やる夫茶
ロゾンビ （ダッツ）こと◆IL/7VRqS7E氏のサイトをまとめたりしています。 モトム！スレの自薦、他薦！ ノンビリまとめさせて頂きます。
|
やる夫はスカヴェンジャーのようです 13日目 -03_....-─:..、 .....-‐:::::::::::::::::::::∧ ／::::::::::::::::::: -───` 、 , - ...,イ心:::::::, '" 丶 ｰ=彡 〃γ个／ / .:! ＼ ／ {{ {{::::/ / .:::| ﾞ:、 . ／ ＞‐/ .::::ハ ヽ＼、 ─-ノ"／ / 〃 ノ:' | ,| .::::/ ∨ ! ',＼ / / {{彡'' | | |/|/| /:::/ '"⌒|,ハ｜i| ／ /| |: ィ"|⌒ /／ __j | | ﾘ l // ,ィ ! 〃| |:: | 八 j´ 行ｊ下 |ﾉ/ |// |/ | ｜八,〉 八::. |,ィf下` V少 ﾉ/ 〃´￣￣￣＼{(＼ 衣 ﾉ;少 ,,,,, ﾄ、 . }＝＝ ＼＼_＼ ＼＼｀",,,,, ｀ ／j!ヽ . 〈二二フ ミ、 .::::::ヽ/＼ ＼ --' ／／/ ｝ , -──- __>::::::ノ´{＼}｀⌒＞- .. ＿_／ﾆ"／ ,/─ 、 . } ￣ ＼＼::ノ 〉、￣¨¨ ''＝＝ハ、─ ／⌒ヽ ! {二二ﾆュ. ＼＼} ' ＼＿＿＿_,人 ＼￣￣ ﾉ / ＼::/ | ￣￣￣｀ミ辷=ミ:.、 ／" . , -‐ ,＝＝＝彡" | ＿＿_ `ｰミ、ﾊ ＿ 八 （ | ,,,〆"￣￣＼ ヾ } ,, xz孑"........` 、 ＼ ＼＿ Ⅴ ∧_ Ｙ || 圦::::::::::::::ﾊ ￣￣￣ | ＼ | 廴{ 辷_''"/,ﾉ | / } ﾘ / ノ~＼乏‐}ﾞ ∨ / / ／／ / ∧ ,ﾉ ∨ / ｝彡｝ﾞ / | ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 依頼主の邸宅の前で合流した。マミは朝抱えていた装備の他に ┃ 妙に洒落た防弾スーツを着込んでいた。 ┃ ┃ 主に遠距離戦に主体を置いているようで、所々に増設されたパウチに ┃ マガジンが山ほど詰め込まれている。 ┗ _,,＿ _,. ＜:::::::;_} ＿_ ,,..::":::::::::;＞" ｀ ` 、 、 _ ／::::::::;＞" ヽ ＼ . ＞ `ー´￢＞" } ヽ ,、 . ／, ::}:::: / i / j /ヽ ! !ヽ、 . '´ j {{｀ヽ!::::: | | | /! / / ⌒jト | }} _ノ j: |. ＼,ij/,}}j l 斗j七/／ yfﾄv ' /ｊﾉ! {:: ::.:.,.〈￣(;} j!::. .:':, |' j＞ 'ﾋｿ j;ﾉ 、 ' {人 ::/|/ ヽ'jﾊj(＼:. .:＼｛ィv_;ﾘ 、''i＾ヽ ヽ ' ヽ{ ' j"￣ ￣ミ::ヽ廴 _＼''' , ﾉ:::>' ﾉヽ ≦こ;;≧、::::{ ＼::::{、 ｀ _／:::/ Y´ }/ } l´ ￣｀ヽ:::ヽ:ｊヽ ||`ー￣,,｀7/(::::::::<、 ｀ｌﾉ' /、 `ー- 、.::ヽ´ ||::ヽ、_ ::::||/／ ヽ;／ｲ'V }ノヽ.:ヽ { >:;八 jj ｀`＞-i」へ、〈 ／ハヽ ) .::} |／／ vj <_ , イ|ji |＼_>y" j: }、:Y..::ノ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 早かったわね。まだ２０分前よ？ ┃ ┃ あら…… ┗ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ｨ──ｲフ フ ヽ─く ｀ヽ | (二) |三|＼ ヽ─(O) / | ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ちわー ┃ ┃ よろしくおねがいしまー ┗ |/ -フヽ=/// | / / ／__,.-'´ /､ r-―-r､/- / ヽl | / / / ／ ｀ヽx ,... / ノ ヽ /,￣｀ ＼ l ,/ } | /|/r---,ヽ/ /,,..-‐'´ | / | {-――- ､_ ヾヽ､l .l / |l弋__y' ﾚ´ __｀,>/ / | /￣￣ヽ､ ＼ }ヽ-ヽl | ,,,, ,-､ イ/ /l | /----､ ヾ }/´ } ヾl /,y' / / / ｀ー--=､ } ____|____ ､ ヽ､_ ´ ／-'´/ ,r ´￣＞-､_____) /{￣￣｀ヽ､,.>---､_ _ノ ヽ |/ /―-- ､_二ﾉ'´ _}ニニr'// ヽ￣/￣ ノ r-､_ v | ,/ .// , V/ r-／ / ／ ヽ| r / // / ＼-イ , ／ ヽ / / /::{ / ＼ l <___,..r--､ / l:| ヽ:ヽ / , }￣￣｀ヽ､ } ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ こ、こんにちわ ┃ ┃ ええと……草薙さんの？ ┗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／:::::::::::::::::::::ﾍｌ 〉 ヽ | /:::::::::::::::::::::::::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.:::::::::::::::::::,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 今日の相方ですお。 ┃ ┃ 重警備ロボットのメタビーですお ┗ ＿_..斗七´￣￣｀ .{{ ∨ / / / ／ // ヽ フ...:::／___／ {{ } / ,′ :/ ／ /:ハ : ／´^フ7....::/ /´￣ヽノ｝ .ｉ | __ // ／ __.| | i i.:／} / {{ 〉/i l .:|´￣/＾ l ／ '⌒| ﾉ :八 / l人__j乂___ンｌ} }ｉ l } j :/x= j/ - ／ ｝ ′ ＼ . ｘ＜_}ﾚ八 ' . |j,ｨfう圷 fﾗか / / く 丶 ＼((.ヽ ヽ |込ぅシ ﾋツ /／.／＼ ＼ ＼.＼ｰ＼ ゝ ､､､､ ､､, j／ ﾉ ／￣｀ヽ ｀ヽ ヽ. ＼｀へ＼ ′ ｨ ／／ ノ: く ＿_ ｀ヽ ＼ノ ソ ﾉ＞‐‐＞ ､ ｀ ´ ィ ..イ ／ } . ｀ヽ ＼彡'／ ＼ｰz ト-､＞‐彡: :j／..:: ﾉ ＞＝--───彡ヽ ソ ´ ￣ }トr＜7斗‐┐}=彡 ／ . / ／＿... ---──r‐＜ ／ } }}＿___j ゝ==イ/ ＿_ { /´ {{＿ ..---─ ／ ___ レ'ﾍヽY｀ヽ＼ 乂こ´ヽ ｀ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ よろしくね……ええと、メタビーくん？ ┗ ｨ─､ ｨ─､__/｀─/ | ｨ_.l─イ─､ ｨ─､ ｀￣ |｀´ 冫 ヽ /:::::::::冫 |ヽイ／ヽ /イヽ:::::/ ＿＿ゝセ ヌ/イヽ､＿ゞ .!ﾆ|ｨ─｀ﾍ_/￣ /ヽ／､ヽ | |Ξｲ |ヽミ/ ｲ-､／｀ヽ､ ヽ─イ＿/￣｀／ 冫 ／￣ｲ＿| Ξ(ﾆ)-ｨヽ､/ ／ / / | ヽ_<ｨ＿(ﾆ)/ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 呼び捨てでいいよー ┃ ┃ 俺、性別設定されてないしー ┗ .／ {{´｀V.: ′ ..:/ :/＼ 丶 ', ':, / ＞=j/ :| / /} l ヽ ＼:.}i :! | / l (( .| | ,' | ｌ | ‐ヽi＼ｉ: :| l Vゝ=| ｌ斗/ｌl八 l __jl ﾘ il | . } l l i| _＼i ぅえ圷j .人 ,__ ﾘlｉ j八 ',ﾘ,ｨfﾗ斥 弋ぅツ,'／^／ ｀ヽ il .//｀￣ ヽ ﾍ Vぅツ ､､､.. ':::/ ／ ／ ﾉ|/〈ｰ､ 丶 ＼ ＼ ､､､ ′, 人/ .:' ／ 乂＼ :.. Vﾐﾉﾍ ｀ ｨ / /｛ ／｀ヽ . r─ ､ j∧:. }´ ＞ r jｶ { /:乂／ ／ﾉ . {__ ＼､.li ∧ x‐‐‐＜ __.｝｀￣ヽ / i.:八_.∧:.:/ ...:／＜ ｀＼ ＼_／ ヽ|:l ｀＞‐弁ｰ＜=､ー＜ ..:人､＿ ヽ､:.:./ }:l／ ／ ∧V＞‐' ＼ ∨:{:.:.:.:／⌒ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ それじゃあ、少し早いけど行きましょうか ┃ ┃ クライアントに車を出して貰えるようだし、言ってくるわ ┗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／:::::::::::ヾ ヽ / |/（●）::::::::::::＼ ヽ { 〈 （__人__） > ／ ｲ ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ああ、やる夫が行くから構いませんお ┃ ┃ メタビー、ここで荷物を運び入れる用意してて欲しいお。 ┃ まぁ、背嚢一個だけど…… ┗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉 ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ やる夫は足早に邸宅の車庫がある方へと向かった…… ┃ ┃ 後に残されるマミとメタビー。メタビーは動作確認の為かしきりに身体を動かして ┃ 空想上の的にポイントしたり、軽く未起動状態の単分子カッターを振っている ┗ ｀ﾌ ( ./: : : : : : : :./:/: : : : : : /:ﾊ: : : : :'. / / イ: : : ./: :/: /:/: : :/: :／/ハ}: : : :.i: } ｲ / ／{: : : :l: : l:.:/Vl: : /:／ /⌒メ､: :.}: } ′ l/ |／ ／／ﾊ: : : l: : l/´ l: /´ ﾉ l:/:/ ﾉ:´:￣:｀ヽ ﾊ: : :l: : { , .::T 下::.V: ｲ {: :_:‐- ､: : :.ﾐV : : l: :.lｲ.:::.:.ｿ ｰ' ﾚ′ ｀ー‐､:ﾐヽ: : : い: :ﾄ､ ,,,,,,,, ' ﾞﾞﾞﾞﾞﾉ ﾉ.´:￣:｀ヽ ): : : ﾉrく ヽ＼ ＿, . ｲ＼ (:_:_:‐_ ､: : :＼_ｿﾉ ,ﾊ 丶 _ ＞ _ イ_ノ: : : ) ｀ヽ: : :} / ヽ ￣ﾉム: : : : : :／ , -‐‐‐‐ )_ノ / ｀ー くク〈 ￣￣｀ヽ:) (: : ( ￣ ￣ / _ ＿ ヽ_)ヽ ヽ: :＼_ レ'´ ｀ヽ ヽ )) ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （折角だし、メタビーくんに質問してみようかしら。草薙さんについていとか……） ┃ ┃ ┃ 質問の内容 21：53 五個まで ┗ 曖昧な質問をして、メタビーの反応をみる 普段のメタビーさんとの役割分担は？ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ｨ──ｲフ フ ヽ─く ｀ヽ | (二) |三|＼ ヽ─(O) / | ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ・メタビーから見てやる夫ってどんな人？ ┃ ┃ んー？ 良い主だと思うよ。無下に扱われたり無茶させられないし 適度に仕事もくれるし ┃ ┃ ・草薙さんってどんな人？ ┃ ┃ いい人だよー。気に入った人以外には凄い無愛想だけどねー ┃ 俺の主観だけど、兄さんは気に入った人の為なら多少の労力は惜しまないだろうねー ┃ ┃ ・やる夫に彼女…じゃなくて仲がいいスカはいるのか？ ┃ スカヴェンジャーと一緒に仕事するのって初めてなんじゃないかな……？ ┃ ┃ ・いつから一緒なの？ ┃ ええと……メモリーにあるかぎり１１日めかな ┃ ┃ ・やる夫の得意は？ ┃ 隠密行動と……ハッキングかなー。俺もそれで口説かれたくちだしー ┗ ,....-‐-..､ 〃´::::::::::::::::ヽ_ {::::::::::::::::::::_ｚ､k〕､ 〉､::::::::::::::７ )}ゝ { `‐--‐'7 ｉ l} | rく入 ー :. = {λ 乃`ｰｧ . くヽ＼ゝ､ 〉､__|!УИ／〉-､ /ミ＼_/ ├―┼く／,／7'´〉 >､二ﾆr‐'"´￣⌒Yｰく／,∠ {＼ /〃 《 `く⌒>） ￣ 〈 {{ ヽ, 〉'´ ＼ゝ＿＿＿＿_ﾋイ | |::::::::::::::::::::::| | ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （初めての仕事仲間っ……！） ┃ ┃ あ、ありがとうねメタビーくん 色々聞いてごめんなさいね？ ┗ ／＼ ヘ ／ | / ｀丶-ヽ＿＿_/ |＿＿ィゝ-κ |´ ＼￣＼ ./|＿___/ ＼ .冂 冂 | ＿＿／＼ ゝ .| | .| | | | ,-､ γヽ| . / |￣￣￣| | ＼γ 丶'/ /. ィ─| | ｀ヽ ゝ二二／／´ .ゝ_| | |￣￣/￣/＼ ／ヽ|＿＿＿| | / |Ξ| ヽ＿_／ ィﾆﾌ ─ゝ.| |＿∠＿ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 別に構わないよー ┃ ┃ どうせ暇だしー ┗ ＿.._､_ __, -‐=＝ ￣￣￣ ｢ ｢￣ ¨ ‐- _ 〃´￣ Ｖ | | ┌─- ､', _ ¨ ‐- ､ / ,‐- =ﾆ _ | | ｌ ＿_､ ｌ ',',￣ ￢ ヽ‐- ､',､ / /r=､ / ,-------ｌ | ｌ l l l.l ll ! ', l ! __,r-―≦-‐=､‥ ＝ ニ ￣￣ ヽゝ──┘ ｌL ＿ ｣ ｌ_ l ! _ -=ﾆ´￣＿＿＿- " _.. -‐ ´￣ :|ヨ| ┌' l ┌_ｭ.! __ .! ￣二| ,.-=ﾆ ﾆ ﾆ ﾆr, r, r., r, . r ｧ―､￣￣二 7｢ r―ｫ ＿ ﾍ"' | ｀イ └┘l └' ! 冖| |[l化」l |l |l ||l |:| l:| |:| | | ｌ{〃: ! |三｣ .|l ｀￣´￣ -―- ､ﾞﾇ | | l _ｪ_､0! |__三_ﾆﾆ ﾆ ｪ' ｪ' ｪ'_ェ_ﾞ亠ー"_＿＿＿_l!＿_ / ＿＿ヽ l ',｀ l ⇔ ＿_ | ＿＿ / /_ l_l_|_ 「 .r､￣| ┌:::::::::::::┐ |￣ ,r ､Tﾆ＝￢￣| ／:.:.:.:.:.:.:...´:::｀ヽ,.l ! ￣￣ ! / ,':〃ヽ! | ヽ弋 └亠―― 亠 ┘ 弋ﾉ | _, ィ/:.:.:.:.:.:.:.::::::;: =､::::::ヽ.l ＿__L - 彡 /:.:.〃'､:Ｖ 〈_|￣￣¨l￣￣¨F＝＝==――‐T F´// ,':.:.:.:.:.:.:::::::,ｨ ヾ.ヽヽ:::::',､_二 ￣ ＿ =＝￣／:.:.:::ｌV|｝!::! ＼ ﾋュ└―‐┘ ､--､ ├'-/7' ,:.:.:.:.:.:.:.:::::〃' ' ∧〉,:::::ｌ ＿ -－ ￣＿::::::::l_ﾌ､.!::! . l::＼ ＿- ＿゛¨｀ Ｖ／ !:.:.:.:.:.:.::::: !ヽ⌒､ﾞ' '_ll::::::ｌ´：：_ -‐ _二 -,┘::::::Vﾑ/:;′ ',:.:.:.:.:::::ﾔ｢t_､_―＝｀――､--ﾑ―-!:.:.:.:.:.:.::::::lイヽノ〈7ヽ!:::::lﾆ二 -‐' V::::::::::ﾞ‐':/ ヽ:.:.:.:.:::｀‐=ﾆ‐"::ア¨￢'ｰ----―￢:.:.:.:.:.:.:.::: ､/lヽl V//::::::′ ｀ ‐-- '" ｀丶 :._:::::_::: イ ;.:.:.:.:.:.:.:::::ヽゝ" _ﾚ::::::::′ ヽ:.:.:.:.:.:.:.::::::｀::´::::: , ' ﾞ －- = =-‐ '" ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そうこうしている内に一台の車が滑り込むようにやって来た。 ┃ 随分と使い古された軍用車で、恐らく払い下げられた物だろう。 ┃ ┃ 後部座席にやる夫が座っており、運転は邸宅の人間がするようだ。 ┃ どうやら回収の際の確認役も兼ねているらしい。 ┃ ┃ 二人が荷物と一緒に乗り込むと、車は直ぐに発進した ┗ ・性格良し ・容姿◎ これで何でボッチなんだｗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉 ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ さって、目的地まで二時間強かお…… ┃ ┃ 軽く腹ごしらえにチョコバーでも囓るかお。 ┃ 軍用で溶けにくい仕様で糞不味いやつだけど ┗ / / イ: : : ./: :/: /:/: : :/: :／/ハ}: : : :.i: } ｲ / ／{: : : :l: : l:.:/Vl: : /:／ /⌒メ､: :.}: } ′ l/ |／ ／／ﾊ: : : l: : l/´ l: /´ ﾉ l:/:/ ﾉ:´:￣:｀ヽ ﾊ: : :l: : { , .::T 下::.V: ｲ {: :_:‐- ､: : :.ﾐV : : l: :.lｲ.:::.:.ｿ ｰ' ﾚ′ ｀ー‐､:ﾐヽ: : : い: :ﾄ､ ,,,,,,,, ' ﾞﾞﾞﾞﾞﾉ ﾉ.´:￣:｀ヽ ): : : ﾉrく ヽ＼ ＿, . ｲ＼ (:_:_:‐_ ､: : :＼_ｿﾉ ,ﾊ 丶 _ ＞ _ イ_ノ: : : ) ｀ヽ: : :} / ヽ ￣ﾉム: : : : : :／ , -‐‐‐‐ )_ノ / ｀ー くク〈 ￣￣｀ヽ:) (: : ( ￣ ￣ / _ ＿ ヽ_)ヽ ヽ: :＼_ レ'´ ｀ヽ ヽ )) ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ああ、酷い味してるわよね…… ┃ ┃ ちょっとした手違いで遺跡に缶詰にされて、三週間それで食いつないだ事があるわ。 ┃ カロリーだけはあるけど、好きこのんで食べたくはないわね ┗ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 味覚があるって大変だよなー ┃ ┃ 完全食だけ食べてれば身体にはいいのに ┗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／:::::::::::::::::::::ﾍｌ 〉 ヽ | /:::::::::::::::::::::::::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.:::::::::::::::::::,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 味覚を満足させるってのは大事なもんなんだお ┃ ┃ 精神的にも回復するし、冷や飯食って動くのと暖かくて美味い食事を摂った後で ┃ 動いたんじゃ仕事の出来もかなり違うもんだお ┗ といっておけばみんな納得するだろうと開発部では思ってそうで怖いｗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／:::::::::::ヾ ヽ / |/:::::::::::::::::::::::＼ ヽ { 〈::::::::::::::::::::::::::::::> ／ ｲ ト ゝ:::::::::::::::::::::::イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ……くそまじぃお ┃ ┃ はぁ、鬼丸飯店の飯が恋しい……一度食生活のレベル上げると落とすのが ┃ 大変なんだお。 ┃ ┃ さて、着くまでどうするか…… ┗ . '´ j {{｀ヽ!::::: | | | /! / / ⌒jト | }} _ノ j: |. ＼,ij/,}}j l 斗j七/／ yfﾄv ' /ｊﾉ! {:: ::.:.,.〈￣(;} j!::. .:':, |' j＞ 'ﾋｿ j;ﾉ 、 ' {人 ::/|/ ヽ'jﾊj(＼:. .:＼｛ィv_;ﾘ 、''i＾ヽ ヽ ' ヽ{ ' j"￣ ￣ミ::ヽ廴 _＼''' , ﾉ:::>' ﾉヽ ≦こ;;≧、::::{ ＼::::{、 ｀ _／:::/ Y´ }/ } l´ ￣｀ヽ:::ヽ:ｊヽ ||`ー￣,,｀7/(::::::::<、 ｀ｌﾉ' /、 `ー- 、.::ヽ´ ||::ヽ、_ ::::||/／ ヽ;／ｲ'V }ノヽ.:ヽ { >:;八 jj ｀`＞-i」へ、〈 ／ハヽ ) .::} |／／ vj <_ , イ|ji |＼_>y" j: }、:Y..::ノ ,ィ .::＞‐イ"´ ヽ //|| j 〈 ヽ |::/ ( :::( ヽ,..::::::::＞／: 〈/ :ｊｊﾚi ..::::〉::.. ﾊ彡ノﾌ ヽミ＿, }-ー-｛､::::::.........:::ﾉj､::..:::::::ヽ:::.,＞‐:≦ﾍ=っ { ￣ ~｀ﾄ..ー..－.个|!:＞ー:⌒{j::::::::::::'ll-っ | ／￣ ￣￣￣／´ |￣￣￣￣￣￣ }:.. - ― " ´ ............::::::::::| ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （こ、これはチャンスかしら……何か話題でもふっちゃおうかな……） ┃ ┃ １．話題をふる ┃ ２．いや、逆に寡黙で仕事が出来る先輩のイメージを…… ┃ 下５ ┗ >>173でおもいっきり吹いたわｗｗｗ _....-─:..、 .....-‐:::::::::::::::::::::∧ ／::::::::::::::::::: -───` 、 , - ...,イ心:::::::, '" 丶 ｰ=彡 〃γ个／ / .:! ＼ ／ {{ {{::::/ / .:::| ﾞ:、 . ／ ＞‐/ .::::ハ ヽ＼、 ─-ノ"／ / 〃 ノ:' | ,| .::::/ ∨ ! ',＼ / / {{彡'' | | |/|/| /:::/ '"⌒|,ハ｜i| ／ /| |: ィ"|⌒ /／ __j | | ﾘ l // ,ィ ! 〃| |:: | 八 j´ 行ｊ下 |ﾉ/ |// |/ | ｜八,〉 八::. |,ィf下` V少 ﾉ/ 〃´￣￣￣＼{(＼ 衣 ﾉ;少 ,,,,, ﾄ、 . }＝＝ ＼＼_＼ ＼＼｀",,,,, ｀ ／j!ヽ . 〈二二フ ミ、 .::::::ヽ/＼ ＼ --' ／／/ ｝ , -──- __>::::::ノ´{＼}｀⌒＞- .. ＿_／ﾆ"／ ,/─ 、 . } ￣ ＼＼::ノ 〉、￣¨¨ ''＝＝ハ、─ ／⌒ヽ ! {二二ﾆュ. ＼＼} ' ＼＿＿＿_,人 ＼￣￣ ﾉ / ＼::/ | ￣￣￣｀ミ辷=ミ:.、 ／" ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （どんな話題を振ろうかしら……） ┃ ┃ ┃ 下５ ┗ ハ●ス食品さんﾊﾟﾈｪ １ ｨ-────-､ ／ ヽ / i-──--､ ヽ / /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ ／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉 | ､ k ｀⌒ ´ / / ＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ええ、友人に教えられた良い食堂が裏路地にあるんですお。 ┃ ┃ あー……思い出すとこのチョコバーがますます不味くなったお ┃ さっさと済ませて腹一杯食ってやるお。 ┃ ┃ ラーメンにエビチリ それに唐揚げとチンジャオロース……シメはマンゴープリンかお ┗ .／ {{´｀V.: ′ ..:/ :/＼ 丶 ', ':, / ＞=j/ :| / /} l ヽ ＼:.}i :! | / l (( .| | ,' | ｌ | ‐ヽi＼ｉ: :| l Vゝ=| ｌ斗/ｌl八 l __jl ﾘ il | . } l l i| _＼i ぅえ圷j .人 ,__ ﾘlｉ j八 ',ﾘ,ｨfﾗ斥 弋ぅツ,'／^／ ｀ヽ il .//｀￣ ヽ ﾍ Vぅツ ､､､.. ':::/ ／ ／ ﾉ|/〈ｰ､ 丶 ＼ ＼ ､､､ ′, 人/ .:' ／ 乂＼ :.. Vﾐﾉﾍ ｀ ｨ / /｛ ／｀ヽ . r─ ､ j∧:. }´ ＞ r jｶ { /:乂／ ／ﾉ . {__ ＼､.li ∧ x‐‐‐＜ __.｝｀￣ヽ / i.:八_.∧:.:/ ...:／＜ ｀＼ ＼_／ ヽ|:l ｀＞‐弁ｰ＜=､ー＜ ..:人､＿ ヽ､:.:./ }:l／ ／ ∧V＞‐' ＼ ∨:{:.:.:.:／⌒ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 中華のお店なのかしら？ ┃ ┃ 大抵は酒場で済ませちゃう物だから詳しくなくて…… ┃ ご一緒してもいいかしら？ ┗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／ ヾ ヽ / |/（●） ＼ ヽ { 〈 （__人__） > ／ ｲ ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ええ、構いませんお ┃ ┃ 味は保証しますお ┗ ,. z≦:::::::::::::::::::::::} ／:::::＞──…─＜ r─ヽ／ ＼ . ／⌒/ ／ } ヽ ／ / | ハﾄ､ | ’ /／ :{V l /／ i|,.斗─ | :| }/ 八{ /|__ ./ ´ ＼| :| :| 彡 八 {´＼| ＿ } ﾊ/ . } ／Vl∧. ＼| ィfﾊ ´￣ﾑｲノ ／ ＿ ／＼（ 乂ﾂ , / У￣￣｀ヽ / ｀ヽ ＼ _ , イY´ rニニｲ} 辷＞ ､ ’， ,.|Ｈ| ー── ＜／} { / 、 ｘ‐＝ミ . ｘ‐＝ミ ハ :} 〃:::::::ヽ ／¨¨ア ＼{＿У } {＿＿ ＼ ／ 八:::::::::八⌒}､ {/厂￣￣ヽ∠ニニソ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そ、そう？ じゃ、じゃあ折角だしご一緒しようかしら…… ┃ ┃ （誰かと同じテーブルについてお食事なんて何時以来かしら……） ┗ ほんとボッチだったなのね 涙が出てきたわ |/ -フヽ=/// | / / ／__,.-'´ /､ r-―-r､/- / ヽl | / / / ／ ｀ヽx ,... / ノ ヽ /,￣｀ ＼ l ,/ } | /|/r---,ヽ/ /,,..-‐'´ | / | {-――- ､_ ヾヽ､l .l / |l弋__y' ﾚ´ __｀,>/ / | /￣￣ヽ､ ＼ }ヽ-ヽl | ,,,, ,-､ イ/ /l | /----､ ヾ }/´ } ヾl /,y' / / / ｀ー--=､ } ____|____ ､ ヽ､_ ´ ／-'´/ ,r ´￣＞-､_____) /{￣￣｀ヽ､,.>---､_ _ノ ヽ |/ /―-- ､_二ﾉ'´ _}ニニr'// ヽ￣/￣ ノ r-､_ v | ,/ .// , V/ r-／ / ／ ヽ| r / // / ＼-イ , ／ ヽ / / /::{ / ＼ l <___,..r--､ / l:| ヽ:ヽ / , }￣￣｀ヽ､ } / {| ヽ/ / ＿＿＿/｀ヽ ﾘ ヽ ﾞ､ ヽ /,,イ O ____| ヽ ヽ ,､ ヽ t ,r｀' ´ ヽ / ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （ほ、他にも何か話題ふってみちゃったり……） ┃ ┃ ┃ 下５ 話題or黙る ┗ 信頼できる人物を探すってのは相当骨だろうな。 自分から動けりゃそもそもぼっちにはならんぜよ ｨ-────-､ ／ ヽ / i-──--､ ヽ / /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ ／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉 | ､ k ｀⌒ ´ / / ＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ あー……ちょっとした憧れと自分の力試し……？ ┃ ┃ 大きな理由は無いですお。だから目的と言える目的も無いし、 ┃ 何時止めるかも分からんですお。 ┗ /｀ヽ . -―-- 、 │ │/´ ｀丶、 （｀ヽ│ │ , . --―---- .、 ＼ ＼＿／´ / ＼ ヽ （￣／ / ／ ｲ 丶 ヽ . ｀/ / ∧/／/ /│ │ ヽﾉ │ │ ./┃/ /／ N │ │ ＿_.│∧.│┃ ┃ V / 人 /―-｀ー-.Ｖ.、 ┃ノ , イ │-ヽ―--.、 /- ｀ー━----￣--´￣ -─│ . （ 、 ソ│〉く￣´ヽヽ'´ .│ ｀丶＞―-,. --」'´/VVヽ.│ ヽヽ'´ , 」 ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そうなの？ ┃ ┃ ちょっと意外ね。何だかしっかりしてるように見えるから…… ┗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／:::::::::::ヾ ヽ / |/:::::::::::::::::::::::＼ ヽ { 〈::::::::::::::::::::::::::::::> ／ ｲ ト ゝ:::::::::::::::::::::::イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 無鉄砲な糞餓鬼だと笑っていただいても結構ですお？ ┗ .. -=≦三三ミ ､ ＿∠_ ,rﾐ､ｨ=ﾐ､三三ミヽ ＞, =ﾐ{{ }} }} ｀ ＜〉 / ≫=天ヽ_ ノ' ´ ヽ ∠ ゞ≠/ ｀¨´/ ／ ｲ } ﾊ ∠ / { ／ ﾉ／ ! } 〈 イｲ ′ﾄ ィ 斧ﾐヽ´ l / / /Ⅵ { ヽ { 乂ﾘ ｰﾐ′ {ｲ ', ヽ `ﾄ、 _ } , -=ミヽ _ﾉ／ ≧=7ゝ冫 ノヽー ､ { . -―‐-≠≦ミ {{ `ｰ ´ ∠ ＞ ヽ ゝ´＞､ / ｀ヾ ､{ イ_{__V´二二ヽ / ≦ミ ヽ/ , =＝ﾐ.r ､Y７ﾐヽ: :｀ヽ＼ ﾉ ﾑ 〈/ ヽ ｀ .′ /, =＝ﾐ| }!{: : ト､＼: ﾐ/ ヽ ､ﾊ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ いいえ、憧れは大事だと思うわよ？ ┃ ┃ だって、こんなに辛い仕事、憧れの一つでも無いとやっていけないもの…… ┗ ｨ-────-､ ／ ヽ / i-──--､ ヽ / /（●）:::::（●ﾄ､ ヽ ／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉 | ､ k ｀⌒ ´ / / ＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐ _/ｨｪｲ ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そういう巴さんは？ ┃ ┃ ご無礼でしたら失礼 ┗ _,,＿ _,. ＜:::::::;_} ＿_ ,,..::":::::::::;＞" ｀ ` 、 、 _ ／::::::::;＞" ヽ ＼ . ＞ `ー´￢＞" } ヽ ,、 . ／, ::}:::: / i / j /ヽ ! !ヽ、 . '´ j {{｀ヽ!::::: | | | /! / / ⌒jト | }} _ノ j: |. ＼,ij/,}}j l 斗j七/／ yfﾄv ' /ｊﾉ! {:: ::.:.,.〈￣(;} j!::. .:':, |' j＞ 'ﾋｿ j;ﾉ 、 ' {人 ::/|/ ヽ'jﾊj(＼:. .:＼｛ィv_;ﾘ 、''i＾ヽ ヽ ' ヽ{ ' j"￣ ￣ミ::ヽ廴 _＼''' , ﾉ:::>' ﾉヽ ≦こ;;≧、::::{ ＼::::{、 ｀ _／:::/ Y´ }/ } l´ ￣｀ヽ:::ヽ:ｊヽ ||`ー￣,,｀7/(::::::::<、 ｀ｌﾉ' /、 `ー- 、.::ヽ´ ||::ヽ、_ ::::||/／ ヽ;／ｲ'V }ノヽ.:ヽ { >:;八 jj ｀`＞-i」へ、〈 ／ハヽ ) .::} ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 私？ 私は単に生活に困窮して、かしら ┃ ┃ 両親が事故で死んじゃってね……。肥だめみたいな救貧院で育って ┃ 娼婦宿に売り飛ばされるのが嫌だったから必死に頑張ったの…… ┃ ┃ おかげで、食べもにも困らないし、自分の部屋が持てるようになったわ ┗ _....-─:..、 .....-‐:::::::::::::::::::::∧ ／::::::::::::::::::: -───` 、 , - ...,イ心:::::::, '" 丶 ｰ=彡 〃γ个／ / .:! ＼ ／ {{ {{::::/ / .:::| ﾞ:、 . ／ ＞‐/ .::::ハ ヽ＼、 ─-ノ"／ / 〃 ノ:' | ,| .::::/ ∨ ! ',＼ / / {{彡'' | | |/|/| /:::/ '"⌒|,ハ｜i| ／ /| |: ィ"|⌒ /／ __j | | ﾘ l // ,ィ ! 〃| |:: | 八 j´ 行ｊ下 |ﾉ/ |// |/ | ｜八,〉 八::. |,ィf下` V少 ﾉ/ 〃´￣￣￣＼{(＼ 衣 ﾉ;少 ,,,,, ﾄ、 . }＝＝ ＼＼_＼ ＼＼｀",,,,, ｀ ／j!ヽ . 〈二二フ ミ、 .::::::ヽ/＼ ＼ --' ／／/ ｝ , -──- __>::::::ノ´{＼}｀⌒＞- .. ＿_／ﾆ"／ ,/─ 、 . } ￣ ＼＼::ノ 〉、￣¨¨ ''＝＝ハ、─ ／⌒ヽ ! {二二ﾆュ. ＼＼} ' ＼＿＿＿_,人 ＼￣￣ ﾉ / ＼::/ | ￣￣￣｀ミ辷=ミ:.、 ／" . , -‐ ,＝＝＝彡" | ＿＿_ `ｰミ、ﾊ ＿ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 普通の暮らしと……。どこかで見た綺麗な格好をした女性に憧れて、 ┃ それを諦めたくなかったから頑張れたの ┃ ┃ この防弾スーツも、その記憶を再現して仕立てたのよ？ ┃ ちょっとお高くついちゃったけどね ┗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／:::::::::::ヾ ヽ / |/:::::::::::::::::::::::＼ ヽ { 〈::::::::::::::::::::::::::::::> ／ ｲ ト ゝ:::::::::::::::::::::::イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ……そうですかお ┗ .:.:.:.:.:.: lll:.､、 ///// ／ ／i! ／ ヾ//////: ヽ ﾊﾊ ヽ :.:/:.:.:.:.lll:.. Y| V://// ／|_＿: ／ !/ ﾊV //|///.::Y i! ／/::》 《:.:.:.:.:.:lll:.:. |1 ￤/// . ´ ￣ |//// / V//! // :| ／//// :.:＼.:.:.r=ﾐr:从:/// |///: ／／ ￤:// / ,．二二 ､ _ V/|// 从: ／:///// へ ===≧| ）:ﾊﾟV//: V:// ／ / |// 坏手://バ V:|//:/ ／//////:／ ＼ ::.:.:.: |///バ「:// V:///// ィ|ｨﾆ､ r弋/ク} V/// /_////:／ 〉､ ゝ._:._.人////ll/// Vi/// ｨ云/∧ ｀ 弋_ ...ノ |////: / ￣.′ ／ ＼ :.:. ￣アへ://ll//ﾊ V:/{ ㌢}////ハ ﾚ′//:/ / / ／ ／ ─ -〃．_:_介l///ハ// ＼i イ7:rイゝ- ﾉ 丶 ヽ ｀ i/////// / . ′ ／ ／ ヽゞ////:ゝ//////:ゝ ＼ 弋__..． 丶 人////// /____ 彡 ′ ' ／ ヽ===:人＞_/////＼ ＼ 、 ヽ ｀ ／:///:/i///:i!////// / ／ ＼（⌒{ 弋…rー──--ゝ ， ／ヽ./////i!///i!////// 〃 ／ /////＼ ゝ _＿:::::::_＞ :::.... -‐ ／ ＼///i!///i!///ｲ/////////′ ,.．-―… ￣…＝＝ミ ///////ハ r =＞::::::... ／ `・┴-/_i!//__i!///////（___ ノ.//////// 三三三::ミ ＼//////∧ ｜/////ミー - ＿＿＿＿ へ i!////// /////＞─…・・・=─ 三三三三 ミ::､ ∨////∨ j/////////::＞≡＝=: ─く///// 〉 ゝ:.._//{///／ 三三三三三ミ//∨//:V . ´＞:/:////////////////::||://///:ヽ. ￣ /////// ﾐヽ///ﾊ/V ,．´ ///// ＞＞ //////////// ||://// ＞-─…┐ //////////////:V r＜三三三三≧///＞＞//////////||:::V///＜ ___ - '’.:.:.ﾄ､ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 参考になったかしら？ ┗ ｨ-────-､ ／ ヽ / i､＿＿＿_,､ ヽ / /::::::::::::::::::::::::ﾄ､ ヽ ／ |:::::::（__人__）:::::＼ 〉 | ､ k:::::::｀⌒:´:::::::::/ / ＼_ ＼｀＼_＿ｰ‐:::_/ ｨｪｲ ｲ⌒ー￣三￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ……………… ┃ ┃ （……やっぱり、やる夫のように生活にも困らず、のうのうと育った人間が ┃ 単なる興味本位で足突っ込むのは異質な世界なのかお ┃ ┃ 鉄火場に突っ込む理由はやっぱり人それぞれ…… ┃ やる夫の理由はあんまり自慢できそうにもねーな……ううむ） ┗ /｀ヽ . -―-- 、 │ │/´ ｀丶、 （｀ヽ│ │ , . --―---- .、 ＼ ＼＿／´ / ＼ ヽ （￣／ / ／ ｲ 丶 ヽ . ｀/ / ∧/／/ /│ │ ヽﾉ │ │ ./┃/ /／ N │ │ ＿_.│∧.│┃ ┃ V / 人 /―-｀ー-.Ｖ.、 ┃ノ , イ │-ヽ―--.、 /- ｀ー━----￣--´￣ -─│ . （ 、 ソ│〉く￣´ヽヽ'´ .│ ｀丶＞―-,. --」'´/VVヽ.│ ヽヽ'´ , 」 l´￣￣｀{´ﾍ二´丿、,,,¶,,,,,,,ノ＝│ レ ／´二二＿ /￣ ｀l/ ヽ´ ｌ ┼┤ │ │ ヽ´￣´ ￣｀ｌ l- .、 ｀-、＿／ｌ ┼┤／ │く／ ￣￣l ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （あ、あら 何だか黙り込んじゃった……） ┃ ┃ ┃ １．まだ話題をふる ┃ ２．大人しくしておく ┃ 下５ ┗ ハッキングの腕前でも聞いてみる？ , , ′ / /＼ ＼＼::. __ | .: .:: | | | / l,' ハ ＼ ';:∧{ 〉 |:::.:::| | | | ‘ |／￣ ':.｢V } }{ ハ~} |::::l::l:. ／⌒| | i | ＿jﾉ_｣.:| l`Y^7"} ｽﾁｬ 八 ::::::::. l:::..八∧| ィ灯心, |::| | j∨∨ ＼＼:: ァ'灯心､＿(_ ｀¨´_ノ|/ /,'八. ＼/ﾞ＼ ＼＼（ ｀¨´ノ ､ ￣ ムイ/ ＼/:: /_ , -‐}::ヾ￣ , 仆´ __ ,／:::::: /_/＼ < ::::＼_,,仆＿_＿ ` ／ノ/ // ｀ ､／／:: /＿ r─＼:i.斗 `ｰt-､ ｀ヽ彡" ,/ // ／⌒ヽ／⌒':, ｝ | ＼⌒| | || ,} }__,／__,// / } }/ . r─＼ :::ソ | ,イ廴＿,/〉::::::::::::＼ // ﾞヽ / 八{￣⌒/ ＼ У/〉 ｀7:::::::::::／ / ':,／ ＼ ＼ / ,// /|＼ ::: | / / 〈＼ 〈／/ ｜|:Г＼| { ＼＿／／ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （流石に踏み込みすぎたかしら…… ┃ ┃ 大人しく読みさしの本でも読んでおきましょ。ええと、どこまで読んだかしら） ┗ ＿＿ ／´ ＼＼｀＼ ／ ヾヽ ヽ / _ヽ_､ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ﾋﾟｸｯ ｛ ／:::::::::::::::::::::ﾍｌ 〉 ヽ | /:::::::::::::::::::::::::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.:::::::::::::::::::,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ………………！ ┗ 面白い話になるかもこっち次第だもんなあ ,....-‐-..､ 〃´::::::::::::::::ヽ_ {::::::::::::::::::::_ｚ､k〕､ 〉､::::::::::::::７ )}ゝ { `‐--‐'7 ｉ l} | rく入 ー :. = {λ 乃`ｰｧ . くヽ＼ゝ､ 〉､__|!УИ／〉-､ /ミ＼_/ ├―┼く／,／7'´〉 >､二ﾆr‐'"´￣⌒Yｰく／,∠ {＼ /〃 《 `く⌒>） ￣ 〈 {{ ヽ, 〉'´ ＼ゝ＿＿＿＿_ﾋイ | |::::::::::::::::::::::| | ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ……どうかした？ ┗ ＿＿ ／´ ＼＼｀＼ ／ ヾヽ ヽ / _ヽ_､ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／:::::::::::::::::::::ﾍｌ 〉 ヽ | /:::::::::::::::::::::::::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.:::::::::::::::::::,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そ、その眼鏡は…… ┃ ┃ ３１年型多目的補助グラス……？ ┗ , , ′ / /＼ ＼＼::. __ | .: .:: | | | / l,' ハ ＼ ';:∧{ 〉 |:::.:::| | | | ‘ |／￣ ':.｢V } }{ ハ~} |::::l::l:. ／⌒| | i | ＿jﾉ_｣.:| l`Y^7"} 八 ::::::::. l:::..八∧| ィ灯心, |::| | j∨∨ ＼＼:: ァ'灯心､＿(_ ｀¨´_ノ|/ /,'八. ＼/ﾞ＼ ＼＼（ ｀¨´ノ ､ ￣ ムイ/ ＼/:: /_ , -‐}::ヾ￣ , 仆´ __ ,／:::::: /_/＼ < ::::＼_,,仆＿_＿ ` ／ノ/ // ｀ ､／／:: /＿ r─＼:i.斗 `ｰt-､ ｀ヽ彡" ,/ // ／⌒ヽ／⌒':, ｝ | ＼⌒| | || ,} }__,／__,// / } }/ . r─＼ :::ソ | ,イ廴＿,/〉::::::::::::＼ // ﾞヽ / ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ええ、そうよ。先月ノビさんのお店に入ってたから買ったのよ。４００円だったかしら。 ┃ ┃ 自動視力補正機能に暗視装置、赤外線装置搭載で簡易金属探知機もついてるわ。 ┃ レーダー付きのPDAと接続すれば視界の端にレーダーが表示される優れものよ ┗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／:::::::::::::::::::::ﾍｌ 〉 ヽ | /:::::::::::::::::::::::::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.:::::::::::::::::::,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ざ、在庫があったりは…… ┗ ソリッドアイ並みの高性能じゃねえかｗｗ | .: .:: | | | / l,' ハ ＼ ';:∧{ 〉 |:::.:::| | | | ‘ |／￣ ':.｢V } }{ ハ~} |::::l::l:. ／⌒| | i | ＿jﾉ_｣.:| l`Y^7"} 八 ::::::::. l:::..八∧| ィ灯心, |::| | j∨∨ ＼＼:: ァ'灯心､＿(_ ｀¨´_ノ|/ /,'八. ＼/ﾞ＼ ＼＼（ ｀¨´ノ ､ ￣ ムイ/ ＼/:: /_ , -‐}::ヾ￣ , 仆´ __ ,／:::::: /_/＼ < ::::＼_,,仆＿_＿ ` ／ノ/ // ｀ ､／／:: /＿ r─＼:i.斗 `ｰt-､ ｀ヽ彡" ,/ // ／⌒ヽ／⌒':, ｝ | ＼⌒| | || ,} }__,／__,// / } }/ . r─＼ :::ソ | ,イ廴＿,/〉::::::::::::＼ // ﾞヽ / 八{￣⌒/ ＼ У/〉 ｀7:::::::::::／ / ':,／ ＼ ＼ / ,// /|＼ ::: | / / 〈＼ 〈／/ ｜|:Г＼| { ＼＿／／ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 官営武器店だから好きに仕入れられる訳じゃないみたいなのよ、あそこ。 ┃ これは偶然売りに来た人が居て、それを買っただけだから…… ┃ ┃ でも、昔の軍隊で正式採用されてたHUDの代わりみたいだし、探せば ┃ どこかで売ってるんじゃないかしら ┗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉 ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そうですかお…… ┃ ┃ （……今ならギリギリ買えるけど、そうすると家計に余裕が無くなる…… ┃ 貯金節約生活の始まりだお） ┗ | .: .:: | | | / l,' ハ ＼ ';:∧{ 〉 |:::.:::| | | | ‘ |／￣ ':.｢V } }{ ハ~} |::::l::l:. ／⌒| | i | ＿jﾉ_｣.:| l`Y^7"} 八 ::::::::. l:::..八∧| ィ灯心, |::| | j∨∨ ＼＼:: ァ'灯心､＿(_ ｀¨´_ノ|/ /,'八. ＼/ﾞ＼ ＼＼（ ｀¨´ノ ､ ￣ ムイ/ ＼/:: /_ , -‐}::ヾ￣ , 仆´ __ ,／:::::: /_/＼ < ::::＼_,,仆＿_＿ ` ／ノ/ // ｀ ､／／:: /＿ r─＼:i.斗 `ｰt-､ ｀ヽ彡" ,/ // ／⌒ヽ／⌒':, ｝ | ＼⌒| | || ,} }__,／__,// / } }/ . r─＼ :::ソ | ,イ廴＿,/〉::::::::::::＼ // ﾞヽ / 八{￣⌒/ ＼ У/〉 ｀7:::::::::::／ / ':,／ ＼ ＼ / ,// /|＼ ::: | / / 〈＼ 〈／/ ｜|:Г＼| { ＼＿／／ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （一体何が草薙さんの琴線に触れたのかしら……） ┃ ┃ １．眼鏡？ 眼鏡の話題について振ってみる ┃ ２．兵器？ 兵器の話題について振ってみる ┃ ３．もしかして本？ 本の話題について振ってみる ┃ ４．もしかして……私？ ちょっと自惚れてみる ┃ 下５ ┗ ／￣￣￣ ｀＼ ／ ヽ､ / ＿ ヽ / ,イ´::::::::ﾄ､ ヽ ｛ ／::::::::::（●）ﾍｌ 〉 ヽ | /::::（__人__）:::::::｝ / λ＿ゞ＼ゝ､.｀_⌒´＿_,/У ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ー─ヤ彡ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 武器が好きかって……？ ええ、好きですお ┃ ┃ 特に古めの鉄と木で出来た武器が。 ┃ 質実剛健なデザインにオイルの香り。そして、磨かれて鈍く光を反射する ┃ 洗練された本体……実に美しい ┗ ｨ─､ ｨ─､__/｀─/ | ｨ_.l─イ─､ ｨ─､ ｀￣ |｀´ 冫 ヽ /:::::::::冫 |ヽイ／ヽ /イヽ:::::/ ＿＿ゝセ ヌ/イヽ､＿ゞ .!ﾆ|ｨ─｀ﾍ_/￣ /ヽ／､ヽ | |Ξｲ |ヽミ/ ｲ-､／｀ヽ､ ヽ─イ＿/￣｀／ 冫 ／￣ｲ＿| Ξ(ﾆ)-ｨヽ､/ ／ / / | ヽ_<ｨ＿(ﾆ)/ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ あにさんってたまに武器磨きながらニヤニヤしてるよなー ┃ ┃ 不気味なんだけど…… ┗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／:::::::::::ヾ ヽ / |/（●）::::::::::::＼ ヽ { 〈 （__人__） > ／ ｲ ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 何を言うかお。 ┃ ┃ いいかお、武器ってのは並の女よりずっと気難しいんだお。 ┃ だが、生き物と違って丁寧に扱ってやれば、常にその信頼に応えた力を発揮するんだお。 ┃ これに燃えずして何が男かお…… ┗ | / ヽ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ｨ──ｲフ フ ヽ─く ｀ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ も……萌え？ で、データベースには乗ってるけど俺はよく分かんないなー…… ┗ ／ ::::/::::::::::::::::::::::::|::::::::::: ＼ ',-─-ｧ }､ / ::::/::::::::::::::::::::::::::.ト::､::::::::: ヽ ',ミY´ j从 /::::::::::::::::::::j::::::/::::-一ミー--',. ﾊjﾉ //ﾊ ｲ:::::::::::::::::::./::::/::::::::::: : : : :ヽ ''＜ |_,,イ イｿ ,' :::::,'::::,::ｲ|:::::/:::::::::::y彡´￣｀ヾミ小. |__∠__/′ { i／: /:|::/:::::::::::::::ﾍ o l ヽ八.| ￣｀ヽ | ／{ /:: :j/_:::::::::::::::::..ヽ. ___ ノ }ﾐ.ﾘ } V | ﾑ彡⌒ ::::::::::::::::::::::::: : : : : : . ヾヽ | 从 从 |ｲｨ o ::::::::::::::::::::::::::::: : : : :/: . ヾヽ j ヽ 弋 |{{ |:::::::::::::ﾍ::::::::::::: : :ｲ: : : : . ｀ヽ__ ｲ ＞ {{＼ ヽ从 ＿ ノ ::::::::::::::::っ::::::::::/ }|:::::::...: : . ', ﾄミ辷二Zミ__ ∧ : : : : :::::::::::::::::::::::::::::/ j|:::::::::::::: : : Y |ミー== /ヾーヽ､ ＿＿＿::::_:_;;;;イ ﾉﾉ∠7ヽ::::::::. j iミ辷二ﾆｱ 小 : : : 弋___ -==ﾐヽX_Y´＿ ノ::::::::: / { 从 : : : : :::::::::::::,ｲj {￣∨::::::::::::::::イ | 从 : : : : :::::::く__|ヽゝ ＼=辷'''¨ | ヾ : : : : : :::::::::::::::::::::::丿 ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （じ、地雷を踏んじゃったかしら……） ┃ ┃ ┃ 対応 下５ ┗ とうちゃんの受け売りなんだろうなあｗｗ なんかかわいく見えてきたｗ / / ／ ,. ＼:::::::::::::::::::...＼ 丿ﾉ // ／ i＼:::::::::::::::::::..ヽ -一,i v ./ ／ ./ ＼::::::::::::::::.｀ _,/_.| .// , --、／ _ ノ |/ ＼:::::::::::::..l /'//::i / i .／ レ-一ﾉ／ | .Τ￣´ | |＜i | .ﾚ -=:.、 /´ ´＼ | .i | .i ﾉ | /| i ._ ヽ.i. ﾞ ﾄ| / // 卜-┐ _{ ゝ、＼ヽヾ 、 _.._ ﾚ i ﾉ ﾚ ./:ﾌ 人 / iヽ、ヾ、_ ＞＼ _ ヾ,, ﾚ /.丿フ ' ノ 人| ｀,ゝ´ ｀＼`丶 ヽ.___> ,／_, -´ノ_ｿ , へ ,_ゝ / ヽ:::i ` -――一 ＼ | _ ,.／ i i´ / .i |:::|｀ー_..一Ο￣｀丁i:| ｀./i_ _,ﾌ ノ〟 i .ゝ iﾉｿ 「´ ｿ |｀ゝ、」 |:l .ﾉ ゝ_ ,.-´｀ヽ,.ヽ ゝ ./ﾚ ＼／,i .|=＼ ＼ヽ々 ,i 丿 ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ わ、私は歩兵携行用の対戦車レイルガンがお気に入りなんだけど…… ┃ ┃ やる夫くんはどうかしら ┗ ＿＿ ／￣´ ｀＼ / ＼ / ｨヘ､ ヽ / ／:::::::::::ヾ ヽ / |/（●）::::::::::::＼ ヽ { 〈 （__人__） > ／ ｲ ト ゝ＿ ｀ ⌒´ イ_∠_ｨ_イ´ ｲミ ー￣フ二￣´＿〆゛ゝ ん＿ ＝ ー三 イ､_＿─＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ほほう、良いセンスですお ┃ ┃ ですが、やる夫は対装甲兵器だと対物ライフルの方がいいですお。 ┃ 無駄に長い砲身、巨大な本体、そそり立つバイポットに天体望遠鏡の如く巨大なスコープ…… ┗ ほんとに語りだしちゃったよ やる夫、意外なところにスイッチがｗ 嫁はこれを定期的に相手するのかｗ .,－'''''~~~￣￣~~''' - 、 ＼ ,へ.人ゝ __,,.--──--.、_/ _,,..-一"￣ ＼ ￡. CO／￣ ＼ _,,..-"￣ __,,,...-- ∫ ／ ,、.,、 |,,-￢￣ _...-￢￣ 解 イ / / ._／/ノ ＼丿 ..|__,,..-￢￣ ＿_,.-一 .人 | / ../-"￣ || | 丿 / ). ＿,,..-─"￣ .＿,,, せ .ゝ∨ / || " 丿／ノ--冖￣ _＿,,,,....-─￢￣ ( ＼∨| " t－￢,,...-一"￣ __--￢￣ ぬ ⊂-)＼＿)` -一二￣,,..=￢厂~~ (_,,／") .⊂--一'''''""|=|( 干. |=| |_ (/ ／ ( / ∪.冫 干∪ 人 ` 、 ` ／ ) ﾉ '`--一`ヽ 冫 く.. / . ト─-----イ | ∪ ∪ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ やる夫は暫く細かすぎる銃の知識と好みについて話し続けました…… ┃ ┃ 暫くマミさんでお待ち下さい ┃ ┃ ついでに、３０分ほどプロット確認を兼ねた休憩を取ります…… ┗ ＿.._､_ __, -‐=＝ ￣￣￣ ｢ ｢￣ ¨ ‐- _ 〃´￣ Ｖ | | ┌─- ､', _ ¨ ‐- ､ / ,‐- =ﾆ _ | | ｌ ＿_､ ｌ ',',￣ ￢ ヽ‐- ､',､ / /r=､ / ,-------ｌ | ｌ l l l.l ll ! ', l ! __,r-―≦-‐=､‥ ＝ ニ ￣￣ ヽゝ──┘ ｌL ＿ ｣ ｌ_ l ! _ -=ﾆ´￣＿＿＿- " _.. -‐ ´￣ :|ヨ| ┌' l ┌_ｭ.! __ .! ￣二| ,.-=ﾆ ﾆ ﾆ ﾆr, r, r., r, . r ｧ―､￣￣二 7｢ r―ｫ ＿ ﾍ"' | ｀イ └┘l └' ! 冖| |[l化」l |l |l ||l |:| l:| |:| | | ｌ{〃: ! |三｣ .|l ｀￣´￣ -―- ､ﾞﾇ | | l _ｪ_､0! |__三_ﾆﾆ ﾆ ｪ' ｪ' ｪ'_ェ_ﾞ亠ー"_＿＿＿_l!＿_ / ＿＿ヽ l ',｀ l ⇔ ＿_ | ＿＿ / /_ l_l_|_ 「 .r､￣| ┌:::::::::::::┐ |￣ ,r ､Tﾆ＝￢￣| ／:.:.:.:.:.:.:...´:::｀ヽ,.l ! ￣￣ ! / ,':〃ヽ! | ヽ弋 └亠―― 亠 ┘ 弋ﾉ | _, ィ/:.:.:.:.:.:.:.::::::;: =､::::::ヽ.l ＿__L - 彡 /:.:.〃'､:Ｖ 〈_|￣￣¨l￣￣¨F＝＝==――‐T F´// ,':.:.:.:.:.:.:::::::,ｨ ヾ.ヽヽ:::::',､_二 ￣ ＿ =＝￣／:.:.:::ｌV|｝!::! ＼ ﾋュ└―‐┘ ､--､ ├'-/7' ,:.:.:.:.:.:.:.:::::〃' ' ∧〉,:::::ｌ ＿ -－ ￣＿::::::::l_ﾌ､.!::! . l::＼ ＿- ＿゛¨｀ Ｖ／ !:.:.:.:.:.:.::::: !ヽ⌒､ﾞ' '_ll::::::ｌ´：：_ -‐ _二 -,┘::::::Vﾑ/:;′ ',:.:.:.:.:::::ﾔ｢t_､_―＝｀――､--ﾑ―-!:.:.:.:.:.:.::::::lイヽノ〈7ヽ!:::::lﾆ二 -‐' V::::::::::ﾞ‐':/ ヽ:.:.:.:.:::｀‐=ﾆ‐"::ア¨￢'ｰ----―￢:.:.:.:.:.:.:.::: ､/lヽl V//::::::′ ｀ ‐-- '" ｀丶 :._:::::_::: イ ;.:.:.:.:.:.:.:::::ヽゝ" _ﾚ::::::::′ ヽ:.:.:.:.:.:.:.::::::｀::´::::: , ' ﾞ －- = =-‐ '" ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ やる夫も弁えていたらしく、数分語った後は静かに黙って軽く眠っていた。 ┃ あまり話しすぎて自分も相手も疲れて作戦に支障をきたしては問題がある…… ┃ ┃ 一時間ほど言葉のない時間が流れたあと、目的地である工場に到着した ┗ [￣￣｀i´￣.] [￣￣｀i´￣.] [￣￣｀i´￣.] iｴ:,.;. i,;: ｪi iｴ:,.;. i,;: ｪi iｴ:,.;. i,;: ｪi ,,,-‐-,,,‐‐‐‐‐‐‐‐､ｪi ｴ;:]‐‐‐,,,,,-‐-,,,‐‐‐‐‐‐‐‐､ｪi ｴ;:]‐‐‐,,,-‐-,,,‐‐‐‐‐‐‐､ｪi ｴ;:]‐‐‐‐‐ ,,,-‐'''.,-‐-､.'''‐-,,,三三三三 ,,,-‐'''.,-‐-､.'''‐-,,,三三三三 ,,,-‐'''.,-‐-､.'''‐-,,,三三三三三三三 ,,,-‐''' {三三} '''‐-,,,_,,,-‐''' {三三} '''‐-,,,_,,,-‐''' {三三} '''‐-,,,三三三三三 ,,,-‐''.'==ﾆﾆﾆ二二二二二ﾆﾆﾆ=====ﾆﾆﾆ二二,二,二二ﾆﾆﾆ=====ﾆﾆﾆ二二二二二ﾆﾆﾆ==.'''‐-,,,三三三 ,,,-‐'''￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i￣i＿i '''‐-,,,三 <二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二> |l:ヽ /:l|_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,|l:ヽ /:l| |l:/ヽ:l|_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿,-‐‐‐‐‐‐‐‐‐ｖ‐‐‐‐‐‐‐‐‐-､ _ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ__|l:/ヽ:l| |l:ヽ/:l|_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;__i: ﾟ ﾟ ﾟ ﾟ ﾟ :.i.: ﾟ ﾟ ﾟ ﾟ ﾟ .:i:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,|l:ヽ/:l| |l:/ヽ:l|＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_ji: : : : : : i ＿＿＿＿__i＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;_j＿_,;.ｊ＿_ｊ,;:.;,;.|l:/ヽ:l| |l:ヽ/:l|_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;__i: : : : : : i. :| ...:::::::::::::l:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,|l:ヽ /:l| |l:ヽ/:l|_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;__i: : : : : : i. :|...::::::::::::::::::::l:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,|l:ヽ /:l| |l:ヽ/:l|_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;__i: : : : : : i. :|:::::::::::::::::::::::l:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,|l:ヽ /:l| |l:ヽ/:l|_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;__i: : : : : : i. :|:::::::::::::::::::::::l:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,;＿j_＿j,;:.;＿j_,;:.;.,:ｊ,;:,|l:ヽ /:l| ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ どうやらこの遺跡は工場であったらしい。第４５０９８四級遺跡と看板が掲げられていた ┃ ┃ 詰め所ではやる気が無さそうな警備兵が二人、免許を提出する二人におざなりな ┃ 対応をした後で将棋盤に向かっていった…… ┃ やる夫はちょっとだけ腹が立ったので呻いている方の兵士の次手を打ってやった ┃ 詰めていた方はそれに反応し怒るが、もう既に遅かった…… ┗ | / ヽ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 大人げなくね、あにさん ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／（●） （●） ＼ ／ （__人__） ＼ | ｀⌒ ´ | ＼ ,／ ｲ ー￣三 ￣二三[]=イ"ゝ /弋＿ー ＝ ーノヤ彡ﾉヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ いいんだお、子供だから ┃ ┃ さーて、やるか ┗ / ＼ ヾ （ ） ' ﾘ l ヽ. Y⌒' ⌒) }､.八 | | ﾄ､＼ 从 }ーｧ ﾟ ヽ 从ｰ弋 | | | .爪⌒ヾ､ ﾊ ﾊ 弋__人_人/ ￣¨¨¨ ー-- ､.. ＿ ﾊ | | テﾄ,､ 小. /⌒Y ＞‐≦^ヽ 从人´ 弋ｿ ﾉ | .小.ﾉ/, ／ ____〉 'yｰﾉ ﾉイ ､ノ>'/// ＞''¨-イ しヽ ＿, / ∨//と__ -=ﾆﾆl Y ／ ＞∨辷フ′ ﾊ 二二ﾆﾆ=-----─一7¨ヽｰ- ｀ヽ._, ＜ 〉イイ⌒¨ｲ彡 .＞弋＜ >-─<⌒ヽ､ __ ノ {{ (ｨ{ l´ ∧彡く辷ｰ===-≧ﾐ＜ / ＞､ﾉ´ .__,ﾆ二j | /:::/｀ ー---＜⌒) ） ｀＞＜ / ）イ {＿_(_( ⌒ヽ､ |::::{ ∨イ''＜::::::..... / ／ ＞／小 ヾﾐｭノ 从:', 弋 ｀＞＜:: / .／ , ／／イ | | ヾ:::. ＼ / ／{ ﾚ／／/ | | 斗 ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ いつでも行けるわよ、や……やる夫くん ┃ ┃ （車中で勢いに任せて名前で呼んだけど、大丈夫かしら……いいわよね？） ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ｀⌒´ ,／ ／ ー‐ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 了解 ┃ ┃ そんじゃ、プランを再確認しますかお ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | / ∩ノ ⊃ ／ ( ＼ ／ ＿ノ | | .＼ “ ／＿＿| | ＼ ／＿＿＿ ／ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ まず、第一プランだお ┃ ┃ やる夫が潜入して警備機械にハッキングをかけて動きを鈍らせるお。 ┃ 流石に大型の奴は軍用級から準軍用級のAIを積んでるだろうから ┃ 無茶すっとこっちが焼き切られるし…… ┃ ┃ で、妨害している間に巴さんとメタビーが対装甲兵器で目標を無力化。 ┃ 大きな的だから難しい仕事ではないお ┗ |/ -フヽ=/// | / / ／__,.-'´ /､ r-―-r､/- / ヽl | / / / ／ ｀ヽx ,... / ノ ヽ /,￣｀ ＼ l ,/ } | /|/r---,ヽ/ /,,..-‐'´ | / | {-――- ､_ ヾヽ､l .l / |l弋__y' ﾚ´ __｀,>/ / | /￣￣ヽ､ ＼ }ヽ-ヽl | ,,,, ,-､ イ/ /l | /----､ ヾ }/´ } ヾl /,y' / / / ｀ー--=､ } ____|____ ､ ヽ､_ ´ ／-'´/ ,r ´￣＞-､_____) /{￣￣｀ヽ､,.>---､_ _ノ ヽ |/ /―-- ､_二ﾉ'´ _}ニニr'// ヽ￣/￣ ノ r-､_ v | ,/ .// , V/ r-／ / ／ ヽ| r / // / ＼-イ , ／ ヽ / / /::{ / ＼ l <___,..r--､ / l:| ヽ:ヽ / , }￣￣｀ヽ､ } / {| ヽ/ / ＿＿＿/｀ヽ ﾘ ヽ ﾞ､ ヽ /,,イ O ____| ヽ ヽ ,､ ヽ t ,r｀' ´ ヽ / ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 第二プランは三人が散開して広く間隔を開けて包囲 ┃ ┃ そこから振り回しつつチマチマ削り斃す。まぁ、正攻法ね ┃ 普通のチームなら大抵はこうするわ ┗ | / ヽ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 最後のは…… ┃ ┃ 正面突破？ これプランって言わないよな…… ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | / ∩ノ ⊃ ／ ( ＼ ／ ＿ノ | | .＼ “ ／＿＿| | ＼ ／＿＿＿ ／ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ さって……どれでやるかお？ ┃ ┃ １．ハッキングで牽制し破壊 ┃ ２．散開しつつチマチマ攻撃 ┃ ３．正面突破 ┃ ┃ ０：００～０：０１までの間で多数決 ┗ そうしたら参加出来ない人が出てくるからねー…… 警備機械のAA何にしよう……予定してた奴のAAがすくねぇ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ｀⌒´ ,／ ／ ー‐ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ネットは広大だってね……安定のハッキングだお ┃ ┃ さてと……敵の感知領域は工場内に限定されてるようだし、屋根に登って ┃ 確認してみっかお ┗ ,..-..一il | | ､ ／::::::, ´ ￣ ｀ ヽ 、 | | , lヽ<:::::／ | l ､ ｲ |＼ヽ ,ヘ / (⌒v＾ヽ i l. |l /｀_| ｀､ヽ.ヾ､ l彡ﾐ 〉 ,/ ゝ､_ゝγi | i i |<存 ヾ__i､lヽ /ｲ´ |､ /´ ｲ ( ´ 廴)ﾉヽ､＼＼ヾ､-｀ | ' // ゝ／イヽ |/ / /ｲ｀て_ﾉl l｀ﾐミ、｀ ミヽ_ _ | // (／ l| ヽ l/ |/-千ーﾉ＼ ゝ-〈 ニﾆ=- i .// | ' ヽ (-一=ー ､ ＼:::::ヽ , ノ//、 ＼ ﾞ､ ／ミ ー､ < ) )ノ<::::.. l´> //´〈 冫.､ i＼ ゜､ ヒ二､ヾ ) )／ ゝ￣´ヽ､ /´ﾚ ｲi ／´ ヽ i::.＼ ヽ _＿＿フ:〉／￣|| ｀>ーYT ／-|| ´ ,...／>-, __ゝ::::.＼ ､ヽ /::::::'''＿ ,/ || / l イ／ﾌー-' ヾ<´:::/:/:....//......＼:::::::＼ヽ （:l:（￣ ﾉ ､ ||::/ /／l | ヽ::/:/:::::/:'::::::::´:|｀:::::::::::＼ ヾ＼ ( ＼l＼|/ ／／ |_| l-´￣ )ー -- ――一ノ ＼_＿__＼L__∠／ ||| ﾉ ）ﾉ /ミミミ:/:/ー-/) ノ|-|ー-一ﾌ ´ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ やる夫くんにリスクが大きな作戦ね ┃ ┃ ……ごめんなさいね、何時か穴埋めはするわ ┗ /￣｀ヽ＿_/￣｀ヽ .ｲ ﾉヽ ﾉ ￣￣￣ ヽ ゝ二＿_ ｲ￣ヽ＼ ｀ヽ |ト-イ / / .ヽ ｨ､ ｨｪｪヽ | ＼_／ | ヽ ｨゝヽ＿/ﾌ ヽ|ヽ-イヽ .| / ／｀ヽ .|イ´ | ｀l 丶──/ ヽ／､ イ 冫 | | .| .| ,.二二ヽイ´ヽ ｲ_,､.＿_／ | ヽ_|＿_| /＿イ､ ＼ヽ ヽ/ .丶| .| ィ-イヽィ´｀､ヽ// | .ヽ|＿ヽ＿イゝイ／イ｀￣￣ヽ .ｨ-､_｀￣ゝイヽ.＿＿__| ＿|《《《ヽ/´｀ヽ二´￣￣＼ └ィフイ/O｀ヽ─||─イ´ ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ やばくなったら直ぐ突入すっから！ ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ｀⌒´ ,／ ／ ー‐ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そーならねーように注意するお ┃ ┃ んー……雨樋を頼りによじ登るかお。結構高いな…… ┃ まぁ、フリークライムも慣れてるし何とかなるお ┗ : : .: ::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :. :. : .|::::::::::::::／|::::::::::::::::::::::: .:. : ::|:::::: ,／ |:::::::::::::::::::::::: .: . .:|::::.::| | ,|:::::::::::::::::::::::::::::: .: ::|:::.:::| ｌ ,／:::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. .:|::.::::|／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. ..|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .: .:.:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. ／|￣￣￣|::::::::::::::::::::::::::::::::::: .: ／ | |::::::::::::::::::::::::::::::. .: .: .:| | |:::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. . :.:|_,..．‐'─＝=='::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :. . .: :::i | , ===ﾞ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :. . . :.:.: :| ｌ. ｌl l|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. : .:. :. :.:.::.:::::ｌ_,..．‐'‐ |l====ｌl:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. . :. :. :. :. ::::::::::::i | |l ,l|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .: . :. :.: .: .::.: :::::::::::::::::::|＿＿|__|l ====l|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. . :. :. :.:::::::::. :.:::.::.:::::::::::::::ｌ i! ||￣￣ ｌ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :. . :. :. :.:::::::::::. :.:::.:::::::::::::::::::::::::::l`ｰ､,_,l'_|l==='~i,l|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .: . ,; :,:;:;:, ;:, : .;,;:.,;:;:;;:;_:;:;:;:;_;:;:;__::;:i､ y" ,ｌ |ｌ ﾞｌ|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ..: ￣￣￣￣￣ : : . :. :.::::::::::::::::::::::｀ｰ-､l_|'l＿＿_,l'|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. ::. .: .: :.::::::::::::::::::::::::::":::::::::::::`'､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .: .: :.: .: .:. :. ::.::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .:. : . :. : : :. ::::::::::::::::::::.＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :.: .: .: .: .:. :::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :. :.: : : .: :::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :. : . :.:::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. :. : ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ やる夫は苦労しながら壁をよじ登り、５ｍほどある屋根の上に達した。 ┃ 老朽化した屋根をぶち抜かないよう慎重に進み、中央の辺りにある ┃ 明かり取りの天窓からそっと中を覗いた ┃ ┃ 廃棄された工作機械が山ほど等間隔で並び、かつては生産品を詰めていた ┃ と思しき空のコンテナも沢山転がっている。そして…… ┃ ┃ その間に大口径のチェインガンで挽肉にされた人間の死体が見えた ┃ 数を性格に数える事は出来なかったが、相当数が死んでいるように見える…… ┗ ） ）） 〆⌒＼ ≡二三二二匕匚））匚冂 匚◎＼ ））└┴┘＼ 匚＼ ） ｀!「 ｀! 》 ＜ｌ「 匸│ ∂≦≡≡≡≧ 》 ｌ「 匸│ _tﾆ`'~`､_ ／/ 》 》 ＼」 ＜/「 ﾉ ＿ ,-'" -'" / ヽ- ､/ / 《（____》___》_____）》＼ /「 匚ﾉ ／ヽ￣'i二￣二ヽf^'~/ _-_'-､_ﾅ_) ,） 巛∥＿》＿＿》＿∥》》》三 ＜/「匚/ / '!, ＼-,丿彡 ,'- ./ ,j `^`,rt- '"[＝] [＝] [＝] [＝]三/￣￣ゝ/ / ｲ ".,, " ⌒ ヽ ヽ_ -'`ﾆ'､＿,r'_ [》] 三 [》] 三 [》] 三 [》] 三○ ○/ /',:'│/ ｿ￣ソ √彡ﾉ[巛] 三[》》] 三 [》》] 三 [》》] ＿ 丿 ﾍ' .ﾍ _＿＿丁 了√彡ﾉ /《ﾉЦ凵 [《] 凵Ц[《] 凵Ц[《] ﾍ _丶丶巛∥ ∥ 丿三彡ﾉ [《] 廿 [《] 廿[《] 廿 [《] ヽ `_二二《∥ ∥ 丿彳/ / / / │l │l │l ￣ ~`⌒~~~/ / / / │l │l │l ∠／ ∠／ ｌ∧ ｌ∧ ｌ∧ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 工場の中央に、その挽肉を製造した物が鎮座していた。 ┃ 待機モードにあるらしく動いては居ないが、センサーが工場内を捜査しているのが ┃ 分かる。センサーユニットに紅いランプの光が灯っているからだ。 ┃ ┃ 鋏のような近接クローの間に仕込まれたチェインガンと、蠍の尾のようになって ┃ 広い射角が取れる主砲。だが、尻の方のチェインガンは脱落したのか見当たらない ┃ ┃ んっ、それに…… ┃ １．末尾奇数で… ┃ ２．末尾偶数で…… ┃ ３．末尾ぞろ目で…… ┃ ４．末尾００で…… ┃ 下５ ┗ ,-ｌ-!-､ !､_o_ ,i !Ｈ! ｉＨｉ ／￣＼ . 〈（⌒）i !,-----､（⌒）〉 __,--､＿ 彡ミ､ ｌｉ ﾍ / ｉ.l ／ヽ _____,-‐‐‐‐‐､ ／‐－-､ヽl ｝} }ﾆ=-､ |!､ .ｉ＿! ,| -=ﾆ二{ { /､__＿__,,,ﾉ} ｛ ┬ ､ _） /ﾆ=､‐ ヽ/＿ヽ/,-=ﾆヽ ヽ └ヽ /7 / ＼ヽ! .{ | | |iiii| ヽゝ/丿 |iiii|ヽ l }/ // ＼ｉ/ -={≡} lﾆ=-＝＝＝＝{ {} {≡}=- ﾚ' -=ﾆ/ / |iiiｌ lｰ― ＿j |iiii| ヽヽﾆ=- / / `ｰ´￣ ヽヽ､ ___/ / ヽ__ﾆ=- ≦=== ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ よく観察すると、主砲には大きな凹みがあった。あれでは恐らく武器管制システムが ┃ 発射は危険と考えてオフラインにしているだろう。 ┃ ┃ 下の挽肉となった者達が残した置きみやげのようだ…… ┗ ＿＿__ ／ ＼ . ／ ＼ . ／ ― ー ＼ | （●） （●） | . ＼ （__人__） ／ . ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ……短波通信機の周波数を合わせてっと ┃ ┃ こちら草薙。天窓からロープで目標の真上に降下して取り付くお。 ┃ 点検用ハッチが上部に着いてるからそっから有線してハッキングをかける ┗ ┏━━━━━━━━━━┓ 短波通信機 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ こちら巴 マミよ ┃ ┃ 了解したわ。通信は切らないようにしておいて頂戴 ┃ 取り付いたら直ぐに突入する。武運を祈ってるわ ┗ _, -===＝＝＝===ー-、 ／ ＼ ／ ー--=、 ＼ / ／┬-ヾ ｀l | ∥ i、:::::| | | ヾー-ーナ | | ヽ、 | （,,＿,,人） !、＿_,,,,,,＿＿ __ ￣￣７ 〉＿＿＿ __￣￣〈 ／ ＞三三三三》:.::.:.:..＼ ／´/ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ よし……ラペリング降下だお…… ┃ ┃ 素早く見定めて、落ちるのは石よりも早く、着地は羽根よりも軽く…… ┃ ┃ …………………… ┗ ~ ''' ‐- ． ,__ _ . ．-‐ ''' " 冫 _ - - - - - - _ ,,.. -‐ '' " , '" i｀ - ．_ , ' ,' ` ､ " - ．._ , '" _,,..--'- ．._ ｀ " - ． _ , '" , " /_ ___,.．-'''""｀､ ／ ヽ ｀ ､ ` , （＿＿__ / ヾ、 ／' 、ヾ` ､ ｀ ､ ｀ , ,' ,' ＼ i ゝ○;､ ,´ ○,; i ｀ , / ＼ ゝ "（__人___） / ､ ｀ ､ , ,' ' ＼|ゝ､ ｀⌒´ ／ヾ ､ ヽ , ,' , ,―――――{ ヽ ､ ､ , / , ,' ,' i -ヽ ,,ｰ､＿ ﾞ''-､ ､ ヽ､ ヽ、 i i ´~"''‐- ､..,,,_ ﾞ-ｰ-----" ゝ|ﾞ､ / / / / / / / ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 行くおっ……！！ ┗ ,,,-‐､,くヽ- ､ ／ヽ,,,,i i ＼ヽ｀<､ / / ヽ-i､｀ヽ／ フ /､/-､_／ ｀''´￣ヽヽ､ .i ﾞi-､i ヽﾞo i i,,ヽj .i￣jヽ/ヽ ,,,, .ヽ__ヽ-ヽ､ /__i, ,-''＞､ ヽ ヽ-ゝ､ i i'￣'''ヽ 〈ヽ､ ＼ ヽ／＞ヽヽi i/ヽ三ゝ-‐'' _ゝ､ j /´ ヽj /ゝ ＼ゝ' ヽ_,,ゝ''ヽ/ ｀i ,,,.＼ ＼___ゝ /ヽ／-''''´ヽヽ-‐' ／ ヽヽ ,-‐､ / / ヽ ゝ二ゝ/ヽ / ／､ヽ､ヽi i=i iヽヽ＼i / ヽ ,i ,,-､ ,,,,-/ /´'〈 / ゝ｀''iヽ､ i i i i i i／／ ゝ､ ＿ __ //7 〈 / / ,､､／ i i i < ≫ ,,,-‐く／／i=ヽ◎'' ｀◎､ ヽi/ /''二 / / i /-‐i＞ ヽ-,,,-‐､i i ／ゝ-‐''｀く i / ＞<＿＿i .＼ ｀i /i i / / / .i i i() i ＞ ◎彡ii-ゝ j ＼ .ヽｏゝ/ ,,i 彡彡ヽ i7 /ヽﾌ /_/ ／i i/''''＜ﾞ__ ￣ / /ゝo＼ ゝ-ﾆゝ､ ヽ i i ヽ彡彡 i ,,i / / / i / /／i .i i‐-/ /ヽ'''´ ＞ヽ ﾞ'i /ヽ ヽ ヽ､ __ /ヽ // ./ 〈≡/ ヽヽヽ.i .i / / /｀''く-'''i─''i ＼´i‐.､ヽ ヽヽ_,,,, ｀''ヽ i i i ﾌ / /〉' / jゝゝ i / j / / ﾞ‐-'' ＼ﾆ'/ .ヽ,,-'´ ヽヽ.i i <＼/ ／ / / / ￣/__i __/ /◎ ／ ヽi i i ｀''-'´ ／ / i i- / / /ヽ,,,＞､ .i./ ,,,-,,,,／／ i i i'''-/ヽ /／彡,,ヽ､ '' ｀''-‐'´ / / ./ / ヽく／ ,,/〈 / / / / ｀'‐､ ＼＼ ＼､ __,,/ / / i ｀'''‐ﾆ‐ヽ､_ヽ ｀''''''´ / .i ｀'''二ﾆゝ ∨ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ その機械は知能の低いAIで不思議に思っていた。 ┃ ┃ 始業時刻は疾うに済んでいるのに、工場には職員がやってこない。 ┃ 自分がしっかり仕事を果たしても誰一人として出社してこない。 ┃ 赤くぼけた電子処理の世界を見つめながらAIは考えていた…… ┃ ┃ 不意に、身体に感がある。何か軽い物が乗った。数十グラムの繊維質の塊…… ┃ これはロープか？ ┃ ┃ そう思った瞬間、センサーが隠蔽されてはいるが熱感を探知し、背に人型の ┃ 何かが飛び乗ったのを感知した。衝撃に古びた機体が軋む…… ┗ _ j,'llll彡∟ ≡＝＝ﾆﾆ〈r ﾐllliﾐワ（Θ）fＬ ￣''''''^￣'''''ｆﾞﾞヽ ..,, ..ｮ入 │ （ l _rｮｮｭＥlｮ,' テ＝ゝ _..ｔ'(‥)ﾆi]iiiiiil（ l二二二l ） | _,,....ｨコyｒｯu. . /￣/ﾆ/￣l l 〕 l l i/ｷ/ .／川「◎〉―‐'''ﾞﾞｌ/二/ﾞﾞﾞ/＝＝]ll 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 ／/ l◎广 _l ﾞiﾆﾞi二―‐‐lコ l 'lﾕl 'lﾕ l 'lﾕl 'lﾕ / ,' ／′ 厂￤ ,ヘＦﾆソ lﾆl lﾆl lﾆl lﾆl ´ .∠二(lli「」◎ ン’ リ リ リ リ ,,..ｨコﾆ一￣ﾞﾞﾞﾞ´ 弋 弋 弋 弋 ￣ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 古く点検されていない身体。自己修復機能を果たす極小機械群も既に ┃ 全てが経年劣化で壊れ、錆に蝕まれた巨体は全盛の動きを果たすことは叶わない ┃ ┃ それでも、AIは刻まれた職務を果たすべく咆哮を上げ、機体を揺すった。 ┃ 関節が絶叫の軋みを上げ、装甲の欠片が禿げるが気にしない ┃ ┃ それが彼の存在意義なのだから…… ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ヽ、 _ノ ＼ ／ （●） （●） ＼ ｎ | U （__人__） l^l.| | /） ＼ |i||||||i| ／| U ﾚ'/／) γ⌒ ｀ ー'´ ﾉ ／ i j ｒニ ﾉ ヽ､ l !ヽ､_,__／ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ んにゃろっ！！ 暴れんじゃねぇおっ！！ ┃ ┃ 点検用ハッチは……あった！！ ┗ ::::::... ..丶 :::::::.... ...＼ :::.' ──-.. ＼ :::::::... ⌒__丶 ＼ :::::::::.... .'::. ）.ヽ .ヽ :::::::::::.... __ ..丿 ヽ :::::::::::... ヽ .ヽ :::::.._ ﾉ ヽ.___＿丿 .丶 ::::::::::::::.... ..::ﾉ .） :::::::::::.. ../ .ﾉ :::::::::.⌒ " ..ﾉ :::::::::::::::::.... ....::::::../ :::::::::::::::::::::.. ......::::.／ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ぬぎぎぎぎ……かったい……クソッタレ、あかねぇ！！ ┃ ┃ 蝶番が錆びてやがるおっ……こうなったら ┃ ┃ １．銃で蝶番を撃つ ┃ ２．もう一度挑戦する ┃ 下５ ┗ たとえ廃棄寸前でも戦車に勝てる人間って少数だと思うの 安価なら１ ＿＿＿_ ､θ ／ ＼ - ` ､θ ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ ／ uヽ、_, _ノ θ ミ ` ＼ゞ从ﾚ／ ／ |i|（ ●） （●）'､ ,,＿＿＿＿_,,,＼ゞ从ﾚ／；;;て ＿＿――_━￣￣ | u （__人__） y"_//___ｲﾆニﾆfi ) ； ;;て乂ゞ＼ －―＝＝＝ ‐━ ＼ ＿ lr┬ |＿,ｲ~￣ﾏﾆﾌ,="´￣´／乂人从／ _ ―― ＿＿―_━￣￣ /´ ｀ﾞ￣￣´; " />´ ) ； ;;て ‐ 〈 ＿...;::::──,"ｉ￣´ ／i'乂ゞ＼ ｉ ´￣ / | | ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 左手で振り落とされないようにハッチの取っ手に捕まり、右手で４５口径を抜き ┃ ほぼ接射で弾丸を放った。跳弾の危険性があるが、離して売って当てられるほど ┃ この上は安定していない ┃ ┃ さび色の蝶番は、数発の弾丸までは耐えて弾いてみせたが、流石に耐えきれず ┃ 五発目の弾丸を浴びた所で鉄粉を撒き散らしながら砕け散った。 ┃ ┃ 力を込めて取っ手を引くと、点検用ハッチが開くと言うよりも、脱落した。 ┃ その中には同じく腐食が進んでいる点検用のコンソールが見える…… ┃ ┃ １．直ぐにPDAを有線してハッキングを開始する ┃ ２．まずは軽く捜査してみよう ┃ 下５ ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／三三二. ＼ ／三三二 ＼ |三三二 | ＼三三二 ／ Y──---- く /三二 三二二 ヽ. ｌ三二 三三二二 ', l三二 三三.二二 ', ,'三二 三三.二二. ', /三二 :∧:三三二二 ', /三二 :/ ∧三三二二 ', ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ コネクタを接続する端子はしっかり生きていた。もしかしてと思って ┃ コンソールを操作するが、やはり管理者IDの提示を求められてので ┃ どうしようもない ┃ ┃ 確認に気を取られた隙に、機械が大きく身を捩り身体が中に浮いた。 ┃ 何とか手は離さずに済んだが、その際に４５口径拳銃を取り落としてしまった…… ┃ ┃ どこかに飛んでいってしまったが気にしている余裕はない ┗ ＿＿＿ ／＼:::::::::／＼. ／:::<◎>:::<◎>:::＼ ／::::::::⌒（__人__）⌒::::::＼ | ｀ ー'´ u | ＼ u ::::: ／ ／ ::::::::::::::::::: ＼ ／ ＼ 〈〈〈 ヽ （〈⊃ } } ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ いい加減にしやがれ節足動物型のオンボロめっ！！ ┃ ┃ うっぷ、三半規管がぶっ壊れる前にハッキングだお…… ┗ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ハッキングを開始。だが、曲がりなりにも大型の警備機械を管理するAIである。 ┃ 防壁は強固で隙がない、完全に乗っ取るのは不可能だろう。 ┃ ┃ だが、本来の目的はそれではない。処理領域の何割かをこっちに向けさせ、 ┃ 襲撃者への攻撃を弱めるのが目的なのだ…… ┃ ┃ やる夫は片手で必死にPDAを操作しながら通信機に向けて叫んだ ┗ <__/／ ,ﾊ ヽ ヽ ＼ヽヽ /三ll/ / /| l| ヽ ヽ ＼| ___ |三l/ | / / | lヾ ヽ ヽ ヽ､.V i_ .／ ヽ､ ,|三/,/ | / | / | __ヽ_ヽヽ |､ .| .ﾄ､,{ !,／ ｀ヽ, ___ /￣｀/,| | /__l| | ヽ＼ ,|＼| i ﾄヽ／ ,r '´ ) / ／ ヽ ／￣￣l.|| ﾊ ´/ | -=r==,t,l .| ./ / // /／ ,／ ／ } / l| | |ヽ .|l -=r- i,ﾞゞﾞリ |/ ./// // ,. -'´ / / .| .! | ヽ|ヽ lr'ｯ| ￣ ,,, イ // ,,.r＜´ / , ./ | ヽ| ,V | ,,ー' /, / / ,.r '´ ＼ / ./ / .| ,/ !､ ' , ______,.<===.フ´ ヽ! // | __/__ ヽ､ ￣ ,l | ／ ￣￣￣ ｀ヽ//､ | r--/￣,rー-ヽ､___ ｀ヽ,.---＜´,| | ／/ ,.-‐ー-==.､ .|へ ｀'ー | / /_,.／, ,_____}三三i､<='´_ ヽ<r __/__＿＿＿＿_r'´______,,.r‐-=｀--､ヽ､｀ー __l,,,,,...y' ./ {__,.r‐'三三三三三三ヽ､＼ ｀ヽ､ ｀ヽ､ ＼ ￣ .ゝ____,./｀,L/――-三三三三三三三| ゝ ＼ ＼ | ｀='/ | >三三三三三三/ | ヽ ｀ヽ ､ ヽ | r' ´￣￣ヽ.|/三三三三三三/ / ヽ ｀ヽ､ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ショウ・ダウンと行きましょうか ┗ イ´::::::＼ ／:::::::::::ｲ´｀i ｲ ｀i::::::::::::＼ ｲ::::::::::::::::::ヽィ| .|､_ノ::::::::::::::::::＼ ｲ::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::/｀.´ヽ:::::::::::::::::::::／ ｀ヽ──‐‐ヽ ｲ￣￣￣´､ /´ ィ.|＿_ィヽ ヽ ./ /ヽヽ _/ / ヽ .ヽ ィヽ / / .ヽ＿/ ./ ヽ ／／ .ヽ ──､ | ＼ .| / イヽ | ／／ ／ヽ ヽ イ::::::::::::::::ヽ | /´l｀ ＼__.|_／ ／ | / | ／／ ヽ-､::::::ヽ ヽ ..|:::::::::::::::ｨ─､ ヽ ヽヽ_＿ゝ─イ＿／_/ ／イ ／ ヽ:::::ヽ冫 ..|:::::::::::::/ ｀ヽ､ ヽ ヽ｀ヽ────イ ／＿_.／ .|:::/ /─､ ..ヽ::::::::/ ｀ヽ / 入イ／イ二ヽ＼ ／ ヽ/:::::::::| ヽ/ 冫ｲ /＼＿＿／ ／ |ｲ´ ヽ| ＼´ イ´:::::::::::| .|｀丶､ / ./ |ヽ─ｲ / ＼ ､ヽ＿_ノﾉ ＼:::::::::::::::::::| ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ うっしゃー、いくぞー！！ ┗ | | / l | | | || / / l | ,.／ヽ ./ | | | /∧| .| ｀ヽ､|l__ ,|.| _____ / ,.. イ| ＿_ .! | / / ﾞ､ v' |l. || | l| ｀ ﾞiヽ| τ7 ｀> / r==,'///|ヽ, | / / . ヽ| | .| ､ ﾞ､ __,} 二|二// /,./ r'<l// ﾘ | | / / | ,.| |-ヽ―｀―――<´__>;;!;;;;l;;// /'´ !|､二_/ | / /| / ,.- '´ ｀ヾ､,// ./ ￣ ﾚ ,／ / ｀ヽ､/ / ／ ト ､ __ , ..-―――-- ､ _ ＼ ! /,/ ,/| ト､ ,. r '´＼＼＼＼ ＼ ＼｀ヽ､ ＼ ,<´ ! |ヽヽ､__ ー―-､_ヽ ヽ ヽヽ ヽ ヽ ｀ヽ､ ヽ --‐‐ ,.イ ｀ヽ､ .|::::| l | ー,.r―-'´三三三三三ヽ､ヽ ヽ ヽ ヽ ,イ､三ヽ ｀ヽ､|::::| l | ／ 三三三三三三三 ｀ヽ､l | i i iヽ l ,..イ /| ヽ三三i､ ｀￣￣ 三三三三三三三三三三三i､l ,| | | ヽ Y´// / ﾉ ﾞ､三ヽ 三三三三三三三三三三三三ヽl | i |｀､ V /_/______ l 三｀､ | 三三三三三三三三三三三三三Ll | | .|7'´ ｀7ﾞ､三三､ | 三三三三三三三三三三三三三三､! | |,Tヽ､ / ヽ三三ヽ | ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ （私の対戦車レイルガンならどこを狙っても破壊は出来る…… ┃ ┃ なら、優先すべきは……！） ┃ ┃ １．やっかいなセンサー ┃ ２．あの砲塔がまずそうね ┃ ３．まずはチェインガンを一機…… ┃ 下５ ┗ ,-ｌ-!-､ !､_o_ ,i !Ｈ! ｉＨｉ ／￣＼ . 〈（⌒）i !,-----､（⌒）〉 __,--､＿ 彡ミ､ ｌｉ ﾍ / ｉ.l ／ヽ _____,-‐‐‐‐‐､ ／‐－-､ヽl ｝} }ﾆ=-､ |!､ .ｉ＿! ,| -=ﾆ二{ { /､__＿__,,,ﾉ} ｛ ┬ ､ _） /ﾆ=､‐ ヽ/＿ヽ/,-=ﾆヽ ヽ └ヽ /7 / ＼ヽ! .{ | | |iiii| ヽゝ/丿 |iiii|ヽ l }/ // ＼ｉ/ -={≡} lﾆ=-＝＝＝＝{ {} {≡}=- ﾚ' -=ﾆ/ / |iiiｌ lｰ― ＿j |iiii| ヽヽﾆ=- / / `ｰ´￣ ヽヽ､ ___/ / ヽ__ﾆ=- ≦=== ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ センサーに新たな外敵を感知した瞬間、彼の顔面とも言えるセンサー類が ┃ 集中した部分を強力な衝撃が襲い、センサーの七割が機能を止めた。 ┃ 赤くぼけた電子処理の視界はますます狭まり、まともに動いているのは ┃ チェインガンの先端に備えたターゲッティングサイトくらいのものだ。 ┃ ┃ それでもAIは動きを止めない。上に居る邪魔者を退かそうと身体を跳ねさせ、 ┃ 新たな熱源に向けてチェインガンを放ったが……脇目に的を狙うような ┃ 射撃ではまともに当たるわけがない。処理領域を全て射撃に向ければ ┃ 少しはマシになるだろうが、それでは防壁を破られてしまう…… ┃ ┃ 機械は、少しずつ処理が出来ないキャッシュが貯まっていくのを感じていた。 ┗ ィ￣｀ヽ＿＿ｨ￣ヽ ＿＿ ヽ ノゝ＿__| ./ / . ／￣´/|￣ /l´ ￣ |イ/ ヽ/ヽ-イ | | ヽ＿/ | | | ｨ─､_ｨ-､| __ ｲミヽ .＿＿ イ-ヽ､ ヽ──ｲ/イ/.＼ ｀|ヽイヽイ＿ ｀ヽ /｀ヽｲヽ｀─´ヽ-イ/__//｀ヽヽィヽ＿/ヽ､/｀ゝ | ヽ ｀ヽ/ｲ─/i´冫_／ //|イ｀ヽ､/ /ゝｲ─イ ｲ|￣|イ／─ｲ | ｀´| |_ﾄ─ヽヽ/ / ｀､´/ ／／￣＼| ヽヽイ´ヽ＿ゝｲ｀¨´ ｀く / / /／ / ／´ヽ＿ィ／｀ヽ ヽ/＿_／ ゝ､ ／ ／｀ヽ＿＿_／｀ヽ､/､ ｲ_／─イ | ィ､＿__/ ◯ ○/ヽ｀ゝ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ あっぶね……隠れるの遅かったら被弾してたな…… ┃ ┃ よし、次の物陰に移動してそっから攻撃だ。ええと…… ┃ ┃ １．7．62ｍｍライフルで撃つ ┃ ２．マイクロミサイルを使う ┃ ３．敢えて接近して斬る ┃ l/〃;;;;;;;;;;;ミ,///////}-､ー/ Λ///ミﾆニ彡 ﾉ l/{{;;;;;;;;;;;;;;;}}//////Ｖ } {、ヽ////////,／、 . Ｖヾ,ミニ彡'/////ノ|､メ､, .ヽ､,//////,／ Λ ｀'ー---‐―‐' " {＼ ヽ､__,ノ ／~}￣ .Λ { ! ＼., ,／ ! l ＿__ . | ＼ V / ,へ, } .／ ﾟ./ ＼ ! ｢"＼ ＼､ .!. ,,／ ／;;;;! l } ,／ ｡./ ,ﾍ､ ＼ !. {、{;;;{ ＼" ｰ " .／ ﾉ;;;;;} .} i ／ , " ´ ン///＼ ヽ {. ヽヽ;｀､-";;ｰ;;;"´;'ｰ';;;ｲﾉ ﾉ ﾉ.／ ／ ／///////ヽ ヽ ,个￣￣￣￣￣"ヽ、 } } ｀ｰ--- ""´ ｢.｢,__／ﾝ ／ ／￣´ヽ//////] .〉 ,'.Λ ﾐー " >､ ,イ "| 〈／. ／＿ }////// ./ ! ,ﾍヽ――――――-/..＿/｀" ー-‐"´/＿..|＿ ヽ､.／ ｀ヽ, Ｖ///／ ソ ! !/.Ｖ＿＿＿＿＿＿Λ ./ ￣ { └‐‐/ .|／´￣￣"'ヽ、 .Ｖ,,イ/／ ,／＿＿_ .. !.!/////Λ ,r-‐‐- ､! .! ｀.'ー'" ／ ｀ヽ//／ .／///////＼ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ミサイルじゃ兄さんまでふっ飛ばしちゃうもんな。それが嫌なら足下しか ┃ 狙えねーし…… ┃ ┃ よし、じゃあ…… ┃ ┃ １．追加でセンサーを撃つ ┃ ２．チェインガンの一門を狙う ┃ ３．足の関節を狙ってみる ┃ 下５ ┗ _ j,'llll彡∟ ≡＝＝ﾆﾆ〈r ﾐllliﾐワ（Θ）fＬ ￣''''''^￣'''''ｆﾞﾞヽ ..,, ..ｮ入 │ （ l _rｮｮｭＥlｮ,' テ＝ゝ _..ｔ'(‥)ﾆi]iiiiiil（ l二二二l ） | _,,....ｨコyｒｯu. . /￣/ﾆ/￣l l 〕 l l i/ｷ/ .／川「◎〉―‐'''ﾞﾞｌ/二/ﾞﾞﾞ/＝＝]ll 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 〉 ／/ l◎广 _l ﾞiﾆﾞi二―‐‐lコ l 'lﾕl 'lﾕ l 'lﾕl 'lﾕ / ,' ／′ 厂￤ ,ヘＦﾆソ lﾆl lﾆl lﾆl lﾆl ´ .∠二(lli「」◎ ン’ リ リ リ リ ,,..ｨコﾆ一￣ﾞﾞﾞﾞ´ 弋 弋 弋 弋 ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 小粒の高速弾が雨のように右腕部に降り注ぎ、チェインガンのターゲッティングサイトが ┃ 打ち砕かれてしまった。流石に本体は破壊されないが、視界はいよいよもって ┃ 狭くなり、命中率はどうしようもないほど下がってしまった…… ┃ 既に右腕部は何を狙っているかさえも確かではない ┃ ┃ じわりじわりと防壁が蝕まれてきた。処理を……処理を…… ┃ ┃ 無数のエラー警告が意識の大半を埋めていく。それでも、AIは諦めない。 ┃ 最後の抵抗とでも言わんばかりに身体を限界まで跳ね上げた ┗ ＼＼ ,-､ | |｜ !| | ＼＼ ､,､-' 弋 | |｜ || | ! .／ ＿,､-' （ ! |｜ || | | ／ /￣ ~/ ＿＿ ＿＿ (_ ヽ、 | l ! || | | ／ / /_＿_./ // / .＼ ¨''､ ヽ､,_ |｜ !| | //￣￣ / // / ヽ、 _,､―--､,__) ! | || .| //＿＿ ＿_ / // / ＼＼.ヽ ／ ヽ＼＼ |｜ || | / / / / /._Ｍ//_Ｍ/ ＼ | .f } ! | || | / / / / / し| _ ﾉ ＼＼ | | ! ! / / / / .ゝ____＿,､-'´ .＼ ! ! ./ / / / ＼＼ ¨¨･･，＼＼ | | / /μM/ / / ＿ ＿ ＿ ＼ ＼ ；， ． し'/ ./μM/ / // // / 。 て_ ./M//M// / て / / ～ /M/ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 本体が跳ね上がり、やる夫の身体もまた宙に浮く。 ┃ そして、機械が轟音を上げて着地すると同時に、コンソールを掴んでいる ┃ やる夫は必然的に機体へと叩きつけられる。 ┃ ┃ 文字通り鉄塊で殴りつけられるような衝撃、目の前がちらつき、頭の奥が ┃ 一瞬痛みで白熱する。指から力が抜けそうだ…… ┃ ┃ 下５が偶数なら耐えられる ┗ ＿＿＿＿＿＿ ／ ＼ ／ι i ＼ ／ ill u ＼ ／ ___ ＼ | `―-､ ､､ '´.. ...｀ | | k=弌ﾐ､ ﾉヽ..::ﾞ::.:."ﾉ | ＼ U """ ﾞﾞ"" il||l／ ＼ （_ ＿人＿ _） ／ ／´⌒ﾞ l ｒ‐┬､ l イ / ｀二二´ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 意識がどこかへ飛びそうになったが、必死に食らい付き、現世に ┃ 自分を留め置く。しっかりと離さないようにコンソールを掴み、PDAを ┃ 操作し続ける。防壁が、どこか甘くなっていた ┃ ┃ だが、決して損害は軽くない。目の上が金属に擦れて軽く切れ、 ┃ 前歯が一本折れた。さしたる傷ではないが、とにかく痛かった ┗ , -───- ､ ／: : : : : : : : : : : : : .＼ ﾄ､ /: : ,. -──- ､: : : : ＼ ゝ V( ))／ ｀ヽ: : : : ＼ ／ 〃 Y^y'´ ) ｀ヽ: : : :〉 フ {{ / / / 人 ＼/ イ ヽﾉﾉ / ／ /／ ヽ ヽ / ／ 〃 / / ／ ／ ヽ＼ ! |／ 〃 { ＞‐メ､ -‐ ＜ ﾘ ヽ ！ ヽ Vﾊ / ｨ.:.:下 不::.ヽ } ﾊ| ) /Vヽ ＼ ﾋ.::::ｿ ﾋ.::::ｿ ﾉ イ ノ | / ( ＼| ,,,,,,.. ' ..,,, ／イﾉﾉ ‐‐┐ |/ ) ﾍ _ r イ __ } /´ ￣ ｀ヽ > ｀ . イ,. '´ 〈 ( ＼ ＞ ＝ ＜ ノﾉ ,. ﾉ ヽ｀`ヽ )VTT´ ￣￣｀L ,. '´ -=＜ __ r── ミﾐヽ ,. ｨ ｲ77´ ￣｀7 //´￣｀ヽ´￣￣｀ヽﾉ } ﾉ ﾚｲ ﾊ ´￣｀ l l '. ( r── ミﾐヽ／/// | l V }ミヽ __ ﾉ フ / く ///レ' ｀Y´ ｀ヽ＼ ／ { {:{ } Y ) ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ さぁ、そろそろ終わらせないと……！ ┃ ┃ １．もう一度センサーを撃つ ┃ ２．中枢部付近を予測して撃ってみる ┃ ３．足を纏めているシリンダーのような物が見えた、狙うならそれだ ┃ 下５ ┗ ＿_ ノ)乏二辷_:::_::`ヽ ─- .. _ ,＿,､ ,（／'jフ''=‐- ｀ ＼:＼r‐ _ 王ﾃ7ﾅヮz~辷ﾇ尤ﾏﾒ， ﾒ、 ／ , //{` ﾊ∧/ ¨ ‐-=ﾆ二¨._双ﾗ77}}从ﾄ､ ⌒{// / /| /ノ ﾊ,|l | }У _ ` 、 ¨辻ﾏｿミ圦夊＿＿ ノ7 { /|7_ﾍ/ 代乃ﾘﾉ'}ﾑィミ_,/ ￣{｀丶 `(二フ,, ∧（ ｀丶 ノ⌒ミ､八{ ,∧= ｀´/ミ 廴__ { _,,ム__＿_ . ゝイノ//∧廴＿＿＿ `ー-=辷_⌒ﾞヽ､ _）＿彡ﾍ｀- '彡{⌒¨ヽ､弋! |77二)`ー‐ V//∧ ＿ /ﾞ 'ー〈ヾ ＼-= ≧辷___〉 ∧<メﾘ/ 7しﾒ'' ∨／￣￣ ￣`ヽ､ 廴_ ｝ |} ＿＿＞''7 __ ﾉ| Ⅵ |//|孑’ ￣ ﾞiﾒ､ﾉ´ / （´ :{ ﾉﾘ;ﾆﾆ| ノ⌒ヽ. ｛ 八 ィ ´ | |//|| ／::/:::::::_＼乂_ _, ィミ廴7''’ ｜l//|| /|/::::::/::::／::-::::Ⅵ王y￣｀ﾒﾐﾏﾞ/ | |//l| /| ｌ::::::/:::/::;〃:ヽ:::::Ⅵ,,_ // 〉. | |//l! . ／⌒ヽ///777777ﾒ::::|:::::|:::::::Ⅵ' { l ‘ | |//| / / //////／ '; :::|:::::|::::::::::}、 | | |-､. | l//| r‐="-‐ / /////／ ,:::|:::::|::::::::ﾉ `辷''⌒＼＼. | l//! { / ////／ ゝ-─ ''" ∨＼. ＼ l l//! ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ いくわよ……レイルガンリミッター解除！ ┃ ┃ レイルガン管制ユニット「解除コードをどうぞ」 ┃ ┃ ティロ・フィナーレ！ ┃ ┃ レイルガン管制ユニット「受諾。ジュール数を最大値まで引き上げます」 ┗ ｰ ,, ＼ ； .l ｀ヘ､ .＼ ! l ｀'-, ｀!､ ./ ! ＼ ヽ, / ./ / ,,,,,,_. ..＼ヽ. ､ ./ ,/ ／ , ＿_______ .｀ﾞ'‐､ `' !､ ｌ / ,／ ,／ ／ ‘ﾞ￣゛ .＿______,ﾞ_;;'ｰ-..,,_. ｀'-,ﾞ'.ｌi、 .! .",,／ ,,／ ／ ―''''"´ ￣ﾞﾞﾞ'''ｰﾆﾆ、.ﾞ- " . / .,, ‐´., ／ -――- .., .＿ミ _.／ . _..-'´.,..-" _,,.. -￢'、 ,':::::::::', ｀゛ ,,.. ;;ﾆ―'''"゛ _..-''"゛ _､ｰ''" |||',:::::::::,' -=｀-''″ _..-''"゛ _..‐" . ／ / ,i .￣彡 _,,.. -''". _,,.. -‐'' ...／ ,,ヾ ! / :! .! ., -,￢￢―ｰ''''''ﾞﾞ´ / / .゛ ! ｌ .ﾞｌ、｀''ｰ..,,..｀''- ,,, '" / ! ..! .ヽ、 . ｀'''ｰ ..,~''ｰ ..,,_ / l .!、 ｀ﾞ''ｰ､,_ ´ﾞ'''ｰ ,,,、 / ! .ヽ ｀'''ｰ ,,_ ⌒ﾞﾞﾞ'''" ″ .′ " ｀"''ｰ ..,,,,'' ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 音速の数倍もの速度で飛翔体が射出され、銃口が跳ね上がった。 ┃ 僅かに煙を噴き、冷却のために小さな廃熱口から膨大な湯気が噴出する ┃ ┃ 正確無比な弾丸は機体右側面の足、四本を纏めるシリンダーをえぐり取り、 ┃ 言うなれば股関節に当たる部分を削られた機械は動きを取れなくなり ┃ 右の身体を地面に落とした。鉄が砕ける音が工場に鳴り響く ┃ ┃ それでも残った左足が必死に藻掻いている。どこまでしぶといのだ ┗ ＿ ノ゛,, ;、､､ '⌒ゝ､ ', `┬;;;:::┬′ ｨ=＝=yｌ ⌒ﾞ''''''´" } ｌ! u ./ ｉ! |ｌ /´ | ゝ / ＼ ｌ| ｌ ゝ、____人_____ソ ` .､ ι ､::::::::::ノ／ :ﾐ:ｰ.､._ ￣ ｀`'''ｰ-､ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ いって……また叩きつけられた…… ┃ ┃ あ、防壁が弱ってる……これなら…… ┃ 焼き切る位はっ…… ┃ ┃ １．焼き切る ┃ ２．動きだけ止める ┃ 下５ ┗ ／ ヽヽ ,-‐､ / / ヽ ゝ二ゝ/ヽ / ／､ヽ､ヽi i=i iヽヽ＼i / ヽ ,i ,,-､ ,,,,-/ /´'〈 / ゝ｀''iヽ､ i i i i i i／／ ゝ､ ＿ __ //7 〈 / / ,､､／ i i i < ≫ ,,,-‐く／／i=ヽ◎'' ｀◎､ ヽi/ /''二 / / i /-‐i＞ ヽ-,,,-‐､i i ／ゝ-‐''｀く i / ＞<＿＿i .＼ ｀i /i i / / / .i i i() i ＞ ◎彡ii-ゝ j ＼ .ヽｏゝ/ ,,i 彡彡ヽ i7 /ヽﾌ /_/ ／i i/''''＜ﾞ__ ￣ / /ゝo＼ ゝ-ﾆゝ､ ヽ i i ヽ彡彡 i ,,i / / / i / /／i .i i‐-/ /ヽ'''´ ＞ヽ ﾞ'i /ヽ ヽ ヽ､ __ /ヽ // ./ 〈≡/ ヽヽヽ.i .i / / /｀''く-'''i─''i ＼´i‐.､ヽ ヽヽ_,,,, ｀''ヽ i i i ﾌ / /〉' / jゝゝ i / j / / ﾞ‐-'' ＼ﾆ'/ .ヽ,,-'´ ヽヽ.i i <＼/ ／ / / / ￣/__i __/ /◎ ／ ヽi i i ｀''-'´ ／ / i i- / / /ヽ,,,＞､ .i./ ,,,-,,,,／／ i i i'''-/ヽ /／彡,,ヽ､ '' ｀''-‐'´ / / ./ / ヽく／ ,,/〈 / / / / ｀'‐､ ＼＼ ＼､ __,,/ / / i ｀'''‐ﾆ‐ヽ､_ヽ ｀''''''´ / .i ｀'''二ﾆゝ ∨ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 満身創痍……AIはもう殆ど何も出来なかった。 ┃ 一杯にエラー警告が広がり、もう身体の殆どの部分に信号が届かない。 ┃ 既に立つ事すらも出来なくなっている。 ┃ 処理領域も一杯一杯でダメージコントロールも追い付かず、もうどうしようもない ┃ ┃ それでも、何とか足掻こうと自分に右足を奪った敵へチェインガンを向けたが…… ┃ 強制停止シグナルが身体を巡り、AIは自分の身体の管制を失った…… ┗ | |! ｜| | , -､／／ ＼ ! | || ｜| | ） `-､,､ ／／ /￣ ~/ ＿＿ ＿＿ | | || ｜| ! ） `-､,＿ . / /_＿_./ // /＼ | | || ! l | ,/ _) /￣￣ / // / ヽ | |! ｜| _ ,／ , ''¨ ／ . /＿＿ ＿_ / // / ヽ |. || | ! (__, --― ､_ ／ / / / /._Ｍ//_Ｍ/ ヽ | || ｜| ／／f ＼ /.／／ / / / / l | || | ! { }. | ／ . / / / / ! ! | | ／／ ゝ _ .|.J / / / / ! ! ／. ｀'-､,＿___.ノ. . /μM/ / / ＿ ＿ ＿ ヽ | | ／／，･･¨¨ ／／ /μM/ / // // / ヽJ ． ，； ／ ／ /M//M// / ,_≧ 。 / / ≧ /M/ ～ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 機械が突然あがきを止めるので、やる夫は上部から転げ落ちました。 ┃ ┃ 派手に転がりコンテナの中に突っ込んだ。それでも受け身は取っているらしい ┗ ; -─‐──‐-、 ／ ＼ ／ ; ヽー''⌒´⌒｀ヽ、 l U l ＼ | ; /⌒゛` l: !、 ＼_}; {,＿ノ´ ∪ | , | ﾄ、(（ー） （●） ): | | , .! ／ ヽ （_人__）＿__ , ノ | |___,ノ | { ⌒ヽ／ | | | ,lー─- 、 ヽ ＼ l ,| | ,／ ） ） {ﾑ ｀} ＼ノ＾ノ^／⌒ヽj＼ ／＾ー-‐' ｀ー…一-’ （＿(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ￣ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ あー……いってぇ…… ┃ ┃ やる夫じゃなかったら死んでたお…… ┗ | ヽ───､ | / ヽ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ |＿＿__.| ｲ´｀(O)￣) ｀｀ヽ ､ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ だ、大丈夫？ あにさん ┗ .......-‐…￢‐-... . ,..:::::::::::::_:: -―- :::::::｀ヽ . ､〈::::;＞ ´ , ｀ヽ ｀ヽ::::＼ ミ⌒ У , ／＿､__ ∨:::〉 __彡z ,′/ _/ ´ ｜ヾ. }, ∨ _y´ i { /.l ｧ笊¨¨ﾍj .从 .} ﾞw { ∨笊 ゞ' ´ / ﾊ_j ,厶 . 从辷ゝゞ ' ''''''''''厶／ ＿_〉_ /､刈 ''' , っ / ／;=ｦヘヽ 乂_､介 ､ ~_ ,.イ >ｘ_, ／ ／／ ﾉミ､三三ﾉ＿| 「 ,／ .|:|.〈 /ｰ'／ ｀ヽ )) ／,.-┼l-┴┐ |:l `¨¨´. ｀ . 乂＿彡' 丿,vそ水｀ヽ 丿 ∨ ...:::.:_ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ うわっ、凄い血……唇が切れてるわよ？ ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （ ●） （ ●） ＼ 。 | （__人__）. 。;つ ﾍﾟｯ ＼ ｀⌒" ／ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ああ、大した傷じゃないですお。折れた歯が刺さって切れやがったお…… ┃ ┃ くそ、再生治療か差し歯にしないと ┗ ｨ─､ ｨ─､__/｀─/ | ｨ_.l─イ─､ ｨ─､ ｀￣ |｀´ 冫 ヽ /:::::::::冫 |ヽイ／ヽ /イヽ:::::/ ＿＿ゝセ ヌ/イヽ､＿ゞ .!ﾆ|ｨ─｀ﾍ_/￣ /ヽ／､ヽ | |Ξｲ |ヽミ/ ｲ-､／｀ヽ､ ヽ─イ＿/￣｀／ 冫 ／￣ｲ＿| Ξ(ﾆ)-ｨヽ､/ ／ / / | ヽ_<ｨ＿(ﾆ)/ヽ ｲ / / |/ | ｲヽ─イヽ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 無事ならまぁいいんだけどさ…… ┃ ┃ どうする？ これ。 ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ｀⌒´ ,／ ／ ー‐ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ まぁ、ここまでデカイと……どうしようもねーお。 ┃ 部品剥ぎは出来るだろうけど ┃ ┃ AIは大型機械のなんて持って帰っても使えないし、脳殻その物がデカイから ┃ 普通の警備ロボットには移せないし…… ┃ ぶっ壊すしかねーんじゃねーかお？ 危なっかしくて置いてはおけんお ┃ ┃ １．だから壊すお ┃ ２．でも、面倒だし置いておくかお？ ┃ ３．それ以外 ┃ 下５ ┗ /::/ i::/:/i ､ l::::::l _」＿ :::i:::i :::ヽ......ヽ | 从| _,／ ヾ|l.| 〉､ i |:::| ／,::i::|〉:i lヽ i::::::i | ￣｀ーｻ､i､ ::::ヽ....丶 | ,,ｻ´ ＿,,_=､|| i| i 丶 i |:::| ／／/|::| ｀i i:ヽ ＼::::i | -―ーヽ｀ー-:丶...ヽ ﾅ",-十也ﾏﾐ;l::l l. l| l| i ヽ へ､:｀-:´:／./:/|:::| |:|ヽ ､ i::ヽ 〉-一可巴亥美=ヾ｀ ::丶ヽ i ´ |≦l〃 |ミ|:| | l | i 〉 / ｀￣二ニ＞上 |:|:::〉ヽ ヽ ヽ::ヽ´ |τイ〃l及;|:| | ＼::＼ / l廴 ｀-´o∥/ ' ' | / ｀ ／￣ 丶|/l丶ヽ ヾヽヽ::＼ .l l:ヾゞ_ﾉ Oﾑ | ヽ::::） ﾉ ゞ-―一´｀ |/ / , - ､ ヽi:ヽ丶 ヽ ＼:｀::::＼> ＞ー--一' ヾ,l／ | , / ／ ,へ.ー_- ､ ヽ ＼丶 ヽ ＼::::::ヽ､ .ヽ ' | / て二つ ＞V ∥ ( ) 〉 ヽ--＼ ｀ヽ､ ＼:::::ヽヾ､ヽ 、 ﾉ ' < ＼＝＝フ ^> ｀´T:::. ヽ ＼ :::::､ヽ 、 ｀ '''''＼ ｀ ´ , ´ .l´｀l )≦＿＿< ヽ: 〉 (.ヽ :ヽ::::::ニﾆー-｀-' , ´＿ .＞ ,ﾍ｀ーフヽヽ / / ＼...ヾ ヽ､ __...... ／|￣＼//＼ < / ,>／ , ヽヽ / /ヾ::.. ＼ .｀..-､-､ ´ , ／../|.... ＼///＼ ￣｀ﾌ／ ／ ヽヽ / /i i＼:: ＼....丶.....｀ ､ , ／／..../::|... ヽ////＼ ￣｀ヽ ／ 〉y / / | ＼ ＼.|ヽ .. .＼＼｀.....､ ＿ ,.....´..../:/.......ﾉ::::ﾉ. ヽ////| ￣＼ ヽ /::／ / ./ ヽ | | ...........＼::::＼ ＼＼....../:/......∠.∠―一ﾌ i///;| ／ヽ.ヽ / ´ / ノ ｀ |/,i ..........＼::::::｀ ､＼＼」十´￣＿.................i i//;| ／ ヽヽ / ノ .／ |//| ｀ ､:::::,フ,>l.....|ミ､ー- ､_＿__,ﾉ i/;| ｀l::ゝ/ ／／ |///| ／／／|-'＼...＼ i;| /_ , ／ ﾉ///| ／........／／| ＼........＼ | ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ちょっと、待って。壊してからじゃないと危険よ。何時再起動するともしれないし…… ┃ ┃ １．マミに壊して貰う ┃ ２．自分で焼き切る ┃ 下５ ┗ ） ）） 〆⌒＼ ≡二三二二匕匚））匚冂 匚◎＼ ））└┴┘＼ 匚＼ ） ｀!「 ｀! 》 ＜ｌ「 匸│ ∂≦≡≡≡≧ 》 ｌ「 匸│ _tﾆ`'~`､_ ／/ 》 》 ＼」 ＜/「 ﾉ ＿ ,-'" -'" / ヽ- ､/ / 《（____》___》_____）》＼ /「 匚ﾉ ／ヽ￣'i二￣二ヽf^'~/ _-_'-､_ﾅ_) ,） 巛∥＿》＿＿》＿∥》》》三 ＜/「匚/ / '!, ＼-,丿彡 ,'- ./ ,j `^`,rt- '"[＝] [＝] [＝] [＝]三/￣￣ゝ/ / ｲ ".,, " ⌒ ヽ ヽ_ -'`ﾆ'､＿,r'_ [》] 三 [》] 三 [》] 三 [》] 三○ ○/ /',:'│/ ｿ￣ソ √彡ﾉ[巛] 三[》》] 三 [》》] 三 [》》] ＿ 丿 ﾍ' .ﾍ _＿＿丁 了√彡ﾉ /《ﾉЦ凵 [《] 凵Ц[《] 凵Ц[《] ﾍ _丶丶巛∥ ∥ 丿三彡ﾉ [《] 廿 [《] 廿[《] 廿 [《] ヽ `_二二《∥ ∥ 丿彳/ / / / │l │l │l ￣ ~`⌒~~~/ / / / │l │l │l ∠／ ∠／ ｌ∧ ｌ∧ ｌ∧ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 機械は何とか目の前で暢気に話している外敵を斃そうと、一部の機能を ┃ 再起動し攻撃しようとしていた。まだ左手のチェインガンは動く…… ┃ ┃ そろそろ処理が終わろうとしたとき、再び端末からの接続があった。 ┃ 既に防壁は停止しているのでそれを拒むことは出来ない。 ┃ ┃ もしかして、検査員が修理をしてくれるのでは……と、思った次の瞬間、 ┃ 脳殻に強い電流が迸り、回路の全てが一瞬にして焼けた。 ┃ AIには何が起こったか分からなかっただろう、全ての機能が停止し、 ┃ 機械は動きを止めた。永遠に…… ┗ やっぱAIでもこういう死は悲しいなあ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ｀⌒´ ,／ ／ ー‐ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ……終わったお ┃ ┃ ふぃー……後は……死体から馬鹿息子探すんだっけ？ ┗ rｆ´￣￣￣￣ ｀ . （｀Ｙ´｀斗 ´￣￣｀ｰ ､ 〉 _（__i／ ,〃＼ ヽ' 彡ｨ// _／/ ＼ ! 从{ ｌ! / / ）ｨ i ｀i |ｌ ノ ｀ヽ ﾘ .' r=-'|l ● ● ﾉ. |/-=-v . ゝ--|ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃/ｒ/__＿_} . {｀ー＜ /⌒ｌ. __, イ￣｀ヽﾞｰ┐ ｀ーｧ/ /＞＜ｌ | 〉ｰ ′ ／〈￣ ｌ 半 人. / ｀ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 今の騒ぎで死体の損壊がより酷くなったわね ┃ ┃ ……そもそも、最初から生きてる人がここには居なかったけれど ┃ さて、どれがその息子さんかしら ┗ ∠/イ´￣｀ヽ | ヽ───､ | / ヽ λ＿＿_／ ヽ / ,, ィ─┐ ヽ ,───ヽ､ ./ イ´ ｲ´丶.| | ./￣￣￣｀ヽ| ＼ ヽ ィヽ ヽｲ .| / / / ヽ ヽヽﾉ＿＿__.| / / ィヽ─-┐/ ヽ Y´ /──イ,ィイ´ ヽ ∨ ヽゝ──ｲ__ゝ─ヽ-| ヽ ハ |￣￣￣//_/ | | ヽ＿_| | | .| ヽィ ､ ィ´ ┏━━━━━━━━━━┓ メタビー ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ そんじゃ、部品剥ぐねー ┃ ┃ どれくらい使えるかな…… ┗ _-─―─- ､._ ,-"´ ＼ / ヽ / ＿／::::::＼_ヽ | :::::::::::::: ヽ l u （ ●)::::::::::( ●) ` ､ （__人_） / `ｰ,､_ ／ ／ `''ｰ─‐─''"´＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ もー死体っつーより挽肉だもんなー ┃ ┃ 持ち物もイマイチわかんねーし……。 ┃ とりあえず、色々探すかお…… ┗ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r!7 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＿＿＿＿＿r=､ ＿ ::::::::::::: ｨ=ｧ=《 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: / ll ::::::::::::::￣了〃//ハ・・・ … ‐ - .....＿＿ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: { ヽ :: __ r=＝ﾐ:{{///:7ﾉ : _: _ : . . : : : : : : : : : : :￣ ¨ ・・・ …─ ....._ _ ::_:: _.._γ=ミ 〃'⌒ヽV/=＜ _: _ :_ : _ : : . . . . . . . . . . . . r‐ // ゝ:.r‐=:.:.:.:.{{ ﾉﾉ_____ノ ⌒ヾ ｀ － _ ＿ :_:_:_:_: : r‐ｧ ゝ:ゝ===＜二＞-ゝ==r ⌒ヽゝ==ァ‐く: _ .. -― ─一 : :.:.:.:.ゝ ＿ _ _ ｀ ー─ゝ...＿＿_彡==〈____ノ ーく : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ __ ⌒ヽ _ _:_: : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈_ｱ ───ー____て ヽ. __ ￣￣ ヽ_:_:_ ＿:::::::::::::::_::::::::::::::＿＿:::::::::( _ ヽ_二二二＞-─ 一 :::::::: ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 色々と酷い状況を漁りました ┃ ┃ 残骸から ┃ 装甲ユニットを五個 ┃ 精密部品ユニットを四個 ┃ 小口径チェインガンを一門 回収しました ┃ ┃ 死体の山の近くに転がっている装備は大半が役立たずで、そのままにしておくことになった ┃ ただ、免許があればそれは回収して表の警備兵に渡し、死亡を報告させよう ┗ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | ＼ ｀⌒´ ,／ ／ ー‐ ＼ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ろくなもんがねー…… ┃ ┃ ん……？ あのコンテナ…… ┗ _,. ＜:::::::;_} ＿_ ,,..::":::::::::;＞" ｀ ` 、 、 _ ／::::::::;＞" ヽ ＼ . ＞ `ー´￢＞" } ヽ ,、 . ／, ::}:::: / i / j /ヽ ! !ヽ、 . '´ j {{｀ヽ!::::: | | | /! / / ⌒jト | }} _ノ j: |. ＼,ij/,}}j l 斗j七/／ yfﾄv ' /ｊﾉ! {:: ::.:.,.〈￣(;} j!::. .:':, |' j＞ 'ﾋｿ j;ﾉ 、 ' {人 ::/|/ ヽ'jﾊj(＼:. .:＼｛ィv_;ﾘ 、''i＾ヽ ヽ ' ヽ{ ' j"￣ ￣ミ::ヽ廴 _＼''' , ﾉ:::>' ﾉヽ ≦こ;;≧、::::{ ＼::::{、 ｀ _／:::/ Y´ }/ } l´ ￣｀ヽ:::ヽ:ｊヽ ||`ー￣,,｀7/(::::::::<、 ｀ｌﾉ' /、 `ー- 、.::ヽ´ ||::ヽ、_ ::::||/／ ヽ;／ｲ'V }ノヽ.:ヽ { >:;八 jj ｀`＞-i」へ、〈 ／ハヽ ) .::} |／／ vj <_ , イ|ji |＼_>y" j: }、:Y..::ノ ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ どかしてみましょうか？ ┃ ┃ ……あら ┗ そんな主旨だったなこの依頼。 すっかり忘れてたｗ 主砲は兎も角チェーンガンは剥ぎ取れないか？銃身一本だから持ち運べないか？ ＿ ＿.............＿__ , =ァ＝―ミ ．::::::::::::::::::::::::::::丶． : ７:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶::::::::::::::::::::::::::／｀ヽー､ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ:::::::::::::, ' `ｰ ､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 丶::::/ `ー--: ､ __ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i !:::{ r一ー ⌒ｰ＝､ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /:::::i ! ! ! ヽ .丶:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ .／::::::::丶 ノ ! ! ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 開いた口を下にして倒れていたコンテナを退けると、一人の男が ┃ そこで死んでいた。死体の状態は倒れたコンテナが覆い被さっていたからか ┃ 比較的マシで……その胸の上には、落としたやる夫の拳銃が乗っていた。 ┃ どうやら一緒に飛び込んでいたらしい ┃ ┃ 財布を持っていたので漁ると、免許が入っていた。 ┃ ……名前を確認すると、どうやらこれがクライアントの息子らしい。死後数日経っているが、 ┃ きちんとエンバーミングを施せば葬式でも一応は見せられるだろう ┗ ＿＿__ ／ ＼ . ／ ＼ . ／ ― ー ＼ | （●） （●） | . ＼ （__人__） ／ . ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ ┏━━━━━━━━━━┓ 草薙 やる夫 ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ひでぇ装備だお。囮に使われたかな……？ ┃ ┃ ま、囮に使った連中もこのザマじゃあね ┗ ,..-..一il | | ､ ／::::::, ´ ￣ ｀ ヽ 、 | | , lヽ<:::::／ | l ､ ｲ |＼ヽ ,ヘ / (⌒v＾ヽ i l. |l /｀_| ｀､ヽ.ヾ､ l彡ﾐ 〉 ,/ ゝ､_ゝγi | i i |<存 ヾ__i､lヽ /ｲ´ |､ /´ ｲ ( ´ 廴)ﾉヽ､＼＼ヾ､-｀ | ' // ゝ／イヽ |/ / /ｲ｀て_ﾉl l｀ﾐミ、｀ ミヽ_ _ | // (／ l| ヽ l/ |/-千ーﾉ＼ ゝ-〈 ニﾆ=- i .// | ' ヽ (-一=ー ､ ＼:::::ヽ , ノ//、 ＼ ﾞ､ ／ミ ー､ < ) )ノ<::::.. l´> //´〈 冫.､ i＼ ゜､ ヒ二､ヾ ) )／ ゝ￣´ヽ､ /´ﾚ ｲi ／´ ヽ i::.＼ ヽ _＿＿フ:〉／￣|| ｀>ーYT ／-|| ´ ,...／>-, __ゝ::::.＼ ､ヽ /::::::'''＿ ,/ || / l イ／ﾌー-' ヾ<´:::/:/:....//......＼:::::::＼ヽ （:l:（￣ ﾉ ､ ||::/ /／l | ヽ::/:/:::::/:'::::::::´:|｀:::::::::::＼ ヾ＼ ( ＼l＼|/ ／／ |_| l-´￣ )ー -- ――一ノ ＼_＿__＼L__∠／ ||| ﾉ ）ﾉ /ミミミ:/:/ー-/) ノ|-|ー-一ﾌ ´ / y ´/l::::/二ﾌ´ ／／|-|＝==彡 ┏━━━━━━━━━━┓ 巴 マミ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ とりあえずはお給料分の仕事は完了ってところかしら。 ┃ ああ、部品は全部持っていって良いわよ、私は使わないから…… ┃ ┃ 車から使用人さんを呼んで、一応確認させましょう ┗ 売るって思考がないのがいいな ＿＿＿ ＿, --- r_， 'ー-へ＿￣￣￣ ゝ-- 、 ￣｀ヽ ／￣｀ヽ ￣￣｀丶_ / ＜{_､＿_.ノ＾ー-- .__ _＞- ､ `ー-- .＿/二､ヽ ｀ー^┴’ ￣ ┏━━━━━━━━━━┓ システムメッセージ ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 車を運転した使用人を連れてくると、間違いないと言った。 ┃ 夢を追って家を出た男の成れの果てを遺体袋に詰め込んで、二人と一機は ┃ 遺跡を後にした…… ┃ ┃ ・帰還します ┗ 日付が変わる頃に寝るおじさんにはちょっと辛いよ……
スポンサーサイト
コメントの投稿 |
|
copyright © 2023 やる夫茶 all rights reserved.
Benri-navi by myhurt Template by FC2ブログのテンプレート工房