スカヴェンジャー 響(ヴェールヌイ)

8459 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 19:25:22.58 ID:JAIUNaFF
理想の主人を追い求めて、辻斬り(主人の力量試し)や辻メイド(試しに日数限定で仕えてみる)とかやる自動人形か……有りだな。
8460 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:30:43.21 ID:VpxBsBbe
どうしてそうなったw
8461 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 19:33:50.15 ID:JAIUNaFF
エンディングはあれだナ、理想の主人を見つけたところで目標達成になって、第一部完とかになる感じだゾ。

そして第二部では、『従者の立場から如何にして主のスカベンジをサポートするか』みたいな
極めてテクニカルで制限のかかったスカベ物が始まる……
8462 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:35:42.00 ID:R3MvO4DK
薩摩式自動人形「誤チェストにごわす。こやつ、目当ての主人ではなか」
8463 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:37:19.54 ID:VpxBsBbe
人間性を獲得して、人の生き方と自動人形の役割の間で揺れ動くとかどうだろうか
8464 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 19:37:44.36 ID:JAIUNaFF
装備更新とか向かう遺跡とか同行者とか、その辺は基本主人キャラが決めるから、
従者としては、より最適だと思える結果になるよう、主人の選択に意見を出したり説得をする必要があるんだゾ。

最終決定権が主人公に一切なく、下手するとお留守番が主業務にすらなりかねない新機軸のスカベ物……!
8465 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:38:48.77 ID:V0KBv6QA
主人がやたらヘイト稼ぐハメになりそう(konami
8466 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:39:32.90 ID:J0pAx/6V
普通に女型にしようよ

死んだ男の前で
人形「この男も私のご主人さまじゃない。私のご主人さまは、どこ? どこなの」
と涙流しながら辻斬りを続ける人形……。
8467 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:46:21.78 ID:VpxBsBbe
長い年月で主を失った自動人形が、主の遺した物を求めて遺跡に潜り続ける…
8468 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:49:10.11 ID:h3y+RomH
人形主人公にもいくつか問題点もあるなぁ
8469 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 19:49:24.28 ID:JAIUNaFF
           -――――- 、.                           |  i|
        ´            Ⅴ                         |. 八
.     /.           / 、                          .′
.    /          ☆ /    \                      /     _  --  ――"自我"とは、なんぞや。
   /       -) _  ¨≧o。.                       ,   ′ 。s升 。o≦
.  /     _ -‐,<     \        ,               ′/イ    ,     ――"意思"とは、なんぞや。
  八  。s升  .′ィf芋ミ ___.\        ′ ―――――。s升 /    。o≦
.  /    /   Vzソ  \  \                      --――――‐     ――"心"とは、"人"とは、"魂"とは……何ぞや?
. /    /、     ≧    \  \               ..。o≦             ≧o。.
.′ .。o≦ ∧ `¨¨¨¨¨¨      \
-----. ∧  \  ` _      ′\                               ≧o。.
       \≧o。  ´      ,     、≧o。..              ..。o≦ ̄ ̄   .。o≦     ――あの日、私がゆりかごから目覚めてから。
         |  >   __ .イ:.:、     <二二二 ̄ ≧o。.         .。o≦  \
         |  i|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ム    /ニニニニ /  /   \     ̄ ̄ ̄ ̄ ≧o。 \         ――あの日、私が思考に目覚めてから。
         |  i|、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//  _. /ニニニニ./  /      .              \
         |  八 \.:.:.:.:.:./ニ′/ニ.′ニニニ,   l        \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 、 ̄ \      ――あの日、私が生を得てから。
         |λ    \ /ニニ|/ニニ./ニニニニ ′  .|.           ,.         ,   ト、
         | | 、 ト、   /ニニ. |ニニ ,ニニニ . ′   八            ′       ′ |     ――あの日、私が"エラー"を起こしてから。
         | | \  /.|ニニニ.\ニ|ニ ./.        ⌒ト            .    Ⅵ.′             ルーチン
         | |     八ニニニニ≧o。__          >. |  ≧o。.         ≧o。 ___       ――まるで役割にふさわしからぬ自問を、私はずっと繰り返している。
         八     ∧ `ー―――. Ⅴ      __/     ≧o。         >、ニヽ
          \.    ∧ {      O.Ⅴ    .。s升ニ. Ⅴ.       ≧o。        Ⅴニ
            ≧o。.__.} |      0 Ⅴ 。s升ニ 。o≦ Ⅴ           ≧o。  /ニニ   ――"人形"の"自我"とはなんであるか。
.                 八      。s升ニ 。o≦      ,         ___. 八.¨´ニニニニ
                  , 、   /ニニ.。s升.        ′___  /ニニ\ `¨¨ 、_/   ――"自我"を持った"人形"とはなんであるか。
.                  ’. \ニ .。s升 O\  /         /二ニニニニニニⅤ
                      Y      Ⅴ          ′ニニニニニニニニニL         ――私の"これ"は、"自我"なのか。
.                   , _∧     OⅤ__.。o≦   /ニニニニニニニニニニニニ|
.                   |.    Y       Ⅴ       。s升ニニニニニニニニニニニニ|             ――そんなしょうもないことを、日がな一日、
                    、    {       ト、__/ニニニニニニニニニニニニニニニ/
                    l   ′.      八ニニニニニニニニニニニニニニニニニ /           ――機能不全を起こしたメンテナンスベッドに座って、私は一人、自問している。
8470 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:53:03.94 ID:VpxBsBbe
ヴェールヌイか…
8471 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 19:56:41.42 ID:JAIUNaFF
               __
            .  ´    ≧o。 __
.          /             ヽ
         f 、              Ⅴ
       。o≦、≧--  ______   /     ――西暦『XXXX』年、某月某日。
.     〈     ¨ - ___☆_  イ ̄ ̄ .
      \         _  ≦ Ⅴ 、. i|     ――くたびれた、朽ちかけ、まるで廃墟のような工廠に私はいる。
        |`ー―r― ト、  i|  ヾゝ. j{  i|
        | i|.《f心、.  | r≠ミ从 ij  | 八     ――衛星との通信は途絶えて久しく、果たしてこの日付が合っているのかも曖昧だ。
        | i|. }Vソ \| Vrリ ′ l) /.|イ |    _
        | i|. l   '     // 从     i| 。o≦  i| ――ともあれ今日この日、私の生活に、一つの転機が訪れた。
        | i|. | 、  _    / ′/.    \Ⅵ     i|
        | i|从 个。 ` _ イ  八     〕\   {| ――メンテナンスベッドは故障を起こしているくせに、
        |. |    |_ /_ ≦イ i|      Ⅴ`.  i|
        | j     /ニニニニニニ八 |.     j{     i| ――各扉のロックは万全であったこの工廠に、侵入者があったようなのだ。
        |.′.  /- 、ニニニニニニⅥ    i|.   \. j{
、         |.   /   \ニニニニ. Ⅴ    从    `ゝ⌒Ⅴ ――どうやら、相当ハッキング能力に秀でた人間の様だったが……
.Ⅴ          . ′    \ニニニ. Ⅴ    ∧    ト、`¨¨}
j Ⅴ_      ´       ∧ニニニ从.    ∧ 八  \ ノ  ――メンテ系は全滅してるくせに、この工廠のセキュリティはまったくもって優秀だ。
  __ イ___  /.           ∧ニニニ|      r\ 〕ト、. \
≦--イ. , -<.          イ⌒Ⅳニニ| ト、    \.\  \ Ⅴ
/   /.          /    Ⅴニイ从Ⅴ ト、  \l\ 乂 }  ――ちょうど私のいる部屋の扉を開いたところで、
   {          ,.ヘ__      `¨´ イニニj{ |ニ.\  \____ノノ
ヽ  八    _  。o≦   l\_。o≦ニニニニi{ |ニニニ〉.、 Ⅴ}     ――壁掛けのセントリーガンに発見され、ハチの巣になってしまった。
  \。o≦          {  } ニニニニニニニ|jニ. /  乂} |.、
  /              乂ノ、-、ニニニニニ i|/        |ニ\   ――私の耳には、彼の「死にたくない」という言葉が、半日経ってもこびりついている。
.  {           _  。o≦Y Ⅴ`ー―‐<         /ニニ
  \____  。o≦ニ ¨      ∧ }\|           /ニニニ   ――"死"とは、なんぞや。人の"死"とは。人形の"死"とは。
    |              __ イ{ |.       ___/ Ⅴニニ
    ≧o。____   。o≦    乂.」       /ニニニニ. Ⅴニ
       l          _  。o≦____ ′ニj{ニニニ.Ⅴニ
.       \___   。o≦7ニニニニニニニニ.j{ニニⅤニニニj{ニニニニニ
           从  _ イニニニニ./ニニニニj|ニニ Ⅴニニ.i|ニニニニニ
            ∧{ニニニニニニ/ニニニニニi|ニニニ.Ⅴニ i|ニニニニニ
             Ⅴニニニニ./ニニニニニニ|ニニニニⅤニj{ニニニニニ
.               Ⅴニニニ.i|ニニニニニニ八ニニニニⅤ.j{ニニニニニ
.              ヽニニニi|ニニニニニ/ニニニニニニ八j{ニニニニニ
8472 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:57:35.72 ID:J0pAx/6V
いいね。いいね。
我考える。故に我あり
8474 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:58:27.04 ID:fNPWBoRa
なんか始まってるw
8475 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 19:58:40.04 ID:VpxBsBbe
主を失った自動人形はどこに向かうのか
8476 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 20:04:50.07 ID:JAIUNaFF
                                 ____
                               . ´    `  _
                             /           ≧o。
      ___                 /          _ ≦_ …〉
      {l〕二二二=-    __        /         _ ≦ イ.    \         ――今、私の目の前には道がある。
       ̄ ̄ ‐=ニニニニニニニニ=‐   __.  l        。o≦イ.     \.  \----- 、
               ̄ ̄.  ‐=ニニニニニニ」ニニニニニイへ   i|     \.    、ニニ. \  ――つい半日前に息絶えた侵入者の開いた、機械の扉が。
                         /.        / ト、  j{.   i.|  从\    ゜ ..ニ \
.                         /       /.j|  |jィf芹ミ   j{   i|    、   \ニⅣ  ――工廠に属する自動人形としては、これは困ったものだと思考するか、
          ___________/     / ト、j{  / 乂 り;   i| ハ.  i| 八   |.゜ .   \Ⅳ
         {l〕            /.     / \{ j{/    /   fl |ノ.  i|  \j{二ニ\  \_ ――あるいは解除された各種ロックの是正に走るべきなのだろうが……
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__/__   /从. ∧   '    イ.   从|   i|\  \ニニニ\.  Ⅵ
.                     f´r7⌒ /__/`7从  、   ′._ノ j{  八. \  `¨¨¨.¨¨\. Ⅴ  ――今のわたしには、これが解放への階に見えて仕方がない。
.                    | l--イ|  | / /  ≧s。 __ イ/  ̄\.  /.    \    ≧ 。 Ⅳ Ⅴ            ルーチン
.                    |  二} } ノ.イ /|  _,ィ==.イ イ     Ⅳ     从`   。   \ |  ――まったく、私の役割にふさわしからぬ思考だ。
                    rム 、_ノ |〈  /八「ニニ / //         Ⅳ     Ⅳ   Ⅳ 〕ト、.  |
                   |ニ.\  ノ、〕ト、__/|ニニ/ j^        Ⅳ      Ⅳ  Ⅳ     Ⅴ|  ――元がこの工廠の所属なのだから、私がここのセキュリティに排されることはない。
.                  /|ニニニ≧-ニ〉\_/ 八ニj.  |   从.     Ⅳ     j{  Ⅳ     j{ |
                / . ト、ニニニニニj{\/.   }| 从ト、.  ∧     Ⅳ.    j{ Ⅳ.     从|  ――侵入者の来た道を探れば、きっとこの何もない工廠を後にするのは簡単なことだ。
                ′//  \ニニン/   〈八 Ⅵ 〕ト、 ∧     Ⅳ.   /. Ⅳ     / i|
              //7 八       〉7 r-〈ノ. 〕ト、 Ⅵト、  〕トⅥ.    Ⅳ  / Ⅳ       /.  i|  ――……無論、普通の自動人形ならば、それは決して実行しないことだ。
.             /  ′  .∧     /  〈_ノ. 〕ト、  〕ト、  〕ト、r。o≦.   Ⅳイ_Ⅳ
                    ∧    /   /〕ト、  〕ト、 _ - ¨       Ⅳ ̄ ̄ \         ――そもそもが、そういう役割にそぐわぬ発想はまず出てこないはずである。
                      `ー/   ノ   〕ト、__「           イ     ノ|
                __.     ___ノ   ,.ヘ    イニⅤ       _ - ――‐ ¨   |         ――であるにもかかわらず、今、私は外へ出る道を思考している。思いをはせている。
     ______  |ニ≧o。_\  /  \  ノⅤニⅤ     イ.             |
  , ¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: ム |ニニニニニニニ.\.」  ij   ⌒{. Ⅴニ≧.--- |.             |         ――もっと言えば、外へ出ることを望んでいる。
. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:j Ⅴ`¨¨¨¨¨¨¨¨ \      |   7<.    |.             |
 八:.:.:.:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅳ  Ⅴニニニニニニニニニ`¨¨¨¨¨¨八_>イニハ≧/ |.             |
   \:.:.:.゚:.:.。:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅳ   マニニニニニニニ_ - ¨ ̄ ̄ニ/ニニl   /. |.             |
8477 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 20:14:44.76 ID:JAIUNaFF
                 ____,,.、イ⌒\
               /⌒\ニ二二二二ヽ ヽ── ノ}
                 /     \ニニ二二二} ト<二´イ\
     \           .′      ー='"⌒ヾ///  \/////\
   \ \       :i             r‐^ーァ/、   ∨´"</|
..    \ \    ./ト、            }ハ{/  ヽ   Ⅴ\_´"<_
.        \ \/ ∧ \      f¬)}/│      '////:f´[|⌒´  ――さて、目の前の扉をどうしたものかと、結局一日を思考に費やしてしまった。
.     ー=ニ二´,.、イ′ \ \___,,.、イ / |│|   |    i////| /
.           \ /     \____,,.、イ:/ /:/}/ \ l|    |////| |     ――まったくもって、自動人形らしからぬ愚鈍さである。
.   ________/        /ニ/∨/ 尓芯刈    |////| |                                        ルーチン
    _____/           //{   \ 乂及/  /  :|////| |     ――前世代の単機能サポートAIの方が、よほど素早く、役割に沿った最適解を出すことだろう。
.           〈        /\{   ,    /  /   |//_|_|
          「 ̄ \___/: :|ト .   _ _  /  厶イ 人_「,.ノ{       ――そう、前世代機でも、最適解を……
.        「 ̄ ̄ ̄「「 ̄| |: :八:._:≧: .__ .イ_/| ̄「| {  Ⅷ 二            『ロックをかけ直して、壊れたメンテナンスベッドへ座るという解』を、
           ̄ ̄ ̄ヾ ̄ | |∧//|ノ: : ://///|| / ト、{\Ⅷ 二      ――私は導き出さなかった。
              [ ̄ ̄| | / //|< / /{///    八  Ⅷ 二
                ̄__| |  //∧// //{/  / ,.仆、 ヽ Ⅷ 二     ――いや、その解を拒絶した。
               _// l ′ \/// //〈/ // |l{ \ Ⅷ 二
.           _/// / ,′ ,:ヘ `/  { ̄| //   jl>=く \Ⅷ 二     ――まったく、ひどい思考のエラーだと自分でも思うが、
        ____// // { | /ヘ|/∧ ∨/|   ′   〔{l⌒l}\ Ⅷ 二
.       /////   //≧ミ |ヽ`||八{ ∧ ∨,!/    / ゞ=く\ Ⅷ 二    ――けれど同時に、『ここのメンテナンス設備は死んでいるから、エラーを直せないのだ』と。
    _〈〈//〈   /__{l⌒l} |ノノ||く/  ∧ ∨     /{ニ{l⌒l} \Ⅷ 二                       問いの答えを模索
  ´   V',//\__j厂ゞ=く |ヽ`|| )\/ニ|\_}    //{ ‐ゞ=〈>‐くⅧ 二    ――『だから私が外へ出て、この"エラー"を是正することは仕方ないのだ』と。
  ァ /´ \/ ̄   {l⌒l} |ノノ||く|| |/    〈     / { {l⌒l}  /Ⅷ 二
  /ヽ)          ゞ=く |ヽ`|l )||〈/   /      〉 ゞ=く// Ⅷ 二   ――誰に向けた物かもわからぬ"言い訳"を思いついている。
.              {l⌒l} |ノノ||く||/    {      / {l⌒}/`ヽ、Ⅷ 二
             ゞ=く \ || )/    /     /   ゞ=く/⌒;) Ⅷ 二   ――あらゆる情報を同時に扱い、最適解のみを弾き出す電脳が聞いてあきれる。
             {l⌒l}\ \   \/{     /〉    /∧/.  Ⅷ 二
                ゞ=く/\「ヽ_//{>ー==く/ー<////∧__Ⅷ 二  ――けれど、ああだから。
             ___,,.、イ////////////〉ー==|///∧////∧/// Ⅷ 二
             | |///∧//////////〈\___」////∧////∧///Ⅷ 二  ――この思考をどうにかする必要があると、自分の為の大義名分がより補強されるという悪循環。
             | |//∧////// /////}>――く'/////∧////∧//,Ⅷ/!
             | |/∧////// //////|       } /////∧////∧/////′
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8478 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 20:16:37.34 ID:VpxBsBbe
いいね、こういうの凄く惹かれる
8479 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 20:18:25.84 ID:V0KBv6QA
主のいない自意識がある自動人形とか珍獣扱いでハードモードやろなぁ・・・
8480 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 20:22:26.15 ID:JAIUNaFF
       。                 /       > 、<¨ヽ_
     、=三\              /           ヽ〉ミ、、',
.       \=三\            /            .--、_ヽヽヽ
   ,ェ。、   \=三\         ,イヽヽ         >、ヽ、`   ヽ、     ――果たして、私の望む、
.  {三三ニ=- .\=三\      /  ヽ ミ ニニニニニニニニ======}   ヽ}          "エラー"   パッチ
    ` ゚ ーニ三三\=三\   /       `   ̄ _,>'´,./  ,' lヽ, -===-、  ――この思考への答えは見つかるのだろうか。
         ` ゚ ー:\=三\ `ー =、_  _ ,.>_ニナ- 、_/   / // 三三三ヽ
      _  ....... ,,_\=三\,ィ彡/  ̄/  / , マ¨{弐ト/`  メ、〈//:::::::::::::::::::l   ――ああ、もしも私に探求などというルーチンがあれば、
    ,ィ彡_        ` ー=ニ二彡' / / ,'   ,/ ゞ紗' 彡',ィfjl`,):::::::::-==-::::,
 / 彡'´    ̄>-, ..,_        | / / /  〉,'   ´ ̄  , !シ'/ l:::i´    iノ   ――見付かるまで探すだけだと"予想"出来てしまう自問を抱き、
'   /      // /,-=彡`ー-一'´ヽ / , ' ./、ヽ    _    ´/ /:',/l      !
   イ{    /, -=彡 ´, -=彡´   彡'/ . ,イ:::::::::....     `, <,イ' ,-=l       iニ=-, ――まるで"人の子供のように""不安"を覚える。
.  ,' ヾ、   /   , -彡    ,>,'´   ,彡' .ノ    ,',.ー ' /彡l i=_=l     l=_=',',
. ,'    /  ,イ´  -=彡'´/ ,彡',-=ニ====-/=ニ二/ ̄ ̄¨彡l.     l=_=.',', ――とはいえ、まあ……ここでの思考と調査で得られることは、
、 {   /   // -=彡'' /,。'=´=,イ/- 一ーフ彡 ,ニ-'´ /:  :::           ノ.=_=_',',
..ヽ、  /  , 'i /-=彡'´' / /=_=_./',//:::::::::::::,イ , /// /:: ::::           /=_=_=_',', ――熟考し続けたここ数日で、全て得たのだ。
   /  / / / / ,' /  /=_=_/:::{ {_:::::::::::// /彡 /  {::::::   / _, -一:=_=_=_=_=',',               パッチ
  ノ /  / ,' l ,' {  {=_=_/ ::/ \\/l l {/´    ',:::::  , ィ i´:=_=_=_=_=_=_=_=_=_',', ――そしてこの工廠に答えはないと知った以上、外に出るより他あるまい。
彡' '´   ,' , l  l l/l  ヽ=/ /   //{ l l リ      ',::/{=_| .l=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_',',
      { 从l /=_=`ミト、=- {     {!ヾ、ミト、          /=_l l_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_',',
       l { /_=_=_=_=_=_/  l      l   `ヾ、        /=_=l .l_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_',',    ――こうしてこの日、私は状態の最も良かった装備を一式背負って、
      ', 〉'=_=_=_=_=_=_/   l      !         /,=ニ三、_l_=_=_=_=_=_=_=_=_=_=_; ;
                                                         ――"1人"、生まれ育った工廠を後にしたのだ。
8481 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 20:23:44.16 ID:JAIUNaFF
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   ▼ おしまい

8482 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 20:28:23.42 ID:JAIUNaFF
            /    / ̄        \ 、
            ,    .:/   /         ヽ ,
           /          ./   /        '.}
          /      .|   ;   /  ./    .i . :,    ……この後雑談スレで投下もやんのに、
        /        i   .|: :メ、  .{     .|  :',
         / /  ./}   .|  ._:|_/ {:\.:!    /   ..i    準備しないで何やってんだこいつ!?(唖然)
       / /  ./ノ}  : |  《んハミ、j从  .メ:_:_;  ..}
        / /   }′!{ ハ  ..|泛ソ   j:∠  /   ;    と、ともあれ、スレ主が真面目に自動人形主人公でやるなら、
     /      ハ `ヽ |  !     んト》   . /
    ,  /   ./  .、  ',!  | , へ  ヾ´ /  イ     こんな感じの自分探しなお話になるんじゃないかなーという何かでした!
   /   .i   ./  : メ、   }   .レ   /   /   .{
       .}    _:ノ  .ミ、ハ  .{   /   イ  :i  |
        /        / |  !≧= ≦  | ...|  |     ちなみに実際問題、自動人形に自我は芽生えうるのかという問題がある為、
      /           .ハ |  |       ./! ..|  |
    /             ,:}}  ト,     ./ |  |  |     発掘品系主人公でもコールドスリープされた大崩壊以前の人間のが、
               /j / ハ  ./!    :|  |
                                 自我の確率とかって話じゃお手軽でいいぞ! ユーリ主人公案みたいな感じで!
8483 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 20:29:45.96 ID:fNPWBoRa
ああうんまさにこんなの考えてたw
乙でしたー
8484 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 20:30:02.21 ID:R3MvO4DK
いいねぇw
8485 : 隔壁内の名無しさん [sage] 2017/04/01(土) 20:33:58.90 ID:VpxBsBbe
乙でしたー
素晴らしい!続きを期待したくなっちゃうなこれ
8486 : ◆RD3CAnAM9Y [] 2017/04/01(土) 20:36:49.98 ID:JAIUNaFF

                       【おまけ:工廠を出た後の響(ヴェールヌイ)ちゃん】
  |:: :|: .::| .:|:. l:|
  |::.,: :r.:| ::|:. l:|,,;;:,;;:, ;;;:;ミx、, ;;;::;:;";;:;;:;" :, ;ミx;; , ;ミx、          |:.:: ;;:::ll|    |:::;l;l|    ゞ;;;!.::;;.:::;ll ゞ;;ヾ;;|.:ll;.::;;il:;l||;;;シ
  |: |:: |::.. ::. j:|;;;;ゝヾ;ゞ":::"''''⌒ヾゞゞ`:;;:;;:::::; :;:;;:;;:::::             | .:::;i;;::l|    |;;.::ll|      .|;;;::.;l::l| ゞ;;;:;;|.:;;.:::;;;l:;l||;/
  |: |::. ::| .:|: ::|:ヽ;;":::"''''⌒ヾゞゞ`:;;;;;ゝ);;));ヾ;;) ノ::::::::::::.ゞ        |:: ::;l;;:ll|   ,; :::.|.:;;l;l|::   .; :;|.:::,;;::ll|    .|;;il.::;;ll:;;l|| ;;
  |: |::. ::l .:|: ::|i;;ゞ,:;.:;'.:.:;”:;ヾヾ:;;:;::`〃;;:;;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ)。ゝヾ;;,     |::. :;;:.;il|  ;:: ,;; | ,;::ll|   ;;:.  |;;..il;::;l| ;;::.   |.;ll;:.::;l;;:l|!.::.
  |:i ::| :: :| l |;.:;,゚:,",,iiゞ~,.'.:ソj'~;;;;:;;"'"",;)ヾミゞ((;;;ゝヾゝ ヾ;;;       |: l|;;:::;;l|;;::. .:;;ノ.:::;;lリ、 .:::: ;;|.::;;:::;ll|  .::  |.:;,.::;;ll;;:l|! ,v
  |:|: :| ::| :: ;| ||;;;; ゞゞ`ヾ;:〃;;;彡ソ;;;ゝ);;));ヾ;;) ノ::::::::;;ヾ;;ヽ;;;;ゝ      |.:;l,;:.::;ll|     .:::  ''';;;::::..  |.::.;:;;:ll|____|;;:i;;;:.;;l:;l|!
  |:|: :| ::| :: :| |l;;;;;:":::"''''⌒ヾゞゞ`:〃;;:;;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ)          | :: ;;:;;ill|  .        / ̄ ̄`ー    \::;;ll:;;l||
  |:|: :| ::| :: :{ |,:;、,:;.:;'.:.:;”:;ヾヾ:;;:;;;;ゝ);;));ヾ;;) ノ::::::::ヾ;;ヽ;;;;      ノ ::.::;;i;;ll|;;、 .       /            /、;:li::l|!
  |;}   : :| :| :: |'"゙:.:,",,iiゞ~,.'.:ソj'~;;〃;;:;;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;)ゝ)ゞ                w,,、、x,,、/       __ ☆ ./ ‘,;:;;l||
  |: .:| ;n ::| :: |゙,:;、ゞゞ`ヾ;:〃;;;彡;"'"",;)ヾミゞ((;;;ゝヾ                 w,,、、x,,、/        l--}   /   ‘,l||
, . |: ::| ::{リ ::! :!:| ,,.:;;"'";:;;:;;";;:;;;:;;;: ヾミ;ソ(;;;;;;フノハ:;:;ミ;;              ―=、八ゞiv/l         r' /   V ‘,、八
; , | .::| ::r : :| :i | .:;;::;;;. ,;:. ,.……どうしよう、完璧に迷ってしまった。          /   \      z< ∧   V .lV::从X、
;; /.::/ :::|i :.:| :l;ハ._,,. ,,::;;.:.      ,;:.,,. ..      ,.,,.                iv:l;,イイ/      ̄ フ{¨¨/{ー/-、|   |  |、,イイ、
ノ,;ノ : ::八 :ゝ::ヽ\_,,.,. :, というか、1000年も経過しているせいか、   ノv,l|.  l     _. ィェッヽ_{ {/ヒヨ>l l   l  | \iv:l;,
;:´.:: :/.::::ヾ::\::\::ー、 ,;;::..      ,,:;;;.. .,::             ,;..,,.. .. ,イiv:l;,イイ、八`ー─‐''l ト.ゝ  ,       l l  l  |\ \V
               まったく地図情報と実際の地形が合致しないのだけど。.   | li ム   _    //l  /  |  \ ヽ
                                              .      | ll l>  _` <.l/ i} ./ー..、|ヽ  ヽ‘,
                                              .      | lヽ,ィ''¨´| l    / /;;;;;;;/ヽ ヽ.  l .i}
          『スリープモード込で1000年も遺跡に籠ってりゃ、そうなるわな』    ヽi´ l;;;;;;;l─-、/l l;;;/  .i} ヽ l i}
                                              .       l  lヽ;;;;;ヽ./;;;;,l l'´l   i}. l、. V./
                                              .        l  l  \;;;;;;l/ | / l.   i} l ヽ }'
                                              .         l  l    ̄〉  .l/  l    il l  l.}
                                                     l  l     l     .l    il l  l'
                                                     l  l     l     .l    il/
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