やる夫茶
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やる夫は欧州で試されるようです 第八話 その１３とりあえずぼちぼち始めよう……人はどれぐらいいますかね？ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', （思想侵略か懐柔か……恐らく前者だな） / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃片方は憎むべき人。もう片方は同志とも呼べるべき相手。この空気で ┃素面というのは良かった。ただでさえ自分の怒りを買う相手なのに、酔った ┃場合だと、なにを考えるが愛仁でも予想がつかなかった。 ┃ ┃隣にいる新城と、向かいに座るミストを交互に見る。……大佐の額に ┃流れる冷や汗を見る限り、少なくてもまだ彼は無事だと判断していいだろう。 ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j （市長の表情……まだ何かしらの策があるとすれば、間違いない） 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ | ､ /_ノ ﾆｬﾘ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ , -― … -､ ／ ＼ , ' ＼ / ＿ノ ー- 丶 | 〈 ● 〉 〈 ● 〉 〉 （一番厄介なのは……大佐が何かしらの思想侵略を受けて） | ￣ ￣ / V (＿_人＿) / （向こう側に着くこと。更に危険なのが……俺が陥落されること。） ∧￣ﾍ `ー’ ／ ／::::::::::ヽ ＼ ＿＿／ ／::::::::::::::::::::ヽ. ＼_, -'´ /:::::.＿:::::::::::::::::::ﾍ .>ﾊ /::´:::::::::::::｀:::.､:::::::::ヽ／￣} ,::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ﾊ | . ,:!:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::ﾊ´¨|､ /i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::i. | i ./.:ゝ::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ､_::::::| } |, i::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::i / ノ i::::::::::::::V::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽi/ |:::::::::::::::::V:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ |:::::::::::::::::::入:::::::::::::::::::::::::::::::::::V'´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃相手が何かしらの「洗脳」もしくは「決め手」を持っているとなれば、一番 ┃危険視するのは「自分・もしくは新城大佐の離反・寝返り」である。 ┃ ┃これを喰らえば……崩壊に歯止めをかける者がいなくなってしまうどころか ┃逆にコミュニティの瓦解に加勢する方に回ってしまう。 ┃ ┗ ,..-''"´ ｀"''-、 ／ ､＿) ｰ―＼ / .', ,' ｨ::::::{｀ ＿＿ ', l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l （……どちらにせよ、相手は懐刀握ってると思ってかかるべきだな） l （ ,、 ） l '., ｀¨¨´ ｀¨¨´ / ヽ、 ＿＿ ／ r''"´:::::::/´| _,,..-''´ヽ __|::::::::::::/::::::ヽ、 |:::::::〈.、__ _,,..-‐''"´ |＼.／,::::::::::::| |:::::／-ヽ、｀''-..,,_ |ヽ | __ '.,::::::::::＼. .l／::::| ＜_ .| | ヽ ￣／ '.,::::::::::::＼,':::::::::::', .| .| | ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::', | .| | ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::', | | | l ＼ |:::::::::::::::::::::::::::::| l .| | | ＼|:::::::::::::::::::::::::::::| ,' | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃互いに見えない拳銃を突き付け牽制しあっているようなものだ。 ┃ ┃三度深く息を吐くと、愛仁は前を向いた。さて、どうするべきか…… ┃ ┃下２～５ １．時間をかけるべきではない。此方からミスト中佐に話しかける。 ┃ ２．初手は此方から手を出さず、相手の出方を伺う。 ┗ 冷静に論理的に市長の失言を引き出すことを目指すべきだろうな 相手は人質確保の用意してたから、それで時間だと思うし r' _ /: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ /￣ゝ='-―/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : : :. ￣￣￣ /: : :{: : : | : : : : !: : : :|: : : !: : : :!: : : : : : : : : :. /: : : :|: !: :.!: : : :.::|: : : :|:.!: :.!::. : :|: : : : : : : ! : : ＼ そういや、レイヴンよぉ。 /: : : : :!:.|: :ﾊ: : : .::l : : : !::! : |ヽ:. :|: : : : : : : ヽ: :＼:ヽ /:!:|: : : :.!/!/ !: : ::::|ヽ: : ﾘ '; :} !:./!: : : : : : : :ﾄ､: : :!⌒ヽ 'ｲl::!: : : :.{ .r≧ﾐx: : :! }: /-‐}'＝!/ }: : : :l: : : !:l:::.: :.ﾄ､_ （動いた……。） |::!: : :. :.! {了心､:.::! !/ｲ行心'' ｱ !: : :.l::.: : !:!ヽ:::.:!: : ! |:ﾊ: : :ヽ:! 弋ツ ヽ! ' {r'ツ / }: : :.:.:!:. :|:l:.:.:ヽﾄ-r'＼ |! 从:.:ハヽ ! ¨´ !: : .:ハ:.::ﾘ.:.:.:.:l|ヽ!: : :!_ ヽ! lヽ ヽ |: :./ ./ヽ::!.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ!: :ヽ | ヽ::＼ __ ,ｲ: / ./.:.:.}/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ-,::| ＼:l＼ ｀ _,. イムｲ ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨｀ヽ ｀ --‐=､ !=''" .／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨:::!_ |.::.::./:}.::.ヽ,.ｲ.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}::::.:! /}.::.:|ヽ.::.:.ｲ.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::|_ }.:ヽ.:| |.::.::/イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.! ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' そこの大佐と組んで、なにかコソコソとしているみたいだが…… i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! 一体なにをやってんだ？ ん？ ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l _,,,, -‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x /''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､ /::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::| ::::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i （部隊再編の事、嗅ぎつけられたか……） ﾞYﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ =:}''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ :Tヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ .{.iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }::::､ﾞヽ､ ::ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:;:ヾ､::.＼ ,w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ::jﾉ:::::::::::`ｰ , .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ::::::::::::／i::::.. ﾐ,, ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ::;ｨﾞ::/／:::::::. :::ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／/::/./:::::::::::: :::::::ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ::j'./:::::::;;;;_:: 、＿＿__ヽｰ─=ミー┐ ___ ｀＞‐‐ : : : : : : ＼:}: :}＜⌒ ＜ :__: : : : :⌒＼r: ─‐ミ: : : : ＼ ／: : :/: : : :∧L: : : : : : : : : : :r一 ,／/:/: :/ : :i : :ﾄ､}:ハ: : : : : : : : 八 /:, . : : : : :| : :{ ,x≦i : : : :v ､: : : :＼ おや、そうなのですか市長さん？ ｰ彡/ :ｲ: : { : |≧、ハツ: : : : } 〉: : 「 }/ |: :圦: |ゞｿ j:/ i : |/: :/＼ あぁ。なんでも、扶桑の方が慌ただしく動いてるからよぉ ＞ :∧:|ヽ: ヽ ___, |: ハ:/ i{ ｀ } ｲ:. ` , j/ { {::,::ヽ ちょーっと様子を伺ってたんだが…… ＞ }/＼_ _.∠ ィ:／ } ／:::::. 〃::::／ 〉‐ _{ｰ┐:::::} i{::::::{ ／ /:: r‐:::::::/ヽｉ:{::イ ‘:::::. ／ ,::: |::::::::/ _:}:::|ヽ ｲx─:::::-... _」:::: ,/|::::::r‐:「─┐!〔,_「|r──-::::::}::::: ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃初手で不味い所を突かれた。いや、不味いか不味くないかは判断が付かない。 ┃いずれは中佐にも明かす事なのだが……状況とタイミングが悪いと採るべきか。 ┃ ┃ミスト中佐の反応は全くもって普通のものだ。対して、市長の言動は完ぺきに ┃こちらに関して疑っている物と見て間違いないだろう。 ┃ ┃どこから情報が漏れたか……いや、ミスト中佐の一件を考えれば、市長に ┃してみれば一人の扶桑兵士の懐柔すら、造作もない事かと、愛仁は考えた。 ┗ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { 秘密って言うのは駄目だぞレイヴン……それは ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : 代償を伴う罪だからな。俺達は「ウィッチ含めて」 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ 一心同体。そうだろ、ん？ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ＿＿＿ , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' _ __´＿ ‘. （……一々、癇に障る言い草だな） ， t''tzj´ ￣￣ ‘. { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃しかし、市長の余裕は何処から来るのか。よほどの下地が整い自分に ┃自信がない限り、金属の大円柱を真っ二つに折るほどの重い蹴撃を ┃放つ超人相手に、こんな挑発など出来たものではないはずだが…… ┃ ┃下２～５ １．話す。 ┃ ２．話さない ┗ まぁ確かに、教えてあげてくださいって言われると面倒なんだよな… 戦略的観点の話になりますので、戦力的民間協力者なら兎も角、民間人の方には少々…と 新城さんに言ってもらおう 独立部隊についてはミストに話通さなきゃここに来た意味ないけど とりあえずこの馬鹿は外したところで話し合いたいと １．愛仁 ２．新城大佐 ３．蘇芳 立場的にもね…ただ、あんまり新庄さんに話させ過ぎると洗脳の前提に引っかかりそうで怖い どうにかして方法を見破らないと怖くてなかなか手を打てないな… ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ |: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : } ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : / ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/ {｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､ ……あなたの言う問題は、少々込み入った「軍」の問題でね {／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼ /:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､ まだ一般の方々に公開できるような段階ではない。 /,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼ '´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : : .| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : : | ｀ _ , -― ' ‐ ､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : : ﾍ r '´ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : : ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : : ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : : ' - -, ､r = ´ _, - ‐_, '''''／: : : : : : : ＼: : : : : : : : : /‐=｀| r'´r―ﾂ ´ ~: : : : : : : : {-‐i .|, -'―': : : : : ○: : : : : : : rﾉ´=´ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : , r'r,´=＝´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' でもレイヴンは知っているようだぜ？ i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! 彼は陸上戦力の一端を担っている ＞ ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / 貴方とレイヴンとでは立場が違い過ぎだ ＞ ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l ふぅん……そうかい。 l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃隣に座っていた大佐に視線で向けると、すぐにこちらの意図を分ってくれたのか。 ┃それまでだんまりとしていた新城大佐が直々に市長を嗜めてくれた。 ┃ ┃二、三ほど会話を交えてから市長もすんなりとこの話を引込める。 ┃ ┃ただ、少々彼の笑みが深まった理由に関しては以前として謎は深まるばかりだ。 ┗ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ （洗脳と仮定しても……なにが狙いなんだ？） l l | | （俺達が何かに引っかかるのを待っているのか？） l l ＼ ／ ＼ ／ ,ィl＼ ; ィ ,....:::::'´:::;:::; ￣￣￣￣￣￣￣￣:::::::::;::｀':::::...., ／::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃なんとも形状しがたい不気味な空気のまま夜の会談は続いて行く。 ┃市長は特になにもない様子で酒を煽っているが……これと言って不審な ┃動きは見当たらない。さてさて…… ┃ ┃下２～４ １、こちらから話題を出す ┃ ２、相手の動きを待つ。 ┗ というわけで１ 内容はどうにか考えよう 多少苦しくても、ウィッチの能力紹介とでもしてレイヴンをみさせるフリして観察してもらうか？ 忙しい日々を乗り切ったと信じて何時もの投下ペースに戻れたらいいなぁ……速くマイルズ少佐のAAを使いたい…… 忙しいなら無理はしないでなー リアル大事 スポンサーサイト
やる夫は欧州で試されるようです 第八話 その１４／´ ヘ ／´ ｀ヽ､ ／ ＼ / / ヽ / /..､ ヾ 〃 i / ノ{:;:;:;:} ｉｉ 〃 i i ﾞ´ { ゞ'" ﾂ ／ ｉ /｀ ゝ ´ ／ / /i ヽ ／ / i i } 三 ,..／ i ＼＿＿＿_ノ "＿＿＿＿ ｲへ__ ＼ _,ィ"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ＼ i´ __,,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ‐- ＿＿＿＿ iヽ! <_ 〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ i ヽ ! .', !∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ! ヽ .! ', >__〉:::::::::::__,::::-―'"￣￣￣⌒ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長との会談が始まってからまだ数分も経っていない。が、場に張り詰める ┃空気は険悪な物にと変わりつつある。これを生かすも殺すの愛仁次第だが。 ┃ ┃２２：１０ 質問する内容を相談してください。 ┃ ┃ ┗ 「昨日のトラブルの時、スタークス中尉は装備も身につけておらず、人垣に囲まれている状態だった アレでは警戒行動など碌に出来ないし、有事の際迅速に対応する事もできない 本当に安全確保がしたいのでアレば、即応出来るよう装備を整えさせ、ストライカーの近くで待機させておくべき ミスト中佐もそう思いませんか？」 て感じでどうやろ アレでは警戒行動など碌に出来ないし、有事の際迅速に対応する事もできません 市長、あなたは我々の最大戦力であるウィッチとの付き合い方について、 避難民達とどのように話しているのですか？ まさか、体をべたべたと触ってもかまわないなどと言っていませんよね？ こんなんでどうじゃろう 護衛としておいておくのはあまりにも無駄が多く無意味に近い こう加えたいな 仮にも集団のまとめ役なら自分の所の集団の秩序や規律の維持という責任を果たすべきではないのか？ こちらの最大戦力であるウィッチを戦闘以外で消耗するような真似をしかつそれをやめさせないのはどういう訳だ？ 貴方はは生き残りたくないのか？あの集団のまとめ役を名乗るなら生き残る可能性を少しでも上げるために、集団の構成員を統率するべきではないか？ アレでは警戒行動など碌に出来ないし、有事の際迅速に対応する事もできません 市長、あなたは我々の最大戦力であるウィッチとの付き合い方、護衛のさせ方について 避難民達とどのように話しているのですか？ まさか、体をべたべたと触ってもかまわないなどと言っていませんよね？ , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ ……昨日のトラブルの時、スタークス少尉は装備も身につけず、 ヽ / / 、 , 、 ', .人垣に囲まれている状態だった。 } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | ....あの状況じゃ警戒行動など碌に出来やしない。 / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! ,' i .l , , .,′ ....有事の際の迅速な対応なんて論外だ。 .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 ＿＿＿ , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' _ __´＿ ‘. 市長、あんたは此処の最大戦力であるウィッチとの付き合い方、 ， t''tzj´ ￣￣ ‘. .いや……護衛のさせ方について避難民達と正しく話したのか？ { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' .まさか、身体を弄ってこいなんて指示、出してないだろうな？ ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃突き詰めるように市長の眼を見ながら質問をする。内容は昨日のあの ┃一件。スタークス少尉の事だ。 ┃ ┃彼の剣呑な雰囲気に負けじと市長も大きくふんぞり返って質問に答える。 ┃ ┗ } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' あーあの一件か。あん時、俺は他の難民たちの i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! 不満を聞いてて現場にはいなかったんだが…… ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / 正直、やり過ぎだったとは思ってる。若いもんが迷惑かけてすまんな。 ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ , : : : : : : : : :.:ｉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ . /: : : : : ;′: : :.|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘，＼ /:.／: : : :ｉ:|:.:ｉ: : |: : : :i: : : : :|: : : : :.ｉ: :.ｉ: : : : : :‘， ノイ : : : : : |:|{ |: : |{ : : ﾊ: : : :.ﾄ､ |: : :|:i :| : : ‘，: :.ｉ （ 非を素直に認めた……？ ） |: : : : : : |八ト､八 : ｉ ‘: :斗ｚ七Ⅵﾊ:| : : : ‘，:.| |:!.: : : : :.| y'"斧ミヽ{ Ⅵィ斧ミｘ. 八: : : : :ｉ: :| . 从: : : : :!| 弋うﾘ ｀ 弋うﾘ /: : : : : : :ト ゝ i : : : : 八 / : ／: : :.八: : :⌒:ー. ､__ ／ |:! : : : :ト ゝ ′ 厶イ: : : :./ヽ ￣｀ ー､__: : ｀ｰ､rz / { 从 : : : : ∧ __ |: : :.:/ i ｀ ｰ､:ﾉf:ヽ . / ‘， ヽ : : :ｉ ヽ. ´ﾆ｀ ィ八 ; ′ | ｀ く: :‘， ′ ヽ ＼:{//ハ＞ イﾊ 厶イ } ﾄ､ ﾊ : } ｉ ＼ ＼/{ ≧=≦ / }/∧ }/ ノ } }ノ ヽ ｀ ー {/∧ ///,∧/ ／ ＼ ／ ￣￣￣｀ヽ、 ⌒ヾ≧ｘ､＿＿,ノ////,/ ／ / ヽ / ｀ ー=ミ///////////// / .′ } ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃意外な事に、市長の口から出たのは謝罪の言葉だった。思わず眉を ┃深める一同……あの傲慢な人間がこうにも素直になるとは信じがたかった。 ┃ ┗ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { でもよ、俺を含めて……あいつらはつい最近まで ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : いつネウロイに襲われるか怯えながら過ごしてたんだぜ？ ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ 此処みたいに人員も装備も充実した所じゃなかった。 } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ＿＿ ,..-''"´ ｀"''-、 ／ ､＿) ｰ―＼ / .', ,' ｨ::::::{｀ ＿＿ ', ほんの二日前まで死にかけてた奴等だ。 ＞ l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l l （ ,、 ） l 昨日のは少しやり過ぎたことかもしれんが…… ＞ '., ｀¨¨´ ｀¨¨´ / ヽ、 ＿＿ ／ それでも、安心させるためにウィッチが傍にいる r''"´:::::::/´| _,,..-''´ヽ ってのは、そんなに理由が通ってない事か？ ＞ __|::::::::::::/::::::ヽ、 |:::::::〈.、__ _,,..-‐''"´ |＼.／,::::::::::::| |:::::／-ヽ、｀''-..,,_ |ヽ | __ '.,::::::::::＼. .l／::::| ＜_ .| | ヽ ￣／ '.,::::::::::::＼,':::::::::::', .| .| | ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::', | .| | ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::', | | | l ＼ |:::::::::::::::::::::::::::::| l .| | | ＼|:::::::::::::::::::::::::::::| ,' | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃確かに。死に直面した時に正常な判断をできる人間は多くはないし、その ┃影響をずるずると引きずるのも戦場では珍しくない光景だ。 ┃ ┃下２～６ １．それでも他にやりようは幾らでもあるだろ？ ┃ ２．確かに……そうかもしれないが。 ┃ ┗ あの場にはミストさんもいたっぽいが もっと市長の痛いところを突いて本性を引きだそう クリスへの暴行が切り札になるんじゃねーかなと。 , ´ ｀ 、 ／ ＼ ,. -‐'ｆﾌﾌ ７ ｀､ / ｒ‐´ ｒ‐､ / ヽ ﾉ _/＿ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ ! それでも他にやりようは幾らでもあるだろ？ i _ ＿ .） ,' | （ ー‐） '" （ ー‐ ） ! ! ｀{ ﾉ ヽ , ! / | ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼ ヽ＿人＿_,ノ｀ ／,.,.,. l ,.-ｒ /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ｀ ー __, ｲ:;ヽ:;:;:; ／i! 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! ＼ _ｰ‐_,.／ i:;::;:ヽ:;:; ´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､ ／!;;;;;;;;;;〉、 ,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ :;:;:;:;:ゝ､_ /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀' ヾ--〈 Ｖ !:;:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」 !;;;;;;;! |ヾ､:;.-‐ :;:;:;:;O:;':;:;:;:;/:;:;:;:;:;l:;:;:!:;:;:;:;/:;:;:;,.-‐´:;:;:| |;;;;;;;;| !:;:;＼_:;: :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ､:;_:;_:;:;:;:;:;:;:;/:;:;;:;:ヾ:;:;:;:;:;:;:! !;;;;;;;;;! /:;:;:;:;:;:;:;7 ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l 他に？ 例えばなんだ？ 俺には良い案が思い浮かばんがな。 l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ウィッチ以上に安心感を与えれる存在が、他に何かあるっていうのか？ ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l 過去に 「 人形ネウロイに基地内に侵入された 」 ことがあるから 外を出歩いている人間は人形ネウロイだと断定しないと危ないからね！ （これ通せば作戦行動中にクリスとかきらきーに不埒なことをされる可能性が減る） V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } アンタも知ってるんだろ？どこの国も基地の売店に行けば .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ 世界中のウィッチたちのブロマイドが山ほど並べらてある。 ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ 兵士達はそれをこぞって買っていく。心の拠り所って意味でな。 . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長の話は本当である。どの国でも売店に行けばエースウィッチたちの ┃ブロマイドが高く積まれており、給料日などは兵士が買い漁っていく姿が ┃日常と成りつつある。 ┃ ┃「アフリカの星」ことマルセイユを初めとしたカールスラントウィッチや、 ┃扶桑ならば侍こと坂本美緒など。ウィッチの写真は庶民にまで流通している。 ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } それ以上に安心させれるような存在なんて、俺は見たことないがね。 ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ それとも何かい？ 鎧武者なんて言われてるアンタが直々に守ってくれるのか？ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃相手の言い分は最もだ。ウィッチ以上に心の慰めになるような存在など ┃そうはいないだろう。 ┃ ┃下２～６ １．ならば俺がアンタらの護衛に着く。 ┃ ２．その他（相談） ┃ ┗ 少なくとも、家族(姉)と離れ離れになって泣いている少女(クリス)を 殴りつけたりはないはないよな と煽ってみる ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ l l | | l l ＼ ／ ＼ ／ ,ィl＼ ; ィ ,....:::::'´:::;:::; ￣￣￣￣￣￣￣￣:::::::::;::｀':::::...., ／::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃一瞬、愛仁が直々に護衛に着くかと考えたが……よく考えてみれば ┃今の話の運び方からして罠かもしれない。 ┃ ┃２３：０５まで 代案となるのを相談して決めてください。 ┃ ┃ ┗ だから近接戦闘に心得のある陸戦ウィッチを代わりに護衛にすればいい これならもし人型が奇襲を仕掛けてきても航空ウィッチがつくより遥かに安全だ これでどうじゃろ 100点 だと思う 念頭に置けば大丈夫かな 落ち着くと判断できるまで護衛する（この問題がけりを付く数日間） ・護衛中及び基地内のウィッチへの一切の身体的接触を禁止（危険物の取り扱いと索敵などのため） ・従えないのなら軍機に照らし合わせて違反者を処分する 個人的には魔女の護衛は避けたいけど護衛させる前提ならこんなもんでどうかな ・あのような事態になり易いカルスラ以外の武装した陸戦ウィッチがしばらくの間後発の避難民が 落ち着くと判断できるまで護衛する（この問題がけりを付く数日間） ・護衛中及び基地内のウィッチへの一切の身体的接触を禁止（危険物の取り扱いと索敵などのため） ・護衛対象の中に違反者が出た場合は護衛担当の魔女の国の軍機に照らし合わせて違反者を処分する 個人的には魔女の護衛は避けたいけど護衛させる前提ならこんなもんでどうかな 確認出来るだけで十分だろう。死の緊張から正常な判断が下せないというのなら、 尚の事近くに居られては有事の際に邪魔になる。適度な距離を保ち、彼らにも無暗な行動、 軽挙盲動は慎むよう指導してもらいたい。 条件は898で＋市長達に釘を刺す感じでどうかな？ 候補はミカサやホライゾン＊アスナは航空のため護衛よりほかのほうが向いている。 カルスラは空のため地上で護衛させるより哨戒や備えるほうが全体の護衛として適している。 だから近接戦闘に心得のある武装した陸戦ウィッチを代わりに護衛にすればいい これならもし人型が奇襲を仕掛けてきても航空ウィッチがつくより遥かに安全だ 病気の疑いのあるウィッチ達に無理をさせて体調が悪化しては軍事行動に支障が出る 作戦行動中以外はゆっくりと休ませたほうが良い どちらにせよ負傷しているウィッチは護衛できないんじゃ。 , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ .空戦ウィッチはストライカー無しでは陸戦に劣る、護衛として見れば弱い。 ヽ / / 、 , 、 ', .オマケに今は大半が病気の疑いがあるんだ。 } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | ..だから白兵戦に心得のある陸戦ウィッチを代わりに護衛にすればいい / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! ,' i .l , , .,′. .これなら奇襲を仕掛けてられても空戦ウィッチがつくより遥かに安全だ .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃そのほかにも、護衛の際の条件を幾つか付ける。武装の許可及び ┃故意の身体的接触は情状酌量も考え、その国の罰則で処分するなど。 ┃ ┃幾つか荒があるが……それでもカールスラントのウィッチにさせるより ┃遥かに安全性が高い事は間違いないだろう。向こう側のウィッチの護衛 ┃という条件にも沿っている。 ┗ } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' そうかい。まぁ、要望に沿っちゃいるけどよ…… i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! 別にレイヴンが指揮権を持っているわけじゃ無いだろ？ ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / 個人的には、その隣でだんまりとしてる大佐から ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l 直々に話を伺いたいんだが……どうなんだ？ l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l . ／￣￣￣￣￣￣＼ . ／:. ＼ /: : : ＼ . / : : : ヽ | : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l ……ッ |: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: | |: : : : : ´"''" "''"´ l ,＿ ヽ___ （ j ） u ／＿_ ／:: r' | r'￣二ﾕ:｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ : :: :: :`:､＿_ : : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : :: :: :: :: :: :＼＿_ : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ : :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ : :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ : :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :} : :イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiiiiiii｝ | : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :! イノ: : / /: :: :＼＿ ￣＼iiii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃あくまでも指揮権が無く、協力という体制をとっている愛仁のは提案であり ┃それの決定権は陸戦ウィッチを一機保有する新城大佐である。ホライゾンと ┃アッカーマンも一応は陸戦部隊としてのノウハウのある新城の元にいるので ┃大佐に尋ねるのは間違いではない。 ┃ ┗ . '／: : : : : : : : : : : : :＼: : : : : :.＼ . /:/: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.丶 /:/: : : l: : : :.: : : l: : :l: : ; : : ﾊ: : : : :. : ヽ //: : :l: :|: : : :j!: : :|: :/: :/|: ;ｲ:.!: : : : :.: : :.' . 〃l: : :ハ:|､: : ハ: /}:/ﾒ:/-|/ |:.:}: : : : ::.:. : :' ': :{: : |-‐トヽ:{ j/7'zﾃ=0ﾃ､/イ: : : : :.:.:. : :ﾄ､ 個人的には今の案で異論はありませんが ,': : :ヽ:ﾄrr=0k＼ 弋z夕/ /: :,: : : :/: :. :ト＼ .::/: : : :ﾄ杙z:ﾘ } /: :/: : :./:.:.:.: :l それでどうでしょうか新城大佐。 |:l: : :|: :.l 〈 ,.': :/: : :./:.:.:/:. .' |ﾊ: : |: :.l ／:／: : :.ｲ:.:.:/|:.:/ ｳｨｯﾁとの交渉は後からでも通せますよ？ ヽ:.:l:.:人 ﾏ￣｝ ／イ/: : ／/:.:ノ:.:!/:} ヽﾄ､:.:.:iﾄ:.､ _彡'´ /,久_:.:j':.:l-､ ＼|＼l＞．__. ｨく ′ マ:.:.:.:. } ｀ ' }_.ィ三三ﾆ＝=ヽ＼:.:ﾄ､ ／三三三三三ﾆ＼ﾐ{:.:.:.ヽ ／三三三三三三三ﾆヾ､:.:.:.|_ /三三三三三三三三三ﾆ〉:.:.:冫 /三三三三三三三三/三ﾆｽ:.:人 /三三三三三三三三∧三三〉:.:. :) ／´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : }}: : : : :｀:ヽ､ ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ |: ||:||, - , = r´': / ,-, フ ｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : } ﾍ: >/竺ヽ}: : : r //:|´ r‐'´／ ヽ: : ヽ: : : / ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 } ﾉﾆﾉ .ﾉ 人 ／_ノ ＼: :ﾍ:/ {｀'‐'-´ ‐::´:｀´ﾉ人､ ヽ ﾍ ´ﾉ ､ ヽ-‐,ヘ､ {／::´::::::::::::／{ ・ヽ, ノ､‐｀/ ｀i / ｀＼ うむ、一通り聞いてみたが問題もなさそうだ。 /:::::::::::, r ' ´ ﾍ ノ ヽ＿,,､ !､ / ｀ ､ /,::: r'i´ﾟﾉ ｀ | ＼_ ノ ﾍ: :＼ 僕もそれ充分だと判断するが…… '´ | ｀r _ - ､ | ／ ／: : : : .| 'ヽ ﾜ ' | ／ ／ｸ: : : : | ｀ _ , -― ' ‐ ､ ヽ､ _ , - ‐ ': : : : : : : : ﾍ r '´ r｀ヽ､＜: : : : : : : : : : : : : : ヽ ノ ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : : ﾍ , ‐ ´´ ￣￣ >==≧: : : : : : : : : : : : ' - -, ､r = ´ _, - ‐_, '''''／: : : : : : : ＼: : : : : : : : : /‐=｀| r'´r―ﾂ ´ ~: : : : : : : : {-‐i .|, -'―': : : : : ○: : : : : : : rﾉ´=´ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : , r'r,´=＝´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃と、それまで後ろで待機していた咄嗟に蘇芳が2人の間に進み出る。 ┃ ┃事前に洗脳の可能性について話を通していたのが功をせいしたのか、 ┃新城と市長の会話を最低限にして切り終わらせることが出来た。 ┃ ┗ . : : : : : : :: : : : : : ／ : : : : : : : : : : ヽ / : : : : : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : :. . / : : : : : : : : : : : : /: : : : i: : : : : : : : : : : : :. / : : : : / : : : : : : :/:.ｉ: : :./| : : ｉ: : : ｉ: : : : : :.i . . : : : : :./: : : : : : : /: ∧: /_:| : : |: : : |{: : :.: :.i:| ノイ: : : : ′: : : : : : ; j/ ´Ⅵ ﾄ､: :| : : 八: :./:.从 ……ちなみにですけど、市長さん。 |:!.: : :.ｉ : : : : : : : ｉ 行云㍉, Ⅵ:／ ⌒７; : :| ヽ . 从.: :.:.| : : : : : : : | 乂::ｿ ´ 示气/: : :| 昔の権力者はウィッチを無理矢理護衛に着けたがる /' ｉ : : |: : : : : :ｉ: :.| ﾋ:ｿ j}: : : :| |{.: :.|: :i : : : |.: :| { : : :.j: | って話、聞いたことありませんか？ . 八{: ﾄ､{ : : : | : : ´ ′:.ハ{ _ﾉ: :.八: : : ﾄ､: ゝ _ ｲ: : / {: : : :}ﾉ ＼: 、 ` ´ イ: :八/ . r‐┘: Г ｀ ,ゝ ＞ ´ j／ . __ﾉ : : ／ ＼ / /: : : :ノ ⌒ー=ミ ー ┐ ノ: : У 廴 :__｢ ／⌒ー=ミ } . ／ ＼{ ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ カエサルってのが護衛のウィッチに命を助けられた 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l って話ならよく聞いたが……それがなんの関係があるんだ？ l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l タネは解らないけど、時間が関係しているのは確かじゃないかな .′: : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : :i : ｉ: : : : : : : : :. : : : : : : : : :′: : :.i : : : : : :i : : : : :| : | : : : : : : : : :. . : :.: : : :.: : :.:i: : :|: :.|{: : :!.: :.:|: : : : :!|_:_|: : : :,ｲ : : : : :. ……その様子だと、この話は知らないようですね。 ｉ: : : : : : : : :|: : :!:|:八_: | : : ﾄ､ : : 八{ハ｀メ､: : : : : : :. |: : : : : : : : :ﾄ､: |七´ ヽ{ヽ: | }: / x≠ミｘ. | : : : : : : :. ウィッチっていう存在はそれだけで貴重ですから、昔の |: : : : : : : :八 ヾ yf斧ﾐ ヽ j/ f:::じj 》 ; : : : : : : :|{ |: : : : : : : : : : :〃 {:::じj 弋:ソ : : :/: : :/:.八 権力者はこぞって彼女たちを護衛に引き入れました。 |: : : ｉ: : : : : : : ヽ 弋:ソ { 厶イ:/.:./j/ |{ ｉ: :|: : : : : i : : : ＼ ′ ,:.:/ }/ 魔力の都合で目麗しい少女も多かったですし、まぁ . 八ﾄ､{.: : : : :.ﾄ､: : ト ゝ /j/_ ′ _＼.: : :.|/＼{ ( ） ｲ / } 男性っていうのは少なからずハーレム願望が強いですしね。 _{: У＼: |//{ ＼＞ ／,/// / （:／////＼/∧ ＼ ≧=‐- rく///,'/ //≧ｘ､ . ／//////{////∧ ___≧=‐≦-‐ァ//,/ //////,ﾊ ／/////////＞く//Y { }_ r‐' ー‐┐/////| 〃////////////////∧ ﾉ=「､ /´ ｰ┐ , ／⌒),'| {///////////////////∧／ i|ｉ| / ｰ┐ :| ﾉ ／/,/ |/////////////////////＼ i|ｉ|i ｉ rt |し'´ ////{ |///////////////////////ﾊ川i | ゝ‐' / /////| ∨//////////////////////∧i | イ/////,| ∨//////////////////////,／ゝ ー' /,'///////,| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃突然歴史の小話をし出した蘇芳。一体何を言うつもりなのか分からないが。 ┃ ┃首を傾げている市長と愛仁。その中でディアーチェと新城だけがその ┃話の結末を知っているのか、含み笑いを浮かべていた。 ┃ ┗ ,: : : : : : : : /: : : : : ,': : : : : : : : : : :ﾊ ,: : : : : : : : ,: : : l: l :ﾊ: l: : : !: : !: : : ∧ ,: : : : : : : : l : :/!::ﾊ:l ';!: : :l: : :l: : : : : l ですが、ウィッチの魔力は精神状態に強く左右されます。 ,: : : : !: : : : lﾍ::l`ﾄ!､ﾘ,__l: : /!: ﾉ:l : : : l:l ｲ: : : : l: : : :ィ行示ミ､ l:./ｰ|:/l/!: : :ﾉﾘ 無理やり連れてこられて身しらずの相手の護衛をしろなんて / l: l: : : !: : : : :',辷::ﾟｿ .l/.f示ﾘヽ: :/::! !:ﾊ::| :l '; : : l､:, ゞ-'/:イ: : :! そんな事言われたら……どうなるか分かります？ l:ハハ:';ヽ : l ヽ ' ,ｲ : : : ﾊ! . , ､ /ヽ _,〉: :ﾄﾍ: :! , -- , ｲ: : /lハ! /ヽ .,' ∨ l ! ,.-!:｢｀ r--ヾ! >､ ￣ ,. ＜ﾘ: ;.ｲﾉ' ,ｲ ! ﾍ ∨ l ! rl: :ﾘ l o .| ./¨´|￣lｲイ-､,--､ , ｨﾌ/ / . ∨ ∨_} .ﾄ-'r-'ヽ､_!__ !ヽ ｀ヽ-! ﾟ 〉 ヽ ヽ￣ヽ⌒ー-r----r-―==ヽｲ ' ./ ゝ_〉 `ｰ' ヽ ﾉヽ }ｰヽ ﾚl !´ヽ ! l ', ﾊ ',∨ / ∨ 》 . ヽー-‐'::{ o! ヽ ! l l ! l ∨/ , - ,ィ l l ! O∧::::::::::∨ ヽ .l / l l ! .}ヽ､ ' ヽ / ∧､:::::::l∨ ヽ _,{ /､＿＿／ ﾉ ! ﾉ､ ヽ ヽ _ ｀ヽ､ .∧:ヽ_|::∨ ＿__´.／￣ ｀ー--､ｲ_ /ｲ ｀ヽ_! ゝ、__,,ィフ‐‐' ィヽ､＿__)_ -, Oﾍ/ ヽ∨O｢￣｀ﾄ, ＞- ' ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l 普通に護衛に徹するしかねぇだろ。 l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / 誰にも権力者には逆らえないってのが歴史だからな。 ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ それは余程運が良くないとダメですね ＞ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l : : : : : : : :!: : : : : : : : : l: : : : : : : : : : !: : :!: : : ,: : :, : : : : : : : l: : : :l: :l: : : : :!: : : : :l : : : : l: : :|: : '; :'; : :, : : : : : : : !: : : :!: :l : : : :l: : : : :l : : : : :!: : :!: : :!: :! : :, : : : : : : : !: : : :!: :ﾊ: : : :!: : : :ﾊ: : : : ﾊ: : ﾊ: : !: :l: !: :, そのウィッチに恨まれて殺されるんですよ。 : : : : : : : ﾄ: : :.ﾊ_!_,,ﾊ; ;_!'; : : ! !:-‐/-!-/､!: :!: :!: ! : :, : : : : : : : !:,l､':｢´';!--､';:.!ﾍ: : l l : /r‐l:/ .l:ﾒ!:/: : ! : :, 「何故か」シールドが突然消えてしまったり : : : : : : : ﾄ､!ヽ!示ﾒrミ,ﾍ! ﾍ: !l:/ィf ﾃ抃''ヽﾘl: : : ! : :, : : : !: : : : !i" l_ノ:::::::! ｀ ヽ! {r'::::ﾘ l j: : : l : : :, 大事な時にウィッチのシールドが出なかったりして…… : : : ';: : : :ﾍヽ乂::::::ﾉ ゝ- ' ' ./ : /:.lヽ : :, ﾊ: : :ﾍ: : : ﾊ ｀ .￣ /: :/ : j : ﾍ: : : ﾍ: : :ﾊ 〉 /:,ｲ:!: :.j : : :ヽ: : : !､:. :ﾍ /'7!: :l: :/ ﾊ: : :!ヽ: :ﾍ ヽ､:', ､ _＿＿ , /. l: ;'l:/ ヽ: :, ヽ: :',ヽ ヽ ／｀`l:/.ﾘ､ ヽ:., ｀ヽ ＞ イ ,ﾘ ヽ ヽ .ﾍ ｀.ｒ‐､- ’: : : : . / ＿＿ ヽ !）.:.lヽ: : : : : : :. / .::..::..::..::..::..::ヽ ＼---'.:./ ハ: : : : : : / ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ . /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i: : : : :ﾍ /: : : : : : : : : :./: :!: : : : i: : : : :| : ｉ: :'; :‘， .′: : : : : : : : :,′:.|: : / ﾊ: : : : |: :j{: :.!: : :. ′: : : : : : : : : i: : : |: ;': :.| : : : :ﾊ;ハ: | : : i （まぁ、大体は人質とられてるから出来ないんだけどね） ,: :/: : : : : : : : : ﾄ､ : |厶:斗 i: :.//⌒Ⅵ : : | ノイ : : : : !: : : : : | Ⅵ Ⅵ }ノ ___ ﾘｉ : : | |{: : : : :| : : : ｉ :| ｘ=≠ '⌒゛ | : : | 市長も気を付けてくださいよ？ . 八: : : :.| : : : |八 〃 、 | : 八 . ヽﾄ､:|: :ﾄ､: :.ヽゝ 八:.} ＼ 誰かから恨みを買って「高電流で焼死体」や「消し炭」になったら ヽ ＼{: :＼{ ､ ' ｲノ}/ Y ヽ:.i ヽ ／ 僕らでも死体の検証なんて出来ませんからね。 ノ｀: : :| ＞ _ , -‐ゝ=＜⌒ヽ､ |_ ＿__ ／ ｀ ー-｀ニニ´ノ´ ヽ . / ‘， i i } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / U {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l お、おう…… l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l . ／￣￣￣￣￣￣＼ . ／:. ＼ /: : : ＼ . / : : : ヽ | : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l |: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: | （……あまりウィッチを怒らせないようにしよう） |: : : : : ´"''" "''"´ l ,＿ ヽ___ （ j ） u ／＿_ ／:: r' | r'￣二ﾕ:｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ : :: :: :`:､＿_ : : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : :: :: :: :: :: :＼＿_ : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ : :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ : :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ : :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :} : :イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiiiiiii｝ | : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :! イノ: : / /: :: :＼＿ ￣＼iiii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃殺されると聞いて思わず真顔になる市長。そして彼よりも内心危険を ┃感じている愛仁……既に二股かけているので下手したら彼のが危険かもしれない。 ┃ ┃蘇芳はそういうと満足したのか、一歩下がってディアーチェの所へ戻った。 ┃ ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j ……じゃ、護衛の話は明後日からでいいな。 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ 明日はランスへ行くんだろ？ 俺もあいつ等に話を通すための時間が欲しい。 | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長はそういうと、護衛に関する期日について詰めてきた。確かに明日は ┃ランス航空基地に向かうので陸戦はいなくなってしまう。航空ウィッチは ┃幾つかキャンプの防衛に残るが……さて。 ┃ ┃下２～６ １．まぁ、そうなるかな ┃ ２．いや、これが終わったらすぐにでも。 ┗ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＿＿＿ヾ ＼ | l i::::::::) i ＼ いや、駄目だ。 | ヽ｀ー´ノ ＼ ﾉ ￣ | これが終わったら皆に話を通しに行く。 (,,＿,, .| {＿ノ´ ／ ＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／ ソ´:::;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿__ ／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ, / .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::| ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' おいおい、それじゃ条件が違くなるぞ？ i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! 陸戦を護衛に付けるって約束なのに、舌の根が渇かねぇうちに ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / その取り決めを破るってのかよ。あぁ？ ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃待ってましたと目を輝かせて市長が滑らかに語りだした。どうやら ┃これを予想していたらしい。鬼の首を採ったと言わんばかりの語り草だ。 ┃ ┃しかし、護衛として付けるウィッチが陸戦となると……ここは奇妙な事に ┃空戦ウィッチより陸戦ウィッチの方が数が少ない。それを一機減らすだけでも ┃彼らの戦力は零を含めて3人となる。 ┗ ／ ヽ ――――...､ / ι -､ ， ::::::::::::::::::::::::: {-- __ ,ゝ、 :::::::::::::::::::::::::i:∨//≧=､ ゝ fツ ! （ 明日の任務は物資の回収。陸戦が派遣されるのは安全の確保の為 ） :::::::::::::::::::::::/i:::∨/////7､ , ﾔ′ ::::::::::::::::::::/::i::::::∨//// / u. i ! （ 最悪、一人減っても作戦は実行できるが…… ） ::::::::::::::::::::_メ::::::::∨/ｲ_/ `ー=ァﾉ ::::::::::::::／::::::::::::::::::::::／＞ ＿＿ ／´ ::::::::／::::::::::::::::::::::／_/ ／/ ::／::::::::::::::::::::::／ 〈 ∨ ／__/ '::::::::::::::::::::: ／ ', }_／ i:::::〉 :::::::::::::::: ／ Ⅵ i::/ :::::::::::／ |i 〈/ :::::／ ＼ | i :.ﾘ ＼ } ト--.､＿__ / ｀丶__/ i:::::::::::＼:::::::..､ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長の要望に応えればウィッチを少なくても一人残さなくてはいけない。 ┃それが無理だとすれば、なんとか市長に明日だけと条件を付けて納得して ┃もらわなくては。 ┃ ┃０：１０まで相談 ｳｨｯﾁを残すor条件付きで納得してもらう ┃ ┃ ┗ １．陸戦を１人残す ２．条件を付けて明日だけ我慢してもらう。 これでどうかな？ １で . ´ ｀ . ／ ':, / ＿_ ノ ー‐ ', ./ -― ―- / （ ● ） （ ● ） i ……陸戦の一人をアンタらの護衛に残す。 , ／ ､ ､ | ', { 人 } } ただし、ある程度はそのウィッチに従ってもらうぞ。 ゝ ｀ ‐-‐ ｀ー ' /、 /＼ .ィ ￣} / ＼ ｰ- ＿＿ .｡-＜ ∠i / ＼. / ‐' ´ .| ,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､ ／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼ ///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : ://////////;ﾍ i//////.: : : : : : :{ { / : : : : : : : : : /////////////〉 l/////.: : : : : : : :| | .〉: : : : : : : : : :i///////////;// . ,'////.: : : : : : : : :| | i : : : : : : : : : : {//,'///////／;〉 ////,'.: : : : : : : : : :| | | : : : : : : : : : : l;/{/////／///＼ ///,i : : : : : : : : : :.:| | |.: : : : : : : : : : .∨////-一"///∧ ///|: : : : : : : : : : : | | | : : : : : : : : : : : ゝ////////////∧ ///i:.: : : : : : : : : : :| } |: : : : : : : : : : : : :{/////////////∧ ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j へぇ～、いいのかい？ 数少ない戦力を裂いちまってよ？ 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ ある程度なら俺と軍用犬でカバーできる。 ＞ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ランス基地での探索の危険度が上がっても、ここでウィッチを残すという ┃判断は決して悪手ではないだろう。 ┃ ┃此方には零と軍用犬が着く。一人減るのは惜しいが、それをカバーできる ┃自信と実力があるならば、問題はあるまい。市長はその反応を楽しげに ┃見ている。 ┗ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } まぁ、俺も鬼じゃねぇからな。 .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ あの「使い物にならなそうなウィッチ」…… ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ あぁ、ほむらとか言ったか？ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V そいつか、まぁアスナでもいいぞ。 ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ＿＿＿＿＿ ／ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ／ ', / ', 使い物にならない……だと？ i . | i | | そう怒るなよレイヴン。事実だろ？ ＞ . '. } __',＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ﾉ ／二二二二二二二二二二二二二二二二ニ＼ ／ ／二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}／ }二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニﾆ∧ i二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃会話の中に混ぜた一言が見事、愛仁の琴線に触れた。ぴくりと眉が ┃跳ね上がるのを見て市長が大袈裟に肩をすくめている。 ┃ ┃下２～８ １．「今の言葉を撤回しろ」と市長の胸ぐらをつかむ ┃ ２．相手のペースに乗せられてはいけない。 ┃ ┗ やりたいのは市長に下剤を仕込んで行動不能にしたい。 急激な環境変化で体調を崩すなんて珍しくもないし。 , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ ヽ / / 、 , 、 ', （怒るなよ俺……判断が曇るぞ） } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | ……軍曹は未熟だけど、それでも一生懸命に頑張っている。 / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! ,' i .l , , .,′ お前にそれを貶す権利も資格も無いと思うがな…… .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l ……ﾁｯ l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l /;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:r'´ ゝﾟ､z' _ ,,,, -- ,,, _ﾍ;:/ . /:;:;: :;:;:;:;:r'´ _ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○} ./;:;:;:; :;:;:;:/´ _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´ | };´',´!, ;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ,,r´;:;:;:r'´ ﾉ ,| ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:; …………僕の部下を貶した罪は重いぞ。 ;:;:;:;:;:;:;:;:;| ／:;:;:r´ , , - ' ' ´,､／:; /| ヘ;:;:;:;:;:; ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ ／;:;:r,' , , ' ' _,,,-7'´・´~ } |／/ ヽ;;:;:;:;: ｀'''ヽ;:ﾍ /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; ' _／;:; /｀ ー ´ | /ﾍヽ "z;:;:;:;:; ヽ_/: : : :":;:;ヽ､ _,,,r´;:;:;:; ｀ | 入 z "=;:;:;: ／r' ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:' ヽ .|; ヽ ＼ 三 {;:;:;:;:;: "z ﾍ ´ヽ : ; ; ; ' ' ' ' ' r ｌ | ﾍ ヽ " }:;:;:;:;:; ´7 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; -=ヽ, /; ｌ. | | ゞ ;:;:;:;:;:; /,､ ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ; _ - / | | ゝ }:;:;:; ´,ﾄ " | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; , r‐'´ / ﾉ | /;:;: /:;:| 〆 | ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ; ´ ／ヽ / ／| _,,ノ;:;:;:´| |ﾍ ヽ ﾍ | ｀ = ､ _ _ ／ ヽ ヽ } / ´ / ;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;7 ﾍ＼ ﾍ ﾍ | ｀ ヽ ｀ ´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃見え透いた挑発に乗ることはない。それも相手が追いつめられていると ┃考えれば自分の怒りを押さえる為の鎮火剤となる。 ┃ ┃新城大佐も帽子を目深にかぶり直した。その表情も剣呑な物になっている。 ┃ ┃０：４３まで相談 どのウィッチを残しますか？ ┃ （ホライゾン、ミカサ、ほむら、アスナ） ┗ ＊アスナが選ばれた場合、航空ウィッチとして出撃できなくなります ミカサに直接お願いしに行って、お礼になんでもするって愛児に言わせよう（ゲス顔 ／ ＼ / ＼ j .:.:::::::::::::::＼_j ＼ | .:.:::::::::::::::::::r‐ﾐ'/⌒} ヽ ノｲ .:.:.:.:.:.: } ﾉ _ ﾑ .| ミカサ中尉を残す。彼女なら一人でも問題なく動ける。 ￣｀ヽー- ､ __ ／了|´ / ／ノ ヽゝ .| .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { | アンタらの護衛の為に残すんだ。彼女の指示には従ってもらうぞ。 :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く｀{ i .| :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l ｀ｿ＿ }_/ ｰ..､｀ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ ＞≦--.､ヽ / 二:..ヽ:{:..:.::.:＞ー::´::| ／ｸ′:..:..:..::.::.＼ヽ ／ ::.::.::.:ｰヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV ::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::／:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉 ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' ……俺は構わんが、いいのか？ i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! あのほむらとかじゃなくて、使える奴を残しちまってよ。 ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' _ __´＿ ‘. ， t''tzj´ ￣￣ ‘. 問題ない。これは保険だ…… { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' いざとなれば中尉ならお前を制圧できる。 ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// ひでぇ言い草だな、おい？ ＞ 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 俺はお前を信用してないからな {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j そうかいそうかい。そんじゃ、ありがたくそうさせてもらうぜ 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ | ､ /_ノ ｹｯ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長はそう言うと、ウィッチの護衛に付いての条件を飲んだ。 ┃ ┃いろいろと揉めたが、少なくてもカールスラントウィッチたちを切りはなし ┃代りに陸戦を置くこと。そして明日の護衛にミカサ中尉を置くなど、色々と ┃決めれた事は大きいだろう。 ┃ ┗ これじゃ三者会談じゃねぇか } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' ………… i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃さて、そろそろ１０分は経っただろうか？ 何故か市長は頻りに懐中時計 ┃を確認し、天幕の入り口と愛仁の顔を交互に見合わせている。 ┃ ┃さてさて、何か焦っているのか。それとも愛仁の様子を窺っているのか。 ┃ ┃ﾄﾝﾄﾝと、気を紛らわせるように机を指で叩きはじめた市長。 ┗ あと突っ込むべきは ・なぜ市長が避難民の代表を名乗っているのか ・クリスに暴行を繰り返したのはなぜか あたりか。 その２つは上手く組み合わせられそうだな 避難民の代表ならなんで仲間であり護るべき少女(クリス)に暴行を加えたのかって聞けないかな これは順番に聞いていくことに意味があるんだ。 敵に嘘を重ねさせて順番に逃げ場をふさいでいく。 クリスに暴行したのも、最初は ・なぜクリスを殴ったのか と聞いて、1回なんかの理由で殴っただけだという言葉を引き出してから ・繰り返し暴行したと聞いている と次の情報を突きつけることで市長を追い詰める。 ｀＞‐‐ : : : : : : ＼:}: :}＜⌒ ＜ :__: : : : :⌒＼r: ─‐ミ: : : : ＼ ／: : :/: : : :∧L: : : : : : : : : : :r一 ,／/:/: :/ : :i : :ﾄ､}:ハ: : : : : : : : 八 /:, . : : : : :| : :{ ,x≦i : : : :v ､: : : :＼ ｰ彡/ :ｲ: : { : |≧、ハツ: : : : } 〉: : 「 }/ |: :圦: |ゞｿ j:/ i : |/: :/＼ :∧:|ヽ: ヽ ___, |: ハ:/ i{ ｀ } ｲ:. ` , j/ { {::,::ヽ }/＼_ _.∠ ィ:／ } ／:::::. 〃::::／ 〉‐ _{ｰ┐:::::} i{::::::{ ／ /:: r‐:::::::/ヽｉ:{::イ ‘:::::. ／ ,::: |::::::::/ _:}:::|ヽ ｲx─:::::-... _」:::: ,/|::::::r‐:「─┐!〔,_「|r──-::::::}::::: - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! （ ……ミスト中佐も一応は喋っているけど ） ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | （ 市長や俺達の会話に相槌を打つぐらいだな…… ） < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃既にグラスは空となり、葉巻を吸っているミスト中佐。一応は会話に混じって ┃いるが……正直、市長との連携をとっているようで気味が悪かった。 ┃ ┃さて…… ┃ ┃下２～８ １、こちらから質問する ┃ ２、相手が動くのを待つ ┗ そこで更に新城さんに「避難民が無力な少女に暴行を加えた場合はどう処分しますか？」と聞いてみよう 新城さんならさぞ愉快な返答をしてくれる筈(満面の笑み 攻撃は最大の防御だ。 クリスの件を攻めてみよう なるほど 最初に「～な理由で問題があるから何度も折檻した」とか答えたらアスナやクリス本人の証言でひっくり返せるし名案だな しかしミストさんどうなってるのかねぇ ／ ＼ ／ ヽ / ＿__) ヽ- l ／l '´ r .l / ..|. U =≡= =='' ', （ 気はすすまないけど……やるしかないな ） /｀ヽ、__.', ヽ l ./ ＼ .ヽ. （＿ノ--' ﾉ / ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜ ./ ./ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ / l | ヽ .>､ r'__..>＞ | ./ iヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | | ' l 、 < ´ .i | i | | | ＼ / _,,-ヽ ヽ .i .| .i .|.l | .ヽ∠-''"ヽ ヽ i .| i |l ..| 〉 ヽ .l .| .i |｀ヽ| ／ l/ .| ヽ| .l .／ ./ l /.＼ ヽ l / .l 〉 ＼l ヽ ／＿_,..--'┬-イ | ＼ .／―‐┴''"´￣￣l | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃しかし、ここで新城大佐になにかあったりすれば大問題だ。ならば、自分が ┃進んで取り掛かるしかあるまい。会話の熱に当てられてか、少し上気した ┃頬を冷やすように顔に手を当てつつ、次なる質問を考える。 ┃ ┃１：１６まで なんの質問をするか相談をどうぞ ┃ ┗ 特に理由もないのに繰り返し暴行を行っていたそうですね。 ・市長は避難民達の代表のように振舞っているがそのような人物が避難民の代表と名乗る資格や資質があるのですか ・事実このような市長に対して避難民の中にも厳しい目を向けている人も多くおり、避難民の代表とは言えないのではないかと 思うんですが避難民たちの集団の秩序を守る責任者の1人であるミストさんはこの件に関してどう思いますか？ こんな感じでどうかな？ ・市長はこの集団に合流する前にカールスラント軍の魔女のバルクホルンさんの妹である幼い少女であるクリスに 特に理由もないのに繰り返し暴行を行っていたそうですね。 ・このような市長に対して避難民の中にも厳しい目を向けている人も多くおり、避難民の中では問題視する人もいますが 避難民たちの集団の秩序を守る責任者の1人であるミストさんはこの件に関してどう思いますか？ ・市長はこの集団に合流する前にカールスラント軍の魔女のバルクホルンさんの妹であり、幼い少女であるクリスに 特に理由もないのに繰り返し暴行を行っていたそうですね。 ・このような市長に対して避難民の中にも厳しい目を向けている人も多くおり、避難民の中では問題視する人も多くいるようですが 避難民たちの集団の秩序を守る責任者の1人であるミストさんはこの件に関してどう思いますか？ でそういえばと話をつなげて >>1120にクリスに対する暴行の話 でいいかなと思う 脱出が最優先といった後、わざわざ脱出のリスクがあがる命令を出す ある程度の被害は許容できるのですか? あんたは何で市長をやってたのかな? 血統とそれくらいの特技があればもっと上に行ってただろうに。 ウィッチを精神的な柱といった傍から侮辱する。 魔女の護衛は必要ないのではないかな? 特に理由もないのに繰り返し暴行を行っていたそうですね。 このような市長に対して避難民の中にも厳しい目を向けている人も多くおり、避難民の中では問題視する人も多くいるようですが 避難民たちの集団の秩序を守る責任者の1人であるミストさんはこの件に関してどう思いますか？ ところで時間を気にしているようだが、サプライズかな？それとも用事かな? 理由を聞かせてもらいましょう （1回殴ったとか適当な理由をつけてくると思われるので、それを引き出せたら） ・暴行は繰り返し行われたことを確認していますし、避難中にようやく意識が戻った彼女にそのようなことができるとは思えません ・市長は避難民達の代表のように振舞っているがそのような人物が避難民の代表と名乗る資格や資質があるのですか ・事実このような市長に対して避難民の中にも厳しい目を向けている人も多くおり、避難民の代表とは言えないのではないかと 思うんですが避難民たちの集団の秩序を守る責任者の1人であるミストさんはこの件に関してどう思いますか？ , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' _ __´＿ ‘. ， t''tzj´ ￣￣ ‘. ところで、頻りに時間を確認しているようだが { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' 何か用事でもあるのか？ ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / U {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' ……ッ i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃不意にそう突いてみると、市長の動きが止まった。机を叩く指もぴたりと ┃制止している。 ┃ ┃じっくりと視線を挙げ、愛仁を見据えた。額に汗が流れるのを、彼は見逃さ ┃ない。 ┃ ┗ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ……なんてな。 ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : 「いま何分経ったか」って気になってしょうがない性質なんだ。 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ 本当なら腕時計があるんだが壊れちまってよ…… } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃そういうと懐から華美な装飾があしらわれた黄金の懐中時計を取り出した。 ┃ ┃表面にはカールスラントの国章と星のマーク、なにやら細かい文字まで ┃彫られていたが……そういえば、彼が皇帝の遠い縁の者だと言っていたが ┃ミストは証拠があると言っていた。その懐中時計が証拠だと言われても ┃思わず納得してしまいそうなほど、華美な逸品である。 ┗ . ´ ｀ . ／ ':, / ＿_ ノ ー‐ ', ところでよ、いま何分たったか分かるかレイヴン？ ＞ ./ -― ―- / （ ● ） （ ● ） i , ／ ､ ､ | ……１５分、ってところか？ ', { 人 } } ゝ ｀ ‐-‐ ｀ー ' /、 /＼ .ィ ￣} / ＼ ｰ- ＿＿ .｡-＜ ∠i / ＼. / ‐' ´ .| ,.＜ム､＿ ｀ﾍ | / ／＿_＞--イ｀＞-､ ／////／.: .:￣〉 l./ ∠ィ´: : : : : :////////＼ ///////: : : : : : :i ./ ／.: : : : : : : : ://////////;ﾍ i//////.: : : : : : :{ { / : : : : : : : : : /////////////〉 l/////.: : : : : : : :| | .〉: : : : : : : : : :i///////////;// . ,'////.: : : : : : : : :| | i : : : : : : : : : : {//,'///////／;〉 ////,'.: : : : : : : : : :| | | : : : : : : : : : : l;/{/////／///＼ ///,i : : : : : : : : : :.:| | |.: : : : : : : : : : .∨////-一"///∧ ///|: : : : : : : : : : : | | | : : : : : : : : : : : ゝ////////////∧ ///i:.: : : : : : : : : : :| } |: : : : : : : : : : : : :{/////////////∧ ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } そうだな。もう１５分も経ったんだぜ…… ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃そう言うと市長は、椅子の背もたれによりかかり脚を組む。愛仁を前に ┃今度は逆に彼がレイヴンを睨むように見据えた。 ┃ ┃……なにやら考えがあるのか。少なくても、自身が湧く何かがある様子。 ┃ ┗ 取り巻きが市長を支持する理由は、血縁じゃなくて、ウィッチをなぶれるという実利なのよ。 だから市長が本当に皇帝の遠縁だろうが、地位を偽っている偽物だろうが、 それは決定的な「市長を追い落とす武器」にはならない。 いま考えるべきは別の部分だと思うな。 ／ ＼ ／ ＼ .そう言えば、アンタは……此処に合流する前にクリスを殴っていたそうだな。 ／ ＿＿＿ヾ ＼ | l i::::::::) i ＼ 彼女はカールスラント軍のウィッチであるバルクホルン大尉の妹で | ヽ｀ー´ノ ＼ ﾉ ￣ |. 幼い少女である彼女に特に理由もないのに繰り返し暴行したとか…… (,,＿,, .| {＿ノ´ ／ ＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／ ソ´:::;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿__ ／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ, / .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::| 〈 _ _＿＿＿__ ヽ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } あぁ、それの事か。確かに殴ったぜ。 .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト 貴族が行動に対して正統性を保証してるってのは結構大きいから、武器の一つとしては十分でね？ 天皇陛下をご意向って程じゃないけど、頭を瓦解させれば商人連中はこっち方面では無能だし ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } ……殴った事を認めるんだな？ { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l あぁ、でも勘違いするなよ？ l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / あれは譲ちゃんが「勝手に資材をくすねた」から殴ったんだ。 ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ 何度叱っても言う事を聞かなくてな……俺も困って、ついな。 i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l うん。なにか別の武器で攻撃できるときに、 相手の防御を突き崩す材料にはなるよ。 つまり補助火力にはなるけど大砲にはならない。 ／ ＼ ／ ヽ / ＿__) ヽ- l ／l '´ _ r .l / ..| t''j"´ =='' ', /｀ヽ、__.', ｀¨¨´ ヽ l ./ ＼ .ヽ. （＿ノ--' ﾉ / ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜ ./ ./ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ / l | ヽ .>､ r'__..>＞ | ./ iヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | | ' l 、 < ´ .i | i | | | ＼ / _,,-ヽ ヽ .i .| .i .|.l | .ヽ∠-''"ヽ ヽ i .| i |l ..| 〉 ヽ .l .| .i |｀ヽ| ／ l/ .| ヽ| .l .／ ./ l /.＼ ヽ l / .l 〉 ＼l ヽ ／＿_,..--'┬-イ | ＼ .／―‐┴''"´￣￣l | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃一瞬だが言葉を疑った。市長の言葉を文字通りに読み解けば、彼女が ┃盗みを働いた罰として殴ったそうだが……クリスはそんなこと一言も言ってない。 ┃ ┃下２～８ １．いいや、嘘だな。 ┃ ２．……一応、詳しく聴きたい。 ┃ ┗ 何だかんだで一番早いのは鉄平を始末するか掘るかだし どうしてそこでお目付役を付けるという穏当な考えが･･･無理かw >>1152 少しずれていないか?要塞攻略するのに前衛陣地のどこから崩すかという方向で考えているが。 会話を逸らすのが目的とみて１ 正直どっちがいいかはわからん 情報少ないし 話したくないな ２でいくのがいいと思う。 ２ ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1391700525/3227 以降で書かれている話（うるさいから殴られた）話はレイヴン聞いている？ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } 詳しいも何も、そのまんま。資材をくすねようとしたから俺が仕置きしたんだ ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 食料の入った缶詰とか……まぁ、食いモンだな。 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ ……嘘だと思うなら他の奴にも聞いてみればいい。 | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ 「全員が知ってる事だから同じような答えがかってくる」がな =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃……しまった。生き残った奴等の殆どが市長側とすれば、間違いなく彼の ┃不利にならないように口裏を合わせてくるに違いない。 ┃ ┃自分はクリスから聞いただけだし、この話を知っているのもアスナとシュテルだけ。 ┃ ┃……多数決式なら間違いなく愛仁が不利だ。 ┗ ,．'´: : : ´￣ :｀: : : : : : :＼ ＿_ ／: : : : : : : : : : :.: : : : : : : : : :.>＜二フ / / : : : :ｌ: :|: : : : : : : : : rｧ : : : : / ﾊ {-= / ,′: : : :|: :|: : : : :.: : :ｌ: :| 乙 : : :| ヽ ＼ / |: |!: : : :| ｜: : : : : : :|: :l Z: : : :! ｀ ┘〉 |: |l : : |ヽ..|: : : : : : :.; : :ヽ Ζ : :V ﾊ ＼ l: |〉､.⊥ミﾒ､: :.､: :.厶斗┤ ｝: -､V ∧ ＼ ｀ ｰ ､ V, : :ヾﾍ リ ＼/V ﾍ リ丿 |/ ｲ l: :｀.〈 } ＼ ＿_＼ /: : : { ￣ ￣ .ヌ ﾉ: : : :{、＼ ｀ |: : : :.| ヽ r ´: : : 从｀ｰ－ヽ |: : : :.|､ .′＿_: : : :V |: : : :.|,≧,ィ≦三ミ､ﾆ＝≦ﾆﾆﾆ/ : : : : V |: : : :.|ﾆ/ﾆ/＿/ﾆﾆ_ヽﾆﾆﾆﾆﾆ,: : : : : : : V .,| : : : ;_≦{＿_}ﾐ､ニニムﾆﾆ≦＿: : : : : : :.V /:l : : /ニニﾆﾆ二_ヽﾆニムニﾆﾆﾆﾆ_x｡ : : : V . :∧: :/ﾆﾆﾆ二二二二',ニニﾑニ／ ／ﾆ_＼: : : . ／: :/ . Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二',ニﾆニV ／ﾆﾆﾆﾆﾆヽ: : : ＼ .／ : : ∧ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二_iﾆﾆニﾆ}/二ニﾆﾆﾆﾆﾆ}: : : : :.＼ . : : : : :/二Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆニﾆ!二二二ﾆﾆﾆﾆ| : : : : : : :＼ ／ : : : : /ニ_/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ニﾆﾆﾆ!二二二ﾆﾆﾆﾆ|: : : : : : : : : :＼ . : : : : : : :./ﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二|ニﾆﾆﾆ!＼二二ﾆﾆﾆﾆ| : : : : : : : : : : : .ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃しかし、愛仁には２つの突破口があった。 ┃ ┃一つはメルトリリスの情報にあった「クリスが何かを知っているから」という ┃情報と、アスナを直接此処に呼び寄せて第三者の意見を聞くという方法。 ┃ ┃前者は確証の無いが相手が隠していた内部情報である。そして後者ならば ┃アスナの証拠も含めて此方が有利になるだろう。 ┗ , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' ＿＿ __´＿ ‘. ， ￣￣ ￣￣ ‘. （ どちらも一長一短だけど…… ） { ∪ "' ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃メルトリリスの情報ならば不意は付けるが、その後がどうなるか予測できない。 ┃アスナをここに連れてくれれば論破は出来るが……少々時間がかかりそうだ。 ┃第三の案としては、これ以上時間をかけないためにも、この話題をここで ┃区切るというのもあるが…… ┃ ┃しかし、上手く事を運ばないとかばい合いをしてると非難されるかもしれない。 ┗ ／ ＼ / ＼ j .:.:::::::::::::::＼_j ＼ | .:.:::::::::::::::::::r‐ﾐ'/⌒} ヽ ノｲ .:.:.:.:.:.: } ﾉ _ ﾑ .| ￣｀ヽー- ､ __ ／了|´ / ／ノ ヽゝ .| .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { | :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く｀{ i .| :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l ｀ｿ＿ }_/ ｰ..､｀ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ ＞≦--.､ヽ / 二:..ヽ:{:..:.::.:＞ー::´::| ／ｸ′:..:..:..::.::.＼ヽ ／ ::.::.::.:ｰヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV ::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::／:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃しかし……幾らか手段を踏めばバレそうな嘘をつくのにも疑問がぬぐえない。 ┃ ┃相手の手段が分からない以上、これも何かの策だと思った方が良いだろう。 ┃ ┃時間稼ぎか……先程から何度も時計を確認しているのにも関与しているのだろうか？ ┃ ┗ . ／:. ＼ /: : : ＼ . / : : : ヽ | : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l |: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: | |: : : : : ´"''" "''"´ l ,＿ ヽ___ （ j ） u ／＿_ ／:: r' | r'￣二ﾕ:｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ : :: :: :`:､＿_ : : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : :: :: :: :: :: :＼＿_ : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ : :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ : :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ : :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :} : :イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiiiiiii｝ | : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :! イノ: : / /: :: :＼＿ ￣＼iiii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃さてさて……今此処で市長の嘘を晴らすか。それとも警戒してここは ┃一旦、彼女の冤罪に目を瞑るか。 ┃ ┃ ┃下２～８ １．クリスには悪いが、ここは止めておこう…… ┃ ２．いや、冤罪を被ったままにさせるか。 ┗ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } 分かった……いまはそういう事にしておく { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ U l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' やけに素直に引き下がるな。 i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / 冤罪なら後でも晴らせる ＞ ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃「もしも、それが嘘だったら覚悟しろよ」と、念のためにくぎを刺しておく。 ┃ ┃……相手の企みが此方の思想侵略だとすれば、これも戦術の一つなのか。 ┃ ┃どちらいせよ、市長の顔をみるに悪い判断では無かったに違いない。 ┃ ┗ r' _ /: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ /￣ゝ='-―/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : : : : :. ￣￣￣ /: : :{: : : | : : : : !: : : :|: : : !: : : :!: : : : : : : : : :. /: : : :|: !: :.!: : : :.::|: : : :|:.!: :.!::. : :|: : : : : : : ! : : ＼ ……ねぇ、ディアーチェちゃん。 /: : : : :!:.|: :ﾊ: : : .::l : : : !::! : |ヽ:. :|: : : : : : : ヽ: :＼:ヽ /:!:|: : : :.!/!/ !: : ::::|ヽ: : ﾘ '; :} !:./!: : : : : : : :ﾄ､: : :!⌒ヽ 'ｲl::!: : : :.{ .r≧ﾐx: : :! }: /-‐}'＝!/ }: : : :l: : : !:l:::.: :.ﾄ､_ |::!: : :. :.! {了心､:.::! !/ｲ行心'' ｱ !: : :.l::.: : !:!ヽ:::.:!: : ! |:ﾊ: : :ヽ:! 弋ツ ヽ! ' {r'ツ / }: : :.:.:!:. :|:l:.:.:ヽﾄ-r'＼ |! 从:.:ハヽ ! ¨´ !: : .:ハ:.::ﾘ.:.:.:.:l|ヽ!: : :!_ ヽ! lヽ ヽ |: :./ ./ヽ::!.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ!: :ヽ | ヽ::＼ __ ,ｲ: / ./.:.:.}/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ-,::| ＼:l＼ ｀ _,. イムｲ ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨｀ヽ ｀ --‐=､ !=''" .／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨:::!_ |.::.::./:}.::.ヽ,.ｲ.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}::::.:! /}.::.:|ヽ.::.:.ｲ.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ::|_ }.:ヽ.:| |.::.::/イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.! . - ─ ─ - . . ´ ＼ ／ ＼ ＼ ヽ . ' / ヽ ハ ハ ハ / / i Y ∨ .ハ .ハ . . / .' i .| | ∨ V ハ i .' ! i !人 j_.斗＜´jﾙﾊ ｌ l| i| ん？ どうしたのだ少佐……？ ｌ l i _!斗＜＼ | .ｨ升´笊Ｙ ! .| l| l| | l i八. r≠ミ ＼j 八r'以ﾘ ｲj .i | l| 从 | j | !ヽj以ﾘ """ |.! 从 !/ ハ .从 .l l ﾄ.ハ"" . u 从//ﾊ人/ ﾙ' 人 | 人 }i| ∧ _ _ . ｲ///ﾙjﾙ' ＼l'// )ﾙ/ﾙ〕ト . __ . イ斗r ´⌒ヽ )/イﾙ'/八ル'x‐‐ｧ'Ｚ 》.::V . / /.:://.::::/ . / /:::<X.::::/ u/／ ﾄ、 / /.:::/:X >j ／ ﾙj . '／: : : : : : : : : : : : :＼: : : : : :.＼ . /:/: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.丶 /:/: : : l: : : :.: : : l: : :l: : ; : : ﾊ: : : : :. : ヽ //: : :l: :|: : : :j!: : :|: :/: :/|: ;ｲ:.!: : : : :.: : :.' . 〃l: : :ハ:|､: : ハ: /}:/ﾒ:/-|/ |:.:}: : : : ::.:. : :' 一つだけ聞きたいんだけど……当主様ってお酒飲んでた？ ': :{: : |‐-トヽ:{ j/7'zﾃ=0ﾃ､/イ: : : : :.:.:. : :ﾄ､ ,': : :ヽ:ﾄrr=0k＼ 弋z夕/ /: :,: : : :/: :. :ト＼ いや、飲んでないぞ。最初に止めたろうに ＞ .::/: : : :ﾄ杙z:ﾘ } /: :/: : :./:.:.:.: :l |:l: : :|: :.l 〈 ,.': :/: : :./:.:.:/:. .' んー…… |ﾊ: : |: :.l ／:／: : :.ｲ:.:.:/|:.:/ ヽ:.:l:.:人 - - ／イ/: : ／/:.:ノ:.:!/:} ヽﾄ､:.:.:iﾄ:.､ _彡'´ /,久_:.:j':.:l-､ ＼|＼l＞．__. ｨく ′ マ:.:.:.:. } ｀ ' }_.ィ三三ﾆ＝=ヽ＼:.:ﾄ､ ／三三三三三ﾆ＼ﾐ{:.:.:.ヽ ／三三三三三三三ﾆヾ､:.:.:.|_ /三三三三三三三三三ﾆ〉:.:.:冫 /三三三三三三三三/三ﾆｽ:.:人 /三三三三三三三三∧三三〉:.:. :) ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ディアーチェに否定され、蘇芳はもう一度愛仁の方をみる。 ┃ ┃既に会談が始まってから２５分は経った。会話だけならば充分長い時間だ。 ┃それもただ待たされている蘇芳の体感時間からしてみればもっと長い。 ┃ ┃ただ、今注目すべき点は……愛仁の様子が少しずつ変化している事だろう。 ┗ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : ; : : : : : : :`.､ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :;': : : : : : : : : :ヽ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ; : : : : : : : :!: : : ﾍ /: : : : : : : : : : :{ : : : : : : : : l: : : !: : :l: : !: : : :!:', /: : : l: : : : : : : :l: : : : : : : : : !: ､::ﾊ : !!: : !: : :.!:!l .//: : :,': : : : : : : :!: : : : : : : : :lヽ:!';:!_';: !l : :ﾘ: : :!:!:! /ｲ:l: : :l: : : : : : : :.!: : : : : : : : :| ,｀_'!_｀;!-:/l: : /:.!l! 首まで真っ赤だけど……お酒に弱いのかな？ ' l:ﾊ: :!:l: : : : : : : :l: :l: : : : : l: : !. ヽ .r:ﾘ`l/ l: ｲ:./ j ! ';l';:!: :!: : : : : :l: :Ⅶ: : : :!: :.! ヾ' ...:::l::!ﾚ' 扶桑の人なら空気で酔っちゃう人もいるけど…… ＿r!:ﾊ: :!: : : :l: :l: : Ⅶ : : :!: : ! :::::::ヽ /:.r‐'"ヽ',:.!:'; : :/!: !: : V : : :!: : ! > , ィ!: : 〉 ﾘ｀'; :/_!:ハ: :ハ: : :!､: :! r' !: : : ;ィ!__ '′ﾘヽﾊ:! ヽ: :l .ヽ! -,r':.| ,イ:!:;ィ’ｰ--､ヽ ヽ､.ハ:.!､ /: :ﾄ,:! ,ｲ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ヽ /ヽヽﾍ!ヽ`ー-.'!: :/ ﾘ {ｲ＝''＝= ､.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼ .//ﾊ /::::::/ ∨ ./ ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ヽ/ ｀´ /:::::/ / ＼.:.:.:.:.:.:ﾍ ﾄ-/::::::/､ ! ヽ.:.:.:.:.:.:', l }｀ヽ::ヽ ヽ ! ヽ.:.:.:.:.:.! ﾉ / /!:::::l ! .ｌ l.:.:.:.:.:.Y ! / !::::/ / ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃目の前で市長と話している愛仁。蘇芳からは背中しか見れないが…… ┃時々覗かせるうなじは、酔いが回ったかの如く真っ赤に染まっていた。 ┃ ┃着ている戦闘服である「神衣」の白さも相まって特に酷く見えた。 ┃ ┃まさか、酔ったのだろうか？ 蘇芳は嫌な予感を感じつつも様子を見ている。 ┗ , ´ ＼ ／ U ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' _ __´＿ ‘. ， t''tzj´ ￣￣ ‘. （ ……なんだこれ。酔ったような感じがするけど ） { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃とはいえ、身体の違和感は愛仁も感じていた。酔いが回ったように体が熱いのだ。 ┃ ┃アルコールの類いは一切摂取してないし、そもそも彼はホライゾンのヤケ酒の時にも ┃瓶を数本開けてもまだ余裕の様子だった。 ┃ ┃それなのに……軽く思考が浮足立っていた。視界がぼんやりとする……。 ┗ ,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ. ,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ '''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ , ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ （ レイヴン……？ ） / / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､ ! ﾄ 〈 ''::; ´ / ､ヽ`ｰ ､.l ! __/ :ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,, "'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",, ､ ,,""ｯ, ヾ.､ /／￣,￣二ニニﾆﾆﾁ./ ,:.:.:.,i '',, "'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ ヾｰ´￣ .＿ l' /:.:.:.l| ,,'' "'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ / /:.:.::.:.i| ,,'' , ´￣￣￣￣ ｀ 、 , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ ヽ / / 、 , 、 ', } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i （ 大丈夫です。会話をするのも問題ありません。 ） .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! ,' i .l , , .,′ .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃隣の新城が様子を心配し尋ねてくる。彼の顔色も普段通りで問題ない。 ┃ ┃しかし、この場で一人愛仁だけがこの状態だという事はだ…… ┃ ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j どうした？ 顔色が悪いぜレイヴンよぉ？ 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃間違いなく、こいつが関与してるに違いない。愛仁はそう踏んでいた。 ┃ ┃頭に血が上っている。なにをされたが知らないが、特に身体が動かない ┃といった症状は無かった。腕も動くし、自由に喋れて思考もまだ回る。 ┃ ┗ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } 具合が悪いんだったら退席してもいいんだぜ？ .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ その間にしたい話を勧めておくからけどよ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト . ／￣￣￣￣￣￣＼ . ／:. ＼ /: : : ＼ . / : : : ヽ | : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l （ ここが正念場か……？ ） |: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: | |: : : : : ´"''" "''"´ l ,＿ ヽ___ （ j ） u ／＿_ ／:: r' | r'￣二ﾕ:｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ : :: :: :`:､＿_ : : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : :: :: :: :: :: :＼＿_ : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ : :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ : :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ : :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :} : :イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiiiiiii｝ | : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :! イノ: : / /: :: :＼＿ ￣＼iiii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃とはいえ、まだ当初の目的である指揮権の話を果たしていない。 ┃ ┃ミスト中佐に話を通したくても、この男の存在のせいで邪魔が入る。 ┃そして自分だけが退室するなどもってのほかだ。 ┃ ┃熱の入った頭をさすり、目の前の人物を見る。本当に何者なんだ……。 ┗ 今日はここまで……やってる私が言うのも何だが、長いな市長。段々と殺意を覚えてきそうだ…… おう字までホモホモしくなってきたやないか 焦ってるかだよな 慧眼の出番こなかったか ときめきマテリアルをクリアしていると思ったら、いつの間にかメインヒロインがオッサンになっていた感じやなｗ ステが足りないと鉄平に「一緒に撤退して噂されると恥ずかしいからの」とか言われるんだろうかｗ 安心してくれ七色 既に殺意を抱いている オッサン攻略するにしてもマロニーとかパットンのが良かったですw …ってーか七色何でここまで鉄平プッシュするの？ もしかして鉄平好きなの？ ガスの類ではなさそうだけど 今スレの最後まで似たような展開続いてたら流石に切るかもしれん ついに七色すら市長に殺意を･･･これは終わったなw 万が一にも有り得ないから勘弁してくれ。おっさんの性転換とか誰得なんだ…… これは次はレイブンから話を振らずに蘇芳辺りから新城さんに軍事上の事を話さなけばならないので 市長に退出をしてもらってはどうでしょうと話を振って見るべきかな 4月中に市長パート終わるんだろうか… 自分で組んだプロットに作者自身が殺意を抱くｗ 割とよくある話（迫真 酒でも無いなら……タバコ？ でも新城さんには異変ないしなぁ……何処で仕掛けられたんだろうね？ アフリカワタリガラス：絶望は死に至る病なりﾄﾑﾑｿ从从ﾑｨｲ´ ゞ从从从从从从从Y{´ｨ ﾊ从'ﾐﾐ''ﾞ::::::: :::::::"''爻彡ｨ 爻ミミ''⌒ミヾ=ﾑ},,{,,ﾑｨ≠≪,彡ｲ ´ヾミ爻ﾏ''"ｎﾞ'>爻''爻く"ｎ ｀_ﾑ彡ﾒ . イ彡ﾐ{ゞ´''ﾞ"¨卞'ﾑ ,ﾞﾏ"⌒¨-=ミ彡ｿ 地獄開始！ /´ノ彡. ＿＿＿_. }彡' イ彡ｿ. r. ｧ'ｨ───ﾄヽ.,丶 i!彡ｨ ﾊ-寸{ 弋:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｱ' / |彡匕 ｲ{ ﾘﾍ ∨:i:i:i:i:i:i:ｉ∨ ﾑミ毛 ﾞ弋ﾄﾑ. ゝー─ｲ /ミ彡 ﾒﾊ‐‐､ :::::::::::::::. / ミ弋 ｿｿｿゝ、. ＿＿ ｨ'{ミミ（ 从ｿﾉ}:: 〕::::＿＿＿::〔:::{ミゞ( ﾍﾘﾊ}＞''" ┃ "''＜ﾘ / ┃ Y __{＿＿＿ｧ''"⌒"''ｖ＿＿}___ ｧ--､___... -‐ '' "´. 弋う＿ん' ￣"'' ‐＝- ,,.._,----､ / / ┃ ',. ヽ, ./ | ┃ ', ﾊ ＞─ ､.＿＿ ／ ＞‐ ‐‐＜｀ヽ､ ,ｲ /. ｀ ﾍヽ . / ,' ヽ . ',.‘､ i / . / ,'. i i. ', ﾊ. ', Y . i . | l ,' | { } i. } } } i |_i,,{ ﾄ_|_ﾊ{ ﾘ } ﾑ ﾉ | | ..,' i ｨｨY⌒ヾ 从ﾘ'Y⌒ヾ',｀ヽ ', ………… ..../. ,' ｿヽ () () ﾉ''! {! ', ノ/ ,' ﾑxxx￣ i} ￣xx||. ', ﾍ, . //ｲ/ /∧ |ﾊ ﾊﾍヽヽ ,'/ { ,',' i!ｲ i＼. ⊂⊃ u.／ﾘ } } }. ﾄヽ {' 从 { ﾄ∧ { ﾊ＞ __ イ!__ノ_ﾘ!ﾉ ﾉ|ノ.丿｀} . ゞヾ ヾ" ,-}. {ﾊｲ ノ イ}ｲ''". ' __,＞‐/〈.. ﾏ ゝﾍ､ . ｧ´__､,-'"/. ',__ _./ | ‐､''＜ . /V |ﾊ ,' _ ',｀ ∧ | ,ｲｨ¨ヽ /. ‘ { /イｲ ∨ ヽ、 |. V/. ‘, ちょっと出かけてきます……少しだけ仕事が入った…… >‐'' | ﾞ＜ ',ヽﾄ､.／ ＿∧＿ ﾞヽ_,ｙ ,ｨ ', ', 久＞.∨＜悠. }. / 勹. ,==ﾄ､／＼斗-､_ノ斗 ｰｰｰｰｰｧ''"￣¨¨⌒>く{_{|. ﾞYﾉYY､___ﾉｨOi }､ . ＼ //7／ヽ/￣｀', } || l勹 }ﾏ┴ﾄ､ｨ7､___ノヾ) ＿ 戦術「音無」発射準備…… . ｀///,r‐､...ﾑ --. ',-､ﾟ>--ﾍﾉ､≧//」」｣｣｣ｿ､ヘ . 〈 y-|⌒ヽ/ﾞ{!凵 ﾉ_）}ゞ-'ｲ ＞ｘ┴ﾟゝ==彳ヽ / . ',ｨ.ヽ.}‐､ゝ.ｲ￣ノ Y==ヽ// ＞=-＜__ i! } 'ｧ=､{‐‐.ﾉノ 彡 乂_ノ_ノ弋ﾏ Y¨Yﾉi! ﾍ ﾏ｀ヽ､（(ﾆ)）__,-‐‐''ク＿|___,,＞-ゝ=ｲi!ノ 普及型強化外骨格「零改」 ﾑ⌒i }､夂乂_ﾉ-、,-フ | { |.:::::::::（○）::::::ﾉ ゝ‐'. ｀ ＞ﾍ ¨''_ｱ-‐{￣￣}‐‐:::::::::::::::::::ア ＞''"ﾍ >''"ﾐ{{ミミ{----}彡彡::::::::::::ﾑ/_/ . ＞､ﾍヽﾑ＜ 〈ミﾐ{{ゝ-| }! |ー彡:::::::::ｱ . ／ﾏ､_／ ｲヽ｀ヾ､ﾘ＝=「}‐‐‐::::::::::ﾏ . /ゝ-ア /三=ﾑ＿ゞ＝!-!-=ﾆﾆﾆ≧ {ゝ-ｱ ＞‐''"/ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ」ﾆﾆﾆﾆニ＜｀ヽ ゝ-ｲ∨ヲ'‐ｲ/ﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆ {廿}ﾆﾆ|ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ . ゝ‐ﾏヽ/圷{ﾆﾆﾆﾆﾆｲiﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| ﾏﾆﾆﾆﾆﾆニ〉 ｀{‐{ﾄﾏ＞＾＼ﾆﾏ'ミ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| ﾏ孑''/¨''''‐─､ . ',」‐/√ヽ ﾏ ゝ､｀ヽ || / /／¨''''ﾄ たぶん同じだと思う……量産型と言えども侮ることなかれ。零改は三機揃えば零すら凌駕してた…… というわけでただいま。 普及型強化外骨格12体とかなんだか楽しそうなんだけど…… 末期戦みたいに！末期戦みたいに！ ウィッチ？さあ… 何の小隊かによる 自動車化歩兵小隊なら20人のことが多いかと。 戦車に見立てるなら３～４両で1小隊 >>603 なんてことを……アフリカは末期じゃないだろ！ 殲滅戦をするだけだ！ さて、暇だし……なんかやろうかな 絶望は死に至る病なり . //＼ ┌个┐| | .:| それは紛れもなき真実なり | .:|...:|/:/...:.:| ＼ | └┴┬i::::| :::...>、 |[]..::[]. 〈〈::::| ‐く.:〈 ,、 |. : : : :.: :＼:|. .: ::L└i _ .||＿ | : : : : : :、 〉〉/〉 ::.: :└i:| //＼| ::::ﾄ､＿_ : : :||＿'//､п 工エ::「 /〈. ::〈|-､_/::::::..＼r':.|.::[,/T>.:/ﾛ〃乢 ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.-―'冖''l''~ﾞﾞ￣￣ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ´""""""""""" ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ…… : :∠7ﾍlｺ:::|:.:..|-i_::_r√ソ＼>へ:| :|:ln| :]:|:П叮 ,,,、 .,-‐'"|'''〕 ,〉!'!'"｀ﾞ''''¨''"´ : :|ｪ| .:::::|:.:.|:::..|::::.|＼.::::》: :::L;:.::r| .L/∟ﾛ⊥!┘." ｀'>---ッ''゛ 、.|.".i l !.!＞ : :|ｪl:∩ ﾄi:.|::::.l＼|_;;||;;:|L:<)┴‐'''"~.- ,,、 │/ ,i-‐.!┐ .| "...| ｰ''" : :|ｪ|_|::|/＜＞｡ ,,, ､. ._..-'"´ .! 〉,,|､ ".| lﾞ ! |｀'-､、 : :ﾚ|[:::《 ' ー―＜,,,,,,....ﾆ=---ｒ'" .｝ .ｽ ! l__, " " .! lﾞ .! ./ ｀ｰi￢ ､ _〈l〈V＼|コ..ｌ ＼ |゛ .ｌ ! i1.ｌ, ￣｀''､、/ |ﾞ'! ､|, .lﾞ.ﾞ/';;- ､....,,,_ _,,､ :ﾄ|ｪ|:|;;ﾚ' rｭ _, ｲ ! .′| "/ ﾞ'‐ .｀'''''''''ｰ ,,.│.l | .!i/ l │、.! .｀ﾞ/''-、 _..イﾞ.! !_,I..． : :|ｪﾚ ".... ､! _,,-''´ ., | .!´| ...ﾑ.ト‐゛ ｀'''''ー !,_ / .､ヽ.! !│,,! ,,二ﾆ'"ﾞ''ﾞ‐'~゛ ／ ,..-ﾆ" ﾞ'- ........ ,,__.. -‐'''"´ .! ｰ,,! ﾞl .ｌ / .,ﾉ''‐ .、 ,,彳 ,! !､ .!" .../ .lゞ´ ｀''-、'レ l . i .， ｌ |, ! |., | /ｯ........yｯr=｀-“′ .-'"..｀ _,.. i‐'./ .l| i .! l .| !'----､,,, .ｰ''"⌒ . ＿/ﾘ"│.,! .| . !､ ′/ .,,"| ′,!,ﾉ'''"゛ . ｌ ｀'ｰ|.._" l .｀i lﾞ，` .′|│ ． / ｀ﾞ￢---- _..-'{´、 ,i l ":! ! ! .! .|.；| .,／ﾞﾞﾞﾞ＼, !._,,,..、 ￣"''―-- ,、 ! | .′i | . ! / 'ｰ'″.､ ." ! ! ''i ﾞ‐i .! .,!、 l./ .!′ !,ｱ´ レ. ／ ＼ _.. - ..,、 ﾞｺ/ .lﾞ .ｌ .、 ! |｀ . l │ / .ｌ .! | .，リ .| ＿_／ ﾞi ＿ : ..､(,.l． "1 .",! ! {、 !″,i'ﾞ、 .! || .! .､.ｌ .l ｀ ／ l ! _..‐" .--―ｰ､、 .__,,,,,． ｀ﾞl、 ! ...| .,.i /│ 〉.! .ヽ "」″ .! ` ﾞ .／゛ た.ｌ ｀ﾞ´ -、 `ｰ-..,,,..「 .|.! .| / li:. ∨ 7 | ＼( ／=/::: ::::;:::. ｌｉ|ﾆﾆ| ::: l}l!' .::::: V⌒＼(／ ,ill| / ,:il . ｌｉ::. ∨ｌ=| Y〈ﾆlｌ .::::. :::::::: l|ﾆﾆ| : ﾉl!' :: l}ﾆニY ,illll|/ .:il . ｌi:::. |ニ, Ⅵ八 :::::. ::::: lﾆﾆ| ｲll!' ﾉ、ﾆﾆ)ヽﾆﾆﾆ| ./:il . li:::. |ﾆﾆ, Vヽ.〈 l} ::: }==Λ lll{ ( ヽﾆ/ /ﾆﾆﾆ|/::il . ｌｉ::.ｌﾆニ, / < V ハ :: lﾆ7l|Ⅵl{ ／=ヽ ` /ﾆﾆﾆﾆ从' . ｌi:::lﾆニ∨.ｨ＼´ <ﾆﾆ＼ ｹ7 .lllⅥﾄ, _ ／ﾆﾆﾆﾉ √ﾆﾆﾆ∧ )' '( Λﾆﾆﾆ＼//＼ }{＼ﾆニ7 lllllⅥﾆﾆ／l}ﾆ／／} lニ.ｲ=∧V `ヽ VΛﾆﾆl＼l ﾄ＼.∧ `＜7 llllll〉- ´ ,ｹ「／ﾆﾆl ﾚ´ 」∧ ,l} ならば希望は ＼Λ Vﾆﾆ＼ ＼ﾆニヘ lⅣ ∠ﾆ≦ﾆニし ´ ∧ ,il| _ -= { :. ∨ﾆγ⌒ >、ﾆﾆ.＼ Ⅳ ／ﾆﾆﾆ／ヾ￣ ) /ﾐヽ/=l¨ 生を喚起せしめる免疫なりしか？ ', :::. {(＼{ｌ { (_ ＼¨￣ ＼.|l ／ ￣¨／(_ l} /=/彡ｿﾆﾉ / ﾐヽ ＼ ∨八ゞ,.＼ ゝ `寸-=.个 =- ／ ﾉ/イﾆ彡´ / / ヽ ＼=＼ﾆﾄ.＼＼ ﾘ＼ﾆlﾆ／八 __ ,. ／／_ l彡´ ｲ /＿ ￣ ヽ ＼ﾆ≧L/ヽ=≧r彡ｨニYﾆﾆゝ≧7彡⌒yﾆ「 ／} l ,. -=- 、ヘ =≠γ〉{r云云ﾐy＼ﾆ|{ヽﾆﾏﾑ{ lﾆ{ : : l| , : :lﾑﾏ//ﾆ./y〔ﾉ } } }(r≦≧彡|ﾆ /ﾆﾆl lﾆ≧zz≦ｲ/ l／`,V=ﾏム`ゝ : ｌ| : :ﾉﾑﾏ/ニ/,' ＼ } } l}ﾆﾆﾆﾆ彡ｨﾆ ﾆニl lﾐ＞ ー ＜{ ／ ＿」lニlﾏム Y | ﾚ´マ/=L 」.L ＿ ＼l ﾉ ´⌒ヾヽ |ﾆ ﾆニl l/{l(三三 )l} ￣ l ￣ヽﾋl} j:ｌ|ﾑﾏlレイ￣ / / ￣l/γ ⌒ ヽ}ｌ}ｌ|ﾆ ﾆニl lミ≧zz≦人 ', ＼ ＼＞.火.＜ ／ / , ´ ／lゝゝ(⌒) ﾉﾉﾘ|ﾆ ﾆニl: ＞===＜ﾆﾆ|＼. ＼ ＼` =-= ´ 彡 ／ ／l | ゝ＞＝＜彡ﾘﾆ ≧ 八∨ﾆﾆﾆﾆﾆ 」 |/＼ ＞=- -=- ¨ ／ヽ l Lﾆ≧ = ≦//|ニ ニ/ﾆ{l}≠≠===＝´l l|r＼ ／==yﾆヽヽ＝＝＝彡ｌ|ニ ../ニ{l}/ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆl .l| ＼ ／「 Vﾆl lﾆニ| |ニ|ニ /＜／,/｀ﾏ ＞''"￣｀ヾ､_ ＞─-､ ゞｸ'乂ノzﾉ／ /''"⌒ヽ＼ヽ¨ヽ‐-ｨ''"ｨ'/////ヘ 我は今、無人となった荒野を 斤! ,. ｨ'⌒ﾏヾﾞヽｲ､ } ﾊ､ ￣"" ,,,,-‐‐‐-､ ヽ､＿＿ Yl _ , -‐、 o Oﾑ(0)O'ﾏ. ゝ--＜ ヾ､ー-‐''｀＼ 走りつつ、その答えを求むなり。 !ﾊ ｧf’:::::::::::◯_,>=＜ｚイ :(O)0ハ ゝ=＜ ⌒ /二ニ>-く￣ ＿＿ __,)>ｲヾ(O)ｲﾑ、 ._ -‐ ニ二ニ≡ﾆニ＞:、 /ハ ＿_／_ ＿＿／∧＼〉,zｨ〈＞ '" ＿_ -ｧァ斤ｧ⇒くハ ∧二ﾌに)く ゝ.二:::::::::＼＿／::::::::／ ,ｨfくr＜￣ ノ二ニﾊ-' 几人 !く←‐‐ ' l {l::::::::::::::::::::: __／ ＜ﾊﾊﾊl _ , r＜二三三三弐フー' マ , -―く〉__ハﾏ::/⌒ﾏ:::广ﾌ――ｫﾍﾏﾏlr ' lマニニニﾆフ人 ヽー―ｧ ィ７‐く弐弍ミヽﾏ:ハﾏﾑ. O.ﾏ:ﾌラ「彳彡クNl!:::::人,jニ斗 '"¨ ＼ ﾏ厂 ／l:∨ ﾊ＿__ 彳ﾉ人ゝヘ:乂...ﾉく:ｼ:／ｨ(r '7７7!＞ ' "￣ ￣ ｀ / /7:/f'7 （｀マニ'彡'T77_(ハﾄ.zzz》ﾍ＼」ｌ{:く/／ ィニニ＞ ＼ ﾊ/ ﾊi]ﾊ人 ヽ_}TT!く人＿_l,ノ ﾏｰ' /7广T７ ／ ヽ ヽ :! l 込フ > 二二ー―( _: : ィ^ヽ://∧ lハ / ニニ、 ﾊ �Α*_ ／ >―－く二二フクlｱ7ｧk!:{ ∨ ﾊ 〃 ﾊ l{ l ﾏ ー '" ／ ｀￣￣｀ー┴┴'＾ー┤ l｜ {l o ) ! l { ｀ ‐－ '" ! !ﾊ ﾏ :ノ :!ﾉ l ﾏヽ :/ ヽ ＿_ :／ / ＼ ￣ ＿ ／ __,,,, ---‐‐‐‐''"＞''"¨／ ＞''" ／ _i7ｧﾍ''" ＞''"＞''". ｘ く､＿ ＞''" ｧ" ﾑ v≠ ｧ''"¨ｭ{ ／ ヽフ''" ＞''". ｧ7 ………… /,'／,' ｧ"¨} ／ﾞ. {弋､__／¨Y ﾉ ＞''". ／/ . /厶孑､,___.ﾏ. ,ｲ ゞｨ' /／. ＿／. /─''''''"""""""""''''''''''‐‐--､ .. `'‐-＜''"/ゞ'「l./ ,ｲ ／. -=ﾆ. ／. / ヽ . ヾ ｨくヾﾉ ,ｘ'"-≠''"￣ ｀ヽ､＞''"´¨ﾄ／. / ',｀Yノ厶孑ﾆｨ" ≠''" ｧ＞" /. /=,,,,,,___ ヽ､,-､.／ 厶ｲ' （i ｲ ﾞヽ ¨""''''‐- ,,, _/〈 ｿ／. ｧ‐く"/〈i ゞ==匕. ﾑ "''‐-。、 ／／ //´Y//∧ヾ Y⌒∨ﾞ ﾑ¨｀＞x ｀''ヽ {..ﾊ 厶孑,'､ノ//从 //>>. 乂__ﾉ ＞‐''''下ﾄ､ ＞x ｀¨ . ',.. >ｨ"/ ゞ=イｲ!|从/∧/,ｲ （ ゝ-=イノ } ＞x / / //彡孑','」 { |从ﾏﾑ/ { ,,,,--､_/ ｀ﾞ‐‐‐彡 ﾉ ヘ ヽ ヾ〈 /孑ｨﾏ'⌒Yヽ＼ミﾐﾄ､ 乂 ｧ''" 〈 ヘ . ／//"7 -=ﾏ,' ,'ﾉ彡＼___ｘ-‐‐-ヽ ',. ｧ‐‐く ,ｨﾆﾆﾆﾆ>"｀ヽ ヽ 〈 ヾ､/厶ﾆ圦__,,ｲﾆﾆ彡ﾆ／¨¨ﾞヽ=', 乂夂_ノ ,;=ﾆﾆﾆ＞ﾄ､{ >,､ﾉ、 ヽ ゝ､ ヾﾆﾆﾆﾆﾆ=-''''''‐､/. /ﾍ_ゞ､ﾑ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV ﾄ､_,ｨ ） ヽ 〈 ヾ､‐''ﾞヽ（ 少ﾑ_____/ 〉彡 /｀ヾ‐へ彡孑乂,-‐､彡ソ"ハ ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ネウロイの瘴気が満ちた廃都市を、軍用犬に跨り突き進む愛仁。 ┃ ┃無敵の鎧をまとわなければ進む事すら敵わぬ重汚染地区だが、この ┃欧州において「生きている」人間は既に彼だけとなった。 ┃ ┃彼の後を付き従う人影はない。孤独という影だけが愛仁を蝕んでいた。 ┗ ,ィ´:.￣:.:.｀,ヽ､ ,ィ i＼ /,.-i.:.,;= ､.:.:{ {:.､!､／/ ……何処にいる。 ヽ:.:.Y!i ‘=ｿ.ゝ=':.:.:ヾ='ヽ:.:./ Y:.Y´..:.:{!:._:.:i}.:.:.:.:.:Y:}´ ヽ:ゝ/フ〈-<ﾆ二ヽ'/＿＿ ＿＿ ｒ､ r-r'⌒,.ｒ‐〉' | //､!ヽ､-‐Ｙ＿:.）:-.:.｀ヽ':.:.:.:.／ !:.:.:>‐/-､!'⌒:.:/ /ヽ-! ヽ ＼:|:.:.:.:.:.:.:.,:':.-:ヽ／ ヽ/:.:.:ゝ-':.:.:／ ,.' ,':.:} :.! }:!（二）:.:.:.:.:.:.!.{ ,':.（二）_:／ / i:.:,' :! |:{ヽ:.:r-､:.:_.:.':.:ヽ , -――- ､ /:!´:_:.:／ / i/ ,' i:ヽ,!.:ゝ _):.-:.:.:.:.{ ` ー- '― ´ ／ , ' / !.:.:{:.､:.:.:.:.:_::.:_:_.:ヽ -― - ´ ／ / i.:.:.∨ヽ:{ __）:-:.-:..ヽ ＿ ` ー ' / ,:' !:.::..ヽ:.ヽ:.:.:r=､:.:.:.:.:_} ' ｀ヽ､ / |:.:.:／ゝ!:.| {＿i}:.:.Ｙ:ヽ ヽ､ ＿ ,イ! , !-' ‘-r_`:-<:./ ソ ｀ ―- ´ ｿ / /-{ ヽ｀ヽ_,'-' ／ ／ /:.:.:.:! ￣ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃孤独な旅が始まってから既に3日が経とうとしていた。草木すら枯れ果て ┃ネウロイの放つ漆黒の瘴気に削られていく街を転々する愛仁は、ただ ┃一つの目的を糧に、欧州を脱出せずに只管ガリアの領土を彷徨っている。 ┃ ┃昼夜問わず、彼は月狼を進め荒野を走る。エクゾスカルを着込むのは ┃いつ目的の人物が来ても対処できるようにするためである。 ┗ {. {' ／ ﾄ、 ,,ｨﾆニヽ.／ ,ｨ. ＿ { ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾑ／厶-‐''" ￣＼ _Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≠ } ,イﾆﾆﾆ=(ﾞ＼／^）=ﾆﾆﾆﾑ￣¨ヽ ≠ ＞''" /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ>示-イﾆﾆﾆﾆﾆﾑ ',. {. ／ __／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ ゝ､ﾄ､__ノ____,-‐ /ﾆ三＞''"ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈 /ﾆﾆﾆ〉 ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｿ乂ニニﾑ ./ﾆﾆアﾞ Z辷ｰ-l-ﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆ! ｀弋ﾆﾆl ⊆ｲj{::|::}ﾆ／::::::::::::::::::::::≧㍉=/ {ﾆﾆﾘ ¨¨ﾞ〈::::ヘ.::::::::::::::::::::::::::: 弋__ イﾆ=/ ｨZ7¨¨＞､::::::::,-‐＜::::::㍉〃/三ﾑ ∧V ﾑ彡代㍉ 7 ﾊヾヽ ¨ヾミZ> ∧V ﾑ州小洲Ⅳ ﾊﾐ7 〉ﾐ! f㍉' ﾑ彡一＜lV 从/:/==! {ミﾘ /: : : : :ﾆﾆ㍉ ﾙﾇ:/ﾆﾆ.| lﾚ' /.: : : : :ﾆﾆﾆﾘ ﾙ彡ﾆﾆﾆ} ｲ. /: : : : : :ﾆﾆﾆﾐ ﾑイﾆﾆ=/ ./ ,': : : : : :ﾆﾆﾆﾆj /;ﾆﾆﾆﾆ/ / .;': : : : : :ﾆﾆﾆﾆ.|/示ﾆﾆ.ノ ﾄ〃.: : : : :ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ };ﾌ }:;': : : : : :ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉ / zj: : : : :.:ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ / ,: : : : : :ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ / l: : : : : :ﾆﾆﾆﾆﾆミ弋== |: : : :.:.ﾆﾆﾆﾆﾆ弌ﾐｿ |: : : : :ﾆﾆﾆ===ﾘ¨´ l: : : : :ﾆﾆﾆ==ﾌ 弋: : :.:ﾆﾆﾆﾆ/ ヽ:::三彡'' ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃この欧州の地に彼以外の残存人類無し。我のみただ一人、死の荒野に ┃無様にも生き残りし。 ┃ ┃いつも隣で愛を説いてくれた少女も、くじけそうになった時も支えてくれた ┃友の姿も無い。彼の傍らにあるのは、鋼鉄のエクゾスカルだけである。 ┃ ┗ ／ ＼ / ＼ j .:.:::::::::::::::＼_j ＼ | .:.:::::::::::::::::::r‐ﾐ'/⌒} ヽ ノｲ .:.:.:.:.:.: } ﾉ _ ﾑ .| ￣｀ヽー- ､ __ ／了|´ / ／ノ ヽゝ .| .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | {____/ { | :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l く｀{ i .| :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l ｀ｿ＿ }_/ ｰ..､｀ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ ＞≦--.､ヽ / 二:..ヽ:{:..:.::.:＞ー::´::| ／ｸ′:..:..:..::.::.＼ヽ ／ ::.::.::.:ｰヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV ::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::／:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃放浪5日目……今だ目的の人物は見えず。牙無き人たちの骸だけが ┃彼の行く手に残るのみ。 ┃ ┃黒い雨が降る中、とある無人の都市にて夜を明かす愛仁は軍人の死体を ┃発見した。既に腐敗し蛆が湧き始めているその死体は、恐らくネウロイの ┃凶弾に斃れし戦士の物だろう。彼はその亡骸に敬意を払い、眠りに就いた。 ┗ /ｖｲ⌒ヽｚ /《ﾐOｿYﾑ/ ゝﾏ｀{ Oﾘｿ' ｒ=＜￣ソ7､-､ ｧ''"ヾ}>‐ｖ-,-ｲヽイﾟ‐､____ ＜）}.◎}}Y¨{ ﾏﾂ 〉ﾊ/0 }ｲ´ 〈===∧ｧ-ヽ／ /ｧYﾘ=ｨ、. ＞''"仍斧 /ﾍ iOヾ､Oﾊ { {ｨｿﾄﾏ､_〕 , イ/,|ミﾐ圭圭 !､ｨ=､>ｿﾐ{ i i /ｿﾞﾏ彡ミ!. , イ///// |ミﾐY'⌒'Y OOi〈ｨﾘ| l ヽ∧ ﾏOO! , イ///////// |ミﾐi乂__ﾉﾑ {V､ﾂヾ／／／/}ﾄヽゞへﾘｨ|_ ｡r≦'///////,'ﾄ､彡圭圭 ﾏ} V" ｧ''ﾞ/"__{ﾆﾊ''ﾘ `ﾄ､{¨ﾄ//////////////,＼==- ノ | ∨_ｧ"ﾆニ［ニ］ヽ､〈ﾘ ﾄ､'////////,_ ,,... -‐ ''" . ｘｲ ＞''ﾞ匕=＞''''￣¨''''‐くﾍ＞>///＞ _ ,,... -‐ ''" />‐‐‐く/ｧ‐くﾑ}}ヽｧ‐-==､＿＿／//／＞''ﾞ _ ,,... -‐''ﾞ {〈￣¨| | ◎ﾉ''"夂| ｌ {{ ＞"/／ ＞''"＞ﾆ=---- ﾏ乂 { ﾏ { { ﾏ 〉‐‐‐‐く {＞''ﾞ／ / ／''ﾞ" ｨ/ ／ｘ＜ ｀ヾﾐﾑゝ____|'､ ＼三三ミﾊ_／／/ ／ イ{=〈〈‐‐ﾄ,Y⌒Y ﾞ>"/ｚzz{ ＼ ＞i ヽ,|ｨ ／ /／'"ﾑ } } } }}>‐く !___|/ {､ ¨| iO! ﾄ／ /´ ﾉﾉ_ﾉﾉ＿ノﾑ ◎） ／:::://‐-}＼. | |勹-､ ﾍﾍ// ／''''"ヽヽヽヽ ＼>‐く /:::::::: / } ＞‐| |く ﾍ､ ﾞ>=＜＿__ｚﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=--- ,'::::::::: / }､ | |. ﾍヽ巛巛＞ー‐‐‐ｧ､. くヘヾ {:::::::: / ∧｀ヽ | |ヘ､､__＼巛《|ゝ‐--イ／=== } . } ∨ ',:::::::/ ｧﾍ ﾍ ∩ﾏﾑﾏｨ少､___ | |￣￣¨ ﾉ / / ﾏ:::/､ ﾂﾏ∧ ＼＿| | ||==== | |三ニ=／,ｲ ノ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃放浪十二日目。朗報。我、目的の半分の救出に達成せし。 ┃ ┃懐から写真を取出し、少女たちの顔に紅いバツ印を付ける。 ┃ ┃残り半分……しかし、ネウロイとの相次ぐ激戦により化学物質の副作用が ┃身体を蝕む。が、治療はせず。細胞賦活剤「桜花」を打ちこみ、目的の為に ┃また無人の荒野を駆けはじめた。 ┗ ,_', ',/=○｀ヾ / ｉ / {{ 〉_',-､ } . V / ﾏ ',（─‐）__}__ﾉﾌ _ ,,... -‐ '' "´￣ ｀ヽ ＿ ¨ﾍﾊ_ノ-‐─‐''" _ ,,... -‐-､ ＼ ＼¨''‐〈￣¨''ヽ､≦=ー--‐''"ヾ. ',ﾍ.. ＼. ＼ ……来たか .. ヽノ Y¨ヽ}ゝ-‐＾i（_）（_）. }ヽ ', 〉. ﾍ. ', . 〉,..､. ゝｨ〈 Y⌒ヾ. | } }=}. ゞ､ ',. ', （_ノ (_ﾞ)./ } 乂_ノ}（_）（_）/ﾆ乂. ヽ､. } ', /-====// } Y¨ヽﾉ /. /!ﾆﾆﾆ=ヽ､__ ｀,' } {{三{ﾆイ⌒〈圦_ノi（_)(_）ﾚﾞY¨ヽﾆﾆ=> .フ } ,ｨ‐{oゞ=ｨ'ゝ---＼,'／ ゝｲﾆﾆﾆ／ ,' . / /¨∨」⌒ヾ-=ミ}:ﾊ... ゞﾆﾆ/ ∧ . ,' /◎ } }）l }ヾミ〈-ﾊ ﾑﾆ」/ / ゝ-- ､ | /. ノ /¨ヾイ （_） （）厶 ｌﾆﾆ,'. ／ ｨ⌒Y/ ノﾆ=} }ﾍヾヘ__/}ﾆﾆﾑﾆﾆ{. , イゝ、 ゞ-ｲ,-ｲヾ匕ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾆi , イ. ￣ ｀ヽ、 ／ゞﾆ」ゝ-＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 〈ﾆ', （´ ゞ///ノ /0 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ ﾊ. 乂_ . ﾞゞ-彳 { /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ厶 ゝ､ ￣￣ ｀ヽ ', {ﾆﾆﾆﾆﾆ ﾘ ゞﾆﾆﾆﾆﾆY¨ヾ_ ｀ '' ー‐‐‐≠､. ', ', {ﾆﾆﾆﾆﾆ/7. ﾞマﾆﾆ圦_ノﾊ } ヽ', {〉〉ﾆﾆﾆ」ﾋ' ﾞマﾆﾆﾆﾆﾑ ! } ｨﾚﾆﾆﾆﾆ/ ゞﾆﾆﾆﾆﾑ ,'. ,' （￣}ﾆﾆ=/ ﾄ､ﾑﾆﾆﾆノ＼ { 乂 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃放浪十七日目。ガリア・カールスラント国境付近にある大都市ストラスブ ┃ールで待つこと三日と17時間。 ┃ ┃目が眩む様な快晴の中、都市中央にて佇む我の前にネウロイ来たり。 ┃ ┃奇妙な昂揚感にさいなまれながら軍刀片手に、ヒト型ﾈｳﾛｲと相対する。 ┗ ヾ .|:::::|｀"＝,≠＿/ /ヽ / ｨ＝＝==.| _<ｨ≦彡ヾ<:::|.|／ ／| |￣.| | |:::::| / / / 〈::::ヾ´` ノ￣ l ｌヽ ヾｲｨ､ / /l l ¨ ‐-Z .| ' ´M M ∧｀´ヾイ´ .l ｌ ＼>ィ 三心ﾍ / l <ヾ / ,l | ｙ´|｀ヾ |‐‐ﾍ/::::l | ,ｲ ｌ ,イィ｀ 三イヾﾑ／ / ト､ ｀ ソ l 7 | ﾏ:::￣:::::/ .|,イ´斗',､ ﾄ､ ムィⅥ .Η Ⅳ≧/ /彡ﾏﾑ ､ l ,'.「| | |:::::::::::::/ 二≧ﾍﾍﾍ Ⅵ／ | ｲﾒ≦Ⅳ |｀////// | ヾ .l:::::ﾐ ､|,イ:::::::::::/ lﾍﾍﾍﾍﾍﾑイ ＿__| 小ﾏ◎ ///ﾞ"""ｨ=､ ＼l:::::::::必′:::::::/ 」ヾ`｀｀ ﾞ ﾞ Ⅷ三 ７´マ /// l ＼::::::::::::::::::ノ .∨ﾏﾏﾏ, ﾏ､ΓY三 / ./// ∨ ＼, イ´ ∨ ﾏﾏﾏ, ﾏヾ Ⅳ三 .Eｌ ./// ∨ ＼ ／ ∨ ﾏﾏﾏ, ﾏヾ寸三 少 /// ∨ ＼ ／ ∨ ﾏﾏﾏ, .ﾏヾ､ / /´ | ヾﾏ メ７‐ / ﾏﾏｌ .ﾏヽ＼ ./ / Ⅵ ＼ ／ ﾑ'ｌ´ / , ､ Ⅵ V / ／＞‐ヽ､ ,イ |ソ ,イ .ヽ .ﾔ .| _／ .／ ,任三ｲ /＼／ ／ヽⅥ斗心 ＼ ｀ヽ | .／ ,仼ⅣⅧ |:::l´ﾍ ／￢::| | 三三心 ＼ | ／ ,多三三ｲ .|::::l ≧彡 /:::| |三三三心 ＼ | | |三三三三≧ヾ ﾛ ／≦ |三三三三 | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃向こう側から来たのは、黒い装甲に身を包みしネウロイ。雰囲気から ┃して間違いなく「中身」があるに違いない。 ┃ ┃此方が肉薄する事を見越してか、手には急降下爆撃用のガンポッドが ┃握られていた。瞬間的衝撃に強い神武展性合金でさえ、身体に喰らえば ┃無事では済まないだろう。 ┗ / / ／: : : : :_ - ´: : r ､: : _ - ´:＼二ニ=≧=ｧ'´: / ／L -‐ァ'´ : : : : : : 〉/:´:_;r＜´: : : : _ - ´: : : :/ / ／:／ : ／: : : : ＿ - ' ニ-―- ′: : : : : : : : : / : 刀身が溶解するほどの高電流。 / ／:／ : ,ｨ( _..． ∠ -‐. : 7（_: : : :＿_r ､: : : : : : : : /: : :. / /:/: -‐:〈-‐=≦￢ ´ : : :〈＿ -‐=￢冖′: : : : : :/:／ :. レヴィか…… /_ ヽヽ-､_: :.｀ ｰ ､: : : : : :_ , ｧ=＝=ミx ､: : : : : : : :／>-‐￢. ,.．-―‐- /三二＼ヽ ￣￣￣: : :,．´//:::::::::::::::::ヽ}:.}: : : : ／_;/: : : : : :.. /∠二=アﾆ=- ﾆ=- _＼〉: : : : : ／ヽ: :{ {:::::::::::::::::::ﾉﾉﾉ;_;／ -￢ｧ ､ : :／ ｀ ー-./r‐=ﾆ=- ニ=- _＼ : : /: : : :L: ヽヽ-_-‐ ´/‐- ｭ {::::::::::{三}r ' : :.. /´:::ァｧr‐..:::´:::::::::＼＼｀┘∨: : : :￣: : ｭf7´: _: -‐ ､ヽ:|＼｀ﾌﾉ: : : :.. ,ｲ:::::〃:::::ヽ==≦:::::::::::｀ヽﾏヽ ∨: : : : : : : |{{: :/ rγ´: ￣{: : :＼: : : :. ｣:::｀ヽ､:::〃:::::::::::) 〉::::::::::::ﾉﾉ/ ＼: : : : : : |:{{.:{: :{ {: : : :／∨: : : ＼≦. ,ｲ::ヽ〃::::::〃ｰ:::＜./::, -‐､〈〈 ﾑ ∨: : : : |ﾍﾏ＼｀_ｰ_´ノ=f∨: : : : :＼ ｣:::::::〃｀ヽ:{{::::::::::::::::）:{:{◎}:} ﾏﾏﾑ {―_-_｣〉:〉》- ´-ｧ´: : : : ∨: : : : : : ,ｲ::::｀ヾ､::::::〃:::::::ヽ7´::::`ｰ= ':::::::/７-､ ｀ ｰ- '⌒＞ ´／: : : : : :／∨: : : : : {:::::::::{{::::::｀:::{{‐-＜/ - ､:::＼-‐'::/ / / |-‐..､ r ´ ／: : : : : :／三ﾆ∨: : : : ｀ ァ￢=-ヾ::}}::::::::ﾉ:{◎}:}::::::::::／／ / /::::::::::｀≧ヽ／: : : : : : :/三三三.∨: : ./三三三≧三/::`ｰ=::':_ - ´／ ／ /:::::_.. -=/／: : : : : : : : :{三三三ﾆrヽ_彡' /=＼￣￣＼=/￣¨ﾞ７= ､- ´ ／ ／:::::/ 〃:〈 { : : : : : : : : : : ｀ ー--.._└-‐ '´ 三三三≧==/ 〉- ､ﾗｧ≦‐´:::､::::{ {{:::::::::ﾏУ: : : : : : : : ＿: : : -=≦三 1 ＼￣￣＼=/ | / ∨::::::::::＼ﾏﾑ ｰ-/: : : : : : : /´三三三二ニ== 三三≧==/ |/ ｀ ー-､::::::ヽー/: : : : : : : /三／´ r‐￢冖´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃中身に誰が使われてるか考えていると、ガンポットの銃口から光が放たれると ┃同時に、彼も駆けだした。鞘から刀身を抜き、爆芯で此方の得意な距離 ┃まで間合いを縮め、空いていた腹部目掛けて刀を走らせる。 ┃ ┃が、漏れ出した液体は血液ではなく溶けた軍刀。身体に立ち込める静電気に ┃中身のウィッチの正体を突きとめた。レヴィ・ラッセルだ。 ┗ ／ _i7ｧﾍ''" ＞''"＞''". ｘ く､＿ ＞''" ｧ" ﾑ v≠ ｧ''"¨ｭ{ ／ ヽフ''" ＞''". ｧ7 モーントヴォルフ、重機だ！ /,'／,' ｧ"¨} ／ﾞ. {弋､__／¨Y ﾉ ＞''". ／/ . /厶孑､,___.ﾏ. ,ｲ ゞｨ' /／. ＿／. /─''''''"""""""""''''''''''‐‐--､ .. `'‐-＜''"/ゞ'「l./ ,ｲ ／. -=ﾆ. ／. / ヽ . ヾ ｨくヾﾉ ,ｘ'"-≠''"￣ ｀ヽ､＞''"´¨ﾄ／. / ',｀Yノ厶孑ﾆｨ" ≠''" ｧ＞" /. /=,,,,,,___ ヽ､,-､.／ 厶ｲ' （i ｲ ﾞヽ ¨""''''‐- ,,, _/〈 ｿ／. ｧ‐く"/〈i ゞ==匕. ﾑ "''‐-。、 ／／ //´Y//∧ヾ Y⌒∨ﾞ ﾑ¨｀＞x ｀''ヽ {..ﾊ 厶孑,'､ノ//从 //>>. 乂__ﾉ ＞‐''''下ﾄ､ ＞x ｀¨ . ',.. >ｨ"/ ゞ=イｲ!|从/∧/,ｲ （ ゝ-=イノ } ＞x / / //彡孑','」 { |从ﾏﾑ/ { ,,,,--､_/ ｀ﾞ‐‐‐彡 ﾉ ヘ ヽ ヾ〈 /孑ｨﾏ'⌒Yヽ＼ミﾐﾄ､ 乂 ｧ''" 〈 ヘ . ／//"7 -=ﾏ,' ,'ﾉ彡＼___ｘ-‐‐-ヽ ',. ｧ‐‐く ,ｨﾆﾆﾆﾆ>"｀ヽ ヽ 〈 ヾ､/厶ﾆ圦__,,ｲﾆﾆ彡ﾆ／¨¨ﾞヽ=', 乂夂_ノ ,;=ﾆﾆﾆ＞ﾄ､{ >,､ﾉ、 ヽ ゝ､ ヾﾆﾆﾆﾆﾆ=-''''''‐､/. /ﾍ_ゞ､ﾑ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV ﾄ､_,ｨ ） ヽ 〈 ヾ､‐''ﾞヽ（ 少ﾑ_____/ 〉彡 /｀ヾ‐へ彡孑乂,-‐､彡ソ"ハ ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ならば飽和攻撃からの内部損傷を狙う。退避爆芯、後ろで待機していた ┃軍用犬から機関砲を取り出した。 ┃ ┃「残月」の銃身が回転するのと、ネウロイが真紅のシールドを張るのは ┃ほぼ同時であった。 ┃ ┗ .. Y ＼_＞''"￣¨フ ', .: : : :. :. ,-＜. Y,'.⌒ヽ. ,Y:⌒ヽ ヽ .: : : :. ／. i{乂;;;;ノ, /乂;;;;ノ } : : :. / ｒ|:. / / ／ / : : 〈 ﾑゝ‐::ノ r〈>'⌒X'" ／. : : : : ,,ノ. /ゝ __ /.. _/|/{::::::::::i} ＞''ﾞ : : :. ／￣ /¨ / / ￣/./ ゝ-≠ ＞''ﾞ : : : : ＿ノ ,,-‐''ﾞ≧ｘ､ /. 乂___ノ. 〈X_____／ : : :. /. ,ｨ::::≧∠::>ﾄ;、. ＼ ＼ /ﾍ_____/,' . : : : : ＞''" く:::::（__ ,ｲ:::〈_）〉 ＿,--〉､ ＼ /. // . : : ／. ｲ:::::::::::::::::/::::ﾑ__ｨ:::::::::/==＼ ＼人____..// . { ≠不:::::::::, ＜ フ:::::::::::::::/ﾆﾆ=/＼ r､＼_._／ . ', ＞¨「 匕 Yフ::::/Θ/ﾆﾆ=/￣７＼ゞ='/__ x : : ＼ ／ ／､___／:¨:::::::〉>=乂__/ /ﾆﾆ//:::::::ﾘ ＞x : : "''‐''" ｨ:::::::::::::::::::::::::::::／:i:i:i:ｉ::＼. /ﾆﾆ//:::::::::::Y `＞､__／＜:::::::::::::::::::::::::::::/ﾄ､ゝ:i:i:i:i:i:i:＼ 乂_ノ::::::::::::::::::} ﾄ、 く:::::::::::::::::::::::::::::,ｲ/|｀ヽ:i:i:ii:i:i:i:i:〉 Θ〈::::::::::::::::ﾉ. }. ヽ ／::::::::::::::::::::::::::::/ﾞし{ 乂:i:i:i:i:i:i:{ 乂__ﾉ:::::::::イﾞ /∨ {::::::::::::::::::::::::::::::/ /┘ ＿＞､∧___／｀¨¨ﾞ'''´｀ヽ_ノ. ,,ｨ 〉::::::::::::::::::r'ﾆ=7ゝ∧ {＿o─､___/o¨',´￣ヽ. ／ ｲ:::::::::::::::::::::(ﾑ''//ﾟヾ..〉────── 〉::､ ゝ、.: : :.{ ﾄ::::::::::::::::::::::〉‐ｨ/ /// /i￣￣￣￣｀∨:::::::ヘ ＞‐‐' ﾏ::::::::::::ｨ‐>-'{ /// /| | 0/ﾆﾆﾆﾑO ',::::::::::::ﾍ ＞＜¨ ／::/// / | | {ﾆ{ﾆﾆ}ﾆ} . }::::::::::::::ﾑ ,,,/:::::::7/ ７ /∧＼マゝ_ｨノ /:::::::::::::::::::≧===ﾄ, ／::::::::::::∧ﾍ‐{ | 从乂_ニﾆﾆニ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ､ /:::::::::::::::/ﾐ/〉‐‐| ', 爻从爻7¨￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . /:::::::::::Y'ﾍﾐ//=V;乂＼二二/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃元々、この勝負の勝者は決まっていた。ネウロイが単騎で仕掛けてくる、 ┃僚機も伴わないとなれば、充分に装備を整える時間があった零が有利。 ┃ ┃機関砲から30㎜徹甲弾が吐き出され続ける。シールドに段々と亀裂が ┃入り始めた。残月を提げながら零はネウロイ目掛けてもう一度接近を ┃試みる。 ┗ ＞ー-イ ﾍ.. ', /} . ＞''"￣￣￣｀ヽ ¨''‐ ､ / | _ . ／ ／｀≧s｡､＿_..＞‐/、__|､z{｀ヽー-- ､ . /. / ,ｨ‐＜ ゞ‐‐' ヽ ﾄ､＾ヘ,＼ヽ /. { ,-イ乂___ｲ} } Y⌒V-=ﾆ-ﾑ . /. ／￣¨''フｚｚ､ヽ , -, 〈:.',ゝ-弋 ／/}ｲ /. ,zzv' _ ｡r≦ﾆﾆﾆ ﾑ Yﾞヾ ﾋノ . ）／ ／ﾊソ_ｨ 重爆！ i ,ｨｲ´{,-',‐ﾏﾑﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ } ゝｲ___／ﾆﾆ厶. イイﾋ'". ,､ . i /' {__ハ_ﾉ{_」≧､ﾆﾆﾆﾆ=-"ゝ-＜----==イ 〉`¨＼|. ,ｲ /''>､ . {....ﾊ__}.ゞ､_Y_ソ-イﾆ-''" {_/ﾆﾆ/∧ ｀ヽ,_, イ｀ヽ. /､,フ / / } ',. ゝｨ |/ {. /ﾆﾆﾆ./ 〉､__/ ヾ､ノ', {､ノへ_/_/ ヽ. ', {ﾆﾆﾆ ∧´V ヽ }∨} 〈ゝ､ｿ_.ノ‐-､ } } ／ﾆﾆﾆﾆゝ､ノヽ ノ＼/''"} } ｨ} ｒ''"´ / / ／ﾆﾆﾆﾆ＞''"≦≧､ﾉ ノ {__ノ}=ﾄ==､/ﾆ∨¨ヽ } _／ / /ﾆﾆﾆﾆ ／--､:::（⌒）⌒∨／}ノﾆﾆﾆﾆﾆ /',__ノ ,' ／ ,'ﾆﾆﾆ ／ ⊂⊃¨｀ヾ:::ゝイﾘ／=＞-＜ﾆﾆ} / ＿＿＿, イ {ﾆﾆﾆ/｀', 〉{｀ヾ'"''=乂二ノﾆﾆ≧=-イ ﾏﾆﾏ ノ. ／/:乂ﾉ . ,イ （（＿__））=-､＞''" {--イ ／へ､_Y===-''"｀ﾍ` }} ／ﾆア . {Y⌒Y }|¨''‐ ､. ゞ､_/ﾆﾆﾏ'' !乂_ﾉ ,:i. ＞-､_Y┴=､ﾆ} ｀ヽ-ﾄ､ Y⌒Y ||≧=ｭ､｀V ', ゞヽ乂_ﾉ. ||,'⌒Y }} }. } {=＞ｘ_||乂_ﾉ. ﾘ / } . ﾏﾆ三＞‐--イ''. i . }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ. ,′ . ｲ⌒Yﾆ=イ⌒Y=ﾚ′ ゞ､ノ==（（ ））ﾘ' {ﾆﾆﾆ=ゝ-イ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃徹甲弾で釘付けにされたまま動けないネウロイ。弾切れを起こした残月を ┃投げ捨て、シールドの下を滑り込むように零が接近した。 ┃ ┃爆芯を用いた蹴撃はあっけなくネウロイの横っ腹を抉り、そのまま上半身と ┃下半身を軽く両断する。 ┃ ┗ ／ _i7ｧﾍ''" ＞''"＞''". ｘ く､＿ ＞''" ｧ" ﾑ v≠ ｧ''"¨ｭ{ ／ ヽフ''" ＞''". ｧ7 ……ごめんな、レヴィ。ちょっとだけ我慢してくれ。 /,'／,' ｧ"¨} ／ﾞ. {弋､__／¨Y ﾉ ＞''". ／/ . /厶孑､,___.ﾏ. ,ｲ ゞｨ' /／. ＿／. /─''''''"""""""""''''''''''‐‐--､ .. `'‐-＜''"/ゞ'「l./ ,ｲ ／. -=ﾆ. ／. / ヽ . ヾ ｨくヾﾉ ,ｘ'"-≠''"￣ ｀ヽ､＞''"´¨ﾄ／. / ',｀Yノ厶孑ﾆｨ" ≠''" ｧ＞" /. /=,,,,,,___ ヽ､,-､.／ 厶ｲ' （i ｲ ﾞヽ ¨""''''‐- ,,, _/〈 ｿ／. ｧ‐く"/〈i ゞ==匕. ﾑ "''‐-。、 ／／ //´Y//∧ヾ Y⌒∨ﾞ ﾑ¨｀＞x ｀''ヽ {..ﾊ 厶孑,'､ノ//从 //>>. 乂__ﾉ ＞‐''''下ﾄ､ ＞x ｀¨ . ',.. >ｨ"/ ゞ=イｲ!|从/∧/,ｲ （ ゝ-=イノ } ＞x / / //彡孑','」 { |从ﾏﾑ/ { ,,,,--､_/ ｀ﾞ‐‐‐彡 ﾉ ヘ ヽ ヾ〈 /孑ｨﾏ'⌒Yヽ＼ミﾐﾄ､ 乂 ｧ''" 〈 ヘ . ／//"7 -=ﾏ,' ,'ﾉ彡＼___ｘ-‐‐-ヽ ',. ｧ‐‐く ,ｨﾆﾆﾆﾆ>"｀ヽ ヽ 〈 ヾ､/厶ﾆ圦__,,ｲﾆﾆ彡ﾆ／¨¨ﾞヽ=', 乂夂_ノ ,;=ﾆﾆﾆ＞ﾄ､{ >,､ﾉ、 ヽ ゝ､ ヾﾆﾆﾆﾆﾆ=-''''''‐､/. /ﾍ_ゞ､ﾑ_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆV ﾄ､_,ｨ ） ヽ 〈 ヾ､‐''ﾞヽ（ 少ﾑ_____/ 〉彡 /｀ヾ‐へ彡孑乂,-‐､彡ソ"ハ ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃再生能力を大きく削られたネウロイは、時を待たずして自壊する。どす ┃黒い血液を流すヒト型ﾈｳﾛｲの上半身。その隣まで近づき、腰を下ろす。 ┃ ┃一言謝ってから無理矢理、その顔の装甲板を剥した。 ┃ ┃……かつての太陽の如く明るい笑顔は消えうせ、苦痛にもがき苦しむ ┃少女の顔だけが、そこにはあった。 ┗ . / _,,／ ,、 /,i ,/ / ; ii、／ / : :＼_ /::,i / . /. ,,／ i::i、 ,,／: :∧: : ｀^ﾍ、 /:: ,i ,| _,, = ～ ---- . /. ,,i i: :i、 ,i =__/ i,_=~/ ::｀／|::,i / ,,／´ / i ﾍ 」. : : ＼ 《七:: :ﾉ::i. ／,,／ . /. 《 ＼、: : 生:| ,ヘ、i ,,=、/::ヽ ／ ,,i （ ｀^~＼ i ＼__i=..、 .i ／ﾟ ）ヽ::,|／ ,,／ ……昇華。 ｀ヽ、＿ ﾍ:: (ﾐ|ゝ-ﾂ｀´´¨~i》/::ﾉ __ ,---v--、---、 ＿__ 、、 ｀ ～、 ＼ヾ-ﾐ i ./_ゝ-v´: : :|: : ::|: : :|ヾ、／ヽ＝￣ ,／ ＼~ヽ、,__／~￣ヽﾆ|/ソヽ= ′（: : :ﾍ ;_,| ,,=|y=ゝ ）: : i ／ ＼ /: : : : : ヽ-´ 《,, - ﾍ / ~）（_）ヽ-个ｲ| ,,iヽ: :＼／ 《: : : : : : : : ／~-ﾐ 彡～∧ > ´ Y￣~Y: : ::|ﾉ ヽ=_/ i: : :__: : :/ ｀ゞ___ ～//~¨＼[: : :|: : : ::|: : ::|: : : : : : : :| ﾍ （__） / Ｅ匚ｺニΠ ﾍﾍ__/ ゞ,,_==-----=＼: : : : : | ./: : ::/ Ц ヽ- ´ /: ::＼==／: : ,| ,---、 |: :,／ヽE匚ｺニ□ /´｀ﾍ.ヽ、: : : : :＿: : : ﾍ i /~ | _ _ |____ﾍ___i ヽ__ ﾉ＼ ヽ: : :/ X .i: : : | i ヽ;/、 /ヽ Ｙ ＼／ ＼＼__ _==-／~~: : : : : :ヽi: : ヽ＝´: : ::||: :ヽ= |,, ./ /´｀i__、＼ ＼::~Y~: : : : :|: : : : :_／: : : :|: : : : : : : : : :＼: : :: | /／ヽ/ヽﾌ｀i i ,, 》: : i: : : :__人; ;／ﾍ; ;==-,,|: : : : : : : : : : : :ヽ: : ,| ＼ノ´ヽ/ヽﾉヽi--=~ | ~: ,i_ ／: : :.i: : : : :＼ ／ .| ,,=、: : : : : : : : :| ＜ ＼_ノ ヽ/ / _／ i、: ::|: : : ::／《: : : : :/ （Ｘ ）: : : ::__、: :/: : :｜ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃……彼女もまたすすんで斬られに来たのだろうか？ 蘇芳やディアーチェの ┃ように。彼の疑問に答えるだけの理性も既に失せているのか、何も答えない。 ┃ ┃昇華弾による火葬処分。一分一秒でも早く彼女の亡骸を返してやりたかった ┃というのもあるが、それよりも死体を持ち帰る場所がないというのが理由だった。 ┃ ┗ ,_', ',/=○｀ヾ / ｉ / {{ 〉_',-､ } . V / ﾏ ',（─‐）__}__ﾉﾌ _ ,,... -‐ '' "´￣ ｀ヽ ……畜生。 ＿ ¨ﾍﾊ_ノ-‐─‐''" _ ,,... -‐-､ ＼ ＼¨''‐〈￣¨''ヽ､≦=ー--‐''"ヾ. ',ﾍ.. ＼. ＼ .. ヽノ Y¨ヽ}ゝ-‐＾i（_）（_）. }ヽ ', 〉. ﾍ. ', . 〉,..､. ゝｨ〈 Y⌒ヾ. | } }=}. ゞ､ ',. ', （_ノ (_ﾞ)./ } 乂_ノ}（_）（_）/ﾆ乂. ヽ､. } ', /-====// } Y¨ヽﾉ /. /!ﾆﾆﾆ=ヽ､__ ｀,' } {{三{ﾆイ⌒〈圦_ノi（_)(_）ﾚﾞY¨ヽﾆﾆ=> .フ } ,ｨ‐{oゞ=ｨ'ゝ---＼,'／ ゝｲﾆﾆﾆ／ ,' . / /¨∨」⌒ヾ-=ミ}:ﾊ... ゞﾆﾆ/ ∧ . ,' /◎ } }）l }ヾミ〈-ﾊ ﾑﾆ」/ / ゝ-- ､ | /. ノ /¨ヾイ （_） （）厶 ｌﾆﾆ,'. ／ ｨ⌒Y/ ノﾆ=} }ﾍヾヘ__/}ﾆﾆﾑﾆﾆ{. , イゝ、 ゞ-ｲ,-ｲヾ匕ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾆi , イ. ￣ ｀ヽ、 ／ゞﾆ」ゝ-＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 〈ﾆ', （´ ゞ///ノ /0 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ ﾊ. 乂_ . ﾞゞ-彳 { /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ厶 ゝ､ ￣￣ ｀ヽ ', {ﾆﾆﾆﾆﾆ ﾘ ゞﾆﾆﾆﾆﾆY¨ヾ_ ｀ '' ー‐‐‐≠､. ', ', {ﾆﾆﾆﾆﾆ/7. ﾞマﾆﾆ圦_ノﾊ } ヽ', {〉〉ﾆﾆﾆ」ﾋ' ﾞマﾆﾆﾆﾆﾑ ! } ｨﾚﾆﾆﾆﾆ/ ゞﾆﾆﾆﾆﾑ ,'. ,' （￣}ﾆﾆ=/ ﾄ､ﾑﾆﾆﾆノ＼ { 乂 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃塵一つ残らず消えた後、その場に崩れ落ちるように愛仁は蹲った。 ┃ ┃一つ一つ彼女たちを解放するたびに自分の心臓が潰されていくような ┃苦痛を覚えていた。自分の失敗、いや。これも全て人間のせいとも言うべきか。 ┃ ┃少なくても、彼は最善を尽くしていた。それが呆気なく壊れるのも一瞬だったが。 ┗ ,ィ´:.￣:.:.｀,ヽ､ ,ィ i＼ /,.-i.:.,;= ､.:.:{ {:.､!､／/ ヽ:.:.Y!i ‘=ｿ.ゝ=':.:.:ヾ='ヽ:.:./ ……悪魔か、俺は。 Y:.Y´..:.:{!:._:.:i}.:.:.:.:.:Y:}´ ヽ:ゝ/フ〈-<ﾆ二ヽ'/＿＿ ＿＿ ｒ､ r-r'⌒,.ｒ‐〉' | //､!ヽ､-‐Ｙ＿:.）:-.:.｀ヽ':.:.:.:.／ !:.:.:>‐/-､!'⌒:.:/ /ヽ-! ヽ ＼:|:.:.:.:.:.:.:.,:':.-:ヽ／ ヽ/:.:.:ゝ-':.:.:／ ,.' ,':.:} :.! }:!（二）:.:.:.:.:.:.!.{ ,':.（二）_:／ / i:.:,' :! |:{ヽ:.:r-､:.:_.:.':.:ヽ , -――- ､ /:!´:_:.:／ / i/ ,' i:ヽ,!.:ゝ _):.-:.:.:.:.{ ` ー- '― ´ ／ , ' / !.:.:{:.､:.:.:.:.:_::.:_:_.:ヽ -― - ´ ／ / i.:.:.∨ヽ:{ __）:-:.-:..ヽ ＿ ` ー ' / ,:' !:.::..ヽ:.ヽ:.:.:r=､:.:.:.:.:_} ' ｀ヽ､ / |:.:.:／ゝ!:.| {＿i}:.:.Ｙ:ヽ ヽ､ ＿ ,イ! , !-' ‘-r_`:-<:./ ソ ｀ ―- ´ ｿ / /-{ ヽ｀ヽ_,'-' ／ ／ /:.:.:.:! ￣ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃堪らず、ヘルメットを脱ぎ捨てた。髪を掻き毟りながら地面を転がる。 ┃そして、暫くしてから静かに泣き始めた。彼の慟哭を聞く者はここには ┃居ない。そして、彼を制止する者も支える者もいない。 ┃ ┃右腰のホルスターから拳銃が出された。それを手に取り、ゆっくりと口蓋に ┃銃口を近づける……今此処で引き金を引けば、少なくても苦痛はなくなるだろう。 ┗ ｀丶 ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ / ＼ ……いや、まだだ。 / . / i まだ死ねない…… i | | | 俺だけが生き残った理由が……あるはずだ。 / / { / ､ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_/__ ＼ ／二二二二二二二二二二二二二二二二ニ＼ ＼{二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ＼ /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二{ {二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ! ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃そうだ、そうだとも。自決などするものか。まだなにも終わってはいない。 ┃ ┃自分だけが生き残ったのも、この崩れた世界の何処かで自分の事を ┃呼ぶ誰かが、自分を求める誰かがいるはずだからだ。 ┃ ┃愛仁はそう決心すると拳銃をしまい、ヘルメットをかぶり直し軍用犬に跨った。 ┗ li:. ∨ 7 | ＼( ／=/::: ::::;:::. ｌｉ|ﾆﾆ| ::: l}l!' .::::: V⌒＼(／ ,ill| / ,:il . ｌｉ::. ∨ｌ=| Y〈ﾆlｌ .::::. :::::::: l|ﾆﾆ| : ﾉl!' :: l}ﾆニY ,illll|/ .:il . ｌi:::. |ニ, Ⅵ八 :::::. ::::: lﾆﾆ| ｲll!' ﾉ、ﾆﾆ)ヽﾆﾆﾆ| ./:il . li:::. |ﾆﾆ, Vヽ.〈 l} ::: }==Λ lll{ ( ヽﾆ/ /ﾆﾆﾆ|/::il . ｌｉ::.ｌﾆニ, / < V ハ :: lﾆ7l|Ⅵl{ ／=ヽ ` /ﾆﾆﾆﾆ从' 戦場だ……俺の援けを求める誰かがいるはず。 . ｌi:::lﾆニ∨.ｨ＼´ <ﾆﾆ＼ ｹ7 .lllⅥﾄ, _ ／ﾆﾆﾆﾉ √ﾆﾆﾆ∧ )' '( Λﾆﾆﾆ＼//＼ }{＼ﾆニ7 lllllⅥﾆﾆ／l}ﾆ／／} lニ.ｲ=∧V `ヽ VΛﾆﾆl＼l ﾄ＼.∧ `＜7 llllll〉- ´ ,ｹ「／ﾆﾆl ﾚ´ 」∧ ,l} ＼Λ Vﾆﾆ＼ ＼ﾆニヘ lⅣ ∠ﾆ≦ﾆニし ´ ∧ ,il| _ -= { :. ∨ﾆγ⌒ >、ﾆﾆ.＼ Ⅳ ／ﾆﾆﾆ／ヾ￣ ) /ﾐヽ/=l¨ ', :::. {(＼{ｌ { (_ ＼¨￣ ＼.|l ／ ￣¨／(_ l} /=/彡ｿﾆﾉ / ﾐヽ ＼ ∨八ゞ,.＼ ゝ `寸-=.个 =- ／ ﾉ/イﾆ彡´ / / ヽ ＼=＼ﾆﾄ.＼＼ ﾘ＼ﾆlﾆ／八 __ ,. ／／_ l彡´ ｲ /＿ ￣ ヽ ＼ﾆ≧L/ヽ=≧r彡ｨニYﾆﾆゝ≧7彡⌒yﾆ「 ／} l ,. -=- 、ヘ =≠γ〉{r云云ﾐy＼ﾆ|{ヽﾆﾏﾑ{ lﾆ{ : : l| , : :lﾑﾏ//ﾆ./y〔ﾉ } } }(r≦≧彡|ﾆ /ﾆﾆl lﾆ≧zz≦ｲ/ l／`,V=ﾏム`ゝ : ｌ| : :ﾉﾑﾏ/ニ/,' ＼ } } l}ﾆﾆﾆﾆ彡ｨﾆ ﾆニl lﾐ＞ ー ＜{ ／ ＿」lニlﾏム Y | ﾚ´マ/=L 」.L ＿ ＼l ﾉ ´⌒ヾヽ |ﾆ ﾆニl l/{l(三三 )l} ￣ l ￣ヽﾋl} j:ｌ|ﾑﾏlレイ￣ / / ￣l/γ ⌒ ヽ}ｌ}ｌ|ﾆ ﾆニl lミ≧zz≦人 ', ＼ ＼＞.火.＜ ／ / , ´ ／lゝゝ(⌒) ﾉﾉﾘ|ﾆ ﾆニl: ＞===＜ﾆﾆ|＼. ＼ ＼` =-= ´ 彡 ／ ／l | ゝ＞＝＜彡ﾘﾆ ≧ 八∨ﾆﾆﾆﾆﾆ 」 |/＼ ＞=- -=- ¨ ／ヽ l Lﾆ≧ = ≦//|ニ ニ/ﾆ{l}≠≠===＝´l l|r＼ ／==yﾆヽヽ＝＝＝彡ｌ|ニ ../ニ{l}/ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆl .l| ＼ ／「 Vﾆl lﾆニ| |ニ|ニ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃自分を求める声がまだあるはずだ。そう呟き砕けた心を支えると、軍用犬を ┃西へと走らせた。 ┃ ┃人のいる土地へ……いまだ戦争が終わらぬ場所へ。誰かが俺の事を ┃求めてくれる場所へ。牙無き人を護るのが自分の務めだと、壊れた心を ┃隠すように何度もつぶやきながら荒野を突き進む。 ┗ /＜／,/｀ﾏ ＞''"￣｀ヾ､_ ＞─-､ ゞｸ'乂ノzﾉ／ /''"⌒ヽ＼ヽ¨ヽ‐-ｨ''"ｨ'/////ヘ 斤! ,. ｨ'⌒ﾏヾﾞヽｲ､ } ﾊ､ ￣"" ,,,,-‐‐‐-､ ヽ､＿＿ Yl _ , -‐、 o Oﾑ(0)O'ﾏ. ゝ--＜ ヾ､ー-‐''｀＼ !ﾊ ｧf’:::::::::::◯_,>=＜ｚイ :(O)0ハ ゝ=＜ ⌒ /二ニ>-く￣ ＿＿ __,)>ｲヾ(O)ｲﾑ、 ._ -‐ ニ二ニ≡ﾆニ＞:、 /ハ ＿_／_ ＿＿／∧＼〉,zｨ〈＞ '" ＿_ -ｧァ斤ｧ⇒くハ ∧二ﾌに)く ゝ.二:::::::::＼＿／::::::::／ ,ｨfくr＜￣ ノ二ニﾊ-' 几人 !く←‐‐ ' l {l::::::::::::::::::::: __／ ＜ﾊﾊﾊl _ , r＜二三三三弐フー' マ , -―く〉__ハﾏ::/⌒ﾏ:::广ﾌ――ｫﾍﾏﾏlr ' lマニニニﾆフ人 ヽー―ｧ ィ７‐く弐弍ミヽﾏ:ハﾏﾑ. O.ﾏ:ﾌラ「彳彡クNl!:::::人,jニ斗 '"¨ ＼ ﾏ厂 ／l:∨ ﾊ＿__ 彳ﾉ人ゝヘ:乂...ﾉく:ｼ:／ｨ(r '7７7!＞ ' "￣ ￣ ｀ / /7:/f'7 （｀マニ'彡'T77_(ハﾄ.zzz》ﾍ＼」ｌ{:く/／ ィニニ＞ ＼ ﾊ/ ﾊi]ﾊ人 ヽ_}TT!く人＿_l,ノ ﾏｰ' /7广T７ ／ ヽ ヽ :! l 込フ > 二二ー―( _: : ィ^ヽ://∧ lハ / ニニ、 ﾊ �Α*_ ／ >―－く二二フクlｱ7ｧk!:{ ∨ ﾊ 〃 ﾊ l{ l ﾏ ー '" ／ ｀￣￣｀ー┴┴'＾ー┤ l｜ {l o ) ! l { ｀ ‐－ '" ! !ﾊ ﾏ :ノ :!ﾉ l ﾏヽ :/ ヽ ＿_ :／ / ＼ ￣ ＿ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃絶望が死に至る病ならば、希望もまた病なのだ。 ┃ ┃ただし、生を喚起することは違いない。 ┃ ┃己が必要とされるべき戦場へ。ただそれだけを道標にし、彼は欧州の地を ┃陸続きに走り続けた。 ┗ ／.::/ .／} /::::::/ }:._／.:::/／ }:./.:::ﾉ7 /.::::::::::/／ /.::::::ﾉ7_/.::::::::::/／_,. -‐…‐-ミ., /.::＞.''゛/.::::::::::/ 厂〕 ) ／ }:::::::::::／＿i|⌒ヽ . / i::::::／ r==ﾉ ′ |:::/ / ｉ: | |: i:| }/ / -|: | | 从 l ｉ / xミ|/|: /Ⅵ , |: / ／ /杙り,|/乂{ ′ /／（ | |＾ / i | |∧| ー ′ | | . ＼＞ .ｲ | | 乂＿＿_ヽ__ | | |:i:i:i:i:､ｉ:ｉ＼ く| ｌ / ',i:i:i:i:i:ﾞ'ー..Xﾐ、 / , '.i:i:i:ｉ:ｉ:／i:i:i:ｉ:} / : / / ｌ:ｉ:i:i:/:i:i:i:i:i:ｉ:{ . / : / / ',ｉ:i/:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:}:､ ′ ′ ,7:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:｛i:i:i: ／ ′:ｉ:ｉ:i:i:i:ｉ｛:ｉ:i:ﾉ . , / ￤ ,i:i:i:i:i:i:ｉ:｛／ . ′ / , |: | ｉ , ':ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:7 . / ／ |:| │ | ′ |:i:i:i:i:i:i:i:{ / ／ / ..斗| │ l , :|:i:i:i:i:i:i:i:{ . /イ ─彡ｉ:i:i:i:∧ 人 | ′ |:i:i:i:i:i:i:i:{ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃向かうべき場所はアフリカ戦線。人類とネウロイが争う最果ての大地。 ┃ ┃そこでもう一度、闘うのだ。次こそは失敗しない……そう心に誓いながら。 ┃ ┗ , ―――― 、 ／ _ノ ' ;、ヽ_ ＼ ／ （ ●） （●） ＼ ってな感じで悲痛な過去があるって言ったらどうする？ / （__人__） ） | / | | | | |ゝ ﾉ ,.､,_ ,..._ _ヽ、 ､`ー―'´,)r‐ｧ‐''"／ _／ ＞-‐ 、 '／ / ＼ ￣￣ (ﾞ＼`マ -‐ﾄ-.r '`';ーく__＼ 「「「「嘘だ！」」」」 , '/ '、 ゞ ＿_ ,ｨ ヽ ＼＼ ,）/ ノ ／ ﾉ / ｀' ｰｧ､ ;;:／ /￣iヽ ｀々゛ 、 ／ | ヽ ;ﾉ 〈 ',ヽ `、 :i ﾉ | l ＼ ヽ /, ＼l ! / ｜ ヽ ,､ -〉 , --〉/⌒i'ﾊ ; ト､ ; | ＼ ／_ﾉi＼l ',＼ ヽ, ! ＼ _ -― ､ ,．-一 ´ ∧ ∠ -―- ．_ ./ / ∠ ＿ ` ､./ { ´ ｀ ヽ ､ O￣ﾄ ／ ＼ .l ／ ＼ ' `´ ヽ ' ／ / ./ /! l ／ ／ ./ / .ｌ ! i . / ￣/ ／ / .ｌ ｌ l i . ∠ l _／ .ィ , / l l ', ヽl ｌl .!､ いきなり何を言いだすんですかもう…… ! ￣ l /! / ー - ､! .! !＼ l l !i _ ＞ / / l ｌ/ .! .! ヽ l＼l― ヽl ｉ ､. . / / ./ l ハ/ `＝=- '' ＼l`T≠ｨ- ! /＼_ ＼ l／{ / ,l／! l 弋.ﾝ l／! / ￣ i Vi /l ∧∧ ' , ' ./l/ γ ￣ l／ .V/. ｀ヽ＼ r―一ァ .／.l! l ＿ .ノ . , ‐- ＿/. ＼.>｀. ＿´ ＜´l !.V ～'´ /ｰ .､ `、ヽ ｀lー "`!. l／ ∨! ＿ _ .．～ ｉ ｀ヽ ＼ ｀ i. O !_ ( γ ´ ￣ l ＼ ヽ .! 〉｀ ､_ ) ノ l ヽ ` ー{_「￣￣￣￣￣￣ i . l! ', l,l l . ｌ! ヽ i / Liiiiiｉ.＿〈＼〈＼ l｀､ ｌl ＼ .l / .lllllll <＼ ＼. ＼l i . ｌ.! ／｀ ヽ､ lllllll <＼＼ ヽ ` l . l l ./ ヽllllｌ ＼ ヽ .!'ﾄ . l ヽ / ＼. ‐ヽ ﾚ .i l ＼ / ヽ一 ´, i ／ i l /｀ ヽ、 lー‐/ { ／ i l / ＼ ／ {ー ´ .i ｌ / ヽ / ∧ ／l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃その場にいた全員に思いっきり突っ込みを貰い、思わずレイヴンは慄いた。 ┃ ┃ここはアフリカ、トブルクから少し離れたマルセイユたちが駐留する基地。 ┃ ┃岩をくりぬいて作られたバーで飲んでいた彼らだったが、突然のレイヴンの ┃嘘くさい話を肴に勝利の美酒に酔っていた。 ┗ .|;;;;;;;;;;;|//i ,/;;;;;;;;/ / |;;;;;;;;;;;;|/ﾉ /;;;;;;;;;;/ / |;;;;;;;;;/,'/ ／;;;;;;;;;;;/ / /;;;;;;;;;;| ,.．‐ ' " ~~ " '' ‐ ． ./;;;;;;;;;;; / / ,';;;;;;;;;;ﾉ ..: /;;;;;;;／;メ,,/ |;;;;;;;;/ /´ ／ ..／ ヽ:ー:｡-==_ ´ . |;;;;;/イ . ／ ../ ﾟ｡/ ｀ヽ /|;;;;;; ..／ / / / ; ＼ ＼ / .|V／ ／ ../ ./{ ./ ,/ :＼ ＼ / ／＿./ ../|ィ / ji } i i ＼ 今のお前を見てると、そんな綺麗な過去が / /／ / ／ｨ{ ト| /｛...ﾊil .八 }/ / / / .／ :汽?・Ⅵ＼リ } //{ } .ヽ i あるとは到底思えないがな。そうだろ、ケイ？ ＞ / / . / ／ .:弋;:ｿゞ { |..// ﾉ | ヽ | . / / .ｲ／｀ | .| j/´_￣ ｀! .:ｲ＼ } / / / .| .| 仡;::} 7 ィ /ﾘ |/ . / / i| イj| .| ゞ-ﾟ ／ | ,! / / / .-=≦|二| | ､ __ ′ ハ | | ノ .∠○ニ/二ﾆ|二| |＼ ｀´ ｡o≦{ ﾟ: .| | .イ二ニニニ/二ﾆﾆ|ﾆ| | ＞≦!ニニﾑ≧|ﾊ ﾟー - 、 . /ニ|ニニニﾆ/ニニ, .＜| |:／ニ}ﾆﾆム=|ニﾆ〕 / / , ヽ ,《ﾆﾆ|二二ニ/ r＜○ﾆﾆ| |／￣＼ﾆﾆﾆ(￣￣ { / / ノ /( ゝ: ﾐヽ-‐ :´:￣: ｀＼ ／ : : : : : : { :(: : :｀＼: : : ＼ :′{: : : : :i : : ヽ: : ｀ : : : : : : : : ､ /: : ;ﾉ:, : ; : : : : :{: :｀ : -: : : ｀ヽ: : : ヽ ､_/: : :_:ノ: /: : {: : : :ヽ : : : : : : :｀＼: : : :. ｀l￣: :/ : {: : : :＼ : : :＼ : : :､: : : l :ヽ ヽ. ! i : { : /!: : : : : :＼: : : ＼ : :ヽ: :i : :}: :}:i ,/: ! : {,/ ＼: : : : {: : {￣｀ヽ: :_:__: : : }: : ヽ そーね。少なくても、映画一本作れそうな壮大なお話。 ノ/:! :{ ﾞﾞ{＝＝=- : ｛＼{´ニ二￣,ｨ=: ∧:{: :.ゝ /ノﾄ､＼{ } ｀ヽ＼＼"´ {:..:::c}ﾞ/ ; :ｒ､: ::＼:.､_ レイヴンじゃ役不足ね。どこの本から仕入れたのかしら？ ´ ｌ: }ﾞ〔:l｀ﾞ＝=＝" ￣ 'ー-‐'/ノj/{ i: : :/ ￣｀ j/':.:∧/i/i/i/i/ , /i/i/i/i/ ｆｿﾉ､: { /／}: 〉 ` /´: |ﾉヽ〉 ´ j/ : :.、 ､-‐__フ ／: { : | ヽ{､: ＞.. ...::{: :ﾙ'ﾘヽ{ ＿＿＿_ヽ}ヽ≧‐≦____.ィ/､ l｀￣￣￣´l ,/{ﾆ= =ﾆ二〈 〉 ＼ | | | /ﾆ=ｒr､ニニ/ ＼ l l .ィ' l {=〈/{ ヽ〉ニ′ .'丶 ､ ' _ _ , ∨{=〉〈{{ / ′ ＼ ／ ＼ー'／ {{´ {{ / ＼ ′ ,} { ､(【】) j}､ / j} (【】) / /｀ヽ / ／´,二つ ＼ ／ ′ / } . / ／ ／ ,二つ 〉' ﾞ:. ′ / .′ ／⌒!{ / ／ ヽ}, / ! /〉 / ´｝{ ′ ／ ｀i / ／ } . / ' . , , ', i ゝ￣ ''ー- ! { {＿_ ヽ J } 畜生……ひでぇ言い様だな、おい？ . ', ﾏj ￣ﾉ / ゝ ｀ ´ ∠ ＿ { i ,ｨ´::::::::::::::｀ヽ ゞ.､ ＿ ﾉ ィ/:::::::::::::::::::::::::::＼ . ｀ヽ ￣ ,.ィ≦/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀ ー- イ:::::::::::,{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::::::::::, ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::., j:,ｨ彡:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', /:::::::::::::::::::::::::＼:::,ｨ":::::::::::::::::::::::,.ｨ≦｀ヽ {:::::::::::::::::::::::::,.::ｨ:´::::::::::::::::::::::::,.ｲ ／ ﾊ !::::::::::::::,.:ｨ.:´::::::::::::::::::::::::::::／ ／´ i |:::::,.ｨ.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / | |:::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | }:ｨ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:| | | !ハ::::::::::::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::! | | / ゝ.::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::::::::| | ! ′.:::::::::::::/:::::::/:::::::::::::::/::::::::::// :i＼::::::＼:::::::::::::::＼:::::::::. .:::::i::::::/:::::::/::::::::::::::i/|::::::::::ｉ/ │ ＼:::::i＼::::i:::::::::i＼:::::. ｉ::::::::::i:::::::::::::/::i:::::i::::::/ ﾑイ￣ ／⌒＼:ハ::::::|::::::::ｉ::. |:::::::〈＼ｉ:::::/::/i::斗匕／⌒ヽ 斗-ミ ＼Vi::|::::::::|::i |::::::::::＼＼//ｉ八::|／ 斗-─- xｧく丐℡、 i::|::::::∧| わ、私は信じてますよ……？ l:::::::〈＼:＼〉:/ | xｧく丐℡、 ′ﾉ::刈 ヾ 爪:/ﾘ ::::::ｉ:ｉ＼＼ｉ/::i i〃 ﾉ:::::刈 Ｖ/⌒ﾘ 丿 //:ｉ なんで疑問形なんだよ手前 ＞ . '/:i:i:i:ｉ/⌒＼l i∧ V:/⌒ﾘ ゞ=‐ //ｉ:ｉ| . '/:i:i:i! ヽ |ｉ i ｀ ゞ=‐ ;/:i:i:ｉ| . ∨八 （ |ｉ i :! .i:i:i:i:i:l . ∨:i:i＼ |ｉ U .i:i:i:i:i:i: ヽ . Ｖ:ｉ:i:i:ｉヽ|iイヽ .:i:i:i:i:i:i/ V:i:i:i:i:i|:i:| 〉＼ r っ ／ﾄ|:i:i:i:ﾘ : ｖi:i:i小:｢ ヽ ／/: : |:i:i:/ ｉ . ／ v:i:|/⌒ヽ ＞ .,_ ,.ィ⌒//／|:ｉ/ ｉ| ／ i|ヽ/⌒ヽ. ≧=‐く /: : : //／l/i ﾘ ／ ＞‐ ‐‐＜｀ヽ､ ,ｲ /. ｀ ﾍヽ . / ,' ヽ . ',.‘､ i / . / ,'. i i. ', ﾊ. ', Y . i . | l ,' | { } i. } } } i |_i,,{ ﾄ_|_ﾊ{ ﾘ } ﾑ ﾉ | | あら、私は信じてるわよレイヴン？ ,' i ｨ''"￣｀ ',从ﾘ.´￣｀ミ｀ヽ ',..', /. ,' ｿ ｨ===ﾐ ｨ===ﾐ. ! {! ',. 少なくても女が大好きって所わ、だけどね。 ノ/ ,' ﾑ ／／／ i}／／／ ||. ', ﾍ, . //ｲ/ /∧ |ﾊ ﾊﾍヽヽ ,'/ { ,',' i!ｲ i＼ ｀ ´ .／ﾘ } } }. ﾄヽ くたばりやがれ紅茶野郎 ＞ {' 从 { ﾄ∧ { ﾊ＞ __ イ!__ノ_ﾘ!ﾉ ﾉ|ノ.丿｀} . ゞヾ ヾ" ,-}. {ﾊｲ ノ イ}ｲ''". ' __,＞‐/〈.. ﾏ ゝﾍ､ . ｧ´__､,-'"/. ',__ _./ | ‐､''＜ . /V |ﾊ ,' _ ',｀ ∧ | ,ｲｨ¨ヽ /. ‘ { /イｲ ∨ ヽ、 |. V/. ‘, ,, !i:i;, . ', , ´ ', `､. !:i:i,'., ! '., .,' ＿',／ ／'.,_ ',//:i. . !! `､ |＿＿＿',.／ .／ ｀ ',:i:i:i:i. ', 、`､ .／'.,＿＿__O.／ ',:i:i:i . ', l` .〃 ! `, `,:i:i:, . ', l / !', !、 `、 `.、 . ',i.', 私は全然信用してませんけどね . ', ′ | ! ',. ', !', ',､ ', !:. . ′ .i. ! ', ', .! ' i _＼ ! ! ',i | .| .l .l ',|＼ | '´ ＼ ! ! '､ お前は本当に俺の事が嫌いなんだな ＞ | .l. | ./／￣` ', ! ヽ| !＼ 、 | . ﾍ |/ .,ィ＝ミ 'i .ｚ＝=-r' .ハ ,`ヽ /／ :ﾍ.|_〃r':: :ﾊ ′ |./.ﾉ/ ', ._＼ "/ i .|､ヽ マ::リ /// ｿ ＼ `､￣ / i ! . ﾍ /// 丶 ´,. .!` ! . i／ V.|ﾍ. ＼＼ _ -＝┐ / .! `、.! (＼(＼ .ﾊ､ ∨ ﾉ ／ ,'', .! ',! . ',.r(＼ ＼ .＞ ､ `ｰ ／ |,V ∨ ゝ､ｒ､＼＼ヘ.`.｀___ー_'__,, '´ | ＼､ ＼＼＼ヽ {O /!,- ､ _ -:ﾊヽ ヽ '., .l / ＼ r ´ { { ﾍ ﾍ '., {O ／ ＼ _..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、| | | | | | | ／ :::::::::::::::::::::::::::::::::＼ | | | | | ／ :::::::::::::::::::::::::::::::::::｀、. | | | .′ :::::::::::::::::::::::::::::::::::丶 | | なんだよお前ら……どんだけ信用してないんだよ / ∪ ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ i ::::::::::::::::::::::::::::::::i クソッ、これでも背中を預けて戦った仲間だろ？ 違うのか？ ! ＞一 ､:::::::::::::::::::::: ! ! ∪ ／__≦二_ ＼::::::::::::::::! ……って、ん？ ＼ _ 斗≦ ´ -- _`ｰヽ::::::::::/ ＞ ´ ｀ミ丶､ ／ ＼ i ＼ ＼ | ヽ-― ¨¨¨¨¨¨ 丁 丁¨¨ ‐-ヽﾊ | 丶 i | | } i| | ､ {:∧ |＼ _|::､|::∧ |l ∧ __,.- ―――- ､ }::::::r ∧ | ∧ ( ＿V:::__/ ∧ | { }-イ _,. ´ ∨ _}､イ:::::::. | ∧ ｢＿／´ _,. ￣V:::::::::::::::::ｲ | | V{ () _, ´ ￣｀ヽ､:::::::::::::::|＼ { l , L__／ ヽ:::::_,ｲ､ ヽ V ／ ､ ＼,..ｲ| :. ∨ | ヽ ヽ ヽ ＼| . / , ∧ ∨,.､ ―‐ ∨、 | | ＼_, | : |__∧ V ＼ _､ V l | | ＜ , | あれ、何処行くんですか？ | | 'Ⅵ｀ ＼ ∨ｲ震斧ﾐ}, | , -､ ∨ | | { ｨ雫、 ＼ } Ｖzソﾉ| /| /⌒ } l ∨、 トイレだよトイレ。飲み過ぎた ＞ / /|､ ∧Vj ｀ / | , _,. ﾉ | } / イ , ＼:} ' |,ｲ__.,.ｨ | 从 そのまま帰ってこなくていいですよ / ｲ |叭 _ /／ / ∧ {｀ V ＼ ゝ｀ ｲ/ ,: |/ }/从 くたばれレズビアン野郎！ ＞ | / ｀ . イ / イ ／-ｲ / ｀ | l{ { ｀T¨｢´,／￣{/¨|/ | V乢乂_|｀' ｢ ∨) 乂 〉 ﾉ ＿＿_}-､ ｨ{ ｢o _,. イ´￣＜ﾆ／´｀¨ヽ、 r-､＜ﾆ∧_}__,..＜ ／ ／ニ／ | ∧ﾆヽ ｰ'r- ニニ＞ イニ／ | {ﾏ∨ﾆ∨ニ＞―‐､ﾆ(_ﾉ イ { / ∧ ∨ニ｢ }ニ｢ | ,: / ｀ｰ'⌒乂＿___／ イ / | { ／ ＼ l ヽ ＼ ＼ ヽ __.＿ノ ＿〉 }ヽ. ＼ Ｕ `i |;;;:::| i 〈{::} 〉 _,. -―‐く` ヽ ⌒ﾞ''''''´" ヽ 畜生。たまーに俺がセンチメンタルになると {′ i ヽ }ヽ_ （,,＿＿,,ノ!_ノ .| `ーｧ= ＜ ,} ､ ﾊ!＿ ￣￣￣ / こぞって攻めやがって……あいつら俺の事どうおもってんだ朱雀？ { {￣ヽ _＞ ´ r‐_) ／ ヽr―― '´￣ ／´ ＞ . ｀ﾆ´ ,.メヘ、 /.{ __.. イ ,ﾊ＼ ＼ ｀ ｰ‐ ´/＼､ ヽ | ヽ. -‐ ¨´ ノ}＼| ＞ ､ ヽ ∧ ヾi､ l. | } ﾊ ,／ ∧ヽ＼ .ヽ ヽ / l }il! } | ハ ヽｰ､―--- '´ﾉﾉ ト､ ヽ ,iﾘ/-{ { ＼＼ ＿／ｲ .|ヽ.ヽ ヽ l ///ﾄ､ﾉ ｀７ヽ、 ` ＝ﾁ'´/ ﾉ / {＼＿_ ノ .ノ ／ ,ｨ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ 7.{.|:::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} _, イ/:i V:_::::::::/::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､＿＿ _, -──':´: :〃: :.ハ' ﾍ::::::::::::::::::／::::::::/:::::::::::::::::',:::::::::::::::::::::::ハミ＝' :':.´: : : : : : : : : : : //: : : : : ﾍ }:::::::::::／::::/:::::::!::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::i : : : : : : : : : : : : :/:{: : : : : : :. ﾍ::::::::/,//::!|::::::::|::::::::::}:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::l : : : : : : : : : : : :/: :|: : : : : : : : :.ﾍ:::i､ji |:| V:::::i∨:::::i:::::::::i:::::|!::::::::::::::::/:::} 少なくても、ペットゲン少尉は恨んでいるかと : : : : : : : : : : : i: : :l: : : : : : : : : : : :<{芯ｚz､V､:! i::::/::::::メ|::::ﾄ!:::::::::::::/// : : : : : : : : : : :.i: : :.∨: : : : : : : : : : : ヽ￣ ヾ V:::;ｲzzｯ:/ j:::::::::::/:ｲ', やっぱりか。だから百合は嫌なんだ ＞ : : : : : : : : : : : : : : : ∨: : : : : : : , イ ｲ -彳::. .:／:::::::::／: : : ﾍ : : : : : :_:_:_: : : : : : : : ∨: : r ' ´ ｲ _j::::::.:-=彡i:ハ:i 7: : : : : :＼ : : : -- ､ ヽ: : : : : : : : :.| ,ｲ:::}＼ -===ﾆy . ＜//ｊ/|:!//iﾉ: : : : : : : : ヽ : : : , ---ﾍ ∨: : : : : : :| / ヽヽ ＼__ ＜ /////＞-'´,- ﾆテ`: : : : : 7 ／ }: : : : : : :.| i'::::ﾉ }:j i:::{ r::::/ /イx＜: :.／ ／: : : : : : : : :./ !: : : : : : :.!.i:-､ <:〈 〉≠〉,ｲ 7 ／: : : :,ｲ (, ---- ､: : : :/ , ィﾆﾆﾆヽ, 7: : : : : : ﾉ.{i',::::::i il〃,.::,ｲ l./ i: : :,ノ }:./ : : : : : : : :.} /: : : : :_,.ｲ |.∨''´ ` .／ }' 八／ヽ ＿__ // : : : : : : : / ｀`ヽ: :∧ | ∨ .／ , イ .／／ ,. イ: : : : :ﾉ ,ｲ:/ ／ ヽ ／ ＼ くそっ、レズビアンはこれだから嫌なんだ。ネチネチ嫌がらせをしてくるし。 ／ ､ ＼ / `ー- ヽ 俺は絶対に百合は流行らないと思うんだが、そこんところどう思うよ？ | ､＿＿ | ﾉ └┘ / | (､ !_j | {`ー-' / ＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／ ソ´:::;;;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿ ／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ, / .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::| ＿＿＿_ ト､＿, '´.: : : : : : : ＼ト､ 入┘: : :,-‐'￣￣￣｀: : : : :.:ヽ＿_ ／:／￣ﾌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ＼ ／／:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.／:.ﾉ:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:＼ ﾚ/ /:/:/:/:.:./:.:/:./:.-=ニノ:.j l:.:.:.:.|:.:.:l:.:.:.:.:l |:././: |/: /:l: : |: |: /:.／:.／:/:j:.:l:.l:.:.:|:.:.:|V |/ ﾊ: :|ｌ: :l_ﾊ:_:l:_:l/:./:.／/ノ_/_ﾉ_j:.:.ﾉl:.:.|＿ |: :ｽ乂:V ｨ‐ｩ-ヽ|:/ﾚ´ ￣ノノ__/ノlハﾉー' どう、と問われましても……女性に関しては疎いもので。 ＼l: :l:ヽ| ゝ-'―' | イ¨ザ> ｸ:/: :|:.|_ V＼rｌ. | ￣¨∠ノ:.: /:ﾉ 私の人生には当主様が道標で―― {ﾊ !' / 〉:./ﾚ' ハ ー------' /ノ／ ノ:.:.ｌ＼ ￣ ／:|:l（__ ｵｰｹｰ。この話は止めよう。 ＞ ￣ﾚl/ l＼ ／|:.:|ﾉｌー' |＼＼｀ ー '´ ﾉ）ﾉリ ／| ｀ｰ|「￣￣|｜| ＿／ /⌒ｙ‐ || l |/ ―'´ / || | l＼ || | ヽ、 }} 〉 ｀ ー ､ || | ＼ .＿＿＿＿|| |､ ￣ヽ | | | ｒ―――┘ ヽ二二ー--､ | | | | | ○ ￣￣ ヽ | | ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃最近、朱雀といるせいか野郎どもの視線に何故か艶っぽさが出ているのが ┃レイヴンの悩みだった。軍人図務めだとウィッチに欲情する訳にはいかず ┃男だらけという環境のせいも相まってゲイホモ男道に走り出す輩が多い。 ┃ ┃ここアフリカだと特にそうだ。なにせ、美男子×美青年というホモ歓喜の ┃構図があるのでレイヴンの写真は高値で兵士達の間で取引されている。 ┗ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ……で、裏方たちの動きは？ ／ ＼ l l | | l l ＼ ／ ＼ ／ ,ィl＼ ; ィ ,....:::::'´:::;:::; ￣￣￣￣￣￣￣￣:::::::::;::｀':::::...., ／::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ / /／ ／ ／ ／ ／ ／/ ＼ ＼__ __彡'/ ､__｣_ノ´ ／ ／_／ ／ ／ ／ { ､ヽ. ヽ.一'′ i'´ ､_/_/__ ／／｣{_/ / ／_/ ハ 、 い､＼_ _jハ { i { ｀７￢ｧイ_／ゝ 二二彡'７.イ ヽ＼ i i ｀丁丁！ ゝ／乂_/__／⌒v´ / ／{≧{ ﾄ､ ､_ ! ! i } } ､_く／_／ー个 _} ﾍ { i /r=≠ﾐﾍ } ﾞァ一} } ！ ! ,′ 神造歩兵「震電」がハルファヤ峠近くで目撃されてます { ｀7 /i { ＼ ＼ヽ ﾄl r爿ﾄ､ .ノ ｲ/ // /' 〃 >‐{/￢…‐ヘ. _＿__ ヽﾄ､！ i{ し'^ 〉､／_｣i二ィ７ / / 恐らく神造磁力線器「澪」、震電挺身隊も同伴かと…… }_,r─………‐- _ ｀ヽ､｀ `ー‐ ´／´≧十ﾉ 〃 {／ ／ / ､__ _rｭ_ ヽ } {_／/ 八{'´ . / ＼_ｰ' Qｰ─ｧ' / / ', ⌒´ ｀ / 〕//'⌒´ / / _ 〉 /// / ,ﾍ _＿＿__ _∠_ . {7／ / / ＼ ´ ──ｧ'´｀ヽ. 〕 ´ 厂 /｀ヽ、 ＼ ／ ／／ ＼ { 〔_ 〉､ 厂`ｰ ´ ／∠.. -‐………‐ ､ ＼ ＼ ＼_ 〕 /_/ ＼ _／／ ', ヽ ヽ } ∧ {_｣ V´_／ } ヽ ＼｣_{ ＼ ＼ { ん'７二 ｰ＝ニ二 ,｣ `ー'´ ヽ ヽ L __/ / | , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ ヽ / / 、 , 、 ', } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i ハルファヤか、俺を誘ってんのかね。……他は？ .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! ,' i .l , , .,′ .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 ． ":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :ヽ:.:.:.: . . __ ／:.: ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :⌒ヽ:.:.:.:.⌒､ ′ : :'⌒:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ:. ｀ヽ /／:.: / : :／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :､:. ヽ:. l:.:. 仆 /:.:.:.:.:.//:. ′／:. /:.:.:.:.／:ﾉ:.: l : :}:. } ､..} ヽ ー=彡: //.../.../.../// /.-=彡イ/ヽ､:.:/: /:. | l:.: | ' / ′:.:′.{: /..l l...l : :/ i/../__ j」V:.:/:.:.:.| | : | { l |.l i...i...|-V－十i|:.:.:| ﾌノ ,､≦ﾐ V:.:. : :| |.i i} 塹壕鉄人「雹」、海底工兵「霆」、空挺尖兵「霄」 l八.l |: |: i/ うﾐt､ ＼j イ{ｲz7 〉i}:. ﾉ:.:.i/ | | 乂l.i.人_」斗''゛ ` ¨¨´ノイ_ ノ}l人} 御三家の鎧の他に新鋭の覚醒式強化外骨格「雷電」 从｀ト` | / ﾉﾘ ヽ∧ ｀ /r=彡､ その配下に普及型強化外骨格小隊が複数…… ､ ,―-､ ｲｌ:|:.:|ﾐﾄ､ ＼ ￣ ／ i|从人 r== >､ イ,r＜>r= ﾐ わぁお。だいたい８０ぐらいか？ ＞ l ｀ヽ ＼｀Y´ ／<f´r ´￣l |｀lil l ヽ＞＜ :′| li l | il l:.:∧乂 /:. : | lil l | il l:.:.:∧x/:.:.:.:.:| li l ､ ,,.. イi il l:.:.:.:.:.v:.:.:. : :|ﾐﾄ､ r ､ ＞． …''"¨＞ｌ l ＼ il l=＝o＝＝=| l＞｀弋ン≦三{il｀＞ ＜´ i| | {}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :{}// ´ 〈〉 ミx ／/: : : :/: : : :/ /: : : : : : : ／__／: : : : : : : : : : : : : ＜ ∠-/: : : :/ : : : / /:/: :､-‐＝￣__ ノ: :|: : : | : : : : : : : : ヽ /|: : : /: /: :/ /| |: : : :了￣ // /}: 人: : :| : : : : ､: : ＼| //|: :/／|: :/|/ {|: : : :/ |: :/ / ///| : |＼{: : : : : ｀丶、＼ 向こうに装甲電獅子「霹」もいますが…… l| |: |: :{ |/冫＝=|: : /___|/-/ノ≠ニ弌: :｀: : : :|_: : : : l`ｰヽ ヽ{| ||: : |{ 仁ヽ|: / ￣｀__..-=≠ヽ. |: : : : : / |: : : / まぁ、あれは様子見でしょうね。 ｀ヽ＼ ',└┴lヾ ´_{‐-'::::} ﾐ |: : : :ノ } l: : / ｀､| / ￣｀¨￣ ／: :／ ／:／ ｀、ヽ. ／-‐'´∠´: : / ヽ ｀_ ノ / /レ ＼ ｀二‐ ､ , ' '/ノ} ＼ _ - ィ戈 彳 ＿＿_ -‐=＝￣r≧≦二＿-─=彡冖 : : ﾄ､ ／ :／: : : : : : : : : : |: : : : : : :| |￣∧: : : : : : :l: : ヽ . /: : /: : : : : : : : : : : : :V: : : : : :| |.,-ﾍ/‐､: : : ／: : : :｀丶 /: : /: : : : : : : : : : : : :/ V : : : : | /⌒)乢⌒:／: : : : : : : : : ＼ |: :/: : : : : : : : : : : : : { {: :V: : : : | |: : :{山}'´: : : : : : : : : : : : : : ＼ |: :|: : : : : : : : : : : : : :// ‐- -//-‐´）（: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ ヽ |: : : : |＼ : : : : : //: : : : : : l l: : : : :于: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . | |: : : : ||: : ＼: : //: : : : : : //: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／.:￣￣￣￣￣ ＼ ／: : : ＼ ／: : : : ＼ おー流石は朱雀。のぞき見は得意分野か？ ／: : : : : : ＼ / : : : : : : : .._ _ ＼ 幽鬼斥候「霧」の御かげですね ＞ |: : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀ l |: : : ::;; （ ● ） ﾉヽ （ ● ）;;::: | |: : : : : ´"''" , "''"´ l ＼ : : : : . . （ j ）、 ／ ＼: : : : : ｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ ／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : /＼ ／ ∧::::::::::::::＞､r‐'".::::::::::::::∧ ､ イ | '::::::::::/￣￣ヽ::::::::::::::｀ | }丶 、 ,. '" / | ヽ::∧ /＼::／ | ! ｀ 、 ､ ´ ｀´￣ ‐-｀丶、 （(≧ｰｧ´ ／ ｀丶、 ＞' ／ ｀丶、丶. / ／/ ／ ー=≠ｧァ´ {、 ､ ヽ ヽ、__ノ ﾚ/ ﾚ' / / ／ / / ハヽ ﾄ､ ＼ァく´ 〈 ﾘ / / /__ ノ {// //{ {＼V l i ﾄヽ ヽ、 ヽ{〈丁７7iTく //V斗ﾍ.ムｲ} } l l ⌒´ で、どうなさいますか当主様。 _ノ ヽ〈 {｛ ! ヽX{ ｰｧｆｧァﾄﾉﾒ、 / //{ ｀≧ィ′ ﾄﾄ＼__{ ｀ {:{fｯ' i{乂イ イ´ _ﾉ 此方の戦力はエクゾスカル二機しかありませんが…… { // /{⌒i ｀~｀ ハﾄ､(_ ,､Vハ(メ、 {、 { ´ / 丶、i ＼ --‐ｧ '´ /ヽ/ ｀}}ー―r‐{ﾄ､_ ´ /ヽ/ /ヽ、 ｣j / /ハー -- ､ / ′ / /｀¨¨~７ﾊ ヽ . ´ ｀７7¨¨7¨{廴 ｀ ー- ､ ﾄ､ ／ // く ｀丁 i{ﾞ~｀ヽ Vノ ＼ /＿＿＿__ // 〈 仁i{ }} ﾒ、 丶、 {, -‐‐‐‐-- 、⌒´ｲ } 仁i{ lレ' ＼ ﾉ ﾉヽ、 | ⌒{ / ｌ 仁{、__/ﾉ｀ヽ、 / /、 } | ﾉ′ ｣ }レ'７7_ . -‐ ヽ./ / ｀/ , ´￣￣￣￣ ｀ 、 , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ ヽ / / 、 , 、 ', } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i そうだな、少しばかし雑魚の数が多いけど…… .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! まぁ勝てるだろ。群れるのは弱い証拠って言うしな。 ,' i .l , , .,′ .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 . ／:. ＼ /: : : ＼ . / : : : ヽ | : : : : ,.,,,,ノ⌒" '' ``⌒＼,,, l それよりもだ。下手にばれるとマルセイユとルーデルの仕置きがこわい。 |: : : ::; （ ○ ） （ ○ ） .;:: | |: : : : : ´"''" "''"´ l ダブルハンナとか恐怖以外の何物じゃないぞ。 ,＿ ヽ___ （ j ） u ／＿_ ／:: r' | r'￣二ﾕ:｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／ : :: :: :`:､＿_ : : : :::| .| | / ) ｀) ／: :.ﾍ : :: :: :: :: :: :＼＿_ : : |.ﾉ. ﾉ / ⌒ヽ＿ _ , ´ |: : : :ﾍ: :: :: : : : : : : : .ハ : :: ::＼ `ト､ /: :､ : : ＼: :: :: : .i i: :/: ::ﾍ : :: :: :l: ｀ー┬-､ |ii入 ／|:: :: :＼／: : : : {. ﾚ /: :: : ﾍ : :┐|: :: :: :: :＼） ７ ./iiii〈 |: :: :: :: :＼: :: :: :Ｖ /: :: :: :: :} : :イ .|__/ ,へ/⌒＼ ./iiiiiiii｝ | : : : : : ::/: :: :: : Ｖ: :: :,ｲ: : :! イノ: : / /: :: :＼＿ ￣＼iiii｝ |: :: :: :: :/----: : .| ／ノ: :: :| ＿＿＿_ ト､＿, '´.: : : : : : : ＼ト､ 入┘: : :,-‐'￣￣￣｀: : : : :.:ヽ＿_ ／:／￣ﾌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ＼ ／／:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.／:.ﾉ:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:＼ ﾚ/ /:/:/:/:.:./:.:/:./:.-=ニノ:.j l:.:.:.:.|:.:.:l:.:.:.:.:l |:././: |/: /:l: : |: |: /:.／:.／:/:j:.:l:.l:.:.:|:.:.:|V |/ ﾊ: :|ｌ: :l_ﾊ:_:l:_:l/:./:.／/ノ_/_ﾉ_j:.:.ﾉl:.:.|＿ |: :ｽ乂:V ｨ‐ｩ-ヽ|:/ﾚ´ ￣ノノ__/ノlハﾉー' そっちに恐怖しますか、普通。 ＼l: :l:ヽ| ゝ-'―' | イ¨ザ> ｸ:/: :|:.|_ V＼rｌ. | ￣¨∠ノ:.: /:ﾉ 俺にとっちゃ強化外骨格を引き剥がすルーデルのが怖い ＞ {ﾊ !' / 〉:./ﾚ' ハ ー------' /ノ／ ノ:.:.ｌ＼ ￣ ／:|:l（__ ￣ﾚl/ l＼ ／|:.:|ﾉｌー' |＼＼｀ ー '´ ﾉ）ﾉリ ／| ｀ｰ|「￣￣|｜| ＿／ /⌒ｙ‐ || l |/ ―'´ / || | l＼ || | ヽ、 }} 〉 ｀ ー ､ || | ＼ .＿＿＿＿|| |､ ￣ヽ | | | ｒ―――┘ ヽ二二ー--､ | | | | | ○ ￣￣ ヽ | | 727 : 七色 ◆5yAzQ5rmCs [] 2014/04/26(土) 18:34:11 ID:raWg.CUg0 . / ' . , , ', それじゃ、挨拶しに行くかね……。 i ゝ￣ ''ー- ! { {＿_ ヽ J } こっちから行くぞ朱雀。強化外骨格軍団にカチコミだ。 . ', ﾏj ￣ﾉ / ゝ ｀ ´ ∠ ＿ { i ,ｨ´::::::::::::::｀ヽ ゞ.､ ＿ ﾉ ィ/:::::::::::::::::::::::::::＼ . ｀ヽ ￣ ,.ィ≦/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀ ー- イ:::::::::::,{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::::::::::, ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::., j:,ｨ彡:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', /:::::::::::::::::::::::::＼:::,ｨ":::::::::::::::::::::::,.ｨ≦｀ヽ {:::::::::::::::::::::::::,.::ｨ:´::::::::::::::::::::::::,.ｲ ／ ﾊ !::::::::::::::,.:ｨ.:´::::::::::::::::::::::::::::／ ／´ i |:::::,.ｨ.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / | |:::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | }:ｨ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:| | | !ハ::::::::::::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::! | | / ゝ.::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::::::::| | ! /.:／.:／.:.::,／.::.:{::.::.::.::.::.::.:i::.::.::.::ヽ::.::.::廴 _::.::.:Vノ ー=彡'.:{::/.::.:: ./.::/.:ノﾊ::.::＼::.::.:}::.::.:. ::.::.',::.::.::.i:: ｢ . ', /.::.::/:ﾒ､:.::./ｰｧｰ７ィ.:〉､_::.｀:ーｧ: :i::.::.::.:i::. : .}::.ﾄ､ } {.::.:/./ V.::.:/. ./ /./.:{ l:斗｢:.:{::.::.l:: :: .::}. :/.::.!ﾄ､:V V.::.i {::./.::.厶{/≧ﾐ｣::.:iﾊ::.ﾄ､::.}:: .//.,ｲ.::.::ﾘ::.::.ﾄ､_, 勿論、地獄の底までお供しますとも。 _ノ.::.::! Vﾄ､::{ {rf行㍉{､V }/.::/厶{/.::.::.:}::l::.} {::i::｣､ ﾒ、く ､竺x′ ｀^`ノｌ::.代ﾉ/.::.::.::./.:ﾊﾉ ,}/ ｣､ / vﾊ ノｲ竺ｲｲ::.:／}ノ -‐ ´{＞ｲ{、{ } ,} { / /／ ´ ヽ ヽヽ. ヽヽ ／/ 〈′ ヽ ヽ＼ ヽヽ￣ 二 ｰ .ィ´L ＿＿_ ﾄ､rfLヽ ヽ＼ ヽヽ ／ l l ￣￣ i｀丶、 L } r､} vﾊ/＞ . `く } } } i｀ﾄ､ / ､＼. / //／ }￣ ／／ | ∟ヽ. .厶′｀７ //ｲ { ／／ _ .. -‐ ､ ｀ ｰ- ､ヽ. 二二 ‐ 、 〈 〈 〈 /´ ／ .. -‐ _ .. -‐ ､＼ 丶ヽ ヽ ヽ. vﾊ. '. i ｢´ ／ .. -‐ ＼｀ ー‐‐---｀ー vﾊ 〉 〉 l { { / ／ ／ , -‐ ´ ｀ ￣￣￣￣￣ vﾊ/ / l ', V / / ／ , -‐──‐‐- . ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃彼の言葉と同時に、二つの装甲二輪車が物音ひとつ立てずに傍まで ┃駆けてくる。そのどちらの後部座席にも、同様の黒い鞄が備わっていた。 ┃ ┃強化外骨格「零」と「霧」の鎧櫃である。それぞれの二輪車に乗り込むと ┃ハルファヤ峠目指して静かに基地を抜け出した。 ┃ ┗ なんか朱雀も格好いいし >>721 しょ、職人さん……確かに霹のマスクは曲面が多すぎてやりづらいですよね…… バッドエンドがより明確になったけど 本編のアフリカ編は愛仁一人で強化外骨格軍団相手にしないといけないんだよなw まあ裏方＝ネウロイである可能性も否定できないけどね ……と言うか、朱雀を仲間にしててもあれを突破できないって今後の安価はどんだけ鬼畜難易度なのか…… と言う事は仲間になるのはアフリカ以降？もしかして本編でもまだ仲間にするチャンスがある……？ >>735 マルセイユに手を出したせいで彼女を盲信していたライーサと険悪になってる。愛の歌のエイラ―ﾆｬと似てる 電獅子さんググって出てくる画像だと、マスク外して猛の顔が見えてるのばっかりなんですよ もしこの先が最悪の展開になってしまったら文字通りたった一人の最終戦争不可避 今回出てきたのが散様が色々かき集めて錬成したとか裏方がクローン作ってました的な超展開でもない限りは 邪悪になればいいと思う このハードっぷりを見ると頼れる男の仲間が一人や二人欲しくなるな－ｗ ウィッチはいつ死ぬかひやひや過ぎて心臓に悪い んー、吐き出せるとすれば アフリカ編でのバルクホルンのペアをどうするか悩んでるぐらいか……？ 今の所・マルセイユ＆ライーサ、稲垣＆加東、マイルズ少佐＆メンバー、KAK、 パットンガールズ、シャーロット＆古子、なのは三人組、etcって感じなんだけど…… 愛仁よ！おまえはなおも 人間を称える詩を歌うか！ 歌えるか！ どうでもいいさ 闘うだけだよ 歌う、歌うとも。 俺は人間を愛している！ 以上、覚悟のススメ10巻より抜粋・改変。 でも一生の本性というか、誰も本当の一生を知らないっぼいことを七色がこの前ぼやいてたし…… 一生って山を降りる前はひたすらミュータント殺して食って映画見て寝る生活だったんだよな…… 猟師もいずれ阿鼻叫喚のどろどろとした状態になるって言ってたしなー… 此処の愛仁が使ってる強化外骨格で刀持ってる奴ってなに？ 開花のススメの雷電ってのが調べたら出たんだケドあってる？ 風呂入ったら欧州本編始めようか……言われて気付いたけど市長の話だけで1スレ消費してるね。 愛仁が愛（する人）を喪うとか笑えんし そういやｱﾌﾘｶﾜﾀﾘｶﾞﾗｽのことを愛仁と呼ぶ人ってまだいるんかね げいヴん さ レイブン「難民に犯された挙句ネウロイにされたウィッチ達が沢山居た気がするけどそんなことはなかったぜ！うおー！」 レイブンの勇気が世界を救うと信じて！ 欝ブレイクにはなるな もしかしてキャラソンのあれ？ 七色は人形系は買ってるの？ 有る意味エターより悪い最悪な結末だし・・ 葉隠印と付けば何でもできそうなのは自分だけかな？ 肉体再生とか。 エクゾスカルでも体の半分ムシャムシャされても生きている奴いなかったっけ？ >>773 雷電、零、霞、雹、なのは、フェイト、シャーロット、バルクホルンの順で飾ってあるよ >>777 あれは動地さんのほうだな……震電とか。 お風呂から上がった……私、お風呂の時は1時間近く入るんだけど普通なのかな。 やる夫は欧州で試されるようです 第八話 その１２（巻き戻し後）ミヾ:.:.､ ＿ ／;';ﾐﾐ}:} シ､ゞ:.;.;';';';';';';';';';'ミｿ:ｲ ﾉ: : : :.':':';';';';';';';';';';';';';';', /: : : : : : : : : : :,';';';';';';';';';', ﾆｬｰﾝ、正直……催眠術なんて信じられないでやんすけどねぇ {.:.TIIヾ.:.:. /IIフ';';';';';';';';';';'; ―‐- +.:. : : : : ' :';'-;‐_';'_';'‐;';'ﾅｰ まぁ、兄さんの頼みですし……御主人の操も守らなきゃあかんでやんす -‐ッニ夫 ヽｒ ' ﾁﾆ二_';_';';';';メ､、 ''",. : : :´ﾞ ｀'''＾'ｰ''" ア`丶､｀ , : : : : : `'ｰ-- ' - － ' ; ,.': : : : : : : ; .,'; : : : : : : : : ,:; ,.;.;.;. : : : : : : : :. ,' ,' .; : : : : : : : : : . :,' ,':. : : : : : : : : :. ,:;' ,': : : : : : : : : : : : ,.,.;.;';' ,:.':';';.; :. : : : .,.,:,';';';';' .;';';.;.; : : :.. ､ 丶 ,.:':':';';';';';':' : :':';';';';';.;.; : : ヽ 丶 .;' ,';'! : : : :':':':';';.; : ,r;.;.､ 、 ; ,';'ﾂ ;'; : : : : : : : ,': :';';'} ､ ; ;';' ' ';';';';.; : : : :,;';.;.: : ;' ヽ{ ﾞ、 ､ ' .,.,:':';';'; :人 j ｊ ,!、 ヽ 丶;‐:': : : ';';ｼ `'^''''^''ﾞ ｀ヽ､j_,!ﾉ ﾞ ' '" ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃さて、一方バルニフィカスだが……愛仁から市長関連の経緯などを聞き ┃今しがた傲慢グループの所へ向かっている途中だった。 ┃ ┃難民たちの仮設天幕が立ち並ぶ場所を、その小ぶりな体躯を利用し ┃そそくさと音も立てずニンジャの如く、通り抜けていく。 ┃ ┃目的は一つ。市長や周辺の奴等に関する関する情報収集だ。 ┗ ／:.::.::.::.::_;／': : : ｌ! ／:._;.-‐''¨´〃-､_: : |l＼ ／;.-'´:.:.:.:.:.:.:.::.::.::.::.::.｀::. !::.:ヽ ｰ=ニ_´::.::.:.:.:.:.:.:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::.:.:i ｀ヽ:｀ﾌ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:z::.:l 正直、シュテルの姉御が先駆けしちゃいやしたし ,ﾊ:.:｀t::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:__-‐ニ仁「 ／::.;.ｌ:.:.::.!::.::.::.::.::.::.::.::.::.::_‐―‐-/--j- 御主人も御主人で、さっさと「おねだり」すればいいのに…… _,,.-‐'´_;.-'￣「ﾆ_ｷ‐:__::.::.::.::.:rtジ::.::.:／::.::.:/ _,,.. -‐''´::._;. -'´ '´.イ::.::ぃ`”ﾞ:::.::.::.::.::.::.:／::.::.::.::,' こんなところで変に遠慮なんかするから……ﾆｬｰﾝ ,.:'"´::_;;: -‐''¨´ ´ !_;.-tヘ::.rｯ::.::ﾆフ仁_‐-､/ ::.::.r'´ '´ゝ'´::ヽ::.｀:ーt'´::r'ト､::｀:/ ヽ::.｀:ｰ-､___ ＼::.丶::.::.::|::.::ｌ {::.::.::i′ ｀ｰ-､＿;;ﾉ `i::.:ﾞi!::.::.l::.::!！::.::| l::.::l|::.::.|::.:| !::.::.! |::.:ｌ|::.::.l::.:t.｜::.:| r'::.::! !::.::{ｭ:ﾝ l::.::.l ‘'ー' ヽ:_ッ !::.::t ヽ:_;j:〉 ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃そう呟いてはいるが、他の物にはただﾆｬﾝﾆｬﾝ言ってるだけにしか聞こえない。 ┃レヴィとの約束で、あともう一つお願いを聞くのと、剣の個人練習もある。 ┃ ┃それなのに、この市長の件と言いシュテルの件と言い、間が悪すぎるのだ。 ┃ ┃主人の不憫さに嘆く飼い猫だが…… ┗ ,..,.. , .:'.:' .; . ﾞ;'"ﾞ.:.. 、 ,. : ´.:' .:' .; ﾞ; `ヘ:..., ,,.... .., ,. ,. ,. .从ゞ':' .:' .:; ﾞ;｀ヾ、:}.:, .:, .:.:.,: ,: ,: .,: .:火"´,' .:;. .::, んしょ、んしょ…… ﾞ;｀ヽr':, .:, .:, ,: ,: ,: .,: .´ .:.爻x'"´ ,; { ﾞ;.:.ﾒ;, :, .:, .:, ,: ,: .,: .: .:. :.: ..... ヽ.,;.. .,.,ﾉ あー、せっかくメスで良いカメラをみつけたのに ;iﾂ: :. :. :, .:, ,: ,: .: ,:._,;, .:.:.:.. . :. :. :. ..｀〃 ;ん:_:_: :. :, ,: ., '"¨“:,:,:;.:ゞﾞﾞ ''*ﾐ;,:,:,:.,,.. .:{ これじゃ宝の持ち腐れでヤンす……はよはよ、と ;ﾂ´￣:¨ヽ:.:.:.:.:{!.:.:;.;.;.;.:,.'. . . .:. ..,.,:,:爻,..ﾐ ｷﾐ.:...,.:ﾞ rｰ‐ｧ´:.-=ﾆ ￣ :: ,. -:;.:-ミ:. . 爻, ,.｡*'゜ レヴィのご主人を煽ってみるのも手段でヤンすかね？ .,.,.,., . ﾞﾐﾆ=- ﾏ_ｿ ｰ=ﾆ ..,, :."´:. :. : .: .: .＞'"´ r'"rﾍノﾞヽ:.ﾞ.:. ヽ¨´ '⌒ヽ .,.:'" .: .: .:.:.... . ''ﾞ´ i: (ヽﾉゝ-'ﾐY:.:':,、 ﾂｰ-ﾐ:. .. ,.:ﾞ .: .: .:.:...,, ''´ }:.rｰ:{ r' :. :.: ;｀ヽ{:. :. ...ヽ,": .:. :. .、.:.r'"´ . ',.ヽ人__,,ﾉ: :. :.:. ;. ﾞﾐ:. :. .. { .:. :.:.ｨうr' ﾞヽ:,:,:.;.: ;.;rｧ :. :.. :. .:.ﾞﾐ:.,,.｡*乂ゞrｧ:,ｨﾉ ゝ:'.':.´:.,: . '"´￣´ ,.｡*'"´´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ウィッチとの艶姿を写真に収めたいだけなのだ。愛仁と同じく、彼も変な ┃ところで職人気質なのだろう。きっと本国に行けば高値で取引されるに ┃違いない。……売るつもりなどないが。 ┃ ┃トラックの上によじのぼり周囲を見渡すと……少し離れたところで目的の ┃人物たちを発見した。 ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ……おし、じゃあとは手筈通りにな ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ はい ＞ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ .,.,.---､ ,,.,.ｨ''´.:.:.:.:.:.:./ ,,ｨ'´,;,;ノ;:;:;;::ﾉﾉ.:/ ,.,.ｨ'´.:.:ぐ;:;:;:;: :;ﾉﾉ;;/ ,.,.,.､ｨ''''´｀'''´/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾐ.:.:.:/ ,.ｨ''''´´. ﾐ .:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀; ,､,,,,､,ｨ'´ ﾐ ﾐ ﾐ ､ ､､ .;.;,ヽ､ .;.;.;..}二ﾆー---､ 如何にも善人の面被った悪人でやんすね ､､'ﾐ｀..;.;.;.;.;.;.;.;: ﾐ ヽヽ i●}.:.: （, -､:. ）;:;:;:;／ 三.,.;.;.;.;.; ,.;.;.;.;; ｀ｰ''''､ﾐ ー､ヽヾ `' _（.:.:. /￣ よくまぁ、あそこまでテンプレートな…… _ .:.:.;.;.;.;. ミ .:.: ﾐ､.:.:.{ ヾヾ '●/. : / 彡.;.;.;.; .;.;.;.;.; ﾐ､.:.:.:.:: . : .: .: . :.: 彡ヽ::＼_,.i_;;;;ﾉ.:.ノ.:.: /: : : : : : .;.;.;.; .;.;.;.; ヾヾヾ､;:;:;:;:;:;:;:;:;ィ'''''''''',｀ｰ--'''''''´.:. .:ﾐ : : : : おっと、移動するでやんすか？ なら尾行尾行っと…… 彡 彡 ''｀ : : : : :ヽ : ::ﾐ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､ﾐ- '´ : : : : .:.:.: ､ ､ ﾉ ヽ : : : : : :ﾊ`ｰ;-ヽ-'-'-'-''''´´´ﾞ.:.:.:. : : : :: ﾐ : : ヾ: : : : :: ヾヾ｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: ﾐ ﾐ : : : : : : : :: : ﾉ｀.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : : : : : : ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長たちを見つけたが、取り巻きたちとは別れて別行動するらしい。 ┃ ┃グループを抜けて独り歩き出す市長。その痕を適当につけ始める猫。 ┃ ┃流石に人間ではない動物に注意を払ってないのか……ここのキャンプには ┃山羊、兎、子猫、仔犬など。戦渦に巻き込まれた動物たちも何匹か保護しており ┃カナリア・軍馬同様に軍の所で一括して管理されているので見慣れた光景なのかも ┃しれない。 ┗ } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長は度々後ろを気にしながら、キャンプの中をゆっくりと歩いていた。 ┃時々寄ってくる彼の一派の連中と談笑し、時々真面目な顔で話しつつ ┃ ┃……ただぶらぶらするだけなのだろう。と、バルニフィカスは考えていた。 ┃ ┃ここの避難民はすることはあまりない。洗濯や調理の手伝いも足りており ┃軍務の手伝いをしていない人たちは基本、暇な生活を送っているのだ。 ┗ って思ったけど、いざというときに非常食用に連れてるのか？ 昔の軍人さんなんかは拾った子猫や兎をペットにして個人的に飼ってたそうな。 /:.:.:.ヽ / :.:.::ミヽ / :.:.::.:ミヽヽ,.,.,.,.,.,_ i Y ::ﾐミヾヾ}:.:.:.:.:.:.:.｀:''ｰ,､,,,.,..,.,.,.,.,.,_,__,_,_ / ﾑﾐ,,ｨ'''""""""'ﾐ､:.:.:.::.:.ヽ:.:.::.:::::::: ,イ ,ｨﾉﾉ彡彡 ﾐ:.:.:.:::::::::..:.:.:__／ﾐ 兄さんは洗脳する手段とかないのかって言ってやしたが ｨﾐ: .: .: .: . : .: .: .: . ﾐ)_ノ:::: ::::::::::::_,,,,,,,ミ/ ｨﾐ : .: . ﾐｲ'""""":::: :::::::::彡 _ ｀ﾐ 正直、あんな冴えないオッサンにそんな芸当ない気がしやすがね ｨﾐ: .: . ﾐ: .: . ＼:: :;:::Ｖ" _ ﾐ､ ｨ彡: .: . ﾐ: .: 三ミ i:::.... ,ｨ'" ヽﾉヽ(" ﾐ こんな事する位なら、艶姿を激写する方がいいでやんす ｨ彡: .: . ミ三ヽミ：：： {:::::::::i ｨﾐ (::ﾉヽ ｼﾞ 彡: .: .: . ミ ､ ＼：：：：Ｙブ 彡: .: . ノ ｼﾞ 彡 : .: . ''ヽ ￣￣ヽ;;ノ: .: . ﾐ 彡: .: . ﾞ''''-''": .: . ﾐﾞ 彡: .: . ﾐﾞ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃中々口が悪いうえに、いろいろとやっているらしい。恐ろしい猫だ。 ┃ ┃とはいえ、本当にただぶらぶら歩く市長の跡を着けるのは面白くない。 ┃男のケツ追っかけても楽しくはないし、それならウィッチたちの瑞々しい ┃姿を写真に収めてた方が有益な気がするのだが…… ┃ ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } ）） , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ ありゃ、なぜその天幕の中へ？ ＞ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ あそこは……ミスト中佐のだった気が…… ＞ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ .:'"´; ,..,.. , .:'.:' .; . ﾞ;'"ﾞ.:.. 、 ,. : ´.:' .:' .; ﾞ; `ヘ:..., ,,.... .., ,. ,. ,. .从ゞ':' .:' .:; ﾞ;｀ヾ、:}.:, .:, .:.:.,: ,: ,: .,: .:火"´,' .:;. .::, ﾞ;｀ヽr':, .:, .:, ,: ,: ,: U .´ .:.爻x'"´ ,; { 歩哨の兵士もすんなり通しちまったですんすし ﾞ;.:.ﾒ;, :, .:, .:, ,: ,: .,: .: .:. :.: ..... ヽ.,;.. .,.,ﾉ ;iﾂ: :. :. :, .:, ,: ,: .: ,:._,;, .:.:.:.. . :. :. :. ..｀〃 ……んー？ ;ん:_:_: :. :, ,: ., '"¨“:,:,:;.:ゞﾞﾞ ''*ﾐ;,:,:,:.,,.. .:{ ;ﾂ´￣:¨ヽ:.:.:.:.:{!.:.:;.;.;.;.:,.'. . . .:. ..,.,:,:爻,..ﾐ ｷﾐ.:...,.:ﾞ rｰ‐ｧ´:.-=ﾆ ￣ :: ,. -:;.:-ミ:. . 爻, ,.｡*'゜ .,.,.,., . ﾞﾐﾆ=- ﾏ_ｿ ｰ=ﾆ ..,, :."´:. :. : .: .: .＞'"´ r'"rﾍノﾞヽ:.ﾞ.:. ヽ¨´ '⌒ヽ .,.:'" .: .: .:.:.... . ''ﾞ´ i: (ヽﾉゝ-'ﾐY:.:':,、 ﾂｰ-ﾐ:. .. ,.:ﾞ .: .: .:.:...,, ''´ }:.rｰ:{ r' :. :.: ;｀ヽ{:. :. ...ヽ,": .:. :. .、.:.r'"´ . ',.ヽ人__,,ﾉ: :. :.:. ;. ﾞﾐ:. :. .. { .:. :.:.ｨうr' ﾞヽ:,:,:.;.: ;.;rｧ :. :.. :. .:.ﾞﾐ:.,,.｡*乂ゞrｧ:,ｨﾉ ゝ:'.':.´:.,: . '"´￣´ ,.｡*'"´´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃佐官の天幕に、偉いと自負するがそれでも一般市民を通すなど有り得るのか？ ┃ ┃思わず可愛げに首を捻るバルニフィカス。市長の姿は既に天幕の中へ ┃消えてしまい尾行は困難だが…… ┃ ┃下２～８ １．尾行を続ける ┃ ２．このまま切り上げる ┗ { ミ＼､ ,,.-‐''彳） i;i:i;i: : :ヽヽ､ _,.,.,.,.,.:-;-;-;-;-; ､,.,.,.,. , ｨ'／"ミ / i;i;i;三彡＼ヽｰ'';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;｀''ｰ';:ｰ':;:／三ミ / i;i;i;三彡: :＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;／: : :三ミ' ii;i;i;三三彡: :ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／彡三三ミ; i ミi;i;i;ミ三彡｀;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i ミミi;i;i;ミi { 彡i;i;i;ミ彡ミヾ;:;:;:;:;:;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;:;:;:;:;:;:;:;彡i;i;i;:彡ﾞ''ｰ､, ん～、天幕自体の壁布は薄いでやんすね ﾐ 彡: :i;ミヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;:;:;:;;;;:;:;:;:;:;:;彡 : 彡 彡 三ﾐ ミ : ミ;;; ;;;ﾐ ;:;:;:;:ヾヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;://;:;:;ミ: : : 彡 三 声も掠れ掠れなら聞こえるでやんすが…… 彡 :::::::ミﾐ彡 ミ ;;;;;; ;;;; ;;;;;;;; ;;; ;;; ;;;; 彡: :彡 ミ 彡 彡;;;;;彡 ﾐ,,,_ ;;; ;;; '' ;; __,,; :;:;;;ﾐ ﾐ＿＿＿＿＿ ￣ 彡 ﾐ;; ,,;; ;;;;;;,, ﾞ''ｰ-､ ';; ;' , -'" ,,;;;; ;ﾐ ﾐ 彡 ﾐ,､､,;;; ;;;;;;;;;;;;,, ヽ ｲ ;;;;;;;;; ;;;ﾐ ,,.ﾐ ＿_彳. ､ミ ｀''ｰ､ i i '''',;;''" ｀'';;,,;;i,.,.i,.,ｼ.＿:::::::＿＿＿::::: / i '' ﾞ'';;,,,,ヽ,.,ｼ 二ﾆﾆ=ヽ. ∵∴! ﾉ ∵ノ三ミ ｉ:Ｖ i ゃ .ｉ:Ｖ i ( ゅ ｉ:Ｖ |:::i 2 ふ.|::|:::i 3 あ |::|:::i 彡ヽ､,.,.__｀Ｙ"__,／ミ 6 お |::|:::ｉ 7 や.|::|:::i 8 ゆ |:: |/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖi : Ｖ i W ｉ:Ｖ ｉ Ｅ ぃ.ｉ:Ｖ i Ｒ ｉ:Ｖ i Ｔ . ｉ:Ｖ i Ｙ . ｉ:Ｖ i Ｕ ｉ:Ｖ i Ｉ .ｉ:Ｖ |:::i て.|::|:::i い. |::|:::i す .|::|:::ｉ か..|::|:::i ん .|::|:::i な .|::|:::i に . |::| |/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖl/二二二Ｖi ￣Ｖ i Ｓ ｉ:Ｖ i Ｄ ｉ:Ｖ i Ｆ . ｉ:Ｖ i Ｇ ｉ:Ｖ i Ｈ ｉ:Ｖ i Ｊ . ｉ:Ｖ i Ｋ ｉ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃中の様子は一切わからないが、それでも聞こうと思えば会話は聞こえる。 ┃とはいえ、下は土。それなりに堀り堀りすれば中へ侵入できそうだが。 ┃ ┃下２～８ １．中に入り、何が行われてるか調査する。 ┃ ２．危険を冒す必要はない。外から耳を澄ませる。 ┃ ┗ そういえば、鉄平手筈通りになって言ってたのって、きらきーのとこに連中が来てた理由かもね 待っているだけで勝てるって、もしかしてそれできらきー抑えるからかな？ ＿,,＿_,.．-'''" ｀＞､ 〉ﾏ>: : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ . f: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ ／ﾌ んじゃ、外から盗聴でもするでやんすかね。 〉.ｨﾌ: : : 、: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＞､ ／／ ゝ､, イ⌒ゝ: : : : r‐､ ,,__ヽ: : : : : : : : : : ＼ / / ＼: : | ＼ ヽゝ,: : : : : : : : : : : 二二 彡' ',: :〉 〉: } ヽ､: : : : : : : : :〈 . .::::::::::::::::::::::::::i i::::::::r'_ノ ＼: : : : : : : ﾍ, .::::::::::::::::::::::::::::::::r' ,/:::::::::ﾞ::::::::::::::::::::::.〈＞ ､: : : : :ﾍ__ .::::::::::::::::::｀´::::::::::::::::::::::::::::.:. ﾞt: : : : : 〈 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ￣`､.: :', .::::::::::::::::::::::. `､: ', .::::::::::::::::.<: :ｿ `´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃まぁ、無駄な危険を冒す必要はないだろう。天幕の裏手に回り込むと ┃バルニフィカスはその場で止まり、耳を澄ませた。 ┃ ┃自分は猫なので、ある程度は耳の良さと勘には自信があった。 ┃ ┃……暫くして、天幕の中から話し声が聞こえてくる。一体誰と誰だろうか？ ┗ ,..,.. , .:'.:' .; . ﾞ;'"ﾞ.:.. 、 ,. : ´.:' .:' .; ﾞ; `ヘ:..., ,,.... .., ,. ,. ,. .从ゞ':' .:' .:; で、どうだい？ 順調に進んでるのかな？ ＞ ﾞ;｀ヾ、:}.:, .:, .:.:.,: ,: ,: .,: .:火"´,' .:;. .::, ﾞ;｀ヽr':, .:, .:, ,: ,: ,: .,: .´ .:.爻x'"´ ,; { ご覧のとおり、此処のトップの片方は抑えてある ＞ ﾞ;.:.ﾒ;, :, .:, .:, ,: ,: .,: .: .:. :.: ..... ヽ.,;.. .,.,ﾉ ;iﾂ: :. :. :, .:, ,: ,: .: ,:._,;, .:.:.:.. . :. :. :. ..｀〃 あぁ、そうか。それなら良かった…… ＞ ;ん:_:_: :. :, ,: ., '"¨“:,:,:;.:ゞﾞﾞ ''*ﾐ;,:,:,:.,,.. .:{ ;ﾂ´￣:¨ヽ:.:.:.:.:{!.:.:;.;.;.;.:,.'. . . .:. ..,.,:,:爻,..ﾐ ｷﾐ.:...,.:ﾞ rｰ‐ｧ´:.-=ﾆ ￣ :: ,. -:;.:-ミ:. . 爻, ,.｡*'゜ ……これは市長と、誰の話し声でやんすか？ .,.,.,., . ﾞﾐﾆ=- ﾏ_ｿ ｰ=ﾆ ..,, :."´:. :. : .: .: .＞'"´ r'"rﾍノﾞヽ:.ﾞ.:. ヽ¨´ '⌒ヽ .,.:'" .: .: .:.:.... . ''ﾞ´ i: (ヽﾉゝ-'ﾐY:.:':,、 ﾂｰ-ﾐ:. .. ,.:ﾞ .: .: .:.:...,, ''´ }:.rｰ:{ r' :. :.: ;｀ヽ{:. :. ...ヽ,": .:. :. .、.:.r'"´ . ',.ヽ人__,,ﾉ: :. :.:. ;. ﾞﾐ:. :. .. { .:. :.:.ｨうr' ﾞヽ:,:,:.;.: ;.;rｧ :. :.. :. .:.ﾞﾐ:.,,.｡*乂ゞrｧ:,ｨﾉ ゝ:'.':.´:.,: . '"´￣´ ,.｡*'"´´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃入ってくる声はどちらも男の物だった。唯一気がかりな点と言えば、それは ┃片方の声が効いた事のない男性のものだということであろうか？ ┃ ┃バルニフィカスは頭を捻る。ミストの物ではないのは確かだ。 ┃ ┃もっと澄んだ声、こう……綺麗な感じがする。とにかく別の誰かだ。 ┗ /:.:.:.ヽ / :.:.::ミヽ / :.:.::.:ミヽヽ,.,.,.,.,.,_ まぁ、やり方は全部お前に任せているけど…… ＞ i Y ::ﾐミヾヾ}:.:.:.:.:.:.:.｀:''ｰ,､,,,.,..,.,.,.,.,.,_,__,_,_ / ﾑﾐ,,ｨ'''""""""'ﾐ､:.:.:.::.:.ヽ:.:.::.:::::::: ,イ 心配するなよ。今の所、全部上手くいってるだろ？ ＞ ,ｨﾉﾉ彡彡 ﾐ:.:.:.:::::::::..:.:.:__／ﾐ ｨﾐ: .: .: .: . : .: .: .: . ﾐ)_ノ:::: ::::::::::::_,,,,,,,ミ/ その証拠に、ほれ。これまで掠め取ってあるぜ？ ＞ ｨﾐ : .: . ﾐｲ'""""":::: :::::::::彡 _ ｀ﾐ ｨﾐ: .: . ﾐ: .: . ＼:: :;:::Ｖ" _ ﾐ､ ｨ彡: .: . ﾐ: .: 三ミ i:::.... ,ｨ'" ヽﾉヽ(" ﾐ んー？ 誰でやんすか、この声の男は……んー？ ｨ彡: .: . ミ三ヽミ：：： {:::::::::i ｨﾐ (::ﾉヽ ｼﾞ 彡: .: .: . ミ ､ ＼：：：：Ｙブ 彡: .: . ノ ｼﾞ 彡 : .: . ''ヽ ￣￣ヽ;;ノ: .: . ﾐ 彡: .: . ﾞ''''-''": .: . ﾐﾞ 彡: .: . ﾐﾞ ,,-'':::::::::::::::::::::::''‐-､ ,..-‐'::::/ あぁ……これは。そうだな。確かに「良い物」だ ＞ ,, ／;;;;;::::::＿＿,,,...,,,＿_,ヽ..＿＿／ミﾐ;;;:::/ 彡ヾ=-;;,,,,,く,,,-‐'''":;;ヾ;;ﾍ;;;;::; ;;;;' ;;:;;;:::;;;;ｿ;;､ー-/ だろ？ 少なくても、こっちは俺の人形になってるさ ＞ ミﾐ;:;:;:;'''"::::::::::::::;;;;;;:::::;;;;;:::;' "''" ::;;;;:;;::;;;;;::ヾ/ 彡,,ﾍ:::;;::;;:━━━‐‐-､ ,-‐━- i、 ま、これはありがたく頂戴するとしよう。 ＞ _,＞''":::;;:::::;;:::;;:::;;:;;;;;::;; ` ' ''､;;;:::;;::;;:::l ／.:::;'::::::;;::::::::;;:::;;::;;:;;;;;::' ,-─‐-, ｀ヾ;;:::;;;i、 おーおー、持ってけ持ってけ。俺には必要ねぇ ＞ ／ニニニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==== ゝ、 / ===ﾆﾆﾆﾆﾆニニニニ r'~￣￣｀ヽl;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;;;::;;;;:::' ∴∴ Y ∴∵・ ;ミﾐﾆﾆ===ヽ＝ （ 、、ヽヾ__i、＿＿,,,,..ﾆﾆﾆ＝=彡'∵∴∵人∵∴∵ミﾐ=＝ﾉ ﾉ ノ） ~~~~~~~~ニニﾆﾆﾆ===＝＝ー'"､ー─‐‐' ｀ー─ﾐヾゞ､ヾ､~~~~~ --'''" ー''" ''"~`"'~" ￣￣￣￣￣￣"~｀ | ＼`ヽ､ , -‐7"//／ ｀ ヽ､ .l ､＼ ｀ゝrrrr }`Y'l-i ､_ ／///////／／／／｀ ー､ l ヽ,r`'i | | || | | | |/////`,,ｰ-''､jjll ' ////／／ ／´-―ゝ で、本命のウィッチたちはどうなんだい？ ＞ l 7'ﾐﾐﾐ､l l ll l | | |/////､i ll ｀ヽ､_ ／／／／--―ﾆﾆゝ ゝ'´ ﾐﾐ' ''ﾞl l l //////彡／￣￣｀／//／／ﾆ二ﾆﾆﾆﾆ二 } ……いま取り掛かってるところだ。 ＞ / l ll//////'''彡ﾆ,,ノ ／´////／ﾆニニニニニニ ゝ ∠ _, '' ' l/////／∠ﾆﾆ二二二二二≡ゝ 私が見てた限りだと……かなり手こずってる /_ `ー-‐ `ｰ ヽ////／´´￣ ／―ﾆﾆﾆ//{ ヽ ように見えたんだが……気のせいかな？ ＞ ―‐7―-- ､ `ー-- l` 二二===/ l __ ﾌ--―‐ 7 ､, ＿＿＿ __ ,j` ﾆ=≡ﾆ／ / 確かにな。でも問題ねぇ……なんとかするさ ＞ ´,. -‐ゝ´￣ `ｰ' ヽ､_ﾉ―-- _ l_｀＿＿__ ＿r― ´￣ / `'´`ヽ､＿＿,､_,｀ヽ,､r ､<`' , ,-r'ttr' l､ , , ／ ヽ （ / ,.ｨ`ｰ'/"l//llll ljj l },〉‐┴―' ｀￣７//////l lllj_j､ii/ /,lll彡彡r''" ﾚ､j／´ 黒幕の狙いはウィッチで既にこのキャンプの中に入り込んでいたのか で、実際どうするんだい？ なにか策はあるのかな？ ＞ もう一方の頭を同じ手段で押さえる。そうすればウィッチは全員アンタの物だ ＞ 残りの奴等のうち3人は扶桑だし、他の余りもんじゃ航空戦力でいけるんだろ？ ＞ そう上手くことが運ぶとは、私には到底思えないがね…… ＞ , -､ /:.:.:.ヽ / :.:.::ミヽ / :.:.::.:ミヽヽ,.,.,.,.,.,_ i Y ::ﾐミヾヾ}:.:.:.:.:.:.:.｀:''ｰ,､,,,.,..,.,.,.,.,.,_,__,_,_ / ﾑﾐ,,ｨ'''""""""'ﾐ､:.:.:.::.:.ヽ:.:.::.:::::::: ,イ ,ｨﾉﾉ彡彡 ﾐ:.:.:.:::::::::..:.:.:__／ﾐ ｨﾐ: .: .: .: . : .: .: .: . ﾐ)_ノ:::: ::::::::::::_,,,,,,,ミ/ ｨﾐ : .: . ﾐｲ'""""":::: :::::::::彡 _ ｀ﾐ ｨﾐ: .: . ﾐ: .: . ＼:: :;:::Ｖ" _ ﾐ､ ｨ彡: .: . ﾐ: .: 三ミ i:::.... ,ｨ'" ヽﾉヽ(" ﾐ あれ、これ結構やばいでやんすか？ ｨ彡: .: . ミ三ヽミ：：： {:::::::::i ｨﾐ (::ﾉヽ ｼﾞ 彡: .: .: . ミ ､ ＼：：：：Ｙブ 彡: .: . ノ ｼﾞ 彡 : .: . ''ヽ ￣￣ヽ;;ノ: .: . ﾐ 彡: .: . ﾞ''''-''": .: . ﾐﾞ 彡: .: . ﾐﾞ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃先程から良くない会話が続いている。というか、内容は非常によろしくない。 ┃ ┗ 正直、あの彼に手こずっているんだろう？ ＞ いいや、問題ねぇ。あんなガキなんざな ＞ あの乱闘騒ぎ、私も知ってるさ。あれのせいで殲滅者の 無力化に失敗したようにも見えるんだが……やられたんだろ？ ＞ 他のカールスラントのウィッチにも逃げられたようだしね ＞ あぁ、そうだな。だけど、まだ終わっちゃいねぇ ＞ ,ﾝ''"""ﾞ:ヽ ,;':::::,-､:::::::::::::"ｰ--.-.- ､,,, ,,,_,,_,,,_,,,,,,,．--:::::ァ ,;'::::,;' ｼﾞ:::;:::::::::;::::::;:::::::::::::::::::ﾞ''''';;;'""::::::: ::: :::: :: ﾞヾ／ｼ ｼ;;:/,ｼ:::::;::::::::::; :::; :::::; :::::;:: r--- ､_::::: ::::: :::;::; ::::ﾐ 殲滅者って、シュテルの姉御ですかいな？ ,{:,ン:::::; ::::::::::; :::;: :::::; :::::; :::::..;:ヾ;;;彡;;;>::::::::::':; :;: ;:::// -'''ｰ---､ , -'"::;::::; :::::::::::::::::: ; ::::::;:::::::::::;;彡ﾚ':::::::::::::::::::;:;; :,:ﾐ::: , __ ,__） , -'" ::::::; ::::; ,,, ..::::::::::; : : ::::;:::::::::::;:: 彡: : : : :::::::.ー､ ｲ:;'⌒""''"￣ r' , -'"""""" """''-'-'-';,,,,, ::;::::::;::::: ;::､彡,::彡三ｼﾞ: -ｪﾉ ﾞｰ‐' ﾞヽ;::;: ::::; "'- ､⌒"'''''''" ﾞヽ､:; ﾞ''ヽ, "ﾞヽ､ ﾞ;, ﾞヽ､ i ヽ ﾉ ｀ｰ'ー' 君の取り巻きたちも、随分溜まっているそうに見えるがね？ ＞ あんな下半身野郎ども、あとで好きなだけ盛らせておけばいいさ ＞ はぁ……ま、私にウィッチを渡してくれる限り、お前の好きにしていいがね ＞ だろ？ なら問題ねぇ。 さっさとあの葉隠の奴を黙らせればいいんだ ＞ . にしても、いいのか？ あの男は特にやらなくてもいいって…… ＞ あぁ、問題ないさ。せっかく柔らかい横腹に喰いついてるんだ ＞ わざわざ、強固な所に当たる必要はないだろ。ん？ ＞ ま、あんたがそう言うならいいけどよ…… ＞ そうさ。彼には手を出さなくていい。あれは私の友人みたいなものだからね ＞ 近いうちに、こっちから迎えに行くとするよ。 ＞ そんじゃ、俺はウィッチのことだけやればいいんだな？ ＞ そう言う事さ。私も忙しいからね、後は事はまぁ……覚えているかな？ ＞ 分かってる、ちゃんと工作には抜かりねぇよ…… ＞ ん、良し。じゃ、私はそろそろ失礼しようかな。 ＞ 約束は守れよ ＞ ふっ、あんなので良いならいくらでもやるさ。私には興味ないしね ＞ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃その言葉を最後に、綺麗な声色の男は一切喋らなくなった。いや。 ┃ ┃中の様子は一切わからないので、いなくなったのか……はたまた黙っているのか。 ┃ ┃どちらにせよ、なんというか……不味い事を聞いてしまった気がしてならない。 ┃ ┗ } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ さてと……おい、ミスト中佐よ。 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l お前さんの所のウィッチ、何処にいるんだ？ l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ……なんでそんな事を？ ＞ ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l 〈 _ _＿＿＿__ ヽ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } 決まってんだろ。人質だよ、人質。 .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ あの葉隠の野郎、間違いなく新城といるだろうしな。 ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ 心を揺らす材料は一つでも多い方が良い。 . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } 力じゃ敵わねぇが……少なくても、あいつはウィッチの命握ってれば , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 強気に出られねぇだろうよ。そうすれば無力化同然だ。 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ あとはじっくり話し込んでさえすれば……こっちの勝ちだな。 | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃「そうだな。試しにウィッチにでも酌をさせるか？ きっとアイツも喜ぶだろ？」 ┃ ┃市長の声が天幕の中に響く。あの様子からして、あっちも動き出しているだろう。 ┃ ┃となれば、自分はその一手に手先を打つ。戦略の基本である。 ┃ ┗ /:.:.:.ヽ / :.:.::ミヽ / :.:.::.:ミヽヽ,.,.,.,.,.,_ i Y ::ﾐミヾヾ}:.:.:.:.:.:.:.｀:''ｰ,､,,,.,..,.,.,.,.,.,_,__,_,_ / ﾑﾐ,,ｨ'''""""""'ﾐ､:.:.:.::.:.ヽ:.:.::.:::::::: ,イ 兄さんもウィッチが相手だとたじたじですし…… ,ｨﾉﾉ彡彡 ﾐ:.:.:.:::::::::..:.:.:__／ﾐ ｨﾐ: .: .: .: . : .: .: .: . ﾐ)_ノ:::: ::::::::::::_,,,,,,,ミ/ どないしましょう？ ｨﾐ : .: . ﾐｲ'""""":::: :::::::::彡 _ ｀ﾐ ｨﾐ: .: . ﾐ: .: . ＼:: :;:::Ｖ" _ ﾐ､ ｨ彡: .: . ﾐ: .: 三ミ i:::.... ,ｨ'" ヽﾉヽ(" ﾐ ｨ彡: .: . ミ三ヽミ：：： {:::::::::i ｨﾐ (::ﾉヽ ｼﾞ 彡: .: .: . ミ ､ ＼：：：：Ｙブ 彡: .: . ノ ｼﾞ 彡 : .: . ''ヽ ￣￣ヽ;;ノ: .: . ﾐ 彡: .: . ﾞ''''-''": .: . ﾐﾞ 彡: .: . ﾐﾞ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃とはいえ、その台詞を聞いていたのが此処に一匹。バルニフィカスだ。 ┃ ┃主人や仲間の危機……と言ったものの。既に時刻は夕方あたり…… ┃ ┃今から急げば主人たちに危機を知らせて逃がす事もできなくはない。 ┃逆に、先程のやりとりを愛仁に知らせに行く事も出来る。 ┗ ,..,.. , .:'.:' .; . ﾞ;'"ﾞ.:.. 、 ,. : ´.:' .:' .; ﾞ; `ヘ:..., ,,.... .., ,. ,. ,. .从ゞ':' .:' .:; ﾞ;｀ヾ、:}.:, .:, .:.:.,: ,: ,: .,: .:火"´,' .:;. .::, ……どないしましょう？ ﾞ;｀ヽr':, .:, .:, ,: ,: ,: .,: .´ .:.爻x'"´ ,; { ﾞ;.:.ﾒ;, :, .:, .:, ,: ,: .,: .: .:. :.: ..... ヽ.,;.. .,.,ﾉ ;iﾂ: :. :. :, .:, ,: ,: .: ,:._,;, .:.:.:.. . :. :. :. ..｀〃 ;ん:_:_: :. :, ,: ., '"¨“:,:,:;.:ゞﾞﾞ ''*ﾐ;,:,:,:.,,.. .:{ ;ﾂ´￣:¨ヽ:.:.:.:.:{!.:.:;.;.;.;.:,.'. . . .:. ..,.,:,:爻,..ﾐ ｷﾐ.:...,.:ﾞ rｰ‐ｧ´:.-=ﾆ ￣ :: ,. -:;.:-ミ:. . 爻, ,.｡*'゜ .,.,.,., . ﾞﾐﾆ=- ﾏ_ｿ ｰ=ﾆ ..,, :."´:. :. : .: .: .＞'"´ r'"rﾍノﾞヽ:.ﾞ.:. ヽ¨´ '⌒ヽ .,.:'" .: .: .:.:.... . ''ﾞ´ i: (ヽﾉゝ-'ﾐY:.:':,、 ﾂｰ-ﾐ:. .. ,.:ﾞ .: .: .:.:...,, ''´ }:.rｰ:{ r' :. :.: ;｀ヽ{:. :. ...ヽ,": .:. :. .、.:.r'"´ . ',.ヽ人__,,ﾉ: :. :.:. ;. ﾞﾐ:. :. .. { .:. :.:.ｨうr' ﾞヽ:,:,:.;.: ;.;rｧ :. :.. :. .:.ﾞﾐ:.,,.｡*乂ゞrｧ:,ｨﾉ ゝ:'.':.´:.,: . '"´￣´ ,.｡*'"´´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃下２～１０ ┃ ┃ １．カールスラントウィッチたち（王様除く）３人の所へ行き ┃ 一時的に姿をくらますように助言しに行く。 ┃ ２．愛仁に先ほどの会話を知らせに走る。 ┗ メタ的に言って、対市長で役に立つ情報はほとんどないよね？ 結局洗脳の手段も解らずじまいだし だったらウィッチに危険報せるのでいいんじゃね？ 問題は王様が現地に居る事だな ':.::.':., ':.::.:.:, ;.:.::.: , ;:.:..:.::., ; .::.:.: , ;.::.:..:...; ;:.::.::.:.::; ;.::.:..: .:.' ;::.:.:. .: :' ':,' :、.. _..,.. ..,.. ._ _ ;.::.::.::.::.:, そうと決まればすたこらさっさーでやんす！ ｀ ､':,.;.:´.: :. .::.;.'´ ｀ ､ ;.:.::.:..: :.:' ,.:' . . .: :;' ..:.､ ;｀:., ,.;.::.:.::.:.::..:, . ,' :. . . .: ｀ :.:,:' ,:' :. ' .,.. .,. ,., ,. ,. .. .,:. .:'.:'::.:.:.::.::.:.. , ;.._ :. _ : .. '´. .: : :. . . : . : .: :' :..:'..: :..:.:'..:.::.:'.:.::.:.:.:. . : .: .: : .', ':,:;' .:.:';:.,'｀ ..: :. ..:. . . ..: .: : .::. : .:.:. :. ..:.:..: : ..:. . : .: . .:.::.:. ..: : . .:. . .:.: :, _ ,. ;'._.,:' . :. ..: .: : :' ..:.: : .: : .: :. . ::. .:. .:..:.:..: . : ..:. : .: : .: : .: .:..:.:. . :.: : .:'. '´,. '´':.,':_.,.':,｀_:,..,..､.:' . ..:.:..: : . . : :..:.:: . : . :. .: . : ..: : ..:.:..::.:. : .: . .: ..:.: : .: :., ´ ｀ ', ', : ..: : .; . . ..:.: :.::'.: .: : ..:.:.:..:. :.: : .: .:..:. : .. : . ..:.::.: . : .:..:: ; . : .: . .. : .: .::.:;: . . ..:.: : .: : . : :. :.: : .: : .:. . ..:.::..:.:..:.::.::.:., ,..:.: .. :. . . . ..: :..:.: :. . . ..:.: :. ..: : . :': :.. : . : ..:.::.::..:.:. . .::.:..:., ,. :'.:. . : :.. . . .: :.: .' . :. .: : .::.:.: .: : ..: : .' :..,:..:..:.: ..:.:: . .:.::.: : ':, , ': . :. ::. . :.:.. .:,. '.. . . ., .:,. :. . ..: : .: .:.. .. .: ,:. 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' ;'.:'、.;'´.;'´ ｀ ' '' " ´ ｀´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃兎に角、人質が獲られてしまうと幾ら愛仁でもまな板の上の鯛である。 ┃ ┃先に主人たちの安全を確保すべく、バルニフィカスはウィッチたちがいる ┃赤十字天幕まで風の様に駆けて行くのであった。 ┃ ┗ ＿_ ＿＿＿＿ィ : : : : ヽ ＿＿＿ ￣￣＞.､: :￣ヽイ: : : : : : : : : : :≧ ､ , -ー.､ ／: : : : :`: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＞､イ: : : : : : ', ＿ノ: : :_: : : ／/: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : i ￣￣.7: : : !: /: : :/: : : : : : : : : : : : :､ : : : : : ',: : : : : : : ! コーヒー飽きたー。 /: :,: : :!/: : : ! : : /:i!: : : :i: : : ､: :`!: !: ! : i!: : : : : : :i! !: /: : : i : /:.i!: : /:ハ: : : i!: : : i!: : : : :! ｲi!: : : : : : : ! にがぁーい、ミルク欲しいよー。 i: !: : :i: !: ﾊ:ハ: :!:i i:.!:､ハ: : :i!:i: : :/:/:i: : : : : : : : | i:ヾ､: i! iY!ィ＝､i!'! ﾘレ'｀ー: :iﾘ: : i/: /! : : : : : : : | ,': : : :`: :i: :!''''''' イ＝=､ヽ!: : ハ,ｲ ! : : : : : : : | , : : : : : :,!i:∧ 、＿ ''''''''ij/: :/イ !: : : : : : : :| , : : : : : : !i;;;;i:::ヽ､∨ /￣￣）_イ : /､ |: : : : : : : :| ,: : : : : : i!:i;;;;;!::::_:!.弋＿／´/:::/;;;;/:::::＞、.|: : : : : : : :| , : ∧ : : i:::!;;;;!イ￣￣｀ヽ､ /:::/;;;;/:/´::::::,' |: : : : : : : :| ,;!/;;;;;',: !;;!::ヾ,','ィ三三ミ､!i｀',::i;;;;/:/:::::::::/ |ヽ∧／ヽ:| i;;;!;;;;;;;;Y;;i!:::::i',ヽ､三三ソ.ﾉ ヾ;;i:::::::::::::/. |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ',;!;;;;;;;;;;;;/!:::::ゝ!. ￣￣,.イ/., ./!::::::::::::/ |;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ',!',;;;;;;;;/ i:::::::`i、 },イイイ:::!:::::::::/. |;;;;;;;;;;;;;;/ .f:::｀:::::}＞ :,. :＝: ＜ ＿ }::::::.:::|: : /. : : : : : : ＼ }:::::::ヽ::iノ;イ: : : : : : : : : : : . _...＞ｒ:´/ |斗i:}.: : : : : : : : :!: ､ ;:´: : |: :{ ｨｵ斧｀v: /ｫ从: : ﾄ､:.＼ : : : :f ｀ ´ '斧}､; :ﾘ ＼: ＼ 我慢しなさい、このわがままウィッチ。 ､: : :.ヽ :. - _ ､ ;人´ ＼: ＼ ム_, =ﾆ｀ー=- ､＿ ,ｲ: : :＼ ､: :＼ そーいうメルトリリスは何を飲んでるのさ？ ＞ ﾆﾆ｀マﾆ_ﾆﾆ二{::::::}ﾆ≧x: : :.＼ ヽ : :＼ ニﾆﾆﾆヽﾑ::ﾏﾆl::::::|二ﾆﾆ〉: : : :丶 ､ : :＼ これ？ あぁ、リベリオンのコーラって飲み物よ。 ﾆﾆニニ,ﾆム::.､!, -､ﾆ>=〈_: : : : : : : ｀. . .､ ｀ . : : ヽ 二二二ﾆﾆﾆ>.:/ ∧::ｘ'´ﾆ｀ー‐＜: : : : : .ヽ: : : : : . え、なんでここに有るのそれ！？ 頂戴！ ＞ ､ﾆﾆﾆ/ﾆ＞´::::＼ /:.゛ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉 : : : : : ｌ : : : : : . ￣￣Ｖ::::_＞.:, -´､:.ヽ_::}ﾆﾆﾆﾆﾆ/､: : : : : : : : : : : : } .Ｖ.ｒﾍＹ _ ヽ}.､!ﾆ､ﾆﾆﾆ{ ＞､.: :｜: : : : : 駄目、子供には早いわ。大人の飲み物だもん。 .}.-.､=､┘ 〈. ._>´Vﾆﾆﾑ ｀ ' : : : : : i ＞.＝.＜.ﾉﾉ .＼ ﾉ.l.l.｀ｰ､Vﾆﾆﾆ≧x_ /: : : : : : ; ´ー＜. . . . .｀.> _/ V_｀.´ . . ＞､ﾆﾆﾆﾆ≧x: : : : :′ ﾆﾆﾆ二＞､_./ ＼._._＞´{ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧x ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃愛仁にウィッチの警護を任されたメルトリリスは、絶賛お仕事中。 ┃ ┃コーラの瓶片手に、３人のことを護衛している彼女だが……レヴィを ┃からかったりでなにかと楽しんでいるようにも見える。 ┃ ┃アスナはベットで休憩。シュテルも、今はやる事が無くて本を読んでいた。 ┗ ／: : : : :i : : : : : : : :.i : : : : : : V 二´ { /: : : : : : :.|: : : : : : : : :}`~マ: : : :.{´､ ￣ ヽ /: : : : : : : :.|: : : : : : :.i: ; 彡: : :i ￣￣ / そんなに暇なら、この間あげた本でも読んでなさいよ ,:/i: : : ｰi-- |!: :i : : : /j/￣ ｀ 彡 : :ﾏ:. ＿_ / i.| |: :i: : :{,.ｨf=ｫ､: : :./ ,.ｨzｪ ､ }: : : :.', お勉強は大事よ、御嬢ちゃん？ {:{ |: :|: : :《 泛ソ ヽ/ ''弋zソ 》ﾚ⌒i: :', ﾏﾊ:.:{ ヽ:{ , ﾑ ﾉ : : ,: : ヾ乂_ ＿＿_ /- ': : : :.', i: : :{: : : ﾊ ﾏ ＿_ン ｨ: : : : : : : :', ｘ≦ニ≧x /|: : :i: : : : :.ヽ,.z≦i:::::::|ニニニ≧､: : : : : :＼ ／ﾆイzメニニヽ ／: :|: : :|: : r≦ニニﾆ|:::::::|ニニニニ/: : : : : : : :＼ __ /ニ/ニニ{ニニﾆ＼ ／: : :.:.|: : :.',: : ﾏニニニ:!:::::::!ニニニﾆﾊ: : : : :ヽ : : : : : :iニ ,ﾆニﾆ|ヽニニニヽ ／: : : : : :.!: : : :',:_ノニニニ:|:::::::{ニニニ彡７＝ｚ..､: :＼: : : :|ﾆ/ニニﾆ!: ﾏニニニﾆ, .／: : : : : : ／'. : : : :ヽﾆ＼:::マ }::::::::}ニ／::::／ニニニ ＼: :ー :|/ニﾆニﾆ|: : ﾏニニニﾆ, : : : : : : : : iニﾆヽ: : : :.＼ﾆヽ:::ヾ:::::::j／::::／ニニニニニ.ﾑ: : : :|ニニニニ|: : :.ﾏニニニﾆ, : : : : : : : /jニニﾆ＼: : : :ﾏﾆ＼/￣ ヽ／ニニニニニニニ{､￣i!ニニニニ|: : : :.ﾏニニニ ', : : : : :.／ﾆ}ニニニﾆヽ: : :.ﾏ.／ヽ /.､ニニニニ ,ニニニ|ﾆ＼}ニニニニi!: : : :.i!ニニニﾆ〉 : : : :/ニニニニﾆiニﾆ.}: : : }:::::／ヽｲ::::::＼ニニニ{ニニニニニ,ニニﾆニﾆ|: : : : |ニニニ / : : : :ヽニニﾆニﾆi!ﾆ／!: : :/イニニﾆヽ::::::::≧z ニ}ﾆニニﾆニﾆ|ニニﾆニﾆ|: i : :.i!ニニﾆ/ : : : : : }ニニニニ:|ｲ:::/:.／ニニニﾆニﾆ＼::::::::::::::iニニニニニ.jヽニニニﾆ|: |: : :|ニニ / : : : : :くニニニヽ..__彡ｲ＞''"´￣￣｀゛''＜ﾆ≧z=:,ニニニﾆニﾆ|ニ＼ニニﾆ!ﾉ乙r|ニ／ : : : : : }ニニﾆニﾆ|ニ／ ＼ニﾆi`ヽニニニニ.!ニニ ≧z__{ j／ : : : :／ニニﾆニﾆi!i/ i ﾏﾆi! ＼ニニニニニニニ/ ,..-―- ､ /:／￣ ｀ ,. . .-―――- . {/:ｰ- ､ ／r‐: .､: : : : : : : : : -‐ ､: ､:.＼ ,. :‐:.､/: /: : : /｀: : : : : : : : : : ヽ}: :＼: ＼_ /: : :_/-:/: : : /:l: : : l: : ,ﾊ: : :l: :,: :ヽ: : ヽ￣ ,:／//!',: {: : : {: :|_:_;/!: / }: :ﾘ_: }: : :}: : :.} えー、あれー？ ／//ｲ/!:Ⅵ: : :.|:./!: / |: { l: :ﾊ: :|: : :j: :.lﾘ ///／/ ∧:_|: : : |/_Ⅵ__ﾚ' l/＿ﾘ_!: /: //ﾊ やだよ、あれ。なんか内容が変にエッチでさ ￣ |: ////{l |: : : | 弋z(ｿ 弋z(ｿ l: ﾊ:/-,- ' !:{/／: ヽ_!: : :| ' ' ' ' ' ' }:l:/: |/! 読んでるとお股がムズムズして辛いんだもん。 }:´: : : : :| ,: : !､ 人!: : |-｀ |: : : : : :.| |: :.i ＞､_(⌒)＿,...イ: :.:|: : { |: : : : : :.| ﾞ、:.l -‐' ￣ｰ,. }､ _!: :.:|: : | そりゃ、春画だもん。当然じゃない ＞ |: : : : : :.|／l:::::i l/ r-/ /／ !:::::|: : | |: : : : : / ＼l:::ﾘi / '_,.／ j::/ﾘ: : ! |: : : : : ! j/l-､__/lT ´ ／ / }: : | |: : : : : | | !:::::::::::!| / !: :.| ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :X ､＿ノ / /: : : : i : : : : : : : : : :i: :i-zx: : : : / { ヽ { /: : : : :i.ﾄ. : : : : : : : : :|: :| 彡: : :i ＼＼ .ﾉ ,.: : : : -:|:L', : : : : : : : :.}: :! 彡: :{. ｰヽ ほら、あそこのウィッチを見習いなさいな。 i :{: : : : :N iヽ: {: : : : ,:斗: ; 〉: :.ﾊ ／ {: !',: :i : iｨｆミ､: ', : i: : :/.j/fミ、.}: :_:_:.＼ / ﾏ!ﾊ: ', :ﾏ {沁＼ﾄ､／'" 泛ｿ》 j/ ィ ',: :.Y V: :ヽﾄ､{ ､ b} }: : :', /: : :! ﾊ _ ..ｨ / ｰ.イ: : : :ヽ ,: : : :{/: :_ヽ.ィ≦三ミ＜===zz--: :..,,__: : : : :＼ i: : : :|: くﾆ／ﾆ///ニﾆ＼ニニニニニ/: : : : : :.＼ |: : : :|:.:／.≦{__{__}ﾐ:.ニニ＼ニﾆニﾆ/: : : : : : : : :.＼ ／|: : : :{/ニニ/: :iニニヽﾆニﾆヽニﾆノニニ≧x: : : : : :＼ .／: : :!: : ／ニニ,: : :.|ニニニ',ニニﾆ,／/ニニニ:i::::i : : : : : : ＼ ／: : : : :.レ'ニニﾆ/: i: :.|ニﾆニﾆ',ニﾆニVニニニニ}::::|: :＼: : : : : : : : : ／: /ニニニ/: :.:|: : !ニﾆニﾆ.iﾆﾆニﾆ,ニニニニ|::::|: : : :＼: : : : : ／: : /ニニニ/: : :.:|: :.|ニニニﾆ|ﾆﾆニﾆ',ニニニﾆ|:::::!: : : : : ＼: : : : : : /ニﾆニﾆ,: : : : j: :.|ニニニﾆi!ニニニ:,ニニニﾆ!::::|: : : : : : : : : : : : 〈ニニニﾆi: : :i: : : : |ニニニﾆ|ニニニi:|ニニニﾆ:::::!: : : : : : : : : : : : : ヽニニニ{: : {: : : : |ニニニﾆ|ニﾆニﾆ|ニニニﾆ|::::|: : : : : : : : : -―-ミ:.､_ ＿ ／ -―=＝≧:ヾ: :￣¨: :ヾ:ー:-. . _ ／: : : : : : : : : : : : ≧: : : : : : : : : : : : :ヽ ／.: : : : : : :=-‐ : : :": : : : : : : : ‐-=:､: : : : :＼ 薬草学の本で覆って隠してるけど、思いっきり熟読中よ ＞ /: : : :ﾆ=‐: : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ､ /: : :.／: : : : : : : : : : : : :./ : : : : : : : : : : :＼: : : : : : :', ,': :／/: : : : / : : : : : : : : {: : : : : : :i : : : : ミ: : ､ : : : : :i {:/ ,: : : : /: :/: : : /: : /: : : : : : : i: : : : : : :ヽ: }: : : : ﾘ }! {: : : :/: : {: : : ;' i: ﾊ:ハ: : : : : :ト:ミ: : ﾐ: : }ﾘ: : : : :| : : :./:i: : : : : :{ｰﾚ-ﾘｘ V{: : : :| ｘ-ｚーV: : : : : : | カリ、裏筋、小帯…… i: :/V|: : : : 从rf云≧ｚ ゝ: : i! ｚ≦云ｧj: : : : : : :| V j: : : : : : ! 弋zツ ＼:{ 弋zツ 从: : :|: :人 八: :V:: : :ゝxxxxx ､ xxxxx ∧: : Ⅳ:ﾄ:ゝ / |: : i: : : ﾄ .: : : : :j: 八 人: :i: : : |/＼ r ,-､,,＿ ／ ∨: :∧: : :＼ ＿ 人: : |＼ ,‐y ＾/ λヽイ ／|: :∧:＼⌒＿ しゅ、シュテルん…… ＞ ／::::::/ /ヽ:|:::::/=/=/ｰ/ j冫=)／::::::j/∧∨:::y::::::::＼ ／::::::::::::＼＼:::::::{::::{::::{:::〈:::::::::::/:::::::::::::/:::∧∨:::::::::::::::::＼ /::::::::::::::::::j:::::> >::∧:::::::::::::::::::::::∧:::::::::::/:::／／:::::::::::::::::::::::: {:::::::::::::::::::／／:::::|ﾄ､::::::::::::::::::::/ﾆ》::::::::/::::::＼＼:::::::::::::::::::::::j V::::::::::::::y＼＼:::::|二二二二彡イi:::::::/::::::::／／::::::::::::::::::::::ﾉ ＼:::::ヽ::i::::::＼＼|i::::::::::::::::::::::::::::::iｌ:::/:::::／／:::::v::::::/::::::／ 〉::≧j::::::::::::＼|i:::::◯:::::::::::::::::::j|:/::／／::::::::::::y::≦:::〈 / / / ! : :/l | ＿___,／ ／ ／彡'''"´￣｀''| / : : ′ :ｌ.: : .′ { ‘ : :′l{ ､＿_ / /i／ . : : |: : | :′ / : : : : :, : :l.: : ← ベットで現実逃避中 | .:.:/| | ‘。 { ﾘ { ｲ/ .: : |: : |: : | / :′: : : :. ′ : :ｌ: : . : | .: / | ‘。 { : : |: : |: : | / ／:/: : : : : : ! : :ﾄ､ （私は何も見てない、何も見てないの） : : | .:./l| ＼ | ﾉ＼ﾊ、 : |: : |: : |: : |: : |: : | イ.／ 〃1: : : : :│ : :|ミ （そう、同僚や部下が性技指導書なんて） : : | ,.ﾘ ---ｌ {‐…''"´ ＼〉 : :|: : |: : |: : |: : |: : | ／ j/(⌒）l{ |: : : : : :| : :|ミ （カールスラントウィッチとして、駄目よ！） : : | | 乂 _,,..-==≡ミ : : |: : |: : |: : |: : | ｛ || ’: : : : :.| |: : : : |: . | _,ｨ彡ノ''"´￣ : : |: : | || ‘。: : :.| |: : （こんなの、絶対絶対認めないんだからぁ！） : : |: :: :| /i:i:ｉ/ l: : |: : |: : |: : | { ｌ| ‘。: :| ｌ: : : : |: :: :| ｛/ﾚ′ : :|: : |: : |: : | ＼ 乂 ‘。| ‘。 : : {: :: :|＼ （⌒) :|: : |: : |: : | ヽ '| ＼‘:｡: |: :.{＼ |: : |: : |: : | --- ., } ｀ｰﾍ: : { ヽl: : | ／／ ヽ /|{ : : : :| 、 ＼ __,. ´／ ﾉ //}{ﾟ｡ : : : :|: . ＼______＼ }ー‐ ´ ,. ´ // 乂’ ＞_―. .―. . -. .､ ,．'´: : : ´￣ :｀: : : : : : :＼ ＿_ ／: : : : : : : : : : :.: : : : : : : : : :.>＜二フ / / : : : :ｌ: :|: : : : : : : : : rｧ : : : : / ﾊ {-= / ,′: : : :|: :|: : : : :.: : :ｌ: :| 乙 : : :| ヽ ＼ / |: |!: : : :| ｜: : : : : : :|: :l Z: : : :! ｀ ┘〉 |: |l : : |ヽ..|: : : : : : :.; : :ヽ Ζ : :V ﾊ ＼ はっ、どいつもこいつもカマトトぶっちゃって l: |〉､.⊥ミﾒ､: :.､: :.厶斗┤ ｝: -､V ∧ ＼ ｀ ｰ ､ V, : :ヾﾍ リ ＼/V ﾍ リ丿 |/ ｲ l: :｀.〈 } ＼ ＿_＼ どーせやり帯盛りの牝のくせに、やーになっちゃうわ。 /: : : { ￣ ￣ .ヌ ﾉ: : : :{、＼ ｀ |: : : :.| ヽ r ´: : : 从｀ｰ－ヽ |: : : :.|､ .′＿_: : : :V |: : : :.|,≧,ィ≦三ミ､ﾆ＝≦ﾆﾆﾆ/ : : : : V |: : : :.|ﾆ/ﾆ/＿/ﾆﾆ_ヽﾆﾆﾆﾆﾆ,: : : : : : : V .,| : : : ;_≦{＿_}ﾐ､ニニムﾆﾆ≦＿: : : : : : :.V /:l : : /ニニﾆﾆ二_ヽﾆニムニﾆﾆﾆﾆ_x｡ : : : V . :∧: :/ﾆﾆﾆ二二二二',ニニﾑニ／ ／ﾆ_＼: : : . ／: :/ . Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二',ニﾆニV ／ﾆﾆﾆﾆﾆヽ: : : ＼ .／ : : ∧ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二_iﾆﾆニﾆ}/二ニﾆﾆﾆﾆﾆ}: : : : :.＼ . : : : : :/二Vﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆニﾆ!二二二ﾆﾆﾆﾆ| : : : : : : :＼ ／ : : : : /ニ_/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ニﾆﾆﾆ!二二二ﾆﾆﾆﾆ|: : : : : : : : : :＼ . : : : : : : :./ﾆﾆ〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二|ニﾆﾆﾆ!＼二二ﾆﾆﾆﾆ| : : : : : : : : : : : .ヽ ミヾ:.:.､ ＿ ／;';ﾐﾐ}:} シ､ゞ:.;.;';';';';';';';';';'ミｿ:ｲ ﾉ: : : :.':':';';';';';';';';';';';';';';', なにやってんですかい、御主人たちは…… /: : : : : : : : : : :,';';';';';';';';';', {.:.TIIヾ.:.:. /IIフ';';';';';';';';';';'; あ、バルニフィカスだー。 ＞ ―‐- +.:. : : : : ' :';'-;‐_';'_';'‐;';'ﾅｰ -‐ッニ夫 ヽｒ ' ﾁﾆ二_';_';';';';メ､、 ''",. : : :´ﾞ ｀'''＾'ｰ''" ア`丶､｀ , : : : : : `'ｰ-- ' - － ' ; ,.': : : : : : : ; .,'; : : : : : : : : ,:; ,.;.;.;. : : : : : : : :. ,' ,' .; : : : : : : : : : . :,' ,':. : : : : : : : : :. ,:;' ,': : : : : : : : : : : : ,.,.;.;';' ,:.':';';.; :. : : : .,.,:,';';';';' .;';';.;.; : : :.. ､ 丶 ,.:':':';';';';';':' : :':';';';';';.;.; : : ヽ 丶 .;' ,';'! : : : :':':':';';.; : ,r;.;.､ 、 ; ,';'ﾂ ;'; : : : : : : : ,': :';';'} ､ ; ;';' ' ';';';';.; : : : :,;';.;.: : ;' ヽ{ ﾞ、 ､ ' .,.,:':';';'; :人 j ｊ ,!、 ヽ 丶;‐:': : : ';';ｼ `'^''''^''ﾞ ｀ヽ､j_,!ﾉ ﾞ ' '" ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃赤十字天幕まで来ると、ウィッチたちが三者三様の変態さを見せていた。 ┃ ┃思わず白めになるバルニフィカス、それに気付いた飼い主がひょいと ┃彼の事をだっこしてやる。 ┃ ┃まぁ、今はとにかく……この状況をなんとかするのが最優先だった。 ┗ ,．'´: :´￣: : :｀: : : : : : : ヽ、 ＿_ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.>＜二フ / ／: : : : : : : : : : : : : : : :rｧ: : : : :/ ﾊ{‐-= / / : : : :ｌ: :|: : : : : : : : : :ｌ: :| 乙 : : :| ヽ ＼ / ,′: : : :|: :|: : : : : : : : : :|: :| Z: : : :| ｀ ┘〉 そう、それなら安全な所があるから |: |l: : :.＋‐- 、: : : ,: :-＋ ｢ Ζ: :∧ ∧＼ |: ||: : : =≠ミx : :.､: ::ｘ=≠ミx }:. -､∧ ∧ ＼ ｀ ｰ ､ 一時的にだけど、其処に行きましょうか。 l: |〉､ : :{ Vりﾉ ＼|∨ Vり ﾉ |/ ｲ l: :.｀〈| ∨ ＼＿ ＼ V, : l＼ﾄ､｀ ´ ヌ ﾉ: : : :ﾍ、 ＼ ￣ /: : :| .∧ ｀ r ´ : : : : : : :＼ ｀ｰ､ え、そんなのがあるんですかい？ ＞ |: : : |/: _ ヽ-ｧフアヽ´――‐ ′‐- .._ : : : : : :＼- ┘ . |: : :｜く::::／///:::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::/ : : : : : : : :.＼ _ -|: : : :|: : :〉=匚]□=- ､:::∧:::::::::::::::::::/: : : : : : :＼: : : : ｀ ｰ ､ _ - ´: : :| : : : ヽ/:::::::/ﾊ::::::::::::∧::::∧::￣::::ノ〉-― ､- ､: : ＼: : : : : : ＼ 零と散の隣。 : : : : : :-|: : :／/:::::// |::::::::::::::∧:::::∧-_'´/:::::::::::::::|##|: : : : ＼ヽ: : : : :＼ _ - ｱ: : :∨::::::::::::// |:::::::::::::::::∧:::::∧ヲ::::::::::::::::::|##|: : : : : : :＼＼: : : : ／: : : : :/::::::::::::// ｜ |:::::::::::::::::::∧:::::∧::::::::::::::::::::|##|、: : : : : : : :ヽ : : : : : :/::::::::::::::| | ｜ |:::::::::::::::::::::::|::::::::∧:::::::::::::::::|##|::|: : : : : : : : : : : : :/ :::::::::::::::| | ｜ |:::::::::::::::::::::::|:::::::::::∧::::::::::::::|##|:::|: : : : : : : : : :〈:::::::::::::::::::l ｜ |:::::::::::::::::::::::|::::::::::::::∧:::::::::::|##|::::|: : : : ∨:::::::::::::| _/ | ::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::∧::::／#/::::/ ∨:::::::/- '´└/:::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|/##〈-‐′ ＼/ /::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::|##／ /:::::::::::: -‐ ´ ＼::::::::::::::::::::::l／| ム-‐ ´ ヽ:::::::::::::::::::::/ ＼:::::::::::/ ｀ー ' ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃メルトリリスの案により、彼女たちは一時的に散と零のある場所に避難する ┃羽目になった。ここなら確かに、二重の意味に恐ろしくて立ち寄ろうとはしないだろう。 ┃ ┃散としてはいい迷惑だったが、まぁ仕方ないと無理に納得してもらった。 ┃ ┗ ミミミアｧｱｧミシ入从从九 ミミミミﾂﾂﾂﾂﾂﾂ彡彡从从人 ミミミﾂﾂﾂﾂﾂﾂ彡彡彡彡ｲｲリﾘli ミミミﾂﾂﾂﾂﾂﾂ彡彡彡彡彡ﾘリリli ファック ミミミﾂﾂﾂﾂﾂﾂ 彡, ｨ彡V f^Yｿｿﾘi ミミミ'ｿ''ｿ'ﾂ ﾉ`Y彡 彳{{ｿ .l|Vﾘ 入 （((（'ｿ'ﾂﾂ ,∠,,,','. `Yﾁ oノ li l ＼, ＼ゝ''､ ｊk勺" .ヽ ! ＼ li_ ﾉ li ``'"⌒ー──‐- ｀ｿヽ,' " |: ﾍ.l ＝= _li_ ＼. r',ﾆ二 l :_ ﾉ_＼ｿ ⌒＼､i ﾉ/二ﾆヽ └ '７__,,ｨｺ ' ⌒` _,,_ } //＿__ `i, ,／⌒ヽ,_ ￣/ .厶-── |/￣／ `l / ,_-─--‐'´ |ｰ ､ -ｰ | /〃 _二ｴﾆ=- | : | ./〃/ ／ | : | /〃/ ／::::::::::::::::::::::::｀ヽ ,:::::::::厶:::::::::::::::::::: ﾍ /.:::::::::/::{::::{::::::',:ﾊ:::::ﾊ＼ {:::::::: /イ仄从:::厂},ｲ::ﾄ､_」 il:::::::::{ rｾﾂ セカＶ|__」 八:: ヽ＼ ' /| | /::::∨ﾆﾆﾆﾆ/. -‐ /._|_.」ﾆ7 /:::::::::∨ﾆﾆﾆ'. _／ ﾆﾆﾆ／ まぁ、仕方ないですよ。今日の所は納得しましょ。 /:: /´三｀ﾆﾆﾆ∨ヽ/∧ﾆ,'⌒ヽ /::::/ﾆﾆﾆﾆﾍﾆ=／¨/〔〕＼ﾆﾆﾆﾍ (＞ ⌒Ｘ. |:::::∨ﾆﾆﾆﾆ/=〈＿/ /ヽ＿〉ﾆﾆﾆ〉. ＞‐――ｧ r‐ ´ _ イ＼＼ |::: : |ﾆﾆﾆ=/ﾆﾆﾆ/_./. ',_ﾊ＼ﾆﾆ}. ／〈￣｀ ＜＿__ .￣￣ ,〈＼ ／＼::: |ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ|. ∨:∧ ,〈 V´ 〉‐┬―=彡 〈ヽ／ﾆﾆﾆ=ヽ|ﾆﾆﾆ|=ﾆﾆ二| }ﾆﾆ∨ﾆﾆ∨/＾V . ＼,'ﾆﾆﾆﾆﾆ=＼二!ﾆﾆﾆﾆ:|＿ノﾄ､...... ,.ｲﾆ／ﾆﾆﾆﾆヽ../ ∨ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:|!ﾆﾆﾆﾆ|////////|{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ／∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｌﾊ ﾆﾆﾆ|////////ﾊﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ／::::::∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾉ:〈 ﾆﾆﾆ|///// / 厶,ﾍﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,' '::::::::::::::::::∨ﾆﾆﾆ=''":::::} ﾆﾆﾆ|.///////,ﾏﾆ=｀¨ﾍﾆﾆﾆ| ／::::::::::::::::::/:::::::１ﾆﾆﾆ/:::::::/ﾆﾆﾆﾆ|////// / ﾊ.ﾆ=､ ﾏﾆﾆ| :::::::::::::::::::::/:::::::::: lﾆﾆ /::::. /ﾆﾆﾆﾆﾆ|/////////ﾊﾆ=､ ﾄﾆ=| :::::::::::::::::::/:::::::::::: |ﾆ=/ ::: /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|//////////ﾊﾆ=､..ﾊﾆ| ::::::::::::::::/::::::::::::::: |ﾆ/:: ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|///////////〉ﾆﾆ＼=| 市長の狙いが新城さんだって分かったからな レイヴンもだろうけど 酒は、指揮官クラスが全員飲むわけにはいかないでいいかな？ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } さぁ～て。何に乾杯するかね？ .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ＿＿＿＿＿ ／ ＼ ／ U ＼ ／ ＿＿＿ヾ ＼ ………… | l i::::::::) i ＼ | ヽ｀ー´ノ ＼ ﾉ ￣ | (,,＿,, .| {＿ノ´ ／ ＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／ ソ´:::;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿__ ／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ, / .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃さて、酒の入ったグラスが全員に行き渡る。これで乾杯する前準備が ┃終わったのだが……背後で控える蘇芳とディアーチェが心配そうに ┃此方に視線を向けていた。 ┃ ┃下２～８ １、飲む ┃ ２、飲まない ┗ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j ん～？ どうしたんだレイヴン？ 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ 飲まないっていうには、それなりの理由があるんだろ？ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長がにやりと笑いながら此方を見ている。さて、どうするか。 ┃ ┃０：５７まで ことわる理由、相談どうぞ ┃ ┃ ┃ ┗ ・酒を断る理由 非常時に備えて待機中ですので遠慮します。 （新城大佐には）司令官が二人とも飲むのはまずいので控えて下さい 新城さんも指揮官が揃って飲酒していてはいけないので我慢してくださいね ミスト中佐も飲んでしまいましたがこれ以上は控えてくれるとありがたいのですが これでどうやろ 下４～６ 最適解を採ります。 新城さんも指揮官が揃って飲酒していてはいけないので我慢してくださいね ミスト中佐もこれ以上は控えてくれるとありがたいのですが , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. 以前、ネウロイから探知できない奇襲を受けた事があるので酒は飲まない ,' _ __´＿ ‘. ， t''tzj´ ￣￣ ‘. 新城大佐も、指揮官が揃って飲酒していてはいけないので我慢してください { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' ……ミスト中佐も飲んでしまいましたが、これ以上は控えてくれるとありがたいのですね ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃深く息を吐き、心を落ち着かせてる。それから酒を断る理由を、新城大佐 ┃ミスト中佐二人にも同じように訳を付けてやった。 ┃ ┃ほっと安堵の息をつく大佐。ミスト中佐も、愛仁の真剣な顔を見てか。 ┃このグラス一杯で終わりにしますよ、と普段通りの口調で話した。 ┃ ┗ ,, ( )￣;; .. -‐ ' ´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,, ''';;;ヽ. ,,, -''' _,,, '"ヾヽ､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;''' '';;;;ヽ '''' _,, -''':::::::::::::::,ヽ､ ヽ､ _ ;;;;;; ＿ ..... ---―‐--―‐‐ヽ , ´ _ ｀:::::::::::::,,::'''' ''ﾞ｀ヽ､ ＿＿＿ , .,,,､ｧｰ,--,-‐―_-_ゝ / / ｀;;:::::,,'' '´ ----―･ﾅ´,ﾞ〃ｼ l まぁ、僕は扶桑の生まれだからね i i. < ;;::::; ｀￣￣-‐´-___ｭz. `､ ! ﾄ 〈 ''::; ´ / あんまり酒に強い身体じゃないのさ。気を悪くしないでくれたまえ ､ヽ`ｰ ､.l ! __/ :ヽ､ｰﾞ'´ ,､ ｨ, ´, ´ ,, "'',, ￣ ､､ヽ ,У､ ",, ､ ,,""ｯ, ヾ.､ /／￣,￣二ニニﾆﾆﾁ./ ,:.:.:.,i '',, "'' ,, '',,:.:｀〒＝=ﾐ､ ヾｰ´￣ .＿ l' /:.:.:.l| ,,'' "'' ,, '',,:.:.:.:`:.､ `〒＝=＝〒￣ヾ / /:.:.::.:.i| ,,'' ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' まぁ、あんたらがそう言うならいいけどよ i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! 長い話だぜ？ ２人とも素面のままでいいのかよ。 ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ 時と場合によるさ。 ／ ＼ l l 少なくても、アンタの前じゃ美味い酒も糞不味いだろうしよ。 | | l l ＼ ／ ＼ ／ ,ィl＼ ; ィ ,....:::::'´:::;:::; ￣￣￣￣￣￣￣￣:::::::::;::｀':::::...., ／::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } けっ、いけ好かない野郎だぜ…… ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃そう言って出されたグラスをひっこめた愛仁と新城。まずは初撃をいなした ┃と考えても良いだろう。 ┃ ┃いらついた表情を見せる市長に対し、愛仁が無理矢理顔に笑みを貼り付けた。 ┃ ┃さてと。本番は此処からである……このピンチとチャンスをどう切りぬけるか。 ┗ 今日はここまで……仕事の疲れのせいか、眠い。 ゆっくり休んで下さい 忙しそうやったしゆっくり休んでなー 少しずつ「まともな軍人ならどうするか」刷り込んでいけばいいのかな やる夫は欧州で試されるようです 第八話 その１２（巻き戻し前）そんじゃ支援もたくさんもらったし、始めようか。人はどれぐらいいるかな？ 胃が痛くて見てるだけになるが ウィッチ全員を味方につければ、無血クーデターでいい 「市長とその取り巻きたち＋ミスト中佐＋新城大佐＋岡島少尉」が不気味な笑顔でレイヴンを出迎えてたよ。 } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' さてと……ミスト中佐よぉ？ i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! このお二人さんはぁ、何を飲むんだ？ ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l 、＿＿__ヽｰ─=ミー┐ ___ ｀＞‐‐ : : : : : : ＼:}: :}＜⌒ ＜ :__: : : : :⌒＼r: ─‐ミ: : : : ＼ ／: : :/: : : :∧L: : : : : : : : : : :r一 ,／/:/: :/ : :i : :ﾄ､}:ハ: : : : : : : : 八 /:, . : : : : :| : :{ ,x≦i : : : :v ､: : : :＼ そうですね……大佐は扶桑の御方なので弱い方を。 ｰ彡/ :ｲ: : { : |≧、ハツ: : : : } 〉: : 「 }/ |: :圦: |ゞｿ j:/ i : |/: :/＼ レイヴンは欧州系ですし、強いのでも問題ないかと。 :∧:|ヽ: ヽ ___, |: ハ:/ i{ ｀ } ｲ:. ` , j/ { {::,::ヽ }/＼_ _.∠ ィ:／ } おう、そうか ＞ ／:::::. 〃::::／ 〉‐ _{ｰ┐:::::} i{::::::{ ／ /:: r‐:::::::/ヽｉ:{::イ ‘:::::. ／ ,::: |::::::::/ _:}:::|ヽ ｲx─:::::-... _」:::: ,/|::::::r‐:「─┐!〔,_「|r──-::::::}::::: ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ミスト中佐と市長と対面になる様に二人は席に着く。愛仁の前に座る ┃市長が親しげに中佐と話し合い、彼の私物の中からアルコール度数の ┃低い酒瓶と高い瓶の二つを持ってくる。 ┃ ┃……新城大佐は普段通り、大胆不敵に笑っているが、これは違う。 ┃危機に陥った時に誤魔化すための苦笑いだ。つまり、ヤバいのである。 ┗ . }::::::::::::::::ミ{ {:::::::::::::::::ミ} . ヽ'"´ ｀`ヽ' . |ｨ ﾆﾆ.ヽ:::| . |（1888））:| |` ---"::::::| |::::::＿::::::::::| . |,,､､---､､,,,| . |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| . ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ . Ｙ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ｙ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| |.==================.| |.__:_:__:___::::____:::_::::_:__:_:: .| ||_.∩||.||））:||））∩（:||_（:| | ||..'∪∪|',: :||ﾍ::∪:）||_:）| | |{,,::-::‐‐::::::::::::::::::‐‐::- ::| | ||:::::::::::::::::::,,､:::::::::: ::::::: ::| | ||::::::::::::ﾊ（ゝ'ﾊｲ:::: ::::: ::::| | ||::,___=ゞｿ）=（ｲｿ）_, -,:: | | ||::‐‐.ﾆﾆ（ゝｿﾊヽ‐''"´ ::| | ||::::::::::::'´:ゝ-''"ゝ:::::::::: ::| | ＿＿＿__ ||:::iii::iii::iii::::iii:::iii:::iii::iii:: ::| | -=ﾆ二＿＿＿＿二ﾆ=- ||::::::--===--===--::: :::| | .| | ||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::| | . | i ィ｀｀`ヽ､ . i | |.ﾐ;;::::::::::::::::::::::::::::: ::: :;;;彡| . | i ﾉ´ヾ､_:::;;/:､. .. i | |:::::::::::｀`::::::‐‐:::::''"´ ::: ::::| | i /.:::::ヾ´ Ｙ::::〉､.. i | |､:::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::ｲ| | i {::::... ソ´´:: ::::::〉...i | |.:.:.｀`::-.:.:.:===.:.-.:.:.''".:.:.:| | i .<:::::＞::--::ィ:/ ...i | |.,;,;,;,,:.:.:.:.:.:──.:.: .:.: .;.;.;.;| | ヽ, ＼:::_ :::／-､ .ﾉ | . ヽ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,ﾉ .. ヽ .｀` ==-.--== .'".／ . ヽ` ヽ ------ ''"´ィ ｀ヽ､ ＿＿_＿..ィ . ｀` ── ''"´ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃愛仁の前にあったグラスに、琥珀色の液体が注がれていく。度数が高いのか ┃それとも香りを楽しむ部類の酒なのか…… ┃ ┃少なくても、自分は酔いにくい事を知っているのでこれ一杯で酔う事は先ずない。 ┃それは彼の母親の血もあるのだが、そもそも欧州とアジアでは身体の諸事情で ┃飲める飲めないの許容量が大きく違う。そして彼は酒豪とも呼べるほどにたしなめる。 ┗ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } さぁ～て。何に乾杯するかね？ .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ＿＿＿＿＿ ／ ＼ ／ U ＼ ／ ＿＿＿ヾ ＼ ………… | l i::::::::) i ＼ | ヽ｀ー´ノ ＼ ﾉ ￣ | (,,＿,, .| {＿ノ´ ／ ＼ ,, -===ﾆﾆﾆﾆ====-、＿／ ソ´:::;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼ ＿＿＿〉:／ |i ＼/＿__ ／| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |｀ヽ, / .| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::: |:::::::| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃さて、酒の入ったグラスが全員に行き渡る。これで乾杯する前準備が ┃終わったのだが……背後で控える蘇芳とディアーチェが心配そうに ┃此方に視線を向けていた。 ┃ ┃下２～８ １、飲む ┃ ２、飲まない ┗ 敵陣故、酒は控えている。 脱出後にいただきたい 可能性もある、その場合酒はブラフだけどばれるの承知で警戒した方が無難ではある レイヴンだけ飲んでみるのはありかも ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j ん～？ どうしたんだレイヴン？ 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ 飲まないっていうには、それなりの理由があるんだろ？ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃市長がにやりと笑いながら此方を見ている。さて、どうするか。 ┃ ┃23：05まで なにか理由を考えてください。 ┃ ┃ ┃ ┗ 現にユキカゼを探査抜けてきてるし ミストさんが酒飲んでしまったからもしもの時の為にもう一人の指揮官も酒を入れるわけにはいかないとかどうかな？ このような時に酒盛りなど非常識極まりない 酒を控えた方がいいと思いましてね（これを笑顔で言う） 新庄さんに関してもミストに酒が入っている以上、指揮官クラスに酒を入れるわけにはいけないだろ もしくは、願掛けで好きな酒を断っているので、脱出後に楽しもう ・ミストさんが飲んでますので、新城さんも飲まないでくださいね？指揮官が二人とも酒のんでるとか冗談にもならないので こうか ……まさかそんな事も分からないのですか？ ましてや自分は葉隠の一員、無闇に気を休める訳にもいかないことを御理解頂きたい …新庄殿も、出切れば素面にてこの後の話し合いをしたいことがある 筋違いではあるが、出切れば飲まないで頂けると助かります 贅沢して浮ついてると見られたら周りに失望されて 部隊の指揮に影響するからとか 特に我々は真っ先に前線に出て戦う身、下手に酒精を摂取しては奇襲を受けた時に『避難民を守れません』 ミスト中佐、指揮官である貴方にも同じ事が言えます （市長に対し）貴方も『死にたくないのであれば下手にこういった真似や混乱を招くような前は断じて謹んでいただきたい』 『』内を特に強調する感じで というのも断る理由にできると思う。 付き合い云々とか言い出しても、義務もなければ無理やり飲ませようとする方が問題だろう。 無理かな。食事一緒に食べてるし 検査があるので飲食を間医師から禁止されている で防げるね これで良さそう ウィッチを始末しやすい条件を作ることで助命をちらつかされてるとか。 下７ 重要な戦力である俺に酒を飲ませなきゃいけない理由がお前にあるのか？ と ＋それとも我々にそれを飲ませたい理由がおありで？ 面白いことを仰っていたようですね。 さて一体「何」に協力しているんでしょうね。 ｀丶 ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ / ＼ / . .「従ってるんじゃなくて、協力してるんだ」でしたっけ。 / i .面白いことを仰っていたようですね。 i | .さて一体「何」に協力しているんでしょうね。 | | / / { / ､ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_/__ ＼ ／二二二二二二二二二二二二二二二二ニ＼ ＼{二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ＼ /二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二{ {二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ﾆ! ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ …………何言ってんだお前。 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l これはマズイ事になった… V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { まぁ、いろいろ「ウィッチの事」で煮詰まってんだな ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ほら、いいからさっさと飲めよ。おう。 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃……一瞬だが、確かに表情が強張った。脈ありと見ていいだろう。 ┃ ┃しかし、酒を飲まない理由としては些か弱すぎたようだ。 ┃ ┃ぐいっとグラスがさらに前へと突き出される。やはり、飲むしかないのだろう。 ┃ ┗ . / ' . , , ', i ゝ￣ ''ー- ! ……ただの酒だな。 { {＿_ ヽ J } . ', ﾏj ￣ﾉ / ゝ ｀ ´ ∠ ＿ だろ？ ＞ { i ,ｨ´::::::::::::::｀ヽ ゞ.､ ＿ ﾉ ィ/:::::::::::::::::::::::::::＼ . ｀ヽ ￣ ,.ィ≦/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀ ー- イ:::::::::::,{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::::::::::, ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::., j:,ｨ彡:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', /:::::::::::::::::::::::::＼:::,ｨ":::::::::::::::::::::::,.ｨ≦｀ヽ {:::::::::::::::::::::::::,.::ｨ:´::::::::::::::::::::::::,.ｲ ／ ﾊ !::::::::::::::,.:ｨ.:´::::::::::::::::::::::::::::／ ／´ i |:::::,.ｨ.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / | |:::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | }:ｨ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:| | | !ハ::::::::::::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::! | | / ゝ.::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::::::::| | ! ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃微かに口に含み、軽く舌の上で転がしてみる。あるのはアルコール特有の ┃焼けるような熱だけだ。結構度数が高いらしい……が、それ以外は普通の ┃アルコール飲料である。 ┃ ┃ふぅ、と喉の奥に流し込み市長の眼をみる。「な？普通の酒だろ？」と言わんばかりに ┃片方の眉を微かに上げて此方の反応を愉しんでいた。 ┗ i::::l￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣'''''‐‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽト--‐‐'''''''''''''''''''☆''''''''''''''''''''''''‐‐‐-,,,,,,,, |_,,..-‐'''''''""""""""""""""''二＝＝,,__ 「::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;,..､-,''"ヽ- ',,,,__ ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_,,..-‐''"二>' ヽ ￣l .i:::::7--,,,,_ ,---------､-''") ヽ …………あまり驚かせないでくれ、レイヴン ∨i::::::i＿°"i:::/::ヽ_,..､-,-｀ﾞ''---‐‐''"" ∨ ''::::::::::::::::'' ）:::::::＜ ____°ヽ＿...,,, ∨ ,,ノ 、 ---:::::::ヽ-- | i -- /:::::::::::: , -i lヽ''''ヽ u , -'"::::∧ <‐‐ , -'":::::::::::::::∧ >'--....____ ＿＿, ____>:::::::::::::::::::::::∧￣----...___'''''''''''''''＼ ＞ ／:::::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ‐‐‐ '''''-‐‐‐"" ／::::::::::::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧_ ' _,,.-‐''""""::::::::::::::::::: く:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::''''-__________／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,. -: :':´: : : : : : :丶、 ／: : : : : : : : : : : : : : :.:ヽ ,.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.ﾍ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘， ,: : : : : : : : : : : : :'; : : : : : : : : : :.:. . ′: : : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : :. . ′: :′ : : : : : : : : | : : : : : : :.i : : : :i 心臓に悪いですよ、当主様…… /: : : ｉ:.: : : : : : : : : :!| : : : : : : :.|: : :.:i:| ノイ : :.ト:､ : : : : : : : 八: : : : : : :!|:.:.ｉ.:从 |:!:ｉ :|ヽ:У: :ヽ: ノ :/ : i: : : : :八: | :i ヽ . 从ﾊ:ﾄ､ヽ: : : ﾉ:.:.:j/}:.:/|: : : /:.:.:./}八 ヽ ／: :くゞ' / }/ ,: :／i:.／ / . 〈: : : :ノ￣￣￣／￣￣} iﾉ: :〈 | ,， 〈 : : : 〉 ＿＿,，┴=ミ ／ ﾉ｀: :く￣￣￣／ ｀ヽ、 ′ ヽ: : :ノ ―＝´ ‘， ｉ i /: :ヽ ‘， |、| 〈: : : / ‘， ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃新城大佐が小さく呟いた。その声には緊張の色が見て取れる。 ┃突然近づいてきた蘇芳。彼の行動を心配したのか、少し怒っているようだ。 ┃ ┃確かに、少し迂闊だったが……それでも飲み物に細工はされてない事を ┃考えれば、結果的には悪い訳では無かった筈。もう一口、咽の奥に放り込み ┃アルコールの熱さを感じてみる。 ┗ z;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾏ、 z;;;;;r r ' ´ ´ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾏ、 z;;;;/´ ＿＿＿ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l ＿＿＿＿＿_ Z/ r´ .＿. `、;;;;;;;;;;;;;;l 酒にはあんまり強くないんだがね ／ ＼-- -- :| `j`ヽ （’ ﾉ .;;j /~`丶' j ＿＿ > :| l.(’/ ~´ ´ δ.| ./ i ..| :::::: :::::: :..::::.| .l l ___/ /`、 ＼|.::::...::::.....:::::...| l `マ / ∧ /`、 ` 、} ＿＿＿ .| .l ／￣￣￣` ./ / ∧＿＿＿ 〈 ヽ__ノ.‘ー──‐‐'’ ＿＼ ／ /;;;;;∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、 `r‐'t ⌒ /;;;/ __／;;;;;;;;;;;＼_＿＿＿／ ／;;;;;;∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 ヽ;;;`;ー‐‐';;;;;;;＼ _／;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ＿＿＿／;;;;;;;;／::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;マヽ ﾏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、 ./;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.|.;;;;;;;;l l l;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;| ﾏ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、 /;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ー---- ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;| ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃この場に居合わせる3人が飲んでいる以上、彼も軽く一口だけ飲んで ┃グラスを遠ざけた。 ┃ ┃弱い酒、それも一口だけなら大丈夫だと判断したのだろう。愛仁と新城の ┃酒瓶は違ったのだが…… ┗ 荒れてるから宥める目的で公開するけど、バルニフィカスを宛てたのは市長対策で最善策だよ。だからいい加減気持ちを切り替えてくれんかね。 七色も落としたり上げたりで大変だなｗ ＼、__ﾄ.、 ,､r=＝＝＞:.｀ヽ｀ヽﾄ、 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ）:.:.:i:.ﾚｰ- . _＿,.､＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノヽ:.:.:ノ:.:.:⌒ヽ､ ＞〃:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:ﾍVｲ:.:ﾍ:.:｀ヽ:.:.＼ ／イ:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヾｲ.:.:.:.:.:ヾ:.ヽ:＼ゝ ／ 〃:.〃:.:.:.: /:.:./:.:/:.i!:.:|:.! ∨:.:.:.:}:.:.:ﾍj /:.:./.:.:/:./:.:イj:.ﾘ:.八:.リ j:i:.:.:.:.:ﾄ:.ヾヽ !／:.:イ:./≧x､lハｊ _,,ﾘ≦二ｲ:j.:.:i:.:ハヽ＼_ ノﾚ´ﾑ:ｲ∧ぐｾｵ} 弋ダﾉｲ:.:.:ﾘ }｝ｿヾ さて、ここに「キャンプの代表4人」が集まっているわけですし。 |:.∧ﾊ j ／イ:.:./ソ:/ ﾚ' ﾘ八 <、 /ｲ/ﾊ:.:/ なにか今後の為にも話し合いでもするのが吉でしょう ﾄ､:ﾍ ､_ ＿ , /ｲ |｀ヾヽ ／ﾘ;;;;＼ - ′ !;;;;ｿ;｝} ///／;;;;;;;ﾍ..___..／ / レｸ:ﾉ.:| _..,,,,,///´;;;;;;;;;;;;;ﾉ! / ／::／ ..:j＞,､_ _.,､＜://:::{:{:{;;;;;;;;;／´ j { / ／::／ /ト.,､＜⌒＞,､_ :::::::::://＞｛ii{;;;;;;/ / ｛;;;;;{ ／ / {::::::::::...,､:＜⌒＞:.､_ :::::::::{｛ 〃∧ヽソー-- 、 __人__{;;;;{ ｲ ｛::::／´::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ::::::::::::｝ ____,,ゞ:::::＞､,,_____,,,､ｒ=＝」k;;j_ ノ ﾉ/:::::::::::::::::::::::::＞"⌒ヽ:j ∨::::://O / /:::::::l:.:.:{:::}{:::}:::::::/:.:/⌒/ｰ-､ ノﾉ:::::::γ⌒ー"´ }｝ j::〆K / /:::::::::l:.:.:.:｀7´::::::/:.:/ / O ∨ｲ::::::::::ノ ;j ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } ﾆ / ,, -‐ ' / _ j おぉ、そうだなぁ。 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ たとえば……避難民に暴力を振るった奴の話、とかどうだよ？ | |｣/ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃その市長の発言にぴくり、と反応を示した人間が一人。愛仁だ。 ┃ ┃何を隠そうとも、昨日。シュテルとのいざこざで難民たちを投げ飛ばした ┃経緯がある。あれは、一応……新城大佐ら扶桑チームが出張って有耶無耶に ┃したのだが……それを掘り返してくるとなると、狙いは愛仁なのだろうか？ ┃ ┗ リスクでか過ぎだろ 三三三三三三三三三三三三ﾖ≧､ 三三三三三三三三三三三三三三ﾍ 三三三三三三三三三三三三三三ヨi 三三三三三三＞ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､三ヨ/ 三三＞- ' " ,-'ﾍ,_____ .ヽ'" -'" , - ' " ¨ ヽ--' .｀ﾞ'i, , - '" ,,.ｭｮョ三三三三三::ﾍ -'" ,...ｮﾖヨ三三三三三三三三ヨ＼ ,,..＜三三三三三三三三三三三三三::ﾍ ………… 三三三三三三三三三三＞--::;;-､:::|-'" ;;;;;;;＞-､三三三＞- ' "--ヽ ', ・i ',i ;;;;;;;;;i ,='" , ‐'"¨', ヽ,ﾉ i ;;;;;≠ ヽ r'´ ’j ヾ;-' ', .', ;;;;;≠ `----‐'" i i :ヾ;;' イ７ i ヽ ／,, / j `ー' , ,' ,, 冫 ＿,, -‐'" iﾞヾｪ､, ´ ^'---,;ﾍ, ￣￣￣ , -､ ,,|｀ﾞ''､, ヾ ,,, 〃,, , ,,..-‐'", ﾍﾍﾍ , ; ﾉ〃y7 '' ;; ., ,, ヾ,,ﾍﾍﾍﾍ ﾍ ', ',.',,イ::／／ ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃さて、今の会話の節々には突っ込みどころが満載だった。一層、額の ┃皺を深めている愛仁の代わりに、ここは新城が突っ込むべきだろうか？ ┃ ┃下２～８ １．新城が反論する。 ┃ ２．愛仁が反論する。 ┃ ┗ まとめたの新城さんやし すまん レイヴンじゃ理性的になれなそう ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;''/'''从"''从 |;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;/;;''''/''''''仆 |;;;;| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彳"从'''' i ﾍ ,,,,,, |;;|､ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡 ,, ﾉ ＼,,;;;;''''''''''' } } ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〃 ,,,,,,;;;;'''''/ / ＿,,!､´| } ……あぁ、確かどこかのお偉いさんが取り仕切っている ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡 ,,,,,,,;;;;;;,;;''''' ﾍ＝・― ,' |ﾉ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彳 ,;;'' r ― '' _了 ゝ ヽ､｀ ‐ } グループが問題を起こした時の事かな？ ､ヽ､;;;;;;;;;彡 ' ´-=＝・-‐' ｀ヽ, } iヽ '''';;; | | だとしたらちょうど良い。僕の方から君に問質したかったんだ ､ ｀ !!､ ／￣/´ | ヽ ､ヽ､i ｀ へ !´ ､ |,, ヽ ＼ て _,,,,, -'''' ／｀/: '',, ＼ ＼从 !ヽ'''――ー - ｰ ―ー-‐τ /: : : : ' ,, " 〃 ヽ ＼ 从 ヽ,''‐､-‐- -‐ｰ-‐''ﾌ´/ﾉ ./: : : { " "〃 ヽ ､ 从 ヽ ､｀ ''' ー ‐ ´_ノ r'､: : , 〃 = ´ . "', 〃 ＼ ＼. !､= - ､ ｀ "" ￣ /= {} } " { ＼ . ヽ 仆ヽヽヽ､ r 'ﾍ ノ＝ﾉﾉ } ヽ i 从ヽヽヽヽ _/ rヽ=´ノi i ﾉ 〈 _ _＿＿＿__ ヽ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } おう、アンタが釣れたか。 .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ で、何を問質したいんだ？ ん？ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃身体の向きを変え、彼と市長が対になる。新城は流し目で目の前の ┃タヌキ、いや人の面を被った詐欺師を見るが…… ┃ ┃０：１５まで 昨晩の事で市長に問質したいことを相談してください（３つまで） ┃ ┃ ┗ ・避難民達に勝手気ままに振舞わせて、ウィッチが傷つけばそれだけ生き残れる 可能性が減る。君は生き残りたくないのか ・>>9257 貴方のグループは助かる気なんかさらさら無くて 他の人を巻き込んだ集団自殺でもするつもりなのか 代表を名乗るならきちんと舵取りをしていただきたい ・避難民達に勝手気ままに振舞わせて、ウィッチが損耗すればそれだけ生き残れる 可能性が減る。君は生き残りたくないのか ・市長は昨晩何をしていたかってのは聞きたいな、あの場面にいなかったからこそ2日前にしてウィッチが危険な状態になったんだ ・昨晩やらかしたグループとの関係について、少なくとも無関係とか噂でしかないことを言うわけではないだろう? ・君は難民の責任者か何かなのか? /_..‐´::::::::::::::::::::::::::::::_..-'" _,,l「 ｌ１‐－――‐‐-...｀l、 ／_..‐´::::::::::::::::::::::::_..‐´ ,,..-‐''´ ゝ-'′_ ,,...............,,, ヽ/.. ＼::::::::::::::::::::::_..‐´ _.._..-‐'' __....-‐'''::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ＼::::::::::::::_..‐´′ ,- ′ _..-‐''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_.,,,,,,._.._,,,, ﾉ、 ＼::::::ｨ''´ ／ ...‐" ::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,, .ﾆ／--、ﾉﾞｉ 君が避難民の代表者である正当性を知りたい ＼ ／ ｨ''´::::::::::::::::::::::::_..-‐'' / /ハノ ﾟ,‐´ , ﾞｉ′ ＼ j丿 'ぃ―f ......--''¨___ 'く 〈' ⌒ﾞﾞﾞﾞﾞ ''´ ｉ丶 l''、,,-':;:;:;:; !'''′ エ￣ ﾟ ,/ / ﾞｉ ｉ〉 . ./ ､:;:;:;:;:;〔 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ＿＿ィ ﾞｉ ｌｿ ﾉ( ｀ゝ:;:;:;:;卜 ‐ / ﾞｉヽ ｌ ＼、 / ( ヽ ` 巛 、 ..‐-､ ゞ‐ﾞ'ﾉ ..,, ｌi!i!i!i!i!ｌ｀＼ ,ノ" ﾍ ゝ 、 ｀ ／ 〕ゝ - ' ..-‐'' ｀ "'‐-､ ｌi!i!i!i!i!ｌ '、＼ / ､´ r广´` ､ ‐ ､、 ／ / │‐..'′ ,,.. _''__.....-..〉 ﾉi!i!i!i!i!ｌ '、 /..''j ''´､ 厂 ''ｰ ､ .._ '、! .. ´′ ,,< ｒ'-―ﾞ´""ﾞﾞﾞﾞ〕|i!i!i!i!i!ｌ '、 ..／ ノ'( r' i!/:;TTTヽ ’ ;''゛ 、 ..-"´ _,,....ｒi!i!i!i!i!i!i!ｌ ´ '' 丿 ﾍ "ヽ.. ''i!i!i!i!i!| | | | '、 ' ／ '" ゝ '/....:-－´ﾞﾞ｀ﾉi!i!r-－i!"" i |, '' ゝ ﾞ!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l '´ ./ ..-'ﾞ^‐ゝ､ /´i!i!!'′、 ´ .. ⊥ ミ . ''ﾞくi!i!i!i!i!l ｉ ./ 、 (-!′ '´ ''－´ ..ｨ ｯ 〈 _ _＿＿＿__ ヽ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { アイツ等が俺の事を慕ってるからだな。 ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : ほら、ここの連中がレイヴンの事を慕ってるのと同じだ。 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ そう考えると、俺と葉隠ちゃんは似た者同士ってわけだ } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ぴくり、と愛仁の眉がもう一段跳ねた。お前と一緒にするなと、眼が語っている。 ┃ ┃その気迫に押されているが、それでも市長はぺらぺらと減らず口を止めない。 ┃ ┗ /;;;''' ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｀ ' ‐-..;;￣( ) ,, /;;;;'' ''';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; //゛' ,,,_ '''- ,,, 避難民達に勝手気ままに振舞わせて、ウィッチが ,r'‐‐―--‐―--- ..... ＿ ;;;;;;;;;;_ ､//,,:::::::::::::::'''- ,,_ '''' .損耗すればそれだけ生き残れる可能性が減る。 ゝ_-_―‐-,--,ｰｧ､,,,. , ＿＿＿ ､//´ﾞ'' ''''::,,:::::::::::::´ _ ｀ , l ｼﾞッﾞ,｀ﾅ･―---- ｀' '',,:::::;;´ ﾞｉ ﾞｉ .君は生き残りたくないのか？ ､` .zｭ___-｀‐-￣￣´ ;::::;; > .i i ﾞｉ ｀ ;::'' 〉 ｲ ! ﾞｉ__ ! l.､ ｰ`/､ ,, ｀ ,｀ ,ｨ ､, ｀'ﾞｰ､/: ,,゛ ､У, ,r'､､ ￣ ,,''゛ ,,'' i,.:.:.:, ﾞｉ.ﾁﾆﾆニニ二￣,￣＼ﾞｉ ､.ッ ,ｯ゛゛,, ､ '',, |l.:.:.:ﾞｉ 'l ＿. ￣｀ｰッ ､ﾐ=＝〒´:.:,,'' ,, ''゛ '',, |i.:.::.:.:ﾞｉ ﾞｉ ッ￣〒＝=＝〒` ､.:`:.:.:.:,,'' ,, ''゛ ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } おーおー、バカな事言うなよ司令官さんよぉ。 ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 生き延びたいに決まってるだろ？ ん？ 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ ただ、少しばかり……火遊びしてただけだろ。気にすんじゃねぇよ。 | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ Ｙ´ ￣ ‐- _ 、_ ｀ミ三三三三三ﾐヽ /,.．-‐::::''''ｔ=‐- ､〃ミ≧ 、 ｀＼｀ヽ三三三三三ミ､ . r ⌒ヽ::::::::::::／ _ λ三三三≧､ ｀ . ,,‐､三三三三ミゝ / }:::〃 ''´￣ `ヽ乂三三三三≧ ﾞ.米.;i 守三三三ﾐ､ ハ ∂ /／ 〆⌒ ≧､ヾ三三三三三ヽ｀´ ヽ ヽ三三ミ;;i .市長は昨晩何をしていたかってのは聞きたいな { ゛ﾉ ｶ ゝ 、 λゞ＼ヽ三三三三ヽ ヽ ｀ミ三三ﾐ;ｉ .あの場面にいなかったからこそ2日前にして i ﾍ〃 ､ ヽο ノ ﾉ ｰ=久丶三三三:心 ｀､ ｉ三三ミ;} .ウィッチが危険な状態になったんだ ゝ } 、¨｀ ´ ﾞ〈 ､ヽ三三刈 } } !三三/ __、..-‐ ,' / , ‐ _｀ミﾒ、ヽ三/ jﾄ /三}/ :;:;;:;:≧ / ／ｉヾ､´ `ヽ､ ` x、､_ 爪 /ミ乂 ilil;;:;:{/ { ヽ、 κ- 、ヾ ＼ ο λ ﾘ｀ゝ,_圦 〆 ililil::::;:ｌ ﾔ χ` ､ ｉ、/i'/ ヽ/ , ′χ'" ::;ililili:ﾍ ∧ ヽ、 ヽ、 ^‐' ／ イ｀ヽ :ﾍi::::::::.:ﾍ_ ∧ ヽヽ、ヽ、 ／ﾑ／ , ' ::::i:liii:::i::::::ヽ ∧ ＼ヽ ヽ ／-‐' _／ :;:;;:;:;ilil;;:;:;;:;:;;:. ∧ 丶ゞ}、 _ , _, .′-ー－- ､ ::::::::::::::::ilili;.:.::::::::::ヽ , -‐≦¨::::::::::::::¨≧ ､::::::::::::::::::ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ´:;:;;:;:;;:;:;;:;:;;:;:;;::::::::::::::::::::::::::;:;;ヽ:::::::::::::: 〈 _ _＿＿＿__ ヽ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : 他の連中と、レイヴンの騒動について考えてたんだよ。 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ どーにも、そこの避難民様は感情的になり過ぎる節が } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// あるみたいでよ……あれだな。首輪が必要じゃないのかね？ ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;~;;;へ｀ヽ､ ﾍ;;;;;;;;;;;;_;;;_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;へ､ヽ､ }ﾂ-―- ~ ､ ｀ ' ‐' ､;;;;;; ; ; ; ; ; ≧､ ,」"＝ = ､ ､ ｀ ､ ｀ ヽ ; ; ; ; ; ;ヽ ／三 三三≧ﾌﾉ＝ o } ヽ ､ ヽ; ; ; ; ; ; ｝ 君は僕の話を真面目に聞いているのかな？ ~''っ―i･'''ﾌ~´ ミ:::;｀≧ ､ ヽ ､ヽ､/;;/ r'´ ..ﾍ/ ﾐ:::::::::r'--､:ヽ､ヽ /´ 'r_ ､ " ´{{{ } |:::::::V ｀,｀' " ﾘ ﾉ::::::r' " ' ,, , } r_‐- ､ , ,,,,_／__''':: ヽ '", ,, ' " ,ｲ ￣ ｀ ＿.,;"_,, - ´,-,‐ﾉ ノ },ノ {＿ ／} {､ヽ''-ﾉ￣ﾉ ﾉ,,ニ" ' "" ''' "" ~ {ﾉ |ヽ､ { ",' ﾍ: : : : : : :／ , 〃 〃 彡,, ,, '" !､ } " ', へ ／" , , ,"'' "" "'' " ,! l ｀`ー '' ´ l } } l ヽ i ./ l { } } ヽ ! / {. ,' ,ゝ i ', , i , ‐､ おーおー、聞いてるとも、聞いてるだろ？ 〈 ｀ヽ.! -- ､_ ＼ 〈 _ -＝ .l/ ,' i ﾍ',l _ ''`＝・-`, ,ゞ=` ´＝・ﾆ´｀ l/} .l なぁ、そこで顔真っ赤にしてるレイヴンさんよ。 l !ﾄ! ｀ ー ´ .i ` ´ llｨ ! ヽ､ ', l ,ｲ / ! i､ l ヽ / ! / ヽl ヽ ' ヽ ' ` 、 l´ i , , -_-- --―_-､ ヽ l l. { `ｰ '' ￣￣￣ ´ / ,ｲ ､ , lヽ、 ´ ￣ ￣ ´ ／ l:.:.:.:ヽ. ／:.:.:.! `丶、 ／ !:.:.:.:}:.:l . /:.:.:l:.:.:,l `ー ｰ―‐' .l、:./:.:.l ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃あぁ、クソッ。彼はどうしてでも俺の事を怒らせたいらしい。 ┃ ┃質問は曖昧にはぐらかし、なのに解答の合間合間に愛仁を煽って行く。 ┃ ┃正直、今のやり取りが新城ではなく彼が受け答えしていたら…… ┗ ／ ＼ ／ ＼ ／ ＼ ……で、何がやりたいんだお前は？ ／ ＼ l l | | l l ＼ ／ ＼ ／ ,ィl＼ ; ィ ,....:::::'´:::;:::; ￣￣￣￣￣￣￣￣:::::::::;::｀':::::...., ／::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 〈 _ _＿＿＿__ ヽ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { さぁな？ 我慢比べとか面白いぞ。 ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : 愛仁が我慢しきれないで俺に手を出したらお前の負け。 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ 逆に手を出されなくても、まぁ。俺が勝つんだがな。 } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト , ´ ＼ ／ ヽ ./ -- ．.,_ ＿‘. ,' _ __´＿ ‘. ， t''tzj´ ￣￣ ‘. 嘗めてるのか、俺を。 { "'｀¨¨´ ､､ } ヽ ゝ-‐ ｰ- ' ' ＼ ､ <＿ ＞,7/1 _ ,r' ｀'rv//// 〈/////」 V ／ l///＼ __//////ﾝ 〈,r' _〉Y// ﾄ、 {//＼｀¨7 o⌒f ＼,r'´ ､ゝ///|.:.ヽ j,////｀7'__`] !_ ! Y´ ` ＼,r':､< |,//////∨ ヽ_ヽ.{ {ヽﾄ j′∨ ヽ __ |//////У ヽヽ} } ヽ ｨ､ ,ﾍ | ｀fヽ ヽ |,∧_/z＜/〉 _ lT = ‐'ー ´ | | l } j_/_/＞ ´ﾞ´ | l 二 | | / ,r' ￣ヽ ヽヽ.二 ． ^└ `´ ＼ _＿ ､ }.} ＞´ ￢''￢‐ｰ-- ､ ＼ ヽ ＿.rァ‐-､ } ｀￣ ヽ } , } } んー、お前みたいな奴は平然を装ってても、中身は激情家だからな。 ﾆ / ,, -‐ ' / _ j 三‐´_-rｯ‐､ １|r│ 煽れば煽るほど冷静な判断がつかなくなって、感情で動こうとする。 7ﾞ｀｀＼￣ ´ |.ﾄ'/ | |｣/ こっちはお前を煽ればいいんだから、楽なもんは無いなぁおい？ | ､ /_ノ ￣｀ ＼ / l |_ =＝＝:>│ / :| :＼ ﾆﾆ二´ ／ 7: : :＼ _／ / /: : : : : |:＼ ￣￣ ∧ /: : : : : :｜: : ＼ : / ::V ＿ : : : : !:.: : : : :＼ :: ,-{:: }.'＼＼ : : ｌ ⌒ヽ: : :.i´` ‐ : / ヽ-'/ /｀７: : ! ＼i j`ヽ ～‐/ ‐|∵/ / /＼│ ∠､: : : :＼ V ｀⌒´,. ｀ ヾ ヽ :. / i ／ _,,.. -- ミ. / ｛ x≦L{ ､⌒≦tｯ ﾌ ｀ く. , =ﾐ. { ……必死こいて守ろうとしてる物が呆気なく穢される様を観たら ヽ「ゞ'i^｝ ､｀¨¨ 、 Ｖ ／^ V } .: ¨ ｝ `”“ ヽ 〉 ｛_ソ / : お前はどんな表情を浮かべるか楽しみで仕方ないぜ。 ′ ., ﾉ ､__ -- ミ / /´ ./ ./ ヽ〃{^V ｀_＿__ノ} {′ ｀`V/, ./ ……たとえば、ウィッチの誰かが「ナニカ」されたら } ﾏ_,, _＿,,.人｝ {//, ./ . }_＿＿__＼ ＼ ｝ V// それだけでも、随分と楽しそうだな。えぇ、おい？ ｛ ｀¨こ,,.. ミ彡 ／ } V ヽ ''"´ __,,. " .: :. └-==ｔ ⌒¨¨´ / }＼ ／）∧ / .／ ＼ __彡 / { 人 / .／ 〕iト ┏━━━━━━━━━━┓ システム ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃あぁ糞っクソッ！ 神経を逆なでされているような気分だった。 ┃ ┃ギロリと睨む。市長は確かに慄いてはいるが……それだけだ。口が ┃減る事はない。 ┃ ┃……何が狙いだ。必死で頭のなかで考えをまとめようとしても、憤怒の ┃感情がごっちゃになって何も整理がつかなかった。 ┗ また夜に明日にしよう…… ギリギリアウトとしか思えない発言してるけど…ウィッチまじで巻き込む発言するの？ ぶっちゃけ大義名分出来てね、これ？ 煮詰まった頭で色々考えるのは危険だ。 あんまり言うと>>9048で安価取れなかった俺があと十数秒早ければって責任感じて泣くぞ…泣くぞ(´；ω；｀) 一思いに終わる事すら許されない もうこれ、普通に巻き戻しでいいと思うんだが ↓ スレ荒れる ↓ 七色どうでもよくなる ↓ エターの流れが見える ジュースでも飲んでさぁ。 カリカリしないの あぁもう頭痛い で、その前にバルニフィカスのイベントと市長とのイベントを入れ替えて、猫の方から始めればある程度、市長の態度も分かる筈 ……一度のミスだけど、そっちの方が皆の気分的にもスッキリするだろうし 市長のイベントだって挙がったり下がったり波がある。分からんかもしれんが、市長はいま焦ってる。 今の所、猫や騒動なんかで最適解を選んで一番良いルートを進んでるんだから、このままいけば問題が解決するのに数日も必要としない。 後は愛仁の意見か他の人の意見か、どちらを尊重し、どう市長たちを「処理」するかでアフリカでの環境とかが変わる…… >>9524 今回だけだ……と思ってる。 やりたいことをやりたいから進めてるのにそのせいで終わりってのはないよ。 という訳で、半分私の我侭だが巻き戻させてもらうよ……。っても、今から気分転換に秋葉原で遊んでくるから開始は夜だけど。 今のうちに相談のヒントをあげるとすれば「取り巻きたちも矛盾は感じている」こと……この矛盾を、市長じゃなくて誰にどう突きつけるかがカギになる。 ……まぁ、矛盾点を今のうちに粗探ししてまとめておけば楽になるよ……というわけで気分転換してきます。 |
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