::| .l 辷ノ        .込.ノ ,!..|'l:|:::|::|
       |ヽミ、 小                  ..|,':|:/:::!   桂さんは、こっちは気にせずに、用件を済ませてください。
       |::|::::ヽミ         '         ト、'::::/ 
       |::|::::::::::ヽ                /:| `´    
       |:;'::::::::::::::::\    ´ `   ./::: !
      !':::::::::::::::::;、!,、` 、    ., ィ::´ ::::::::;!
      ,':::|:::::::|::::::|  ⌒ヽ、` ´,r.''´/::::::::/.!
      ,':::::|:::::::l, へ、     ヽ/  /、_:::/ .|l
    _,',...-'‐ ´   \   ,r/ミ、  / ` ー''、
  ,r::´:::!           ` ー-i/彡ri,ノ      `
 ,'::::::::::::ヽ            /ヾ,彡`ヽ、
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            ,, --ー―-- 、
          , イ: : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
        ,イ,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、ヽ
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      /:/: : :.i: : : :,イ: : : : : : : :!、: : :.i: : :',: :',
      .,':,': : : :!、、イ !:i: : : : :.,: !i:! ヽ〃!: : :',: ',
     .,':,': : : :.!/  ゙̄!/ii,: : : :,!/リ ゙̄ヽ;!: : : ',: ',
     ,':i: : : : :i   リ リ',: : :,'     !: : : :i: :.i    !
     ,': :!: : : :.イ千示゙!゙. 丶/ 千示゙iヾ!: : : :!: :.i
    /: :.!: : :iヾ',弋z汐     弋z汐/: : : : i: : :',    う、うむ! 任せておくのじゃ!
    /: : :',: : : :i',,',////.  ,  /////,イ: : : :!: :,、ヽ
  ∠イ: : :',: : : i:ヽ    rー‐、   イイ,': : : ,': : :! ゙ヾ
   ∠イ_',: : ',',_:_ヽ、.  '、 .ノ  ,イ_i: : : ,'__ : :',
      / ヾ''',: : ',リ-i-ii! ゙ー--‐'" i!!--': :./,  ゙',
    /   ヽ,レリ  i;;i!;! .//ーヾ,,//!i./:,イ    i
   ,'       ゙.i  .!;;!';Y/ 〉ー!,∨ i;!イ/     !




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            | : : : :|: l l´l:{⊥:l .: :|: :.N リ __  `1: : : .:l: : : |
            | : : : :| :l.彳フ〒メ、: |: :.l 〒 ==ミヽj: : : : l: : : |   そ、そう?
            |ハ.: : :| :ハ V ハ。lヽ| V  r小 } Vl: /: :.:l: : : :|
                V:.: :.:ハ ヽ りノ      じ。ソノ l/: : :.ハ: :.:.:|
                   V.:.: i..ハ    、           /l: : : lノ: : : |                      「はい」
                  ヽ\ :.:ハ           u  /: : : :l: : : : :|
                 1: : i\   rっ     , イ: : : :/: : : :.:.|
                    l: : :l : :> 、 __ , イ: :/:/ : /: : : : ::.:|   ……
                __ _」: : l/:::::〈     /V: /// : : : i: : : |
             /     \ |::::::::.ヽ   l:::::V//: : : :i: |: : : |
            /-- 、       \::::::::::.L   \/丶、: l :|: : : |                      「……」
             /    ヽ     ヽ:::::::::.\二二ヽ:::::.、`丶、: |
          /      \     \::::::::::.\   \::\  \
3684 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:02:43.38 ID:QCXoSGGp

              ,. . -── ─‐-. 、
            , .:´: : : : : : : : : : : :: : : .`丶、
           / . : : : : : : : : : : : : : :.:.: : : : : .\
           / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
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          |: |: :.|: :ト、:.|: :l l:.:l l:.:/    1: : : : : : :l: : ::|
          |. |: :.|: :|: _メ、.l l:.:l l/ _ _ |.: : : :: : : l: : ::|
          Ⅳ: :ハ: |`T.メi l: l`TL__ _ |: : /: : :/: :.:.:.:|
          V ヽ|ヽり  l/  `1: ぅ. }.: /. : :/: : : ::/   ……わかったわ。でも、ホントに良いの?
           Ⅵ ''''' ,     ヽl.:りソ:./: : :/ l: : : /
            i ハ        '''''''//: : :/ /: : :/     なんだったら、ついて行くだけでもするけど。
             l/.:.:>、 、 __    //: :.://: : : i
            |.:./ i.\  `  ,. イ: :/: : :: : :. :i
            |/   |.:.:.:.`二´.::://,. ヘ: : l.:l.:.:.:l     
               |: /ノ::::::::/    V: l: . :.l
              /´`ヽ.::/ ,. -── V: : :.:|
             , イ   /  ,. -──一〈: : : .:|
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           / `こニン'´/.:.:.:.:.:.:.:.,. '´.::.:.:.:.:.:|: :.l
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       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´   いえ、 木下さんの家も
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ    西方街区なので、大丈夫です。
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/     本当に後はもう帰るだけですから。 
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个          ……心配して下さって、ありがとうございます。
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        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|   じゃな。特に桂殿は、腹部にダメージを負っておる。
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l    重い物を担ぐような無理はせぬ方が良いじゃろう。
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ                                 「……そうね」
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /
3685 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:03:13.66 ID:QCXoSGGp

               /jrx__
             ,rf´       ̄≧ー=≠
        =≡二゙´              ゞ
              / ̄≧ー 、    !      `ヽ、
          /       ≧ーzゝ、       ≧ー
          __ i           /i  弋   ゝ 、 ゝ 
       /j ノ|゙i|_____ノ/, 、   ゙=ーノノ ̄ミ      よし、話もまとまったようだし、
      f___´ !i゙ -‐     ヽゝヽ〉ー―-- 、  `ヽ      俺はこれで失礼する。
      /    /,,,,,,,      iヾc/      .厂/  /
     {    〈 /  `ヽ   、ヾ/´      .j/   /、_    みんな、今日はすまなかった。
     ≧≠ /_゙!、   .j  、ヾ゙/i      彡   /ー-=二ヽ
    ./   〈ー≦≧ー-ヾ`_/丿ネユ_、__廴ゝ、_ `ヽ   丿j  また顔を合わせることがあれば、
   〈__/ー ⌒/⌒i´辷彡ゞr― `ヽ     ヽ j  ヽ !  汚名返上を約束しよう。
    ∨      i// / ノ       i     、j!´     i!
      ゙ー--   _>./ / /|      }     i
           {_| ゙ー   l




                  _,rn豸>    _ .................... _
                    <_彡く⌒} -=ニ二二ニ=-::::::::::`:..、
                  'ー=ア´ ...::::::::::::::::::::::¬-=ニ=- :::::ヽ,_
                         ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=ニマ⌒苡ヘ
                   (  ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ ヘ¬'’
                      丶 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノヘr┬'^
               '⌒ 、____ / ____   ̄ ̄ ̄  ノマニ7⌒
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                i ::::「「`汎 Li:::::::::::::iLi:::::::::::」i:::::::::::::: l::::::::: l
                ∧::::}   り     ̄ ¨^汀J了 i:::::::::::::: l:::::::::¦   あ、はい。
                    '⌒W           乂,_ソ i:::::::::::::: l::::::::: ;
                  从   '          ・ .'::::ぅヘV::::::: /    今日は本当にありがとうございました。
                      ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′
                          、 、        / 「:::::i:::::::::::i
                        「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l               「こちらこそ、救出感謝する。
                      ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l
                        , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <                ではな」
                       ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .
                 ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i
                    /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦
                   , '^ア⌒7⌒7い⌒'  7> '⌒ ...:::::::::::::::::::  ¦
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 そう言って、スネークは全員を見回すように敬礼をすると、段ボール箱のフォログラフィを出現させ、床を蹴った。

 小ささと隠密技術により、もう人も疎らな協会ロビーであるにも関わらず、瞬く間に姿が見えなくなる。
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   l:::::/.|..{价kミ_.    !::::::::::::::::l::::::::::::::l:::l:::::::::::
   i::::{ { ヒzノ ヾ   ~""''' ‐- ...,,_|:::!::::::::::
   i::::ヽ.             价ミk_    /::::::::::::   (そういえば、少しだけ破損したときとかって、どうなるんだろ。
   |:::::::!.              トイヘi ヾ  /::::::::::::::
   ` 'ハ    、       `一' ノ /:::::::::::::::::    ロストじゃなかったら大丈夫なのかな……よね?)
      ハ              ・ /__,,.. .-‐
      |:::\       u   _.   ,.-‐''" ̄
      |:::::::::\ `    ./ ノ ./,~::::::::::::::
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 状態を見るに、破損等もないようだ。内心で息を吐く瑠璃。そして気づく。そう言えば、破損時の賠償は話をしていない。

 多少の傷程度なら金銭補償ということにはならないと思うのだが、例えば、腕がもげた時などはどうなるのか。

 その辺りはもう少し詰めた方が良さそうだ。喪失以外OKというなら極端な話、AIさえ返却すればいい事になってしまう。
3686 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:03:54.98 ID:QCXoSGGp

      /:::::::::::::;::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::;:::::::ミ≠=‐
    ./::::::::::::::::::!::::::::::::;::::::::::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ\:::::::::::::::;:::::::::\\
   ∠.-‐ フ::::::;'::::;::::;:::::l:::::;:、::::::∧:::::::::ヘ:::::∧ `ヽ::::::::::ヽ::::::::::ヽ
     /个::::::::::!:::;:::: l介' \::ヽ \:::ゝ ミ、\  .}::::厶` \
    // /::/:::::l::::::::::l∧_厶 `\  \  .l:リ : :  /::::::::ヘ\
    '   / .Vv'l::::::::/  !弋リ:        レ': : : /::::::::::::ゝゝ      んじゃ俺もそろそろ行くよ。
         レ'l::/ .}  .¨           ノ人::::::::::::\
          /    l             l VvⅣヽ仆`\   
               ;             .;: V ::/ゝ                     「はい、ありがとうございました」
              t_ . .            ;  .,ー― ‐ 、
                z   /       ∠ ̄        ヽ
                   ゝ     ∠             }     こっちこそな。
                   ゝ<                 ゝ
                  /¨                    厶  また依頼があったら受けさせてもらうぜ。
                 ./                        \
             ‐ ― '                           ヽ、
          /                                  \
3687 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:04:17.63 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】上条の負傷程度が大きいため、次回の探索に彼は参加できません。
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     >、:::::::::::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソ、
    <::::::::::::, '::::::::::::::::,;:::::::::::::::;:::::::::::::::::::>ー‐
     >、::,:::::::::::::::://l:::::::::::::/l:::i:::::::::::::::::>z_
     zソ::,:::::::/:::,l://._l:::::/ソ:' l::'l:::::::::::::::::::>、
    <::::::ノ::::,'/:/_l:'ィイ,'::// >ーヤ!::::::::::::::::::::>ー
      ̄>:::::::l ! ぞ! /   !ぞ!\¨l::::::::::::::zー'   って言っても【次回の参加はちょっと無理】だな。
       >l ;l ー‐'  .   ー-' .l::,ヽ::::::::\
       ̄ニ! i    :       ,' ノ::< ̄    今までのペースで言えば
        ∠.::、  _ _      _' イ:ー≠ー     2~3日に1回潜ってるんだろ?
            、 r_ _ヽ  イ::::::へ'            ,_
           _ .l\    イ,'V'¨ ヽ            / ノ     ィ-‐‐フ
          /   >: : : : .へ、_            , ' 〈_ , ' ノ >ーy'
        _ イ   / .}: : : l   /ヽz_       /  ;   >  ィ
     < ̄  癶  /  l: : :〈 、 /\ \  ヽ     {  . '     イ
  /        V' >‐イー‐ ' )/ー \ノ  :.∧     l     /
 l  ゝ  , '     .: >、\ ; ; l \     :  }   .l    /
. .l    У       .:  \ l; /〉 ./   .: :   ェ、 l  .  l
 l     、:   .   :   l l; l /     ,'    l ,    l
 l      :      : :     l;l ノ 〔ニニ〕,  ,'  V    ,l




              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l   怪我、長引きそうなんですか?
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|                  
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|                   「そこまでじゃねぇけど、
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|                    でも3,4日はやめとく。
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i                    脚を怪我してちゃ、
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i                    それこそ足手まといになっちまう」
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            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:     ……ですか。
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 負傷した方の脚を軽く撫でるようにしながら、眉を顰める上条。次回の探索には彼は参加を控えるようだ。

 脚を負傷していては、格闘家としての戦力は半減以下である。賢明な判断だろう。

 だが、やむを得ないとは言え、幾度も参加してくれた、いわゆる信頼の出来るアテが減るのは、正直痛かった。
3688 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:04:43.77 ID:QCXoSGGp

                    _ __ _
                ,. .:´ : : : : : : : :..`ヽ、
                / . : : : : : : : : : : : : : . \
                / . : : : : : :.:|: l:| ノ只: : : : : : :ヽ
            /. l::l::|: : |: :.:.::|: l:|  ̄`ヽ.: :.:i: : : |
               ′:l:.l::| :i |: :.:.::レ<  ̄ i: : :|: : :.|
            i: : :l.:l::l TT´i.:.:|リ }ィr=. ァ |.:.:.:ト : :.|    私もこれでお暇するわ。
            |: : : :l::l:{ィt ミヽ|   {りソノハ: : |) ): |
             ヽ: :\:.ハ りノ    ,,,¨´  i: :.レ ::.:|    それで、五更さん。
             \: : : ハ '''`       ノ: :.i : :.:|
              \:{: :ゝ、  ‐-  , イ: : :∧: :.|    後で連絡入れるかもだから、
                `Yヽ: :.>r‐< _」: :./: :i: : |    ちょっとだけ気にしておいて。
              /´ ̄`ヽト、ヽ:::::::::::::l:.:/: : :l: : :l
               / . : : : : ::ト、ヽ\: : : l/:L\|: : :ヽ   
             /. : : : : : : :i ヽ\ \´ ̄ `i `ヽ、:',
             ノ. : : : : : : : :l: : :ト、 \ \   |   ノl:l.:ヽ
           /. : : : : : : : : : l: : :l ヽ、\ \」 //}l:.:.:|
            /. : : : : : : : : : :/: : :L_ `ヽ、  l // ノl: :.:|
             /. : : : : : : : :, イ: : : : : : : : : ̄`Y⌒Y´〈: : :|
          / . : : : : : :.//リ: : : : : : : : : : : : :L__ノ1: :i: :/
           /. : : : : : : : : / }: : : : : : : : : : : : : |   l: :|/
          〈: : : : : : : : :.〈  |: : : : : : : : : : : : : :|   l: :|
         ヽ: : : : : : : : :\|: : : : : : : : : : : :/|   l: :ト、




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         `,´:::'::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::::::::::::::i::::::::::::::::::i:::::::::ゝ_ ヽ,、ヽ〉
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        :,::::,:´, .l .「ト:::::(`        ィチテァー、`┤:::::::::::l::::::'   え? 
          :,::::,::. i ! l:::;;:::リ          ト::;;:::.'i  l ,'::::::::::::::!:::::'
         :,:::::,:: l  ゝー'        弋_ソ ノ ':::::::::::::::|::::'    ……はい、わかりました。
          :,:::::、.. ! ///      ,        ・ '::'i::::::::::::l::::'
         ∧:::::,ヽ.              /// //,::::::::::,,:::!
            Vi::::::::、                ソ /_,,'´:::::::l                  「それじゃ、道中気をつけて」
              |::::::::::ゝ      , 、        イ::::´:::::::::::::::::l
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 上条を追うように、ヒナギクも歩き出した。だが背を向ける直前、ちらりと振り返って、瑠璃に一言。

 後で、という形を取るのは、この場で言わない方が良いことなのだろう。一緒に帰ると申し出てくれた事。

 そして、最後の一言。彼女も、瑠璃と木下の間にあるナニカを、なんとなく察してくれているに違いない。
3689 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:05:00.48 ID:QCXoSGGp
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「……」

「……」
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           _f:rォ }ノィ :.V::::::::::::ァーチ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ミ:.:.:.:乂:::\:{ミx.
          匕才'ノ:.}:....}:ァ==''.:./..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:\:.:.:...\:}:.ヽ.}
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              }八 、|..:i.:. i!::.| 不¨テぅ::示ミ´ ̄´′ ァヂ丁孑ん:!:.|
             } ..:.ヽi :|:.: l!:..!八 ト.:;;:n}       iィ:;;nリ ノ 小:}: |
             ト..:.:小 :!:.:.:.:.:.   乂::ン          乂ン . ′:リ: i    えと、じゃあ行きましょうか。
             | ..:.|∧i!:.、:.、:∨ /:/:/       ,  /:/:/. ん:.//:′
             | ..:.|:.:∧:.:ヽ:ト:∨                 从:./}:/     すみませんけど、よろしくお願いします。
             } ..:.|:.:.:.:.:≧:z┬\               .イ:iイ ノ′
            .′..:.j:.:.:.:.:.:.i:..ト.}介x.       ´ `    イ:.:.|:.l:.|       (普通に、普通に……)
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        ムイ:.:∧:.:.:.:.:.|/:.ヘ!`   - ´i : j/: :j/ト、{
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 スネーク、上条、ヒナギクが立ち去り、ポツンと、二人が取り残される形となった。

 瑠璃は一度、小さく深呼吸をしてから、木下に頭を下げる。応ずる彼は、快い笑みだ。

 瑠璃は内心で努めて普通に振る舞うように自分へ言い聞かせながら、木下とともに、協会を出ることにした。
3690 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:05:16.92 ID:QCXoSGGp

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3691 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:05:39.06 ID:QCXoSGGp

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     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
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  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
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  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|    ほんとに大丈夫なんですか?
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|    木下さんも無傷じゃないのに……。
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          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
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        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|    なに、問題ないのじゃ。
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l   
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l    確かに多少きついのを顎にもらったが、
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|    上条や桂殿と違って、
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/        わしはただ、脳が揺らされただけじゃからな。
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /   顎が痛い程度よ。
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /
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 木下も『人型』から攻撃を受けている。それも、一撃で気絶するような強烈なものを、だ。

 協会外のバス停についたところで、ふとそれを思い出して問うて見たが、特に問題はないらしい。

 もっとも、やせ我慢の可能性もあるが。
3692 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:05:58.25 ID:QCXoSGGp

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. ,': : : : ,': : : : :!:,イ   !:!,: : :i!: :i: :!!:,'  .',:!: :!: :!:',:.',
.,': : : : :! : : : : !/    リ ',: :i!: ,i:,/.リ    !: ! : ! !!:.i
,': : : : :i: : : : : :!.ニニニニ. ', !リ.リ ,tzf千'、!: !: :i: ! !:!
: : !: : :,',: : : : 〈  .性別    ゙     i秀z!/!: i: : !: ! i:!    それに……瑠璃殿の役に立てるんじゃから、
: : : : :,' ! : : : : ',. 弋z汐       ゝイ .,': ,': :,': ,' .!:!    問題ない。
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',///////    丶 ///,': : :./!/ i/
: :!: :/: : :',: : : : :.',                ノ: : :/./  !     本当に気にしないで欲しいのじゃ。
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、       , 、  ./: :,' /,    i
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!
     !/ ',: :,〉、:'、  ̄ フ‐,-'、゙ヽ,! /イ  ヾ
  ___,-,イ; ; ',、ヾ  ,';;;,'三ヾ!.!丶ー――‐-、
;"; ; ; ; ; ; ; ; ; !i; ; ; ;',、゙;ヽ';;;;'、 三.!',!,;.ヾ、; ; ; ; ; ; ;.!
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; ; ; ; ; ;.,; ; ; ; ! !; ; ; ; ; ;',   ! 三 ', .i、; ;//; ; ; ; ;i
; ; ; ; ;./.\; ; ! !; ; ; ; /.>、 !三.三', !ヽヽ、; ; ,、!、
; ; ; ; / ., 、 \ヽヽイ/; ; ;ヽ,!三三三',; ; ;`,','; !; ; ; !
; ; ; ;}ー'''''"  ゙iイ, イ; ; ; ; ; ; ;!三 三三.',; ; //; ;'、; /
; ; ; ;! ./ ̄   ',ヽヽ; ; ; ; ; ;.!三三三三',;//; ; ; ; 〈




            ((爻ソい////// ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶/∧}い
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             `7::ァァ7´::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ
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                  |::{{ |:::::::::i:::| テー≠=≦   ̄   ィ=ァ≦テ :::i:::|
                  |:: ヽ|::i:::::::i::| {{  ,_ノ/リ       ,_ノ/リ / /:::i:::|    ……あ、ありがとう、ございます。
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 微妙に小さな声で続ける木下。言葉と声と表情と、それだけを見れば、彼の態度はまず意中の者へ好意を示すもの。

 それを複雑な気持ちで受け取りながら、瑠璃は小さく会釈を返した。

 元々リンクのいる以上、どっちにしても手放しで喜べる言葉ではなかったが、今の関係性では思うところの方が大きい。
3693 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:06:26.62 ID:QCXoSGGp

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 そして、気恥ずかしさから、双方、僅かに沈黙。何を言おうか。

 言葉の切れ目が気まずい沈黙になる前に話題を探し、周囲に視線を彷徨わせる瑠璃。

 そこで、気がついたことがあった。
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                    r'⌒'~'⌒'~'⌒'~'⌒'~'⌒'~'⌒'~'⌒'ヽ
                    )                        (
                   (   なんだろ? こっち見てる?      )
                    )                       (
                    丶~'⌒'~'⌒'~⌒'~'⌒'~'⌒'~'⌒'~'´


                                      _  _        _
               _ヽ`Y ,Z._    , -─- 、  ,>  `´  '‐z    ≦-` `' ¨ Z_
     ,. -─- 、  > `    \. 〃^''ー-‐uヘヽ .7 ,ィr=、,.=ヽ、ヾ   >,.ィィィィィィ_`ヽ
    〃^''ー-‐へヽ/ィ   ,.イハ i、  ゝ.|{ ‐-、  , -‐ }| 1/‐-、  ,.-‐i. |   ´7‐-、  ,.-‐ 7 .|
    |{.‐-、  ,.-‐ }| レlイ/_ヽ  ゝ!ヽ. | nTこ・lニl・つフhn|. -, .- }h    r|:=。  。= 7n!
   !r!| こ・  ・つ |h n| ´_0i i 0_` |hL|v ̄L_.」 ̄u|ノL|ur |__| 、v|レ    l_L ̄L_」 ̄_, |レ|
   L|.u /_ヽ  |リ Ll v r'_'ァ .u ル' .|: :-──- : | /l ! -─‐- l |ヽ    | (三三三) :N、
    l -──- |  l -──-  l _ハ : : : ̄: : : ノヽ_ l\.  ̄ , イ | `'ー-⊥._  ̄ _,,. イ/ |`ー
   ‐'ハ\  ̄ ,.イl`iー/l\.  ̄ ,.イヽ l |` ー─‐ 1| | `ー-.二_/|  |     ハ ̄  // |
   | l\、二/レ‐''| ヽ. `ー ' /l |` ー- 、__.ノ|⊥_|      /ヾ ̄      l l ̄/_ ̄\|
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  _    ゚ヽ/ .l        ゚∨`         l  l. |        |  ∧ r─┐| /l
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 それは視線だ。バス停前にいる、瑠璃と同じバスを待っているだろう他のスカヴェンジャーたち。

 その中で、瑠璃の目から見ても、やや程度の悪い武器や防具を装備した一団が、瑠璃と木下に眼を向けていたのだ。
3694 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:06:46.19 ID:QCXoSGGp

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           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l     何か変なことしたかしら、わたし……)
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 疑問に思った瑠璃がパタパタと自分の服をたたくと、彼らの内の幾人かが、一斉に眼を逸らした。

 見られていたのは間違いない。特におかしなことはしていないはずなのだが。
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   /. ./: : ; : : : /、_: :/ //|: : : : : : :|: : :}: : : :.   ……瑠璃殿、あっちには眼を向けるでない。
.  /: :/. : .:| : : :.:ヘ.>' ̄ `ト{.:|: : : : /:/|ヽ 」: : : :.
 /: :/: : : .:|: : : :|/   ミ|:ハト: : ;/}/斗く.イ:: : :|::   見られても無視をするのじゃ。
./: :/. : : ::/|: : : :|茫ミx、 | ∨l/ /-/  |:|: : : | l
: .:/ : : : /{ |: : : :l'///cjヽ      _‐___ }:|:: : :. :|
イ.: : : :/八j : : : |「¨¨¨’      イ//c「ノ/: : : :l |                               「え?」
/: : : :/: : : |:i: : ::|:l ```       ¨¨´/〃: :/: : |
7: //: : : : |:|: : ::|八      ,   ``八:/ /: :/ |  
': /7: : /: : |:l:i: :.:l:i:、\   ⊿    . イ: :/: : : .: :.:|   いいから、眼を合わせるな。
|/厶イ/:/|:|:l:|: : ::|i:|:.>r  -‐=ニ7://:/ : /: :八
.     |/ .|:|:l:|: : ::||:|  {=ニミ/_/|:/:.:/:/ : /}: /  \ わしとしたことが、失敗した。
  / ̄¨ 川 |: ::l从    ヽヽ  ̄¨/:/ : / j:/     
. /     :|从.:ト\ー  -‐} }  /: ::/ 〃      やつらのことを失念しておったわ。
 {:      八 }八ヽ\__.ノノ   /:/∨′
3695 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:07:04.83 ID:QCXoSGGp

          }/ノ ._>''::::;::::::::::::::::::::::::::::::::、::::`:ヾー.、 __
        `´.>'//::::::/::::::/::::::::::::::::::::::::::|i:::::::::::::\!ミミ.、
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       ,':::{{::::::::::::!:::::||___||___// |::::::::::|::::::::!::::::i   
       i::::{l:::::::l::::l ̄'i´ 、乃`ヾ    , ><i:::::i::l:::::::l
        |:::::}:::l:::|::::l.  !  辷ノ '      テ、=、`i、ノ::::l:|   どういうことですか?
        |:::::|:::l:::|::小 、、、、         l:'::! l l::::::ヽノ   
        |::::i|:::|:::!:::|::ヽ            '   ゙´ '.::::i:::l
        |::::!`ミ_ .小 ヾ、          ```.l::::::!::|                「あやつらはな、元互助会のメンバーじゃ」
        |:::|::`ー`_,、` u                 ,'::::/!:,!
        |:::|::::::::i::::|:ヽ        ´ `    /::|へ/    
        |:;':::::::::,!:::|:. 丶         /::::::::|       互助会……上条さんと同じ?
       !'::::::::/:!:::ト、,r、,.、  、  , ....::'i:::::::|::::::|
        /:::::::/::::!:;'    `´ヽ_` ´_!;、::::|:::::::|::::::|       それならなんで見ちゃいけないなんて……。
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..'::::::::::::::::ヽ_。 ̄ ̄    `ヽ、  ,.トli<mヾ.':::::::::;'::::/
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   /:.:.:./:.:|l:.:.:.::::|:.:ト、:.:.:.:\|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.',     違うんじゃよ。元、と言うたじゃろ?
.  /:.:.:.:.l/z|l:.:.:.::::|i:.l  \/|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:i:.:.:.:.:.:.:',
  ' :.:.:.:.:トハl:{:.:.:::|i:.l,. -‐ \|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.',     あやつらは、互助会の会長が代わった時に
 l:.:.:.:.:l:.|/-.从:.::/jノ!,. -   |_:.l:.:.:.:.:.:.|、:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.',    追い出された面子じゃ。
 l:.:.:.:.i|:.|  ヽYi/ リ ,.ィテ乏|:.:i〉`:.:.:.:.|^ヽ :.:.ヽ:.:.:.:.:',
 l:.:.:.:.i|:.|ヽォ〒t     tzクl:.:.l:.:.:.:.:.:.:.!ンi } \:.\:.:.:',  
 l:.:.:.:.i|:.! ハ ヒリ      ´ '''l:.:l:.:.:.:.:.:./)' ソ.:.:.:.:. ̄:.:.l:.:',                          「追い出された、ですか?」
 l:.:.:.:.i|:.l::::::', ''' 、       l:./:.:.:.:.:.:/- ' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l\!
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3696 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:07:29.07 ID:QCXoSGGp

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      |: j : /  /: .:へ :.     ヽヽト、: :/ / :7  ̄     ∨:   互助会が、ここ最近で急速に変化したのは
      |:八/  ./ .ィ } :.         ∨             }    知っておるじゃろう?
      |:! /   ,. : ⌒}:.:lヾz--=z       、__        /:
      |l '.   ´  ,.`へ:l    ̄        ヾニ三ー一_ァ :    じゃがそうなる前の互助会はひどかった。
      |l  '.    ´ / /:l ´´´            ̄ // :                  
      |:   '.       V: : :、   ‘       ´´´´ //: :     はっきり言って、成り立ての蛆虫から搾取することを
         '.       ∨ : \      _          //: : :     目的にしとるような、そんな場所じゃったんじゃ。
          〉      八 : : : ` : .   `       /: : : :
            /     /: : : : : : : : : >: .._ __. ..-/.:/}: : : :    
         /      :/:. : : : : : :/7 : / : : : : >   /// : : /
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3697 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:07:49.74 ID:QCXoSGGp


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      _/ |ヽ. , , ,一 , , , /l ヽ._
_,, -‐'''"´/   l `ー──‐'´ |  L_``'''‐- 、.._
_,, -‐''' ´l    ト、.____..ノl   | ``'''‐- 、.._
.     |   ヽ;:::::::::::::::::::: /    |
.       |.  /へ\::::::::::/へ、  |
     |/    |o|::::::::|. |   \_|                              ,、-―――──-、
.            ヽヽ::::/ /                              ,r‐、;;;;;;;;;;;;;,r――-、;;;ヽ
                                            〃-、ヽ__,r'",r'"二  |;;;;;|
                                              〃=-、`ー'",、r'"u  ノ;;;;;;;|
                                              | ==   ===  |;;;|-、 、
                                           | `ー゚1  トー ゚ '"ノ .|;;|こ| |
                                               |,-、rL u.」`二_  |;;|ノノ
                                            |n,,,,,,`ー' ,,,,,,,,, ,rヾ リ、;;|
                                               |H干干干干干 ヲ | `、;|
                                               ヾー'" ̄ ̄ `┴'" /  `;|
                                                ヽ、 三  u  /  ,r/ヽ
                                                 `ヽ、__, -‐'",,r'"/  /\
                                                    ヽ  /;;;/  /'⌒ヾ、



             ┌──────────────────────────────────┐
             │                                                  │
             │    そういうところにおるせいか、それとも元々か。                     │
             │                                                  │
             │    それはわしにもわからんが、どうにも性根が腐ったようなやつが多くての。   │
             │                                                  │
             └──────────────────────────────────┘



         、-‐- 、r'7-‐;z.._
      <⌒          ⌒>
    ∠´                ≧
.    /   NヽNヽ!ヽl\ヘl\トゝ
    1   ,ゝニ_ー-:U_,,  u /,ヘ
    |    ヽ  ,二=-ll   l∠、l
    | .r‐、|u(__゚_ "  /_゚__,ノl
    | |.h.| |        u  `i. !
    | ヽ._|.!   U    r __  l l
    |  / 1    (二二ニニY´'                                ___    _
    |__./  \    ___   ,'                               >ー:::::::`´:::::::::;Z._
   /   `'‐、  \    ̄  /                            ∠:::::::::::::::::::::::::::::::::<
  , '\     \  ` ーr-‐'                                /:::::::;ィ::ィ ;ハヽ;::::、:::::ヾ
. /    `‐、      \  |                                   1:: ノフjメ._v _>ヘ「ハ. :↑
                                              h.ヒr',ニヽ_r'ニ.ヽ.〕r|
                                               |f|| い)-゚ノーペ-t)丿||f|
                                                 ,ゞ|:u  ̄〈_ _ _〉 ̄ u |K
                                          _,, -‐''7::: | )(二ニニニつ( |:::ヾ''‐- 、._
                                      ‐''"´:::::::::::::::i:::::::ヽ._   ‐一  _.ノ ::::::i:::::::::::::::`'''‐
                                      ::::::::::::::::::::::: |::::::::::ト、 `:ー─‐''´, |:::::::::::|:::::::::::::::::::::::
                                      :::::::::::r',二Yヘ ::::::::ト、` ‐---‐'´ノ|:::::::::r'Y二.ヽ::::::::::
                                      ::::::: {. -ー{_ノ:::::::::| ` ‐-‐ '´  |:::::::::し}ー- }::::::::
                                      :::::::; ヘ. ',二j )‐''フ|          |く⌒(〈こ¨ 人:::::::
                                      :/:{:::::ヾ=イ::::::|oレ;:====、、 |o|:::::::ヾー''´:ノ:`ー
                                      :::::::::`::ー::フ′:::|:::|´∠二二\ヾ;|:::|::::::::::‘く´::::::::::::


3698 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:07:57.48 ID:KcH9gp3T
よくある福本モブ系だね
3699 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:08:10.51 ID:QCXoSGGp

        , -ー―-- 、
    ., イ: : : : : : : : : : : : : ゙ ヽ、
   ,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゙ヽ、
 .,イ : : : , : : : : :,: : : : : : : : : : ,: : : : :ヽ
/: : : : :/,: : : : /: : : : : ,: : : : : :', : : : : ヽ
,': : : : :,':/:./: : ii: : : : : :ii,:i: : : : ',', : : : ',:
: : : : :,'.,': ,': : /!!:!: : : :i:.i!i !,: : : : '!: : : : ',
: : : : :i,': ,': :,/ i!!i,: : : :,!ii ',i ',:,: : !:.!: : : : :
: : : :,: !:,'i:.,'/ i リ',: : :,'i.i i! ヾ',:i!i,i: : : : :     
: : : :',:.i,' リー- 、 '、:/ , -!ー‐リリ!:.,: : : :      寄生行為をして分け前を求めてみたり、
: : : : ',:'.イ千.示-    千示i゙ヾ,':,': : : :     もっとひどいものになると、
: : : : :!',', 弋z汐     弋z乂 //:.!: : :      遺跡で恫喝行為をするような者もおったりしたのじゃ。
: : : : :!i ',',      ,     ,イイ!:,': : : :
:.',: : : !: :.'、      _ _   ,/,': :,','!: : : ,
:!:.',: : i,:i: : :ヽ、      , イ: : : ,',': : :,':                                     「!?」
リイヘ: :!: :.,: : : :ri> , .<、: : : : /イ: :/:!',
 レ'ヽ',,イリ',: ,' >、, イ  ',: : : ,'/,:イヽ!
   レ',> ''!i  /;;;;;;〉、 ,'.!>.レ,ヾ!
> 'ヾ.、; ; ; ;i !、,/ 〉-〈 ', /.,', イ,'フi i> 、
ー-、 .',',; ; ; ;!.!  ,';;;;,-、 .゙.,イ.,イ,イ',;!i  .,' ゙
   ヽ !.i; ; ; ;!i ,';;;;;,' .! ,イ ./ ././/;!i /
    '、!i; ; ; ;!.!,';;;;;;;! "   " //; ;ii /
     !i ; ; ; ',',;;;;;,'      /; ; ;ii/




       |:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::l:!:::::::::::::::!:::::’.
       |:::::::::::::::::::':::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::l::!::::::::::::::::::::::::i
       |:::::::::::。+・:::::::::':::::::::::├‐=ニ=s。:iVi::::::::::::::::::::::::/}:i:::::::::::::::i:::::::::l  そ、そんなの、許されるわけが……!
       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ  誰も訴え出なかったんですか!?
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´    
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ            「無駄じゃよ。遺跡でのもめ事は
     l:::::::::::::::::::::::::l∧   u            , .:.:.: ・:::::::/:/                 当事者同士で解決が原則。
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/                   犯罪行為があっても、遺跡内で、しかも
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个                       恫喝程度では協会も動きづらいのじゃ。
.   /::::::::::::::::::::/i:::/      i__  〕iト. _ .。s≦i::::::::!
  /:::::::::::::::::/.:/       i_ .,r' /  〕iト.__!>─ 、                 よほどの証拠がなければの」
. /:::::::::::::/ ,ィf \        li /        /.::.::.::.::.::゚v 




             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´   やつらもそれをわかっておったからな。
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l     狙うのはほぼ初心者で、その上、数をそろえてやっておった。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|    目撃証言も、数が多い方が有利じゃし。
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /                   「それにしたって、そんなことを繰り返したら
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /                     噂にだってなるじゃありませんか」
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./      まぁな。実際、噂にはなっておったよ。
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /        互助会への批判とともにな。
3700 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:09:03.25 ID:QCXoSGGp

                       ___
                    _ .. -‐  ̄    ̄ ‐- .. _
                 ..::´                `丶
            /     ,'::          、:.  \  ::..
              , '  /   ./::   ..:.::i :.     ハ::..  :ヽ   ::.、
          /   ,'   .,'.\.:.:.:/´| i::.   : i:|ヽ:::/,l     ::.
           /    l   |:::\>′  | |i::.. ::..l:| </::|    l   じゃがそんな互助会でも、
           .′   |    |: ::/ー─‐-| l|::::. ::..:l:l,-─ヽ:|:     |   初心者への装備貸与とか、
.          l    .:| .:  |::/__.、`|ハ::::::::,'/,.___ l:.     |   レクチャーとか、一定の恩恵があるのも事実でな。
        |    ::|  :: lイ´ん:::::d`  ヽ:/ イん::d`〉:.     |
         |    .;ィ| .:.i |` い:::ィ:l      l:::ィ;リ 'l:: |.  : |   ……まぁ、そのせいで借金を持って
          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |   抜けられなくなるのじゃが。
.        |   .:.:.ゝl .:.:|:人 ///       ,   ///.|:: .,':.  .:: |   
.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: |   それに全部が全部、そんな輩でもなかった。
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|   いや、大部分は、わし程度の実力で、
        /:/j;∧:.:.:ヽ:.:.:.:、:.\:::<|     |ュ::l::::/\:/:.:.:,.:':::| |:.l   苦労しながら落ち穂を拾う者ばかりじゃったよ。
.        '"    |:/ヽ:\:.:ヽ:.丶:` ー-.、_r'´ ∧.、__/::/\::| jノ   
             '_ ...-‐'\:|`ヽ::> //'´\// l:/..イ | ̄::::‐- .._   ただ、一度ついたイメージは、そう離れぬ。
        r<:: ̄:::::::::::::::://::::::::::::::∨/ヽ. ..:ノ` |:::::::| |:::::::::::,'::::::::l
        |::::::::: ̄`ヽ:::::://:::::::::::::/∧ /~`ヽ. /:::::::| |::::::::/::::::::::|
        ∨:::::::::::::::::l:::〈〈::::::::://:::::∨     \:::://::::::::l::::::::::::|




               , 、_..,
              / {rf >fソ、
              } ヽ,-‐' .l.....;::::…_::........_
               >、  _..ノ..':::::::::::::::::::`:::...、`_ 、   ,__
             ..:´:/lll/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ..〉Y〉ヽ
.              /:::::/llll/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八 !ゞ《
            /::::::/ll/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ _r'
            .':::::::/l/::::::::::::::/:::::::::::::::::i:::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::.
             .:::::::::fll/::::::::::::::i!::::::::::::::::/!:::::::::::::::::l!:::::::::i:::::::::::              「その中でも、
          .::::::::::ll/::::::::::::::::l ::::::::::::::' i::::::::::::::::ll::::::::::l!::::::::::                   あやつらはそう言った手段を
           l::::::::::l,':::::::::::::∧「ヽ:::::::i!ト、 i::::::::::/:/l::::::::::ll::::::i::::.                  使っておった奴らじゃ。
           |:::::::::l!::::::::::::::! ,rfテュ:_::l ゝ`!:::::/l:/ ,::_:/ !:::::!::::.
           |:::::::::|:::::::::::::::l 仡示(⌒ヾ .}/ / /:_:::/``i::::∧:::!                 今の会長がどうやったのか、
           |:::::::/!::::::::::::::l 杙::::::ソ       んr= 、/:/:::::V                 その手の輩をあぶり出しての。
           |:::::::、!_::::::::::::::. .....         fテソ .il 7::::::!                  
           |::::::::ヽ` 、:::::::::: u           ゞ ' /./::/:,'               それで追放されたのじゃ」
           |:::::::::::::丶-.ヽlヽ}        '  ..... ・.:::/:::!
           |:::::::::::::::::::::::ト、               ,:::/::i:;
            i:::::::::::::::::::::「.ヽ\   ` ー--      .イ` ヽリ   ……追放されても、
            !:::::::::i::::::::::|   ´ >       <i:::|      スカヴェンジャーは辞めていないんですね。
          ,:::::::::::l::::, 'ヽ、    ヽ` i、:::´:::::::::::l.l:::!
.          ;:::::::,. ' .三三 ` 、   Y fト、:::::::::::::! l::!
.        , - 、´ゝ、.三三三三.` 、 /  ヽ-_` 、i,ノ/                  「屍肉漁り以外に
        /三三ヽ≡.、三三三三三ヽ/´、ソ.ゝ三`ゝ、_                  仕事がなかったのじゃろう。
.        .:′=三三ヽ三`ゝ-、三三三.〉、`<´/、三=〈ニ. ヽ                
        i 三三三三ハ三三三`ー、三.f i!`ー'ヽ ヽ、ニ{ニi三i                   そして……一度覚えた甘い汁を
.       /!三三三三三i三三三三` 7!  !   ヽ .>ニ、ニi!                  忘れるのは難しい。そういうコトよ」
     ,:r' 三三三三三!三三三三=ム  _,.. -'´</ヽ三ハ.ハ                 
      , l_三_三三三、 ノ三三三三三 7T´/ _..=〉l_,. 〉ニ、三i!               
      〈 〉只〈三三ニ{ヽ三三三三三└-ゝ'´ !l ` ´三三.ハ三i!
3701 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:09:37.62 ID:QCXoSGGp

          /: : : : : : : : :/ : : : /.: : : : : : : : ::|: :l: : : : : \ :
           / / : : : : : : /、: : : ;' /:: : : : : : : :.:|: :|、: : : : : :ヽ
.         / :' : : : : : : :.:|ヽ>'´ |:.{: : : : : : : : : |: :| \: : :/
.         /: /: : : :_: :_」∠ ̄ |ミ:.、: : : : : : :.:|: :|  `く/: :
       /: / : /´ __ ノ  j∧: i: : : : : /_ハ: }_    ヽ: : :  で、多少遠回りしたが、やつらがこっちを見ているのは、
      .: :/ : /  / : : 〈    `ミ、:.:| : : : /}:/ j/ ` ー--∨:   このマリオネットのせいじゃよ。
      |: j : /  /: .:へ :.     ヽヽト、: :/ / :7  ̄     ∨:
      |:八/  ./ .ィ } :.         ∨             }   トウヤコは狭く、屍肉喰らいの数も比較的少ない。
      |:! /   ,. : ⌒}:.:lヾz--=z       、__        /:
      |l '.   ´  ,.`へ:l    ̄        ヾニ三ー一_ァ :   3級以上となれば、やつらも迂闊に手を出さないように、
      |l  '.    ´ / /:l ´´´            ̄ // :   顔はチェックしておるのじゃ。
      |:   '.       V: : :、   ‘       ´´´u //: :
         '.       ∨ : \      _          //: : :   そして、わしらはそうではない。
          〉      八 : : : ` : .   `       /: : : :
            /     /: : : : : : : : : >: .._ __. ..-/.:/}: : : :   意味はわかろう?
         /      :/:. : : : : : :/7 : / : : : : >   /// : : /
.         /       /: ヽ、: : : :/厶イ_ :/ }  // {: : :/
        /      / ヽ Lヽ: : ヽ ./:.:./     /   |: :/
.       /     / ̄ \ \: :V:.:.:/      /   j /




               ,, -‐=─=─=─=-=- 、 rツ父ツ
                ,, -=≫'"´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'≪ミ{⌒Y7 `)
          _ノ父ツ:´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : `弋__しノ
         {じ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : : \ii\
         マ : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : :Ⅵハ\
.          / : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : ハ : : : : : : Ⅶハ: ヽ
         / : : : : : : : : : |: : : : : :|: : : : : : :| : : : : : : : : : : : :Ⅶ{: : ',
          ,′ : :/: : : : :/│ : : : : |: : : : : : i| : : : :| : : : : : : : :|iii|: : :i
.         i : : : :|: : : : : | | i: : : :/|: : : : : : i| : : : :|: ! : : :i: : : |iii| : : |
       | :i : : | :| : :i: | | i : : :i八_ ∠: :_j」ー‐-| :!: : : i: : : |\: : :|    
       | :i : : | :| : :|八  ̄ ̄,_/_,斗ぅF戎¨}i | :!: : : i: : : 「 い.: :|
       | :i : : | 」ー'ー-、      〃 弋..:(ソ . | :!: : : i: : : | } }: :|   まさか……
          VL∠ハ斗ぅ戍             | :!: : : i: : :∧ ノ: : |
          ,': : 'i{弋(ソ             ノ厶斗七´ / : : : |
          | i: :}    ,                、__,ノ: : : : : i│            「おそらく、そのまさかじゃ。
          | i: :ii              u     /{ i : : : : : : : :i |
          | i: :i :                 /八:i : : : : : : : :i |             幸い、追放で少し懲りたらしく、
          | i: :i人      f ⌒ヽ         /r'⌒ヘ\ : ___:_i_|                以前ほどの行動はしないらしい。
          NL:广゙\     ー '       r'⌒゚ /7'´:::::::::::::::::`丶
                丶、       ´  r'゚   / ノ:::::::::::::::::::::::::::::::',          じゃが美味い汁を  吸おうとする
                  |:i>: :-‐<   r'゚   / 。゚ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::{            ところは変わらんと聞いておる」
                  |:i: i: : : : : ∧  r'    /  ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}         
                  V八: : : : : >∨゚    / 。゚ノ:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧                         
                  \_>匕ノ⌒ハ  /  )::|::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::\                          
                     /{゚。 ( (爻ノ ∨  。゚ノ:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ
                  /:::::::}  ゝしこ)∧  ノ::::::::i:::::::i::::::::::::::::::::::r─-r‐く.  }
                 {:::::::::ハ。 /  / ハ。゚ノ:::::::::::、:::::{:::::::::::::::::::::{   \厶<\
                  ∨::::{ ∨  Ji  ∨:::::::::::::::\} ::::::::::::::::::::::\_//:::::\_>}
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3702 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:11:15.52 ID:QCXoSGGp

              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',   協会から探索情報は漏れぬが、
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',   南側に低級が行けるところとなると、
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',   あそこしかないとすぐにわかる。
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。           !: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、  ……今後瑠璃殿の依頼に
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"           .!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ   応募するなり、
             ,、:!: : : : :.',',: : ',     、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙  自分たちで行くなり、
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ    何かしてくる可能性がある。
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',
       /  ," ''' -,',:!',: :,: : ', ヾ、: : ,イ:.:.:.'、,     , イ,':,' .!: : :.//:゙ー-,:', ヽ、: :',     その点、十分に注意することじゃ。
      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
    ,.イ      ゙'' .、/ リ!: :〉;',ヽ: :'、゙>...'、゙,:.:.:.:.:.'、 !  イ /: :,イ/:.:.:.:,イ: ! ヾ   ヾ    流石に、街中で
  ,.'       ,イ゙ゝ /  .レ'./.',i ヽ,:.ヽ:.:.:.:.:.:>、.:.:.:'、   /イ !、:.:.:/、_ヾ!____      何かするやつらではないがの」
  !      , イ .i,.イ    /  リ   ',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー-、    ,-',/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ゙ヽ、
  !     !"       /       ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,〉  `  ´  ',、:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.,'    ヽ
 . i     .l       ,,,/, -ー     !:.:.:.:.:.:.:.:.:., イ ゙',         ',\:.:.:.:.,:.:.!,'     ヽ、 ,、
 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
  .!     .!   i"            i:.:, イ,      i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',   ゙'',           ゙!
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 やっかいな存在に目をつけられたらしい。今まで遺跡探索では、いわゆるスカヴェンジャーとしての成果はなかった。

 その上、瑠璃の依頼は酒場で「なんか怪しい」と噂になっているとヒナギクから聞いている。

 実入りもなく怪しい、ということで多くの者からスルーされてきたが『怪しいが実入りがあった』なら、どうだ。

 マリオネットは担いで持って帰ってきている。調べる者が調べたら、瑠璃の依頼に行き着くのは、そう難しくない。
3703 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:12:49.31 ID:KcH9gp3T
となると次の探索の時は考えとかないとなぁ。アーチャー同行させれば確実に抑えられるだろうけど
3705 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:13:56.79 ID:QCXoSGGp


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      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ
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 だが何よりもまずいのは、その彼らが先に父を見つけたり――スラムの再依頼があった時に、飛びつかれることだ。
3706 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:14:24.21 ID:QCXoSGGp

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       '..:..:..:..:i/:..:..:..:..:..:i/:..:..:..:...':..:..:..:..:..:..:..:|:..:..:..:..:..:..:..:..:...    全員ご存じなんですか?
      ...:..:..:..:..':..:..:..:..:..:..':..:..:..:..:..l:..:..:..:..:..:..:..:.|:..:..:..:..:..:..:..:..:...i
      i..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.':..:..:..:..:..:.':..:..:..:..:..:..:..:.|:..:..:..:..:..:..:..:..:...|
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      |..:..:..:..:|:.:.l:..:..:..:..「´`¨ ーー===<一 ー'´ ̄ 厂「:.|j                確実にわかるのは数人程度じゃ。
      |..:..:..:..:|:.:.l:..:..:..:..| ________,     ,ィi衍^7:..:..|:..|                 
      |..:..:..:..:|:.:.l:..:..:..:..| 行示Ⅵ  ^     弋iソ ' i:..:..l:..|                    追放後、徒党を組んだ者は
      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..  ⌒)ン           ::::::::l:..:..l:..|                     そう多くなかったはず。
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'                  
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨                      じゃがそれから一年以上。
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ  u                .                     
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /                      新規に増えていてもおかしくない」
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..                     
.     /..:..:..:..:..:/..:/  \      `ヽ_//ハ  ':.i ):..:.i     ……ですか。
     '..:..:..:..:..:.,/      、____,」ノミミ}  |:|  ):..|     
    {..:..:..:..:/         \/ // /八\  |:|  ):..|
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 依頼受諾者を正当な理由なく断るのは信義則上難しい。そんなことを続ければ、協会に依頼拒否される可能性もある。

 アレンジミュータントの存在を匂わせれば参加を辞めるかもだが、普通に探索する形を取られたらどうしようもない。
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             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|   アーチャー殿クラスが同行していれば、
          l::.::.:|∧     ,      /::.::.,'::. l   まず不穏な動きはせぬと思う。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|   今後はなるべく強者を雇うか、今日のように 
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/      数を揃えるべきじゃろう。
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /  数を揃えたら、紛れ込んでくるかもしれぬのが
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /   悩ましいところではあるが、な。
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /
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 アーチャーを毎回雇うのはかなり厳しいのが現状だ。だが逆に数を揃えても、その中に紛れ込まれたら同じ事である。

 結論、今まで探索に参加してくれた人を中心に行くしか、今のところはなかった。
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              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|   (魔想さんと……ニャル子さんに相談してみようかしら。
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|    魔想さんなら、最初の人たちは知ってるだろうし、
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|    ニャル子さんだったら、お金さえ払ったら、
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|    今のメンバーを調べてくれるかも)
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i
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       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::
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 ちょうど明日にでも、志津香に会おうと思っていたところだ。ちょうどいいと言えばちょうどいい。

 そしてニャル子は……とりあえず会えなければ文字通り話にならない。

 余計な出費は痛いが、財布の中でそろそろ破れそうになっている例の割引券を頼りにしたいところだった。
3707 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:15:12.64 ID:4IGyeQvJ
ますます金が足りない(汗
3708 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:16:09.17 ID:KcH9gp3T
娼婦の研修も受けたいのにお金がぁ!
3709 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:16:13.70 ID:QCXoSGGp

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 頭痛の種は、結局、そこに行き着くのだ。
3710 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:16:46.43 ID:QCXoSGGp

              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
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  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ                       「それと、瑠璃殿。
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l                        降りる停留所はどこじゃ?」
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|     え、あ、はい?
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|                  「停留所じゃよ。
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i                   ラケル殿の酒場近くでよいのか?」
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:        いえ、そこではなく、
       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::          その三つ前です。
    /:: :`ヤ:::.:`:‐´/´,ゞj`〉`>/:::.::::.::.::       
    /::.:.:.:.:〈::.:: :::. :::{`<,'ヾノ'ノ´j:::.::::
   { :.: :.: :.:.:>:::.:::::.:::ーヘ




                       ___
                    _ .. -‐  ̄    ̄ ‐- .. _
                 ..::´                `丶
            /     ,'::          、:.  \  ::..
              , '  /   ./::   ..:.::i :.     ハ::..  :ヽ   ::.、
          /   ,'   .,'.\.:.:.:/´| i::.   : i:|ヽ:::/,l     ::.
           /    l   |:::\>′  | |i::.. ::..l:| </::|    l
           .′   |    |: ::/ー─‐-| l|::::. ::..:l:l,-─ヽ:|:     |   そうか……どうしたものか。
.          l    .:| .:  |::/__.、`|ハ::::::::,'/,.___ l:.     |
        |    ::|  :: lイ´ん:::::d`  ヽ:/ イん::d`〉:.     |
         |    .;ィ| .:.i |` い:::ィ:l      l:::ィ;リ 'l:: |.  : |                    「どうかしたんですか?」
          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |
.        |   .:.:.ゝl .:.:|:人 ///       ,   ///.|:: .,':.  .:: |
.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: |
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|
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3711 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:17:22.12 ID:QCXoSGGp

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     /: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :.、: : : ヽ
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   /. ./: : ; : : : /、_: :/ //|: : : : : : :|: : :}: : : :.
.  /: :/. : .:| : : :.:ヘ.>' ̄ `ト{.:|: : : : /:/|ヽ 」: : : :.
 /: :/: : : .:|: : : :|/   ミ|:ハト: : ;/}/斗く.イ:: : :|::
./: :/. : : ::/|: : : :|茫ミx、 | ∨l/ /-/  |:|: : : | l  いや、あやつらがおるからの。
: .:/ : : : /{ |: : : :l'///cjヽ      _‐___ }:|:: : :. :|
イ.: : : :/八j : : : |「¨¨¨’      イ//c「ノ/: : : :l |  瑠璃殿の家の近くで降りるのは
/: : : :/: : : |:i: : ::|:l ```       ¨¨´/〃: :/: : |  危険か、と思うてな。
7: //: : : : |:|: : ::|八      ,   ``八:/ /: :/ |
': /7: : /: : |:l:i: :.:l:i:、\   ⊿    . イ: :/: : : .: :.:|
|/厶イ/:/|:|:l:|: : ::|i:|:.>r  -‐=ニ7://:/ : /: :八   
.     |/ .|:|:l:|: : ::||:|  {=ニミ/_/|:/:.:/:/ : /}: /  \
  / ̄¨ 川 |: ::l从    ヽヽ  ̄¨/:/ : / j:/
. /     :|从.:ト\ー  -‐} }  /: ::/ 〃
 {:      八 }八ヽ\__.ノノ   /:/∨′




               __,,,,,,,,_,,,,_,,,,__ . i、<i>、
          ,r、 _..r''´::::::::::::::::::::`ヽ、`!_`iヽ,>
         /i/::::::::::::::::::::::::::::::\::::::`ヽ王ヽ
         '/:::::::::::::::::;:::::::::::::::::: !::::ヽ:::::::::ヾ}}ヾ、
        /::::::::::::::: /:::::: !::::::::::::!:::::::ヽ::::::::::ヾ}|:ヽ
         /::::|::::::::: /|:::::::::|:::;::::::::|:::::::::|::::::::::::::l}|::::i    
       .l::::::|::::::::|:| |、::::_;lv'l_;::'::l、__::::!::::::::::::::ト、::::!          そこまで警戒しないとまずいですか?
       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i    
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i                        「念のためじゃよ。
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l
           |:l´´           u.   /i::::::::::::::::::l                            とはいえ 酒場近くにすると、
           |::ヽ    こ二つ      _/l:::::::::::__l                        少々遠すぎる。
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、                      停留所一つ分、多く進んでも
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ                     大丈夫か?」
                丶__;; ',ヽ!  ./ /::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 
                 /´! i彡i'ヽ./ /:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ   
                   i:::::! レ、, ヘ ./:::::::!:::|:::::::::::::::r―rイ __,〉   ……まぁ、それくらいなら。
                   |:::::ヽ/´ |  ∨:::::::: ヽ!:::::::::::::::ヽ..,!´`ヽ、>
                 ヽ//      ヽ:::::::、:::!::::::::::::::::::<_!::::::::::::ヽ
                <  ,   ,.,、| ,..〉:::::::`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::  
               /``´`ー'  `´l:::::::::::::::::::`ー::、::::::::::::::::::::::::
3712 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:17:56.17 ID:QCXoSGGp




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   /:.:.:./:.:|l:.:.:.::::|:.:ト、:.:.:.:\|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.',    よしならばその方向で……っと。
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  ' :.:.:.:.:トハl:{:.:.:::|i:.l,. -‐ \|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.',   来たようじゃな。
 l:.:.:.:.:l:.|/-.从:.::/jノ!,. -   |_:.l:.:.:.:.:.:.|、:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.',
 l:.:.:.:.i|:.|  ヽYi/ リ ,.ィテ乏|:.:i〉`:.:.:.:.|^ヽ :.:.ヽ:.:.:.:.:',
 l:.:.:.:.i|:.|ヽォ〒t     tzクl:.:.l:.:.:.:.:.:.:.!ンi } \:.\:.:.:',
 l:.:.:.:.i|:.! ハ ヒリ      ´ '''l:.:l:.:.:.:.:.:./)' ソ.:.:.:.:. ̄:.:.l:.:',
 l:.:.:.:.i|:.l::::::', ''' 、       l:./:.:.:.:.:.:/- ' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l\!
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 ヽ:.:.:.:ヽl::::::::::> 、 __/:.:.:.:.:.:./-|::l:|:::::::::l、:.:.:|`丶
  ヽl:.:.:.:lハ::::/!::|:/三三三≧z、i:i:i:|:ハ|\:l \l
   jハ:.:.l V ル'/.三三三三三|≧z、ユ 、 \
3713 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:18:02.46 ID:KcH9gp3T
用心するに越したことはないからな
3714 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:18:16.61 ID:QCXoSGGp

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       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´    
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ    あ、お手伝いします。
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/
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 対策を考えている間に、バスの駆動音が近づいてきた。見慣れた巡回バスが、瑠璃たちのいる停留所に停まる。

 列を作っていたスカヴェンジャーたちに続いて、瑠璃たちも乗り込んだ。視界の端。

 先ほどの『元』のメンバーが、最後尾に並んでいるのも、きちんと見えた。彼らの視線が、自分たちに向いていることも。
3715 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:18:35.60 ID:QCXoSGGp

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3716 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:18:55.46 ID:QCXoSGGp

      , < ̄ ̄>.、
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     .{ BUS STOP }
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          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |  案の定、めっちゃ見ておったな。
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.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: |  まぁ、ここで降りる者が珍しいというのもあろうが。
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|   
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 瑠璃家に最寄りから、一つ進んだバス停留所。そこで降りたのは、瑠璃と木下の二人だけだった。

 この時間帯の循環バスの利用者は、殆どが仕事を終えたスカヴェンジャーである。

 そのせいか、ある地区まで降りる者は殆どいない――仕事を終えた彼らが向かう先は、ほぼ決まっているからだ。
3717 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:19:18.05 ID:4IGyeQvJ
木下選んだおかげでこの情報手に入ってるわけだけど、ひなぎく選んだ場合だったらどうなってたんだろうなぁ(汗
3718 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:19:29.61 ID:QCXoSGGp

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          ,r、 _..r''´::::::::::::::::::::`ヽ、`!_`iヽ,>
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          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!   わたし、今まで普通に最寄りで降りてたんですけど……
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i
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                   |:::::ヽ/´ |  ∨:::::::: ヽ!:::::::::::::::ヽ..,!´`ヽ、>
                 ヽ//      ヽ:::::::、:::!::::::::::::::::::<_!::::::::::::ヽ
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              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',     今までは成果がなかったから、
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、    注目もされなかったんじゃろう。
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。           !: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、 
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"          .!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ  一般人がこの時間のバスを
             ,、:!: : : : :.',',: : ',     、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙  使うことも、ないではないしの。
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',      それにいつもは
       /  ," ''' -,',:!',: :,: : ', ヾ、: : ,イ:.:.:.'、,     , イ,':,' .!: : :.//:゙ー-,:', ヽ、: :',     もう一本早いのじゃろう?
      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
    ,.イ      ゙'' .、/ リ!: :〉;',ヽ: :'、゙>...'、゙,:.:.:.:.:.'、 !  イ /: :,イ/:.:.:.:,イ: ! ヾ   ヾ     あやつらはギリギリまで粘るから、
  ,.'       ,イ゙ゝ /  .レ'./.',i ヽ,:.ヽ:.:.:.:.:.:>、.:.:.:'、   /イ !、:.:.:/、_ヾ!____       たいていこの時刻のじゃし。
  !      , イ .i,.イ    /  リ   ',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー-、    ,-',/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ゙ヽ、
  !     !"       /       ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,〉  `  ´  ',、:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.,'    ヽ
 . i     .l       ,,,/, -ー     !:.:.:.:.:.:.:.:.:., イ ゙',         ',\:.:.:.:.,:.:.!,'     ヽ、 ,、 
 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
  .!     .!   i"            i:.:, イ,      i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',   ゙'',           ゙!
  i     l    /,,, ̄ ゙̄ヾ'''ー     ,i"イ       !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',     ',         , イ .゙ソ、
  l     ',  .,イ  ゙ヽ、  '、     /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i    ',   , イ   ,.イ  .,イ  ゙ヽ、
  l      ',,イ     ヽ   '、    /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!    ', ,イ    ,イ  ,イ    , ゙
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 これまでの探索では、何も考えずに最寄りの停留所で降りていた。

 もしかしたら悪目立ちしていたのかも、とも思ったが、そういえば今日はいつもより遅い時間帯のバスである。
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              _. -―-  ._
            .:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:ミ:、:`丶
          /:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
         /:.:.:.:./:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
         /:.:.:.:./:.:.:l:./:.:.:.:.:.,:イ:.:.:.:.:.ヽ:.:.!:.:.',
         |::.:.:.:':.:.:.:l:.:.:_:.:/ l:i:.:.:.:.:.:.:}:.:|:.:.:.|   それに、最近まではこの一つ前の、
         |:.:.:.l:.:.:.:l:.:./`ヽ. |i|:.:.:.:.:.:.ハ:.l:.:.:.:l   瑠璃殿が使っている停留所に
         |:.:/!:.:.:.:レ'、    l!|:.:.斗/'"}|:.:.:.:|   降りる者も少しはおったのじゃ。
         |:.:、!:.:.:.:lr'、 `ヽ  ヽ.:∠-ァ/!:.:.:.:l
         |:.:.:|:.:.:.:.lゞーフ′   之/'/.:':.:.:.:,′
         ゞ:.ハ:.:.:.:.ト、""     ""/:./:.:.:,イ                                  「そうなんですか?」
          /:: 、:.:.:.| \  . ′.イ:.:/:.:.::/
          ヽ::ヽ:.:lヽ  .{`Ti/ i>く,//::/
         ,/、  `ー<`ニア / /_.ゝつ     うむ。その近くの官営武器店が閉まる前まではな。
         / _. ゝ 、  /-}ト、\ ´ く
        ./ / ` ー-\{ー〈ハ`; \   `:、
       / /       }|::::::∨ | /`  }                                   「っ……!」
       / /    _ __ト;::::::::ヽ l、/    ,′ 
      ; 〈           ヽ::::::/ r7   /
      l 、ヽ         \),/   /
      |  \ヽ       _. く´ , ′   /
      /     `{    /  /     /
     ./   /  ヽ /、        /
    /   /     ー‐ ヘ      /
    /   /    /  / /\   /
3719 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:19:31.24 ID:KcH9gp3T
娼館に客として来られたら面倒なことなりそうかなぁ
3720 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:20:05.53 ID:QCXoSGGp

             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ  この時間になると、
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´  買い物はともかく、
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|   査定に時間がかかるから、
          l::.::.:|∧     ,      /::.::.,'::. l   あまり行く者はおらんかったがな。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|   しかし、あそこはなぜ閉めたのやら。
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ  武器店の株が回って新しいところが出来るまで、
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /   不便で仕方がないわい。
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /                                   
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /                            
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /




      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..                 ::::::::l:..:..l:..|
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'                     
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ                .                            
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /       ……
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..     
.     /..:..:..:..:..:/..:/  \      `ヽ_//ハ  ':.i ):..:.i
     '..:..:..:..:..:.,/      、____,」ノミミ}  |:|  ):..|
    {..:..:..:..:/         \/ // /八\  |:|  ):..|
    |..:..:/               \ ' ///{ ヽ \::| (:..ノ
3721 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:20:33.83 ID:QCXoSGGp

        , -ー―-- 、
    ., イ: : : : : : : : : : : : : ゙ ヽ、
   ,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゙ヽ、
 .,イ : : : , : : : : :,: : : : : : : : : : ,: : : : :ヽ
/: : : : :/,: : : : /: : : : : ,: : : : : :', : : : : ヽ
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: : : : :,'.,': ,': : /!!:!: : : :i:.i!i !,: : : : '!: : : : ',
: : : : :i,': ,': :,/ i!!i,: : : :,!ii ',i ',:,: : !:.!: : : : :
: : : :,: !:,'i:.,'/ i リ',: : :,'i.i i! ヾ',:i!i,i: : : : :
: : : :',:.i,' リー- 、 '、:/ , -!ー‐リリ!:.,: : : :
: : : : ',:'.イ千.示-    千示i゙ヾ,':,': : : :   武器店の話はともかく、行くとするか。
: : : : :!',', 弋z汐     弋z乂 //:.!: : :   
: : : : :!i ',',      ,     ,イイ!:,': : : :    とりあえずは戻ればいいじゃろう?
:.',: : : !: :.'、      _ _   ,/,': :,','!: : : ,  
:!:.',: : i,:i: : :ヽ、      , イ: : : ,',': : :,':
リイヘ: :!: :.,: : : :ri> , .<、: : : : /イ: :/:!',                             「……はい、お願いします」
 レ'ヽ',,イリ',: ,' >、, イ  ',: : : ,'/,:イヽ!
   レ',> ''!i  /;;;;;;〉、 ,'.!>.レ,ヾ!
> 'ヾ.、; ; ; ;i !、,/ 〉-〈 ', /.,', イ,'フi i> 、
ー-、 .',',; ; ; ;!.!  ,';;;;,-、 .゙.,イ.,イ,イ',;!i  .,' ゙
   ヽ !.i; ; ; ;!i ,';;;;;,' .! ,イ ./ ././/;!i /
    '、!i; ; ; ;!.!,';;;;;;;! "   " //; ;ii /
     !i ; ; ; ',',;;;;;,'      /; ; ;ii/




                     }:::ソ      . リ::::!::iノ:::リ ル::::::::::::::::!
                      i∧    .:.:.  ル‐-' ,^~イ::::::::::::::::::::i
                     l{_ハ、 __       /゚{::::l:::::::::::::::::::::!
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                         个o。.。s≦ , -、,ソ:::i:::::::::::::::::リ
                        _{::i_f{_/ー'¨   _,ノ∨:::::::::::::::ハ    ……
                       ,ィソ,ュ_{/_.。s≦¨_, / 〕iト.:::::::::::,
                         /.:{ _{YN}Y ト,-‐ ´   __ノ¨´ヽ:::::::::‘,
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 頷いて俯かせた顔は、前髪と、暗くなった周囲のおかげで見えないだろう。声も震えないように気をつけた。

 そして、身を抱いた己の両腕はきっと、下がった気温と、不意に流れた風がゆえ、と思われたに違いない。
3722 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:20:49.25 ID:QCXoSGGp

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 息を吸い、吐く。

 白く染まった息が、薄い夜闇に消えていく。

 そして、
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3723 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:21:09.41 ID:QCXoSGGp

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.  /:.:.:.:.l/z|l:.:.:.::::|i:.l  \/|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:i:.:.:.:.:.:.:',
  ' :.:.:.:.:トハl:{:.:.:::|i:.l,. -‐ \|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.',    瑠璃殿?
 l:.:.:.:.:l:.|/-.从:.::/jノ!,. -   |_:.l:.:.:.:.:.:.|、:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.',
 l:.:.:.:.i|:.|  ヽYi/ リ ,.ィテ乏|:.:i〉`:.:.:.:.|^ヽ :.:.ヽ:.:.:.:.:',   どうかしたのか?
 l:.:.:.:.i|:.|ヽォ〒t     tzクl:.:.l:.:.:.:.:.:.:.!ンi } \:.\:.:.:',
 l:.:.:.:.i|:.! ハ ヒリ      ´ '''l:.:l:.:.:.:.:.:./)' ソ.:.:.:.:. ̄:.:.l:.:',
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                ∧::::}   り     ̄ ¨^汀J了 i:::::::::::::: l:::::::::¦   ……いえ、なんでもありません。
                    '⌒W           乂,_ソ i:::::::::::::: l::::::::: ;
                  从   '          ・ .'::::ぅヘV::::::: /    ちょっと脚が滑りまして。
                      ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′
                          、 、        / 「:::::i:::::::::::i
                        「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l                       「そうか?」
                      ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l
                        , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <
                       ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .     はい。
                 ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i
                    /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦     行きましょう。
                   , '^ア⌒7⌒7い⌒'  7> '⌒ ...:::::::::::::::::::  ¦
              <⌒ √ /   ′ `V::::〃 .......:::::::::::::::::::::::::::  Λ
              〈 ⌒'ー〈  j'   小/´ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::  /::::: .                    「うむ」
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 木下の問いに、何事もなかったように頷き返す瑠璃。

 ほんの僅かについた小さな溜息は、白く染まるよりも前に、空気に溶けて消えていった。
3724 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:21:24.62 ID:QCXoSGGp

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3725 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:21:40.35 ID:QCXoSGGp

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        rr‐ 、_____!L.    / /                        ∨/ / / ,∧
       \、 ` ̄ ̄ヽ\ ` / /                          ゝ=- ./ /\
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3726 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:21:55.96 ID:QCXoSGGp


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3727 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:22:21.57 ID:QCXoSGGp
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.  Ω         Ω //  /.||:::|   | .._| |        .||   || /||   ||           ||   ||/
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      /  〈::::::::::/             |:::::::::::::::::: ;'
       人: :. `¨´ }              |:::::::::::::::: ;'
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3728 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:22:41.04 ID:QCXoSGGp

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                    '⌒W//        乂,_ソ i:::::::::::::: l::::::::: ;   ……
                  从   '     ///・ .'::::ぅヘV::::::: /
                      ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′
                          、 、        / 「:::::i:::::::::::i
                        「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l
                      ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l
                        , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <
                       ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .
                 ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i
                    /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦
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             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。      /////!: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ
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  !      , イ .i,.イ    /  リ   ',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー-、    ,-',/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ゙ヽ、
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 . i     .l       ,,,/, -ー     !:.:.:.:.:.:.:.:.:., イ ゙',         ',\:.:.:.:.,:.:.!,'     ヽ、 ,、
 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
  .!     .!   i"            i:.:, イ,      i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',   ゙'',           ゙!
  i     l    /,,, ̄ ゙̄ヾ'''ー     ,i"イ       !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',     ',         , イ .゙ソ、
  l     ',  .,イ  ゙ヽ、  '、     /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i    ',   , イ   ,.イ  .,イ  ゙ヽ、
  l      ',,イ     ヽ   '、    /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!    ', ,イ    ,イ  ,イ    , ゙
3729 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:23:35.98 ID:QCXoSGGp

            , ‐ァ , ‐ィ三ニ=ニ三=ニ≫、____
           // Xニ‐': : : : : : : : : : : :`ー《三ヘr'Xヽ、
           ´ヽ_/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、`コ
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :く´
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
           {: : : : : : : : : : : : : :i }: : : : : : : : : : : : : : i
           i: : : : : : : : : : : : : :i }: : : : : : : : : : : : : : i
           i: : :┌――――‐'.`‐―――‐ ┐: : : :i
           i: : :ム イ゙5示iT''    イ5示i¨ト}: : : : :i    (き、気まずいわ……すごく気まずいわ……
           ヽ: : : i 乂_汐      乂__汐}: : : : : }
            ト,ヽ、{xxxx    ,    xxxj__: :ティ'     どうしよう……)
            |: :`ー、               ./ン': : |
            |: : : : :ヽ、   r っ    ,ィ: : : : : {
            i: : : : : : :ki 、    , <: |: : : : : :}
               ;': : : : : ノi! `¨ヘ、ー‐フ'´ /、: i: : : : : :{
           /: :>'´  《     Y'   ノ/ ` <_: : :ム
         rニ>      ヽ、 〈 _         {≫‐ 、
         ////∧       Y7拆ト`i        r7////∧
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 並んで歩くこと、十数分。瑠璃は結構な気まずさを味わっていた。なんというか、会話がないのである。

 先ほどの官営武器店に関する蟠りが、まず歩き始めに会話開始を邪魔したことが、その原因だった。

 最初に沈黙が続いて、それから、そのままだ。いわゆる、タイミングを失った、というやつだろう。
3730 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 21:24:04.62 ID:KcH9gp3T
しかし、秀吉の瞳の性別秀吉にどうしても吹くwww
3731 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:25:05.56 ID:QCXoSGGp


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   ,':,': !: : : : :!:/ .,, 、リ ',: : : ,',':,' リ _,,,、','i : /: : !: : : ',:i
   !,'i: :!: : : : !/,,イ>,,、  '、: ,'レ' ,イ千不'、ヾ、,': : :.!: : : : !:!
   !'.!: :i: : : : ! ヽ 性別  ヾ    !秀吉/ ./:/: : : i',: :!: : i:i
   i i: : i: : : : !:',. 弋;汐.////////.弋Z汐 ./:/: : : :i i: :!: : :!i    の、のう、瑠璃殿。
   i ',: : ',: :i: :i: :i ////// ! //////// /:/: : : :.,'ノ:.',',: : : !
   i .',:i: : : i'、:.i: :!      __     /:,イ: : : :/: : : リ',: : :'
     ',:',: : : !、'、ヽ、     !/  ヽ  ,イイ: : : : /: : : : : : ',: :
     ',',、: : :!ヾ、: : ヽ、  i   ノ/,.イ:,.イ  ゙̄ヽ,: : : : !: :'、:
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       ,イヽ: :',リ!: i',:!:.i",イ!゙"イ, イ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;!:!,: ゙,
     イイ,-、ヽヽi:.ノ ,!イi,イニi"゙i  !; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; !:!ヾ'、
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    ,イ ; ; ; / ; ,イイ ; ; ',:.:.:.:.:イ!:::!,' ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
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.       i::/:::::: 」ー,斗=ミ      乂ソ ' ・|:::::::::::::::::|:::::::::   あ、はい、なんでしょう。
.       l:レ'"ハ 〃トrj }         ^¨´   |:!:::::::::::: ハ :::: i
       从::::::::::. {{ V_ソ           '''  从::::::::::/ノ}:::::::|
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 普通の態度で、という試みだったのに、どうしたものか。そんなことを考えていると、木下が話しかけてきた。

 気まずい、と思ってたにも関わらず、なぜか、きた、という感覚が胸に湧き上がる。

 何が来たのかまでは、よくわからなかったが。
3732 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:25:35.95 ID:QCXoSGGp

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       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!                 「一度……聞いてみたかったのじゃが」
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i   
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l
           |:l´´           u.   /i::::::::::::::::::l    は、はい。
           |::ヽ    こ二つ      _/l:::::::::::__l                 
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ  
                丶__;; ',ヽ!  ./ /::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                 /´! i彡i'ヽ./ /:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ
                   i:::::! レ、, ヘ ./:::::::!:::|:::::::::::::::r―rイ __,〉
                   |:::::ヽ/´ |  ∨:::::::: ヽ!:::::::::::::::ヽ..,!´`ヽ、>
                 ヽ//      ヽ:::::::、:::!::::::::::::::::::<_!::::::::::::ヽ
                <  ,   ,.,、| ,..〉:::::::`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::
               /``´`ー'  `´l:::::::::::::::::::`ー::、::::::::::::::::::::::::
3733 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:26:18.96 ID:QCXoSGGp

            ((爻ソい////// ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶/∧}い
            〔`ー=彡リ/⌒:::::/:::::::::::::::::::::::::丶:::::::::::\:::::::\}〕リ
             `7::ァァ7´::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ
              ,::: |// :::::::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::!ハ::::::::::::
               | :::|/| :::::::::::: i::::::::::::::::::::::::/ :::::::::/::|::| :::::::|::i:::| :::::::i:|
              |::: V|:::::::::i:::i:|:::::: ─―-/ /:::::::::::/|:」:: ___|::i:::| :::::::i:|            「わしは、
             |:::/^|:::::::::i:::|从::::::::::_/|/|::::::/|/ :|八_::::」八:|_::::从|            役に立っておるのじゃろうか?」
                  |::{{ |:::::::::i:::| テー≠=≦   ̄   ィ=ァ≦テ :::i:::|
                  |:: ヽ|::i:::::::i::| {{  ,_ノ/リ       ,_ノ/リ / /:::i:::|
             |::::::::|::i:::::::i::|  弋:(ソ       Vソ .::::: i:::|    え?
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               | :::::::i::::::\从               八|/|:::'
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 だが、とんできたのは、意外な質問。
3734 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:27:01.83 ID:QCXoSGGp


              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
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             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',     前の探索で、アーチャー殿に
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、    言われたじゃろう?
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。      /////!: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ   それで今日は少しでも、と
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙   思うておったのじゃが…… 
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ     結果が、アレじゃったのでな。
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',
       /  ," ''' -,',:!',: :,: : ', ヾ、: : ,イ:.:.:.'、,     , イ,':,' .!: : :.//:゙ー-,:', ヽ、: :',     
      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
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        |:::::|:::l:::|::小 、、、、         l:'::! l l::::::ヽノ                   小銃を譲ってもらった時の言葉も、
        |::::i|:::|:::!:::|::ヽ            '   ゙´ '.::::i:::l                    あったのでな」
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       !'::::::::/:!:::ト、,r、,.、  、  , ....::'i:::::::|::::::|    (小銃? あの時、何か言ったかしら?)
        /:::::::/::::!:;'    `´ヽ_` ´_!;、::::|:::::::|::::::|   
 ,...‐--、,、,':::::::/,又ノ- 、      ,}r',、_{:::/:::::: !::::::!
..'::::::::::::::::ヽ_。 ̄ ̄    `ヽ、  ,.トli<mヾ.':::::::::;'::::/
::::::::::::::::::::::::::`ヽ。       >' !ヽニ='、:::::;':::/__
::::::::::::::::::::::::::::::::`'-、。    /   \-'、' 、 `ヽ<´:::::丶
::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::::`´ー、。 /   !  ヽ i \.  ヽ:::::::::ヽ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 その言葉に、瑠璃は、はっ、と顔を上げた。そうだ。前回の探索後、木下はアーチャーに力量をダメ出しされている。

 その次の日、木下を探していたのはそこが気になったからなのだが――『夜』のことがあって、失念してしまっていた。

 小銃を渡したのは、単純に戦力増加に最も適当であり、また、木下は今後も参加すると思ったからであるが……。

 彼の中ではそれだけではなかったのかもしれない。いや、なかったのだろう。
3735 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 21:28:58.57 ID:QCXoSGGp

             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l   出来ればはっきり、教えて欲しいのじゃ。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|   脚をひっぱていることはないと思うが、な。
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/     
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ  
        / .| // |/:⌒:|/   || /      / 
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /




              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´       ええと、でも、それは……
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ               「ああ、勘違いしないでほしいのじゃ。
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l                 別にその言葉で、今後の参加の是非を
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|                  決めたいわけではない。
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|                  気を悪くするかもしれぬが、少なくとも
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|                 瑠璃殿よりは、強いつもりじゃし。
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|                単に、参考にしたいだけじゃよ」
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i                 
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i   は、はぁ。
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!              
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:
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 どう答えたものだろうか。はっきり言えば、木下は突出した腕前の持ち主ではないし、特殊技能があるわけでもない。

 アーチャーはキノは言うに及ばず、ヒナギクや上条よりも全体的な能力は劣るだろう。瑠璃より強いのは間違いないが。

 唯一の救いは、木下の表情はフラットなもので、アーチャーに忠告された時のような諦観が見られないことか。

【選択肢】どう返答する?

 1:なれている、と断言する。

 2:それは……もちろん、と若干濁す。

 下3の間、1d100を添えて選択。雑談除く。選択判定値『1d100』に最も近い選択を採用。
 選択判定値はレスが揃うか、時間経過で決定する。
4 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:05:03.10 ID:4IGyeQvJ
スレ建ておつでした。
書き込めなくて焦った

1
【1D100:96】
5 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:05:33.68 ID:KcH9gp3T
立て乙です。どうしても相の手とかより投下が多くなる分容量が一気に減りますからね
6 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:05:50.47 ID:QCXoSGGp

          _  -―― 、
        /  /レVヽト、トミ
          /    /   l   ヽ ヽ     大変失礼しました。
       l    冫  }_ ‐ニ、 /ミ
.         ¦     l_rイo 冫FE)}    どうもスレッドの容量限界に達したようで、
          !  /⌒f ̄ヽご_"ノ ヽ}     一切の書き込みが出来なくなっていた模様です。
        ヽ ヽ  ヽ     _  }   
         Y ̄{;u      ., ,.,丁    当方も最初気がつきませんでした。失礼しました。
.           ¦  l;. .,    / ̄l
       √ ‐- _'‐- ._;.;.;. ;,./     誘導も出来ずに、申し訳ありません。
        /      ` ‐ァく ̄77
7 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:06:20.06 ID:SXYyz3C7
ともあれ選択

【1D100:61
8 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:06:59.34 ID:KcH9gp3T

【1D100:59】
9 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:07:40.85 ID:oTDwZpiF
2. 【1D100:100】
立て乙、正直に話すのは大切よ
10 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:08:03.96 ID:QCXoSGGp

             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i    選択、ありがとうございます。
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、   引き続き、選択のレスを投下いたします。
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ   よろしくお願いします。
            i:`::::...::i " |  ´ ,i    
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ     選択判定値:【1D100:72
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|       
            |i!ili!i、.__._.メ"|
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ
11 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:09:20.55 ID:4IGyeQvJ
いやぁ、(ストーカー予備軍とかいろんな問題はあるにせよ)信頼できるっていうだけで凄い大きいしw
12 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:09:45.69 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】『1:なれている、と断言する』が選択されました。
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                   j.::::::::::l::::::::「^| i:::::::::::::il :::::::::::::l;:::::::::::::: l::::::::: :
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                i ::::「「`汎 Li:::::::::::::iLi:::::::::::」i:::::::::::::: l::::::::: l
                ∧::::}   り     ̄ ¨^汀J了 i:::::::::::::: l:::::::::¦
                    '⌒W           乂,_ソ i:::::::::::::: l::::::::: ;
                  从   '          ・ .'::::ぅヘV::::::: /   大丈夫です。
                      ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′
                          、 、        / 「:::::i:::::::::::i    力になってくださってますから、
                        「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l    安心して下さい。
                      ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l 
                        , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <
                       ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .
                 ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i
                    /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦
                   , '^ア⌒7⌒7い⌒'  7> '⌒ ...:::::::::::::::::::  ¦
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 木下は、力になってくれている。そう断言することにした。少なくとも、嘘はついていない。

 他のメンバーと力量比較をするならともかく、脚を引っ張られた、という記憶は――ゼロとは言えないが――少ない。

 それにきっと、そう断言することが、彼にとって一番だろう。

 あの『夜』にああも自暴自棄だった原因は強さではなかったようだが、その問題が解決したわけではないのだ。
13 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:10:38.49 ID:QCXoSGGp

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           /    l   |:::\>′  | |i::.. ::..l:| </::|    l
           .′   |    |: ::/ー─‐-| l|::::. ::..:l:l,-─ヽ:|:     |
.          l    .:| .:  |::/__.、`|ハ::::::::,'/,.___ l:.     |
        |    ::|  :: lイ´ん:::::d`  ヽ:/ イん::d`〉:.     |
         |    .;ィ| .:.i |` い:::ィ:l      l:::ィ;リ 'l:: |.  : |   ……そう、か。
          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |
.        |   .:.:.ゝl .:.:|:人 ///       ,   ///.|:: .,':.  .:: |   それなら、良いのじゃが、な。
.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: |
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|
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.        '"    |:/ヽ:\:.:ヽ:.丶:` ー-.、_r'´ ∧.、__/::/\::| jノ
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       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
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     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/     ……でも、どうして突然、そんなことを?
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个
.   /::::::::::::::::::::/i:::/      i__  〕iト. _ .。s≦i::::::::!
  /:::::::::::::::::/.:/       i_ .,r' /  〕iト.__!>─ 、
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14 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:10:43.09 ID:KcH9gp3T
別に他と比較して~とかいう話じゃないしな
15 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:11:55.16 ID:QCXoSGGp

               ____
        . : : :´: : : : : : : : : : : : .
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
      . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
     /: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :.、: : : ヽ
.    /: : : : : : : : ://: : /7:/: : : : : ::l: : :i : : .
   /. ./: : ; : : : /、_: :/ //|: : : : : : :|: : :}: : : :.
.  /: :/. : .:| : : :.:ヘ.>' ̄ `ト{.:|: : : : /:/|ヽ 」: : : :.
 /: :/: : : .:|: : : :|/   ミ|:ハト: : ;/}/斗く.イ:: : :|::
./: :/. : : ::/|: : : :|茫ミx、 | ∨l/ /-/  |:|: : : | l   
: .:/ : : : /{ |: : : :l'///cjヽ      _‐___ }:|:: : :. :|
イ.: : : :/八j : : : |「¨¨¨’      イ//c「ノ/: : : :l |   瑠璃殿も覚えておるじゃろう?
/: : : :/: : : |:i: : ::|:l ```       ¨¨´/〃: :/: : |
7: //: : : : |:|: : ::|八      ,   ``八:/ /: :/ |   前の探索後に、わしがアーチャー殿に
': /7: : /: : |:l:i: :.:l:i:、\   ⊿    . イ: :/: : : .: :.:|   力量不足を指摘されておったのを。
|/厶イ/:/|:|:l:|: : ::|i:|:.>r  -‐=ニ7://:/ : /: :八
.     |/ .|:|:l:|: : ::||:|  {=ニミ/_/|:/:.:/:/ : /}: /  \
  / ̄¨ 川 |: ::l从    ヽヽ  ̄¨/:/ : / j:/                              
. /     :|从.:ト\ー  -‐} }  /: ::/ 〃
 {:      八 }八ヽ\__.ノノ   /:/∨′




        , -ー―-- 、
    ., イ: : : : : : : : : : : : : ゙ ヽ、
   ,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゙ヽ、
 .,イ : : : , : : : : :,: : : : : : : : : : ,: : : : :ヽ
/: : : : :/,: : : : /: : : : : ,: : : : : :', : : : : ヽ
,': : : : :,':/:./: : ii: : : : : :ii,:i: : : : ',', : : : ',:
: : : : :,'.,': ,': : /!!:!: : : :i:.i!i !,: : : : '!: : : : ',
: : : : :i,': ,': :,/ i!!i,: : : :,!ii ',i ',:,: : !:.!: : : : :
: : : :,: !:,'i:.,'/ i リ',: : :,'i.i i! ヾ',:i!i,i: : : : :
: : : :',:.i,' リー- 、 '、:/ , -!ー‐リリ!:.,: : : :
: : : : ',:'.イ千.示-    千示i゙ヾ,':,': : : :   あの後、少しの時間じゃが、色々と考えた。
: : : : :!',', 弋z汐     弋z乂 //:.!: : :
: : : : :!i ',',      ,     ,イイ!:,': : : :   正直、スカヴェンジャーを半ば辞めてしまおうか、とも思った。
:.',: : : !: :.'、      _ _   ,/,': :,','!: : : ,
:!:.',: : i,:i: : :ヽ、      , イ: : : ,',': : :,':   じゃが……
リイヘ: :!: :.,: : : :ri> , .<、: : : : /イ: :/:!',
 レ'ヽ',,イリ',: ,' >、, イ  ',: : : ,'/,:イヽ!
   レ',> ''!i  /;;;;;;〉、 ,'.!>.レ,ヾ!
> 'ヾ.、; ; ; ;i !、,/ 〉-〈 ', /.,', イ,'フi i> 、
ー-、 .',',; ; ; ;!.!  ,';;;;,-、 .゙.,イ.,イ,イ',;!i  .,' ゙
   ヽ !.i; ; ; ;!i ,';;;;;,' .! ,イ ./ ././/;!i /
    '、!i; ; ; ;!.!,';;;;;;;! "   " //; ;ii /
     !i ; ; ; ',',;;;;;,'      /; ; ;ii/
16 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:12:38.85 ID:QCXoSGGp

            ____
         ,> ''" : : : : : : : : : : : ゙ヽ、
      , イ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
    ,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
   .,イ: : : : : : : : : : : : :,: : : : : : : : : ,: : : : : : : :'、
  /: : : : : : : : :.,' : : ,イ: : : : i: : : : : !'、: : i: : : ,: :',
  ,': : : : ,': : : : ,': : ,イ !:i: : : :i!: :!: :!: ! .', ,イ: : : ',: :',
 ,': : : : ,': : : : ,'ヾ,、ー-!:i: : : :! : !: :!: !-‐',イ!: :i: :.',: ',
. ,': : : : ,': : : : :!:,イ   !:!,: : :i!: :i: :!!:,'  .',:!: :!: :!:',:.',
.,': : : : :! : : : : !/    リ ',: :i!: ,i:,/.リ    !: ! : ! !!:.i
,': : : : :i: : : : : :!.ニニニニ. ', !リ.リ ,tzf千'、!: !: :i: ! !:!
: : !: : :,',: : : : 〈  .性別    ゙     i秀z!/!: i: : !: ! i:!
: : : : :,' ! : : : : ',. 弋z汐       ゝイ .,': ,': :,': ,' .!:!
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',///////    丶 ///,': : :./!/ i/   その……夜が、あったじゃろう?
: :!: :/: : :',: : : : :.',                ノ: : :/./  !
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、       , 、  ./: :,' /,    i    じゃからわしは、瑠璃殿のために強くなろうと、決めたのじゃ。
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!
     !/ ',: :,〉、:'、  ̄ フ‐,-'、゙ヽ,! /イ  ヾ
  ___,-,イ; ; ',、ヾ  ,';;;,'三ヾ!.!丶ー――‐-、
;"; ; ; ; ; ; ; ; ; !i; ; ; ;',、゙;ヽ';;;;'、 三.!',!,;.ヾ、; ; ; ; ; ; ;.!
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ! !; ; ; ; ', >、;! ',--〈 ', ; ヾ、; ; ; ; ; ;!
; ; ; ; ; ;.,; ; ; ; ! !; ; ; ; ; ;',   ! 三 ', .i、; ;//; ; ; ; ;i
; ; ; ; ;./.\; ; ! !; ; ; ; /.>、 !三.三', !ヽヽ、; ; ,、!、
; ; ; ; / ., 、 \ヽヽイ/; ; ;ヽ,!三三三',; ; ;`,','; !; ; ; !
; ; ; ;}ー'''''"  ゙iイ, イ; ; ; ; ; ; ;!三 三三.',; ; //; ;'、; /
; ; ; ;! ./ ̄   ',ヽヽ; ; ; ; ; ;.!三三三三',;//; ; ; ; 〈




               ,, -‐=─=─=─=-=- 、 rツ父ツ
                ,, -=≫'"´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'≪ミ{⌒Y7 `)
          _ノ父ツ:´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : `弋__しノ
         {じ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : : \ii\
         マ : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : :Ⅵハ\
.          / : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : ハ : : : : : : Ⅶハ: ヽ
         / : : : : : : : : : |: : : : : :|: : : : : : :| : : : : : : : : : : : :Ⅶ{: : ',
          ,′ : :/: : : : :/│ : : : : |: : : : : : i| : : : :| : : : : : : : :|iii|: : :i
.         i : : : :|: : : : : | | i: : : :/|: : : : : : i| : : : :|: ! : : :i: : : |iii| : : |
       | :i : : | :| : :i: | | i : : :i八_ ∠: :_j」ー‐-| :!: : : i: : : |\: : :|
       | :i : : | :| : :|八  ̄ ̄,_/_,斗ぅF戎¨}i | :!: : : i: : : 「 い.: :|
       | :i : : | 」ー'ー-、      〃 弋..:(ソ . | :!: : : i: : : | } }: :|
          VL∠ハ斗ぅ戍             | :!: : : i: : :∧ ノ: : |
          ,': : 'i{弋(ソ        //// ノ厶斗七´ / : : : |
          | i: :}    ,                、__,ノ: : : : : i│  き、木下さん、それは……。
          | i: :ii///                  /{ i : : : : : : : :i |
          | i: :i :              u   /八:i : : : : : : : :i |
          | i: :i人      f ⌒ヽ         /r'⌒ヘ\ : ___:_i_|
          NL:广゙\     ー '       r'⌒゚ /7'´:::::::::::::::::`丶
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 流石に心臓が跳ねた。『夜』に言及したこと。瑠璃のため、と言う言葉。これはバス停の時以上の、いわば告白に近い。

 瑠璃の心にはリンクがいる。そしてあの『夜』に木下に抱いた恐怖は、まだ胸にある。戸惑いも寂しさも消えていない。

 だが『黒猫』ではなく瑠璃である今、真摯な響きを帯びた言葉になんの動揺も抱かないほど無感情ではなかった。
17 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:13:15.86 ID:QCXoSGGp

              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',   気にしないでほしいのじゃ。
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、  そんなことで、あの時の狼藉が
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。      /////!: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、 チャラになるとは思っておらぬ。
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙ ただ、わしの決意のようなものよ。
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',    
       /  ," ''' -,',:!',: :,: : ', ヾ、: : ,イ:.:.:.'、,     , イ,':,' .!: : :.//:゙ー-,:', ヽ、: :',
      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
    ,.イ      ゙'' .、/ リ!: :〉;',ヽ: :'、゙>...'、゙,:.:.:.:.:.'、 !  イ /: :,イ/:.:.:.:,イ: ! ヾ   ヾ
  ,.'       ,イ゙ゝ /  .レ'./.',i ヽ,:.ヽ:.:.:.:.:.:>、.:.:.:'、   /イ !、:.:.:/、_ヾ!____
  !      , イ .i,.イ    /  リ   ',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー-、    ,-',/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ゙ヽ、
  !     !"       /       ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,〉  `  ´  ',、:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.,'    ヽ
 . i     .l       ,,,/, -ー     !:.:.:.:.:.:.:.:.:., イ ゙',         ',\:.:.:.:.,:.:.!,'     ヽ、 ,、
 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
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18 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:13:59.48 ID:QCXoSGGp

       . /:./:.:|:.:.:.:.:∧ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:.:/:.:.:.:.:.:!:.∧
       /イ:.:.∧:.:.:.:.:.:.:ヽ     `    /:.:/:.:.:.:.:.:/:!\!
         |:.:.:.:.:.\:.:.:.:.\    r_、    /イ:.:.:.:.:.:./:.:|    ……それに、弱いままでは、
         j/j∧:.:.\:.:.:.|:.:.>  _,. イ |/:.:/:.:.:∧:.:|    手に入らぬモノが多いからの。
            \:.:.:\|:.:.:.:.j      j/:.://  V
             ,.-\「ヽ<´      `< j/___




               __,,,,,,,,_,,,,_,,,,__ . i、<i>、
          ,r、 _..r''´::::::::::::::::::::`ヽ、`!_`iヽ,>
         /i/::::::::::::::::::::::::::::::\::::::`ヽ王ヽ
         '/:::::::::::::::::;:::::::::::::::::: !::::ヽ:::::::::ヾ}}ヾ、
        /::::::::::::::: /:::::: !::::::::::::!:::::::ヽ::::::::::ヾ}|:ヽ
         /::::|::::::::: /|:::::::::|:::;::::::::|:::::::::|::::::::::::::l}|::::i
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       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!   え?
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l
           |:l´´           u.   /i::::::::::::::::::l                        「……なんでもないのじゃ」
           |::ヽ    こ二つ      _/l:::::::::::__l
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ
                丶__;; ',ヽ!  ./ /::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                 /´! i彡i'ヽ./ /:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ
                   i:::::! レ、, ヘ ./:::::::!:::|:::::::::::::::r―rイ __,〉
                   |:::::ヽ/´ |  ∨:::::::: ヽ!:::::::::::::::ヽ..,!´`ヽ、>
                 ヽ//      ヽ:::::::、:::!::::::::::::::::::<_!::::::::::::ヽ
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19 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:14:43.47 ID:QCXoSGGp

             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l   小銃も譲ってもらい、少しは戦力になれる。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|   そう思うて今回の探索に挑んだのじゃが、
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/      正直、上条や桂殿と比べて、役に立てたと思えなかったのじゃ。
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /  それで、ちょいと、な?
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /   
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /



       |:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::l:!:::::::::::::::!:::::’.
       |:::::::::::::::::::':::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::l::!::::::::::::::::::::::::i
       |:::::::::::。+・:::::::::':::::::::::├‐=ニ=s。:iVi::::::::::::::::::::::::/}:i:::::::::::::::i:::::::::l
       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 ////        弋ソ /::::::/リ
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              ,  // ・:::::::/:/   は、はぁ。
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ u                 /:::/:/
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个
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 そうは言われても、照れと、そして、罪悪感は浮かんでくる。彼をこう変えてしまったこと。探索の目的を偽っていること。

 しかしそれを指摘することも、訂正することも出来ない。いや正確には、そうする気にはなれなかった。

 それがなぜなのか、瑠璃にはわからなかったが――
20 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:15:21.84 ID:QCXoSGGp

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 ほんの一瞬だけ、己の脳裏に『黒猫』の笑みが見えた。

 そんな気がした。
21 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:15:42.42 ID:KcH9gp3T
悪女かな?
22 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:15:55.14 ID:QCXoSGGp

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   /. ./: : ; : : : /、_: :/ //|: : : : : : :|: : :}: : : :.
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./: :/. : : ::/|: : : :|茫ミx、 | ∨l/ /-/  |:|: : : | l
: .:/ : : : /{ |: : : :l'///cjヽ      _‐___ }:|:: : :. :|   それに、あの『元補助会メンバー』ではないが、
イ.: : : :/八j : : : |「¨¨¨’      イ//c「ノ/: : : :l |   わしも選択の余地があまりなくて、屍肉漁りになったクチじゃ。
/: : : :/: : : |:i: : ::|:l ```       ¨¨´/〃: :/: : |
7: //: : : : |:|: : ::|八      ,   ``八:/ /: :/ |    そういう意味でも、強くならねばいかん。
': /7: : /: : |:l:i: :.:l:i:、\   ⊿    . イ: :/: : : .: :.:|
|/厶イ/:/|:|:l:|: : ::|i:|:.>r  -‐=ニ7://:/ : /: :八   さもなくば、上条よりも飯が食えなくなってしまう。
.     |/ .|:|:l:|: : ::||:|  {=ニミ/_/|:/:.:/:/ : /}: /  \
  / ̄¨ 川 |: ::l从    ヽヽ  ̄¨/:/ : / j:/
. /     :|从.:ト\ー  -‐} }  /: ::/ 〃
 {:      八 }八ヽ\__.ノノ   /:/∨′




                 _,r,r 、__
              ......::<二圭lヾyミ.ン`:::..、
          /:::::::::::::::、:::::::`ゝルヘ:::::::::`:..、
         /::::::::::::::::::::::::|::::::::::ヘ}}}}}l::::::::::::::::ヽ
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       |::!:::::_!,! -__‐'ー‐!::::::::::::l:::|}}|:::::::::::::::::::::::|
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         ,ノ  ! . ,':::::::::::::;:::;;トミ i:::::::::::::::::::|
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 木下も望んでスカヴェンジャーになったわけではないようだ。言葉から考えて、生まれに起因することなのだろう。

 好奇心程度には気にはなる。だが瑠璃も、それを問うつもりはなかった。良い事情の確率は低い。

 瑠璃自身、父と姉を救うために、スカヴェンジャーと娼婦になったのだから。
23 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:16:28.96 ID:QCXoSGGp

            /:::::::::::;;;;;;;r--‐'´圭圭圭`ー.、ヽ  ヾ、,!il
               /:::::::::::_/圭圭圭圭r―‐'´::`ー‐ヾ>、_/,!'
           /ムミr <圭圭/ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            /く,<iヾ/トヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
             |ヾ三彡/ノ:::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::i
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           |::ヾ.|::::::::::: ト、:|::::::::::::::::|:::::::::!: !!:::::::!レ':://
           |i:::::ヾ、:::::::::! ``ー 、_;'|::::::/レ'|レ,,,,!`ソ/   (そういえば、もうずっと、
           |l::::::;rヘ::::小 ,,,,,     ̄  '  ノフ'/      お姉ちゃんのお見舞い、行ってないな……)
           |l:/  ヾ .|ヾ 、      っ , ' {:::l:::ヽ
         __r'´       \ 、 ` ー- ,, イ    }::!::::::i
        /::::::`ヾi__      \丶、 `∨/_    }:::!::::::|,
          i:::::::::::::::\ヽ      ` ー=/',r_=!ヽ _ノ、l::::: ト‐,
          |::::::::::::::::::::ヽ::ー、        /!.トlr彡ノ'、:::: il:::::::!::ヽ
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 そこでふと、姉のことを思い出した。もう10日ほど、病室に顔を出していない。

 実際問題、見舞いに行ったところで、姉に対して出来ることはないだろう。だが、姉の病は家族の喪失に纏わるもの。

 素人考えだが――唯一の家族である瑠璃まで長く顔を見せなければ、悪影響が出てくるかもしれなかった。
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      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..  ⌒)ン           ::::::::l:..:..l:..|   (……うん、なるべく早く、またお見舞いに行こう)
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨    
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ                .
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 やるべきことが多い中、正直なところ、時間的な余裕はあまりない。それでも、またお見舞いに行くべきだろう。

 父と同じく、姉も護るべき日常に欠かせない存在なのだから。
24 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:17:42.62 ID:KcH9gp3T
予定がカツカツだなぁ
25 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:19:24.62 ID:QCXoSGGp

              _. -―-  ._
            .:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:ミ:、:`丶
          /:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\    
         /:.:.:.:./:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ   しかし、あれじゃ。
         /:.:.:.:./:.:.:l:./:.:.:.:.:.,:イ:.:.:.:.:.ヽ:.:.!:.:.',  
         |::.:.:.:':.:.:.:l:.:.:_:.:/ l:i:.:.:.:.:.:.:}:.:|:.:.:.|  わしのことは置いておいて、
         |:.:.:.l:.:.:.:l:.:./`ヽ. |i|:.:.:.:.:.:.ハ:.l:.:.:.:l  瑠璃殿はどういう方向のスカヴェンジャーを
         |:.:/!:.:.:.:レ'、    l!|:.:.斗/'"}|:.:.:.:|  目指すのじゃ?
         |:.:、!:.:.:.:lr'、 `ヽ  ヽ.:∠-ァ/!:.:.:.:l
         |:.:.:|:.:.:.:.lゞーフ′   之/'/.:':.:.:.:,′
         ゞ:.ハ:.:.:.:.ト、""     ""/:./:.:.:,イ                              「え? 方向、ですか?」
          /:: 、:.:.:.| \  . ′.イ:.:/:.:.::/
          ヽ::ヽ:.:lヽ  .{`Ti/ i>く,//::/
         ,/、  `ー<`ニア / /_.ゝつ    うむ。スタイルと言ってもよい。
         / _. ゝ 、  /-}ト、\ ´ く
        ./ / ` ー-\{ー〈ハ`; \   `:、   流石に上条のようなグラップラーや
       / /       }|::::::∨ | /`  }   桂殿のような剣士は厳しいとしても、
       / /    _ __ト;::::::::ヽ l、/    ,′  方向性ぐらいは決めておいた方がよいぞ?
      ; 〈           ヽ::::::/ r7   /
      l 、ヽ         \),/   /
      |  \ヽ       _. く´ , ′   /
      /     `{    /  /     /
     ./   /  ヽ /、        /
    /   /     ー‐ ヘ      /
    /   /    /  / /\   /
   ノ   /  、  /  / /  | ` ´
   ヽ   {    \!__ イノ   {




             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l    今の依頼が経験を積むため、というのなら、
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l    一応、スタイルだけでも決めておいた方がよいのではないか?
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/      そうすれば、それに応じた動き方や考え方も学べるじゃろう。
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /   あわなければその時に変更すればいいわけじゃし。
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
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     / 〃 LL。 。         ヽ  /




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     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´     
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ    
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l                  
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|   はぁ……なるほど。
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 いきなり、というほどでもないが、話題が変わって若干困惑する瑠璃。いや、木下の視点からすれば、有り得る流れか。

 とはいえ、瑠璃は元々スカヴェンジャーを続けるつもりはない。全てを取り戻したら、リンクと暮らすつもりだ。

 そうなれば都市西部の農業地区に住むことになる。そうなれば、まずスカヴェンジャーとの接点はなくなるだろう。

 さて、どう答えたモノか。

【選択肢】
 1:すこし真面目に考えてみる
  
 2:ごまかす

 下3の間、1d100を添えて選択。雑談除く。選択判定値『1d100』に最も近い選択を採用。
 選択判定値はレスが揃うか、時間経過で決定する。
26 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:20:01.10 ID:SXYyz3C7

【1D100:95】
27 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:20:13.06 ID:KcH9gp3T
1 
【1D100:89】
28 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:20:45.62 ID:mEnM78xW
1
【1D100:55】
29 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:21:03.09 ID:oTDwZpiF
 【1D100:57】
引退するにしても現役の間は方向性は大事だよね
30 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:21:47.56 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】有効範囲の選択レスが1であるため、『1:すこし真面目に考えてみる』が選択されました。
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    __       ,ィ⌒:i:i:i:i:i:i:i:iz‐、:i:i:irx:i:i:i{``ー‐'ー'r‐'
    r{__ ゝ   r‐':iz-‐'⌒¨¨¨´::::::` ̄::::::`ー`ー-ィ:く
  ノr'} リノヽ/x-'′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::マハ::',
  〈 込ツ´ / .:::::::::::::::::::::::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::∨::::',
   }≦==イ:::::::::::::::::::::::::::::::!i:::::::::::i:::::::::::::::i!:::::V:::::::∨::::',
      ,′:i:::::::::::::!:::::::::::::!i::::::::::::!::::::::::::::ト、:::∨:::::::∨::}
     ,′:::!::::::::::::|:::::::::::::| i::::::::::::!:::_;斗'千}二}:::::::::::}:::!
      {::::::::|::::::_」__:::::」 !_;z=‐'´-‐'´,_,_,_,_,_!::::::::::!:::!
      {:::{::::!::_´-‐' ¨´ ̄`     ,ィ"”艾芋¨}}|:::::::::::!::|
     !:::ヘ::ハ ィ歹芋芹ト       {.:.{}.:.} }}|::i::::::::}::!
     |:::::ヘ:!:i! {{   r'.{}.:}          辷タ ・/イ::::;_r}:|    (でも、そうね。もし仮に、
     |:::::::::Nヽヾ  辷タ            〃千ノ/::::     わたしがスカヴェンジャーを続けるとしたら……)
     Lz≠Tヽ.}        ’         __/::::::i     
.         |:::八        x‐- 、_     ノ::::::::::::::::!
.         |::::::::ヽ、   /  ,、__ \   /::::::!:::::::::::|
.         |:::::::::::i!:`ヽ∠ -≦‐'^ヾ ー'/_レi:::::::!:::::::::::!
.          j::_:_:::::i!:::::{´ ー--= __ 弋__/。. {:::::::i::::::::::::,
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.       /i:i:i:ム    ',   、__`ノ.{    / `<、::::::,
      /:i:i:i:i:i:ム    }   イ、"ノ!`¨ . イ      `<:,
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 戯れ、というわけではないが、なんとなく、真面目に考える気になった。

 あるいは、虚偽依頼の罪悪感がそうさせたのかもしれない。

 そして、そんな瑠璃の頭に、一番に頭に浮かんだのは、
32 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:22:11.58 ID:QCXoSGGp


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                                 __
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                                  7:.:.:.//:.::_:::::::ィ:..:, 1:::::::::::::::::i
                                    /.:.::リ tツ ̄ //-、  /:::::::::::::::::::!
                                レ1マ     7:.、 `/:.:.:.:.:.::::::::::,′
                                |::',      弋シ/:.:.:.:.::::::::::::/
                                    {/ヽ `    /::::::::::/:::::/
                       ,ィチ三ヽo 、       ゝ ..__  7,:::/::::::/
                        ムtヤ⌒ヽムOハ   _}7ノ __二∠/7/
                            マ乂___ノliラくヾ、´:::/´`ヽ//::::::::::::7 ′
                          `ー==彡'>、ソヽ`/  , ゙ヽ:::::::::::〈
                           `ーァ''´::::`ーァ  / ,  `-::::::::}、
                             /::::::::::::/>‐‐‐ く  ,.  }::::::/
                          /:,':::::::::/::::::`ー-ィ‐く _/:::::::j
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                      //::,'::::::::::,'::::::::、`::::`ーァ'''"´ ̄
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          _ r、-‐ヘ~ヽ:::::,.ィチ/}::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::/
          /-  ヽヽ:::::i i:::////// ̄ア7.、ノ_:::::::::::::::::,′
         <,.-ァ- __ } }::::}__j,'/////ニ=-//_/三三>、:::::::{
        { f`z彡〕 `' ̄ 〔//>’:::::::::::::ノ三三三三〉:::::〉
        `  ̄     /:::::/::::::::::::::{三三三三/ ヽ/_
              ∠::::::::/:::::::::::::::::,':`ー<三ニハ: : ト、 ヽ
               /:::`ーt- 、::::::/::::::::::::::`ー'::ノ‐-ヘ: :{_
             /:::::::::::::::、::::i::::::/_:::::::::::::::::::::::::|: : r-、: fヽ
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33 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:23:05.36 ID:QCXoSGGp

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   l:::::/.|..{价kミ_.    !::::::::::::::::l::::::::::::::l:::l:::::::::::
   i::::{ { ヒzノ ヾ   ~""''' ‐- ...,,_|:::!::::::::::
   i::::ヽ.             价ミk_    /::::::::::::
   |:::::::!.////          トイヘi ヾ  /::::::::::::::
   ` 'ハ    、       `一' ノ /:::::::::::::::::   (やっぱり、キノさん、みたいな感じ、よね?
      ハ          ////・ /__,,.. .-‐
      |:::\            _.   ,.-‐''" ̄     アーチャーさんも強いけど
      |:::::::::\ `    ./ ノ ./,~::::::::::::::     わたしじゃ絶対に無理だし……)
      |:::::::::::::::`_-_―. / / ,~^ /^\-―
      |:::::::::::と___ \/ /~^  /   }:::::::::
     / ̄::::こ_. へ \ ./     /   /^:::::::::
    ./:::::/   {_,ヘ \  〉}  /    ):::::::::::
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 キノのスタイルが、今まで会った人の中で一番、現実に瑠璃が真似出来そうで、かつ、強いと確信できるものだった。

 強いという意味ではアーチャーもだが、運動音痴な自分には100%無理な動きである。

 まぁキノの動きも、90%以上『無理だろうなぁ』と思えるものだが、こちらはまだ希望はある、ような気がしないでもない。
34 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:23:35.99 ID:QCXoSGGp

          ..:::´::イニ三三三三≧ミ{彧ル'
        イ=ミ^三≫:'^⌒^⌒^⌒^⌒^\
      /{{{麥}ル'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        ::::::云彳:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::'
      |::::::::{i:i:| ::::: / ::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::: |::|
      |:::::::::{i:i|::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::| ::::::|::::::::j|::|
     !::::: {i:i|:::::::i|:::::::|::::::::::::::| ::::| |::::厂::イ:::|
.      l::::::: {/|:::::::i|::::::i|::: ̄ ::::|::::リ└イ圷} |::::|
.       l::::::(^|:::::::i|─ 斤J圷 ̄    ヒソ. ::: |   そう、ですね。
       l:::::::八 :::小.  V:ソ    .  :::::{ヽ|
         l::::::::::::\:::∧ :::::::          ノ     もし目指すんなら、
        |::::::::::::::|:丶:::>     -  /|      キノさんみたいな感じでしょうか。
        |::::::| :::::| :_{^⌒≧=-  __,,∠L:⊥..、
        |::::::|::::::/ \ ゚^'~、{乃    }:::ヽ
        | ::::j/    ≫=- ._V厶.   }}::::::::.
.      厶≪         {{{麥}》   /{:::::::::}
.      /:::::::::::\        人赱人/´::::::::::::::\
     /:::::::::::丶:::丶、____,/ / ∧ \:::::::∨:::::::::〉
     {:::::::::::::\}:::::::::⌒^⌒::{  / 丶  〉::::::::::::::::/




                       ___
                    _ .. -‐  ̄    ̄ ‐- .. _
                 ..::´                `丶
            /     ,'::          、:.  \  ::..
              , '  /   ./::   ..:.::i :.     ハ::..  :ヽ   ::.、
          /   ,'   .,'.\.:.:.:/´| i::.   : i:|ヽ:::/,l     ::.    キノ殿……と言えば、
           /    l   |:::\>′  | |i::.. ::..l:| </::|    l    1階の時におられた御仁じゃったか?
           .′   |    |: ::/ー─‐-| l|::::. ::..:l:l,-─ヽ:|:     |
.          l    .:| .:  |::/__.、`|ハ::::::::,'/,.___ l:.     |
        |    ::|  :: lイ´ん:::::d`  ヽ:/ イん::d`〉:.     |                       「そうですね。
         |    .;ィ| .:.i |` い:::ィ:l      l:::ィ;リ 'l:: |.  : |   
          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |                          あの時の、です」
.        |   .:.:.ゝl .:.:|:人 ///       ,   ///.|:: .,':.  .:: |
.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: | 
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|    ……ふむ、
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|    拳銃による一発必中タイプか。
        /:/j;∧:.:.:ヽ:.:.:.:、:.\:::<|     |ュ::l::::/\:/:.:.:,.:':::| |:.l   
.        '"    |:/ヽ:\:.:ヽ:.丶:` ー-.、_r'´ ∧.、__/::/\::| jノ
             '_ ...-‐'\:|`ヽ::> //'´\// l:/..イ | ̄::::‐- .._
        r<:: ̄:::::::::::::::://::::::::::::::∨/ヽ. ..:ノ` |:::::::| |:::::::::::,'::::::::l  
        |::::::::: ̄`ヽ:::::://:::::::::::::/∧ /~`ヽ. /:::::::| |::::::::/::::::::::|
        ∨:::::::::::::::::l:::〈〈::::::::://:::::∨     \:::://::::::::l::::::::::::|
35 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:23:41.66 ID:KcH9gp3T
まあ、大体そっち系よね
36 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:24:18.79 ID:QCXoSGGp

              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\                   「じゃがあの人のような
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ                   射撃の腕になろうと思ったら、
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ                   才能もじゃが、
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}                  尋常ではない訓練も必要じゃろうな。
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|                  それこそ、年単位の」
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|   
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|   だと思います。
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|   
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|    でも今、思い浮かぶとしたら、
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|    キノさんくらいしかいなくて。
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i                  「そう、か。なるほど」
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:
       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::
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 本気で彼女レベルを目指そうと思えば、木下の言うとおり、とんでもない訓練が必要になるだろう。

 一応、真面目に考えては見たモノの、結局は、続けるつもりのない人間の、ただの妄想レベルの話である。
37 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:25:31.39 ID:QCXoSGGp

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         :,:::::,:: l  ゝー'        弋_ソ ノ ':::::::::::::::|::::'    (って、そういえばそろそろ、
          :,:::::、.. !          ,        ・ '::'i::::::::::::l::::'     わたしの家、だけど……)
         ∧:::::,ヽ.                  //,::::::::::,,:::!
            Vi::::::::、              u  ソ /_,,'´:::::::l
              |::::::::::ゝ      , 、        イ::::´:::::::::::::::::l
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 それから、武器のこと、今日の探索のこと、『人型』のこと。

 戦闘スタイルの話から派生した、屍肉喰らいとしての会話をしているうちに、気がつけば家が近くになっていた。

 周囲はもう暗い。冬のトウヤコは夜がくれたら、一部を除いて人通りは激減する。行き交う人はほぼいなくなっている。
38 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:27:44.52 ID:QCXoSGGp

             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|    さきほど停留所を過ぎたが、
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l    瑠璃殿の家は、まだ先なのかの?
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /




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          ,r、 _..r''´::::::::::::::::::::`ヽ、`!_`iヽ,>
         /i/::::::::::::::::::::::::::::::\::::::`ヽ王ヽ
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        /::::::::::::::: /:::::: !::::::::::::!:::::::ヽ::::::::::ヾ}|:ヽ
         /::::|::::::::: /|:::::::::|:::;::::::::|:::::::::|::::::::::::::l}|::::i
       .l::::::|::::::::|:| |、::::_;lv'l_;::'::l、__::::!::::::::::::::ト、::::!   あ、はい。ええと……。
       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!  (どうしよう。ここからなら、
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i   マリオネットを担いで帰れないこともないけど……多分)
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l   
           |:l´´           u.   /i::::::::::::::::::l   
           |::ヽ    こ二つ      _/l:::::::::::__l   
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ
                丶__;; ',ヽ!  ./ /::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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                   i:::::! レ、, ヘ ./:::::::!:::|:::::::::::::::r―rイ __,〉
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 普通に歩いて、後五分、というところだろう。このまま木下に持って行ってもらうか、ここまでで良い、というべきか。

 武器店の娘と知られたら――ヒナギクの時は説得するため仕方なかったが――依頼の裏側を知る足がかりにもなる。

 そしてそれ以上に、古い付き合いでもない、また、親戚でもない男性に家の位置を知られるのには、戸惑われた。

 だが、ここで別れるのは、瑠璃の警戒をあからさまに木下に分からせてしまうだろう。

【選択肢】
   1:官営武器店が自分家だと言う

   2:この辺りなので、ここで大丈夫です、と言う


 下3の間、1d100を添えて選択。雑談除く。選択判定値『1d100』に最も近い選択を採用。
 選択判定値はレスが揃うか、時間経過で決定する。
39 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:28:13.03 ID:mEnM78xW
1
【1D100:26
40 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:28:18.25 ID:KcH9gp3T

【1D100:14】
41 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:28:20.63 ID:SXYyz3C7

【1D100:49】
42 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:29:21.02 ID:QCXoSGGp
選択判定値:【1D100:32
44 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:30:24.52 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】『1:武器店が自分家だと言う』が選択されました。
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       |:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::l:!:::::::::::::::!:::::’.
       |:::::::::::::::::::':::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::l::!::::::::::::::::::::::::i
       |:::::::::::。+・:::::::::':::::::::::├‐=ニ=s。:iVi::::::::::::::::::::::::/}:i:::::::::::::::i:::::::::l
       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ  ……あの、実は、言いづらいんですけど。
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ                       「ぬ?」
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/   
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ  u               /:::/:/ 
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/       わたしの家、さっき話に出た、
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个           官営武器店でして……。
.   /::::::::::::::::::::/i:::/      i__  〕iト. _ .。s≦i::::::::!
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 問いかけから返答まで数瞬。だが瑠璃は様々な可能性を考慮して――結局、家の前まで来てもらうことにした。

 木下は瑠璃のフルネームを知っている。この辺りで「五更」と言えば、官営武器店しかない。

 後でバレた時の弊害は、いま教えることの弊害を上回るだろう。さっきの彼の言動。そして『夜』の時の脆さ。
 
 今日、ヒナギクが「着いていこうか」とまで言ったのは、その辺りの脆さを見て取ったに違いない。
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: : :.', ´ヘ《  |{ニノ:.:.:.:.:.:勹:}|      `'´    |L,r':.:.:.:.:.:勹:.}|  》イ: : : : : : : : : : :.:.|: : :  な……こ、これは失礼したのじゃ。
: : : :ヾ : :ヽ r彳}:.:.:.:.:.:.:.ィ:i|          。    r彳、:.:.:.:.:.:.ィ:i|  イ: :/: : : : : : : : : :.:.:|: : :
: ::::i: :..',: :.',  ゞ========く              ゞ========く  /:./: : : : : : : : : : : : |: : :  すまぬ、つい愚痴めいたことを……。
: ::::|: : : ト: :i: /i/i/i/i/i: .        . : :/i/i/i/i//:./: : : :|: : : : : : : : :.:|: : :
: :::::',: : :| ヽ:',: : : : : : : : : : : :           : : : : : : : : : : : :/:/|: : : .::|: : : : : : : : : |: : :
: :::::::V: :'.ー\:、  u            .:i|           u    /;イ_i: :.:..::::|: : : : : : : :.:.:|: : :         「いえ、突然だったのは、
: :::::::::',: : ',∧ ヾ                   o    /´//i: : .::::::|: : : : : : : : :.|: : :          事実ですので……」
: : ::::::::V: :Vム `             r = 、          ´  ///: .::/.::::!: : : : : : : :.:.|: : :
::. : ::::::::',: :.:V/ン、           ̄ ̄´          ィ//': .:::/.::::::!: : : : : : : : :|: : :
:::::. ::::::::::ヽ: :V//へ                         ,∠///: ::::/.::::::::|: : : : : : : :.:′: :
: :::: ヽ::::::::::',: :V////>                     </////. .:::/.::::::::::|: : : : : : : : : : : :
45 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:32:03.52 ID:QCXoSGGp

      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..                 ::::::::l:..:..l:..|
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ                .      (この辺も、すずかさんや魔想さんに相談してみよう。
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ      何かアドバイスをもらえるかもしれない)
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..
.     /..:..:..:..:..:/..:/  \      `ヽ_//ハ  ':.i ):..:.i
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 無論、教えることへの弊害も多い。最大の問題は、瑠璃が娼婦をしていることを、木下が知っていることだ。

 今の木下は――なぜか『確信』できるが――瑠璃に対して、不利な行動を取ることはない。

 しかしそれとて、100%、今後も間違いないとまでは、瑠璃は確信が持てなかった。

 その辺りの対策は何か考えなくてはならないだろう。さしあたり、先輩に相談してみることにする。
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      , イ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
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.,': : : : :! : : : : !/    リ ',: :i!: ,i:,/.リ    !: ! : ! !!:.i
,': : : : :i: : : : : :!.ニニニニ. ', !リ.リ ,tzf千'、!: !: :i: ! !:!
: : !: : :,',: : : : 〈  .性別    ゙     i秀z!/!: i: : !: ! i:!
: : : : :,' ! : : : : ',. 弋z汐       ゝイ .,': ,': :,': ,' .!:!
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',          丶    ,': : :./!/ i/  で、では、とりあえず家の前まで持って行くのじゃ。
: :!: :/: : :',: : : : :.', u            ノ: : :/./  !
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、       , 、  ./: :,' /,    i
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!                              「あ、場所はわかりますか?」
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!
     !/ ',: :,〉、:'、  ̄ フ‐,-'、゙ヽ,! /イ  ヾ
  ___,-,イ; ; ',、ヾ  ,';;;,'三ヾ!.!丶ー――‐-、    うむ、一応な。行ったことは、あるがゆえ。
;"; ; ; ; ; ; ; ; ; !i; ; ; ;',、゙;ヽ';;;;'、 三.!',!,;.ヾ、; ; ; ; ; ; ;.!
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ! !; ; ; ; ', >、;! ',--〈 ', ; ヾ、; ; ; ; ; ;!    
; ; ; ; ; ;.,; ; ; ; ! !; ; ; ; ; ;',   ! 三 ', .i、; ;//; ; ; ; ;i
; ; ; ; ;./.\; ; ! !; ; ; ; /.>、 !三.三', !ヽヽ、; ; ,、!、
; ; ; ; / ., 、 \ヽヽイ/; ; ;ヽ,!三三三',; ; ;`,','; !; ; ; !
; ; ; ;}ー'''''"  ゙iイ, イ; ; ; ; ; ; ;!三 三三.',; ; //; ;'、; /
; ; ; ;! ./ ̄   ',ヽヽ; ; ; ; ; ;.!三三三三',;//; ; ; ; 〈
46 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:32:50.17 ID:QCXoSGGp

                       ___
                    _ .. -‐  ̄    ̄ ‐- .. _
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           .′   |    |: ::/ー─‐-| l|::::. ::..:l:l,-─ヽ:|:     |
.          l    .:| .:  |::/__.、`|ハ::::::::,'/,.___ l:.     |
        |    ::|  :: lイ´ん:::::d`  ヽ:/ イん::d`〉:.     |    しかし、そうか。
         |    .;ィ| .:.i |` い:::ィ:l      l:::ィ;リ 'l:: |.  : |
          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |    瑠璃殿は武器店に住んどったのか。
.        |   .:.:.ゝl .:.:|:人 ///       ,   ///.|:: .,':.  .:: |
.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: |    店に出ていた訳ではないのじゃろう?
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|
        /:/j;∧:.:.:ヽ:.:.:.:、:.\:::<|     |ュ::l::::/\:/:.:.:,.:':::| |:.l               「はい。殆ど出ていませんでした」
.        '"    |:/ヽ:\:.:ヽ:.丶:` ー-.、_r'´ ∧.、__/::/\::| jノ
             '_ ...-‐'\:|`ヽ::> //'´\// l:/..イ | ̄::::‐- .._
        r<:: ̄:::::::::::::::://::::::::::::::∨/ヽ. ..:ノ` |:::::::| |:::::::::::,'::::::::l   じゃろうな。見た記憶がない。
        |::::::::: ̄`ヽ:::::://:::::::::::::/∧ /~`ヽ. /:::::::| |::::::::/::::::::::|
        ∨:::::::::::::::::l:::〈〈::::::::://:::::∨     \:::://::::::::l::::::::::::|   全身義体の店主殿がおっただけじゃし。




      ’ー、   ,..:´:::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::`:::i  、ミゝー} }
         `,´:::'::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::::::::::::::i::::::::::::::::::i:::::::::ゝ_ ヽ,、ヽ〉
         /::::':::::::::::::::::,':::::::::::::::::' l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::::::!/`:::i `
.          ,::::::,:::::::::::::::::i::::::::::::::::::' .|::::::::::::::::::l:::::::::::::::l:::l::::::::::::,./l:::l   木下さんは、店でよく買い物を?
        i::::::i:::::::::::::::::l:::::::::::::::::i :,::::::::::::::::::l:::::::::::::::l:::l::::::::::::i/i::::l
         |:::i::l::::::::,,-─-....、:::::l  :,:::::::::::::__:::::::::::::l::l:::::::::::::l,/::::!
        !::::,:l::::::::_,._ニ二 ̄   `ー´--' !_:``:::::':::l:::::::::::::i'::::::'                 「いや、数回じゃ。
        :,::::,:´, .l .「ト:::::(`        ィチテァー、`┤:::::::::::l::::::'   
          :,::::,::. i ! l:::;;:::リ          ト::;;:::.'i  l ,'::::::::::::::!:::::'                    恥ずかしい話じゃが、
         :,:::::,:: l  ゝー'        弋_ソ ノ ':::::::::::::::|::::'                      金がなくてな。
          :,:::::、.. !          ,        ・ '::'i::::::::::::l::::'
         ∧:::::,ヽ.                  //,::::::::::,,:::!                    弾丸の大安売りの日に、
            Vi::::::::、              u  ソ /_,,'´:::::::l                       まとめ買いをした程度よ」
              |::::::::::ゝ      , 、        イ::::´:::::::::::::::::l 
              |::::::::::::::::i>..          イ:::::::l::::::::::::::::::::::! 
              |::::::::::::::::l:::::i`-、::... ..  ≦´, '、'!::::::::l:::::::::::::::::::::|     では武器は、まさか露店で?
             l::::::::::::::::l::::::!  `ー、 _, '´`´  .l:::::::::l:::::::::::::::::::::, 
           !:::::::::::::::,,-!    Y      .!-、::::l::::::::::::::::::::::,
           !::::,, '´  ヽ    _,、    ,, '´  ゝ、::::::::::::::::::::,
47 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:33:43.85 ID:QCXoSGGp

               ____
        . : : :´: : : : : : : : : : : : .
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\        今考えたら危険じゃが、
      . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \      当時は本当に金がなくてな。
     /: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :.、: : : ヽ
.    /: : : : : : : : ://: : /7:/: : : : : ::l: : :i : : .    露店通りで安物を購入した。
   /. ./: : ; : : : /、_: :/ //|: : : : : : :|: : :}: : : :.   
.  /: :/. : .:| : : :.:ヘ.>' ̄ `ト{.:|: : : : /:/|ヽ 」: : : :.
 /: :/: : : .:|: : : :|/   ミ|:ハト: : ;/}/斗く.イ:: : :|::                        「暴発とか、しなくてよかったですね……」
./: :/. : : ::/|: : : :|茫ミx、 | ∨l/ /-/  |:|: : : | l
: .:/ : : : /{ |: : : :l'///cjヽ      _‐___ }:|:: : :. :|
イ.: : : :/八j : : : |「¨¨¨’      イ//c「ノ/: : : :l |   うむ。じゃが幸いにもその安売りの店主が
/: : : :/: : : |:i: : ::|:l ```       ¨¨´/〃: :/: : |    上条じゃったのじゃ。
7: //: : : : |:|: : ::|八      ,   ``八:/ /: :/ |  
': /7: : /: : |:l:i: :.:l:i:、\   ⊿    . イ: :/: : : .: :.:|   それがやつとの出会いじゃな。
|/厶イ/:/|:|:l:|: : ::|i:|:.>r  -‐=ニ7://:/ : /: :八  
.     |/ .|:|:l:|: : ::||:|  {=ニミ/_/|:/:.:/:/ : /}: /  \
  / ̄¨ 川 |: ::l从    ヽヽ  ̄¨/:/ : / j:/                         
. /     :|从.:ト\ー  -‐} }  /: ::/ 〃                      
 {:      八 }八ヽ\__.ノノ   /:/∨′




          ..:::´::イニ三三三三≧ミ{彧ル'
        イ=ミ^三≫:'^⌒^⌒^⌒^⌒^\
      /{{{麥}ル'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        ::::::云彳:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::'
      |::::::::{i:i:| ::::: / ::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::: |::|
      |:::::::::{i:i|::::::::|:::::::|:::::::::::::::::::::| ::::::|::::::::j|::|
     !::::: {i:i|:::::::i|:::::::|::::::::::::::| ::::| |::::厂::イ:::|   それは本当に運がよかったかも、ですね。
.      l::::::: {/|:::::::i|::::::i|::: ̄ ::::|::::リ└イ圷} |::::|  
.       l::::::(^|:::::::i|─ 斤J圷 ̄    ヒソ. ::: |   露店通りの武器って、一部を除いたら
       l:::::::八 :::小.  V:ソ    .  :::::{ヽ|   本当に危ないですから。
         l::::::::::::\:::∧ :::::::          ノ
        |::::::::::::::|:丶:::>     -  /|
        |::::::| :::::| :_{^⌒≧=-  __,,∠L:⊥..、                       「うむ。実際、冷や汗ものじゃな」
        |::::::|::::::/ \ ゚^'~、{乃    }:::ヽ
        | ::::j/    ≫=- ._V厶.   }}::::::::.
.      厶≪         {{{麥}》   /{:::::::::} (そっか……会ったこと、なかったんだ)
.      /:::::::::::\        人赱人/´::::::::::::::\
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 何の気のない会話をしつつも、瑠璃は内心で少々安堵していた。木下は、武器店について目立った質問をしてこない。

 なぜ閉店しているのか。店主との関係は? 今後はどうするのか? 無論、ある程度は察しているだろうが。

 その辺りに踏み込まないのは、大抵のスカヴェンジャーと変わらないらしい。いやむしろ、上条タイプが珍しいのだ。
48 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:35:16.70 ID:SXYyz3C7
ホント上条さんは仕事間違えておる
49 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:35:52.40 ID:QCXoSGGp

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        '      .             :                '.




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            。=ニ⌒^⌒^⌒ニ=、く{(芍}リ
           ,イ≫''^゚^⌒^゚^⌒^゚^''く ヾ彡
       x=ミ〃^゚´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`く\
      弐Ⅳ :::::::::: :::::::::|::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vハ
.       マ彡:::/:::::::| ::::::::|::::::::| :::::: |:::::::::::::::::Vハ
        |:::|i::::::::|_::::::::|::::::::|:/::」L:::|:::::::::::|:::|
        |:::|i:::::::」L::-┴─ イ):::::刀:::::::::i:|:::|
        |::::Ⅵ广i):::ト     ヒツ.|::|::::::i:|:::|   ここです。
        l:八小 ヒリ  .    ":::::.|ルイノ::::
        |::::::(_', :::"          ,r:::':::::::|   すみません、本当に助かりました。
        |::/|八     -     イ:! ::::::::::|
.         `  |:::个  .      イ|::::|::::::::::::|
            |:::::|:::::::|:::{>‐ ´ノ⌒゙八 :::::::::|                 「何度も言うが、気にする必要はないのじゃ。
            |:::::|::::斗rj  ∨⌒ /⌒\:::::|
            |::_/  \x土x./     `¨ア\                実際、半分以上はついでじゃし、
            /下、    {{《莢》}      /:::::::::                   この程度、楽なものよ」
         /:::::::::::\__/≫=≪\__.....イ:::::::::::::::
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 店に――瑠璃の家に、ついた。木下は一度、店を見上げただけ。それ以上、何も言わない。

 そんな彼から、瑠璃はマリオネットを受け取った。いや、肩代わりをした、というべきか。ズシリと結構な重量。

 木下は軽く言うが、実際には楽ではなかっただろう。探索時もこれを担いで走っている。疲れは相当なものに違いない。
50 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:37:26.86 ID:QCXoSGGp

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         ,> ''" : : : : : : : : : : : ゙ヽ、
      , イ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
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   .,イ: : : : : : : : : : : : :,: : : : : : : : : ,: : : : : : : :'、
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.,': : : : :! : : : : !/    リ ',: :i!: ,i:,/.リ    !: ! : ! !!:.i
,': : : : :i: : : : : :!.ニニニニ. ', !リ.リ ,tzf千'、!: !: :i: ! !:!
: : !: : :,',: : : : 〈  .性別    ゙     i秀z!/!: i: : !: ! i:!
: : : : :,' ! : : : : ',. 弋z汐       ゝイ .,': ,': :,': ,' .!:!    それに、その……
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',///////    丶 ///,': : :./!/ i/    探索で役に立てなかった分、
: :!: :/: : :',: : : : :.', u            ノ: : :/./  !     せめて、の。
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、       , 、  ./: :,' /,    i
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!                                    「……」
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 追加の一言は、場所が場所であることを考慮してくれたのか、先ほど告げられたものよりは婉曲的な表現。

 だがその表情が語る感情は、夜の中でもはっきりとわかった。
51 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:37:52.11 ID:QCXoSGGp
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「……」

「……」
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            ((爻ソい////// ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶/∧}い
            〔`ー=彡リ/⌒:::::/:::::::::::::::::::::::::丶:::::::::::\:::::::\}〕リ
             `7::ァァ7´::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ
              ,::: |// :::::::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::!ハ::::::::::::
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             |:::/^|:::::::::i:::|从::::::::::_/|/|::::::/|/ :|八_::::」八:|_::::从|
                  |::{{ |:::::::::i:::| テー≠=≦   ̄   ィ=ァ≦テ :::i:::|
                  |:: ヽ|::i:::::::i::| {{  ,_ノ/リ       ,_ノ/リ / /:::i:::|
             |::::::::|::i:::::::i::|  弋:(ソ       Vソ .::::: i:::|   えっと、それではこれで……
              | ::::: i八 :::::i:| \\\      ,  \\'::::::j::::|
               | :::::::i::::::\从               八|/|:::'
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           __|_r'⌒´      \      ゚∨゚   /    ̄ ト-┴‐- 、
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 僅かな静寂。その隙に一息、冷たい空気を吸い込んで、瑠璃は頭を下げようとして、
52 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:40:54.64 ID:QCXoSGGp

      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..              ::::::::l:..:..l:..|
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'                   「る、瑠璃殿。
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ  u             .                        ひとつ、よいじゃろうか?」
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /                        
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..    ――っ。
.     /..:..:..:..:..:/..:/  \      `ヽ_//ハ  ':.i ):..:.i    
     '..:..:..:..:..:.,/      、____,」ノミミ}  |:|  ):..|
    {..:..:..:..:/         \/ // /八\  |:|  ):..|
    |..:..:/               \ ' ///{ ヽ \::| (:..ノ

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 木下が、ひとつだけ、と言葉を投げてきた。顔をあげ、改めて木下を見る。

 そして瑠璃は、先ほどの照れとは対照的な、胸の中にどこかポカリと穴が空いたような感情を――寂しさを、得た。

 いま見ている彼の表情と雰囲気に、覚えがあったからだ。
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     ,',': : : : : : : ,': :,イ: : : ,: : : : : : : : ',: : :ヽ、:',: : : : : : :',: ',
    ,',': : : : : : : ,':,イ : : : /: : : : : : : : :,:',: : : : ヾ',: : : : : : ',: ',
    ,',': : : : : : : :i,.、: : : ,イ: ,':,: : : : : : ,: !:',ヽ、,イイ!: : : : : : :',:.',
   ,',': : : : : : : : !ヽヽ,イ ,': !: !: : : : : :i: :!: i ヾ、: : ',: : : : : : :',: i
   i:!: : : : : : : : i: :,イ  !:.i!: !: : : : : :i: :i',:i   ヽ; :!: : : : : : :i: :i
   !:!: : : : : : , -!/. ̄ ̄', !',゙:!,: : : : : !: !',:i-----ヽ : : : : : : i: :',
    ! !: : : : : : : : !     -:! ',:!', : : : ,'!:,' .リ  イ、、!: :i: : : : : i: : ',
    ! !: : : : : :',: : !,,,ニニ、 リ .リ '、: : ;' リ,,,-示;;;;;;i i゙: ,': : : : : i: : :i
   ,' !: : !: : : : ', く".!-、;;;;;示   ヽ/   ',っ;;;;;;;;! ,':.,': : : : : : !: : :
   : :',: :i: : : : : :',: ',弋;;;;;;;;;;!          ̄ ̄ ,':.,': : : : : : :i: : :
   : : ',: !: : : : : : '、:',//////      ///////イ: : : : : i: :,' : ',:
   : : :', !', : : : : : ',ヽヽu     '         ,イ//:/: : : :!: ,' : : '、
   イ: ',:i ',: : : : :', ',ヽヾ、           ,.イ/:/: : : : i:.,': : : : :
   イイ: ',:', ', : : : : ',:', ゙ 、      (ヽ    ,イ ,':/,: : : :,イ.,': : ',、: :
   /: : ,',:',/',: : : : :','、   > 、   , イl  ///: : : : :/: : :iヾ、
   イイ"ヾ、゙ヽ: : : : ',.ヽ !/i |   "   !、!/!/: : :/i:./iヽ; :.!
   /   ヾ ヽ: : : :'、''t―'"        ヽ/ : ,イ: :!ヽ;! ヽ!

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 それは、店で幾度かあった、まだ経験の少ないという(ことにしている)客が、口淫を要求してきたりするときの。

 そんな表情、そんな雰囲気、そんな口調、そんな声色、そんな視線、そんな瞳。
53 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:41:57.27 ID:QCXoSGGp

              l::::::::::i .:`                    ∨::::::::::::::::::::::
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               l:::i::::从    丶   ) .。・'¨¨ヽ:.‐=、/¨´__∨:l::::::::::::::
               l从/个o。.     /::::::::::::::::’::::`ー、s。.   ∨:::::::::::::
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                    ヽ:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-、_!:::::::::::::: スゥ…ハァ…
                   r/:::/::::::::::::::::::::::::::::::i}::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::
54 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:43:25.42 ID:QCXoSGGp

       |ヽミ、 小                  ..|,':|:/:::!  
       |::|::::ヽミ         '       ト、'::::/
       |::|::::::::::ヽ                /:| `´   ……はい、なんですか?
       |:;'::::::::::::::::\    `  ´    ./::: !                          
      !':::::::::::::::::;、!,、` 、    ., ィ::´ ::::::::;!
      ,':::|:::::::|::::::|  ⌒ヽ、` ´,r.''´/::::::::/.!                            「う、うむ。実はその……」
      ,':::::|:::::::l, へ、     ヽ/  /、_:::/ .|l
    _,',...-'‐ ´   \   ,r/ミ、  / ` ー''、
  ,r::´:::!           ` ー-i/彡ri,ノ      `
 ,'::::::::::::ヽ            /ヾ,彡`ヽ、
.,':::::::::::::::::::ゝ          /   | ヽ.  \
55 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:44:02.50 ID:QCXoSGGp

              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',     また、『招待』をさせてもらっても、
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、     よ、よいじゃろうか?
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。      /////!: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、 
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ 
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙ 
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',
       /  ," ''' -,',:!',: :,: : ', ヾ、: : ,イ:.:.:.'、,     , イ,':,' .!: : :.//:゙ー-,:', ヽ、: :',
      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
    ,.イ      ゙'' .、/ リ!: :〉;',ヽ: :'、゙>...'、゙,:.:.:.:.:.'、 !  イ /: :,イ/:.:.:.:,イ: ! ヾ   ヾ
  ,.'       ,イ゙ゝ /  .レ'./.',i ヽ,:.ヽ:.:.:.:.:.:>、.:.:.:'、   /イ !、:.:.:/、_ヾ!____
  !      , イ .i,.イ    /  リ   ',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー-、    ,-',/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ゙ヽ、
  !     !"       /       ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,〉  `  ´  ',、:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.,'    ヽ
 . i     .l       ,,,/, -ー     !:.:.:.:.:.:.:.:.:., イ ゙',         ',\:.:.:.:.,:.:.!,'     ヽ、 ,、
 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
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  i     l    /,,, ̄ ゙̄ヾ'''ー     ,i"イ       !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',     ',         , イ .゙ソ、
  l     ',  .,イ  ゙ヽ、  '、     /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i    ',   , イ   ,.イ  .,イ  ゙ヽ、
  l      ',,イ     ヽ   '、    /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!    ', ,イ    ,イ  ,イ    , ゙

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 と、木下は言った。
56 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:47:02.39 ID:QCXoSGGp
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「……」

「……」
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                    '⌒W                i:::::::::::::: l::::::::: ;
                  从   '          ・ .'::::ぅヘV::::::: /         
                      ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′   招待? ワタシを、ですか?
                          、 、        / 「:::::i:::::::::::i
                        「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l    それは、やっぱり……。
                      ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l   
                        , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <  
                       ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .             「うむ……情けないと
                 ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i              思ってくれてよいのじゃが、
                    /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦               流石に春夏殿のところに行くのは、
                   , '^ア⌒7⌒7い⌒'  7> '⌒ ...:::::::::::::::::::  ¦               その……」
              <⌒ √ /   ′ `V::::〃 .......:::::::::::::::::::::::::::  Λ 
              〈 ⌒'ー〈  j'   小/´ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::  /::::: . 
            /´::>、_/`ーァ'^ーァ'⌒7 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〈:::::::: :   ああ……なるほど。
              X´:::::⌒>、_∧__,/ _,.ゝ、, xヘ、 _::::::::==-ァ仁  }i::::: ;
            / :::::>:::⌒7¨⌒~て >'⌒ <⌒ <>、  __彡'⌒:: /:l::::: i
             , ⌒¨´ ,...::::::/´__,√/ .::::::::::::`¨¨「\_>::::::::::::::: ィ゙::::|::::: l 
           / ::::::::/:::::::::::〉'⌒>'⌒...:::::::::::::-=ニL 小::::::::::ア〔:::l::::::|::::: |




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: : : : : :|:.:/       ____」:.:|ムィ: : : : ;': :ーz/」'___        ',:.:|: : : : : : : : : :.:.:.:|: : :
: : :|: :.:.レ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ーキ::|:::::',::::i: :/::::::/};' |=‐-  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ!: : : : : : : : : :.:.:.:|: : :
: : :i: : :.|______    ',ト、:::ト:::V:::::::// /    _____ |: : : : : : : : : : : :.|: : :  や、やっぱりダメ、じゃろうか。
: :.:.|: ::,ィfア¨示ニ,ニ、ニ、ニ≦  ヽヽ:::::::/ ′ ィfニ,ニ,ニ、ニニ!¨゙ミ≧、: : : : : : : : :.:.:.:|: : : 
: : :.', ´ヘ《  |{ニノ:.:.:.:.:.:勹:}|      `'´    |L,r':.:.:.:.:.:勹:.}|  》イ: : : : : : : : : : :.:.|: : :  どうしてもダメなら、
: : : :ヾ : :ヽ r彳}:.:.:.:.:.:.:.ィ:i|          。    r彳、:.:.:.:.:.:.ィ:i|  イ: :/: : : : : : : : : :.:.:|: : :  わしも覚悟を決めるのじゃが……。
: ::::i: :..',: :.',  ゞ========く              ゞ========く  /:./: : : : : : : : : : : : |: : :
: ::::|: : : ト: :i: /i/i/i/i/i: .        . : :/i/i/i/i//:./: : : :|: : : : : : : : :.:|: : :
: :::::',: : :| ヽ:',: : : : : : : : : : : :           : : : : : : : : : : : :/:/|: : : .::|: : : : : : : : : |: : :
: :::::::V: :'.ー\:、  u            .:i|           u    /;イ_i: :.:..::::|: : : : : : : :.:.:|: : :
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【選択肢】
 1:夜鷹のことを説明し、別の場所なら……と告げる。
   夜鷹(お試し)行為が可能になる。今後、フリーパートにおいて、木下との会合を選んだ際、売春行為が可能になる。
   ただし、木下の懐具合にも左右されるため、実行されるか否かはダイスで決定する。
   また、彼の懐具合によって確率は変動する。


 2:夜鷹のことを説明し、今は行うつもりはなく、あの時は特別だ、と告げる
   木下による夜鷹(お試し)は行わない。夜鷹自体の実行も、まだ後回しとなる。


 下3の間、1d100を添えて選択。雑談除く。選択判定値『1d100』に最も近い選択を採用。
 選択判定値はレスが揃うか、時間経過で決定する。
57 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:47:22.42 ID:SXYyz3C7

【1D100:17】
58 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:47:31.16 ID:KcH9gp3T

【1D100:12】
59 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:47:41.46 ID:mEnM78xW
1
【1D100:22
61 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:48:17.24 ID:QCXoSGGp
選択判定値:【1D100:78
62 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:49:43.84 ID:KcH9gp3T
うーん、結構皆乗り気?なんかストーカー進行しそうだから避けたかったが
63 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:50:14.40 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】有効範囲>>57さん~>>59さん。選択判定に最も近い値が>>59さんのため、
             『1:夜鷹のことを説明し、別の場所なら……と告げる』が選択されました。
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         ___/:::::::::::::::::r≦:彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー<ノ: : : ヽ:ハ
      rvう⌒ノ:.Y:::::::::::::rー:…':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\厂 : |:..Y
     r≧彡:⌒ }:::::r:‐::’::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ: : しノ
     しノ: : : :.丿:ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.: :::::::::: '. :::::::::::::::::ヽ:::::::::::::∧/
        弋:_:_ノ厂:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::: '. :::::::::::::::: !:::::::::::::::∧
       {∧∨:::::::::::::::::::::::::::::′:::::::::::::::::::| |:::::::::::::: ' ::::::::::::::: !:::::::::::::::: ’    ……いえ実は、あの時はワタシも
      ∧∧.′::::::::::::/::::::::: !:::::::::::::::::::::: ! !::::::::::::::::|:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::!   少し勘違いをしていたんです。
       ::::::V::::::::::::::::: ′:::::::::|:::::::::::::::::::::: | |:|::::::::::::::|:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::!
        |::::::|::::::::::::::::: |::::::::::::::|::::::::::::::::::::ハ  |:|::::::::::::::|:::::::::_:_j:::::!:::::::::::::::!    だから、説明しますね。
        |::::::|:::::|:::::::: : |ー:::::::::|:::::::::::::::::://  |ハ::::::、:::イ´:::::::::::/|::::|:::::::!:::::::|
        .: ::::::::::|:::::::: : |::::::::::::::|>─一'’    ー─ ^ー… ”¦::|:::::::!:::::::|
       V::::::::|:::::::: : 「  ̄ ̄                xzzュォ.rzヤ::;’::::::|:::::八                「勘違い?」
.         Y::::::|:::::::::::::| 牙zテア.示ゝ           込zz少 .i/:::::::::|:::/ }   
        |:|::::|:::::::::::::| ゝ 込zz少               /:::::::::::|/ /   
        |:|::::|:::::::::::∧                     //////:::::::::/イ      ええ、結論だけを言えば、自宅とかは
        |:|::::|::::::::::::::∧ //////       .           /_:::::::/:::::|       無理なんです。
        |:ゝハ::::::::::::::ト::\                    厂::::::::|
          V′:: …─ヽ                          /::::::::::::::|       あの付近の、
.         |::::|::::::::|::::::::::ヘ       ー     ’       イ:::::::::::::::::|       然るべき場所じゃないと。
         :|::::|::::::::|:::::::::::::::!\                 イ:::::|::::::::::::::::::|
          !::::!::::::::!:::::::::::::::!::::::::: .           . ' ノ⌒|::::::::::::::::::’
         !::::!::::::::!:::::::::::::::!:::::::r v_>   ─  ノ⌒~   ノ:::::::::::::::::::ハ    
.           !::::!::::::::!:::::::::::::::!:::::∧  ⌒ヽ__  ノ⌒     |::::::::::::::::::::::ハ   
        ¦::!::::::::!:::::::::::::::!:::/:::::)     Ⅴ         ト⌒ヽ::::::::::: ハ
        ¦::!::::::::!:::::::::::::::rく⌒′      }         V   ’…ー───ァ‐   
     厂::::::「 ̄ ̄ ̄ ・…く  V   r v厂三爻      /             ノ:::::::  
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 さりげなく周囲を見回す瑠璃。大丈夫だ。人影はない。それに今、瑠璃も木下もスカヴェンジャーとしての装いだ。

 仮に誰かに見られたところで、話をしっかり聞かなければ、近所からは店の後処理の一環としか思われないだろう。

 だから瑠璃は、小声で、そして代名詞を使い、木下に夜鷹のルールを説明した。特に、誰かの自宅はNG、という点を。
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      , イ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
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   .,イ: : : : : : : : : : : : :,: : : : : : : : : ,: : : : : : : :'、
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. ,': : : : ,': : : : :!:,イ   !:!,: : :i!: :i: :!!:,'  .',:!: :!: :!:',:.',
.,': : : : :! : : : : !/    リ ',: :i!: ,i:,/.リ    !: ! : ! !!:.i
,': : : : :i: : : : : :!.ニニニニ. ', !リ.リ ,tzf千'、!: !: :i: ! !:!
: : !: : :,',: : : : 〈  .性別    ゙     i秀z!/!: i: : !: ! i:!   そ、そうじゃったのか。
: : : : :,' ! : : : : ',. 弋z汐       ゝイ .,': ,': :,': ,' .!:!
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',///////    丶 ///,': : :./!/ i/   わしはてっきり……。
: :!: :/: : :',: : : : :.',                ノ: : :/./  !
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、       , 、  ./: :,' /,    i
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!                             「……ワタシのミスですので、
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!                              内緒にしていて下さいね?」
     !/ ',: :,〉、:'、  ̄ フ‐,-'、゙ヽ,! /イ  ヾ
  ___,-,イ; ; ',、ヾ  ,';;;,'三ヾ!.!丶ー――‐-、
;"; ; ; ; ; ; ; ; ; !i; ; ; ;',、゙;ヽ';;;;'、 三.!',!,;.ヾ、; ; ; ; ; ; ;.!     それはもちろんじゃ。
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ! !; ; ; ; ', >、;! ',--〈 ', ; ヾ、; ; ; ; ; ;!
; ; ; ; ; ;.,; ; ; ; ! !; ; ; ; ; ;',   ! 三 ', .i、; ;//; ; ; ; ;i      決して、誰にも言わぬと約束する。
; ; ; ; ;./.\; ; ! !; ; ; ; /.>、 !三.三', !ヽヽ、; ; ,、!、
; ; ; ; / ., 、 \ヽヽイ/; ; ;ヽ,!三三三',; ; ;`,','; !; ; ; !
; ; ; ;}ー'''''"  ゙iイ, イ; ; ; ; ; ; ;!三 三三.',; ; //; ;'、; /
; ; ; ;! ./ ̄   ',ヽヽ; ; ; ; ; ;.!三三三三',;//; ; ; ; 〈
64 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:50:32.49 ID:QCXoSGGp

              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',     で、ではやはり、
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',    春夏殿のところでなければ
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、  いかんということか。
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。      /////!: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',
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      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
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  ,.'       ,イ゙ゝ /  .レ'./.',i ヽ,:.ヽ:.:.:.:.:.:>、.:.:.:'、   /イ !、:.:.:/、_ヾ!____
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 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
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  i     l    /,,, ̄ ゙̄ヾ'''ー     ,i"イ       !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',     ',         , イ .゙ソ、
  l     ',  .,イ  ゙ヽ、  '、     /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i    ',   , イ   ,.イ  .,イ  ゙ヽ、
  l      ',,イ     ヽ   '、    /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!    ', ,イ    ,イ  ,イ    , ゙



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          |:::|:::::::::::::| ,ィ爪笊芹`         ´笊芹不 ヽ !::::::::::::|::::::|
          {l::|:::::::::::::| {l 比J刈         比J刈  / }::::::::::::|:::::;   ……
           |:{、:::::::::::|   弋こソ         弋こソ  /:::::::::::/:::/
           |:::{\::::::|           ,          ・/:イ::::/T´:}
         ,::::::\\:!                       ' /イノ イ:::: !
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         /:/::::::::,> ´     |>            <     `ー ァ:::::::.
      /:/::::::://ム       { {^ヽ, `  - _´rイ} |        )ヽ:::::.
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      ,::/,:::::::{///∧、_      ∨/ \__Y__/ /       _ノ//∧::::::.
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65 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:51:30.01 ID:4IGyeQvJ
黒猫は金が全く足りないし、変に暴走されても困るし……。
66 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:51:50.30 ID:QCXoSGGp

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        ,:::/::::::::/:::::込、         __ __          イ::: !::::: |::::::|
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 瑠璃は、息を吸い込んだ。これは、必要なことなのだ。きっと、間違いなく。

 見ず知らずの人は、やはり危険だと思う。だからまずは知人で。

 そして――言い方は悪いが練習としては――木下は、都合がよい相手と言えた。唇に、無理矢理に、笑みを作る。
67 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:52:23.67 ID:QCXoSGGp

                  _,rn豸>    _ .................... _
                    <_彡く⌒} -=ニ二二ニ=-::::::::::`:..、
                  'ー=ア´ ...::::::::::::::::::::::¬-=ニ=- :::::ヽ,_
                         ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=ニマ⌒苡ヘ
                   (  ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ ヘ¬'’
                      丶 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノヘr┬'^
               '⌒ 、____ / ____   ̄ ̄ ̄  ノマニ7⌒
                  i :::::::::i:::::::::Λ :::::::::::::::ii::::::::::::::i::::::::::::::::V:::::::: .
                   j.::::::::::l::::::::「^| i:::::::::::::il :::::::::::::l;:::::::::::::: l::::::::: :
                 ⌒T:::::|:::::::iト | i:::::::::::::i| i::::::::::::|i:::::::::::::: l::::::::: i     ……いえ、
                i ::::「「`汎 Li:::::::::::::iLi:::::::::::」i:::::::::::::: l::::::::: l     その然るべき場所を
                ∧::::}   り     ̄ ¨^汀J了 i:::::::::::::: l:::::::::¦     こっちが指定してもいいなら、
                    '⌒W           乂,_ソ i:::::::::::::: l::::::::: ;     構いませんよ?
                  从   '          ・ .'::::ぅヘV::::::: /
                      ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′
                          、 、 _        / 「:::::i:::::::::::i
                        「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l
                      ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l
                        , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <
                       ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .
                 ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i
                    /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦
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   i i: : i: : : : !:',. 弋;汐.////////.弋Z汐 ./:/: : : :i i: :!: : :!i   ほ、本当か!?  
   i ',: : ',: :i: :i: :i ////// ! //////// /:/: : : :.,'ノ:.',',: : : !
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     ',:',: : : !、'、ヽ、     !/  ヽ  ,イイ: : : : /: : : : : : ',: :                     「いやあの、声が……」
     ',',、: : :!ヾ、: : ヽ、  i   ノ/,.イ:,.イ  ゙̄ヽ,: : : : !: :'、:
     ∠.',: : :',/!:.!: :!:i: :ヽ、ゝ-イ.イ"イ; ; ; ; ; ; ; ; ゙',: : :!ヽ、
       ,イヽ: :',リ!: i',:!:.i",イ!゙"イ, イ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;!:!,: ゙,     す、すまぬ、つい……。
     イイ,-、ヽヽi:.ノ ,!イi,イニi"゙i  !; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; !:!ヾ'、
     , イ; ; ,r゙-ー''"イ/:.:.:.:.i:::::! ,/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ',ヾ、
    ,イ ; ; ; / ; ,イイ ; ; ',:.:.:.:.:イ!:::!,' ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i
   i; ; ; ; ;/; ; ; '、'、; ; ;!/ヽイ! ヾ,::!; ; ; ; ; ; ; ヽ; ; ; ; ; /
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   !; ; ; ; !; ; ; ; ; ; '、/:.:.:.:.:.:.i"/,'; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ'; ; !
68 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 22:53:26.40 ID:SXYyz3C7
駄目なら娼館に通うらしいから、ストーカー化の進行度変動もあるだろうけど
この選択肢の影響の第一はインデックスとばったりフラグじゃないかと思ってる
69 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:54:26.00 ID:QCXoSGGp

: : : : : :/: ::::/        |: :|::i: : : : : : :,'::::::|:: i:|      \::::::.: :|: : : : : : : : : : : :|: : :
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: : : : : :|:.:/       ____」:.:|ムィ: : : : ;': :ーz/」'___        ',:.:|: : : : : : : : : :.:.:.:|: : :         でもいつもというわけには
: : :|: :.:.レ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ーキ::|:::::',::::i: :/::::::/};' |=‐-  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ!: : : : : : : : : :.:.:.:|: : :         行きませんから。
: : :i: : :.|______    ',ト、:::ト:::V:::::::// /    _____ |: : : : : : : : : : : :.|: : :
: :.:.|: ::,ィfア¨示ニ,ニ、ニ、ニ≦  ヽヽ:::::::/ ′ ィfニ,ニ,ニ、ニニ!¨゙ミ≧、: : : : : : : : :.:.:.:|: : :         こちらから連絡して、
: : :.', ´ヘ《  |{ニノ:.:.:.:.:.:勹:}|      `'´    |L,r':.:.:.:.:.:勹:.}|  》イ: : : : : : : : : : :.:.|: : :         貴方の都合が合えば、で
: : : :ヾ : :ヽ r彳}:.:.:.:.:.:.:.ィ:i|          。    r彳、:.:.:.:.:.:.ィ:i|  イ: :/: : : : : : : : : :.:.:|: : :          どうでしょう?」
: ::::i: :..',: :.',  ゞ========く              ゞ========く  /:./: : : : : : : : : : : : |: : :
: ::::|: : : ト: :i: /i/i/i/i/i: .        . : :/i/i/i/i//:./: : : :|: : : : : : : : :.:|: : :
: :::::',: : :| ヽ:',: : : : : : : : : : : :           : : : : : : : : : : : :/:/|: : : .::|: : : : : : : : : |: : :   う、うむ、わかったのじゃ。
: :::::::V: :'.ー\:、  u            .:i|           u    /;イ_i: :.:..::::|: : : : : : : :.:.:|: : :
: :::::::::',: : ',∧ ヾ                   o    /´//i: : .::::::|: : : : : : : : :.|: : :   それでお願いする。
: : ::::::::V: :Vム `             r = 、          ´  ///: .::/.::::!: : : : : : : :.:.|: : :
::. : ::::::::',: :.:V/ン、           ̄ ̄´          ィ//': .:::/.::::::!: : : : : : : : :|: : :
:::::. ::::::::::ヽ: :V//へ                         ,∠///: ::::/.::::::::|: : : : : : : :.:′: :       
: :::: ヽ::::::::::',: :V////>                     </////. .:::/.::::::::::|: : : : : : : : : : : :        




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       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ   わかりました。
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/    では、連絡先を教えて下さい。
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、               ..:′ヽ:/
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.    ` -   。o个
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 そういえば、未だに木下の連絡先を聞いていなかった。PDAを取り出し、教えてもらった連絡先を登録する。

 彼も――頬を染めながら――瑠璃の連絡先を、己のPDAに入力したようだ。
70 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:56:12.47 ID:QCXoSGGp

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      rvう⌒ノ:.Y:::::::::::::rー:…':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\厂 : |:..Y
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        弋:_:_ノ厂:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::: '. :::::::::::::::: !:::::::::::::::∧
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        .: ::::::::::|:::::::: : |::::::::::::::|>─一'’    ー─ ^ー… ”¦::|:::::::!:::::::|
       V::::::::|:::::::: : 「  ̄ ̄                xzzュォ.rzヤ::;’::::::|:::::八
.         Y::::::|:::::::::::::| 牙zテア.示ゝ           込zz少 .i/:::::::::|:::/ }  ……じゃあ、また連絡しますね。
        |:|::::|:::::::::::::| ゝ 込zz少               /:::::::::::|/ /
        |:|::::|:::::::::::∧                     //////:::::::::/イ    都合があえば、よろしくお願いします。
        |:|::::|::::::::::::::∧ //////       .           /_:::::::/:::::|
        |:ゝハ::::::::::::::ト::\                    厂::::::::|
          V′:: …─ヽ                          /::::::::::::::|
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          !::::!::::::::!:::::::::::::::!::::::::: .           . ' ノ⌒|::::::::::::::::::’
         !::::!::::::::!:::::::::::::::!:::::::r v_>   ─  ノ⌒~   ノ:::::::::::::::::::ハ
.           !::::!::::::::!:::::::::::::::!:::::∧  ⌒ヽ__  ノ⌒     |::::::::::::::::::::::ハ
        ¦::!::::::::!:::::::::::::::!:::/:::::)     Ⅴ         ト⌒ヽ::::::::::: ハ
        ¦::!::::::::!:::::::::::::::rく⌒′      }         V   ’…ー───ァ‐
     厂::::::「 ̄ ̄ ̄ ・…く  V   r v厂三爻      /             ノ:::::::
     /::::::::::::ゝ             \  人γf:ぅ从爻ー  /          厂::::::::::::::
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 これで、明確に、木下は『お客様』になった。

 これが良いことなのか、悪いことなのか。

 瑠璃には、判断できなかった。
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.,': : : : :! : : : : !/    リ ',: :i!: ,i:,/.リ    !: ! : ! !!:.i
,': : : : :i: : : : : :!.ニニニニ. ', !リ.リ ,tzf千'、!: !: :i: ! !:!
: : !: : :,',: : : : 〈  .性別    ゙     i秀z!/!: i: : !: ! i:!
: : : : :,' ! : : : : ',. 弋z汐       ゝイ .,': ,': :,': ,' .!:!   う、うむ。
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',///////    丶 ///,': : :./!/ i/
: :!: :/: : :',: : : : :.',                ノ: : :/./  !    こちらこそ、無理を言うて申し訳ない。
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、      -    ./: :,' /,    i
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!        本当に感謝する。
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!
     !/ ',: :,〉、:'、  ̄ フ‐,-'、゙ヽ,! /イ  ヾ        また、次の機会に、の。
  ___,-,イ; ; ',、ヾ  ,';;;,'三ヾ!.!丶ー――‐-、
;"; ; ; ; ; ; ; ; ; !i; ; ; ;',、゙;ヽ';;;;'、 三.!',!,;.ヾ、; ; ; ; ; ; ;.!
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ! !; ; ; ; ', >、;! ',--〈 ', ; ヾ、; ; ; ; ; ;!                              「はい……次の機会に」
; ; ; ; ; ;.,; ; ; ; ! !; ; ; ; ; ;',   ! 三 ', .i、; ;//; ; ; ; ;i
; ; ; ; ;./.\; ; ! !; ; ; ; /.>、 !三.三', !ヽヽ、; ; ,、!、
; ; ; ; / ., 、 \ヽヽイ/; ; ;ヽ,!三三三',; ; ;`,','; !; ; ; !
; ; ; ;}ー'''''"  ゙iイ, イ; ; ; ; ; ; ;!三 三三.',; ; //; ;'、; /
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 別れの言葉は、次の探索、ではなく、次の機会、に。

 口元に隠しれきれない笑みを浮かべて背を向ける木下を、薄い笑みを浮かべた黒猫が見送る。

 歩き出した彼は、何回か振り返りながら、元来た道を、そのまま引き返していき――すぐに、見えなくなった。
71 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:57:01.65 ID:QCXoSGGp

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        '      .             :                '.




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                         /.:{ _{YN}Y ト,-‐ ´   __ノ¨´ヽ:::::::::‘,
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72 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:57:18.21 ID:QCXoSGGp


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73 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:57:49.67 ID:QCXoSGGp

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74 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 22:58:58.27 ID:QCXoSGGp

                            r‐r 、_
                          __}ノ ノ /
                   r‐ャ,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄ ̄``ヽ
                   ノ}〉7.:.:.:.:.:.:.:.``ヽ.:.:.:´ ,:.:.:.:.: \
                     └ァ゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.′.:.:.:.:.: ヽ
       「\         /.:.:.:.:.i:.:.:|!.:.: |i.:.:.|!:.:. Y}!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
       _八.:.:.:\       /7.:.:.:.:.:.:i.:.:.|!.:. 八.:リ.:i: リ:}!:.:.:.j| .:.:.:. ∧
     <.:.:.:.:.:`.:.\\     //.:.:.i:.:.:|.!:.ハ.:/ ,/´ハ芹:.ハ.:.:.:リ.:.:.:.:.:. ∧
      「 ̄:.:ヽ.:.:\\    イ.:.!:.:|.:.:从i j/   、 Lソ/ 7 イ .:.:.、:.:.:.「.:\
    ___>.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> r‐ ァト、.:.ハ ィ圻   _ -─<(:.:.:.:.:.:.\:i.:.:.:.:.\
   /⌒7 .:.: ─‐.:.:.:.─ ィ´ 〉/   )`ヽゝ┘- ´     ─う.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|i.: \     ……またの機会、か。
     / イ:.:/.:./`` 、/‐┴ヘニア⌒)ヽ     __ _ 二⊇.:.:.ヽ :.|:.:.:.:.:|ト:.:.:.: \
       /.:.:./:.:,:.:.:< /-_-_-_-_-_-_/_弌 ─‐ァ⌒ ̄ ̄-_-_-\.:.:.:.:. ,:.:.:八:.\:.:.:.:\
      j{.:.:/{.:/.:/.:.: /-_-_-_-_-_-_〈 _ ,厶' ̄}-_-_-_-_-_-_-_-∧.:.:./:.:/}:.:.:.,:.:.: ヽ.:.:.:.ヽ
      j{.:, レ.:.:{.:.:./{-_-_-_-_-_-_-ノ‐〈‐ 〕 〈-_-_-_-_-_-_-_-_-_}:ノ.:./:リ:.:. |!:.: i∧:.:.:.:.:i
.      レ′|.:.:.ヘ.:.{`\ -_-_-_-_< ー┘r 〉∧‐_-_-_-_-_-_-_<.:.:.イ.:/ :.:. |!.:. i }!.:.:.:.:l
         乂.:.「`\ノ`¨¨¨¨¨`ヽ厂し'⌒)ノ) \-_-_-_-< __.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.: リ:.:.:|ノ:.:.:.:, ′
           /.:.:.rァ‐…‐ / r‐ゝィi〔-_-_-_  ̄ ̄⌒ ィ.:.:.:.:.: , ':.:.:.:.: /|:.:.:.| .:.:/
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: : ヽ 〕iト 、  レ′ ' 乂.:.:.:.:ヘ.:. ∨ア (: i : i 〕  )k イ_-_-_-_- r<  ̄      j} /
: : : ソ-_- ∧        ̄ ̄\У寸 i ゜i 乂 `ヽ,-_-_-_-_-_-_\     レ′
: :/⌒ヽ-_-〕iト 、        乂У/: /   ⌒ヽ  (⌒-_-_-_-_‐/
⌒ヽ   ) `ヽ_- > ‐ 、   /_ / j ゜{       `\⌒ヘニニ斥\
  ⌒ 、ノ´ ̄)_-_-_-ヘ \ /_-_} 八 ゝ      xく⌒>、 ノ  )⌒ヽ
      ) ̄ 〉-_-_-_-_-\ \-_-イ   ) ゚ }>‐xく⌒ -_-人__(   ⌒ 人 )、
_ ノ  ,人 / ̄ ̄`ヽ_-_- )k ∨ } \j!/-_-_-_-_-_-_-_-_-_-) ノ (   )ノ〕iト、
    (   Y⌒ヽ  /_-_-_- )k ∨ r┘-_-_-_-〈⌒'Y'⌒〉-_-_ \_ ノ´ ̄ _-_\
ィ⌒ヽ )  }    )/-_/⌒`\\  \ -_-_-_-_>≠< -_-_-_-_-_-_-_-_-_-_- ヽ
   /´ ̄  _ ノ _-_{ /⌒ ノ⌒\  \ _-_- └ ⌒ ┘-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-‘ ,
/`ヽ, ─ )⌒\ _-∨     )   ノ〕iト >-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ ´,
  /  }    )k_-_/  ̄ ___ ノ-´⌒\_ 二二ニニ= 7_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-´
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 つぶやく。

 溜息。

 そして、己の真横を見る。
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          ゛゛二 ニニ= ..,,__                       __,,.. =ニニ 二""
    ,.、 ----―――-- 、、_ `゛'、              ,ィ'"´  _,, --―――---- 、、
    ilァ====z-――-キ三三ニz .,゙             〃,. zニ三三r――-、ヾ====ァリ
    iz   |l|     |ll|    `゛                  '"´    |ll|     |l|   /l/
     l!、.  iz、    、'ッ __                        __ヾ'、    ノリ  ノツ
     `ミ_三三三三三ニ=一'                     `ー=ニ三三三三彡'




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 そこにあるのは、壊れたマリオネットの虚ろな人工眼球。
75 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 23:00:40.21 ID:QCXoSGGp

      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..                 ::::::::l:..:..l:..|
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..'
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ              ,  ∨
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ                .
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..
.     /..:..:..:..:..:/..:/  \      `ヽ_//ハ  ':.i ):..:.i
     '..:..:..:..:..:.,/      、____,」ノミミ}  |:|  ):..|
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 今の自分はどんな顔をしているんだろう。

 なぜかそれを知りたくなくて、瑠璃は、そっと、己の目を閉じた。



『13日目:探索パート:終了』
76 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 23:06:49.63 ID:QCXoSGGp
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【システムメッセージ】

 ・探索前にマリオの部屋を掃除し『瑠璃専用拳銃の設計図』を入手しました。
  作成には幾つかの部品と、腕のよいガンスミスが必要です。

 ・4階掃討時に瑠璃が『かすり傷』を得ました。14日目には回復します。

 ・エレベータのパスコードを上条、木下、ヒナギクに教えました。
  彼らは今後の探索で瑠璃とはぐれた場合の生還確率が上昇します。
  瑠璃が重傷等の場合でも、帰還確率が上昇します。
  スラムの依頼受理者が再発生し、さらにその受諾者に情報が渡った場合、時間的制約が厳しくなります。
  ヒナギクの内部パラメータ『????』が+1されました。(現在値0。+5になると属性として付与される)
  
 ・魔想志津香からの支援物資として、『捕縛用即席トラップ 1個』を得ました。

 ・5階の方向決定時に選択判定値と選択用ダイスの値が一致しました。
  ピタリ賞として瑠璃の【ペナルティ:疲労】を解消します。

 ・5階倉庫の2階部分の探索が未了のままです。次回探索先として残存します。

 ・マリオネット発見時、トラウマ(殺害)を抑制しました。
  平常心カウンターが+2されました。トラウマ(殺害)の影響が軽減されました。

 ・咄嗟の判断で、スネークへの誤射を防ぎました。平常心カウンターが+2されました。
  
 ・『人型』相手に催涙スプレーを使用しました。催涙スプレーを失いました。

 ・上条が『人型』との一騎打ちで負傷しました。次回探索には参加しません。

 ・元互助会員の注目を集めました。今後、一定の確率で彼らが依頼参加や探索等を行います。

 ・木下と道すがら、会話しました。
  瑠璃の『力になれている』というを受けた木下の『力への渇望』が増大 → 木下の男娼フラグが進行しました。
  瑠璃が身を許してくれるという言葉を受けた木下の『金銭への活動』が増大 → 木下の男娼フラグが進行しました。

 『13日目』を終了します。
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77 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:08:29.10 ID:KcH9gp3T
男娼フラグだったのか!?
78 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:08:53.31 ID:4IGyeQvJ
何か面白いフラグが進行したなぁw
79 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:09:28.97 ID:SXYyz3C7
男娼フラグだったのかw
まあ、瑠璃だけじゃなくて秀吉も金欲しいよな
80 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 23:12:55.55 ID:QCXoSGGp

            , -  、
           /ノ_^'^_)ヽ
          rl( )'Y ヽ」
          Y、└ ` '/)   というわけで、今回の投下は以上となります。お疲れ様でした。
          ヽ`  ̄´ィ
         rイ: T`r´‐'l    投下予告でも書いていますが、夏風邪と夏の祭典に力を割かれて、
         /:::レ/ノl, -べヽ、  再び間が空いてしまいました。
        r/:::/;;ソ::::::::::/::::::|
       /:::::/;;/:、:::::|':::;:::::::)  まぁ祭典は時期のもので、概ね予想どおりだったのですが、夏風邪が堪えました。
   ,-、__ィ/:::::/;;;l:::::`ヽ)'::/--ゝ´ どうも当方、疲労はともかく、風邪になるとかなり創作ペースが落ちるようです。
  rノ ,  /::::/;;;/::::::::::::Y:::r‐‐、!  気をつけなくてはなりませんねぇ。
  (/ク, //:::::l;;;;;;|::::::::::::::rヘ   ヽ
      l:::::::|;;;;;|:::::::::::::::::l::::ト、 \rへ_   そして、今回はほぼ完全に会話のみのお話になりました。
.      l:::::::ト、;;|:::::::::::::::::::l:::| ヽ _ ヽ_   こういうのを毎回書いてて思うのは、会話って難しいなぁ、という辺りでしょうか。
       へ、|ヽ「::::::::::::::::::::l:::l  ヽノフr'´  なんというか、呼吸とかを考え始めたら、中々筆が進まず……うぅむ。
..      T ヽト-、__-、_」        修正の度に違和感がまた見つかるのはなぜなのか、という感じです。
        |   ',      |         
          '.  'l        !        そして今回、一番胆を冷やしたのは、容量オーバーでした。
       ヽ、  l      |        
        ヽ::  l      |        まさかそんなことになろうとは……以後も気をつけなくては……
         {:::::::::',     }        というかあのタイミングで……
         /:::::::::ヽ    l 
      , - へ、__」    }         ともあれ、今回は想定外のことで長丁場になってしまいましたが、
     (___...、)コ   ハ         読んで下さり、また、選択して下さり、ありがとうございました。
            )-'´ ィ
            ,r--' ´/          
            |  ̄`ノ
            ヽ '´




             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i    なお、ステータス変動は、ちょっとお待ち下さい。
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)   13日目がリアルに長かったので、ちょっと確認しつつ、
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ    ステ更新したいと思います。
            i:`::::...::i " |  ´ ,i
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ      で、えーと、次回は探索パート終了後の『個々の小話』です。
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|
            |i!ili!i、.__._.メ"|
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ



     _,;;:一´ ̄ ̄ ̄ ̄`ー:;;、_
    /;;;;;' ̄ノ!/|::/ヽ:::|、ヾ`\:::::ヽ
   ,i;;;;/::::::::::::::l':::::::::''::::::::::::::::ヾ;;:!      では、次回の 『個々の小話』を選択して下さい。
   ,!;;〔:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 !
   !;;;;;〕、:::::_:::::::::::::::::;__:::::::::L !          1:キョン&ハルヒ
   !:;'::::::: ̄::::::ヽ::::::::::/:::::::::`::;;::''; !        2:木下 3回目
   !l::::::::, ' ⌒丶:::::::::':, ' ⌒丶  l!        3:キノ
  ,!=!ニ(    ):⌒:(    )ニ!=!        4:志津香 2回目
  ,rイ:::::::丶_,ノ/|:::;::' 丶_,ノ   ト-、        5:ヒナギク
 ! テ!:::;::::::::::::::::'::;|:''         !f ,!       6:リンク
 ヽ、|:::ヽ::::::::::::::::|       ,〃 !ノ       7:インデックス 
   !:::::::::::;;::;:, ,,`  ′、、 、  ,   !
   ';::::::`=ニニ二二ニニニ='′ ,イ     下3の中で、1d100を添えて、選択。
    ヾ , ,,           、、/,|      選択判定値『1d100』に近い選択を採用(雑談除く)
     `、,, " ,      、゛、,r'′ | _    選択判定値については時間経過または選択レスが出そろった後に決定します。
      \",;, ' ;; 、、 ゛/ ノ _y':::::`、
        `ー┬--一'′/ ,r'´::::::::::::::i、
         ,r'´〉    ,r'´:::::::::::::::::::::::i、

82 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:13:57.07 ID:KcH9gp3T
3
【1D100:89
83 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:14:07.57 ID:mEnM78xW
6
【1D100:54】
84 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:14:24.13 ID:4IGyeQvJ
試しに3

【1D100:92】

アーチャーは選択肢にないのかぁ
85 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:14:48.14 ID:SXYyz3C7
上条さんはないのかな

【1D100:19】
86 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:15:59.94 ID:KcH9gp3T
と、乙でした。
87 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:16:08.86 ID:mEnM78xW
>>83
あ、インデックスのつもりでした
88 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 23:17:21.04 ID:QCXoSGGp
選択判定値:【1D100:89
89 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:18:21.29 ID:4IGyeQvJ
おや、ぴったりの人が?
90 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:21:12.97 ID:KcH9gp3T
お、ぴったし?
91 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/20(日) 23:22:22.42 ID:QCXoSGGp

            , -  、
           /ノ_^'^_)ヽ
          rl( )'Y ヽ」
          Y、└ ` '/)    予想以上に早く選択して頂いたので、判定をいたしました。
          ヽ`  ̄´ィ
         rイ: T`r´‐'l     ピタリ賞で>>82さんのキノの小話1回目を起動します。
         /:::レ/ノl, -べヽ、   特典は何に……というかピタリが結構多いようなw
        r/:::/;;ソ::::::::::/::::::|   
       /:::::/;;/:、:::::|':::;:::::::)    ともあれ、みなさま、選択ありがとうございました。
   ,-、__ィ/:::::/;;;l:::::`ヽ)'::/--ゝ´  範囲外だった>>85さんにあっても、またよろしければご参加下さい。
  rノ ,  /::::/;;;/::::::::::::Y:::r‐‐、!
  (/ク, //:::::l;;;;;;|::::::::::::::rヘ   ヽ     なお、レス返し等は、ちょっと時刻的に明日かそれ以降に……。
      l:::::::|;;;;;|:::::::::::::::::l::::ト、 \rへ_
.      l:::::::ト、;;|:::::::::::::::::::l:::| ヽ _ ヽ_  申し訳ありませんが、ご容赦ください。
       へ、|ヽ「::::::::::::::::::::l:::l  ヽノフr'´
..      T ヽト-、__-、_」       
        |   ',      |
          '.  'l        !
       ヽ、  l      |
        ヽ::  l      |
         {:::::::::',     }
         /:::::::::ヽ    l
      , - へ、__」    }
     (___...、)コ   ハ
            )-'´ ィ
            ,r--' ´/
            |  ̄`ノ
            ヽ '´

92 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:23:15.49 ID:SXYyz3C7
乙ー
93 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:24:15.73 ID:4IGyeQvJ
乙でした。
黒猫もそろそろ新たなるステージに向かわないといけないな!w

マリオネットが借金の担保にでもなればいいんだけど。
94 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/20(日) 23:25:03.31 ID:KcH9gp3T
特典選べるならアーチャーとエロが出来るようなフラグのイベントかなぁ。
あくまで選べるならなので無視してくださって結構です
95 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/21(月) 01:39:40.76 ID:Gtkulp6J
乙乙
96 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/22(火) 22:10:54.84 ID:6pStsHfj

            , -  、
           /ノ_^'^_)ヽ
          rl( )'Y ヽ」    一日空いてしまいましたが、乙、ありがとうございます。
          Y、└ ` '/)
          ヽ`  ̄´ィ     ステータスは、ちょっとまだ手を付けられていません。
         rイ: T`r´‐'l       少々所用が立て込んでおりまして……とりあえず、レス返し的なものを。
         /:::レ/ノl, -べヽ、
        r/:::/;;ソ::::::::::/::::::|    
       /:::::/;;/:、:::::|':::;:::::::)
   ,-、__ィ/:::::/;;;l:::::`ヽ)'::/--ゝ´       2スレ目>>3679
  rノ ,  /::::/;;;/::::::::::::Y:::r‐‐、!         風邪はともかく、祭典はわかっていたことなので、ちょっと反省しております。
  (/ク, //:::::l;;;;;;|::::::::::::::rヘ   ヽ       計画通り、というのをキチンとしなくては……!
      l:::::::|;;;;;|:::::::::::::::::l::::ト、 \rへ_
.      l:::::::ト、;;|:::::::::::::::::::l:::| ヽ _ ヽ_
       へ、|ヽ「::::::::::::::::::::l:::l  ヽノフr'´
..      T ヽト-、__-、_」
        |   ',      |
          '.  'l        !
       ヽ、  l      |         2スレ目>>3680、3707、3708
        ヽ::  l      |        何気に『絶対売る形になるだろうなぁ』とか考えて
         {:::::::::',     }        バランス組んでいたので、リンクが選ばれた時は割と焦りましたw
         /:::::::::ヽ    l         メタ視点な話をするのもアレですが、収入をあげるのが
      , - へ、__」    }         難しい現状、ある程度の取り捨て選択が必要になるかと。
     (___...、)コ   ハ          最低限の『探索』はこなせているので、
            )-'´ ィ          やりたいこととやるべきことのバランスを如何に取るか、になるでしょう。
            ,r--' ´/
            |  ̄`ノ
            ヽ '´



             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i       2スレ目>>3717
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i       そりゃもう、知らない危険は防ぎようがない、という……。
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)      2スレ目>>3698
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ        スカヴェスレで底辺系悪役と言えば、彼ら以外は中々考えられませんでした。
            i:`::::...::i " |  ´ ,i        どんな邪魔になるか、というのは、概ね想像の通りかと。
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ          娼館については、まぁ、志津香と春夏が懇意なのですし、
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|          そもそも春夏秋波は割と高めの店なので……ただし、それ以外の場所では別ですが。
            |i!ili!i、.__._.メ"|
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ           2スレ目>>3730
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.       当方も最初は気になっていたのですが、
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、    最近はもうこれはこれでいいや、と感じていますw
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ



97 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/22(火) 22:11:28.43 ID:6pStsHfj


     _,;;:一´ ̄ ̄ ̄ ̄`ー:;;、_
    /;;;;;' ̄ノ!/|::/ヽ:::|、ヾ`\:::::ヽ
   ,i;;;;/::::::::::::::l':::::::::''::::::::::::::::ヾ;;:!      >>29
   ,!;;〔:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 !      やはりそういう意識を持つと、それなりに対応も変化しますので、
   !;;;;;〕、:::::_:::::::::::::::::;__:::::::::L !      ある程度考えるのは大事ですよね。
   !:;'::::::: ̄::::::ヽ::::::::::/:::::::::`::;;::''; !      >>77、78、79
   !l::::::::, ' ⌒丶:::::::::':, ' ⌒丶  l!      彼の現在の目的を達成するのに、最も必要な要素が金、ということで設定していました。
  ,!=!ニ(    ):⌒:(    )ニ!=!      しかしストーカー関係をほぼスルーされるとは、このリハクの目を以てしても……
  ,rイ:::::::丶_,ノ/|:::;::' 丶_,ノ   ト-、
 ! テ!:::;::::::::::::::::'::;|:''         !f ,!    >>93
 ヽ、|:::ヽ::::::::::::::::|       ,〃 !ノ    黒猫さんもステータスが割と良い感じになってきたので……。
   !:::::::::::;;::;:, ,,`  ′、、 、  ,   !      マリオネットの処置は、いくつか候補があります。そのどれを引くかは、今後の動き次第ですが。
   ';::::::`=ニニ二二ニニニ='′ ,イ
    ヾ , ,,           、、/,|      >>94
     `、,, " ,      、゛、,r'′ | _     せっかくですし、ちょっと考えてみます。すぐにすぐ、というわけにはいきませんけれど。
      \",;, ' ;; 、、 ゛/ ノ _y':::::`、
        `ー┬--一'′/ ,r'´::::::::::::::i、
         ,r'´〉    ,r'´:::::::::::::::::::::::i、




         _,,,..--‐―'''''''"""''' - 、
      _,,.-''"   ,.-'7,.-、 ,-、  、、'=-
    ,.:'     /  '  ヾヽ ヽ!ヽ iヽヾゝ
.   /      /         ヽ ヾ ヾ ヽ
.   i.      (     、     -.ヽ   ヽ     >>68
   i       ヽ    i    _,,..,,ヾ   ヽ     駄目なら娼館に通うらしいから、
  i        /    '! ,,..-''"__ `   /ミ、    ストーカー化の進行度変動もあるだろうけど
  !        i     ' ",.-''"´ヽ`'ヽ___,,,b. i i   この選択肢の影響の第一はインデックスと
  !     _,.,_ !    ___ri ◎ ,, ,,  y-‐!-< !   ばったりフラグじゃないかと思ってる
  i    /,..、ヾ+==―-! ー--''ノ/ /  ヽ+
   !   / ./ヽ ', 、    ヽ、_  _/  . ヽi
   ヽ  .!、 ヽヾ  ヾ       ̄     、、、!   アナタのような勘のいい読み手さんは……
   ヽ   ヽ `'   `         ‐_,,,_ __,,!   フフフフ……ウフフフフ……
    ヽ 彡'`''ー1.              ~ i
     i     i ,          , .; ; _,',.'.,!
     !     i'          ,,.-''"  !
     !     ヽ' , ,       '"     !
  r=ニi      ヽ、_',   , ,    ,     !
  ノ    ̄''‐- ..,,_   `"''-'..,,_;__ ; ' , ;__;,'/
/         "''ー- ..,,,_  r"""" ゝ,
                  "'‐,、   /./
                   / !  ! ヽ




             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i   とまぁ、色々と書きましたが、今回のお話も楽しんで頂けたなら幸いです。
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)  ステータス関係と、次回小話の書き溜めに戻ります。
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ
            i:`::::...::i " |  ´ ,i    キノの小話、どこまで書いたものでしょうか、と。
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|
            |i!ili!i、.__._.メ"|
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ
98 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/22(火) 23:06:53.77 ID:AzDhkH2U
おお、有難うございます。>ちょっと考えてみます
99 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/22(火) 23:41:11.97 ID:erX7oqQX
ん? アーチャーとのエロフラグは実際にはそうそう立ちそうにないものだったのかな。
100 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/08/22(火) 23:43:45.17 ID:erX7oqQX
ああ、リンクに処女をっていうのはやっぱり罠みたいなものだったのかw
101 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/30(水) 22:12:28.72 ID:C2g8DtAb

             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、   こんばんは、少し跳びましたが、明日の21時ころ、
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)   キノの小話1回目を投下しようと思います。
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ
            i:`::::...::i " |  ´ ,i    今回は短めで、かつ、小話中では特に選択肢等はありませんが、
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ      最後に、14日目の行動を決定する形になります。
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|
            |i!ili!i、.__._.メ"|      よろしければご参加下さい。
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、  
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ  
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ




     _,;;:一´ ̄ ̄ ̄ ̄`ー:;;、_
    /;;;;;' ̄ノ!/|::/ヽ:::|、ヾ`\:::::ヽ
   ,i;;;;/::::::::::::::l':::::::::''::::::::::::::::ヾ;;:!
   ,!;;〔:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 !   >>98、99、100
   !;;;;;〕、:::::_:::::::::::::::::;__:::::::::L !   アーチャーとのエロフラグは、キャラごとの比較で言えば、
   !:;'::::::: ̄::::::ヽ::::::::::/:::::::::`::;;::''; !   まだ楽な方です。ただ単に、彼女と会う回数とか、ストーリーの都合で
   !l::::::::, ' ⌒丶:::::::::':, ' ⌒丶  l!   立ってなかっただけですね。
  ,!=!ニ(    ):⌒:(    )ニ!=!    一応、ある程度の段階が必要なので、まぁ、ひとつ。
  ,rイ:::::::丶_,ノ/|:::;::' 丶_,ノ   ト-、
 ! テ!:::;::::::::::::::::'::;|:''         !f ,!  あと、一番最初にリンクを選ぶ、というのは、特に罠というわけではありません。
 ヽ、|:::ヽ::::::::::::::::|       ,〃 !ノ   ちょっとした難易度変化に近いですね。
   !:::::::::::;;::;:, ,,`  ′、、 、  ,   !    また、売れば金銭的には楽になったでしょうが、
   ';::::::`=ニニ二二ニニニ='′ ,イ    精神的な部分はどうだろう、とか、そういうレベルの話です。
    ヾ , ,,           、、/,|    実際、今までなんとかなってきていますので。
     `、,, " ,      、゛、,r'′ | _   
      \",;, ' ;; 、、 ゛/ ノ _y':::::`、
        `ー┬--一'′/ ,r'´::::::::::::::i、
         ,r'´〉    ,r'´:::::::::::::::::::::::i、 

黒猫は氷の微笑を浮かべるようです 13日目 探索パート その8

3607 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/30(日) 21:58:12.02 ID:swkFOwR2


             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、   こんばんは。
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ   何事もなければ、明日の21時から、探索パートの続きを投下いたします。
            i:`::::...::i " |  ´ ,i
            ヘ;::::、__`_´__, .、メ     ご都合がつきましたら、見ていただければ幸いです。
            i!il:::`¨¨¨¨¨´、/||
            |i!ili!i、.__._.メ"|      よろしくお願いします。
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ  
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ
3609 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:00:39.05 ID:v5VV1mgv

     _,;;:一´ ̄ ̄ ̄ ̄`ー:;;、_
    /;;;;;' ̄ノ!/|::/ヽ:::|、ヾ`\:::::ヽ
   ,i;;;;/::::::::::::::l':::::::::''::::::::::::::::ヾ;;:!
   ,!;;〔:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 !
   !;;;;;〕、:::::_:::::::::::::::::;__:::::::::L !   こんばんは、予告どおり、投下を開始いたします。
   !:;'::::::: ̄::::::ヽ::::::::::/:::::::::`::;;::''; !
   !l::::::::, ' ⌒丶:::::::::':, ' ⌒丶  l!   今回は最後にひとつ、選択肢が存在します。
  ,!=!ニ(    ):⌒:(    )ニ!=!
  ,rイ:::::::丶_,ノ/|:::;::' 丶_,ノ   ト-、  よろしければご参加下さい。
 ! テ!:::;::::::::::::::::'::;|:''         !f ,!
 ヽ、|:::ヽ::::::::::::::::|       ,〃 !ノ   投下感覚は10秒~1分の予定です。 
   !:::::::::::;;::;:, ,,`  ′、、 、  ,   ! 
   ';::::::`=ニニ二二ニニニ='′ ,イ    よろしくお願いします。
    ヾ , ,,           、、/,|
     `、,, " ,      、゛、,r'′ | _
      \",;, ' ;; 、、 ゛/ ノ _y':::::`、
        `ー┬--一'′/ ,r'´::::::::::::::i、
         ,r'´〉    ,r'´:::::::::::::::::::::::i、
3610 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:01:06.14 ID:v5VV1mgv
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【システムメッセージ】選択肢3:催涙スプレーを使用 が選択されました。
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         ,x:::::::::::::::::∧ニ{二/三三三>'´__. /¨    、 \L`'_//
  ‐--==≦´イ::;:::::::::::;:::{ニ\{三三三三/ヽ  /∨    ..:.r v' Y´!、 ̄    (今なら、この距離なら当てられる……!
    r::≦´:::;::イ:::::::/::::{ニ三i|三三ニイレ、./>'´>、 ..: .:l  l ', l ) 
    ヽ、x≦:::::::::/::::::::::!三彡!三ニィj  ゝ{ヽ.__      ム斗-‐'´        あの傷を狙えば、なんとかなるかも……!)
      \:::>'/:::::::://|/〉、j三/| { ,、__j \   ̄≧‐'´_ノ
       ´ く:::::::::/.イ::};ヘノ .〉/=| jノ  ',  、/¨ヽ/´
           ゝ'´く::::::::jハ ,イ弐ニ{_ゝ{   ヽ.  \
                `弋/ト}/_}ニ/;>ミ、_    ヽ  }≧、___
                    `弋{_レ'ト'ーヘ.`> ,x<}z≦_ノ⌒}≦マ}
                 く.:.:.:j三三≧彡三三彡'´:Y^′ニ三ミュ、
                     ム≧三三三三><´:Y^"三三三三三ミュ、
                    ム三三ニニ>个:.<⌒ゞ′ニ三三三三三三≧ュ、__
                    {三三>'´:jノ^ゝィ′ニ三三三三三三三三三三三≧ュ、




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     ./  弋__久.  i        i      L;;::..__》!「`゙ー--《
    /          _j____     i                  _ノム
     >k、.    / fソ` ̄`ーfソnnnm.r--、  , , ,,,,,,,,f_rkノ    (そう、キノさんに調整と訓練をしてもらったんだもの。
      `>≧-、,イ______////////____ _  ///,',',双7
    _,fFv仗_    i三三化イ‐ニ¬・…'7, / ̄7r' ̄7/ ̄/ /__    この距離なら絶対に……!)
  ., '´   `ヽ. \  j三三!L「´ f^!__  ヽ/ r-'《`ー'// ,斗く.....:.:.\
 / ,r'⌒ヽ. マ  .i} i`ヽr--'ハ `ヽ.ノ  /´ `ヽ、  /ヘ、 ハ....:.:.:∧
 | .i|    !  i   i} i__/ _,,,,... . . . ....}/.._八   .f^ヽYr‐-、 ヽ i....:.:.:.:∧
 l  弋_ノ  ,'  y'=-―・…‥'''''フ",r'⌒`ー-下、人`ヽ_j_,ノ....:.:.:.:.:.:.〉、
 ヽ.、 _ _/ /_____,斗'   { ヽ、_     `T¨´............:.:.:.:/.:.:.\
   `¨¨¨¨¨ ̄ ´            〈ゝ、   `ー-、____ノ....:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:\

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 すでに銃は構えている。この銃口をほんの少し下向けて、今も体液があふれ出ている『人型』の腹に向ければいい。

 あとは引き金を引くだけだ。あの傷をさらにかき回せば大きなダメージになるだろう。倒すことができる可能性すらある。

 相手が動かなければ、きちんと狙えば、外れる距離ではない。瑠璃の右手が、ピクリと動く。
3611 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:01:25.28 ID:v5VV1mgv

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      -=ニ二二二二ニ=-
   /二二二二二二二二二二ニ=‐
  ,二二二ニ=ーir::r―――-ミー- =ニハ
  {二二二ニ=ー|!::| i  ̄ ̄ ̄}{:::::::r―- L
  {_______________|!::| |__________,リ:::::::| 「  }{
  {二二二ニ=ー{__ト------ ':::::::: l└--'ノ
  {       }!::::「三二ニ=―=ニ二三≧ュ,
  {       }!::::|/ ̄下:::::: , :::::L::::}!::::::厂`
  {       }!::::|     l:::::: /::::: ハ::: }!::::,   会計前にもう一度確認しておくけど、
  {       }!::〒f芯テ::::::/::::::/ }:リ:::/   今だったらまだ、倒す可能性を出す形にも調整できるよ。
  {       }!::::l     |::イ:::::;f衍ハ:::::イ{   
  {       }i 八   }' |/  ;:::!:::::| {   今回選定した装備は本当に逃げることを前提にしてある。
  {        ハ:;:::ハ       ′ ハ从「 {   
   ``~^` …=イ:::}:::, ー 、  σ   イ:::::{, , ノ   またバランスが変わるから、練習しなくちゃだけど。
        「三二ニ/ `く厶 __,..ィ八ハr'      
      ノ三二ニ7    rvニ=-
  ,,<三二ニ7    ノ 二ニ=― ヽ               _
  --  `゙<三;   ィ- 仁ニニ―/            /) f | }
 {   `゙┌―…‐- ミ二二ニ=ー/、         γ´ ーf | レ
 {     i}      il二ニ=ー=ヘ }ト       /   : : ノ_レ
 {     i}      i|「二=ー-=く八 ,   「f⌒   ,,
        i}      i|{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:、 Vヘ    ゝー=≦ {
  :,     {L _____ 仆V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽVヘ   |      j!
  :,     「     |{ V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:八 }i  |ゞ,____, ィ
   ゝ、   l       |{  V:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{  \ |     i|




                       ,、,、,、、
            。=ニ⌒^⌒^⌒ニ=、く{(芍}リ
           ,イ≫''^゚^⌒^゚^⌒^゚^''く ヾ彡
       x=ミ〃^゚´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`く\
      弐Ⅳ :::::::::: :::::::::|::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vハ
.       マ彡:::/:::::::| ::::::::|::::::::| :::::: |:::::::::::::::::Vハ
        |:::|i::::::::|_::::::::|::::::::|:/::」L:::|:::::::::::|:::|
        |:::|i:::::::」L::-┴─ イ):::::刀:::::::::i:|:::|   いえ、このままで構いません。
        |::::Ⅵ广i):::ト     ヒツ.|::|::::::i:|:::|
        l:八小 ヒリ  .    ":::::.|ルイノ::::   わたしの腕じゃ確実に急所を撃ち抜くなんてできませんから。
        |::::::(_', :::"          ,r:::':::::::|   
        |::/|八     -     イ:! ::::::::::|
.         `  |:::个  .      イ|::::|::::::::::::|                               
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                  _ /    、 \L`'_//      ,.。-一…´¨ (⌒ヾ
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 だがその腕は、動き出す前に硬直した――自らの制動によって。キノの調整はあくまで防御や逃走を目的にしたもの。

 それに、以前より腕が上がったと言っても、どちらの可能性が高いかを考えたら、軍配の上がる方は明らかである。
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       |ヽミ、 小                  ..|,':|:/:::!
       |::|::::ヽミ         '         ト、'::::/    (いまの私の役目は、こいつを倒すことじゃないわ!
       |::|::::::::::ヽ                /:| `´ 
       |:;'::::::::::::::::\    ´ `   ./::: !        上条さんの邪魔をしないこと……
      !':::::::::::::::::;、!,、` 、    ., ィ::´ ::::::::;!        上条さんのサポートをすることよ!)
      ,':::|:::::::|::::::|  ⌒ヽ、` ´,r.''´/::::::::/.!
      ,':::::|:::::::l, へ、     ヽ/  /、_:::/ .|l
    _,',...-'‐ ´   \   ,r/ミ、  / ` ー''、
  ,r::´:::!           ` ー-i/彡ri,ノ      `
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 そも、戦闘が不得手だから護衛を雇っているのだ。上条が駆けつけてくれている今、瑠璃のすることは攻撃ではない。

 出来ることと言えばせいぜい、上条の邪魔をしないようにすること。上条が全力を出せるようにすること。

 そして同時に、スネークや木下が、戦闘に巻き込まれないようにすることだ。、
3612 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:01:56.39 ID:v5VV1mgv

                   (込)<::::>:.、
                    /孑:::i::::i::ヽ::、::::ゝ.、
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              /::::::::{__¨⌒´  .乏'::::〈^          / / ./ /
               ,.:.::::::::/三/ヽ,、 _,、 'ノ_;ゞイ      / /,.  /     (それでいい、ううん、
              /:::::::::/三{=≠彡<イ==ニニニ=-x、 /´Y.//  ,イ        それが一番のはずだわ!)
         ,x:::::::::::::::::∧ニ{二/三三三>'´__. /¨>'" _./´.:.:.:.:.:.:..
  ‐--==≦´イ::;:::::::::::;:::{ニ\{三三三三/ヽ  /∨<´ / ..:.:      :.:.
    r::≦´:::;::イ:::::::/::::{ニ三i|三三ニイレ、.//  >'´} .: .:.:.:.:..  .:.:.:- 、
    ヽ、x≦:::::::::/::::::::::!三彡!三ニィj  ゝ{  /  >、_ノ ..: .:.:.  .:.:.:.:.:.:.:..__)
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       ´ く:::::::::/.イ::};ヘノ .〉/=| jノ  ',  、 ̄≧‐'´_ノ
           ゝ'´く::::::::jハ ,イ弐ニ{_ゝ{   ヽ.  \/¨ヽ/
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                    `弋{_レ'ト'ーヘ.`> ,x<}z≦_ノ⌒}≦マ}
                 く.:.:.:j三三≧彡三三彡'´:Y^′ニ三ミュ、
                     ム≧三三三三><´:Y^"三三三三三ミュ、
                    ム三三ニニ>个:.<⌒ゞ′ニ三三三三三三≧ュ、__
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 木下は依然として『人型』の足下に。スネークは瑠璃の足下だ。上条が駆けつければ、ここで戦闘が始まるだろう。

 彼らを巻き込まないように『人型』と格闘戦を行うのがどれだけ難しいか、素人の瑠璃でも想像できる。

 上条が『人型』と全力で戦える場を作ること。それが、今の最善。
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          ,': : 'i                 ノ厶斗七´ / : : : |
          | i: :}    ,                、__,ノ: : : : : i│
          | i: :ii              u     /{ i : : : : : : : :i |
          | i: :i :                 /八:i : : : : : : : :i |     (何か、何か、上条さんの邪魔にならなくて、
          | i: :i人      f ⌒ヽ         /r'⌒ヘ\ : ___:_i_|      木下さんを動かす、そんな方法、
          NL:广゙\     ー '       r'⌒゚ /7'´:::::::::::::::::`丶    なんでもいい、何か……)
                丶、       ´  r'゚   / ノ:::::::::::::::::::::::::::::::',  
                  |:i>: :-‐<   r'゚   / 。゚ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::{
                  |:i: i: : : : : ∧  r'    /  ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
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 だがスネークはともかく、木下を退避させるには? 『人型』を押しのける? そう出来るなら瑠璃が殴りかかっている。

 そもそも、木下を抱えて逃げられるだけの筋力があれば、マリオネットを瑠璃が抱えていただろう。

 そうすればおそらく、小銃が使えて、ケリがついていたのだ。何か方法はないか。『人型』が退けるような、いい方法が。
3613 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:02:28.87 ID:v5VV1mgv

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              r´ ̄ ̄`i------i´ ̄ ̄`i
              | .,ゝ´ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ̄`ヽ |
              | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |   確かバッテリーを起爆剤にして、催涙スプレーをぶちまけてたね。
              |_|:::::::,----、 ,----、::::.:|_|   
               }´ ̄|_______|n|_______| ̄`{   それでひるんだところを
              (ニ≧´______`≦ニ)   至近距離から撃ち殺した、とかだったと思う。
               |::::|二二_|:::::| _二二::::|     
               |::::| ヒ_リ 八ヘ| .ヒ_リノ|::::|    電撃を出すには、あいつなりに集中しないといけないらしい。
               |::::i    ,     リ::::}     
              ∠|::::|ゝ、.  ,_、   /|::/\    ただ、普通に驚かす程度じゃ隙になるか怪しいし……。
             ∠  ヘ|ヽ >‐、  イ∠レ  .\
            <      ゝ| `/`ゝ∠ ./_     >
            r`---ゝ´.| /  三ミ / ` < ̄                          「起爆剤は必要ですか?」
          / ヘ     .|/  / y Y     `i、
        /    ヘ, r==/  ノ/:::::::|     / \
        |    .r-| | /{<  /\:::::::__|    /    |  いや、満タンの缶を撃てば起爆剤なんかいらないと思うけど、
        |   /.| .| | ヘ ` ´| .}} ̄:::::|   |    |  そもそも催涙スプレーなんか持ってないから。
        |   | ヘ  ゝ、 ____|_/{:::::::::::|   .|   / |
        |   |  .ヘ       ./:::::::::::::|   |   / |

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     |:::::::::Nヽ                  〃千ノ/::::
     Lz≠Tヽ.}        ’         __/::::::i
.         |:::八        x‐- 、_     ノ::::::::::::::::!    !
.         |::::::::ヽ、   /  ,、__ \   /::::::!:::::::::::|
.         |:::::::::::i!:`ヽ∠ -≦‐'^ヾ ー'/_レi:::::::!:::::::::::!
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 再び、脳裏にキノとの会話がよみがえった。
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             ..ィク´ ,,..........__   ゙ 、 /
            , 斗r ..;/´   .. `ヽ、 ./∨
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             /             ハ
         ./            ハ_
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 瞬時に瑠璃の手が動く。銃把から離した右手が、上着のポケットに突っ込まれた。指先に硬く冷たい感触。

 洗濯時に取り出し、乾いたらそこに入れる。半ば以上、お守り的な意味で納められていたソレの感触が伝わってくる。

 右手をポケットから抜き出すと、瑠璃は掌に収まったソレを『人型』に向け、スイッチを押し込んだ。
3614 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:02:45.08 ID:v5VV1mgv

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ミ { ,::::::: /      __,  i´      ̄\∵   ・ /
二\::: /    _<_/  ミト      ,..::',∝ △/
二二ム{  ι  _ゝ'     \ゝ.<::::;|。 ’/
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 ソレは催涙スプレー。初めての探索前に購入し、電気鼠では使うことがなく、未使用だった護身用具。

 噴出口から吐き出された煙状の薬剤が、有効距離ギリギリの位置にいた『人型』に降りかかり、
3615 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:03:10.69 ID:v5VV1mgv

      _   ト、     ト、
     \::`ヽ!::::\`ヽ|:::ヽ
 ヽ二二二ヽ:::::::::::::::::::::ヽ:::::\ /!
=ニ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ\ | | /|
<_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<`ヽヾ   V レ'!
 ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_-=二    / /|
::::::::::::::::::_::::::::::::::::/二≧-`ヽ、  レ' /
::::::::::::/〈りフイ::/  ≧ミ<::::::Z_   /イ_,.                                  ギイイイイ!?>
::::::::::::| ヒァ'´ レ'   ヾ じハフ/,.イ、_/
::::::::::∧_`         `ーフイ::::::∧ \_
::::::::::::,.イ      ,. <      >//小 ̄´   な、なんだ!?
__∠ \   く`^' 、,\   イ::レ!:Vヘ ト、
::::::::::::>..、`ヽ、 `ヽ   ヽ.  从/:::/ ヽ!
:::::::::::::::::::/        \^/´,.イイ∧/
::::::::::::::::/ ヽ          ,.' レ′
:::::::::::∠.,  `ァ‐-  ` ._/
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.。s≦三三三h,::::::::::::::/:::://:::/::::::::::::::::::::::::/:::/ i:::::/  ∨:::i \:::::i!::::::::::::::::::ヽ::::::::ヾ、:::::ヽ:::::::::::::::::
ニ三三三三三:;::::::_il:::/ .::/i:::::::。+・'‘´ ヽ::/ l:::/    ゚v::!  从ル:::::::::::::::::::: ’,:::::::’,\:::゚v:::::::::::::
ニ三三三三三:;'´   レ′'ヽ ¨´      リ  /     }::!   ソヽ::::::::::::::::::::::ハ:::::::ム/゚v}∨::::::::::
三三三三三三;       ` :、      '         リ       i:::::::::::::::::。イ ̄ /::::リ:::ヽ _:
三三三三三三゙; ,:i≧s。.__   \                   ¨´ ̄ .     /:::::::::::::::::::::::::
三三三三三三゙:; l|  .ん示圦rニ=ト、     }           。+・'‘´     /:::::::::::::::::::::::::::
三三三三三三 ゙:, l|  i{:::::::::::ゝ __ ヽ\    ´   ヽ   , 。+・'‘´____    /_::::::::::::::::::::::::::::
三三三三三三三:,l   f´................./            //ん示 r─━━iト、 γ i::::::::::::::::::::::::::   催涙スプレーです!
三三三三三三三゙:;   乂   少'               泛:::::::辷i    リ // .::::::::::‘,::::::::::
三三三三三三三三:,                        f´............../   / :′  !:::::::::::::i::::::::::::   そっち行きますよ!
三三三三三三三三ゞ, :.:.:.:.:.:.:.                   ゝ  少'  ./ /    从:::::::::::l::::::::::::   
三三三三三三三三三ヾ;                           ・ ,   人:::::::::::::::!:::::::::::
三三三三三三三三三三ヾ,           i;         .:.:.:.:.:.:.:.  .′,ィf´::::::::::::::::::::l:::::::::::
三三三三三三三三三「i三:{_                         ,_/:::::::::::::::::::::::::::j:::::::::::
三三三三三三 ̄ ̄ ̄ _゚:/                           从:::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::
三三三三三三三三三i 」三 ゙:,                       ..:::::::::::::::::::::::::::::::>‐<:::;r
三三三三三三三三三三三三::.,  _                    /:::::::::::::::::::::>,.-:'ヾ:.,   /
三三三三三三三三三三三三三::,  ` ー  ─ 、        。o个 ` ー─。+・'‘´ 三三≧s。.
三三三三三三三三三三三三三三:,              .。s≦       ,:'三三三三三三三
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 そして、『人型』が大きくのけぞった。刺激性の煙から逃れようと、めちゃくちゃに両手を振り回し、背後へと床を蹴る。

 だがそんな状態で、精妙な身体制御など出来るわけがない。

 天井に頭を打ち付け、そのまま跳ね返るように床に落下する『人型』――瑠璃の言葉どおり、上条の目の前の、床に。
3616 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:03:47.12 ID:v5VV1mgv

                   (込)<::::>:.、
                    /孑:::i::::i::ヽ::、::::ゝ.、
                /:::::::{:::{::L:\―‐、_:_:ヾヽ、
                /::::::;、{::::i!:衍xヽ __,}::::ト::〉         /.)  >'´)
              /::::::::{__¨⌒´  .乏'::::〈^          / / ./ /
               ,.:.::::::::/三/ヽ,、 _,、 'ノ_;ゞイ      / /,.  /     (この隙に……!)
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         ,x:::::::::::::::::∧ニ{二/三三三>'´__. /¨>'" _./´.:.:.:.:.:.:..
  ‐--==≦´イ::;:::::::::::;:::{ニ\{三三三三/ヽ  /∨<´ / ..:.:      :.:.
    r::≦´:::;::イ:::::::/::::{ニ三i|三三ニイレ、.//  >'´} .: .:.:.:.:..  .:.:.:- 、
    ヽ、x≦:::::::::/::::::::::!三彡!三ニィj  ゝ{  /  >、_ノ ..: .:.:.  .:.:.:.:.:.:.:..__)
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       ´ く:::::::::/.イ::};ヘノ .〉/=| jノ  ',  、 ̄≧‐'´_ノ
           ゝ'´く::::::::jハ ,イ弐ニ{_ゝ{   ヽ.  \/¨ヽ/
                `弋/ト}/_}ニ/;>ミ、_    ヽ  }≧、___
                    `弋{_レ'ト'ーヘ.`> ,x<}z≦_ノ⌒}≦マ}
                 く.:.:.:j三三≧彡三三彡'´:Y^′ニ三ミュ、
                     ム≧三三三三><´:Y^"三三三三三ミュ、
                    ム三三ニニ>个:.<⌒ゞ′ニ三三三三三三≧ュ、__
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 即座、瑠璃は己の足下に転がるスネークを拾い上げ、木下に駆け寄った。

 マリオネットの下敷きになっている彼の腕を全力で引っ張り、少しでも上条と『人型』から離す。

 下敷きを失ったマリオネットがゴトリと床に転がるが、そちらまで引っ張る筋力は、瑠璃にはない。
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                i::`ー-、_::::::::l ヽ   ///               {-、:リ 〉  /!ノ::i:l   上条さん!
                ,::::::::::.    ̄ヽ ヽ              ,    弋ソ ,/  /:::ヽ/リ
           /:::::::::::`:.._                        ./:::::::::i     スネークと木下さんは確保しました!
            /:::::::::::::::::::::ヽ_....                 ///  /:::イ:::::!
        _r‐、.'::::::::::::::::::::::/::::::_:ヘ        ,.-‐.、         /,.':::|:::::l     あとはお願いします!
      , ´/ 〉 `ー 、:::::::/:::::::l. Y \       ヽ   ` 、     /イヽ::::!::/
.   /////{       `ヽ_,.、j  ´ ヽ.\        ー-'       /:| ヽl/
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 抱えるのではなく引っ張る形になったのが悪かったが、少なくとも距離は開いた。

 これだけ離れれば、多少暴れようとも、上条の邪魔にはならないはず。

 いま、瑠璃に出来るのはここまでである。
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            、ト、|\|∨レ'|
          ト、ト|`.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:厶イ_
       ト|`|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:<´
      、__乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‐<            
.       `>.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:く                ははっ、サンキュ、五更! 
       ∠:.:./.:.:从rヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.\ト|`
          厶イ:.|lレ^ヘ:.:.:.ヽ:.:.:\/ ̄ \           これならなんとかなるかもしれねぇ!
         从|    ∨:.:.:V∨     >-‐¬、_
.           八      |ハ/ : |    __/      ` 丶 、_    
              、   、/  |                `丶、_
              \_// {_}  -─……‐-、        : .}    ヽ
                    {__:           ` ̄{`'ー─;′    /
                   〈∨                '、   /    V
                     Vヽ               '、 /     |
                       \\           ∨      |
                   ト、 \         /       |
                       V\ ∨    r'^ヽ{_/ ̄\   |
                        |   い |    |,ハ |、ヽ、_ ∧  ハ、
                        |   :|Ⅳ    ,ノ └'^l | い′} ∧ \
                        |   :|:! '、  { 、_、__,j |||、ノ'′   \
                        |   :|:|  \ \_)  l |||  _,.-──ヘ、
                        |  八}   \     `ヘ_jJ ̄\      }
                        ∧. : _:>-‐'⌒\_/: : : :\  ∧       ∧
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3617 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:04:09.05 ID:v5VV1mgv

                 ト、 /}
               弋゙`¨ {
               厂ヽ, -⌒
               / O /        /ハ
.       r=ミ    /    {       ィiニ{
       V二〕iト .,|/ ̄ 〈      /ニニハ
          V二ニ=|  ロ ハ _,..../_   V7
        V二二l °c ,.イニニニ≧s。゙{
            寸ニ厂 ̄フ^ーz_ー ミ二ニ\
          > 〈) l_,.. -‐ ミ \,. V二ニ}    ギィィィィ……! ギィィィィ……!
          / °, l::::::::;:-‐ ⌒Y Vニニ「l
        八o ロ c弋_ゝ _ t_z ゝ/二ニ/ {
           ` <_,........_ ̄ト、_,...イ {二イ /` 、__
             寸二ニ「 q八__r─ 、 < rf{ ゝ\
             `t=' c _> ´ニニム '//ニ! ⊿  ヾ、
                ー ´.八二ニ=-' ムイ   _ノニ≧s、
                   {才_ o,r=ニr─ヘ二二二ニリ ̄フ
                   // _,.. -'^}ニ|   ー─ ´¨ ̄  ジタバタ
                 { {く___>   r二l
                  人マ { L..._ Tニリ
                   ̄`弋二ーュ
                        `寸/




                    _ >:::::::::::::::::::::::::::::-‐v/.:::::::::::::::::::::::::::::::::<
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                        ´//}   ̄l/ハ::::/_/__|/|/|:::/:::::∨./.:::::::::::::>  さて……
                        /′ :     , Ⅵ7¨弋ッ`ヽ!/i:::::::::|.::::::::::::::≦.._  さんざん巫山戯た真似してくれたな。
                             {     /     ` ー " /.::::::::ハ::|}:::::::<⌒
                           ∧   }        ///}/rノi/.:::::<    流石に上条さんも激オコですよ?
               _ ..  -‐==ニ二¨,∧ \            /、___ イ:::「 ̄
            /___⌒ヽ    / ∧ ヽ`ヽ       イ\丁///
                ´⌒/ / / ̄ ̄ ∨/   //}ゝ---- ―=≦´/ {
           __/ / /_ ..  -‐} }   ″{        /    /,
         ___厂 ̄7 / /      _} }_ /}  , -‐=≦    //ハ
        /  /  /, /   厂 ̄ ̄ ̄/ ./  //⌒i |      //   } 、
      i   i   i/′   { =  /i    ://   :| |    //  /  \
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                                                 / /    / /
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                                             / , '     ii /      .\_/ / /     〈二〉/ /
                                            /, '       li/       .__/ /    〈二〉   / /
                                                /'           |  / ̄ ̄__/         / /
                                   _, - 、_                      ̄ ̄ ̄                 ∠ /
                                ィ='´   r‐‐、 `¨¨¨ ー-、
                                乂___ヾ,ィ、  ヽ,      ヽ
                            /`ヽ、__  i `ー ' ヾ、ノ    ヘ
                          /     ` ヽ     `ヽ     ヘ
                         /          ヽ.   -‐ i..    ヘ
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                 _  ヽ        ノヽ、 //.     i         !    ,'
              ,. ―― ヽ /    ̄ ̄´ ,//ヽ`ヽ、.   ,'.             ,
           ̄ ̄                 ,ハ/    ̄ ̄,             ,
                             /  /\___,               /       _ _
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                                             ゝ
                                            `ー一--...__
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 床でのたうちながら、己の顔を拭う『人型』の前で、上条が拳と掌を打ち鳴らした。

 フェアプレーを気取るわけではない。視覚と嗅覚にダメージを受けた『人型』に、敵として自らを認識してもらうためだ。

 ここで瑠璃たちの方やヒナギクの方に向かって行かれては、また厄介なことになってしまう。
3618 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:04:30.09 ID:v5VV1mgv

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               /  ※  〈〉     ⊿     ヘ         _   --- ミ
            ,.ィ7 ・   O   D   。  ゚ ∧       /二二二二二ニ\
.         , --ミ∠二|   △  p   ゥ   ロ   ∧     , '二二二二二二二二
.      /,:::::/ニニ=| ’ 。   _  -=ニ ̄ ̄    〕iト、 ',     /二二二二二二二二ニ
      ′l:::/二ニニ| . /o   ロ    ℃  q∨ }   /二二二二二二ニニニニ
     |  |::仁二ニニ| // ゥ  l7 斗f  ̄ iト.   V   j二二二二二二二二二ニ 
     |°{::|二二二|/ ・  ,.<:::::::::::::::',   lΞ ' v ,}  〈二二二二二二二ニニニ
     |▽ マ二二ニ/  ⊿ /   l:::::::::::::: ', ',  lΞ ',∨ /  /∨二二二二二二二二ニ
.      ∨卩`マ二7° ι ,'    j:::::::::::::::::l ,',  ー一ノ ∧__,イニ∨二二二二二ニニニニ     ギ!? 
        ∨ ℃,.  ̄{ lコ ,' /  V:::::::::::l ≧=- fく ’ Y二二二二二二ニニニニニニ
.       \/ .八__  j./       !:::::::::::l    |:、. ̄\!二二二二二二ニニニニニニ     ギィィィイ……!
.         ', 。t─ ,⌒ - 、 ι  l::::::::::::l.    |::‘,  \_   マ二二二二二二ニニニ
         人 ,厶:::f_,..:: /   ハ    ::::::::::/   /:::: ‘, \ `` j二二二二ニニニニニ
           ̄',:::  く__/  ┃   }::::/  , '::::   ',  ∨ .:/二二二二二二ニニニニ
              ι ゝ ´ ┃ _/'´   /:::    l   ゙v/二二二二ニニニニニニ
                > ::. /      /::::::::     l  _{二二二二二二ニニニニニ
                    > 、     ∠,\=- _  _,。s≦ニニ≧s。ニニニニニニニニニニ
.          ,.ィi〔二二二/二≧チ二ム _,。s≦二二二二二ニニ\二二二二二ニニ
        /二ニニニニ/二二二二二二二二二二二二二二二二ム二二二二ニニニ
       /二二ニニニ/二二二二二二二二二二二二二ニニニニニ}ィi〔二ニニニニニ
      仁二二ニニニ|二二二二二二二二二二二二二二二二二/二二二二二ニニ
.        |二二二ニニニ|二二二二二二二二二二二二二二ニニニ/二二二ニニニニニ




        ,.ィ=,。s≦二二iト/ \
          / {/二二二二ニイ⊿ ∧
       { 八二二ニ> ´Y 。、 }
       ∨c \/ o ・ p `.リ
        /___ 厶斗====- __〉__
  ,. --。s≦二ニ7二二二二二7二二心、
. /二7ニニニニ|二二ニ。s≦二V二二二}     ギ、ギ、ギ、ギ……!
 {二イ二二ニY二ニニ/二二ニニ∨二二リ、
. fV二二二ニ}V/へ二二二二ニニ',<彡'∧
//二二二/o_j__寸二二二ニニ', o { ∧__Y´⌒>
/ニニ=/-  7──--寸二二ニニ=', ・ 八 j  ヽ /
ニニ=// ※ ′° ・   \二二ニ=i 。_,..ィ^l >'’
ニ/,⊿ o  {  ∠l   ,. --\ニニニ|人_ ,.斗′
'’ ./  \。r==s, ’ /> ´ <_{ト、ニj
. イ/ 0  ゙{ニニム  /'´  °c、 \
’/ ・    V二二z′    ゚ ∧oム
.:{ .   /,:>-- ⌒ヽ     ゞⅥ l
    ,//       ∨     リ’ }\
≧s。,. イ           ゝ 、    _,ノニム}
二二ニリ           {二二二ニニ|
二二ン            寸二二二ム
二=/                  `Y二ニニ{
 ∨               八才´ ̄`(
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 上条に気づいたのだろう。なんとか、という風に『人型』が立ちあがった。ふらつく足下。だがその戦闘の意思は明白だ。

 出血で最早体力はなく、逃げだそうにも、催涙スプレーの影響が残っている。戦わなければ逃げられない。

 獣の本能が、そんな矛盾めいた決断を下したのだ。
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            ,.ィ:,斗'/:::::::::::::::::/ヽ、,/::::::://::::y'/:::::/ i:::::7 i::i',:::::::::::::::::::::::::::::::六ト\   ……いいぜ。
                    /:::::::::::::::::::::i .'i, `ッ、:::/ ./::// レ' __,7:::/‐'' |:! ',::::::::::::::iヽ::::::::::::::::\
              〃 <:::y::::::::/i  ヽゞ_ヘ', // _,,,≠ティ7≠-、 .i:| j::::::7i::j ヽハ:::::::',>-ヽ   てめぇが、
                  i 7 7::::Z!/::i      i´    ̄ ´ 、,ヽ-' ,ノ .i! .7::::7 i:7_ノ/:::::::::ヘ   .',  その状態で俺に勝てるって
             ,.イ', !//, i′i',    ::l          ̄,,__  〃::/,/ /:::::::',`ヽ,',   ',   思ってるんなら、
           , -'"  .', ','ヘ, ', .ィハ    ::,'         ¨¬=;;/.i:/__,∠:::::iヘ',ヽ',     ',
         ,-'"       i ハ ヽ∠  .ヘ  ::〈                /  .∨ヘ:i  7       ',
      . イ         i 7 〃    .ヽ  ヽ 丶          /:::::,'    ヾ .j        ',
     〃     , -,'"-‐ 'i,_ ./    , ィ‐‐、ヽ ヽ=  ----、     ,イ:::::::::::       /!        ',
    ,イ    , ィ'         /  , イ   ∨ヽ,ヘ -、` ̄ ̄  . .<::::::::::::::::/     /7     __     i
  /     .j_ノ      〃イ        ヽ ',ヽ __ . <7ヽ::::::ヽ:::::::::/   ≠' .7   〃 ヽ    ハ
  〃     ノ                  \',   ',---、,,,,ハ//ヽ;::::::::::::::::>::y' ./  イ    ヽ   i
 i 、   , x'                       ',  ',__  ヽ、////////// ./. イ        \ i
 | ,ィi! 7〆                     ー-、  >、 \//////   〃           \! スッ…
 ヽ、_ノ、,ノ                        ノ `゙'-、 `ヽ、ヽ//  /

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 応ずるように、上条が拳を構え、
3619 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:04:50.28 ID:v5VV1mgv
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                /ム―7 レ .レ                          ///
                 //ニ7/                           //
              /' ̄7/                        /
                //           |
                /'   __          i|    ‘   /
                /´ > ,.イ     i|     ,  /  ‘
                ´ ̄  /_/     i!|  '  ./
                       //      .|i|   / ,
                //          |!し//
                ̄ |/,イ,イ ,イ      `ヽ  て_     ̄    _                   ̄
    ――         ̄.レレ //   ,ィ ―  } (____    __   _―― ̄__
 ___         __ /'.  / } ―   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ――           ― ___
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――. / / __ =―              ==━___ ̄―
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______――― ̄ ̄ ̄ , イ _____――━━― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___
――――― ̄ ̄___ ̄ ̄ レ'   ̄_____――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__




                                      , - 、
                                      /二ニム
                                       /二二二ニ',
                                     /二二二二二l   ,. -─ク´/
                                  /「 ` <二二二| / ° /  {
                                 ,.。s≦二二ム c \二亡__ {〉 , {   l
                            /二二二二ニム  °寸二ニト、./ ∧ /
                                /二二二二二二ニム ()  ∨二ニム   〉 `
                       「 ≧s。二二二二二二ニニム l> ∨二二l / `ー
                _  -=ニ二二|  p \二二二二二ニニ} 。,※\ニニ}'
            ,.。s≦二二二ニニニl ゚ ⊿  \二二二二ニ/_}/ o  }二/
           く二二二二二二二二l r┐ °{) \二二二ニl /   ,.fi⌒lニイ
            \二二二二二ニ/ム V △ c 。 二ニ=- { d / l::l V
                 ` <二二二7二二>、  d / O __   ∨7 ,ノ:::l v      ギギィ!
                    ` <ニ7二二ニニ\ / {) く       y=^`,. ヘⅥ l 
                        r{二二二二ニ{   /\\_,r ´,. - ,/〉Vリ
                   ノ八二二二二二ー<   \:::::. {- _/__,'/
                     /q o \二二二ニニニ\__::.、\::::...__/  イ
                 ,. {>─<_  > 、===ニニニ= マ≧=--=7  ̄
               //   乂__\ r ∨ム l7 a  }ト ..,__c/
.                八{ D ゚ l / ー ミ{ `¨人 ゝ  _二_ |ニト ._ノ
               人 。 { 「ー‐≦′   ゝ、o  / V二/
                ` <二{_ー フ          ̄   { 7
                      ̄              ゝ

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 『人型』が、床を蹴り、
3620 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:05:05.92 ID:v5VV1mgv

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::゙ ,r|:::::::|:::::::i::::|''¨ ̄了ミ.x、\、::::|::::/::ハ//::://之z≦ミ'¨ ̄了 |:::::::|:::::|\::::::   その幻想ごと、打っ飛ばしてやる!
:| | .|:::::::|::: 小::ト、   うr少 \ヾ::|:: ::/ /イ ィ7〃 う//リ  ,/:::::|:::::::|:::::|  〉:::
::..  .|::::: |ハ:::| `   ー―――''::::::|:::/ /'\::::::::::ー‐`¨´ -<::::: |:::::/ ::::| ./::::::
:::::\|::::: | V!二 __ <::::::::::/ :::|/::..     \::::::::::::::......   / 厶イ:::ハ|/:::::::::
::::::::ノ|\:|  ヽ > ,     ̄    :::i::|     \:::::::::/  '<  ノイ /:::|、:::
::/ i::::::|ー:ヘ  /          ::|::|         ̄      ー ,ー‐'ヽ:::: | \
   |:::/|:::::::ハ            ヽl  ::..             /:: |  \|
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      |:::ハ:::::iヽ ―       _______           /::::::从
.     ノイ |::::| ヽ       /7ー――::‐'⌒ヽィ\        ′::::|:::|ヽ、
       |:: ′ |\    V´i::::::::::::::/::::::::::::::::::〉/     /.  |:::ハ:|
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  ,/./   ./  ././  ./   ./                  /彡'´ _ノ/      /     /
/ /   ./  ./ /   ./   /          ィ, __∠=彡==┐/      / /   /
/   /  ././  ./   /.           γ'″~ ̄`゛゛゛` ̄`ヽ  ノ }       '/ . /
.   /  ././  ./   ./             /_  ミ ヽ       ∨ /     /"//
 ,/  / /  /   ./             /.: :. . `:,ハ   ,      У*、.   /  '/
'"  / /  ./   /.              r㌢゙`ヽ`У   /    ,:/'″′` 、/ ,/
 /./  ./   ./             ,イ゙ ミ 、 `寸 ノイ    .:/′     ヽ/
"./  ./   ./                 ,イ圦゙、 ーヾソ  `く' .: . :,:〃      _' }                     /
'"  ./   /                 /_,二汽、ィヾ  ヘ Y=≠イ:'/.      Ξj                    / /
  ,/   /               〃 ;ゞイ'x,"ー\、く  ノ=ミ、 V/'/,:     ミ{                  / /
/   /                    У-=f´゙、″ 、, >=彡  》x:, ∨/:,    ,:_ゝ              / ,/
   /                     /′イ{、ヽ-゙ y/ _,.x 、゛/´ ̄ヾ!:'/;   /ノ.             /./   /
. /                      {圭圭圦廴../"´、^,.、゛/ ー ゙/⌒Y匕 /              / /    ./
‐゛                        ゙寺圭圭斗1{、) y゙_,: 〃` ( ゙/ メ、Ⅵイ.            / ,/   /
                      `…ヘ圭圭、ヽ._/r'゙ )ーc゛ノ:,Ξ  }「             / /   /    /
                               ゙寺圭圭f圭{ ^´ ゝ/´.゛ `、{         / ,/   /    ././
                           `¨¨~`寺≧zゞ='ミ、^ー ,ゞ.        ,/./   ./    ././
                                 ̄   `¨¨¨゛.       / /    ./    ././
                                             ,/./   ./    ././   ./
                                           / /    ./    ././   ./
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 戦闘が、始まった。
3621 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:05:26.75 ID:v5VV1mgv

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3622 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:05:42.15 ID:v5VV1mgv



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ミ ゞ;;ミゞ;;.. ;. |  ..| | |;;;| |;;;||  |   |;|::|      |   ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; ||    |_|_| ヾ;/ゞ
ゞソミゝミゞ;;ヾ;:;;: . | | |;;;| |;;;||  |   |;|::|      |   || ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄||        ;ヾ ゞ;
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;ゞゝヽミ;ソミゝミゞ;;,| | | ̄ ̄.|  |   |~''|      |   ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; ||     ヾゞ:;ヾ ::ソゞ
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iソ ヾ;: ;;:ヽ_;:ゞ   | |⌒l⌒|  |   | . |      |   ||;;;;;;;;; |;;;;;;;;; |;;;;;;;;; ||   ゞ:;ヾ;ヾ ゞゞ:;:ゞ;;
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;ゞil|;;;;;ヾヾヾゞ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::ヾソ;;;:;ヾ ゞゞ:;:: ;;:ヾゞ ゞ;

3623 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:06:00.59 ID:v5VV1mgv

                                  _.._、_
                      __,   -‐==   ̄ ̄ ̄ 「 「 ̄ ¨ ‐-   _
                      〃´ ̄   V             | | ┌─-  、', _  ¨ ‐- 、
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      _ -=ニ´ ̄___- "        _.. -‐  ´ ̄  :|ヨ| ┌' l   ┌_ュ.!    __ .!  ̄二|
   ,.-=ニ ニ ニ ニr, r, r., r, . r ァ―、 ̄ ̄二 7「 r―ォ  _  ヘ"' | `イ   └┘l    └' !  冖|
   |[l化」l |l |l ||l |:| l:| |:| | | l{〃: !   |三」 .|l ` ̄´ ̄ -―- 、゙ヌ |          |       l _ェ_、0!
   |__三_ニニ ニ ェ' ェ' ェ'_ェ_゙亠ー"_____l!__ / __ヽ l  ',` l  ⇔   __ | __ / /_ l_l_|_
  「 .r、 ̄| ┌:::::::::::::┐ | ̄ ,r 、Tニ=¬ ̄| /:.:.:.:.:.:.:...´:::`ヽ,.l !    ̄ ̄    !    / ,':〃ヽ! |
  ヽ弋 └亠―― 亠 ┘ 弋ノ |    _, ィ/:.:.:.:.:.:.:.::::::;: =、::::::ヽ.l      ___L - 彡 /:.:.〃'、:V
  〈_| ̄ ̄¨l ̄ ̄¨F====――‐T F´// ,':.:.:.:.:.:.:::::::,ィ ヾ.ヽヽ:::::',、_二  ̄ _ == ̄/:.:.:::lV|}!::!
   \ ヒュ└―‐┘  、--、   ├'-/7' ,:.:.:.:.:.:.:.:::::〃' ' ∧〉,:::::l _   --   ̄_::::::::l_フ、.!::!
.     l::\ _-    _゛¨`    V/ !:.:.:.:.:.:.::::: !ヽ⌒、゙' '_ll::::::l´::_  -‐  _二 -,┘::::::Vム/:;′
     ',:.:.:.:.:::::ヤ「t_、_―=`――、--ム―-!:.:.:.:.:.:.::::::lイヽノ〈7ヽ!:::::lニ二  -‐'      V::::::::::゙‐':/
      ヽ:.:.:.:.:::`‐=ニ‐"::ア¨¬'ー----―¬:.:.:.:.:.:.:.::: 、/lヽl V//::::::′           ` ‐-- '"  ブロロロ…
       `丶 :._:::::_::: イ            ;.:.:.:.:.:.:.:::::ヽゝ" _レ::::::::′
                          ヽ:.:.:.:.:.:.:.::::::`::´::::: , '
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      \`ヽ/l     \`ヽ/l
      /,,.、ヾノヽ    /,,.、ヾノヽ
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                                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´





3624 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:06:31.84 ID:v5VV1mgv

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                !       i
            ,L. __    /'
            Y´ ̄二 /〉
             |       /!
            |    ./ 」!
                l       !l
               |        |ム
             │     | ∧
                 !      |'/∧
                 |        ! /L_
                |        l / ̄〉
               |       |  /∧
              |     /`i ′,∧
             |L... _     │ /'/∧.
                  「 ̄ `   /  ′/ ∧.
               |..__ , /〕、   _」.
             / ̄ `   ̄|    ̄ ,〉
                ∠.. _     /!-‐=ニ />..
          ∠ ̄   ̄二ニ、 厶-、 , '/ 〉
       r‐=≦ ̄ `      ∨   //`ー'´  スタッ
       iL.. ____r‐=iニニ」二ニ´/'
       `  ̄ ̄ ̄ ̄ ´  ` ̄  ̄ ̄´

3625 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:06:49.61 ID:v5VV1mgv

            ((爻ソい////// ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶/∧}い
            〔`ー=彡リ/⌒:::::/:::::::::::::::::::::::::丶:::::::::::\:::::::\}〕リ
             `7::ァァ7´::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ
              ,::: |// :::::::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::!ハ::::::::::::
               | :::|/| :::::::::::: i::::::::::::::::::::::::/ :::::::::/::|::| :::::::|::i:::| :::::::i:|
              |::: V|:::::::::i:::i:|:::::: ─―-/ /:::::::::::/|:」:: ___|::i:::| :::::::i:|
             |:::/^|:::::::::i:::|从::::::::::_/|/|::::::/|/ :|八_::::」八:|_::::从|
                  |::{{ |:::::::::i:::| テー≠=≦   ̄   ィ=ァ≦テ :::i:::|     
                  |:: ヽ|::i:::::::i::| {{  ,_ノ/リ       ,_ノ/リ / /:::i:::|
             |::::::::|::i:::::::i::|  弋:(ソ       Vソ .::::: i:::|      上条さん、手を貸しますので、どうぞ。
              | ::::: i八 :::::i:| \\\      ,  \\'::::::j::::|
               | :::::::i::::::\从               八|/|:::'
                |:::::::::i:::::::::::::r仆       _        イ:::::|: |/
                 |:::::::::i::::::::::::::}゚\ 丶、    ー’   イ::::i::::::|
.               |:::::::::i :::::::::::∧  ゚⌒ヽ`  .__, x<}!:::i:::::| ::::|
             |:::::::::i::_厶イ 〈      ゚\  /゚   ゚人 i:::::| ::::|
           __|_r'⌒´      \      ゚∨゚   /    ̄ ト-┴‐- 、
        /⌒ヽ.::.:\゚。       \   _ノ-、/    。゚}.::.::./::.::.::.:ヽ
.        /.::.::.::.::.::.::.::.::.:\゚。       ー/YこYハ    。゚/.::.::.::.::.::.::.::.::.:.
       /.::.::.::.::.::.::{.::.::.::.::.::\゚。        V込人ソ  。/.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.}




        ト、 ∧  /|  /| /|  _/|
        |:.:∨:.:ヽ./:.:.:.:!'´:.:.:.:.:.::.:.!'´.:.:.:/
     |\ |:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::. ̄ ̄ ̄ ̄/
     |:.:.:.V:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:/
    ト、|:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::∠ _
 __}:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.<¨
 \:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.__:>
   >:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.!:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:>
 <_:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:!:.:.:.:.小:.:.:.:.:.:|ヽ:.:.!:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:\
  /:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.::./!:.:./  !:.:.:./  !ハ:.:.:.:.:.::.:.:.:.ト 、>
  厶イ:.:.:.:.:.::.:.:|:.:.:.:.:.::/ V   |:.:/  |/ \:.:.:.:|ヽ|
   厶イ:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:/―- 、_  |/  ィ佗¨> |Tヽ\    あ、ああ、すまねぇ。
     /:.:.:.:.:/|:.:.:.:./ r ' 丐}ヾ’    ヾ''¨  ! トミ.ヾ}
    ,厶ィ:.:.:| 从:.:.|  ` '"          |ノ       わりぃ。
     ムィ人  V          !    ノ}
        |7>へ u             /V
         _|/   ヽ     ,. -‐ァ  /::: `ー-、                         「謝らないでください。
       //     `  、 `' ´  ィ \_::::::::::::\
     /::::い         ` r- く/      ̄ ヽ:::::\                      わたしたちのために
   /::::::::::::\\    ヽ     //        !\:::ハ                      戦ってくださったんですから」
. /::::::::::::::::/ \\    \  //         !  Vハ
:::::::::::::::::/     ヽミ二二二二/         !   |:::|
3626 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:07:23.30 ID:v5VV1mgv

                   / . / :./ :/:/: : : : : : : : : : : : : : :.`ヽ、
                / . :/: :/: /:/: : : : : : : : /「こN: : : : : : :ヽ
             / . : /: :/ :/:./: : :.i: : :.l: l/// /lN: : : : :l: : :.l
               / . :.:.l: :.:l: ::i: :l: l: : {: : :.l: l  ̄`ヽ|: : : : :l: : :.l
            | . : : :| :l l:.⊥⊥l:.:.:.|: :.l:L:L_ _  |: : : :.:l: : : |
            | : : : :|: l l´l:{⊥:l .: :|: :.N リ __  `1: : : .:l: : : |
            | : : : :| :l.彳フ〒メ、: |: :.l 〒 ==ミヽj: : : : l: : : |
            |ハ.: : :| :ハ V ハ。lヽ| V  r小 } Vl: /: :.:l: : : :|   ほんと、ごめんなさい、上条さん。
                V:.: :.:ハ ヽ りノ      じ。ソノ l/: : :.ハ: :.:.:|
                   V.:.: i..ハ    、           /l: : : lノ: : : |    級が上の私が先にやられちゃって。
                  ヽ\ :.:ハ          u  /: : : :l: : : : :|
                 1: : i\   rっ     , イ: : : :/: : : :.:.|
                    l: : :l : :> 、 __ , イ: :/:/ : /: : : : ::.:|
                __ _」: : l/:::::〈     /V: /// : : : i: : : |
             /     \ |::::::::.ヽ   l:::::V//: : : :i: |: : : |
            /-- 、       \::::::::::.L   \/丶、: l :|: : : |
             /    ヽ     ヽ:::::::::.\二二ヽ:::::.、`丶、: |
          /      \     \::::::::::.\   \::\  \




 _ヽ.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:. ̄ ̄/
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 厶イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::..:.:.:.ト、 \:::.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:::\
 ∠:::イ:.:.:.::.:i:.:.:.::.ハ:ハ.::|ヽ:.::|   _Ⅵ:.:.:, --、:ヘー‐   構わねぇよ。さっきも言ったろ? 
  /_::::::::::.::.:i:.:.ハ,x==、ヽ ヽ| ´⌒´ ヽ!{. リ:.:.:\
    /.:.::.:.:i::ハ.      !         ノ:ト| ̄    俺だけじゃアイツにゃ勝てなかった。
     ̄ /.:iハ ハ.    〈j        厂:.:.:|
      レ.i ヽヽ       -‐ァ  イ:.::.:.ハ|      勝てたのは桂の剣での怪我と、五更のスプレーのおかげさ。
             \   ヽ、_,,,ノ / ! ヽ| ヘ
             丶、    /  -''"   ヽ     
             -――"''"| ̄\     〉\
            |ハ    | |   ヽ   /   \
           /  \  ム |     |   /      ヽ
          /    入 >'" / ..|/    /   ヽ
        /ム-‐' ./<\/        /      ヽ
        |     \ \| ヽ       /        ヽ
        | |      \| |     ヽ /         |
        |  |       | |       V          |
       /.|  |        { {      |            |
3627 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:08:58.97 ID:v5VV1mgv

: : : : :,' ! : : : : ',.                 .,': ,': :,': ,' .!:!
: : : : ,'ヽ!: : : : :.',          丶    ,': : :./!/ i/
: :!: :/: : :',: : : : :.',                ノ: : :/./  !    ……すまぬ、上条。
;',': //!:,': :',: : : :.',ヽ、       , 、  ./: :,' /,    i
,': :,イ !/!: !:',: : : : ', i > 、    , イ: : i,:,':/:.!        肝心なときに役に立てずに。
, イ  リ リ.!: /!: : : :',.!、     ゙ i": : :!リ、:!'/、: :!
     !/ ',: :,〉、:'、  ̄ フ‐,-'、゙ヽ,! /イ  ヾ        わしはとんだ役立たずじゃ。
  ___,-,イ; ; ',、ヾ  ,';;;,'三ヾ!.!丶ー――‐-、
;"; ; ; ; ; ; ; ; ; !i; ; ; ;',、゙;ヽ';;;;'、 三.!',!,;.ヾ、; ; ; ; ; ; ;.!
; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ! !; ; ; ; ', >、;! ',--〈 ', ; ヾ、; ; ; ; ; ;!
; ; ; ; ; ;.,; ; ; ; ! !; ; ; ; ; ;',   ! 三 ', .i、; ;//; ; ; ; ;i
; ; ; ; ;./.\; ; ! !; ; ; ; /.>、 !三.三', !ヽヽ、; ; ,、!、
; ; ; ; / ., 、 \ヽヽイ/; ; ;ヽ,!三三三',; ; ;`,','; !; ; ; !
; ; ; ;}ー'''''"  ゙iイ, イ; ; ; ; ; ; ;!三 三三.',; ; //; ;'、; /
; ; ; ;! ./ ̄   ',ヽヽ; ; ; ; ; ;.!三三三三',;//; ; ; ; 〈




      /:::::::::::::;::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::;:::::::ミ≠=‐
    ./::::::::::::::::::!::::::::::::;::::::::::::ヽ:::::::::ヽ:::::::ヽ\:::::::::::::::;:::::::::\\
   ∠.-‐ フ::::::;'::::;::::;:::::l:::::;:、::::::∧:::::::::ヘ:::::∧ `ヽ::::::::::ヽ::::::::::ヽ    んなことねぇって。
     /个::::::::::!:::;:::: l介' \::ヽ \:::ゝ ミ、\  .}::::厶` \
    // /::/:::::l::::::::::l∧_厶 `\  \  .l:リ : :  /::::::::ヘ\      お前がマリオネットを持っててくれたおかげで、
    '   / .Vv'l::::::::/  !弋リ:        レ': : : /::::::::::::ゝゝ      俺が全力で戦えたんだしな。
         レ'l::/ .}  .¨           ノ人::::::::::::\      
          /    l             l VvⅣヽ仆`\      それにあの牽制も、いいタイミングだったしよ。
               ;             .;: V ::/ゝ
              t_ . .            ;  .,ー― ‐ 、
                z   /       ∠ ̄        ヽ                     「じゃが……」
                   ゝ     ∠             }
                   ゝ<                 ゝ
                  /¨                    厶  
                 ./                        \
             ‐ ― '                           ヽ、
          /                                  \
3628 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:09:32.46 ID:v5VV1mgv

        ____
     __ゞ―ゝ、≧rx_,、 !ヽ
    ゝ ̄         `ヽ i
   /≠             |
   /              !ゝ
  / _______  ________j`i
  ーi |    {  /      `i`   そこまでにしておけ。
   ⅵ、__ⅶz}______斗-、
    /__   / ||∧     /| j     とっ捕まった挙げ句、
    i´≦| | |.| ∧    ∨/     電池切れを起こしていた俺の立つ瀬がない。
    `/  ノ| | | ∧ ∧!ヾ
      .`/,斗 .| .|  | ゝ `jヽ     それにこういう場合は、チームの功績、というものだ。
      ./ |.∠| | |  |`> ヽ i
      jエ! ‐-| _j  | |i´ _,斗__j     全員生還し、成果もあった。任務成功だろう。
    i  ∨ | (_,--| .{|__|_ .|___i
    ∨斗┤ヽゝ .∨  |二| /
     i  i´|二二二_| |  i/
     ー/、| iヽ,∨/| }____i
      |  ̄ ̄ ∧ ̄ ̄  i
      ∨    /  ∨    i
      ∨  |   i    /
         ー‐┘   └―‐┘




       |:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::l:!:::::::::::::::!:::::’.
       |:::::::::::::::::::':::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::l::!::::::::::::::::::::::::i
       |:::::::::::。+・:::::::::':::::::::::├‐=ニ=s。:iVi::::::::::::::::::::::::/}:i:::::::::::::::i:::::::::l
       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ   そ、そうですよ。
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/     こう言ってはなんですけど、
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/      わたしはほとんど無傷ですし、
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个         今回の依頼はほぼ完全達成だと思います。
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  /:::::::::::::::::/.:/       i_ .,r' /  〕iト.__!>─ 、
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 『人型』との一騎打ちで脚を負傷した上条に手を貸しながら、瑠璃は全員を見回し、うなずいた。

 木下はマリオネットを抱えつつも顎を摩り、ヒナギクは腹をかばっている。スネークも無傷ではない。

 だが、全員、生きている。今後に響くような怪我もない。スネークを囚われ、『人型』と交戦した結果としては上々だろう。
3629 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:09:49.80 ID:v5VV1mgv

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        ::::::::::::::::::|               !::::::::::::::::::        本当にすみません。
        l::::::::::::::::::.              ,:::::::::::::::::::
        |:::::::::::::::::::.          .::::::::::::::::::::         脚を怪我しているのに、
        i:::::::::::::::::::::         l:::::::::::::::::::::l        協会から離れた位置になってしまって。
.       {::::::::::::::::::::::.           ,::::::::::::::::::::::|
        i:::::::::::__:::::.    .     ,.:::::__::::::::::.
.       ,.::/ ___ `.、      / '" _ ` ヽ::}
.         {/ ,.:::::::::::::::::::ヽ}      {::'´:::::::::::`::..、ヽ
       /ヽ:::::::,-―― '^ヽ    /`ー― -、_:::::>'!
        |__ `¨,. -====.、}    /-= ===-. _  |
       マニニニニニニニ!.   {ニニニニニニ≧j  スタッ
         `<ニニニニ=-.′  ゝ ニニニニニ>′
           ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄




            -==-ヘ-ー-、_..,、,、,、、
        /_ ~ -=-ーミ-ーく{(芍}リ`ヽ
   (爻爪彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く ヾ彡::::::::..
   .〔`彡リ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::`、`、::::::::.
    .7:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:、::::::::\ヽ::::::::::.
    /:::::::::::::::::/::::::::::ハ::::::::::::::::::::i:::::i:::::::::::::::l:::::::::::::::.
    /::::::::::::::::::i|:::::::l::l::il::::::::::l:::::::::!:::::!::::::::::::::ll:::::::::::::::i
   .:::::::::::::::::::::!i:::::::l:::l::!l:::::::::l::::::::l::i:::i::::::::::::::::::::::::::::::::!
   i:::::::::::::::::::::i!:::::::i リ L_:::iー-=ゝl::::::::::::::::::::::l:::::::i
   从:::::::::::::r-ィ===′  _ィ===z .l::::::::::::::::l::::l:::::::l
    ゝー:::::::. .{ ri:::::}    ′r i::::::} /:::::::::::::: }:::l:::::::l   あ……
    {:::::::::l:::. 八zシ      乂zノ・ハ::::::::li:::ク:::l::::::::l
    l:::::::::ll:::l///       /// /::::::_ノー/::::l::::i:::l
    |:::::::::ll:::::    `          :ー´ , '´::::::l::::::::l
    l:::/:::-ーゝ            イ-l:::::::::::::::::::::l
     //:::::::::〉 ヽ    ^      イ ._,┤l:::::::::::::::::::l
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3630 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:10:11.95 ID:v5VV1mgv
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【システムメッセージ】暁美ほむらと知り合っていたため、探索時間超過ペナルティの一部が回避されました。
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                ,.....::::::::: ̄ ̄:::::::::......、
              /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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              /:::::::/-'´::::::::l::::::::::::::::::::::::::`ヽl:::::::::::.
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           |::::::|:::::,:::::::イ:/ l:::::::::ハ::::∧::::::::::::l::::::::::::!
           |::::::|::::|__/__!'  l::::::リ l::/ l:l_,.、::::|:::::::::::|
           |::::::|::::|:/    ̄ !:::/λl/` ̄!  ヽ|::::::|::::!
           |::::::|::::|ィtオテ,ォ- l,/    -tオテオリ:::::|::::|    でも軍の車両があまり近づくと、
           |::::::|::::| 弋z(ソ       弋z(ソ ,|::::::,:::,     少々体裁が悪いので……。
              }:::::|::::|         ,       ,'_|::::,:::{
             l:::::|::::|:. u           ハ,::::,':::l     申し訳ありませんが、ここで許してください。
  .           ,:l::::|::::|:ハ、     r ‐ -、   ,.イ::,::::,::::::!
            /::l::::|::::|::::::::>,、  ― ′ ,.ィ::´:::l:/::イ:::::::,
         /:::::l::::|::::|:::::::::::r- 、`_ー_´-‐ォ:::::/:::/!:::::::::.
          /:::::::|::::|::::|:::::::::::|    Y    !::/:::/::::::::::::::.
          /:::::::::|::::|::::|:::,..- '    |    /:::/::::::::::::::::::.
       /:::::::::::,. -|::::|´, -――‐- v -― /:イ_ `ヽ、_::::::::::.
       /::,r '´.   ,::::! 、///////∧////////>/   ̄`ヽ:.
       /::/      ,::l ∨////// l/////// l      ',::..




         ,....::‐::::::: ̄:::::::....、
       ,..:´::::::::::::::`ヾ、\::::::::::::..
      /::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::.
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    ,::::::::::::::::::::::::',::::::ヽ::::::ヽ:::::::ヽ::::::::::::::.
    ,::::::::::::::l::::::::::::i::::/:jリ' ,:::::::、::::::ト,:::::::::::::.          と、とんでもありません!
   ,:::::l::::::::::ト,::::::::_!ノ´ ,.ィ! ,::::::l,:::/i }:::::::::::::::.
   |:::::{::::::,::::、\/ ,ィチ心 !::::::l´イ/:::::::::、::::::`ヽ、      ご厚意で送ってもらったのに、そんな、
   {:l:::::,::::::::::,>   弋_(ソ・i:::::/ r´::::::::::::::::___::::::...     頭なんか下げないでください!
   リ、:::::、:ー/ ィ㍉   :.:.:.: j/ { 、 ::::::::://///`ヽ、::::::...
     \:7´ヽ弋ソ,        ,'_! \_:/ {///////∧:::::::...                     
      `´}:::::ヽ `  ,ィ‐:.,  / {o /  〈!/////// ∧::::::::\
        |:::::l::::>、 _`_´__,..く {o イ!  lⅥ////////`ヽ、:::::\
        l/ ̄!::::::::::::::::::l:::/ヽ!_/==,  }iⅥ//////////}::::::::::::..
          |::::::::::::::::::l/_ /_人ヽ´ ∧ヽ/////////_∧:::::::::::::.
          |:::::::::::::::::{/∧_{rf,7}!ヽノ/∧、///////////`ヽ:::::::::!
          |::::::i:::::::::::Ⅵ/人薔ソ//////ハ-、_/////////\::リ
          |::::::l::::::::::::Ⅳ/{:.:.{!////////i}////\/////////ハ
          |::::::l:::::::::::::}///!人///////ノ//////、\/// ̄//∧
          |::::::l:::::::::::/{///!:.:.:.>-- <////////:.:>ヽ/////∧
          |::::::::,:::::::::Ⅵ//{:.>ー 、:.:/、:.7-7:.ー:.:.>:./´:/::}//////∧
              ',::::::::、:::::::::::Ⅵ/:}l () l/  `ーr'´`ー'   ヽ_:::l///////∧
            、::::::ト、::::::::::Ⅵ ',  ', / /{,.rrr77777////>- 、///∧
            ヽ:::! \:::::/∧ 、r/.///////////////////\`丶'、_
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 助手席から降りて、申し訳なさそうに言ったほむらに、瑠璃は手を振った。

 いま瑠璃たちが降りたのは、協会が手配した迎えの車ではない。ほむらがアレンジしてくれた、軍の車両である。
3631 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:10:33.78 ID:v5VV1mgv

               ,, -‐=─=─=─=-=- 、 rツ父ツ
                ,, -=≫'"´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `'≪ミ{⌒Y7 `)
          _ノ父ツ:´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : `弋__しノ
         {じ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : : \ii\
         マ : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : :Ⅵハ\
.          / : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : ハ : : : : : : Ⅶハ: ヽ
         / : : : : : : : : : |: : : : : :|: : : : : : :| : : : : : : : : : : : :Ⅶ{: : ',
          ,′ : :/: : : : :/│ : : : : |: : : : : : i| : : : :| : : : : : : : :|iii|: : :i
.         i : : : :|: : : : : | | i: : : :/|: : : : : : i| : : : :|: ! : : :i: : : |iii| : : |
       | :i : : | :| : :i: | | i : : :i八_ ∠: :_j」ー‐-| :!: : : i: : : |\: : :|
       | :i : : | :| : :|八  ̄ ̄,_/_,斗ぅF戎¨}i | :!: : : i: : : 「 い.: :|
       | :i : : | 」ー'ー-、      〃 弋..:(ソ . | :!: : : i: : : | } }: :|      それに送ってもらっただけじゃなくて、
          VL∠ハ斗ぅ戍             | :!: : : i: : :∧ ノ: : |     みんなの手当や、スネークの充電まで……。
          ,': : 'i{弋(ソ        //// ノ厶斗七´ / : : : |    
          | i: :}    ,                、__,ノ: : : : : i│    本当に感謝しています。
          | i: :ii///                  /{ i : : : : : : : :i |
          | i: :i :                 /八:i : : : : : : : :i |
          | i: :i人      f ⌒ヽ         /r'⌒ヘ\ : ___:_i_|
          NL:广゙\     ー '       r'⌒゚ /7'´:::::::::::::::::`丶
                丶、       ´  r'゚   / ノ:::::::::::::::::::::::::::::::',
                  |:i>: :-‐<   r'゚   / 。゚ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::{
                  |:i: i: : : : : ∧  r'    /  ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
                  V八: : : : : >∨゚    / 。゚ノ:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
                  \_>匕ノ⌒ハ  /  )::|::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::\
                     /{゚。 ( (爻ノ ∨  。゚ノ:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ
                  /:::::::}  ゝしこ)∧  ノ::::::::i:::::::i::::::::::::::::::::::r─-r‐く.  }
                 {:::::::::ハ。 /  / ハ。゚ノ:::::::::::、:::::{:::::::::::::::::::::{   \厶<\
                  ∨::::{ ∨  Ji  ∨:::::::::::::::\} ::::::::::::::::::::::\_//:::::\_>}
                     ∨:|/      ハ::::::::::::::::丶{::::::::::::::::::::::::::::く_/:::::::::::::::/|
                   ∨/       / }::::::::::::::::::::∨::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::〈: |
                   〈ん   んヘ厶く:::::::::::::::::::::::::\:::::::::\::::::::::::::::::::::::::::ヘ|




   /::::::::::, -=二三二=- 、丶
 //:::::::/‐´ ̄:::::::::::::::::::::: ̄`ヽ::\
/:::/:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::ヽ::::\
:::/:::::::::::::|::|ヽ::ト、:::::::::jハ:::::::::::|:::::::ヽ:::..ヽ
/;:::::::::::::::|::| ,斗匕 ̄`| |ヽ:::::::!:::::::::::i::::::..
:::!::::::::::::::|::j´ !/ ヽ::::! ! ヽ`|ヽ、::::|::::::::.
/|::::::::::::::j:::|xろニミ、 ヽ|  z=x|、 ト、|:::::::::   
:::|::::::::::::::ト;:| {ヘγ)     κヽヾ j:::}:::::::::.l
:::l::::::::::::::l !  ̄´       ゝ㍗  ,':::::::::::{l::|   ああいえ、医療物資は消費期限が近づいてましたし、
::::l:::::::::::::|   ヽヽヽ   `   ヽヽλ::::::::::::l::|   充電なんてバッテリーにつないだだけですし……。
/l::::::::::::|      _         { ヽ:::::::::||
::::::l:::::::::::ト 、  (   `)    八 }::::::::| !   車両にしても、今日は買い出しの日だったので、ついでですから。
:::::::l::::::::::|_>。_ ̄ ̄ _   <:::::) |::::::::!j   
:::/l:::::::::|_二ニ=ミ〔:::::::::::::/:::/  |:::::::l
/ ノl::::::::|―- 、 ,,_|::}::::::/:::::::)  l:::::::l
` ̄ l:::::::レ' ̄,-――、_〉>´ヽー'⌒ー-j::::::l
    l::::::|  ノ ―、‐'{ }  ヽ ̄ヽ  |:::::lヽ
   l:::::|/_x=z、 `ヾ´)ヽ     〉 i!::::l ‘
   }γ/ ー―、 `<´ ヽヽ、   { |::::l   |
\ / { |  ―‐、_)ヽ_)   | | \  lゞ !:::l  !
  ヽ}`ー――― /==| |==`´ノ |:::|   |
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 上条が『人型』との一騎打ちを制した後、幸いにも追加のミュータントはなく、全員での脱出は叶った。

 しかし残念ながら送迎時間は超過しており、やむなく軍の遺跡管理施設に保護を願ったのだが、そこにたまたま、
ほむらの所属部隊が詰めていたのである。

 聞けば、この手の仕事は期間ごとに持ち回りで行っており、今は本当に偶然、ほむらの部隊の番だったらしい。

 性格上、見捨ててはおけなかったのか、それとも言葉通りの意味なのかは不明だが、彼女は部隊の物資で上条たちの
応急手当をしてくれた上、街まで車両を出してくれるということになったのだ。
3632 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:11:05.68 ID:v5VV1mgv

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              |::::::|:::::|::─|-|-、:| ::::::::|:::斗-|―|:::::::|::::::|
              |::::::|:::::|ヘ/  !:/.  \::|.∨  ソ |:::::::|::::::|
.              |:::::|:::::| ィtオテ,ォ     ィtオテ,ォ.|:::::::|::::::|    でもその、流石に何回も、
.              |:::::|:::::| 弋:::ソ       弋:::ソ |:::::::|::::::|      ということは出来ないので、
.              |:::::|:::::| ///    ,    ///!:::::::|:::::|     これ一回だけと言うことでお願いします。
.              |:::::|:::::|            u |:::::::|:::::|
.              |::::::|:::::|::ヘ    c-.っ    .::|:::::::|::::::|     それと、出来ればこのことはご内密に……。
..               |::::::|:::::|/.> 、      , < ヽ|::::::|::::::::|
               |::  '|:::::| .|八 _`_ ̄_´ _ ノ.|||:::::|ヽ:::::|
            |/   .|::::| ||.  ̄ lヽ∧  ̄  |||::::|.  \
               /    |:::|-┴--、._| | !_, -―┴|::/      i
           /   \∨/////// ハ V/////|/ /     i
.          /.     \///// _ムヘ、\/////      !
          <       丿/./   _|_   .l///.\     ____>
          ヽ ` ー-  /.|./{  ̄_|_ ̄ }ヽ  |.ヽ- '´   /
.          |::ヽ.     |  .{  ̄ _|_  ̄ }   ||      /::|
          |::::::|     |  .{.   ̄人 ̄   |.   |     |:::|
         |::::::::|    |   .\_フ.|.マ__丿.   |     .|::::|




           じ=、_ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 r-、
.            /IⅣ::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::X ヽ}}、
          /IⅣ::::::::::::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::::::::::::::::::::..,ノヾ
           /::Ⅳ :::: :::: i:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::,^′
.        ,′|i|::::::::::::: |::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::::::::i::::::::i
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       .::::::::|i|::::::::::::::|__,,,..!___ji____ji/ | ::!:::::i!::::::::::| ::::: |
         i::::::: |i|::::::::::::::i {{  んr'うト \_,,  、j__j_ji_j__j__」V
         | :: /^|::::::::::::::|    弋::::ソ        ,イr'うト,,.  /::::: i
         |::::{  | ::::::::::: |              ヒ::ソ }}  .::::::::|    も、もちろんです!
         |:::::ゝ._\:::::::: | /////          ,       ..:i::::::::|
         | :::::::: `ー\::八               ///.::::|::::::::|    絶対に誰にも言ったりしませんから!
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         | :::::::::::: |:::::| ::...      、--‐  _,       人|:: |^)八|
         | :::::::::::: |:::::|__  \       ̄        /:::::::::::|
         |/::::::::::: |:::::|。`ヽ__ 丶、        ,..イ::::::::i::::::::|
       / ::::::::::::_|:::::|   。`ヽ__>  _,...:<}::::: |:::::::::|::::::::|
〃⌒ー、-.'_:::::://::::/\       。`ヽ ,r'^}:::::::::::|:::::::::|:::::: |
:::::::::::::::::::ー、 \:∨:::/   \       ノソーくi:::::::::: |::::: /!:::::::|
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 もじもじと、気まずそうなほむら。どうやらやっぱり前者の理由っぽい。

 協会から離れた場所というだけでなく、微妙に人目が少ない場所に停車しているのも、そのためだろう。

 瑠璃だけではなく、上条、木下、ヒナギクが一斉に頷いた。これだけの厚意を仇で返すなんて、出来るわけがない。
3633 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:11:36.08 ID:v5VV1mgv

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:::::ハ::::::::::::ヘ::,ィr<ハ`      //// }:l:::::::::::|:|      買い出しに行く時間なので、失礼させてください。
:::::l. ',::::::::::::ヽ 弋z(ソ     `   ,イ:,:::::::::::l:::.
:::::ゞ、,:::::::::::::::、 ////   , ‐v  , イ::l::l:::::::::::|::::,
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     ヽ、///////\:::ト、/}、////l//,イ、
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                    ...-‐……‐- .... くヽ_ゞヘ ゝ、
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     {K/r'/:::::::/:::::::/::::::::::::::::::::::::::: ト、::::::‘ ::::::::::V》:::::.
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.       i::/:::::: 」ー,斗=ミ      乂ソ ' ・|:::::::::::::::::|::::::::: 
.       l:レ'"ハ 〃トrj }         ^¨´   |:!:::::::::::: ハ :::: i   はい。本当にありがとうございました。
       从::::::::::. {{ V_ソ           '''  从::::::::::/ノ}:::::::|
.         `7::::::.` ^¨´ ヽ            ` ̄ ノ::::::::|    (聞こえないふり、聞こえないふり)
.        /:::::::::} ''''             u rー:'´:::::::::::::| 
.       从::::爪 u     _   -‐    厶ィ::::::::::::::::: |
         `ヽl::::...    ´         / l:::::l::::::::::::::::::::|                       「それでは、失礼します」
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           |:::l::::::::::l::::::rヘ}  ノ∴  /i:i:i:i:i:i:・ノ /:.:.:.:.:.:.:.:.:',
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       /`ヽ了ー―/⌒YY⌒Y /i:i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
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 運転してくれていた兵の言葉に頷くほむら。そして瑠璃たちに一度頭を下げたあと、車に乗り込んだ。

 助手席の窓越しにもう一度、お互いに会釈すると、車は反転して、元来た方向に去って行った。

 買い出しという名目を守る気のない運転にほむらが慌てている様子がミラーに映り、すぐに離れて見えなくなった。
3634 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:12:04.63 ID:v5VV1mgv

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  /_::::::::::.::.:i:.:.ハ,x==、ヽ ヽ| ´⌒´ ヽ!{. リ:.:.:\
    /.:.::.:.:i::ハ.      !         ノ:ト| ̄    俺、本領にいたときからこっち、
     ̄ /.:iハ ハ.    〈j        厂:.:.:|      こんな親切にしてくれる軍人、初めて会ったぜ。
      レ.i ヽヽ       -‐ァ  イ:.::.:.ハ|
             \   ヽ、_,,,ノ / ! ヽ| ヘ
             丶、    /  -''"   ヽ
             -――"''"| ̄\     〉\
            |ハ    | |   ヽ   /   \
           /  \  ム |     |   /      ヽ
          /    入 >'" / ..|/    /   ヽ
        /ム-‐' ./<\/        /      ヽ
        |     \ \| ヽ       /        ヽ
        | |      \| |     ヽ /         |
        |  |       | |       V          |
       /.|  |        { {      |            |




            ,、 /`/`゙`ヽ、、
         / `       ` ヽ,、,、
       ,rv′            ヽi
     `ゝ               jノ!
     _j                ノ
     ̄`‐t‐-=_ ヘ    _=-―´冫       
         !   // ̄ ̄ ̄     !         人間として素晴らしいのは、まぁそうだが、
        ,ゝ-              ,)        軍人としては、しかも尉官としては、
       ゝ-=≡三_`ヽ´_三,=r‐´ゝ       あまりよろしくないとも思うがな。公私混同だ。
  )`ー二 ̄ノ `,fi!i!i!i!i!》 ̄弋ゝ-勹冫 ゞ   
 γ ┌≦ ゝ,fゞ,==イ  .||   ̄ `i< \
 /_/  / ヘi´ ,  ´、||冫ヽ_,ヽλ´トζ                         「そう言うなよ。スネークだって
   _/ T  j /ヽ´/ =-‐-´ゝ_ `ゝ-´、                           助けてもらったクチだろ?」
=二´ _/ ̄!,`iヽ、´`ゝ ^ rヽ\ー,=-´  i
冫/ ̄  ,--| |  `丶,、, ,ー\ヽ,/   i- 、
ー´   _ノ  ,|__ ヘ   / r ゙゙i j .j´ ゝ、\  う……それを言われると辛い。
    |    r‐‐/  i  / `ヽ`ヽゝ、  ヽ ヾ
   fゝ、  ヽi  \  V  /i\ \)   ノi | 
  /  `ヽ、| i__|\/ / ̄i .i\ ヽ ̄  iゝ、
  ゝ, 、_ /| ヽ_ |  .|/  |  |_i  !ー´    i┘
 /   `ゝ、冫`/ f‐- I  |  《 |  ̄i )`|     i




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          ,r、 _..r''´::::::::::::::::::::`ヽ、`!_`iヽ,>
         /i/::::::::::::::::::::::::::::::\::::::`ヽ王ヽ
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       .l::::::|::::::::|:| |、::::_;lv'l_;::'::l、__::::!::::::::::::::ト、::::!
       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i   (暁美さんに遺跡に出入りする人のこと、聞けないかしら。
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i    押せば教えてくれそうな気がするし)
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l
           |:l´´           u.   /i::::::::::::::::::l    
           |::ヽ    こ二つ      _/l:::::::::::__l
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ
                丶__;; ',ヽ!  ./ /::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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 協会から遺跡周りの情報を得るのは難しそうだ。親しくなったとしても、ハルヒの性格上、教えてくれるかは怪しい。

 それよりも、瑠璃への感情として、おそらく罪悪感が多分を占めているだろうほむらを攻めた方がよい気がする。
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            /:::::::::::;;;;;;;r--‐'´圭圭圭`ー.、ヽ  ヾ、,!il
               /:::::::::::_/圭圭圭圭r―‐'´::`ー‐ヾ>、_/,!'
           /ムミr <圭圭/ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            /く,<iヾ/トヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
             |ヾ三彡/ノ:::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::i
             |:::::`7''}/::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::|   (って、ダメダメ! 何を考えているのわたしは!
             |::::::::!}}/::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !::::|
           !:::::::|}}|:::::::::::::/:::/::::::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::: !::::!    そんな、暁美さんの心つけ込むようなの、
          ';:::::;r''|:::::::::::::!::::|::::::::::::::::|::::::::::: |::::::::::l:::::! :;!    いくらなんでもダメよ!)
           ';:::|l`.!::::::::::: !::::|::::::::::::::::|:::::::::!: !::::::::::!:::;レ':|    
      (      |::ヾ.|::::::::::: ト、:|::::::::::::::::|:::::::::!: !!:::::::!レ':://      _
     ( ` ー--  |i:::::ヾ、:::::::::! ``ー 、_;'|::::::/レ'|レ,,,,!`ソ/     ___,,..) `)
      ` ー--   |l::::::;rヘ::::小 u     ̄  '  ノフ'/       --‐''´
           |l:/  ヾ .|ヾ 、      っ , ' {:::l:::ヽ
         __r'´       \ 、 ` ー- ,, イ    }::!::::::i
        /::::::`ヾi__      \丶、 `∨/_    }:::!::::::|,
          i:::::::::::::::\ヽ      ` ー=/',r_=!ヽ _ノ、l::::: ト‐,
          |::::::::::::::::::::ヽ::ー、        /!.トlr彡ノ'、:::: il:::::::!::ヽ
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       .r、!:::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::/    l | .ヽ \l:!::::::!::::ノ
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 だが、瑠璃は頭に浮かんだ発想を、即座に振り捨てた。

 そんな、相手の罪悪感につけ込むなど、いくら『犯人』の手がかりが欲しいとはいえ、あまりにも、あまりにもだ。

 甘い事を言っている場合ではない。使えるモノは使うべき。それはわかっているが、それでも選択しかねる方法だった。
3635 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:12:50.87 ID:v5VV1mgv

               _ ___ _ _
            , .:´ . : : : : : : : : : `ヽ、
          / . : : : : : : : : : : : : : : : : .\
          / . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
         / . : : : : : : : : : : : : :r==ュ: : : : : : : :.',
       / . : : : : : :/:./..:./:/ ////ム: : : : : i: : :.',
        i. .:.:.:.|:.:.i: :|: :|:.i: l: |: | ´ ̄`ヽ. :i.:: : l: : : :i
        |: : :.:.|:.:.|.⊥⊥{.:.l:.|,:.ィ´  ̄`ヽ l:.:.:.:l: : : :|
        |: :.l.:.:l.:.:l.:仁V |:.:l:.|.:.:|r=〒テミヽ: : :.l: : : :|
        |: :.|:.:.|: :l:{〈{ l。1ハ|ヽ| { ト。 rイl.:: : : lヽ: : |    まぁそれよりも、早く協会に行きましょう?
        |: :.|:.:.|: 从 ヽり    ヽヒノノ リ . l: l!: :|
      \|ヽl: :.|:ハ  ,         l:.:.l: レ'.:.:.:|    帰還理由の説明は、五更さんがするのよね。
          l: :.| :ハ    _       ,.イ: :l/: : : : ',    
         \|ヽ: :>、  `  ,. ' ,': :/: : : : : :.l
            i : :l: : `ニニ´ _,.. イ.:./ヽ: : : : : :.l
            l : :l: l ソ )::::::::::::::l:./   ヽ: : : :..:l
                >:|  /.::::::::/ l/     \: :.:|
            /「| /        ,.  -─ `ヽ.:|
            N:| |      ,. '´ '.:´ ̄ ̄`ヽ
            |:l | |  ,.  '´, ィ´.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉
           /:.Lヽ|/'´,.  '´ /.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./i
             /.:.:l.:「 ̄|`ー---‐'.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.|




              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l   
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  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|   あ、はい。
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|   (そういえばそれがあるのよね。
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|   
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|    ポーカーフェイス、保てるといいけど……)
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i
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 遺跡に到着直後に上条が負傷。そこまでの負傷ではなく、時間もあるため、経験も兼ねて徒歩での帰還を試みた。

 道中は接敵の危険を鑑みて、スネークの指示で隠れながら進んでいたため、迎えの車と入れ違いになった。

 帰還後、上条の手当を優先したので協会に帰還報告するのが遅れた。以上がほむらと協議した結果の筋書きである。

 あとは瑠璃の度胸次第だ……ハルヒ相手には、少々分が悪いと言わざるを得ないが。

 ともあれ、帰還申請は避けて通れる道ではない。内心で不安を抱えつつ、瑠璃は協会へと向かうことにした。
3636 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:13:09.62 ID:v5VV1mgv

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3637 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:13:45.93 ID:v5VV1mgv

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             i: /|:.:.:.:.:. !`ー‐一  ヽj斗匕ハ:.:.:.:.:l| |:.:|     ほうほう……。
             |:.{ {イ:{:.:.:.|v≠=ミ     ィ=≒ミ:.:.:.:. | |:.:|
             |:.l/ |ハ:.:.! 戈夕`     戈夕 }:/:.:.:.| N:|     護衛の一人が早々に負傷。
            ィ:/ /|:.:.:.:.:ト  ̄    、    ̄ ム:.:.:.:.|Vヽ\
         /i:i/ /:i:!:.:.:.: |ゝ.           .イ|:.:.:.:.:.|i:}:i:i:Ⅵ    んで、待ってるのも寒いし時間もあるしで、
         .:i:i/ / |:i|:.:.:.:.:|:i:i:〕ト.   `^  .イ:i:i:|:.:.:.:.:.|i:iヽ:i:i:}     徒歩で帰還することにした。
          {:i:i:Vヽ|:i|:.:.:.:.:|:i:i:i:|_≧==≦__.|:i:i:i|:.:.:.:.:.|i:i:i:}〉i:|
            V:i:i:i:i:i:i:|:.:.:.:.:|:i:i〈   ‐{__}‐   〉i |:.:.:.:.:.|i:i:i:i:i/|    道中、
         |V:i:i:i:i: |:.:.:.:.:|:i:i:i:}  イ芥ト.  {:i:i:|:.:.:.:.:l|i:i:i:i:{:.:!    車とは入れ違いになったんじゃないかなー……ねぇ。
         |:.}:i:i:i:i: |:.:.:.:.:|:i:i:/ ̄  | d   ̄ヾ:i|:.:.:.:.:l|i:i:i:iハ:.!    
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3638 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:14:02.79 ID:v5VV1mgv

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3639 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:14:19.69 ID:v5VV1mgv

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3640 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:14:48.89 ID:v5VV1mgv

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        /:.:.:./\j:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:|: イi:/  \    /  {:i〕iト|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i |:.:|
       ./:.:.:./  x…─:|:.:':.:.:|:i:ir──‐z≧≦──‐┐:i|:.:.:.:.:.|──ミ、:| |:.:|
      /:.:.:./   /:i:i:i:i:i:i:il/:.:.: |:i:i{    -}   {ー    }:i:i|:.:.:.:.:i|:i:i:i:i:i:i:ハ:! !: |
     ./l:.:.:/   ':i:i:i:i:i:i:i: |:.:.:.:.:|:i:iハ    廴__j、    .ハ:i:|:.:.:.:.:l|:i:i:i:i:i:i:i:i∧.ノ:. !
    / :|:.イ  /:i:i:i:i:i:i:i:i:/:.:.:.:. |:i:i:∧__ノ |   | \__ イ l|i:|:.:.:.:.:l|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:.:.:.:|
   ./′|:.:|  /:i:i:i:i:i:i:i:i:/:.:.:.:.:.:リ:i:i:{/    :|   |     ヽ:i:|:.:.:.:.:l|:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ :.ノ




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           /:::::::|:::::::」::::::::」| |L:::::::」∠:」_|::::::::::
            ::::::::::L:::≫ミー'  ヽ'ーィ=≪ | ::::::: |
           i:::::::::i|〃 んiハ      んiハ 》:|:::::::i::|
           |:i::::::小  V)ソ      V)ソ . |:::::::i::|
           N:::::::::\::::::::.      .:::::::::.厶::::」┘    なななな、なんの話でしょうか!?
               ト-L八u    r   ´}   人´::::|
               |::/::::::个:..._   、   _ノ  イ:::::::::::::|
               i/ ::::::: i/⌒マ≧=‐≦〔::::i:::::::::: 八                     「あんな開けた土地で
              /::::::::_∠≫'7>ヘーヘ夾}ノ\::__::::::::::\                    車を見落とすわけないでしょうが。
           :::::::r'/::{{-{{   ノJJJく::.\::.∨ ::::::|ヽ::ヽ
            |:::/::.::.::.::{{斗‐=ト--'/人)、::.::Yヘ::::::::| ):::)                  逆もまた然りよ」
            |:::'ー=<\}}_ノ:::/ノ| |\)::{ .::.:\| /::/
            | :i::::::::::::::〔:_/ii´  | | ii\〕::.::.::.::.>く
            |八 :::::::: 」{// -ii-  | |-:ii-く::.::._/ 、/_
.                ̄ ̄x</   ii _/\丶  ∨_/ー、}
             /(/\二/::.::.::.::.\二〈  `'ー<ノ
            .:::::::/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::'.
            /::::: /::.::.::.::.::.::.:i:.:():.::.::.::.::.:i:.::.::.:',
             (::::: 〈 :.::.::.::.::.:: ∧.::.::.::.::.::.:∧::.::.∧
               ̄ `マT¨¨¨¨丁丁¨¨¨¨丁丁¨T>
              `7¨¨¨¨7=ニ=-=ニ=ヘ¨¨¨ 〈
                 ,′  ./         、   '、
                 /            ',
              ,'   ,′         ',  !
              |>ーy′          マ.>く}
             {└1                }┘ }
                └ー'’            ‘'ー┘
3641 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:15:13.71 ID:v5VV1mgv

                   ___ _
                ..:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〕iト .
              .ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            /:.:. -====\:.:.:.:.\ィ´ ̄ ̄{:.:.:.:ヽ           もう少し言えば、トウヤコの
          ,:':./    ----\:.:.:.:.\ ー‐y:.:.:.:.:.:.゚,          スカヴェンジャーとかマーセナリーって、
            /:./ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.\/:.:.:.:.:.:.:.∧           軍人と仲がよいのが多いのよ。
        /:.:.レ’:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゚,:.:.:.:.ト、:.:.:.:.:.:':.:.:.         
        .':.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:.:.:\:.:.:∠:.:.:.:.:. :.:.:.: ヽ \:.:.:.:.:.∧        ショウワシンザンのせいで
        i:.:.:.:.:.:.:l:.:ハ:.:.:.:.:.:.、 X  >ミ:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:、\:.:.:.:.:.          喧嘩してる場合じゃないから。  
        |:.:.:.:.:.:┼ト \:.:.:.:.:\ イし芯ハ:.:.:.:.:.:.:.:\ 、:.:.:.:、       
        |:.:.i:.:.:.:.゚, __  ̄ ̄   V_ツ  ∨:./:.:.:.:.: ト、 \:.:.ヽ      低級じゃ珍しいけど、いないわけじゃないわ。
        |:.:.:.、:.:.:.V芹心、          V:.:.:.:.:.:.:.|ヽ\_〕:.:.:.\    
.          ゝ:.:.:\:.:.:ヽ Vツ 、        |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:\}:.:.:.:.:.:.:.\
         \{ ヘ:.:.:.:.:.、    _ノ )     /|:.:;:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
              |:.:.:.:込、  ー   / V:.:.:.:.:.:.|:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:..\
            i|:.:.:.:.:|:.父ト -- イ  ィi}:.:.:.:.:.:.从:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:\
            ||:.:.:.:.:|:.:.:∧:.:.:.:.:.:.ハイ  /:.:.:.:.:./:i:|:i≧=======…ミ:.:.:.:.:.:.ヽ
             .八:.:.:. |:.:.:.:r─‐ミ个/   ':.:.:.:.:./:i:i:i|:i:i:i:i:i:イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ:.:.:.:.:ハ
           〈_/}:.:.:.:l:.:.:.:{    -|_ト  /:.:.:.:.:./:i:i:i:i|:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧:.:.':.:.:.:.
             /:.:.:|:.:.:.:|:.:.:.ハ   丿 ∨:.:.:.:.:イ:i:i:i:i:i:j:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ:.:.:.:.:.:.
            ./:.:.::ノ:.:.:. !:./i:i:}=≦′ /:.:.:.:.:/:i:i:=<:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:.:.:.:.:.:.




                              , -rヘ、
                    ...-‐……‐- .... くヽ_ゞヘ ゝ、
               ,..:."´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`{ λノーr'
.      ,rヘ、 /::::::::::::/:::::::::::::::::::::::l::::ヽ::::::`マ弖ゞ'
     r〈∨〉У::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::: l:::::::‘::::::::::::V》:::..
     {K/r'/:::::::/:::::::/::::::::::::::::::::::::::: ト、::::::‘ ::::::::::V》:::::.                「さて問題。
.     V_,/:::::::/::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::| l_:::::_|:::::::::::: V》:::::.
        ,′:::: !:::::::::| l:::::::::::::::::::::: ,斗=ミ |:::::::::::::: V》:::::                そういうスカヴェンジャーが、
        ,':::/::::::|!::::::::l  ー''"´ ̄ィ´トrj } i} |:::::::::::::::::l:::::::::                帰るのに困ってるー、とかになること、
.       i::/:::::: 」ー,斗=ミ      乂ソ ' ・|:::::::::::::::::|:::::::::                今までになかったと思う?」
.       l:レ'"ハ 〃トrj }         ^¨´   |:!:::::::::::: ハ :::: i                  
       从::::::::::. {{ V_ソ           '''  从::::::::::/ノ}:::::::|
.         `7::::::.` ^¨´ ヽ            ` ̄ ノ::::::::|    それはその……。
.        /:::::::::} ''''             u rー:'´:::::::::::::|
.       从::::爪 u     _   -‐    厶ィ::::::::::::::::: |
         `ヽl::::...    ´         / l:::::l::::::::::::::::::::|               「あはは、明確な答えはいいわよ。
            ` |:个:......       イ⌒⌒Y:!:::::::::::::::::: | _
           |:::l::::::::::l`::::ー:.:.: ´ ,ノ∴∴人:ノ⌒ーァ_/:.:.:.:.'.,             そういうことだから」
           |:::l::::::::::l::::::rヘ}  ノ∴  /i:i:i:i:i:i:・ノ /:.:.:.:.:.:.:.:.:',
           |:::l::::::::::l:/ヽ:V=== /i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
       /`ヽ了ー―/⌒YY⌒Y /i:i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
.        /:.:.:.:.:.:.{・i:i:i:i:i:{ゝζψζ〉i:i:i:i:i:i:i:i:i:・ノ:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
       /:.:.:.:.:.:.:.:{・i:i:i:i:i:ゞ=≦≧ソヽ:i:i:i:i:i:・ノ:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
     ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:}i:i/ // ノ   ヽ \:iノ:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /
...    {:. :.:.:.:.:.:.:. |:У   ノノ_ノ⌒) ゝ ノ:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.ハ:l
.     ___l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:ヽ)ー'ー'ヾ  ヽ ー' ヽ:.:.:.:. {ー=彡:..:.:.:. (・ω・)
    》:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:У   ノノ     ヽ   〉:.:.:.:У:.:.:.:.:.`ヽ:.:.:.:.:.:.:/::゚,
   《/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く(`ヽ // _    _}_,ノ´:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',.:.:.:.:/:::::::゚,
    {:.:.:.:./`ヽ:.:.:.:.}:.`´:ー‐'/ーヽー':.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ー‐'::::::::::::゚,
.     ヽ:.〈:.:.:.:.:.:、:.:{:.:.:.:.:.:..:.:ノー―\ :.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::::::ハ:::::::::::::::゚,
3642 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:16:06.45 ID:v5VV1mgv

              -=≦ 、:.`:..、
            イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:\
           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:、:.:.:Y:.:「 ̄》
        /:.:.:l\:.:ト≪ィ笂7\!:.:.∨.ハ
         i::.:.:.ト 、   V.メ   |:.:.:.{ヽ\\       ぶっちゃけ私個人としては、それはそれで別にいいと思ってるのよ。
         |:.:.:.:.V心        l:.:.:.:V:.\\\
          乂:.:.:.:.  ′__     |:.:.:.:.|:.:.:.: \\〉     だけど、スカヴェンジャー協会は、名目の上とは言え、
          L|:八 ´       ,|:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.: \\    独立していないといけないわ。
         /|:.:.:.:丶    .ィ!:.:.:.|≫=-- 、\〉
        .//|:.:.:.:|:.:.:.≧彡、 ,|:.:.:.:从i:i:i:i:i:i:iハ:.    協力は惜しまないけど、そういう横紙破りばかりになっちゃうと、
        く/ ,|:.:.:.:|:.:.「¨芥¨¨Y|:.:.:.':i:i://:i:i:i:i:il:.:.    いずれ必ず、お互いにとって不幸な結果になっちゃうの。
          V |i:.:.:.|:.く__广廴 ノ!:.//シ:i:i:i:i:i:i:i:|:.:.:、
             |l:.:.:.|/:iV d斗≪:¨:i:i:i:\:i:i:i:i:i:i:iリ.:.:.:.   それを防止するためのペナルティでもあるからね。
             |l:.:斗≪:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i:i:ヽ:i:i:i:i:′:.:.i
         /:i:i:i:i:i:i:`:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:.:.:.:.:.|
         ' l|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:.:.:|:.:.l:|
           刈ド=== …-------…‥=彳:.:.:.|:.:.|:|
          {:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{:.:.:.:ハ:リ
          、:i:i:i:i:i:i:i:i:イ:、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:.:./  /
           ≧==:彡:i:i|:i:i:\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iΧ
             }:i:i/:i:i:/i:i:≧===--- =:彡、
                  |i/:i:i:/:i:i:i:/:i:i:i:/:i:i:i:i:/i:i:≫ヘ、




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   ./:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::!i:::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::..
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  i:::::::::::::l:::::::::::::::i:::::::::::::::::::| :|:::::::::::::::l:::l.l:::::::!:::::::::::::::::::i
  l:::::::::::::|::::::__,,.. .-‐ '''"  ~""''' ‐- ...,,|:::::::::::::::::::!
  l:::::::::::::l"~ ,====ミ       ィ===-、:::::::::::::l::::i
  l::::::::::::::l l′ん::::::l         ん::::::l } l:::::::::::l:::::!    は、はい。すみませんでした。
  ゝ::::::::::::l.   ∨:::ノ         ∨::::ノ  /::::::::::l:::::i
  l::::\::::ヽ    ~¨     ,     ¨~ ・/:::::::::/::::::!
  l:::::::( :::::::\                     .´/:/^l::::::i                  「……何に謝ってるかわからないけど、
  /:::::::::::::人  u                   /~::::::::::::::::!                  一回目だから、まぁ、ね?」
 /:::::::::::::::::::::>        _ _ _         <::::::::::::::::::::::i 
./::::::::::::: -  ´>            < ヽ _ ::::::::::::!
:::::::::::::'´       l _>   _   <l       >:::ヽ::::i
:::::::::/:::>        l ^ -、  ,-^゛ .l       }:::::ヽ:::!
:::::::{:::::::::(_        l / `只' \. l       /:::::::..}::::i
:::::::l:::::::::::::\      l/ ./人\ .ヽl        _):::::::::::l::::::!
::::::::>::::::::::::::::ヾ    \(/l l\)/     /::::::::::::::<::::::i
3643 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:16:28.74 ID:v5VV1mgv

                     __ _
                   . ´:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..、
                /: /----- 、:.:.:.:.:\
               ,:':.:. /─……─‐ミ:.:.:.:.:.:.ヽ
              ノ ̄/:.:.:./:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.V⌒i      さて、この話はもうおしまい。
            7 .イ:.:.:./:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.ハ:.:|:.:.:.|\」
                \|:.:.:.':.:.Nー ト :.:.:.:ト斗匕イ:.:. |イ:l      で、帰還報告の続きに入るけど……
             / |:.{:.l:.:.:.芹芯 \l イf芯'|:.:.:.| ヽ      マリオネット、見つけたんだって?
               // {ハl从{ 込ソ     込ソ |:.:.:.| 爪゚,
           // /|:.:.:.:.:.∧    ′    ム:.:.:| }:.:ハ    
              ' i / :|:.:.:.l:.:.:込、 `  ´  .イ:|:.:.:.l ':.:| |                         「あ、はい。偶然ですけど」
           Ⅵ」 |:.:.:.|:.:.:|:.:.:.〕ト -- ≦{:.:./:.:.:.イ/:.:.|_l
                  |:.:.:.|:.:.:l ̄≧=ー‐=== /:.:.:/:.:.:.:.:.:| 
             イ:i:i:/:.:.:ハ  -{_ ト.  /:.:.:/〕iト :.:.:|     珍しいわねぇ。
               /:i:i:i:/:.:.:/:i:}__//「\ /:.:.:/:i:|:i:i:i:i:〕iト    あそこでそこそこ価値のある物が出るなんて。
            .ィ:i:i:i:i:/:.:.:/:/   .′  /:.:.:/:iく:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ
            /:i:i:i:i:i/:.:.:/:〈   .{c | ':.:.:.ハ:i:》i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i    一応、遺跡価値査定に登録しておくわ。
         ./:i:i:i:i:i:i /:.:.:∧:i:i:`T¨¨  l/:.:.:/:¨:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|   
      /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.:.:/:i:i゚,:i:il   ./:.:.:イ:i:i:iイ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|   
      .イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/|:.:八:i:i:iヾi∧.c{ {:.:.:{:i:/:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i|                     「あ、ありがとうございます!」
      {:i:i:i:i:i:i:i:iヾ{/:.:.V:.:.:゚,:i:i:i:\Ⅵハ:.:.!":i:i:i:i:i:i:i/|:i:i:i:i:i:i:i: |
     ∨:i:i:i:i:i:i:i∧:.:.:.}:.:.:.:.}:i:i:i:i:i:i:iヾイ从:i:i:i:i:i:i /:.:!:i:i:i:i:i:i:i:i|                 




          }/ノ ._>''::::;::::::::::::::::::::::::::::::::、::::`:ヾー.、 __
        `´.>'//::::::/::::::/::::::::::::::::::::::::::|i:::::::::::::\!ミミ.、
         ///:::::::/::::::/:::::::::::::i:::::::::::::::||!:::::\:::::::\!、}
         ./://::::::::|::::::イ:::::::::::::::|l::::::::::::/!|::::::::::|::::::、:::ヾ'
       ,':::{{::::::::::::!:::::||___||___// |::::::::::|::::::::!::::::i                 「でも遺物じゃないから、
       i::::{l:::::::l::::l ̄'i´ 、乃`ヾ    , ><i:::::i::l:::::::l                  閉鎖延長とかにはならないと思う。
        |:::::}:::l:::|::::l.  !  辷ノ '      テ、=、`i、ノ::::l:|
        |:::::|:::l:::|::小 、、、、         l:'::! l l::::::ヽノ                  提出してもらった『人型』も、既存のを
        |::::i|:::|:::!:::|::ヽ            '   ゙´ '.::::i:::l                   大きく逸脱するタイプじゃなかったわ」
        |::::!`ミ_ .小 ヾ、          ```.l::::::!::|
        |:::|::`ー`_,、` u                 ,'::::/!:,!
        |:::|::::::::i::::|:ヽ        ´ `    /::|へ/     ……ですか。
        |:;':::::::::,!:::|:. 丶         /::::::::|
       !'::::::::/:!:::ト、,r、,.、  、  , ....::'i:::::::|::::::|       
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 一応、上条が倒した『人型』も頭部だけだが回収し、提出した。だが既知のミュータントとそれほど違いがないらしい。

 マリオネットも前時代の遺物ではないため、閉鎖期限の延長には資されないそうだ。

 なお首を切断し持ち帰ったのはヒナギクである。剣士としてある程度慣れているらしく、迷いない手つきが割と怖かった。
3644 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:17:01.23 ID:v5VV1mgv

              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ    4階の調査結果とかもダメですか?
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l                       「調査結果? どんなの?」
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|   
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|   不規則に電気が流れている部屋があったんですけど、
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|   協会の資料には記載がなかったことなので。
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|                    
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i                    
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i                       
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:
       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::
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 瑠璃が言ったのは、スネークを誘拐した『人型』が逃げ込んでいた4階の部屋だ。

 『人型』を倒した後、入り口から中を覗いて見たところ、アーチャーの言っていた危険が判明したのだ。

 部屋の内壁が壊れ、剥き出しの送電ケーブルから不規則に電気が漏れると言うトラップルームと化していたのである。
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   -=====ミ
            イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:\
         /:.:.:./ 二二二、ヽ:.:.:.:.ヽ
         ./:.:.:.:.:/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\}:.:.:.:.:.:.
          ':.:.l:.:.:.:|/:.:.:}、:.:.:.:ト :.:/:.|:.:.:.}く ̄}     あー……その手のはねぇ。
        l:.:.:.:.:.:.:.\/ハ:.:.:.:l/ 刈:.:.:.「\/
        |:i:.:.:.:.:.:|:/ \ \:.lx云ァ!:.:.「)イ 、    隠し部屋とかの要素があれば別なんだけど……
        }ハ:.l:.:.: x云ァ      "" |:.:.:.|:.:∨∧   そういうの、あった?
        从:.:.:|""  ′      |:.:.:.|:.:. ∨∧
           |:.:.ハ    _   イ|:.:.:.|:.:¦∨∧
          /,|:.:.:.|:父ト┌ヘ`.イ:.:.l:|:.:.:.|:.:.:|  }Ⅵ}                          「いえ、それらしいのは……」
         《/|:.:.:.|:.:.:.:,}/ ム_}.斗1:l:|:.:.:.|:.:.:| 《/
         _.从:.:.Y.イ/ ´__}   |刈:.:. |:.:⊥_
       /:i:i:i:i:i|:.:.:.|i:「{   -ヘ⌒V:i|:.:.:.|:i:i:i:i:i:`ヽ  じゃあちょっと難しいと思う。
        {:i:i:i:i:i |:.:.:.|′}   tノ__}:i|:.:.:.|:i:i:i:i:i:i:i:i|
      }:i:i:i:i:i:|:.:.:.|/`¬≠≧ \:i|:.:.:.|:i:i:i:i:i:i:i:i|  一応、書いておくけど。
      !:i:i:i:i:l:.:.:/\___/__ノ:i|:.:.:.|/i:i:i:i:i:i:i{
      |:i:i:i:i:i:|:./i:i:i:i:i:i:i:i: / /:i:i:i:i|:.:.:.|:i:i:i:i:i:i:i:i|
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 スネークの電池切れはその影響だった。連れ込まれた時に電気を浴び、やむなく備蓄電力で抵抗したらしい。

 【救出が遅かったり、備蓄電力がなければ壊れていた可能性もあった】。PDAと同期していたのは僥倖だったと言える。

 ともあれ、その情報も閉鎖延期には影響が薄いようだ。瑠璃は内心で、焦りが増していくのを、如実に感じていた。
3645 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:17:47.62 ID:v5VV1mgv

       _,r,r,、  ,,,,,,,=圭三圭三ミ;;ー..、_ 、、__,
      ト'_/ノ!-.'r-‐'´::::::::::::::::::::::::::::::`ー-、∨ヾミ、ヽ
        ト7'__ノ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ーゞト゛                    
      ´/}}/:::::::::::::/:::::::::::::::::::|:::::::::::::ヽ:::::::::::ヽ`'                      「 逆にこっちから聞くけど、
      /}}/:::::::;:::::/::::::::::::::::::::::!ヽ :::::::::::!:::::::: !:::ヽ                       ……アレの痕跡はあった?」
       |}/::::::::::!::/|:::::::::::::::::::::::l !::::::::::::l::::::::::|:::::::i
       |}|:::::::::::|::| |:::::::::::::::::/|::l !::::::::::::l::::::::::|:::::::|
       |}|:::::::::::ト'`==、_/l,,|/ |l__i;;;;;;;|ニニノ:::::::|   ……いえ、それらしいものは、まだ。
       |||:::::::::::| t‐.tェ-rミ      ≡r-t‐r.ト::|:::|::|
       |||:::::::::::| .l 辷ノ        .込.ノ ,!..|'l:|:::|::|
       |ヽミ、 小                  ..|,':|:/:::!                     「そう。
       |::|::::ヽミ         '         ト、'::::/
       |::|::::::::::ヽ                /:| `´                        ないならないでいいんだけど……」
       |:;'::::::::::::::::\    ´ `   ./::: !
      !':::::::::::::::::;、!,、` 、    ., ィ::´ ::::::::;!
      ,':::|:::::::|::::::|  ⌒ヽ、` ´,r.''´/::::::::/.!      涼宮さんは、もしソレが出てきたら……?
      ,':::::|:::::::l, へ、     ヽ/  /、_:::/ .|l
    _,',...-'‐ ´   \   ,r/ミ、  / ` ー''、
  ,r::´:::!           ` ー-i/彡ri,ノ      `
 ,'::::::::::::ヽ            /ヾ,彡`ヽ、
.,':::::::::::::::::::ゝ          /   | ヽ.  \



           .ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.:\
           ./:.:/ 二二二二\:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ
        ′:.//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ}:.:.:.:.く\:.:.:゚,
         /:.:.:.:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:「\オ:.:i
       ':./:./:.:.j:/ハ:.:.:.「 Χ:.:.ハ:.:.:.:.:.:! ハ/:.:.:l    ……難しい質問ね。
      i:/|:.:!:.:.:.| \ \:l/ ィ7气∨:.:.:.「{ V:.:.l
      l l:.:l:.:.::И气     Vツ |:.:.:.:.|`Y、\    私の心情はともかく、
      { 乂:.:.:ハ Vツ       |:.:.:.::|.ィ:.:.:\ \   知った以上は、報告しなくてはいけないわ。
      ゝ   V}:.:.、 ′__     .:.:.:.:.:|i:.:.:.:.:.:.:\ \
           / |:.:.:.\ ´     /:.:.:.:. !l:.:.:.:.:.:.:.:l. \ \
          ./ /|:.:.:.:.父ト  -=彳:.:.:.:.:.从:.:.:.:.:.:.:.|  ヽ }                            「……」
         / / ,|:.:.:./:.:.:.:/.:.:.}   !:.:.:.:.:∧}、:.:.:.:.:.:.l   V
       く_.イ_/|:.:.:':.:.:.:/:/」  /:.:.:.:/i:i:i:i:i≫=ミ:.:l
          |:.:.{:.:.才¨¨芥¨ :.:.:.:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
          .イ|:.:.|:i:く  /{!_{ i:.:.:.イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ
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 ハルヒが腕を組んだ。今までの彼女の行動から、一応、瑠璃の目的に協力する形を取ってくれているのはわかる。

 だがもし、アレンジミュータントの痕跡を見つけてしまえば、彼女は職責として協会に報告するだろう。

 そうなれば……遺跡の閉鎖が早まる可能性は、高い。
3646 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:18:04.74 ID:v5VV1mgv

            /:::::::::::;;;;;;;r--‐'´圭圭圭`ー.、ヽ  ヾ、,!il
               /:::::::::::_/圭圭圭圭r―‐'´::`ー‐ヾ>、_/,!'
           /ムミr <圭圭/ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            /く,<iヾ/トヽ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
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           |i:::::ヾ、:::::::::! ``ー 、_;'|::::::/レ'|レ,,,,!`ソ/    ……
           |l::::::;rヘ::::小 ,,,,,     ̄  '  ノフ'/
           |l:/  ヾ .|ヾ 、      っ , ' {:::l:::ヽ
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 どうすればいいのだろう、と瑠璃は思う。

 瑠璃自身は見ていないが、アーチャーがそう言った以上、そして『罠』がおそらくアレである以上、いる可能性は高い。

 だが一度遭遇すれば、事情を知らない護衛は、必ず報告するだろう。それを防ぐ手段は、思い浮かんでいなかった。
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          i7:.:. /:.:.:/'¦:.:.:.:.:.:.:.:.厶斗:.:.:.:.:.|:.:.:} /∧
         ./}:.:.:.:,:.:.:厶斗\:.:.:.:.:.:{  ヾ:.:.:.:.:.:!:.:.:∨:.:.:.:.
         {/:.:.{:.i:.:.:{ =ミ  ヽ:.:.:ハィf芯㍉:.ハ:.:.:ハ:.:.:.:.i  でも実を言うとね、私、
         .イ:.:!:ハ:.:.:.:∨ん㍉  \   V刈 1:.V:.:. |:.:.:.:.l  アレはいない可能性もある、と思ってるのよ。
         |从{:.∨i:.:{ Vツ  、    ""  |:.:.:.:.:.:.ト :.:.:.!
         | {ハ:.:.:.:∧ """         |:.:.:.:.:.:.|∧:.:|
         L| |:.:\{!:∧     ー-       |:.:.:.:.:.:.| l Ⅵ                              「え……」
         |ル:|:.:.:.:.:.:.:.:込、         イ:.|:.:.:.:.:.:.| l│|
          比.|:.:.:.:.:.:.:.:|l:.:.:.〕iト _   ´ |:.:|:.:.:.:.:.:.| Ⅵハ
         Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:|l:.:.:.:.:∧      .ィト:.|:.:.:.:.:.:iト 、ト 〉、
             l|:.:.:.:.:.:. 八:.:.:/:ハ  ィi〔___ ,}:|:.:.:.:.:.:l|:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
             |i:.:.:.:.:.:.:':.:厂 ̄`Y7´    イⅥ :.:.:.:.:l|≧=====ミ
             |l:.:.:.:.:.:.|:_{    芥:、  /:i:i:i:|:.:.:.:.:.:l|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ
             リ:.:.:.:.:./i:iハ  / }/ \__}:i:、:i |:.:.:.:.:.:l|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
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3647 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:18:37.16 ID:v5VV1mgv

                     __ _
                   . ´:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..、
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              ノ ̄/:.:.:./:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.V⌒i
            7 .イ:.:.:./:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.ハ:.:|:.:.:.|\」
                \|:.:.:.':.:.Nー ト :.:.:.:ト斗匕イ:.:. |イ:l    私も少し調べたんだけど、
             / |:.{:.l:.:.:.芹芯 \l イf芯'|:.:.:.| ヽ     アレってある程度警備ロボの代用が出来るって言っても、
               // {ハl从{ 込ソ     込ソ |:.:.:.| 爪゚,   やっぱりある程度なのよ。
           // /|:.:.:.:.:.∧    ′    ム:.:.:| }:.:ハ
              ' i / :|:.:.:.l:.:.:込、   ̄`   イ:|:.:.:.l ':.:| |   遭遇しないように立ち回る、とか、
           Ⅵ」 |:.:.:.|:.:.:|:.:.:.〕ト -- ≦{:.:./:.:.:.イ/:.:.|_l    一切の痕跡を残さない、とか、
                  |:.:.:.|:.:.:l ̄≧=ー‐=== /:.:.:/:.:.:.:.:.:|    そこまで高度なことは出来ないのよね。
             イ:i:i:/:.:.:ハ  -{_ ト.  /:.:.:/〕iト :.:.:|
               /:i:i:i:/:.:.:/:i:}__//「\ /:.:.:/:i:|:i:i:i:i:〕iト   
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        |:::::|:::l:::|::小 、、、、         l:'::! l l::::::ヽノ   どういう意味でしょうか?
        |::::i|:::|:::!:::|::ヽ            '   ゙´ '.::::i:::l
        |::::!`ミ_ .小 ヾ、          ```.l::::::!::|
        |:::|::`ー`_,、` u                 ,'::::/!:,!                「そこまで痕跡が見つからないとなると、
        |:::|::::::::i::::|:ヽ        ´ `    /::|へ/                      あのアーチャーって人が見たのは、
        |:;':::::::::,!:::|:. 丶         /::::::::|                     別のモノだったのかもってこと」
       !'::::::::/:!:::ト、,r、,.、  、  , ....::'i:::::::|::::::|
        /:::::::/::::!:;'    `´ヽ_` ´_!;、::::|:::::::|::::::|       
 ,...‐--、,、,':::::::/,又ノ- 、      ,}r',、_{:::/:::::: !::::::!
..'::::::::::::::::ヽ_。 ̄ ̄    `ヽ、  ,.トli<mヾ.':::::::::;'::::/
::::::::::::::::::::::::::`ヽ。       >' !ヽニ='、:::::;':::/__
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::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::::`´ー、。 /   !  ヽ i \.  ヽ:::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::`/     .レ'  `i     ヽ:::::::::i
3648 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:19:03.86 ID:v5VV1mgv

              -=≦ 、:.`:..、
            イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:\
           /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:、:.:.:Y:.:「 ̄》
        /:.:.:l\:.:ト≪ィ笂7\!:.:.∨.ハ
         i::.:.:.ト 、   V.メ   |:.:.:.{ヽ\\      ぶっちゃけ、現段階でアレを見てる、アレがいるってのは、
         |:.:.:.:.V心        l:.:.:.:V:.\\\     アーチャーって人の証言だけなのよ。
          乂:.:.:.:.  ′__     |:.:.:.:.|:.:.:.: \\〉
          L|:八 ´       ,|:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.: \\   逆に言えば、彼女がなんらかの理由で見たと言ってるだけの場合、
         /|:.:.:.:丶    .ィ!:.:.:.|≫=-- 、\〉  アレはいないってことになる。
        .//|:.:.:.:|:.:.:.≧彡、 ,|:.:.:.:从i:i:i:i:i:i:iハ:.
        く/ ,|:.:.:.:|:.:.「¨芥¨¨Y|:.:.:.':i:i://:i:i:i:i:il:.:.
          V |i:.:.:.|:.く__广廴 ノ!:.//シ:i:i:i:i:i:i:i:|:.:.:、
             |l:.:.:.|/:iV d斗≪:¨:i:i:i:\:i:i:i:i:i:i:iリ.:.:.:.
             |l:.:斗≪:i:i:i:i:i:i:i:i:\:i:i:i:i:i:ヽ:i:i:i:i:′:.:.i
         /:i:i:i:i:i:i:`:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:.:.:.:.:.|
         ' l|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:.:.:|:.:.l:|
           刈ド=== …-------…‥=彳:.:.:.|:.:.|:|
          {:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{:.:.:.:ハ:リ
          、:i:i:i:i:i:i:i:i:イ:、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:.:./  /
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                  |i/:i:i:/:i:i:i:/:i:i:i:/:i:i:i:i:/i:i:≫ヘ、




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       .l::::::|::::::::|:| |、::::_;lv'l_;::'::l、__::::!::::::::::::::ト、::::!   そんな、アーチャーさんが
       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i   嘘を言ってるってことですか!?
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i   あの人がそんなことするはずがありません!
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l
           |:l´´   __     u.   /i::::::::::::::::::l
           |::ヽ       ヽ       _/l:::::::::::__l                   「それはそうかもだけどね。
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ                 
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、                 でもそれ、100%じゃないでしょ?」
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ
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                 /´! i彡i'ヽ./ /:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ             
                   i:::::! レ、, ヘ ./:::::::!:::|:::::::::::::::r―rイ __,〉             
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 意外な意見が飛んできた。

 アーチャーが見たものが、アレンジミュータントではない? いや、アーチャーが嘘をついている?

 瑠璃としては、まるきり予想していなかった方面からの疑念に、つい、大声が出てしまった。
3649 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:21:02.52 ID:v5VV1mgv

                ____ _
              ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..、
             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
          イ:.:.:.:.:.∠二二二 \:.:.:.:.:.:.:.:.゚,
           ,:..:.:.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
         /i:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:. !     まぁ嘘は言いすぎにしても、
         `7|:.:.':.:.:.:.ハ1:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.V⌒7:.:.|     勘違いとか見間違い、
         / i}/:.:.:.:/ \ \{ \:.:.:.:.:.:.:.「\l:.:.:|     知識の間違いってこともあるわ。
          レイ:.i:.:.:. ===   ´ ̄、:.:.:.:.:.L.Ⅵ:.:.|
          刈:.:.:.l      ====Y:.:.:.| ) ∧:.|    私が言いたいのは、その人の言葉を
            ィ7|:.:八   ′       |:.:.: l:.}//:.:.|    鵜呑みにしすぎじゃないかってことよ。
        /i:i:i:|:.:.i:i:i\ つ    ィ|:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.|    
        ./i:i:i:i:i:i:|:.:.|i:i:i:i:i:≧=- .≦,Xl:.:.:.:i\:.:.:. !    情報とは正確でなければ、意味がないどころか、害がある。
       {:i:i:i:i:i:/:.:.从 ̄Уー‐く.イ /:!:.:./:i:i:i:ヽ:.|
       }:i:i:i:i:/:.:./:廴__.{/`  ノi:i:イ:.:.:.,:':i:i:i:i:i:i:i:i:、    そして正確性をあげるには、多角的な視点と検証が必要なの。
      イi:i:i:i:/:.:./" /∧   {iア.:.:.:.:イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ
     /:i:i:i:i /:.:.∧.イ イ {_7/:.:./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}   遺跡探索してるんだから、言ってることわかるわよね?
    イ⌒ヽi{:.:.:,:i:i \ ィi〔i/:.:./:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:リ                             
   /⌒ヽ  V:.:.{:i:i:0}:i:i:i: /:.:.:.イ:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
  ,「77¬、 ヾ:.V:i:/:i:i: /:.:.:/:i:i:i:i /:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:イ
 ./:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧=====ァト---ミ:iイ:i:イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
  ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} |   〃:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/




      |..:..:..:..:L:.|:..:..:..:..:..                 ::::::::l:..:..l:..|
      |..:..:..:..{ 「ヽ:..:..:.从:::::::::         ,     ト、:.:..' 
      |..:..:..:..:ヽ、 (  ̄`ヾ u             ,  ∨
      |..:..:..:..:..:..:>、`ヽ                .         ……
      '..:..:..:..:..:..:j:..{ヽ⌒ヽ、       ⌒  /
      ,:..:..:..:..:..:...':..:.}   ⌒ヽ、> . __ ィ:ヽ:.`ヽ
      ,:..:..:..:..:..:./..:.:∧      \   YⅥ ∧:..丶:..:..
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 言われてみれば、実際そのとおりでは、あった。薬売りの噂のように、彼女の情報や知識が100%正しいとは限らない。

 アレンジミュータントの存在もアーチャーの言葉だけで、特に裏を取ってはいないのだ。

 情報の多角的な検証。それは志津香にも言われていたことだ。
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                     }:::ソ      . リ::::!::iノ:::リ ル::::::::::::::::!
                      i∧       ル‐-' ,^~イ::::::::::::::::::::i
                     l{_ハ、 __       /゚{::::l:::::::::::::::::::::!   (で、でも、アーチャーさんが
                       ih、    u ィ  |_,:::!:::::::::::::::::::i    嘘をつく必要なんて……。
                         个o。.。s≦ , -、,ソ:::i:::::::::::::::::リ
                        _{::i_f{_/ー'¨   _,ノ∨:::::::::::::::ハ    あんな、怪我をしてまで戦ってくれて、
                       ,ィソ,ュ_{/_.。s≦¨_, / 〕iト.:::::::::::,    その後もきちんとアドバイスしてくれて……)
                         /.:{ _{YN}Y ト,-‐ ´   __ノ¨´ヽ:::::::::‘,
                       ,:'.::/ ヽ_{薔}r'¨    ノ¨/.::.::.::.::.i::::::::::::::,
                   ,.:'..:i>'´/ `゚i¨!  ,r-.:'.:r':.::.::.::.::.::ハ::::::::::::‘,
                  ノ.:r' / /    ト-:'.::.::./.::.::.::.::.::.::.::.}:::::::::::::::,
                     {.::〈トi <-、_   iハ.::.::.:/.::.::.::.::.::.::.::.::.:リ:::::::::::::::‘,
                   }.::.:〕iト,`' ノ-、¨ッ__.〉r:'イ.::.::.::.::.::.::.::.:i′:::::::::::::::::;
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              ト、,ー-{.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:K!_{_`ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
              人 ∧.::.::.::.::_..斗、──ァ、─ァ_' ミ、 } /:::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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 あの時、背中で聞いた戦闘音は決して嘘や誤魔化しで響くモノではない。

 そもそもそれ以前に、アーチャーが瑠璃に嘘をつく理由も必要も、得もないはず。

 命を張ってくれた彼女の言葉の裏取りをするというのは、裏切っているような気がしてどうにも踏ん切れなかった。
3650 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:21:22.28 ID:v5VV1mgv

        ___/:/     、:.:.:.:.、r─…z
       _j_./:.:./.ィ:. ̄:. ̄:.ト、:.:.:.:.\  X{≧
   く_{__廴_ノ:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.ハ ヽ:.:.:.:.:.ヽ}:.:.ト、〉
    `¬ィ//イ:.:.:.:. イ:.:.:.:.:.: / li /、:.:.:.:.:.゚:,:、
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  ィ≦三才 ':.:.:.:.:.:/ |:.イ`   イ芯アl:l:.:.:.:.ハ:.:.:
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 }/     从i:.:.:./ハ 乂ツ  、  "":.:.:.V:.:.:.:.:.:.:   ま、あの人を疑うとかじゃなくて、
       /:.:.:|:.:/:.:.:∧""  __  ' /:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.   対策の一環として調べてみたら?  
      ./:.:.:. |イ:.:.:.:. 込、       /:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 
     /:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.〕iト  -/:.:.:./`ヽx===ミ: 
    .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/_.|:Y⌒≧=:/:.:.:./⌒ソ:i:i:i:i:i:i:i:                         「対策の一環、ですか?」
  /:.:/:.:.:.:.:.:./i:i:i:i:i:i厶イ ´ ̄`寸:i:≦ヾi:i:i:i:i:i:i:
..イ:.:.: /:.:.:.:.:. /i:i:i:i:i:i:i/  ー'⌒i     \i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
:.:.://:.:.:.:.:. /i:i:i:i:i:i:i/{     .ノ      Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:   そ。もっと有効な対策とか、そんな感じのために。
:イ /:.:.:.r≦:i:i:i:i:i:iア' >‐  /     iイ}:i:i:i:i/i:i:i:i   
  {:.:.:/i:i:i:i:`:i:i:i:イ  イ/   /   ,   !リ:i:i:i/:i:i:i:i:i   それに、アレだって決め打って対策して、
   イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ハ ./   /   /  イ/:i:i:/:i:i:i:i:i:i:   もし違ったら致命傷でしょ?
ィ〔:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:イ:i:i:}Y  、/   イ /:彡イ≧=-:i:i:
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{:i:i:i:i:ゝ .イ≧==:彳:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i    そういう意味で、もう少しアレについて調べてみたら?
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイ:八:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:イ




       |:::::::::::::::::::::/::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::l:!:::::::::::::::!:::::’.
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       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´   ……ですね。
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/     そう、してみます。
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/   
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个
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 疑問を提起したのもハルヒなら、落としどころを持ってきたのもハルヒだった。

 どちらにしても、対策の一環として、アレンジミュータントについてもっと知らなくてはならないだろう。

 まだ納得しかねる部分もあるものの、言っていることに間違いはない。

 またアレンジミュータントに詳しくなれば、遺跡で見つけた時に期間短縮されないような方便も思い浮かぶかもしれない。

 瑠璃は一度深呼吸してから、頷いたのだった。
3651 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:21:39.38 ID:v5VV1mgv

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3652 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:22:08.99 ID:v5VV1mgv

                       ,、,、,、、
            。=ニ⌒^⌒^⌒ニ=、く{(芍}リ
           ,イ≫''^゚^⌒^゚^⌒^゚^''く ヾ彡
       x=ミ〃^゚´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.`く\
      弐Ⅳ :::::::::: :::::::::|::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vハ
.       マ彡:::/:::::::| ::::::::|::::::::| :::::: |:::::::::::::::::Vハ
        |:::|i::::::::|_::::::::|::::::::|:/::」L:::|:::::::::::|:::|
        |:::|i:::::::」L::-┴─ イ):::::刀:::::::::i:|:::|   今日は本当にありがとうございました。
        |::::Ⅵ广i):::ト     ヒツ.|::|::::::i:|:::|
        l:八小 ヒリ  .    ":::::.|ルイノ::::    帰還報告も受理されましたので、
        |::::::(_', :::"          ,r:::':::::::|    報酬をお渡しします。
        |::/|八     -     イ:! ::::::::::|
.         `  |:::个  .      イ|::::|::::::::::::|
            |:::::|:::::::|:::{>‐ ´ノ⌒゙八 :::::::::|
            |:::::|::::斗rj  ∨⌒ /⌒\:::::|
            |::_/  \x土x./     `¨ア\
            /下、    {{《莢》}      /:::::::::
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 帰還報告を終え、上条たちが待機しているロビーに戻る。バレなかった? と言う視線も、瑠璃の言葉で和らいだ。

 やはりみんな不安だったらしい。まぁ実を言えば概ねバレていたようであるが……それは言わなくてもいいだろう。

 ともあれ、仕事は終わったのだ。報酬を渡さなければならない。
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                  /  )   /{ノ/:::::::::::::::::::レ::::::/
                    /  {`ー一〈   i:::::::::::::::::::::::::::厶:::'フ
__            __/   ヽ   ,ノ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::く__
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   (       }   ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<´
                      ノ_ イ::::::::::://: |::::::i:::::::::::::::::::::::_:::\   サンキュ、確かに、と。
             _____,. イ/|:::::/::::::://::::/|::::::|:::i:::::::::::::::::::\ ̄
  __    マ¨¨¨ヽ>:::::::::/:::::|:::/.┼/':/:::八:: / .|::::::|:::|:::::::::::_::::__:\    いやー、やっぱ仕事の何がいいかって、
 ̄ | i   {/|!⌒ `¨¨フ::::::::|厶=ミ}/|/レ'|:/ー-!ハ::|:::|ー'´ ∨ i´ }ヽ   この瞬間だよな。
  ! !    ∨{     ∠:::ィ::::j! // `.}  ィテ=ミ、 |ノ::j`¨´} i .|  | /   
.  | |    Ⅵ,     i 厶イ,|    :.{    //  レ'レ⌒´      !'    これで今夜も飯が食えるぜ。
 `{ |      \  i |  ,,ハ           /      /⌒ヽ  
  } .|       \ |ノ /  ∧  }iァ---‐一イ /      /   /\ 
  L.}__    \   >' ____  ヽ. `¨ ー ´/    __/     /   ⌒i
     `¨  ー‐<¨´|   `ヽ{ \ _,. <!   ¨´  \    /       }
            \{   {  ハ  `    >、         \ / __,, …‐亠―┐
             ∨   ∨ ∧    // \       \        / ̄¨




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/| ∧ /    j.: :.│: : : : :! : : ;瓜人: : \: ヽ
^jメ、 Ⅵ  l , | : : | :│: : |: : / / ::0',: : : :ヽ: ',
: : : : : :| / /l | : : | :∧: : | :/ j{ :::..:: } : : l: :|:│  今夜って……普段どうしてるのよ。
: : : :|: :レ /斗┼ーレ孑ヘ: Ⅳ^小、_,ノ| : : |:.:Ⅳ
: : : : :/ / イ! j〃⌒ヾ ヽ| 〃`ヾⅥ: : :ハ |
: : : :/イ,// |乂{{   }}    ヾ、_,ノ { : / j/                     「金があれば喰って、なかったら我慢する」
: : : : : }: : : : |  `ー='"         ∨    
: : : : :人: : : :|               }
: : : : :トム : : :|             /       そ、そう。シンプルね。
: : : :!:l: :∧: :│       r‐ュ    イ|                          
:. : :.:!:|: : :_〉 : ト   _____.. <: : !:|          あ、私も30円確認したわ。
:. : :.:!:|:/ ∧ :|`ー一寸  `ヽ、:_:j : !:|       
: : _r<    Vl::::::::::::::}     | ト、!:|          ありがとう。
厂{ \\   ヾV三三|     | | ∨
\ヽ \\   \   |      j// |




         ゝ ̄≧=、 r、lヽ
     z―‐´      `i|`i iゝ
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    ヽゝ / ̄ ̄ ̄    ̄|て´
     /_/           !そ
     ´∨_______斗′
     /ゝ-  i´`!w ,|i!i!i!i!i!j
    ./ /  ゝ、彡´ー-‐´`i
    / /`i斗、 /´ ̄ー―==′   俺の方も確かに。
  ./ c´ / ∨/ ̄` ∧
  `i/ ,r┴―、`i   〉/       
    /__/ |ri|   | i
    |__ 斗 ┤j ∨ | 〉
     !、\/ / 〉 `i∧
     ∨ ̄≧、_ ` ̄ ∧
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 上条に、ヒナギクに、そしてスネークに。

 今回の探索内容を考えたら、割に合わない、とか言われるかと心配だったが、その様子はなかった。

 特に上条など『人型』と一騎打ちをして、脚を怪我して、それで10円なのだが……。

 まぁ、本人的にOKなら、瑠璃もわざわざ言うつもりもないが。
3653 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:22:35.70 ID:v5VV1mgv

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     zソ::,:::::::/:::,l://._l:::::/ソ:' l::'l:::::::::::::::::::>、
    <::::::ノ::::,'/:/_l:'ィイ,'::// >ーヤ!::::::::::::::::::::>ー
      ̄>:::::::l ! ぞ! /   !ぞ!\¨l::::::::::::::zー'   ん? あれ? 五更、木下のは?
       >l ;l ー‐'  .   ー-' .l::,ヽ::::::::\
       ̄ニ! i    :       ,' ノ::< ̄
        ∠.::、  _ _      _' イ:ー≠ー
            、 r_ _ヽ  イ::::::へ'            ,_
           _ .l\    イ,'V'¨ ヽ            / ノ     ィ-‐‐フ
          /   >: : : : .へ、_            , ' 〈_ , ' ノ >ーy'
        _ イ   / .}: : : l   /ヽz_       /  ;   >  ィ
     < ̄  癶  /  l: : :〈 、 /\ \  ヽ     {  . '     イ
  /        V' >‐イー‐ ' )/ー \ノ  :.∧     l     /
 l  ゝ  , '     .: >、\ ; ; l \     :  }   .l    /
. .l    У       .:  \ l; /〉 ./   .: :   ェ、 l  .  l
 l     、:   .   :   l l; l /     ,'    l ,    l
 l      :      : :     l;l ノ 〔ニニ〕,  ,'  V    ,l

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 報酬を財布にしまった上条が首をかしげた。木下に何も手渡されないのに気がついたのだろう。

 ヒナギクやスネークはスルーしていたようだが、上条が口に出したことで、同様に瑠璃に視線を向けた。

 疑問には思っていたらしい。
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    __       ,ィ⌒:i:i:i:i:i:i:i:iz‐、:i:i:irx:i:i:i{``ー‐'ー'r‐'
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     ,′:::!::::::::::::|:::::::::::::| i::::::::::::!:::_;斗'千}二}:::::::::::}:::!
      {::::::::|::::::_」__:::::」 !_;z=‐'´-‐'´,_,_,_,_,_!::::::::::!:::!
      {:::{::::!::_´-‐' ¨´ ̄`     ,ィ"”艾芋¨}}|:::::::::::!::|    あ、ええっと、それは……
     !:::ヘ::ハ ィ歹芋芹ト       {.:.{}.:.} }}|::i::::::::}::!
     |:::::ヘ:!:i! {{   r'.{}.:}          辷タ ・/イ::::;_r}:|
     |:::::::::Nヽヾ  辷タ         :/:/:/〃千ノ/::::
     Lz≠Tヽ.} :/:/:/    ’         __/::::::i
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.         |:::::::::::i!:`ヽ∠ -≦‐'^ヾ ー'/_レi:::::::!:::::::::::!
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        /-〉  ̄¨¨¨}    `ー- 、 }.}。   {::::::::!::::::::::::!
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      /:i:i:i:i:i:ム    }   イ、"ノ!`¨ . イ      `<:,
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 木下の分は『前渡し』である。単にそれだけ告げればいいものを、つい、言葉に詰まってしまう瑠璃。

 しまった、と考えた時には、微妙な間が開いてしまっていた。
3654 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:23:19.52 ID:v5VV1mgv

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                    _ .. -‐  ̄    ̄ ‐- .. _
                 ..::´                `丶
            /     ,'::          、:.  \  ::..
              , '  /   ./::   ..:.::i :.     ハ::..  :ヽ   ::.、
          /   ,'   .,'.\.:.:.:/´| i::.   : i:|ヽ:::/,l     ::.
           /    l   |:::\>′  | |i::.. ::..l:| </::|    l
           .′   |    |: ::/ー─‐-| l|::::. ::..:l:l,-─ヽ:|:     |
.          l    .:| .:  |::/__.、`|ハ::::::::,'/,.___ l:.     |
        |    ::|  :: lイ´ん:::::d`  ヽ:/ イん::d`〉:.     |
         |    .;ィ| .:.i |` い:::ィ:l      l:::ィ;リ 'l:: |.  : |  いや、実は探索に無償で参加することを条件に、
          l   .::{`| :.:| | ..... -‐         ‐- ...|:: l:   :: |  この銃を譲ってもらったのじゃ。
.        |   .:.:.ゝl .:.:|:人 ///       ,   ///.|:: .,':.  .:: |
.        |  .:.:.:.:.:.| .::.::|::i、\        _    ,.:::|::/,'::. .::: |  瑠璃殿では扱えない、ということじゃったし、
.       ノ,/ . :.:.:.:.:| :.:.::|::|::>`:...    ´    ...:::::::j//:.:.. .;イ:.|  わしも装備の更新をしたかったのでな。
.        '´/ .:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:|人'::::::::::l` ::.... __ ..ィ´:::::::::::::/:.:.:.:./ |:.|
        /:/j;∧:.:.:ヽ:.:.:.:、:.\:::<|     |ュ::l::::/\:/:.:.:,.:':::| |:.l
.        '"    |:/ヽ:\:.:ヽ:.丶:` ー-.、_r'´ ∧.、__/::/\::| jノ
             '_ ...-‐'\:|`ヽ::> //'´\// l:/..イ | ̄::::‐- .._
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          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|    まぁその……借金めいたことでもあるし、
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l    わしが頼んだことでもある。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|    瑠璃殿、すまぬな。気を遣ってもろうて。
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /                              「い、いいえ」
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /
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 だがそこで助け船を出してくれたのは、他ならぬ木下だった。彼は肩にかけるようにしていた小銃を示し、肩を竦める。

 そして木下の言葉で、上条たちにも納得の表情が浮かんだ。

 瑠璃が理由を言いにくそうにしたのは、木下の経済状態を暴露することに慮って、と考えたようである。
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       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ  
     l:::::::::::::::::::::::::l∧   u             , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ                 /:::/:/
.     /::::::::::::::::::l:::::::!、  ih.、       , -、     ..:′ヽ:/
    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个
.   /::::::::::::::::::::/i:::/      i__  〕iト. _ .。s≦i::::::::!      ,レヘ.,.- 、
  /:::::::::::::::::/.:/       i_ .,r' /  〕iト.__!>─ 、    く      ⌒',
. /:::::::::::::/ ,ィf \        li /        /.::.::.::.::.::゚v   >     __.ノ
                                       ハ.__,、   )
                                           `ー ′
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 それらしい理由をつけてくれた木下に感謝しつつ、安堵のため息。

 あれ以上詰められては、あの時のことを思い出して、さらに挙動不審になる可能性があった。
3655 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:23:44.30 ID:v5VV1mgv

             、 、 ,、 ,
            ト、|\|:∨.:.V:|
          、_トl:.:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ'|
        、_>:.:.:./i:.:.:!:.:.!:.:.:.:.:.:.厶
         .>.:厶|:.`ト从ハ:.:.:.:.:.く
         `7イ兀!ヽ厂〔「|从.:.:小
          ハ  }     ,_人ト|
             、 - 、 ,イ:从ト|     それで俺が整備した銃をお前が持ってたのか。
            \_,.イ ̄:-ヘ
            〔_,」{」/  ‐ヘ、     なんでだろって思ってたんだけど、なるほどな。
             //:|  : : :   ハ
           {∨ |   \: .   }
           || |    :丶:  ハ                              「 な、なに? 
           |:ムL:!    . :∧   '、
           |:|  :|   : : { ',    '、                             この銃、お主が整備したのか?」
           |:|  :|   : : 人 V   '、
             /:ハ | . /: : ハ ,>   }
            」/  人  ://: .   ノ   ああ、五更に頼まれてな
         |:{      \:/: : : . /
         |ム    /: : : . /{
         ∨丁厂´\. : : , '´ ̄`
            { :{ {    \/}
           厶丶レ'   . : |
         /: : :`¨{   . : : : :!




 !: :!: : : : : : :,'ヽ,ゝ'   !:!: :!: : : : : : !:.i!:!i    ヾ,'、: i: : : : : : : :!: !   ほ、報酬は!?
. i: :i: : : : : : : !: ,イ    !:!: :!: : : : : : !:.!!i:i     ,>,:i: : : : : : : :i: i    
. !: i: : : : : :!: !,イ `ヽ、 _!i!!:i',: : : : : ,i:,'i,'リ. -ー '"  '!: : : : : : : :!:i    何を対価にしたのじゃ!?
..!: :!: : : : : i: !'      リ リ ', : : : ,'i:i/       i : : : : : : : !:.!    
,': : !: : : : : ',:.! ,,,,_- 、   ゙ ヽ: : ,' リ  , -_‐_ニニ、,': ,: : : : : : !: :!
': : :!: : : : : :',:彳 i心示气ヾ   ',;/  イ示心刈  ゞ,' : : : : : :,' : ',                     「あん? 晩飯だけど?」
: : : !: : : : : : ',',  !つ性別        !フ秀吉i. //: : : : : : :,': ,: :.'、  
イイ: ',: : : : : : i,:',. 弋zZ,汐       弋ZZ汐 /イ: :/: : : /,': : ',ヽ、'、
,イ: : :',: : : : :',:',:'、'、                ,イ/,':./ : : ://: : : :.'、    晩飯……?
: :., イ,',:,: : : :!,:',-'、u       '        ,イ/:〃: : /,''',ヽ、: : :'、  
  ,イ:,,',',、: : ',ヾ、;;;ヽ、     ( )      ,.イ,.'///: : :/ヽ、:'、 ゙ヽ : '、  食事に行った、ということか?
 ̄"ニイ;ヽヽ: :',;;;//;;;;;;゙;;,.、       , .イi;;;;;;;;イ',/: :,.イ;;;;;;;;;;゙;;i 、 ヾ、'、
;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;゙ヽヽ,:ヽ';;;;;;;;;;;;!  ゙>_.-_<,  i;;;;;;;;;;;;/: ,イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;ヽ,
;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ヾ、;;;;;;;;;;;i //,:.:.:.:.:.:.〉,', ,';;;;;;;;,イ,イ,',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;゙,             「いや? 屋台で買ってもらっただけ」
;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈〈;;;;;;;;;;;;;;;;;i,''./ .i__i ',.',';;;;;;;イ;;;;;;;〉〉;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;', 
;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽヽ,;; イイi  /:.:.:.:.:.', ./ヽヽ,;;;, イイ;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;イイ;;;;;;;;;',/:.:.:.:.:.:.:.:',/;;;;;;;;;ヽヾイ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i  そ、そうか……。




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3656 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 21:23:54.86 ID:hwx+PZ72
アーチャーとコミュしたいねぇ。でも娼婦としてのスキルアップも(できればすずか相手で)したいし、
でもそれにはお金がかかるし…色々悩むなぁ
3657 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:24:25.45 ID:v5VV1mgv

                   / . / :./ :/:/: : : : : : : : : : : : : : :.`ヽ、
                / . :/: :/: /:/: : : : : : : : /「こN: : : : : : :ヽ
             / . : /: :/ :/:./: : :.i: : :.l: l/// /lN: : : : :l: : :.l
               / . :.:.l: :.:l: ::i: :l: l: : {: : :.l: l  ̄`ヽ|: : : : :l: : :.l
            | . : : :| :l l:.⊥⊥l:.:.:.|: :.l:L:L_ _  |: : : :.:l: : : |
            | : : : :|: l l´l:{⊥:l .: :|: :.N リ __  `1: : : .:l: : : |
            | : : : :| :l.彳フ〒メ、: |: :.l 〒 ==ミヽj: : : : l: : : |
            |ハ.: : :| :ハ V ハ。lヽ| V  r小 } Vl: /: :.:l: : : :|   これ、もしかして、あの時の?
                V:.: :.:ハ ヽ りノ      じ。ソノ l/: : :.ハ: :.:.:|
                   V.:.: i..ハ    、           /l: : : lノ: : : |
                  ヽ\ :.:ハ           u  /: : : :l: : : : :|
                 1: : i\   rっ     , イ: : : :/: : : :.:.|
                    l: : :l : :> 、 __ , イ: :/:/ : /: : : : ::.:|
                __ _」: : l/:::::〈     /V: /// : : : i: : : |
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             /    ヽ     ヽ:::::::::.\二二ヽ:::::.、`丶、: |
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       .l::::::|::::::::|:| |、::::_;lv'l_;::'::l、__::::!::::::::::::::ト、::::!     あ、はい、そうです。
       .|::::::!::::::_N ``´ ./, ィ.‐ti'`l::::::::::::: ト、ヽ:i
          l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!     ……やっぱり気になりますか?
           '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i
           |l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l    
           |:l´´           u.   /i::::::::::::::::::l                       「ううん、そういうことじゃなくて。
           |::ヽ    こ二つ      _/l:::::::::::__l
           ''´ \       ,  _ノ' .,!.'/::::::::::::`ヽ                      よくここまで直したなぁって」
                  i::..、 _ ,.., ´ /  / ,i:::::::::::::::::::::::::.、
                    ヽ::::::::::〈ヽ./   ./ .i::!:::::::::::::::::::::::::::ヽ
                丶__;; ',ヽ!  ./ /::|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                 /´! i彡i'ヽ./ /:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::>ヘ
                   i:::::! レ、, ヘ ./:::::::!:::|:::::::::::::::r―rイ __,〉
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                 ヽ//      ヽ:::::::、:::!::::::::::::::::::<_!::::::::::::ヽ
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 小銃、整備。そのあたりでヒナギクはあの銃の出所にピンと来たようだ。表情は微妙な感じだが、言葉に険はない。

 あの時、脱出の際に回収したので、破損状況はよく見ている。言葉通り、補修状況に感心しているだけらしい。
3658 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:25:01.11 ID:v5VV1mgv

               /jrx__
             ,rf´       ̄≧ー=≠
        =≡二゙´              ゞ
              / ̄≧ー 、    !      `ヽ、
          /       ≧ーzゝ、       ≧ー
          __ i           /i  弋   ゝ 、 ゝ
       /j ノ|゙i|_____ノ/, 、   ゙=ーノノ ̄ミ         実際、見事だな上条。
      f___´ !i゙ -‐     ヽゝヽ〉ー―-- 、  `ヽ
      /    /,,,,,,,      iヾc/      .厂/  /        俺も補修前の銃を見ているが、
     {    〈 /  `ヽ   、ヾ/´      .j/   /、_       よくもここまで直せたものだ。
     ≧≠ /_゙!、   .j  、ヾ゙/i      彡   /ー-=二ヽ
    ./   〈ー≦≧ー-ヾ`_/丿ネユ_、__廴ゝ、_ `ヽ   丿j     お前、ガンスミスの方が向いてるじゃないか?
   〈__/ー ⌒/⌒i´辷彡ゞr― `ヽ     ヽ j  ヽ !
    ∨      i// / ノ       i     、j!´     i!
      ゙ー--   _>./ / /|      }     i
           {_| ゙ー   l




 _ヽ.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:. ̄ ̄/
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 厶イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::..:.:.:.ト、 \:::.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:::\
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  /_::::::::::.::.:i:.:.ハ,x==、ヽ ヽ| ´⌒´ ヽ!{. リ:.:.:\
    /.:.::.:.:i::ハ.      !         ノ:ト| ̄
     ̄ /.:iハ ハ.    〈j        厂:.:.:|      はは、サンキュ。
      レ.i ヽヽ       -‐ァ  イ:.::.:.ハ|
             \   ヽ、_,,,ノ / ! ヽ| ヘ
             丶、    /  -''"   ヽ
             -――"''"| ̄\     〉\
            |ハ    | |   ヽ   /   \
           /  \  ム |     |   /      ヽ
          /    入 >'" / ..|/    /   ヽ
        /ム-‐' ./<\/        /      ヽ
        |     \ \| ヽ       /        ヽ
        | |      \| |     ヽ /         |
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 うれしそうに笑う上条。だがガンスミス一本にする、という気は、その笑顔からはなさそうに見える。

 彼も彼なりに、スカヴェンジャーをしていることに、何か理由があるのだろう。
3659 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:25:19.33 ID:v5VV1mgv

            ,、 /`/`゙`ヽ、、
         / `       ` ヽ,、,、
       ,rv′            ヽi
     `ゝ               jノ!
     _j                ノ
     ̄`‐t‐-=_ ヘ    _=-―´冫
         !   // ̄ ̄ ̄     !
        ,ゝ-              ,)
       ゝ-=≡三_`ヽ´_三,=r‐´ゝ
  )`ー二 ̄ノ `,fi!i!i!i!i!》 ̄弋ゝ-勹冫 ゞ    さて、報酬の分配も終わったし、
 γ ┌≦ ゝ,fゞ,==イ  .||   ̄ `i< \  そろそろ解散というところだが、
 /_/  / ヘi´ ,  ´、||冫ヽ_,ヽλ´トζ  瑠璃、このマリオネット、どうするつもりだ?
   _/ T  j /ヽ´/ =-‐-´ゝ_ `ゝ-´、
=二´ _/ ̄!,`iヽ、´`ゝ ^ rヽ\ー,=-´  i    持って帰るのか? それとも、ここにいったん預けるか?
冫/ ̄  ,--| |  `丶,、, ,ー\ヽ,/   i- 、
ー´   _ノ  ,|__ ヘ   / r ゙゙i j .j´ ゝ、\
    |    r‐‐/  i  / `ヽ`ヽゝ、  ヽ ヾ
   fゝ、  ヽi  \  V  /i\ \)   ノi |
  /  `ヽ、| i__|\/ / ̄i .i\ ヽ ̄  iゝ、
  ゝ, 、_ /| ヽ_ |  .|/  |  |_i  !ー´    i┘
 /   `ゝ、冫`/ f‐- I  |  《 |  ̄i )`|     i
く     ( ,ゝ ├‐┘i 《    |└l┘,廴マ    /
 \    \| ̄二⊃┼┼┼┤ ̄ ̄|   |ヽ_/
   .\  /  二ヽ  | |□| |_┌┤ーc.|
    .` ┐    -┤‐┴┴┴┘ .|  ̄.| | .,|
      └---イ´ゝ ̄ノ | .!└┴‐.┘ー,´




              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l    え、あ、そうですね。どうしましょうか。
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|    持って帰るのは、わたしじゃちょっと厳しいですし。
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|    
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|
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       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:
       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::
    /:: :`ヤ:::.:`:‐´/´,ゞj`〉`>/:::.::::.::.::
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 さて、そろそろ解散の流れ、というところで、回収したマリオネットのことを思い出した。

 上条たちの仕事は護衛であり、もう終わっているので、これを運んでもらうのはお門違いである。

 だからと言って瑠璃の体力でこれを持って帰るのは、出来ないこともないだろうが、少々厳しい。
3660 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:26:15.87 ID:v5VV1mgv

        ト、 ∧  /|  /| /|  _/|
        |:.:∨:.:ヽ./:.:.:.:!'´:.:.:.:.:.::.:.!'´.:.:.:/
     |\ |:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::. ̄ ̄ ̄ ̄/
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    ト、|:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::∠ _
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 \:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.__:>  脚の怪我がなかったら俺が持ってってやるんだけど、
   >:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.!:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:>   流石にこれじゃなぁ。
 <_:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:!:.:.:.:.小:.:.:.:.:.:|ヽ:.:.!:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:\
  /:.:./:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.::./!:.:./  !:.:.:./  !ハ:.:.:.:.:.::.:.:.:.ト 、>  すまねぇ、五更。
  厶イ:.:.:.:.:.::.:.:|:.:.:.:.:.::/ V   |:.:/  |/ \:.:.:.:|ヽ| 
   厶イ:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:/―- 、_  |/  ィ佗¨> |Tヽ\
     /:.:.:.:.:/|:.:.:.:./ r ' 丐}ヾ’    ヾ''¨  ! トミ.ヾ}
    ,厶ィ:.:.:| 从:.:.|  ` '"          |ノ
     ムィ人  V          !    ノ}
        |7>へ u             /V
         _|/   ヽ     ,. -‐ァ  /::: `ー-、
       //     `  、 `' ´  ィ \_::::::::::::\
     /::::い         ` r- く/      ̄ ヽ:::::\
   /::::::::::::\\    ヽ     //        !\:::ハ
. /::::::::::::::::/ \\    \  //         !  Vハ
:::::::::::::::::/     ヽミ二二二二/         !   |:::|




      ’ー、   ,..:´:::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::`:::i  、ミゝー} }
         `,´:::'::::::::::::::::::::::::::::::::::/!:::::::::::::::::i::::::::::::::::::i:::::::::ゝ_ ヽ,、ヽ〉
         /::::':::::::::::::::::,':::::::::::::::::' l::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::::::!/`:::i `  いえそんな、
.          ,::::::,:::::::::::::::::i::::::::::::::::::' .|::::::::::::::::::l:::::::::::::::l:::l::::::::::::,./l:::l    謝られるようなことじゃありませんって。
        i::::::i:::::::::::::::::l:::::::::::::::::i :,::::::::::::::::::l:::::::::::::::l:::l::::::::::::i/i::::l  
         |:::i::l::::::::,,-─-....、:::::l  :,:::::::::::::__:::::::::::::l::l:::::::::::::l,/::::!    ご無理なさらないでください。
        !::::,:l::::::::_,._ニ二 ̄   `ー´--' !_:``:::::':::l:::::::::::::i'::::::'
        :,::::,:´, .l .「ト:::::(`        ィチテァー、`┤:::::::::::l::::::'   
          :,::::,::. i ! l:::;;:::リ          ト::;;:::.'i  l ,'::::::::::::::!:::::'             「この後、互助会に
         :,:::::,:: l  ゝー'        弋_ソ ノ ':::::::::::::::|::::'              行くまでのいい時間つぶしに
          :,:::::、.. ! ///      ,        ・ '::'i::::::::::::l::::'               なったのになぁ」
         ∧:::::,ヽ.              /// //,::::::::::,,:::!               
            Vi::::::::、                ソ /_,,'´:::::::l    互助会に、ですか?
              |::::::::::ゝ      , 、        イ::::´:::::::::::::::::l      
              |::::::::::::::::i>..          イ:::::::l::::::::::::::::::::::!              「ああ、互助会員は
              |::::::::::::::::l:::::i`-、::... ..  ≦´, '、'!::::::::l:::::::::::::::::::::|               活動報告する必要があるんだよ」
             l::::::::::::::::l::::::!  `ー、 _, '´`´  .l:::::::::l:::::::::::::::::::::,               
           !:::::::::::::::,,-!    Y      .!-、::::l::::::::::::::::::::::,               
           !::::,, '´  ヽ    _,、    ,, '´  ゝ、::::::::::::::::::::,    ……なるほど。
 



    __       ,ィ⌒:i:i:i:i:i:i:i:iz‐、:i:i:irx:i:i:i{``ー‐'ー'r‐'
    r{__ ゝ   r‐':iz-‐'⌒¨¨¨´::::::` ̄::::::`ー`ー-ィ:く
  ノr'} リノヽ/x-'′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::マハ::',
  〈 込ツ´ / .:::::::::::::::::::::::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::∨::::',
   }≦==イ:::::::::::::::::::::::::::::::!i:::::::::::i:::::::::::::::i!:::::V:::::::∨::::',
      ,′:i:::::::::::::!:::::::::::::!i::::::::::::!::::::::::::::ト、:::∨:::::::∨::}
     ,′:::!::::::::::::|:::::::::::::| i::::::::::::!:::_;斗'千}二}:::::::::::}:::!
      {::::::::|::::::_」__:::::」 !_;z=‐'´-‐'´,_,_,_,_,_!::::::::::!:::!
      {:::{::::!::_´-‐' ¨´ ̄`     ,ィ"”艾芋¨}}|:::::::::::!::|
     !:::ヘ::ハ ィ歹芋芹ト       {.:.{}.:.} }}|::i::::::::}::!   (あ、互助会と言えば、魔想さんに色々お礼と、
     |:::::ヘ:!:i! {{   r'.{}.:}          辷タ ・/イ::::;_r}:|    経過報告をしないといけないんだったわ。
     |:::::::::Nヽヾ  辷タ            〃千ノ/::::
     Lz≠Tヽ.}        ’         __/::::::i    また忘れるところだった。
.         |:::八u       x‐- 、_     ノ::::::::::::::::!
.         |::::::::ヽ、   /  ,、__ \   /::::::!:::::::::::|    ……いい機会だし、アポを取ってみようかしら。
.         |:::::::::::i!:`ヽ∠ -≦‐'^ヾ ー'/_レi:::::::!:::::::::::!    
.          j::_:_:::::i!:::::{´ ー--= __ 弋__/。. {:::::::i::::::::::::,    OKならマリオネットはここに預けて、上条さんと
        /-〉  ̄¨¨¨}    `ー- 、 }.}。   {::::::::!::::::::::::!    行けばいいし)
.       /i:i:i:ム    ',   、__`ノ.{    / `<、::::::,
      /:i:i:i:i:i:ム    }   イ、"ノ!`¨ . イ      `<:,
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 いい加減、志津香と会う約束を取り付ける必要がある……のをまた忘れるところだった。

 そういう意味では、いい機会かもしれない。今からアポが取れるかわからないが、互助会の施設まではすぐそこだ。

 うまく行けば、上条の案内で施設に入れる。初めての場所に行くのには、一人より知り合いがいた方がいい。

 マリオネットを預ける代金が痛いが、懸念事項の一つと引き換えなら悪くないだろう。どの道、運ぶのがきついのだ。
3661 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:27:01.23 ID:v5VV1mgv

              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',    あー、その、瑠璃殿?
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',   差し障りがなければ、わしが運ぶぞ?
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。      /////!: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、 どうせここまで担いできたのじゃ。
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙ ついでと思えば、問題ない。
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ   
         ,イ 、,.イ ゙_ー',: : : : :i',',: : :゙ヽ、 , 、  ̄      ,':,'i: : : : /:/:、: :','、: : : :',     
       /  ," ''' -,',:!',: :,: : ', ヾ、: : ,イ:.:.:.'、,     , イ,':,' .!: : :.//:゙ー-,:', ヽ、: :',     
      /    ゙''ー〈 .!:!i:',:ヽ: :ヽ!: : :,'i!ヽ: : : :.'、゙ 'i"  // ,': : ://:.:.:.:.:.,イ、:',  ヽ,:',
    ,.イ      ゙'' .、/ リ!: :〉;',ヽ: :'、゙>...'、゙,:.:.:.:.:.'、 !  イ /: :,イ/:.:.:.:,イ: ! ヾ   ヾ
  ,.'       ,イ゙ゝ /  .レ'./.',i ヽ,:.ヽ:.:.:.:.:.:>、.:.:.:'、   /イ !、:.:.:/、_ヾ!____
  !      , イ .i,.イ    /  リ   ',ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ー-、    ,-',/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ゙ヽ、
  !     !"       /       ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,〉  `  ´  ',、:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.,'    ヽ
 . i     .l       ,,,/, -ー     !:.:.:.:.:.:.:.:.:., イ ゙',         ',\:.:.:.:.,:.:.!,'     ヽ、 ,、
 . !     .!     ,,i"          !:.:.:.:.:, イ    iー―──‐',  ヽ、:',ノ'    , -ー'" !,__
  .!     .!   i"            i:.:, イ,      i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',   ゙'',           ゙!
  i     l    /,,, ̄ ゙̄ヾ'''ー     ,i"イ       !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;',     ',         , イ .゙ソ、
  l     ',  .,イ  ゙ヽ、  '、     /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i    ',   , イ   ,.イ  .,イ  ゙ヽ、
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       |::::::::/   !:::::::i::::::::::::::l .ュ._ ¨`' ゝ、::::::::::::::::/ 从::::::::::::::!:::::i:::!
       l::::::::{   ::::::::l:::::::::::i::! 了示(¨゚ヾ    >- '.-/ ̄`::::::::/::::,'リ
       !::::::::h.  l::::::::l:::::::::::l::l .乂_少        ュ._¨7─'ヽ/
.      i::::::::::::ヽ ー 、:::::::::::l::!           了示' //::::::::i´
.       l:::::::::::::::::::ーt ≧s。从 .:.:.:.         弋ソ /::::::/リ    え……
     l:::::::::::::::::::::::::l∧              , .:.:.: ・:::::::/:/
      !:::::::::::::::::i:::::::l  ヽ  u                 /:::/:/
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    /:::::::::::::::::::::!::::,: `¨ヽ_ 个o.   ゝ ノ    。o个
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3662 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:33:56.26 ID:v5VV1mgv

             /        l/ / ヽ、
             /       l /  /  Vー──‐'´
            /   /  / /  / ,イ  /  /==
         ;;   /  / /  / ,' l  ,'i  ,' /〃l
         l l   l   l ,' ,' ,イ,' l  ,'l  l,'  u l l   あ、あの、五更さん?
         l l   l   ト、l,'l/ l i l i l l l-ー- l l
         l l ',  l  l l l:「i. l !``l',l ',l !   l l l   
          ',! ',  l',  ll Lリ ',!  ,.イ ̄「 ー、 l l l                       「は、はい?」
             ヽ l ヽ ll:::::.      l:::::il プ ,.イ l「
            / ',  ',  、   ....::::::ー- 'ノ l l_.ノ                      
           / ノl   ヽ        し ,.イ l    もしよければ、私が手伝うわよ? 
          / / l  l  l\つ   , -´ l / l ',  
         / ,イ   l l  , -、`‐-r '    /,イ  l    運ぶの。
         ,'  l   l_l lイ  _>l    // l_ l
         i  l  /l ', ',  /_  ノ   ノ   \  ̄   
         l  / l l  ヽ、/l  ヽ         7




              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l    え、え、でも……
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|
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  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|                「その、ほら、一応、私も力があるし、
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|                この後、そっちにちょっと用事があるし」
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|
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     z―‐´      `i|`i iゝ
    __>      ____  `ヽ
    ヽゝ / ̄ ̄ ̄    ̄|て´
     /_/           !そ
     ´∨_______斗′
     /ゝ-  i´`!w ,|i!i!i!i!i!j    俺は無理だぞ?
    ./ /  ゝ、彡´ー-‐´`i
    / /`i斗、 /´ ̄ー―==′
  ./ c´ / ∨/ ̄` ∧                               「あ、それはわかってます大丈夫です」
  `i/ ,r┴―、`i   〉/
    /__/ |ri|   | i
    |__ 斗 ┤j ∨ | 〉      ……
     !、\/ / 〉 `i∧
     ∨ ̄≧、_ ` ̄ ∧
     /______< `i   /
      ̄ ̄ ̄  ー―‐‐
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≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≪≫≫≪≫≪≫≪≫≪≫
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 半ばほど協会のロッカーに預けるつもりになっていたのだが、木下と、そしてなぜかヒナギクから運搬の申し出が。

 だが彼らに頼めば一度家に帰ることになり、志津香訪問が遅くなりすぎる。常識的に、明日に回した方がいいだろう。

 それに、ヒナギクはともかく、木下に依頼するのは、瑠璃の心情的に、正直言って、まだ迷う部分があった。

 視点を変えれば『何も気にしていない』『客でない時間はただの知り合い』と彼に明示するチャンスでもあるが……。


『選択肢』マリオネットをどうするか?

1 協会のロッカーに預け、志津香にアポを取る。
 結果①:志津香との会話が確率で発生。※判定に失敗した場合、14日の一枠が必ず志津香との会話になる。
 結果②:ロッカー使用代金5円が発生する。
 結果③:上条の好感度にプラス影響

2 木下に頼む
 結果①:木下が瑠璃の自宅の位置を知る。
 結果②:木下との会話が発生。
 結果③:14日の一枠が必ず志津香との会話になる。どの枠になるかが、14日開始時にダイスで決定する。

3 ヒナギクに頼む
 結果①:ヒナギクが瑠璃の自宅の位置を知る。
 結果①:ヒナギクとの会話が発生。
 結果②14日の一枠が必ず志津香との会話になる。どの枠になるかが、14日開始時にダイスで決定する。


 下4の間 1d100を添えて選択。1d100が選択判定値『1d100』に近い選択を採用(雑談除く)
 選択判定値については時間経過または選択レスが出そろった後に決定する。
 また、志津香との会話の発生判定は、1が選択された後、ダイスで決定する。
3663 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/31(月) 21:34:12.55 ID:v5VV1mgv

            , -  、
           /ノ_^'^_)ヽ
          rl( )'Y ヽ」   という感じで、今回の投下は以上です、お疲れ様でした。
          Y、└ ` '/)
          ヽ`  ̄´ィ    いやか、13日目はリアル時間で長かった……半年くらいでしょうか。
         rイ: T`r´‐'l
         /:::レ/ノl, -べヽ、   リアル側でちょっと別のに手を出してみたり、生活態様が様変わりして見たりで、
        r/:::/;;ソ::::::::::/::::::|   思うように進められませんでしたが、予想以上に時が流れていました。
       /:::::/;;/:、:::::|':::;:::::::)
   ,-、__ィ/:::::/;;;l:::::`ヽ)'::/--ゝ´  少し読み返さないと、また色々抜け落ちそうです。
  rノ ,  /::::/;;;/::::::::::::Y:::r‐‐、!   
  (/ク, //:::::l;;;;;;|::::::::::::::rヘ   ヽ     というか、制限時間の上限数値、出してませんでしたね……
      l:::::::|;;;;;|:::::::::::::::::l::::ト、 \rへ_   今回計算してて、気がつきました。
.      l:::::::ト、;;|:::::::::::::::::::l:::| ヽ _ ヽ_  
       へ、|ヽ「::::::::::::::::::::l:::l  ヽノフr'´  また、木下の報酬は『前渡し』していたのを失念していました。
..      T ヽト-、__-、_」       
        |   ',      |         申し訳ありません。ステータス更新時、現金からひく分を修正します。
          '.  'l        !       
       ヽ、  l      |        
        ヽ::  l      |      そして次回は探索後のちょっとした会話イベント、という風情になるでしょうか。
         {:::::::::',     }         
         /:::::::::ヽ    l      それが終われば14日目だ……フリーパートだ……娼婦パートだ……!
      , - へ、__」    }        
     (___...、)コ   ハ       ともあれ、今回も見て下さってありがとうございました。
            )-'´ ィ     
            ,r--' ´/      ラストの選択肢も、よろしければご参加下さい。
            |  ̄`ノ       
            ヽ '´         それでは。

3664 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 21:35:57.23 ID:hwx+PZ72

【1D100:30】
3665 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 21:38:25.83 ID:Sz/dKgiM
乙でした
2
【1D100:14】
3666 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 21:40:45.29 ID:q8E9ptf7
2 【1D100:37】
3667 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 21:47:48.04 ID:qDrCM1z9
乙です~
選択肢は2でお願いします
【1D100:92
3670 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 22:28:29.32 ID:hwx+PZ72
乙忘れてた。乙でしたー
3671 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/07/31(月) 22:32:02.35 ID:WzNKkhBd
乙~
【1D100:58】
1
3672 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/01(火) 07:40:55.12 ID:zotR0uz3
選択判定値『【1D100:98
3673 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/08/01(火) 07:53:33.98 ID:zotR0uz3

             _,.-―‐―-、_
            ,ィ',.'¨i/i,ィ,i!、!リヾヽ
           ,'::i.、 '´′" `` .ゞ.i
           |::ゝi,.-、   ,-、__i'、.i    一夜あけまして、乙と選択ありがとうございました。
           _|/:::;::-:、.  , -、 ゙、|.、 
          (^,i゙'(   )=(   )'´i^)  選択判定値が98であるため、
          ヾ,|:::::゙ー≠ ヾ:ー'" ,. i'ノ   範囲内で最も近い3667さんの選択『2 木下に頼む』を採用させて頂きます。
            i:`::::...::i " |  ´ ,i    選択されなかった方、範囲街の方は、また是非ご参加頂ければ、と思います。
            ヘ;::::;:;:.`¨¨´.. 、、 メ
            i!il、:::. ̄ ̄ .、/|        >>3656さん
            |i!ili!i、.__._.メ"|          コミュとかお金稼ぎは、割と取り捨て選択に迫られている感は
            ノi!ili!ili!ili!':::::::,' 'ヘ、        ありますね。人間関係や探索危険度とか、色々影響しています。
        _,.'ヘ'、´::::::::゙ヽ::::::::: /   `メヘ      ですが基本、最適解というのは戦闘時以外はあまりありません。
     .;'´三三三≡=========≠三三三ヽ.   相互の人間関係や状況に左右される要素が大きいので……。
  _,ィ'"三三三三三三三三三三三三三三三三ヽ、 でもそうやって悩んで頂けるのも、書き手としては嬉しいモノです。
  ノ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ




          _  -―― 、
        /  /レVヽト、トミ
          /    /   l   ヽ ヽ   
       l    冫  }_ ‐ニ、 /ミ   では、次回の書き溜めに入ります。
.         ¦     l_rイo 冫FE)}   
          !  /⌒f ̄ヽご_"ノ ヽ}   一週間ペースを守りたいものですが……がんばります。
        ヽ ヽ  ヽ     _  }
         Y ̄{;      ., ,.,丁
.           ¦  l;. .,    / ̄l
       √ ‐- _'‐- ._;.;.;. ;,./
        /      ` ‐ァく ̄77

黒猫は氷の微笑を浮かべるようです 13日目 探索パート その6

3437 : シュマリ@◆zQrF8VDB4U ★ [] 2017/07/15(土) 09:29:02.61 ID:F+RsCKiF
お早うございます、少し間が開きました。
何事もなければ、今夜、午後8時から探索パートの続きを投下いたします。
今回はラストに判定が一つ存在します。
よろしくお願いします。
3438 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:00:37.62 ID:TiGLZOaH

         _. -―-  ._
       .:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:ミ:、:`丶
     /:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
    /:.:.:.:./:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
    /:.:.:.:./:.:.:l:./:.:.:.:.:.,:イ:.:.:.:.:.ヽ:.:.!:.:.',
    |::.:.:.:':.:.:.:l:.:.:_:.:/ l:i:.:.:.:.:.:.:}:.:|:.:.:.|
    |:.:.:.l:.:.:.:l:.:./`ヽ. |i|:.:.:.:.:.:.ハ:.l:.:.:.:l
    |:.:/!:.:.:.:レ'、    l!|:.:.斗/'"}|:.:.:.:|
    |:.:、!:.:.:.:lr'、 `ヽ  ヽ.:∠-ァ/!:.:.:.:l  それで、瑠璃殿。
    |:.:.:|:.:.:.:.lゞーフ′   之/'/.:':.:.:.:,′
    ゞ:.ハ:.:.:.:.ト、""     ""/:./:.:.:,イ   マリオネットについては、わしが運ぼうと思うが、どうじゃろう?
     /:: 、:.:.:.| \  . ′.イ:.:/:.:.::/   
     ヽ::ヽ:.:lヽ  .{`Ti/ i>く,//::/   もちろん、障りがなければ、じゃが。
    ,/、  `ー<`ニア / /_.ゝつ
    / _. ゝ 、  /-}ト、\ ´ く
   ./ / ` ー-\{ー〈ハ`; \   `:、
  / /       }|::::::∨ | /`  }
  / /    _ __ト;::::::::ヽ l、/    ,′
 ; 〈           ヽ::::::/ r7   /
 l 、ヽ         \),/   /.




              _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::"ヽ{ゞ〉´、ヘケ
     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|  わたしとしては構いませんけど……
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|  一応、理由を聞いても良いですか?
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:
       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 瑠璃としては、マリオネットを持ち帰ることが出来るのであれば、運搬者が上条でも木下でも構わない。

 だが一応、理由だけは聞いておきたかった。木下がマリオネットを担ぐとなれば当然、小銃は使えなくなるだろう。

 射程・威力とも最もバランスのよい武器を封じることのリスクは鑑みなくてはならないのだ。
3439 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:00:57.15 ID:TiGLZOaH

             .......-─‐-....
          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´  なに、簡単なことじゃ。
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l    上条はグラップラーじゃからな。
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|   こんなものを抱えていては戦力になるまい。
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/     
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ   じゃがわしは拳銃を持っておるし、
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /  いざとなったら床に置いて小銃を使うことも出来る。
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /    前衛ではないから、上条よりはその余裕もあるじゃろう。
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /
     / 〃 LL。 。         ヽ  /




     >、:::::::::::, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ソ、
    <::::::::::::, '::::::::::::::::,;:::::::::::::::;:::::::::::::::::::>ー‐
     >、::,:::::::::::::::://l:::::::::::::/l:::i:::::::::::::::::>z_
     zソ::,:::::::/:::,l://._l:::::/ソ:' l::'l:::::::::::::::::::>、    確かに、こんなの抱えてたら、ちょっと戦闘は無理だな。
    <::::::ノ::::,'/:/_l:'ィイ,'::// >ーヤ!::::::::::::::::::::>ー
      ̄>:::::::l ! ぞ! /   !ぞ!\¨l::::::::::::::zー'    銃の類いは全く駄目だからよ。
       >l ;l ー‐'  .   ー-' .l::,ヽ::::::::\     
       ̄ニ! i    :       ,' ノ::< ̄      あと、反射的に盾にするかもしれねぇ。
        ∠.::、  _ _      _' イ:ー≠ー    
            、 r_ _ヽ  イ::::::へ'            ,_
           _ .l\    イ,'V'¨ ヽ            / ノ     ィ-‐‐フ
          /   >: : : : .へ、_            , ' 〈_ , ' ノ >ーy'
        _ イ   / .}: : : l   /ヽz_       /  ;   >  ィ
     < ̄  癶  /  l: : :〈 、 /\ \  ヽ     {  . '     イ
  /        V' >‐イー‐ ' )/ー \ノ  :.∧     l     /
 l  ゝ  , '     .: >、\ ; ; l \     :  }   .l    /
. .l    У       .:  \ l; /〉 ./   .: :   ェ、 l  .  l
 l     、:   .   :   l l; l /     ,'    l ,    l
 l      :      : :     l;l ノ 〔ニニ〕,  ,'  V    ,l
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 視線を向けると、木下の言葉を肯定するように、上条は頷いた。

 そういえば以前、露店通りで初めて会ったとき、銃はからっきし、とかなんとか言っていた記憶がある。

 マリオネットを床に置くにしても、前衛では間に合わないか、あるいは、戦闘に巻き込まれる可能性が高かった。
3440 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:01:12.82 ID:TiGLZOaH

                   / . / :./ :/:/: : : : : : : : : : : : : : :.`ヽ、
                / . :/: :/: /:/: : : : : : : : /「こN: : : : : : :ヽ
             / . : /: :/ :/:./: : :.i: : :.l: l/// /lN: : : : :l: : :.l
               / . :.:.l: :.:l: ::i: :l: l: : {: : :.l: l  ̄`ヽ|: : : : :l: : :.l
            | . : : :| :l l:.⊥⊥l:.:.:.|: :.l:L:L_ _  |: : : :.:l: : : |
            | : : : :|: l l´l:{⊥:l .: :|: :.N リ __  `1: : : .:l: : : |
            | : : : :| :l.彳フ〒メ、: |: :.l 〒 ==ミヽj: : : : l: : : |
            |ハ.: : :| :ハ V ハ。lヽ| V  r小 } Vl: /: :.:l: : : :|   
                V:.: :.:ハ ヽ りノ      じ。ソノ l/: : :.ハ: :.:.:|   私も上条さんが前衛にいた方が助かるわ。
                   V.:.: i..ハ    、           /l: : : lノ: : : |
                  ヽ\ :.:ハ             /: : : :l: : : : :|   私は攻撃型だから、先制する時とかに
                 1: : i\   rっ     , イ: : : :/: : : :.:.|   パーティから離れる瞬間が出る。
                    l: : :l : :> 、 __ , イ: :/:/ : /: : : : ::.:|
                __ _」: : l/:::::〈     /V: /// : : : i: : : |   咄嗟の近接防御が出来る方が五更さんも安全だし、
             /     \ |::::::::.ヽ   l:::::V//: : : :i: |: : : |   私も後ろをあまり気にしなくて済むから。
            /-- 、       \::::::::::.L   \/丶、: l :|: : : |
             /    ヽ     ヽ:::::::::.\二二ヽ:::::.、`丶、: |
          /      \     \::::::::::.\   \::\  \




            ,、 /`/`゙`ヽ、、
         / `       ` ヽ,、,、
       ,rv′            ヽi
     `ゝ               jノ!
     _j                ノ
     ̄`‐t‐-=_ ヘ    _=-―´冫
         !   // ̄ ̄ ̄     !     俺としては一長一短だからなんとも言えん。
        ,ゝ-              ,)
       ゝ-=≡三_`ヽ´_三,=r‐´ゝ    だが柔軟性という意味なら、
  )`ー二 ̄ノ `,fi!i!i!i!i!》 ̄弋ゝ-勹冫 ゞ     木下が運ぶ方がいいだろう。
 γ ┌≦ ゝ,fゞ,==イ  .||   ̄ `i< \
 /_/  / ヘi´ ,  ´、||冫ヽ_,ヽλ´トζ  小銃での先制も惜しいところではあるが、な。
   _/ T  j /ヽ´/ =-‐-´ゝ_ `ゝ-´、
=二´ _/ ̄!,`iヽ、´`ゝ ^ rヽ\ー,=-´  i
冫/ ̄  ,--| |  `丶,、, ,ー\ヽ,/   i- 、
ー´   _ノ  ,|__ ヘ   / r ゙゙i j .j´ ゝ、\
    |    r‐‐/  i  / `ヽ`ヽゝ、  ヽ ヾ
   fゝ、  ヽi  \  V  /i\ \)   ノi |
  /  `ヽ、| i__|\/ / ̄i .i\ ヽ ̄  iゝ、
3441 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:01:27.89 ID:TiGLZOaH

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            {::::::|:::::」--__`   ̄ ´ん:::ハ } |::::/:::::::_|       ……わかりました。
          </::{ イ んハ     込zソ' /イ⌒- 、\
           {:::ム{ 弋zソ      :.:.:r-・〈 /   , ⌒ヽ、    それでは木下さん、お願いできますか?
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             ´ ̄ ゝ    ^     ,..Y  7////|/////// ∧             「うむ、任せるのじゃ……ほっ、と」
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 木下は小銃をショルダーバッグのように背中へ回すと、マリオネットを担ぎ上げた。ちょうど人に肩を貸す体勢である。

 やけに嬉しそうな表情に一抹の不安も過ぎるが、ヒナギクもスネークも、大きな問題点を指摘しなかった。

 経験不足の瑠璃には周囲の意見がほぼ判断基準であるし、自身も特にデメリットが思いつかない。

 おそらく、全体をきちんと考えてくれた結果なのだろう。
3442 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:01:46.37 ID:TiGLZOaH

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イ¨フ:::::!:::/:l i¨斥zゝl::::::/l::::l ` _z―<l¨ヽ .:::::::;:::::::::::::::::::::::::ヽ、    時間も結構押してるしな。
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  /:/i!::/. ;       ; ! .l  ヽ 弋ソ ノ  /::::/   }:::::::::\丶`    なるべく急ぐぜ。
 //レ'  .|      ;i      `ー ´   /://   /::::::<ー‐、
/     .;      /           /   /l::l\ヽ  >z
    : : : :、     . _            ー'   '   \                       「急ぐのは構わんが、
    : : : ,ハ   _             <´   /                           焦らないようにな。
   : : : /   、 l  ` \  _=<¨ ̄    / 
     /..  ;: .|::ゝ ー― ‐' ∠        /                         戦場ではそれが命取りになる」
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     `ミヽ、 ヽ:::::::::::|     |     /
         ゝ ヽ:::::/ ∠ .  .|   ./




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          :,::::,::. i ! l:::;;:::リ          ト::;;:::.'i  l ,'::::::::::::::!:::::'    (なんとか間に合いそうだけど、
         :,:::::,:: l  ゝー'        弋_ソ ノ ':::::::::::::::|::::'     不安と言えば不安だわ。
          :,:::::、.. !          ,        ・ '::'i::::::::::::l::::'     
         ∧:::::,ヽ.                  //,::::::::::,,:::!      スネークの言うことも一理だけど、
            Vi::::::::、              u  ソ /_,,'´:::::::l       ちょっと急がなくちゃ。
              |::::::::::ゝ      , 、        イ::::´:::::::::::::::::l
              |::::::::::::::::i>..          イ:::::::l::::::::::::::::::::::!      評価はどうでもいいけど、
              |::::::::::::::::l:::::i`-、::... ..  ≦´, '、'!::::::::l:::::::::::::::::::::|      お金、結構かかるって話よね)
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 迎えの時間を過ぎれば、問答無用で車はトウヤコに引き返してしまう。

 夏なら野宿も出来るが、冬期で、しかも装備がなければ自殺行為だ。軍の待機施設にお邪魔せざるを得まい。

 そうなれば協会から評価ペナルティ、軍から(相場以上の)費用請求が来る。前者はともかく、後者は避けたかった。
3443 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:02:05.59 ID:TiGLZOaH

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3444 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:02:23.77 ID:TiGLZOaH

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          、_トl:.:.`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.レ'|
        、_>:.:.:./i:.:.:!:.:.!:.:.:.:.:.:.厶
         .>.:厶|:.`ト从ハ:.:.:.:.:.く
         `7イ兀!ヽ厂〔「|从.:.:小   他の通路、階段前、敵影なし。
          ハ  }     ,_人ト|  
             、 - 、 ,イ:从ト|    スネーク?
            \_,.イ ̄:-ヘ
            〔_,」{」/  ‐ヘ、
             //:|  : : :   ハ                            「ああ、こちらもソナーに感はない」
           {∨ |   \: .   }                                
           || |    :丶:  ハ                            
           |:ムL:!    . :∧   '、  
           |:|  :|   : : { ',    '、
           |:|  :|   : : 人 V   '、
             /:ハ | . /: : ハ ,>   }
            」/  人  ://: .   ノ
         |:{      \:/: : : . /
         |ム    /: : : . /{
         ∨丁厂´\. : : , '´ ̄`
            { :{ {    \/}
           厶丶レ'   . : |
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            | : : : :|: l l´l:{⊥:l .: :|: :.N リ __  `1: : : .:l: : : |                「見える範囲は大丈夫だけど、
            | : : : :| :l.彳フ〒メ、: |: :.l 〒 ==ミヽj: : : : l: : : |                 やっぱ暗いからな。
            |ハ.: : :| :ハ V ハ。lヽ| V  r小 } Vl: /: :.:l: : : :|
                V:.: :.:ハ ヽ りノ      じ。ソノ l/: : :.ハ: :.:.:|                 ただ、妙な物音は聞こえねぇ」
                   V.:.: i..ハ    、           /l: : : lノ: : : |   
                  ヽ\ :.:ハ             /: : : :l: : : : :|   
                 1: : i\   rっ     , イ: : : :/: : : :.:.|                「ソナーも同じだ。
                    l: : :l : :> 、 __ , イ: :/:/ : /: : : : ::.:|   
                __ _」: : l/:::::〈     /V: /// : : : i: : : |                   だが角度が悪いな、こっちは」
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 上条、ヒナギク、瑠璃、木下。ここに来た時の隊列そのままに、部屋を出て廊下を戻る。

 幸いなことに、退路も、未探索の他の通路からもミュータントが来る様子はなく、階段前にも変化はなかった。

 階段内が不安と言えば不安だが、そこはもう、仕方がない。遺跡にいる以上、完全な把握を望むのは無理がある。
3445 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:02:40.34 ID:TiGLZOaH

                       ,、,、,、、
            。=ニ⌒^⌒^⌒ニ=、く{(芍}リ
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      弐Ⅳ :::::::::: :::::::::|::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::Vハ
.       マ彡:::/:::::::| ::::::::|::::::::| :::::: |:::::::::::::::::Vハ
        |:::|i::::::::|_::::::::|::::::::|:/::」L:::|:::::::::::|:::|
        |:::|i:::::::」L::-┴─ イ):::::刀:::::::::i:|:::|   木下さん、休憩とか大丈夫ですか?
        |::::Ⅵ广i):::ト     ヒツ.|::|::::::i:|:::|
        l:八小 ヒリ  .    ":::::.|ルイノ::::   
        |::::::(_', :::"          ,r:::':::::::|
        |::/|八     -     イ:! ::::::::::|
.         `  |:::个  .      イ|::::|::::::::::::|
            |:::::|:::::::|:::{>‐ ´ノ⌒゙八 :::::::::|
            |:::::|::::斗rj  ∨⌒ /⌒\:::::|
            |::_/  \x土x./     `¨ア\
            /下、    {{《莢》}      /:::::::::
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.    /:.:.:./:/:.:.:.:.:.:.:.`丶、:\|:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:',
   /:.:.:./:.:|l:.:.:.::::|:.:ト、:.:.:.:\|:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.',     ああ、今の所は平気じゃ。
.  /:.:.:.:.l/z|l:.:.:.::::|i:.l  \/|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:i:.:.:.:.:.:.:',
  ' :.:.:.:.:トハl:{:.:.:::|i:.l,. -‐ \|:.:.l:.:.:.:.:.:.|:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.',     階段は多少きついかもしれんが、
 l:.:.:.:.:l:.|/-.从:.::/jノ!,. -   |_:.l:.:.:.:.:.:.|、:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.',     言っても4階までじゃからな。
 l:.:.:.:.i|:.|  ヽYi/ リ ,.ィテ乏|:.:i〉`:.:.:.:.|^ヽ :.:.ヽ:.:.:.:.:',    
 l:.:.:.:.i|:.|ヽォ〒t     tzクl:.:.l:.:.:.:.:.:.:.!ンi } \:.\:.:.:',   どうしてもキツければ申告するが。
 l:.:.:.:.i|:.! ハ ヒリ      ´ '''l:.:l:.:.:.:.:.:./)' ソ.:.:.:.:. ̄:.:.l:.:',   
 l:.:.:.:.i|:.l::::::', ''' 、       l:./:.:.:.:.:.:/- ' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:l\!   
 l:.:.:.:.i|:.:l::::::ヽ  t.、    〃:.:.:.:.:.:/l::::::::::::ヽ:.:.:.:.:.:.:.l                                「わかりました」
 ヽ:.:.:.:ヽl::::::::::> 、 __/:.:.:.:.:.:./-|::l:|:::::::::l、:.:.:|`丶   
  ヽl:.:.:.:lハ::::/!::|:/三三三≧z、i:i:i:|:ハ|\:l \l                            
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 当然だが、マリオネットは気絶した人間と同様に、自重を支えることをしない。

 その上、機械部分も多く、人間よりもずいぶんと重いはずだが、応えた木下の表情に苦しさはなかった。

 瑠璃としては、道中に多少の休憩は必要かと考えていたが、割と大丈夫そうである。見た目以上に体力があるようだ。
3446 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:02:55.57 ID:TiGLZOaH

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 ……あの時の腕力を考えれば、不思議でないのかも知れないが。
3448 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:03:21.23 ID:TiGLZOaH

         ゝ ̄≧=、 r、lヽ
     z―‐´      `i|`i iゝ
    __>      ____  `ヽ
    ヽゝ / ̄ ̄ ̄    ̄|て´
     /_/           !そ
     ´∨_______斗′   階段を上るぞ。
     /ゝ-  i´`!w ,|i!i!i!i!i!j
    ./ /  ゝ、彡´ー-‐´`i     準備はいいか?
    / /`i斗、 /´ ̄ー―==′
  ./ c´ / ∨/ ̄` ∧
  `i/ ,r┴―、`i   〉/
    /__/ |ri|   | i
    |__ 斗 ┤j ∨ | 〉
     !、\/ / 〉 `i∧
     ∨ ̄≧、_ ` ̄ ∧
     /______< `i   /
      ̄ ̄ ̄  ー―‐‐




                         __,,,,,,,,_,,,,_,,,,__ . i、<i>、
                    ,r、 _..r''´::::::::::::::::::::`ヽ、`!_`iヽ,>
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                    l::l::,レ'i´ー_-_   ´ '  じ ' .|::::::::::!::,ト,. i::::!
         ┌r- 、      '`ー:i イ じ'        〃 ノi::::__ル'ノ /::::i   (いけない、集中しないと。
        /  ̄\二>¬ヾ   .|l    ,        ' ´ _.'_/::::::::l
        i r'⌒ヽ ├- 、厂〉   |:l´´          u    /i::::::::::::::::::l    どうしたんだろ……なんだか今日は、
        | 入 _ ノ  !  | 「]|j.   |::ヽ   r‐ 、   /ヘゝ─-、::::::::::::l    こういうこと多い気がする)
        ⊥      ⊥ ┴rく> 、''´ \  ` ´   ,イ:::::::::::::::::::::::\:::::::!
       |::└ 〇‐┘:|fj:::::::Y <ヽ ト    i::..、 _ ,/ 厶イ二ニヽ:::::::::ヽ
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       ヽ:ヾ_ ノ:::/::::::厂 | jノ ̄ ヽ_/レ' ̄ ̄二::_::::::::::::::>ヘl::::::::::ヽ
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 スネークの声に、拳銃を構え直す瑠璃。今日の探索は、いつもと比べて、やけに色々と考えている気がする。
               . .
 確かに昨日、一昨日とコトがあった。しかし、探索中にこれほど気を散らした記憶はない。

 自分でも疑問に思い――また思考が妙な方向に行きそうになっていると自覚し、首を振った。
3449 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:03:57.13 ID:TiGLZOaH

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    , 二二二二二二二二二二二二二L |  |三三三三三三三ヨュ
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 スネークを肩に乗せた上条を先頭に、階段を上る。張り詰めた緊張感は、数時間前に降りた時となんら変わりない。

 確かに4階の敵はほぼ駆逐しているが、完全ではないのだ。

 ニオイを追ってついてきている、ということは時間経過から考えにくいが、待ち伏せの方はありえるだろう。
3450 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:04:28.72 ID:TiGLZOaH


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             ∨   ト、        .∨......::: l|:¨!           /:.、
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:::::::::::::|:::| ̄ ̄ ̄ `ー――――゛--------' |   ||_______!____ル'´ |::::|::::::::    壁の上の方にも結構
:::::::::::::|:::l ミii===テ≡、冖冖冖毛                テ≡冖テ冖ミ===F |::::|::::::::    ヒビとかあるのね。
:::::::::::::|:::|   |l       r‐‐':::::iii::::::::l|                      r‐‐´:::||::::::::::::,! .|::::|::::::::
:::::::::::::|:::|   ヽ      |: : : : :.!! : : :!                    |: : : : : : : : : / .|::::|::::::::   壁、崩れたりしないわよね?)
:::::::::::::|:::|         ヽ: : : : : : : ノ                     ヽ、__ ノ. .!::::!:::::::
::::::::::::::小             ̄  ̄ ´                              ノ:/:::::::::   
::::::::::::::::ヽヽ                                             //::::::::::::
:::::::::::::::::::ヽヽ                                        //::::::::::::::
\\::::::::::::ヽヽ U                     |                      //::::::::::::::::
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 降りる時は下に注意を向けていたので気にならなかったが、登っていくと、壁に結構細かいヒビがあるのがわかった。

 4階近くで見た大きな亀裂――アーチャーとアレンジの交戦結果と思われるもの――よりは小さなものだが、数は多い。

 今更だが、瑠璃は壁が崩落しないか心配になってきた。1階と2階を繋ぐ階段の天井は現に落ちてきているのだから。
3451 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:04:45.62 ID:TiGLZOaH

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 もうそろそろ、4階に到着する。その辺りまで登った頃。
 
 背後、というか、下方から木下の声と、何か硬いモノがぶつかる音が不意に響いた。
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: :.:.|: ::,ィfア¨示ニ,ニ、ニ、ニ≦  ヽヽ:::::::/ ′ ィfニ,ニ,ニ、ニニ!¨゙ミ≧、: : : : : : : : :.:.:.:|: : :   ちょいと躓いただけじゃ。
: : :.', ´ヘ《  |{ニノ:.:.:.:.:.:勹:}|      `'´    |L,r':.:.:.:.:.:勹:.}|  》イ: : : : : : : : : : :.:.|: : :
: : : :ヾ : :ヽ r彳}:.:.:.:.:.:.:.ィ:i|          。    r彳、:.:.:.:.:.:.ィ:i|  イ: :/: : : : : : : : : :.:.:|: : :   驚かせて申し訳ない。
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 反射的に振り返ると、木下が階段に右膝をつき、痛そうに顔をしかめていた。

 拳銃を把持したままの右手がズボンの上から脛をさすっている。

 どうやら段差に躓き、弁慶の泣き所を打ち付けたらしい。
3452 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:05:01.99 ID:TiGLZOaH

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   厶イ:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:/―- 、_  |/  ィ佗¨> |Tヽ\    脅かすなよ。
     /:.:.:.:.:/|:.:.:.:./ r ' 丐}ヾ’    ヾ''¨  ! トミ.ヾ}
    ,厶ィ:.:.:| 从:.:.|  ` '"          |ノ       下からなんか来たのかと思ったじゃねぇか。
     ムィ人  V          !    ノ}
        |7>へ u             /V
         _|/   ヽ     ,. -‐ァ  /::: `ー-、                      「いやつい……
       //     `  、 `' ´  ィ \_::::::::::::\                     あ、いや、うむ……すまぬ」
     /::::い         ` r- く/      ̄ ヽ:::::\
   /::::::::::::\\    ヽ     //        !\:::ハ
. /::::::::::::::::/ \\    \  //         !  Vハ
:::::::::::::::::/     ヽミ二二二二/         !   |:::|




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     ,、  _,. '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ^ヾ、〃〉
  /ヽ,',ノ、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー.."´
  「jヘ〃:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
  ト〉ゝ /::::::::::::::::::::ii::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
  V-‐´:::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::_i {::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ  
    ,':::::::::::::::::::::::::| 从_::,. '"_ ,, ..zュ=ュ, ̄|:::::::::::::::::::::::::::}
   ::::::::::::::::::::::>、゛´    〃´ん::::::} } |:::::::::::::::::::::::::::::l  怪我はありませんか?
  ,::::::::::::::::|l/__.,,z.    .′ ヘ:::ソ   .j:::::::::::::::::::::::::::::|
  i:::::/:::!  /て::::}`        ///. /,::::::::::::::::::∧::::::|
  {/::::::∧〈. 弋::リ           /ノ::::::::::::::::ノi }:::::::|                     「あ、ああ、大丈夫じゃ。
   '´ヾ,::::ヘ`     、           ̄ ̄,'厂 ノ::::::::::|
     /::::::::}.///               _,.ノ´::::::::::::::|                          弁慶を打ち付けたので、
    /::::::::::l υ       ,,. -   υ /:::::::::::::::::::::::::|                        少々声が出たが、
    ´"ヾ,::::ヘ       -‐ ´       ヘ::::::::::::::::::::::::::::i                      打ち身にもなっておらん。
       ヾ:::ゝ、               _,.  |:::::::::::::::::::::::::::i                        
           |::::::: ゙‐ .,_      ,. '" ,‐´ l:::::::::::::::::::::::::::i                     マリオネットにも損傷はない」
         i::::::::::::::::::: _` t  ' ,、/´゚`  |.,_:::::::_:::;;:::::_:::.!
            ',::::::::::::::::::ヘ`、 ,、/ ゚ ゚  , - ´::.: ̄:::.::::.::.:    
       ヾ 、Ⅴ::::::::_::_::ヘ V ゚  _,. '":::.::::.::.:::..::       だったらいいですけど、
    /:: :`ヤ:::.:`:‐´/´,ゞj`〉`>/:::.::::.::.::           やっぱり休憩を入れた方が。
    /::.:.:.:.:〈::.:: :::. :::{`<,'ヾノ'ノ´j:::.::::
   { :.: :.: :.:.:>:::.:::::.:::ーヘ



              ,': : : : : ,'/ : !: : : : : : : : ',;;: : : : : :ヽ、',: : : : : : ',: : : : : ',
              ,': : : : : :i: : : :! : : : : : : : : ', ゙ '' 、: : , イイ!: : : : : : ',: : : : : :',
             ,': : : : : : !: : :/! : : : : : : : ,: !    ヾ,イ: :!: : : : : : :',: : :', : : ',
             ,' : : : : : : !: :/ i:!,:,: : : : : :i!:!, -ー――ヽ!: : : : : : : !: : : ',: : :',    いや、本当に大丈夫じゃよ。
             !.: : : : : : :iミ,',.-‐ii',',,: : : :,イ:! '"   ,, -、‐i: : : : : : : :i、: :i、'、: :.',
             !:i: : : : : : i:.,'   リ.リ'、: :/i リ  ,,イ秀z吉!i!: : : : : : : :!,',、 ',ヾ、: :',   ちと小銃の紐が絡まりそうになって
             !: !: : : : :,:!:,'、 ,,ニニ、ヾ     !っZ汐 i: : : : : : : : ! !、ヾ、: : : :'、   バランスを崩しただけじゃからの。
             !: !: : : : :!:.!: ',く 性別'。           !: !: : : : : : !イ: : : : ;,、: :ヽ、
             !:i:i: : : : :.',:',: :', 弋>"       ////.!:.!: : : : : !: !: : : : : !,:', ゙ヽ,:ヽ
             ,、:!: : : : :.',',: : ',///// 、           !:,': : : : :.,':,': : : : : :.',ヾ,、  ゙
          , .イ  .ヽ、: : : : :',',: : :i     ,- 、      ,':,': : : : :/:/: : ,: : : : :', ヽ
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  l     ',  .,イ  ゙ヽ、  '、     /          !;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i    ',   , イ   ,.イ  .,イ  ゙ヽ、
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 気恥ずかしいのかバツが悪いのか、顔を逸らす木下。

 そして、ゴホン、と咳払いをひとつしてから、マリオネットを担ぎ直した。
3453 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:05:18.99 ID:TiGLZOaH

         /: : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : :l: : : : : :.ヽ
         ,': : : : :.,': : : : : : : : : :./: :/: : :/: : : : :!: : :.|f、l: : : : :.‘,
         i: : : : :.i: : : : : :__/ //: //: : : :/: : : :|/ゝ: : : : : : .
         |: : : : :l: : : : : : /: :// `ヽ//: : : :/: : : : ! ヽ|: : : :|: : }
         |: : :, 'l: : : : : :.:i,x≠≧ュ、//: : : : /: : : : /   |: : : :|: : !
         |: :{  l: : : : : : lャん__/ヽ: : :/|: : :.才- 、 :l: : : :!: : }
         |: :|  |: : : : |: :| にじリ // |/,x≧  ト: : /: : /
         |: :ヘ |: : :.:.:|: :|  ゞ‐‐' /   / ん__}㍉/: :/: : /
         |/: : ヘl: : : :.|: :|              /じ:////: : /   木下さんの小銃を
        /: : : : :| : : : |: :|         , ヽシ //: : : /    五更さんが持つわけにはいかないのかしら?
          /: : : : : :| : : : |Ⅳ                ∧/: : : :/
.        /: : : : :.:.:.|: : :.:.|ヽ       こ       / /: : : :./     セフティはかけてるでしょうから暴発しないにしても、
        /: : : /: :.|¨l: : : :.|、 ヘ         イ: /: : : /      やっぱりブラブラしてるのは危ないし。
     /: : : /: : :.|:::| : : : |:::::≧ュ>   ≦: : : :| | /__/
.    /: : : / rx<:::: | : : : |:::::::::::::::`ヽ: : : : : : :.:.| |: : |                        
    /: : ./     | : : : |::::::::::::::::::/\: : : : :.:.:| |: : |
.   /,x≦--- ≧ュ、|: :.:.:| \:::::::/ ̄ ヽ: : :.:.| |: : |




    __       ,ィ⌒:i:i:i:i:i:i:i:iz‐、:i:i:irx:i:i:i{``ー‐'ー'r‐'
    r{__ ゝ   r‐':iz-‐'⌒¨¨¨´::::::` ̄::::::`ー`ー-ィ:く
  ノr'} リノヽ/x-'′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::マハ::',
  〈 込ツ´ / .:::::::::::::::::::::::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::::∨::::',
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      ,′:i:::::::::::::!:::::::::::::!i::::::::::::!::::::::::::::ト、:::∨:::::::∨::}
     ,′:::!::::::::::::|:::::::::::::| i::::::::::::!:::_;斗'千}二}:::::::::::}:::!
      {::::::::|::::::_」__:::::」 !_;z=‐'´-‐'´,_,_,_,_,_!::::::::::!:::!
      {:::{::::!::_´-‐' ¨´ ̄`     ,ィ"”艾芋¨}}|:::::::::::!::|
     !:::ヘ::ハ ィ歹芋芹ト       {.:.{}.:.} }}|::i::::::::}::!   あ、それもそうですね。
     |:::::ヘ:!:i! {{   r'.{}.:}          辷タ ・/イ::::;_r}:|
     |:::::::::Nヽヾ  辷タ            〃千ノ/::::   預かりますよ? それくらいだったら持てますから。
     Lz≠Tヽ.}        ’         __/::::::i
.         |:::八        x‐- 、_     ノ::::::::::::::::!
.         |::::::::ヽ、   /  ,、__ \   /::::::!:::::::::::|
.         |:::::::::::i!:`ヽ∠ -≦‐'^ヾ ー'/_レi:::::::!:::::::::::!
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        /-〉  ̄¨¨¨}    `ー- 、 }.}。   {::::::::!::::::::::::!
.       /i:i:i:ム    ',   、__`ノ.{    / `<、::::::,
      /:i:i:i:i:i:ム    }   イ、"ノ!`¨ . イ      `<:,




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          ,..::.´::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.::.:ヽ.
.          /::.::.⌒´::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::ヽ
          /::./::.::.::.::.::.::.:\::.::.::.::.:i::.::.':,::.      いや、瑠璃殿に迷惑をかけるわけにはいかぬ。
.        ,'::.,'::.::.::/ {!::.::.::.::.::\::.::.:|::.::.::.',::.
.         l::.i::.:_i7_ ヽ::.::.::.::.}__斗七::.::.::.}::.      それに、手元にないと、
.         |::.|::.::.|  ̄`\::.::ノ   `|::.::.::.:!::.ヽ    それはそれで使うべきときに困るからな。
        ノ:|::.|八イ不心  `´ イ不利::.::.::.ト、{´
         ̄!::.::.ハ ヒZ:リ     ヒZ:リ |::.::.::}::.|      瑠璃殿では、これは扱えまい?
          l::.::.:|∧xx   ,    xx/::.::.,'::. l
          ト、::.:l::.::ゝ    r_、  ..イ::.:: /::.::i:l    
          リ|ヽ::!::.::.::.:>  _ イ::. !::.:/:∧:|:|                            「う……そっちもそうですけど」
.           |ハ:lヽ::.ムイ >‐<´ /ヽl::/::/
        r‐f¬'7/ トイ:::::::ハ/   レ ̄孑 ̄ヽ   
        / .| // |/:⌒:|/   || /      /    紐は束ね直したからもう脚を捕られることはない。
.         {  | 〉〉 /:::::::::::l \//       /
       ノ  / {{/:::::::::::::::|  /^ヽ   /     だから安心してほしい。
      }ヽ /  ヘ:::::::::::::::::::} / 二^ヽ  /
       / /7/ ̄`><:::// , ニニフ ./
.     / {__{ ||        >‐へヽ    /                           「わ、わかりました」
     / 〃 LL。 。         ヽ  /
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 妙に譲らない木下に押し負け、頷く瑠璃。ヒナギクも、小さく肩を竦めただけで、それ以上何も言わなかった。
3454 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:05:35.53 ID:TiGLZOaH

              斗</ノ≦__
             ./   ´    斥 ̄ヽ
          //    γ´X`ヽ、 ヽ!
         iV!      ヽ∧       ヽ
         ゞミメ   /i ∧ ∧     j
  γ´   ‐=≡ ノ  /i! i i! \|    /:::|゙ー,   
  (     ー/   | ! ´       /:::::::::| i    
   \    ´i   iヽ!        _/:::::::::::::ノ i    急造パーティゆえ仕方ないが、
     ー-  ⅵ i´i!     _/彡ヾー=彡__ i ヽ   各人の装備がこれだけバラついているのは問題だな。
 γ⌒ヽ  `ヾi!i!i    //{ ヾ彡ノ   ゞ-´ノ:::::|             
     ゝ  i´ ゝ-‐ ´   ゝ‐‐、.彡刈i!i/:::::::ノ   ともあれ、怪我はないな?
   /´ n,| ./  / ≧彡ノ从/   廴<二:::::::/
   i  j`i !∥/  γ´   \ ,、∠/゙i |:::::::::::`i
   // {   ̄ ̄ ̄,x孑≠== {ミ}_ノi | ,、:::::::::|                              「う、うむ」
  /  < ー=≦フ´  i:::::斗</!  i:::::::::´ゝヽ::::::|
    γ⌒刈 /   |::ノ  厂/`ヽゝ、:::::::::::/:::::::|
    .ノ   ー―--彡ー´/ /ー/:::⌒¬:::::::/   ならいい。行くぞ。
  ´  イ⌒ヽヽ、__/  ヾ/ . /::::::::/:::::::::::::::i:::ノ
    i´ / |      ヽ/::::::::::::〈:::::::::::::::/




               , 、_..,
              / {rf >fソ、
              } ヽ,-‐' .l.....;::::…_::........_
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           |:::::::/!::::::::::::::l 杙::::::ソ       んr= 、/:/:::::V
           |:::::::、!_::::::::::::::. .....         fテソ .il 7::::::!   (でも、そうね。もう少し銃の取り扱いを学ばないと。
           |::::::::ヽ` 、:::::::::: u           ゞ ' /./::/:,'
           |:::::::::::::丶-.ヽlヽ}        '  ..... ・.:::/:::!     当てられなくても、せめて反動さえ押さえ込めたら
           |:::::::::::::::::::::::ト、               ,:::/::i:;     撃てるんだけどな)
            i:::::::::::::::::::::「.ヽ\   ` ー--      .イ` ヽリ
            !:::::::::i::::::::::|   ´ >       <i:::|
          ,:::::::::::l::::, 'ヽ、    ヽ` i、:::´:::::::::::l.l:::!
.          ;:::::::,. ' .三三 ` 、   Y fト、:::::::::::::! l::!
.        , - 、´ゝ、.三三三三.` 、 /  ヽ-_` 、i,ノ/
        /三三ヽ≡.、三三三三三ヽ/´、ソ.ゝ三`ゝ、_
.        .:′=三三ヽ三`ゝ-、三三三.〉、`<´/、三=〈ニ. ヽ
        i 三三三三ハ三三三`ー、三.f i!`ー'ヽ ヽ、ニ{ニi三i
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 そう考えながら、木下から視線を逸らし、瑠璃は進むべき階段を見上げて、
3455 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:05:54.34 ID:TiGLZOaH

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3456 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:06:12.47 ID:TiGLZOaH

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イ.: : : :/八j : : : | ¨¨¨’      イ//c「ノ/: : : :l |
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   ーl:.:.:|:.:.:.:.|   .|    У   /:.:.:.:./:./
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3457 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:06:29.83 ID:TiGLZOaH

                  /     。   c    {)\
               /  ※  〈〉     ⊿     ヘ         _   --- ミ
            ,.ィ7 ・   O   D   。  ゚ ∧       /二二二二二ニ\
.         , --ミ∠二|   △  p   ゥ   ロ   ∧     , '二二二二二二二二
.      /,:::::/ニニ=| ’ 。   _  -=ニ ̄ ̄    〕iト、 ',     /二二二二二二二二ニ
      ′l:::/二ニニ| . /o   ロ    ℃  q∨ }   /二二二二二二ニニニニ
     |  |::仁二ニニ| // ゥ  l7 斗f  ̄ iト.   V   j二二二二二二二二二ニ
     |°{::|二二二|/ ・  ,.<:::::::::::::::',   lΞ ' v ,}  〈二二二二二二二ニニニ
     |▽ マ二二ニ/  ⊿ /   l:::::::::::::: ', ',  lΞ ',∨ /  /∨二二二二二二二二ニ    キキィ!
.      ∨卩`マ二7°   ,'  (・j:::::::::::::::::l ,',  ー一ノ ∧__,イニ∨二二二二二ニニニニ
        ∨ ℃,.  ̄{ lコ ,' /  V:::::::::::l ≧=- fく ’ Y二二二二二二ニニニニニニ
.       \/ .八__  j./    u  !:::::::::::l    |:、. ̄\!二二二二二二ニニニニニニ
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         人 ,厶:::f_,..:: /   ハ    ::::::::::/   /:::: ‘, \ `` j二二二二ニニニニニ
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       /二二ニニニ/二二二二二二二二二二二二二ニニニニニ}ィi〔二ニニニニニ
      仁二二ニニニ|二二二二二二二二二二二二二二二二二/二二二二二ニニ
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 おそらく、上条の背後にいる『人型』は、瑠璃たちの視線が下方に向いているのを見て、強襲しようとしていたのだろう。

 甲高い声をあげ、やや慌てた動きで、『人型』は反転、背中から滑らかな光沢を持つ尻尾を伸ばし、
3458 : シュマリ ◆zQrF8VDB4U [] 2017/07/15(土) 20:06:49.61 ID:TiGLZOaH



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