チンクは大人の男になりたいのです その1

2 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 13:58:58 ID:yQvRoWU.0
                            _
             l丶           // l
             |\ヽ - ―‐ - ´ /  l
               /./        < \/
           / /   O    O ヽ ヽ
             /  l               l   l
          l  .l、    (_,、__)    l   l
            <l___l> 、        ∠|__ヽフ
            /   l   了 -   -‐''<" l     \
        /・   /   /       、丶 ヽ・ ・ ・\
         7・ ・/   / /|     人 ',  ヽl\l ̄
         l/l/  __/ / .|     ヽl ', ',_   , - - 、
           〈_,/  |  _     ',_ ノ   l   /
                   l  ̄     ノ      l  {
                  l   ,- 丁 ̄l  \    l  ヽ
                  |  |  \ |    ヽ __/    }
                   / /\_  l ヽ         /
               {__/    } ヽ ` ー ― - - ‐´
                    ヽ__l

体が軽い! こんな気分でレスつけるの初めて! いろいろ怖いわ!!
3 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:07:05 ID:yQvRoWU.0
        /    {         / | i         ___
       ,イ     ヽ      /   ト-'― ー--<二       ̄` 、
       l i 、_    `ー ニ´   └ 、          ̄` 、      丶
       ! 'ハ\  ̄`ー- ´   , -c    ヽ          ` 、      ヽ  じゃあ投下とか試して感覚を掴もう
       ',  ゝ' ヽ        ヽ-'      ヽ           ` 、
        ゝ´   j. , -c             } ヽ            `ー--‐
      ,ィ    ,イ ヽ-'    __ノ        j  \
.     /     j     `ー'         ノ    \           : : :   人が居ないからこそできる自由。
     /      ハ             _ <_     ヽ          : : : :
.    /        !  ヽ           ヽ      ̄ ̄` 、 `ヽ        : : : :   あると思います。
   /         !    `二ー┐       ヽ         ヽ  `ー    . : : : :
   /       l ( ̄   `´                    ヽ    ー : : : : :
4 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:08:38 ID:yQvRoWU.0


                n__ o.   _     __n__ o        . _
                | r‐┘   └┘/7  └ォ r┘  ___  └┘/7
                  ∟ニコ    <ノ   <八八>  ゛―――'   <ノ

                       ※あってんしょん!※

     この投下は◆IL/7VRqS7E氏の「やる夫はスカベンジャーのようです」の世界観を、
     無断でお借りして行われます。続くかどうかも怪しいし。そんな感じで二次創作。
     であるため、いろいろな齟齬、設定ミスが雲霞のごとく発生すると思われます。します。
     あらかじめご了承ください。しなさい。してってば。
5 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:09:43 ID:yQvRoWU.0

                           [][]
                    / ̄ ̄ ̄ /
                     ̄ ̄/ /
                        ___ノ /
                        /____,./

                            ,_
               _______√ `′ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                                   /' 7'7./ 7
                                   ー'ー' / /
                                   __,ノ /
                                  /____,/  [] [] /'7
                                          //
6 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:10:11 ID:yQvRoWU.0

― -_ ̄― -_ ̄― -_ ̄― -_-_ ̄ ̄― -_ ̄― ― -_ ̄― -_ ̄― -_ ̄― -_ ̄
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 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___ =―    ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―
 ̄___ ̄―===━___ ̄―  ==  ̄ ̄ ̄  ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
  ___―===―_―    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄ ̄―‐―― ___
  ――――    ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ―― __――_━ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―=
7 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:10:40 ID:yQvRoWU.0

                             `
                              \ ,,_人、ノヽ
                               )ヽ    (
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - <       >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                               )     て
                              /^⌒`Y´^\
8 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:11:18 ID:yQvRoWU.0

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 ――すげー未来。すげーコンピュータとかに運営されてる色々な面倒が省かれた世界があったんだ――

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           .. ‐f: ´   ロ |
        / l!|:.  -―|
      ./   .l!|    ロ |                         ,..ィ‐、
    /     l!|:.  -―|                 _ rー '"   :| ロヽ
  r''"        .l!|    ロ |             _ ,.-゙≦ :|     :|―-|
  |:::.       l!|:.  -―|   _    __,,.-≦      |     :l ロ |
  |:::.       l!|    ロ |___l_ヽ__l_K_l______ .|     :|―-|
  |:::.       l!|:.  -―|_l_l_l_l\\_l_l_l_l_l |     :l ロ |
  |:::.       l!|    ロ |_l_l_l_l_\\l_l_l_l_l_|     :|―-|___
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  |::. 、,、、.,..、  l!|    ロ |_l_l_l_l_l_l__l\\l_l_l_l_l  .|―-|ェェェェェ
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 、  ,: `ヽ;、        ゙"    "゙ヽ、,,、,,、,:''""´゙:.''"´゙`''"ヽ    ヾ''、,:;
  `゙ 、 _;:' ゙` ---一 ''゙゙"´ ̄ ̄、;:゙`''r―――|゙「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
--- ''"´               ((__,.:''| | ̄| |¨.| |:::.
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9 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:12:04 ID:yQvRoWU.0

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 ――世界を動かしてるのはSF小説に出てくる代物ばっかりで、なんでも入る魔法の鞄やロボットの友達――
           ――子供が想像に描いて世界にないモノなんてきっと何もなかった――
          ――戦争ばっかの歴史は世界の隅っこで、まだ小さくなっても続いてたけど――
          ――ほとんどみんな夢みたいな世界の中でだらだら惰眠を貪ってた――

               ――たぶん人類にとって最も平穏で幸せな時代だ――

                                  /_\
                               ___,ィ´/_\`ー-- _
                          l ,r--y'´ ̄r、  ,、 ̄`ヽー, |
                          |//´ i .//::::',,、/ ヽ ',  \.l、
                        /´    l./ l,r''゙゙ ゙゙゙´.l. l .l ヽ\.._
                            ///    .ll l       ll | .l  .Y//
                            V/,i    l ト,.l_    _| .l  l.l  .V
                           Y l     トlニl `   ´. ,rlシ| ,イl  i |
                             |..l     イi斗:l      ヒ::l/,lリ  .l |
                             l .ト、   l´ ̄´  .:.    `///  i、|
                             l .l iヽ i ',.      '.'    /,イ   /ノリ
                           V .ヾ', .トミ、.   , - 、  / l ./´ .|
                        ヽ,l .',.l  \       /l.,/  l
                         _       ヽl |   i.>  _ <i ..//  i .,'
                      | `ヽ、    l |  r亠./ニ=ニ}ヽ// /リリ  , -――、
               , イ´ ̄`  \   ルリr-'  ./ m m.|i /ー/シ、.i/     .|
              〈         ミー-i´ .|、></´ l,r-,/ー-./:r=<       ̄`ヽ、
                    ',             /Y⌒ヽ、_,,/: : : : : :ヽー-/、 +.}          \
               ヽ、       <.シ   /: : : : :,-=-、: `ヽ、 丶,Y          /
                      >=-    ./   /: : : : : /    `ヽノ、_  ヽ、       ./


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10 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:12:27 ID:yQvRoWU.0
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               ――いきなり夢からガツンと叩き起こされる日が来た――

         ――誰がしたのか何があったのか、理由もきっかけも今はもう知れない――
         ――でも何処が、ということだけは分かってる。全ての世界が、だったから――

                ――壊れた国、穢れた大地、変わってしまった動物達――


         ――ただ生きるだけが、とても痛くて苦しくて辛い世界に人類は立ち残された――
              ――どれだけ駄々をこねても安らかなベッドはもう無かった――


                 / ,il;;r;;;;;,';;;;;;;;}ヾ;ヽノ\.メ゙ヾ〈 〈: : ::ヾ`i    ノノヾ;ヽ);kー‐''
                /、l ,ハ|;|;;;;;;;!;;;;;;;;{ハ y"_彡==、、;;\\: |;;;| //ヾ ヽ;ヾ、〉   い  い
              /  lV ||;ト;;;;;;i、;;;;;;゙i /バヽ ,','\\:)ヽニi;;iニ-" ノ ゙!、 ハ;;゙i `l
               /、 ヾ  `、 .!|| |;;;;;}゙l;;;;;;`〈〈: ::ヽ;ヽ'  ゙l リ,-‐、(!;i ̄`i 〈     `、;|  .や  :
            ヽ ,、ヽ ヽ  ヽリ !;;;;| l、;;;;;;;ハ\:': `i、;;、 } |、ヽ、〉<__  〉-ィー-、_  j
             ノ \_ヽ _y'〈、 ヽ;;;゙i ヽ;;;;ヽ ヽ`ー、__ノ ノ└-ァ ".i' ノ、/:::::_,-`‐'     だ  :
            ノ    ̄   ト 、 ':,;;l ヾ;;;;ヽ'i',',','',",\{:::::| {  /,/:::__ノ ̄},| ̄|_
               ,  、   | `ー ':,;i_,、ヽ;;ヽ',',',';;,','_.`、i `'`'`ー"ヽY゙  /y"   ノー、 :
               レ  '   `r' ̄ ̄    ̄`''' ̄ ̄ `!j`゙ ̄` ー-、ヽ`ニ-'ヅ   /   |       _
                、     ゙フ      ,、_      0  o   `ー‐<_・/~   |/| ,-‐' ̄`ー
               X゙つ     |      ,〉;;|                       `'     __
                \      `ー,    /;;;;;;t--―--、_                _,,,-'"`ー-"
               + 、、     ,i'   (~::,-‐-、:::::::::::::::;`ー-、_   。       i、 _/ ̄二ニニ=
               ノ こ     /     ̄ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;゙ー、~>::::::::::::)         _,_/ _ノ~ ゙ ゙ ,-‐
                      |         ̄ ̄~);;;;;;;;| ゙-' ̄~         <  _,-‐ブ   ,ク~ _,
                ア     (           `;、;;;ノ (;;;;)           ̄_,r'" _//  //
                     /                ~            `ー-‐'  (_,/ `ー
               !!   /


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13 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:15:38 ID:yQvRoWU.0

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        ――ながいながい時間が過ぎた。人類は少しくらい大人になれたかな?――

                            ――まさか!――

  ――今も世界はしっちゃかめっちゃか、なのに戦争ばかり、バカみたいに子供のままで変わってない――

           ――極東に浮かぶ小さな列島、けれど今の人類には大きな世界――
      ――いつかの栄華も夢幻の有様だけど、変わり果てた世界で今も人は生きてる――
           ――人が集まり旧時代の遺跡を漁り、人々が集まって国が興り――



                  ――私達は、そこで生まれて、まぁ死んでいく――





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15 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:17:55 ID:yQvRoWU.0

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                             ┃
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                             ┃
                                ・
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                               :
                             |



                             |
                             ¦
                                  !
16 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:18:44 ID:yQvRoWU.0

                    x≪≫、  _
                  x≪≫"`≪≫、=- _       / ̄ ̄ ̄ /_/_/
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     x≪≫"   __   ―  ====     ̄ ̄ ̄ ≡==-. _    | |/___ノ. ./__,--,  /
   x≪ ̄ ̄ ̄                     __    = ¨  ≪ニ=-」_ |    :|   /___ノ .
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SYSTEM :  ことのはじめに      ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

本領・畿内――キイ。
世界崩壊後、1000年をもって列島は皇国と称する新国家として復興を始めた。
国主たる皇主の座す御所を置き、本領全域の通商を纏める経済都市オオサカと、生産物資の多くを賄う工業
拠点ヒョウゴを抱える、本領に留まらず皇国全体の心臓にあたる畿内エリア。

キイとは、そのエリアに含まれながら、今も前文明と変わらず“陸の孤島”と侮蔑的に揶揄され、発展から大きく
取り残された地域の名である。
17 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:21:35 ID:yQvRoWU.0

.    ∧∨========ハk/キ≦/ヘ∨./r' ゚ソ__ハ∨///_八厶斗==ニ ( ヽ}三三三三三二ニ≡≡==
三三三ム∨三三三三三三 }ii{ >}´|l|lll|三.∧'.{{ 乂 __  ト }}イ { `ゞii厶斗==ニ二} i|片=≦   -==≡≡;;;;}{
====! 斗 = = ===斗セ≧.!.!l |==ゝ.ゞミノ}八/.イ}=z:.γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ.i_i:! _ ハ
.      |否!   __   |iiii{{否}}{l{lll{    |iii|>=彡く:!:::::.|  あら、オカエリなさい。は――  | 从 } {:::::|
.      |iiiii|   |{゚ω゚}|   !iiiiiゝ.イ |l|lll|     |iii|{{__}}、@ }}::::::!.乂______________ノ..|::::}(__)__j
.      |iiiii|     ̄ ̄   .!iiiii!  .|l|lll|     |iiお    ̄!:|:::: |   |  | : : |   |||:::::||:|三二ニ≡≡≡≡≡≡===
三三三三|iiiii|三三三三三_.」iiiiiL三 |l|lll|三三@Y⌒i トvえ| !:::: !   !  ! : : !   }! |:::::::||:|  .Y .ハ.⌒ヽ     ||
 |{ |{ |{ .!iiiii! |{ r――――ziii+\__人_人从_人_人从/.__|  | : : |◎ ||+≦」:!  !  }  }}== 从 /∧
 |{ |{ |{ .!iiiii! |{ r=ァ====≦_._)                (__. _: ::!__  ||    !!  ゝ=彡 乂_Y ハi i ii|
 ̄ ̄ ̄`ヽ三三  Ⅹ t=ァ//ゝ=彡 ..)    ズ ダ ン !   .彡' |  | / .ハ/⌒ヽ.  || }-=ニ二三_=ゝイi i i j
====彡'____   ̄ Ⅹ   .Ⅶ ̄ ̄)              ( ̄ ̄zzz}ム//{   ':!  ||////   ||//, ̄三二ニ==-
|| /イ ((___))         ̄  /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\    .ゞイ八 彡'<.!!///!   .||///⌒ヽ
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ミ===彡  ./∧        乂__.ノ.!::::::::::::::::::::::::::::::>  .` .<   _}{_             ` <ム ,.イ/  {
 ∨/   . ̄ ̄         ゞ===彡 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>   ` <                 ≧彡'=台
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                   >== ==≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l  ――や過ぎよぉ……。  (__;)
                 ≦三ノz_____zム:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、___________,ノ
                      }} ||{{::>====ミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>      ` .<
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                     ムソi> .         , イ}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>       ` <
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キイの何が悪かったかを問うと、特に重要ではなかったから、という実にしょぼくれた答えが共通見解だ。
御所周辺というには距離がある。東西を走る流通路から外れている。大型機械プラントは期待できない。
そのくせ湾岸付近の平地を除き山野ばかりが目について、農場を拓いて入植するにも手間ばかりかかる。
手間の上に問題なのが、山野には野生動物のミュータントがごろごろ生息している、という事情も外せない。
農地の全てをミュータントから守れる軍を派遣できるほど、皇国軍は大きくもないし懐だって暖かくないのだ。
18 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:23:02 ID:yQvRoWU.0

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地勢を鑑みた皇国軍の結論と対応は実利的だった。必要な部分を保持するため、必要なだけの戦力を使う。
厳密な取捨選択を行い不要と断じたものを軍でないものに丸投げしたのだ。

軍に必要なものは畿内安定であり入植者の保護ではなかった。他エリアからオオサカ・ヒョウゴへの海運路を
守るため海洋から湾内への玄関口となる沿岸警備をこそ至上の務めとし、兵站を現地に求めず北の大都市
から陸輸する。故にオオサカへ直通する陸路と中継地のみに厳なる警護を敷いた。
不思議と野生ミュータント達は山を越えて北にはいかないので、これで臭いものは十分に蓋ができたのだ。
19 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:24:20 ID:yQvRoWU.0

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                           r‐;;;'';;;;;~`i ,r;‐;-;、、  |   えっ もう帰ってきたの?     |
                    / |  l;;;;;;;;;r-i;;;;l,/;;;<>;;;;/.   乂______________ノ
                  /┃ |  7;;/ L;」くノヾ;;;;/
                    || ┃  |.. ./ノ     <;;/            γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                    ||  ┃ |   |                 | トーレは一緒に帰らなかったの? |
                    || ┃/     |                  乂______________ノ
                    ll_/      |       / ̄ ̄ ̄ /_/_/
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                                      |  ...返事ぐらいしましょうよ……。. .|
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓               乂______________ノ
SYSTEM :  ことのはじめ        ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

見捨てたわけじゃない、後回しにしただけだ! 無責任にそう言い張るのは勝手だ。だが、言われた側がヤツらは
アテにならない、自分の飯の心配と海を見ることだけが大事な全てで、俺達のことはどうだっていいんだろう! と
声高にそう叫ぶのは当然のこと。

民間に属する者は、多くがキイから離れることを選び、残った者は軍属を除いた団結を選んだ。
農家は独立し、商人は傭兵を雇い、自警団が地廻りに変わる。スカベンジャー気取りのチンピラを結託して締め出し
て自治の縄を張り、やがて小型のコロニーがいくつか完成した。ここに到って統治者としての皇国軍と民衆の距離は
開いたまま完全に冷え切った。
20 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:26:13 ID:yQvRoWU.0

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事態が話にして面白くなるのはここからで、国土交通省がキイの統治体制の有様に皇国軍に文句を投げて
口を挟み、やる気がないなら自分たちに寄越せと言い出した。

皇国軍としてはまったく面白い話ではないが、長期の現状維持策を打って現地の信用を失った彼らより、まだ
しも対立組織と目される国交省のほうが今のキイには受け入れられる見込みがある。
交渉の席において、では妥協案として開拓庁の設置でどうか、と通ると思ってもいない提案を差しだした。軍の渉外
担当は値下げ交渉の開始を宣言したはずだった。
ところが国交省から交渉の席に推された青年は、あっさりそれを呑んだ。
「いいですよ、呉越同舟、せいぜい仲良くやろうじゃないですか」
21 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:27:36 ID:yQvRoWU.0

                                /イ
                        \       /〃   _.ィ               /
                         \..-=ニ  二二 /                 /
                          \   / /   / /              /
                          \./ /   /./              ./
                         /./   /./               /
                              //    //              /
                             /′   ´.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!
      、                   /                  !
        ` 、                 /                   !
          ` 、              /.   「|/| __           !
            ` 、.        /     .|/|// /            !
                    ` 、   /          //           .!
                      ` <          ./              !        /イ
                        ` 、                     !     ./〃   _.ィ
                          `i                 ! -=ニ  二二 /
                       i    __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨    / /   / /
                            i __/ /              ∨  ./ /   /./
                           i/ / /                 ∨ /./   /./
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        ,>´ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 `<,

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息を呑んで、空気を丸呑みにされたのが失敗だった。
青年は弾むような声で「でもちょっとだけ条件をつけましょう。私は現地で開拓の音頭を取ります。必要な人員
にもアテがありましてね。ざっと3年だけ国交省主導ということでやらせてくださいな。やれるだけやってみます
ので、邪魔はなさらないようお願いしますよ? もちろん、3年すぎたら成功していようと国交省主導の看板は
下げますとも!」と言い放った。
どれだけの自信があるものか推し量れたわけではないが、軍の渉外担当はその条件で合意を出した。
要求がそのまま通ったようなものだから躊躇うこともない。

上手い事いったと思えたのは、最初の一年が過ぎ、笑顔の青年が報告レポートを出すまでの間だけだった。
22 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:28:32 ID:yQvRoWU.0

                   |                 i │   |
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SYSTEM :  ことのはじめ        ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

現在、国交省主導の元に再出発したキイの開拓はとても順調だ。民間にあってそう意気のある声があがっている。
皇国の目でみれば順調どころではない。快進撃だ。いかな手腕をもってすればこうも開発が進むのか。
もちろん軍の立場からは快進撃だなどと耳にしたくない。国交省主導に変わって二年も過ぎれば弁務官である青年
の声望は、もはやキイにおいて誰比肩しうる者がないほど高まっている。
期日の3年を待って過ごしては、確実にキイには皇国軍の要望を挟み込む余地がなくなるだろう。

青年は実にうまくやっていて「皇主さまと皆々さまのおかげです」と嘯いているありさまだった。
23 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:30:28 ID:yQvRoWU.0

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…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
SYSTEM :  ことのはじめ        ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

本領・畿内――再開発地域キイ。
自立した民衆が鍬をふりあげ手を取り合い、銃を構えて明日へと突き進む希望の大地。
信じるべきは鍛えて備えた自分たちの力だ。皇主さまと弁務官さまの庇護の元、明日を掴むために開拓だ。
邪魔する野生動物などは血祭りあげて夕餉にしちまえ、それが本領キイのクニ。
南領が戦争やってて修羅の国なら、ここはモンスターハントで毎日ドンパチングな羅刹の国。

かくして“陸の孤島”と侮蔑され、お隣さんから奇異の目で見られることにも慣れきった、世を捨て取り残った奴等
の楽園が、このように誕生したのである。
24 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:33:02 ID:yQvRoWU.0

                     .______________
 r―‐y  ____,             |}‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐{|
 l (三三}(0)_l              |}                        {|
 ゙ー‐:'__}__{_____.         |}   中には誰もいませんよ?   {|
  . _|00000000000|_       |}                        {|
  |___________|.       |}‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐{|
  ||| ゚        .:|   r―yi . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |||      °(O)|ニニll=[0]'
  |||           ..::|   | ll:|           <父さん! 約束のモノをくれる日だぞ父さんっ!
. [(ニ|::||         ..::゙|   | ll:|              どこに行った! 隠れたって無駄に痛い目を見るぞ!
  |||           ..|   | ll:|                早く出てくるんだ。私は手加減ができないんだ!
  |||  .      .   |   | ll:|                 ___
  |||゚。       ::(O)|ニニll=[0]===:r―y       __夜// ̄ /
  |||.           ,|   | ll:|   |ll |  _   ./il・∀/__ /
  |||      。゚  ゙|   | ll:|=O .|ll |  [_~] / {ニ=====|,            _____
  { ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}  | ll:|_ |ll__|  ||_||__`|| ̄| ̄ ̄ ̄|          /三三[iillll]/  ̄ |
_...|二二二二二二__:(((ニニ))ニ)_l_]二)_.]==|!_l|_|l|二|二二二|______|____|__|_
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―
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25 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:33:43 ID:yQvRoWU.0

                     ――-
               _ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:.:`ヽ
             /_/ヽ/ヽ':`ヽ-.:´ヽニ`ヽ.‘.
              iニ!.:..,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ニ!.:.‘.
             |/:.:/.:.:.:,!.:.!.:ヽ:.\.:.:.:.:.:.:.:`ヽ:.:.:!
          __/.:.:/.:.:_/!.:.ト:.:.,:\-:.、.:.:.:.:\_:`:.ー...ァ
          `ヽ:._:/:.:.´/ ヽヽ\:.:.:ヽ:.\.:.:.:.:.:.`.ー<      あらあら、おかえりなさい。
            /,イ:.:,/芹、 `ヽ ィ芹沁、 T,'´ヽ ̄ヽ`ヽ      今日も元気で賑やかねぇ。
          /´   }:ハ`t'::! !_ !  r':::::! '!/'r' /:\.:.\        なにかいいことあったのかしら?
        ,r     ∧.}_ノ  ヽ_‘_- ' ノr.,/.:.:.:.:.\:.:\
        !:!      /:/∧   '       /´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:‘.
        >:`ー..、_/:/:,':.:.:ヽ ヽ フ    /!:.:.、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\!___   ,ィ
      /´:.:.:.:.:.:.:.:.:i-〈:/__≧。 _ .イニ三{`ヽ!` ー―――<<今日という日にこれから起こす。
      i/:.:./:.,ィ:/     ´,ィ}≧=r=ニ二!、         /イ´:. だから父さんを出すんだクアットロ姉さん、
      i:.:.:':.:/ '  , -r―一 ィ三三三三>i \        |:.:.ヽ.:.このままでは私がなにをするかワカランぞ!
      ヽ{レ'   /-.'  ∠/......................「i:/ ヽ  ` .       レ'}/∨ ヽ   ――それとタダイマっ!
             /  |_,-//ア_................./ーi   \  `r ー 、      `
        . -、/,ィ≦ヽi:i:/二`-,-=≦ 三|    .!   /    !
     /:ヽ/三ヽ`ー-..'i:i:i:i<三三ニ=.'.´ . }    /  /i    / ほんとうに本当に元気で物騒な子ねぇ。
     .'、:::::::\ニrー- ´ ̄:`ヽ} . . . . . . . . .|  / ./ }   /   いいわよ、あの奥のコンテナに逃げ込んだから
     /| `ヽ::::::`7:. . . . . . . . . . . ..:;:.. . . . . . .! .:'/    /     こじ開けて引き摺りだしてあげなさいな。
    i |   /`7. . . . . . . . . i . . . . . . . . . . .,|./'     / 〉       挨拶にお返事できるのはいいことよ。
    |   /' /| ヽ ._., . ´. . .ヽ . . . . . . . . イ:|     . '. /          でも次は自分からご挨拶しましょうね?
   .'     ,! | /|、. . . . . . . . .ー -. ./三|    / . '
   /      |  .' :}ニ!. . . . . . . . . .r-.´三三|   . '  /|          あと、おはようの挨拶もね。
  i      ∧ /  |ニ|. . . . . . . . . .|三三/../ . '  ./ !           夜間警備おつかれさま。
  ヽ     Y   i_/ . . . . . . . . . |三三 7 /   /  .|
   }   , - '    |. . . . . . . . . . . .`ヽニ//   ,/   |
   ` ー ' //   .:':〉 . . . . . . . . . .r‐'.,/'   /|     !
      /'   // . . ,! . . . . . . . .i//     /    |
       /  r、 /´ . . . i!. . . . . . ./ 「 `ヽ   /   / i
26 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:35:35 ID:yQvRoWU.0

                         -=========X、
                   _ -=   \ミx      _ x     \
                          >Z≫≦三≧"      <ねぇ、なんというかクアットロ姉さん。
         _  -      _  z ≡≦三= ¨  `≦ミx       / |
    _  -=≦        ¨                         /   : Q:なぁに?
   |K                         ____.x≦     :|
   |!    -  _     -=≡ニ三   ̄ ̄      |!           <物知らずで世間知らずな私には
   |!       |!                         |!           これ棺桶という上等なモルグだなと
   |!       |!                         |!            思えるのだけど、そこのところを
   |!       |!                        _|!              うまいこと教えて頂けないか。
  └=      |!             __
           =≡ニ    ̄                        Q:おおまかな認識は間違ってないわよぉ



                /_/: : :`: : : : : : \ヘ
              r</´: :: :l l: : l: :: :: :ヽ: :\_        ここって地下でしょー、
              /j: : : :|: :jl ト、 l -‐ト、: :\ト-<          ,でもって一番奥の部屋でー、
             〈ノ: : : :j-ハj ヽ>ー¬Tー―'       /ノ逃場ないから父様アカンと思ったのねぇ。
             / j: : ル―-、_{    jヘ ヽ\     /: : : : : : <`
            /イノ イ{     j ! ヽ、_ノlノー-- `>― j>、: : : : : : ト、隠れる場所がないかって焦って
             // <ヽ、_ノr‐┐   ノ___: :-―''´/  \ lヽ ヽV 父様が選んだ隠れ場所が
  ト、         ノ/__ヽ__ `ー'   /,イ: : : : :__/     リ |ノ    そのコンテナというわけよ。
  >`ー―-、  _ノ〈―<-ニニニ-,\.__/( レ'///フ__
  フ: :: :: :: :: :ノ三Z   ヽヽヽ  `ヽ、\  7        フ         <バカじゃないの。――それで?
  /イ: :/: :/  \Z   ヽ__/`v  Y_ /        _>
   | /l: :/    / レ"フ  >、    |/ヽヘ  i    ゝ
   レ V   /      r‐/弋ニ¬/ / ハ ノw、l`T  ホントは自動人形が保管される筐体なんだけどぉ、
        /_      | |\ `ヽj>   | Y    !   それオートロックで中からは開けられないの、
         ト、 \   /l   \/l    .|  |    |    解除信号を飛ばさないといけないから。
        Y \. \/ ノ    /     \     |     密閉完璧、放置すれば短時間で人間は死ぬし
                                      広義的にカイシャクして棺桶であってるわぁ。
27 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:36:41 ID:yQvRoWU.0

                                                 /7/7
                                                 /7>=ト'
           r;ァr;;ァ                                  _,ノ;;;;;;;;;;;;/
         /7,ニ'ヾ/                                 /;;;;;;/7;;;;/
      r‐;;;'';;;;;~`i ,r;‐;-;、、                              'フ;;;//;;;;/
      l;;;;;;;;;r-i;;;;l,/;;;<>;;;;/                           -‐'r‐-;;、
      7;;/ L;」くノヾ;;;;/                              /;;;ロ;;;/
        /ノ     <;;/                                  ヾrァ;;;;/
                                        /       /;;;;/
                                      、レ( /    ヾ/
                                       '⌒ヾて

                         -=========X、
                   _ -=   \ミx      _ x    Q:聞こえてたのかしら、えらく必死ねぇ。
                          >Z≫≦三≧"      /|
         _  -      _  z ≡≦三= ¨  `≦ミx       <密閉そんな凄いなら音届かないだろうし、
    _  -=≦        ¨                         /   今頃になってマズイことになってるって
   |K                         ____.x≦     :| 理解したんじゃないか?
   |!    -  _     -=≡ニ三   ̄ ̄      |!         /
   |!       |!                         |!      <もしくは生存危機に瀕して本能が
   |!       |!                         |!         走り出したがっててるとか、そんなの。
.ゞ、_|!       |!                        _|!
. ) {        |!                             Q:研究に人間性を捧げた男が最後に
''^ヽ \                                      残してるのが兎の野生とかマジウケルwww
./⌒) ¨=ー-。.、
28 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:39:32 ID:yQvRoWU.0

           ./ ̄ ~/   __ __ ___________
 r―‐y  ____./   /___./  //  /..‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐<おおとうさんよしんでしまうとはなさけない。
 l (三/ ̄ ̄       /  //  /|}                     Q:実際はずかしいわね、これで死なれると。
 ゙ー../__   __ /  //  /. |}    もうやめたげてよぉ!    {|
  . _|0000./   / / /._M//_M/ |}                      <まぁ約束を果たしてもらわねば私が困る。
  |____ /   / /   /      |}‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ここは生きてその棺桶から出してやろう。
  |||. /   / /   /.   r―yi . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |||/   / /   /|ニニll=[0]'
  ...../μM/ /   / _ _ _                        <いざ姉仕込みのハッキング技術よ、
. [(ニ|::||   /μM/ / // // /                               今こそ鍵開ける時っ!!
  |||       /M//M// /.             / ̄ ~/   __ _
  |||  .      .   |  . / /l:|             /   /___./  // Q:私が教えたハッキングとちがう。
  |||゚。       ::(O)|ニ./M/[0]===:r―y   / ̄ ̄       /  //  /
  |||.           ,|   | ll:|   |ll |  ..../__   __ /  // <トーレ姉に教えてもらったのだ。
  |||      。゚  ゙|   | ll:|=O .|ll |  [_~] //   / / /._M//_M ハッキング(物理)の前に開かぬ
  { ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}  | ll:|_ |ll__|  ||_||__./   / /   /         錠などあんまりない!(キリッ
_...|二二二二二二__:(((ニニ))ニ)_l_]二)_.]==|!_l| /   / /   /. _____|____|__|_
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/. /   / /   /../―/―/―/―/―/―/―/―/―
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―../μM/ /   / _ _ _../―/―/―/―/―/―
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―./μM/ / // // /../―/―/―/―/―/―
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/. /M//M// /―/―/―/―/―/―/―
                                       / /  Q:(解除信号を出せばいいのだけなに、
                                         /M/       どうしてこう脳筋的解決策に走るのか)
29 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:40:17 ID:yQvRoWU.0

                                   i
                  l\        ┌:,    ,!'|
                   ! | !ヽ. ,、 |\_|| ’ j  i! i    ,-、<だらっしゃー! 棺桶くん ふっとんだァ!
              ∠.! .| l l.|゙i |「`ヽ`i   { ||   /  /
                  / /.l | l |! l └′/,/ :、,ィl! l! {′/  ;/ Q:たーまやぁ かぁぎやぁー。
             / //.:! ヽ、 ̄ `'''  , `   Yl!|:  | |. /  /     きたない花火もタマにはオツなものね。
               / //.:.:.:.! r 二コ    | 、 ゙リN: ; !li└ヽ/ /゙:
              ./ //:.:.:.:.:.| |      }'′    i  ;}|! ,/ ,<ロックジョイントをバカにした上この衝撃、
          ./ //.:.:.:.:.:.:``'     ,:;:;:,!     ''′ ,. !/ _,,.-''       さしもの父さんもタダでは済むまい。
         ../ //:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:  (''゛ j! ..:;;:==-:、  ゙''"ィi {ヘ
        ./ //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..〃’ :; {`' ,ィ゛ '′.  ) jj」li|liY、⌒  <――おお、父さんボロリと零れ落ちたな。
       ../ //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/    .j∨il!ィ' {’      へヾ;;イ
       ./ //.:.:.:.:.:.:.:.:.:/    ’ λ' ,j、l! / 、     ., ,il{ ,゙!j!;
      .\ ̄\::::::::::/         ゙ハ! ;. ゙:、     j|   '/'
        ヽ  ヽ/          じ:、 i,'  ゙:、 ,,.,   ′彳
           ̄             丶、v{ ヒ!   i!||il.   , 八
                        __   _,ゝ、;_    ゛:|!  ゙ ,rカ
                      _  ̄`ζ」'(´ ヽ  j! ゛ ,ィ彡′_.. -
                        二 ニ ゙て∠rιク_;.,、_,ー-'^- =ニ_
30 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:41:22 ID:yQvRoWU.0

      ━┳
    ━━╋━
        ┃  ━━  ━  ┃
      ━┛            ┃       おかしいねェ……大きな星が点いたり消えたりしているよ?
                  ━━┛         アハハ、大きい…………彗星かなァ? いや、違う、違うな。
                     ,ri_nm         だって彗星はもっとバーって動くんだもん!
       r:、ー,          /ヽ' ̄´
      {:::「´'九  _ ___rィ´ /        <よし、中身は壊れてない。ハッキング(物理)の勝利だ。
      .{::`ミ_,-≦≧ミ≧、/_>´
      }ル、/´` ァ‐ミ::::、ヾヽ
        r! ̄   ヾヽヽ::ヾ           Q:こんどトーレ姉様とはよっくお話する必要があるわねぇ。
       _/  7~ヽ、/ ヽ:ヽ:::ヽーi            ウーノ姉様にも協力おねがいしましょう。
   _ < _ ノ   .〈/  .i:::ケ..、ュゝ
 __ハ__> ´     /  /> L_ト、:::::::ヾ`ヽ、
≦/        / </  l::::l \::::::ヽ\ヽ、       <私はなにかを間違っていたのか?
           ハ     l::::l   ヽ_::::ヽ \ヽ
          i      l::::}ー' ̄{:::::::「 ̄ヽ}        Q:なにかをでなくほとんど全てよ。
          〈      .!::/    l:::::::l
            ̄ヽ _...」:i     ヽ:::::l            <……解せぬ。
               .|::::::|      {:::ー}
               .|::::::|      レ⌒>             <だが今はそんなこと重要じゃないんだ。
               .}⌒{,       ̄                  父さん、約束のモノを出してくれっ!
               ´¨¨
31 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:42:16 ID:yQvRoWU.0

               ,...:::´::::::::::::::::::::::::::::::::`::..、
           __  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          /::::::`:::::::::/ヽ/`ヽ:::::/ヽ:::::::;、::::::::::::::::ヽ  帰宅して即、父さんをブっとばして強請りタカるとか
         ./:::::::::::::::/::::/::::::::ヽ/:::::::ヽ/:::ヽヘ:::::::::::ハ    どうしてこんな子に育ってしまったのか。
        ./:::/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::.
        /::::/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::.
      /:/:::::::::::i:r.、:::::::::;「 〉:::::|::::::::::::l:::::::::::::::::::::::ヘ:::::::ヘ   育てたやつの顔が見てみたいよっ!
     ./::;イ::::::::::::::::lノ'/:::::::/ ./::::/ヽ::::::i::::ト、::::ヘ::::::::ヘ::ハ::::::::ヘ
     l:/./::/:::::::::/ i:::::::/ /:::::i  h:::::ト、l x≦i:::::::::}:::l::::::::::::\
     {' .l::/l::::::::<  !::i:::} .!::::::l  l ,!:::::レ,ィ乏¨ア::::::l::::l:i::::::::::ト、:ヽ     Q:はぁい父様ぁ、鏡よー。
       |{ l:::::::|::rヽ l::l:::l .!:::::l  l !:::i:{  ̄につ:::::l:::::l:|::::ト、:ハ \ヽ
       ` .l::::::i!::ヽヽヘ:ト;ヘ lル'  l ト:::}ヾ   | | ハ:ハ:/::ト;::「ヘ:::L  ヾ       涙に暮れても男前だね私。
        X:::ハ::::|ヽi `ヾ、}'   .} !}/.    | | /:}':::l::::iハ リ  }l `  、
     ,  ´ ヘ{ ヘ::ト;::ハ        |、...    |,イ:::::::::l:::| ヽ  リ     `  、
  .,  ´       ヾi:::::ハ         !=ニ= ./ |::::::::;イ:∧ ヽ         ` ァ、
./_         ハ:ト;:ハ      l.  /  |::::::/ l/ i  ヽ            / 〉
{   \         〈 .|!.i:::」       ハ ̄〈   .!:::/ /'  /   ヽ       / /
.!.    \    .i  ゝィ~i\.    / ,∠__ヽ  |:/   /          i    / /
.l      ヽ   l  ト、|:::ト、 `ヽ、 i'∨!!_」!! ヽ l/!   /        l   / /
. l       ヽ   l | \:::::\  `ハ ケ=ヤ  Y::::l  ./、           l   /  l
 l        ヽ ,l-l    \::::::`ヽ/::i i ハ i  /::::l /   ` ー- __ l  /  .!
32 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:43:49 ID:yQvRoWU.0

       /::::::::: |: : : : : : :、: : : :.: :./ |.: : : : : :.|: : : : : : : : : : : i   それで今日はなにが欲しいって言うの。
.      / :::::::::: |: : : : : : : : : メ/ .   |.: : : : : :.|: : : : : : : : : : : .',    急にヤナ予感が背筋かけあがったから
     /::::::::::::::::|: : : : : : : : :/ \.  |: :i: : : : :|: : : : : : : : : : : : :.    つい隠れちゃったけど約束したモノってナニさ、
.    /::::::::::::::::: |: : : : : : :/下==、\|: :l: : : : :!: : :i: : : : : : : : : : ',       アンタイッタイナンナノサー。
   / :::::::::::::::::: |: : : : :/|. 弋  tッ\ト、|.: : : :.| : /| : : : : i: : : : : :',
.  /::::::::: : : : : : |: : :/|:./      ̄¨¨ リ |: : : : |_/斗.: : : :.|: : : : : :ハ    <えっ?! 忘れたの? 覚えてない!?
  ′::::.: : : : : :.:.|: : : : :|:|             |: : : 圷、 |: : : : :|: : : : : : :|
 /::::::::: : : : : : : :.|: : : : :|:|           ',:.:.弋ソ `ゝ: : : /: : : : : : :.|  Q:あー父様いけないんだー、
./:::::::::: /::.: : : :.:.八 : : : |:|          i/   ̄¨/: : :/: :i : : : : :│    この子マジ涙目よ、すぐ泣いちゃう。
イ::::::::::/:::: : : : : :.:.:.ハ.:.: :|:!          |    / : : /: : :|: : : : :/      ほら泣くわ、もう泣くわぁ……。
:|::::::::/::::: . ::: : : : : :.ハ: : !     r 、       ノ    /|: : /: : :/|: : : :/
:|:::::/::::::: ...::: : : : : : :,ハヾ    \`ヽ _     / .|: /: : :/ .|: : :/      <(ぐしっ ぐしっ えっぅ……――
:|: /|: /::: :::::: : : : : : : :ハ      ヽ、__ア   /: : !/|: : /  !: /
:|/ .|/:::::..:::::: : : : : : :∧`           / : |: / |: /   .|/  ちょっと私ダシにして煽って泣かせないで。
 ̄¨::::::::::::::::: : : : : : : :∧          /: : i:.:|/  .|/       罪悪感で胸がきゅんきゅんしてくるからさぁ。
_/}:::::i:::::::::::.: : : : : : : : ',  \      /.: : : :.|: |
  |::: |::::::::::i: : : : : : : : :.i    \___/:::i : : : : |: |             Q:ご感想は?
  |:: ハ :::::: |.: : : : : : : :.:|.     /:::::::::l : : : :.ル'
  |:/ }:::::: |.: : : : : : : :.:|    /::::::::::::l : : : : |            マジprprですヤッター! カメラどこー。
33 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:46:33 ID:yQvRoWU.0

  __,冖__ ,、  __冖__   / //                         .i       i   .ヽ
 `,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /        /l   ∧         .l    l   !  !  |
 ヽ_'_ノ)_ノ    `r=_ノ    /    / / / l   i. l  ハ     /l    l   .|  |   l
  __,冖__ ,、   ,へ    /  ,ィ  / ./ /  l  i  l  l i    / .l    |   . i  |  |      新しい義体だ!
 `,-. -、'ヽ'   く <´   .7_i// ,イ / /!   l  .l  .| l  l  /  ト,  /ヾ  .|  l  i
 ヽ_'_ノ)_ノ    \>     / !∧i! /斗 f≠=ヘ' |  | .l  l / _zrヘ-=≧ i  |  l  !    私の! 男型のやつっ!!
   n     「 |      / |三| !ニV |三三 !l|   |リ   l ォ≠テミミ、i   .| / /  .|
   ll     || .,ヘ   /!∧!三ヽl三ヾ!三三 l |   }'    "ん::::::::ハヾ.  |/| /    !  今日で15歳になったんだぞ!
   ll     ヽ二ノ__  { |三三三三三三三/           {:::::::::::::リ   .//    :!  。
   l|         _| ゙っ  ̄フ、三三三三/           弋二ン   ./○    .|   大人になったら用意するって、
   |l        (,・_,゙>  / ===― ´                   i  。   .|  ○
   ll     __,冖__ ,、  >|::::::::::::::::            ,      ..:::::::::::. l       |     よ、用意するって約束……。
   l|     `,-. -、'ヽ'  \::::::::::::::       _,.-ーx,,     _,,,__ :::::::::::::::○:|      |
   |l     ヽ_'_ノ)_ノ   トー::         /     `''''''"   `i  ::::::::::::::: l       .|
   ll     __,冖__ ,、 | ::|         /             |       /      |
 n. n. n   `,-. -、'ヽ' iヾ :|      /            /     , '         |
 |!  |!  |!  ヽ_'_ノ)_ノ  {::|  ::|     |              /   , イ        .|
 o  o  o           l ::|  :|、     ヽ         /   /  |          .|
34 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:47:21 ID:yQvRoWU.0

/ l                        ( il  ::::::::ヽ //  _,,. -‐''"´::::_,,. ''"´    ::::::::::::::::: ヾ ` =-=イ
 /                     イ / ゝ,,  -‐''"´イ          _,,. -‐''"´:::::::_,,. -‐''"´ ヾ ヽヽ       / ==-- _
./                   / //   ゝ  ==-   ::::::::/            ≦:::::::::::::::: `::::y /ヽゝ ==-イ / ;;;;;    / ̄
                   /   l l  r  /l l ミミ  :::::::  ===    :::::::::::::::::::::二二二二=- ::::( ( ヽ ::\ 三三/;;;;   /
                   l    ヽl  ヽ / lK:::::::ミミ=-ミトヽ     ト   \ ヽヽ:::::ヽ ヽ:::ヽ  ヽ ゝ三 \ ヽノ/;;
  ヽ                ヽ    \ ヽyヽソ:::::リ`ヽ ャ `ヽ、トヽ トミミ  ヽ ヘィヽヽト ヽ  ヽヽ  lゝ 二  ィ\イ   /
   \                \      //ヽ:ヽ` <ソ  ./;从ヽ l l ヽ ト  l  l::リ /:::::ヽヽレヽ .y l::::::::_ ''"´ \ \ /
       =- _                  _,  -ー= ヽイ  ハ l l l::l ヽ l  l/:/\ヽ ヘ `  ヽl  l ヽ´      \\
           ̄ =- 、    _,,.  -= - y ´、       `ヽ / / //l 人 l  l::/  \ ヘ ヽ /  /        / ゝ 二=二=ー
. .\       \      :ヽy ´          ヽ       y  / // :l レヽ::::::::l    ヾ l:::::V ハヽ      /      / /
   \       \      ヽ、            ヽ    / //  :l l  ヽl:::::::ヽ    ヾ:/::: /ヘヘ =-ー.イ     / /
             ヽ        ヽ           ヽ / /:/  / /   l:::ト ミミz_   // ::: /=ヘヽ        / /
       .\              ヽ  ヽ        / ::::::イ   / /   l:::lヘ ヘ ヽ // / \ ゝ  _ ,,  '´ /     /
        ヽ                  =-=  / , -''"´    / / /  リヽ::ヽ  ゝイヽ/ ハ::::::::::\ ヽ     /     /
          `ヽ\   =-   _ 彡 =  ̄ / /k ヽ      / //  / ヽヽ    l i / \:::;;;;;::::::ミミ ≦   -= イ
  <戦闘用の大人の義体、             //ヽ /        l  レ   / `  ゝ _/人:ム=- \:::::::::  ==--       /
     フルチューンしたトーレ姉にも負けない、  ヽ  /      ハ l   :::     ソ/  ヽ::ヽ、  ミミ、         ≦<
        スんゴイ、イカシたヤツを期待して……。ゝノ     / ヽ::ヽ  /    //     \ ミ 、 _≧    ≦<
                   / イ::::/        ll          ヽ:ヽ/    l /        ` <  _  二  _,,. -‐''"´
    <父さんと約束してたから村の警備を     ..ノ          /\\  ヽイ
        このチンケな女型のボディも我慢して、 /        i  /  \\/ \
          5年もがんばって続けたんだぞ……。                  ,ィ\\   \
               l ::l     l l                  i     ll   \\   \ ※理想のボディイメージ
               .l l     .ヽヽ      /               il     ゝ ミ 、 ヽ   完成希望図
               ゝ ゝ     ヽヽ    /          l      l       ヽ ヘ  l
                \ \    \\ //          l     ム       / //
                  \ \     ゝ `ミミz- _       ヽ     ヽ     //イ
                    ゝ ミ _   `≧ =-   \          ヽ;;;;;l / l l
35 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:48:22 ID:yQvRoWU.0

          -―――-
        ´         ` 、   裏切ったんだ。私の期待を裏切ったんだ……。
     /              ヽ   クアットロ姉と同じに、私を裏切ったんだ……。
    /                     ヘ
   .l                    ハ
   .!   /  ./ l  ハ  l  ヽ    i   Q:ちょちょ、ちょっと待っ! そこちょっと待ぁっ!?
   .|   !l /| ,l .| ! i!l |リヘ !   !  |     裏切ってないよー? クアットロお姉ちゃんは
   .l   l.izトェ、ハ Nレ'ト之ェ_ヽlz l  !      かわいーかわいーチンクちゃんの味方でしょお?!
   .ハ  i|>:::::::::`ミ   ィテ丐ァ l  !
    l  |!::::::::::::::::リ   込_ン,l  l  /
    l!  .|ゝ、_/      }| l  l  !
    |l  .| 込.    _'__  ./,イ  l  l    さっき思いっきり煽って泣かせにかかっただろ。
    !」  | __>_、 _ ....イ l  l   |       裏切り者は粛清されちゃえよ。上の姉さん達に。
   /::l  「{  i'`ーヽ_f=´1 /  l__  |
  /::::::::!  |ヘ  ,〉_::::: ̄:::::::::,./  l:::`ヽ!    Q:(オッフ……死んだわね、私。これ助からないわぁ)
 /:::::::::l  !:::V   ` ー--〈/   l::::::::::ハ




                  ム:ァ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ  /::ヽ._
            _ ......-ァ::´::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::y´::::::::::::ヾちゃんと覚えてるから! ウェイッ、ステイッ!
         ,....:::::´::::::/::::::/::::::::::::::::::::::::::/::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::その話を避けたいようでしたかったけど、
      ,..:::´::::::::::::://::://::::::::::::::::::::::::::;イ:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::ハちょっとどころなく可愛いチンクちゃんを
    ./,ィ´::::::://;ィ::::::://::::::::::::::::::::::://::::::::/!:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::i全力でからかいたかっただけなんだ。
   .///:::::::;.イ//::l::::::/イ::::::::::::::::::::::/ /_::/_」_:ト、_::ヽ::::::::::::::!:::::::::::::: オチャメ! ジーニアス・オチャメっ!
   // /::::///'::::::::l::::::/」::::::::::::::7::7´ 7:::::/  l::::::| ヽ::::`:ト:::、:::::l::::::::::::::
  ./'  /:::/  i::::::::;r=l:::7´.,l:::::::::::::/:/  /:/    \:!  ヽ:::::l ヽ:::::`l::::::::::::::忘れてないよー? ほんとほんと。
    l:::/  |:::::::i  _V ┘l:::::::::://  ./'   ,rz≠=ミ 、 ヘ:::l ヘ:::::::!::::::::::::パパりん大事な子供の誕生日の約束
    V  _」 -┴   u ヘ::::::/'       "  fzヲ   `ヾミ、ソ  V::l:::::::::::::: スコーンとうっかり忘れてたりしたとか
 _ -‐  ´         ヘ:::{  u⌒ー=ニ_‐- __,rzz≠ム  i:::l::::::::::::::  そんな事実は な か っ た !
〈                   ヘ!                    u  l:リ:::::::::::::::
.ヘ                                         }':::::::::::::::::
 ヘ                                      /:::::::::事情も説明するからまず座って座って。
  ∧                                 /:::::::::::: あと迅速に泣き止む。私ウーノに殺される。
36 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:55:11 ID:yQvRoWU.0

   .|:::::/:::::::::::::::::::lゝム:::::::::::l:::ト、:::::ヽ::::::::::::ヽ:::::::ヽ、
   .|:::/::::::::::::::::l::/  l::i::::::::|::|ヾ\:::::i:::::::::::ハ:::::i、::ヘ       あのね、まず義体を用意するのはいいけどさぁ、
   l:::i::::::::::::―ァメ__、__l:::!i::::::|::| _ 斗∀トl:::::::!:|::ト:lヘ::ハ        チンクちゃん御希望の義体のだいたいのお値段とか、
   l:::|::::::::::::≪ ̄_o>ヾトヘ:::N≠o_ ̄≫!::::::l:|::l l:l ハ::!          そもそもお金の価値ってちゃんと知ってるぅ?
  . l::::l::l:::::::l/イ       |ヘ{      |:!::::/リ:::} リ リ
  /:::::ヘ|!:::::i!:::!       |i       リ::/;イ:::ハ       <いや正直あんまり。お金の話とかするとウーノ姉さん、
 ./:::::::::::::ヘ::ヘト{         '      /://::|:/:::l、         『子供がお金の心配しないの』って止めてくるから。
./イ::::::::::::::::::\ゝ. r、__ ___,ァ /ィ/:::/':::::::トヽ
{/l::::::::::::::::::::::::::::\          /::::'::::::::::::::i!:! ヾ       その結果、人間社会の生き方を教えるツモリの5年間、
 .l:ハ::::::::::::::::::::::::::::iヽ       .,イ:::::::::::::::::::::::| ll           キミひたすらスキルばかり磨いてたんだよね。
  ' l:::/!:::::::::::::::::::::l \     / !::::::::::::::::::::i::| |'            言っとくけど今のそのボディだって
   .レ' l::::::::::::::::::::::ハ  ` ー ´  .ハ::::::::::::::::i::N              そうとうにお高いんですのよチンクちゃん。
    .l:::::::::::::::::::/  \     / V:::::::::::::i!:!
37 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:56:21 ID:yQvRoWU.0

                                                        ___
                                                   _   ´      ` ー 、
                                                 / ,、   /\  , ヘ  人`ヾ、、
                                               //\/ \/    `'   `'  \__ヾ
  だからね、実際に自分でお金を意識して、                    /:::/                  \}ヽ
   目的をもって稼ぐことで金銭感覚とか                    /:::/                    `ー
    社会性を身につけて貰いましょうって、                     レ'                 \   \‐
     ちゃんとした大人になってもらおうって思うの。             /, /        ∧  l \     __\__
                                           / '/   /   /,イ / .\ ト、 >< ̄__  \_`-
  強くてカッコイイ大人になるんでしょう?                  ̄/    / ―イt」__/__   x<r= テT 7/ r T ―'
   身体だけ大人で頭が子供はカッコ悪いわよぉ?          .-=ニ --イ / /ャ、マ==ミ , 、  "辷zソ ' .,l /
                                             /'ー ´∧ヽ ゝ-"  /⌒\     /b'
                                               /  /  `。、____/    `ー‐ ´ /_ -イ
  <な、なるほどなー?                   ,イ          / /_  、-、 \    _`__ -‐'  /   /_ -
                                l {           / __\ ーヽ `ヽ> 、       /|
                                」  ー--、   /   \    ̄       tゝ __ ´_ノィ
                              /       lエ「     ュ- =            ト、_`i__i´r‐‐´ |
.  だから用意したわぁ。強い大人になれる準備を。      ノ ̄ =  ̄                l   l___l   /
.   ウーノ姉様を説得して独り立ちしていいって許可を。._ / /__             「`'ー-----‐‐'1
.    さぁ、その装備を持って市街へ行き、力で身を立てなさい。  . ̄/           |        /イ
38 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:58:13 ID:yQvRoWU.0

                 ̄ ̄ ̄
           ./              \
            /  /        / ハ     \
         /  '  ./   ./ / Ⅵ  ハ           要するに義体を入手する金策の用意をしてくれたのだな。
         i  .!  」_ ||  .,!/   | ! .! !   .!
         |  |  |7iハト/.||  /|ハ |_L  .|        武器や道具をやるから自前で稼げ。
         |  |  |zi!z|ト、i!/  j'七f T   |         稼いだらその金で大人の男型義体作ってやる。
         |  |  |{三三.}   7うiY},|  /:\        ついでに世の中のことを勉強してこい。
         |  |  |入三フ   .〈zン //  /:_:_:_:\    .   .ウーノ姉は説得済みだから安心しろ。
         |  |  ト、           〃  /´ ̄`: : :ヽ       町にいけるし約束を守る気があっただけ良いか。
         | .从 八 iト...   ‘’  _イ_|   |: : : : : : : :ノ
         |/ |. \ \zz.≧f´ヽ\ !   !: : : : : /    .S:落ち着いて理解&納得してくれようで良かったよ。
         /  |_」´:\ \L! |: : : \| .人: : :/          そもそも約束は大人になったら、だからね。
        ./   ,f廴__ i\ \ハ: :.≦入.  \            15歳で成人、大人だって認識だろうけど、
       / /: :`¨¨アヘー\ Yi: : : :7/\   \     ..    人間社会に居る時間的には実質10歳、
      ./  i: : : : :<<: : ∧   ハ | !: : //: /ハ\   ヽ         ぶっちゃけ子供だからねチンクちゃん。
      /   {: : : : : ヽ\:.∧   }! |: //: // .{  \  i
     ./   ハ: : : : : : :ヽ\∧ j! レ./: :/∧.八   ヽ|
    /   /: :: : : : : : : : :ヽ\i  レ: ://: :ノ{  \   }|       Q:5年のサバイバルは動物の時間よねぇ。
   ./   ∧: : : : : : : : : : : : Y|  [iレ/: イ ト、  \_j!
   /    .廴\: : : : : : : : : : :.||  [|/: : :|  ! \   \
  ./      iヽ\_.⊥____」|   ||: : : 〉.∧  \  ヽ
 /       .|: :\_. ィ⌒ー―i|YrヘY||:./ト、  \  \  ',
./        |: : : : : :|ー=: : : :||^`´^.||: : ノ: i   \  ヽ i
39 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 14:59:49 ID:yQvRoWU.0

      __________________
     |\________________/|
     | |    ====================     | |  Q:はい、これが用意した装備一式ね。後は今あるので十分。
..    | |    ||                  ||    .| |
.      | |    ||              ||.    | |
.     | |    ||                ||.    | |   <スティンガー10本、熱単分子ダガーが2本。
...    | |    ||.               ||.    | |      使い慣れてる武器ではあるな。
..      | |     ==================..    | |        後はストリングと……なにこの鉄の塊みたいな?
     | |________________| |           ※スティンガー:高性能爆薬内蔵ダガー/投擲用
     》――====――――――――====――《
.      / /| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|゙、 V     S:ただの鉄の塊じゃないよ! 黄金の鉄の塊だよ!
    / //|___|__________|____|.∧ V       試作型の軽量機械篭手『ガン・スパイク』、
    / ///                       V∧ V        今のそのボディの力や耐久度で扱えるよう
   / ///                         V∧ V          出力を見切って設計してある浪漫兵装さ。
   / ///                          V∧ V
  // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\V
  V.三三三三三三三三ニ》 ̄《二二二二二二二二二7        Q:糸も他にない特殊な合金製のものよぉ。
   V.三三三三三三三三 》==《二二二二二二二― /           軽車両くらい吊り下げられるぐらい頑丈で
   V三三三三三三三三三三三二二二二_―   /             通電性が高いから電気流して
     ̄ ̄ ̄                   ̄ ̄ ̄                ショックトラップにも使えるわぁ。
40 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:01:53 ID:yQvRoWU.0
          _ ---  _
        , ´      ` .、
      ./ ./      `ヽ ヽ        対装甲兵器よりも短機関銃あたりの
      / /         ハ ハ         銃器が欲しかったところだな。継戦能力的に。
     .i / / ./ / i  i l .|ヘ ', .i
     .| l | ,! | ハ | | | | ! | i!        Q:豆鉄砲なんて必要ないじゃない。投擲で済むわよ。
     ,| |'1ミト!、ハ|ハハ ハzrェキ ! ハ
    . ハ | トr::::::: ミ  rィテ示l l .l l          要るんだよ、スティンガーは補充に困るし単発だから。
    / l ヘlヘ:::::::::ノ   込.リ// .l ハ           中距離戦で制圧射撃もできないじゃないか。
   ./  l  l./ ̄´ i    /イ .l ハ
   /   ハ  |>.、  ‐‐ , ヘ.|  l   ハ       S:チンクちゃんセメント&マンチすぎぃ!
  /    ハ l  |≧-≦|  l ./   ヘ         耐久度とパワーは頼りないだろうけど、
  /   /ヘ ! /!__ー'_トi l / \  ヘ         そのボディの俊敏性なら単分子ナイフ一本で
 /    iヽ 《ヘ | l/     l l /    \ ヘ          たいがいの警備ロボやミュータントに負けなでしょ!
./   ./  ≫ヾト`ー-‐_ニ| /ヘ     ハ ヘ


      / /          \ i            ぶっちゅけコレ甘やかしすぎでござる。
     l/   l   ハ ヽ     `ー- ァ           あのねチンクちゃん。スカベンジャーも
  < ̄    _ r= tュ/ `x大‐- `ヽ <_           マーセナリーも、最初からこんな装備もってる
 、_ >'  /,≠气ミ   シ斤dヽ`ー、-`‐\            人なんてほとんど居ないのよぉ。 ※稀によくある
  > -==-イ マ {::::::リ }={ {:::::リマ.ri ̄   ` 、
/     lヾ 弋以 / ヽ弋ソ///       `rャ-'     ましてや戦闘用の義体持ちなんてチートよチート。
       ヾ_ヘ`ー‐ ´_ ' ,`ー‐' b'     ___//        チーターマンとか言われるレベルよアナタ。
、____   ゚ヽ       /-‐  ̄    ~ヽ .ト        (豹柄タイツとか着てくれないかしら……。)
   ャ―‐‐ヽ`ヽ´iヽ、    ィ::::::::≦、_      }ノ `
 > ̄::::::::::::::::::::::F= l`´lr"|::::::::::::::::::´―ァ
41 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:03:40 ID:yQvRoWU.0

                     .______________
 r―‐y  ____,             |}‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐{|
 l (三三}(0)_l              |}                        {|
 ゙ー‐:'__}__{_____.         |}.   夢がもりもりテンコもり    {|
  . _|00000000000|_       |}                      S:正直、盛りすぎだよね。
  |___________|.       |}‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐{|  ついモリモリ体操しちゃうくらい。
  ||| ゚        .:|   r―yi . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |||      °(O)|ニニll=[0]'
  |||           ..::|   | ll:|                    Q:出立はどうするぅ? 明日にするぅ?
. [(ニ|::||         ..::゙|   | ll:|                       誕生日会とかお別れの挨拶会とか
  |||           ..|   | ll:|                        どうしようって考えてたんだけどぉ。
  |||  .      .   |   | ll:|                 ___
  |||゚。       ::(O)|ニニll=[0]===:r―y       __夜// ̄ /. <いや、挨拶は家族達だけにして、
  |||.           ,|   | ll:|   |ll |  _   ./il・∀/__ /    .今日中にキイの市街へ出る。
  |||      。゚  ゙|   | ll:|=O .|ll |  [_~] / {ニ=====|,     ..父さんは今から私のチェックとメンテを、
  { ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}  | ll:|_ |ll__|  ||_||__`|| ̄| ̄ ̄ ̄|       クアットロ姉は荷物整理を頼む。
_...|二二二二二二__:(((ニニ))ニ)_l_]二)_.]==|!_l|_|l|二|二二二|_____.それでさっき私を弄った件はチャラだ。
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/.SQ:このお強請り上手の甘えん坊さんっ!
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―
/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―/―
42 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:04:17 ID:yQvRoWU.0
   ┌──────────────────────────────── ── ─
   └────────────────────────── ── ─
   ┌──────────────────── ── ─
   └──────────── ── ─
   ┌──────── ── ─
   └── ── ─
43 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:11:46 ID:yQvRoWU.0

: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : <ウーノ姉、泣いてたなぁ……。
: : :   . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :  : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 当面の生活費だってお金くれて。
. . : : . .  . : .   : : : : : : : : : : : . . . . : : : : : : : . : . : : : :   : . : : : : : : : : : : : : : :
  :  : : : : : .    . : : : : : : : : : : : : : : : :    . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
                  :  : : : : : : : : : : : :   : : : : : :   : : : : : :  : : : : <ドゥーエ姉は笑ってたけど
                                :  : : : . . . . .         手ぇ震えてたしなぁ。
                               ...:::::::::::::::::......................: : : :     ヴェロッサのやつ、
::.._   _____ ........              ...  ......:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::      今頃八つ当たりされてるかな。
::::::::::::::|    |:::┌────┐:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
ミ、::::::::|    |:::::|  キ イ   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...............:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
。 `丶| ...::|:::::|Welcome kii|:::::::::::::::::::::::::::, --‐=≠≦≠±;ivl.:ヾ,、__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,. < やっぱり連絡ぐらいは
_ ゙  |__|:::└┬──┬┘ミ≧王W´M_., :.., " :.., :.;,,, ;, ナ:: ;<;,,:.,,,: ̄千;,,<:._/    定期的にいれないとだな。
. :_   || || べy. |_^V/,_○<チ《 . 。  . ̄`^⌒^´`^゙¨ ̄` 《:,,+:.,,;:.|;,ミヾ;,\
 ., ^<iコトイ,、_,,_ |_r<__; |;/.V/M`   。 ` :.  ・  ゚ ¨ ..  >ヾ\ヽ\V/
,。__;:-L:;.,_~:.:_ ≫ - " ̄ . / 。 ` ’  _  ;,  ・   ”  ゞヾVゞヾ《ヾゝゞ
  -  ~  .  :  : `‘   '  _  ;,  ;.  ・  "  :. :イヾ\\Vゞヾ《巛\
;,   `  *   "   ゚   ;,   .    _     ;l  , チミ<へ׉\ハ}V
    `    :.  .   。   +    "   :;.  , <ヾへ`\巛ぐヘイゞ\ハ、
  ; :..  :.^  ;  `  ’ /    ゙゚  *  -  《ミ\ヾ\kへイんヾ<\ゞ、ヾ
。   `  *  .:  '  "  ゙  +* . ゚ ゙ 。 ^ ゞヾぐ巛ヾ\Wミマへ` <、 ヾ

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
SYSTEM :     チンクの旅立ち    .┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

昼を少し過ぎた頃、市街へと続く道を一人で歩む。
送っていこうかという自警団仲間の申し出をチンクは断った。
父と姉は、すでに独立して身を立てるには過分な能力がある、という。
世間の程度、人の基準、多くを知らない自分は己の分際を知らない。
自分は甘えていのだ。――ならば、ここから先はまず己の力のみを頼みとしよう、と。
44 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:12:49 ID:yQvRoWU.0
     .:....   :. :. .... ..                                     ..  . . ..   .. . ...
.,_                  .,.;:;::'''""""''''''''"''''"'''''''''''''''':;:;:'''""''''"":;:;''"'';:;,.,.,    "":::::::::.
'"                  _...:;;:''"                    ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,...,,,,,,,
.,;: _...                .,.,;:;:;:,.,.,_                ,,,......,,,,,;:;''"''':::..
                 .....,,,,,;:;'''"'''"               ....,,_,,,...;:;::''""''''"
          ,.,;:;:;:;:;'''""""""              ...,,,;:;;:;,,,..;:.;:;;:;;::''""
       .,;:,.'""                         <トーレ姉がなー、きっと照れくさいとか、
   .....   "''''''""""""''''';:;:;,.,_,.              .....そんな理由で居なかったんだろうなぁ。
     .,,.,;:;:;:;;:'""''''''''''''''""""    :::::::::;;;;;;;;;;;''''''"""'''""" どうせどっかから見送ってくれてるんだろうけど
':.,  …'"   "''':;:,.,,.,..,.,.,.,.  __.,.,.;:'"';:,.__,  ""''''''''':::::......"""''''.顔くらい見せてくれても良かったんじゃないかなぁ。
::'    .,;:'""""""""""'''''""""""      """"''''''''''':::::::::;;;;,,,,,....._             """
    ;:,.,.,.,...._                      、、_....,,__,,,..::::;;;;;;;;;,,,,.....        ....... 、、、、、.,;:'''"""""''

  ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,           ,,,,,,,,            ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
''' :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.彡爻爻乂爻ミx,,,v、:.:.:.:.从从爻爻从从'''''''''.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.从爻彡从从乂爻爻ミ,,,,,从,,,,,,,
刈笠辷沙几; ; 爻; ; ; ; ; ; ; ; ; 爻彡 ― ァミ从爻爻乂廾爻爻爻ミx ̄\'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'_'
; ; ; ; ; [】 ; ; ; ; ; ; ; ; 圭 尢彡彳彡::::::::/; ; ;   ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
; ; ; ; ; [] ; ; ; ; ; ; ; 彡彳:::::::::::::::::::.[】彳; ; ; ; ;    ' ' ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
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…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
SYSTEM :   チンクの旅立ち     ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

5歳のとき、身体がミュータント化して両親に山へ捨てられた。名前と、思い出と、人間であることを捨てた。
5年前まで独りで山を駆け、生きるために多くのモノを襲い、闘い、奪って生きた。力を得たが、それだけだった。
5年間――皆に色々と教えて貰った。叱られたり誉められたり、助けてもらったし頼られもした。多くを与えられた。
こうして一歩ごと遠ざかる故郷を背に、一人だけの道を歩き、ようやくそれを知る。

なるほど、家族の言う通り、自分はまだ子供だった。――だからこそ大人になりたい。強くなりたい。
45 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:14:39 ID:yQvRoWU.0

              ァ´ ̄ ̄ ̄`ー―┐___
          , イ /          l  ヘ        ずいぶん独り言が多い。
         /  l /     //l    / ヾ ヘ           喉と舌の使い方も忘れていた獣が
         /  /   `>/< .l,イ  /   l  ヽ         すっかりと人間らしくなったものだ。
        .l   l   /マエlヾ ./ ∠_,   l  .ト ヽ
         l   l  /      /イtzヽl`   l ト .l ヽ|       だが日常において今の感傷を忘れるな。
         l ヽ {  .l    /   / ,l // l l  .|            獣ではなく人でありたいなら。
         .l  `|\{      '  // リ/ l/            そして戦場には決してその弱さを持ち込むな。
          }ヘ | |>    ̄`  ,イ ノ //  '                  生きて強くなりたいのなら。
      _    V| l\    , イ .l  ´
  ./ ̄   ̄\-[=l l== ーイ  l l
 ./         l `l l   `ー'´| / /
. /          l  `{`ー--- =7./< ̄` 、
. {          ト<´ヽ、__ Ⅲ/'〕  ヽ    \
 l          /⊥ `ー-、\ ̄  `Y「     ∧
 ∨        /.|  ヽ    `ヾ ,--―ヽ、_ n__」
  ∨      / .|   l>´`ー⊥__  /二ユヽ
   \ー--‐´  .|   \        ` <ニ ユ、ヽ

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
SYSTEM :   チンクの旅立ち     ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

生身のままなら成長して手にしただろう肉体。今の義体はかつての体より遥かに劣る。
義体化したために弱体化してしまった能力。見る影もないほど衰えた、本来の力を取り戻す。
人の中で暮らして鈍り続けた心の頑強さと鋭さ。獣が爪を研ぐように己が野性を磨き直す。
家族から学んだ人間が持つ多種多様な技術。かつての自分を討ち破った人間の強さも欲しい。

金を稼ぐだけでは物足りない。心が満たされるまで貪欲に力を求めよう。
46 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:18:17 ID:yQvRoWU.0

      /://::::/::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::l  l:::::::::::::::::::::::::::::',
    /::::/:::/::::/:::::::::::イ:i::::::ト:::i:::::::::::::::├┤:::::::::::::::::::::::::::::l
   /:::::/::::/:::::l::::::::::::/|:|::::::l ヽL::::::::::::::|::::ト、::::::::::::::::::::::::::::l  おまえには私達の教えられる限りを教え、与えた。
  /::;ィ:::::/::::::::l::::::::::l l|!/|´ .|:::::::::::::::l:::::l、ヽ::::::::::::::::::::::::l     人間の利点、戦士の術利、繋がりがもたらす心強さ。
  // /:::::l::::::::::::l::::::::l  >ヘ_」ャ l:::::::::::::::l:::::l } l::::::::::::::::::::::l       他の欲しいものは自分で掴み取れ。野生を取り戻せ。
 l/ l:::::/|:::::/::::::l:::::::|_/ィjム/ l::::::::::::::l::::::l /::::::::::::::::::::::l
 {  l::::/ l:::::l::::::::ヘ:::::|  ´   /:::/::::::/::::::レi:::::::::::::::::::::::::l         義体の力は、生かすも殺すもランナー次第。
   l:/ l::::i|::::/:::::ヽ:|    //::;イイ:::::::l l::::::、::::::::::::::::{           思うがままに駆け抜けて来るがいいさ。
   l{  l:::l|:::|:::::/`   /; '´/' l:::::::l  l{\{\::::::::l:::ヽ      ,イ  ,イ  ,イ,イ
      l::l v!:::::`ー、  _  ̄ ヘ l:::::::l   -_ニニ\:::ト{\l  __/.ム_/./  レ'レ'
       l{  l::::::::| `i_ー’   \ >レ-‐´=― 、:.:.:.:.\{l  ` ヽ=, ,.--., .二7
         ヘ::::|  ヽ    /: : : : : : : : : : : : ヾ 、.:.:.l   .../″ .//
          ヘ|   ヽ__/: : : : : : : : : : : : : : : ヽ `、ヘ     ..//
                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : l \\    ./´   ,イ,イ ,イ
               /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l   >ヾ、     ..レレ //
                                               /'
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
SYSTEM :     チンクの旅立ち    .┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

5年の雌伏を破り、獣は再び野に放たれた。
大雷怨の名でキイ周域を怖れさせた賞金首の半ミュータントが義体の力で走り出す。
首輪は着けたしハウスも得たが、牙と爪は抜かれておらず、研ぎ直す気一杯の力に飢えたケモノが一匹。

走り出した野性の向かう先は――今は誰にもわからない。
47 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:19:20 ID:yQvRoWU.0

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... ...    ..::     . .. . ..             <ようやくキイが見えたか。今から組合いって間に合うかな。
 .:::: .. . .... .. ..   . ...  ...    ..::          . .. . .. ..   . .           . ..     . ... .. .
  .. .. ..   . ...                       . .. .            .. :... ..
..   .
... ...    ..:  :      . .. .
 .::  :: .. . .... .. ..   . ...     ...    ..  ::      <間に合っても仕事を始めるのは明日からだな。
  .. .. ..   . ...                 ...     . .. ..   移動で時間を食ったし。宿探しから始めよう……。
..   .
... ...    ..:  :      . .. . ..
                                                    ,,,
                                             _,,.-ー''''"゙゙"´゙''``'‐.、、.
___________________________________,,.--ー''''''"゙゙''"´``'''"´``'‐''"´ ... .. ..   . ... ...  ``'‐.、,,
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i;;ii:i;;i ̄|rニユ l |l i: i:二i, .;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;;:爿|:::.:....;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;:;;::::.:....;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;:;;::::.:....;';':;:';'`.
二.ll.| . 二 ̄ ̄|=,ィ'⌒ニニエニニil]1lー-il]|_三rーilil ̄|─r‐┬||irr-、v冖v":;;;: : ;: ;: ;:  ; ::; : ;:; :; :  :: :; ":;;;: :
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韭|  |:::.. ..  |巫|il]il]|_三‐┬ lil「l ̄|i、_r lil「l韭l《fニニll ̄'' ;~'',;''゚ ;~'',;'', ;~,;''゚ ;~゚''゚ ;~'',;'',;''゚ ;~,;, ‐''"~ ̄~`''‐ ,.、
|  |l::;...;;.;.;ii:i韭lllll":;;;: : ;|韭韭|ニニエニニエニニエ : ;:;;';':;:';'::;:';'; ,. '':,.ィ;| ̄冂ilrーilil┬ li┬;:::;:;:;;::::,.‐':;ニ´ィ:爿ヱ;'::

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
SYSTEM :     チンクの旅立ち    .┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

ここから始まるのは、一人の少年が己の理想を追い求めて駆ける、成長の物語。

力を求め他者と競い、成果を持って矜持と誇りを掴み、争いの中で絆を得る。闘争の日誌。

強きを知り、弱きを知る。人間を知り、戦士を知り、獣を知る。世界を知る、探求の記録。
48 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:19:56 ID:yQvRoWU.0

       `---イl!/` ゙''ー..ニ 1  /_゙ 、                /       \ \ヽ   ヽ   ヽ.^l
                 ーミ//゙!_ヘl、              {  ./ / /   ! ト、 .ハ|   | / ,,/     ,_,,-ノ
                  _/ニ_../ニ‐/ヌヒー 、           |  | | ハ i! ト斗=}'≦|   |i     |___,,....-‐''ニニ‐
                  lレ!ニン‐   ヘ ー!'キ!ム 、      /...|  i! ハ| Ⅶ1.斗笊犲|   |⌒ヽ |....-‐'‐''┘
          _..-''l  _/ナ'ニ-'"       ゛''''''‐ー-_ ン、   /./.| ョf≧.く jル' .之ク |   |)リ ノ |
        _/''ン│'ト''ニン‐                 l.ヘ  l ノ |  ハ::::::::}'       |   |イ   |
   _,,-  -ニ/ l-‐''´              ......._;:-....__〉 ̄ ー...|  |小:;イ       |   ||  i!
..-‐'''゙゙ニニニノ/'´                  _//''"   ゙┐    /.|    人` -―    |   ||  ||
..-‐''"       .l ニニ┐      ,,..-    ,'ナイ    _ノ./\   '!...|    { 个     ...::「|   |ゝ、_ 从
          _l ! '/l   ..---ニ_」.  ,lll./    </ ,,,l ,l /‐..|    | |  `¨´「ハ::|/  ///⌒ヾ
         /  1 l^ヘ‐ニ‐''"     ゙‐┴‐    /'ン'´  「:!∩ ./ )  .! !    |ゝr/  / /
      _/ワ''ー''  ''''''''              /ノ''     ./| | / /   | |   r〃,リ/  ,イ /       }
     ニ┘ /               /--  ン'/     《_r::i「`i从∩ | i! /テ"./イ /::」 {         ハ
  _.../ ,│l           ...... 、 '!.|゙ーニ:lニ/       「|〈::〈:::::{_ ,「::i | 从///::::::/´ニ.| |〈 }___ / i.._
‐''^ン  /ワ1│         │  1.ノイ         イ|.{:{:::::::::::::::`:::::j.|/' .i//≦斗<::::∧∨「____〉 |..ニ'
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       〕 !              l イl l,゙      ./   . У´: : : :,ヘ  j:|||:::-=孑::´:::::::::::|-――-ミ| |  ..ヘ   l
      │l             /_l!'''、'、     ,l ,// {.〈∩: : : : : : :{^<|!::::::::::}::::::::::::::::::〉´ ̄`ヽノ ,リ  ....lヘ
      / !        --_.-''ニ-'´  '、'、    イ 〈   ...,Lィr つ_: : :|   `  ー-  _::::{     }.〃    1  、
    -/^/     ,,....---'ニフ''"     l │    l  ヘ  .....Ⅵ「::i/¨Yュハ._          ヽ     | ||        .\
    / l   _-‐''ニ..-‐"´         l 〉     1  '、    `└L:::」:::}/{::{{{≧:...             /.从        .l
   //    ''、'l             /'l     :!  .|'   1゙.  \二__r┴<_:`::ト_    ___/ /
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49 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:20:29 ID:yQvRoWU.0
    __       __       _    __ __  ___  _    _      __     ___   __
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    \///\. |/// |  ̄   |/∧    、 |///|.|///| |///// | l ////////| |'///,|  ̄  |///// | |//r¬/<
.   l777l∨/∧ |/// | !777l |///≧ァ'7{ |///|」///| |///| ̄  |///|∨///| |'///,|「777l |///| ̄  |//| .|//∧
.   |///∪///| ∨//∪///! !///「|///| ∨////// . |///|_  |///| .∨//| ∨//∪///| |///|_  |/i「  |」^l/|
   \'/////  \///_/  |///| l///|.  ∨////   |/////_| |///|  ∨/|   \//l¨℡」 |///rf℡ T」   _|/|
     ̄ ̄       ̄      ̄   ̄    ̄ ̄     ̄ ̄ ̄    ̄     ̄      ̄       ̄            ̄
                        チンクは大人の男になりたいのです
50 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:20:58 ID:yQvRoWU.0

― -_ ̄― -_ ̄― -_ ̄― -_-_ ̄ ̄― -_ ̄― ― -_ ̄― -_ ̄― -_ ̄― -_ ̄
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―
 ___―===―___   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ― ̄―‐―― ___
 ̄――――    ==  ̄ ̄ ̄ ̄_――_━ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―=‐―
 ___―===―___   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄ ̄―‐―― ___
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___ =―    ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―
 ̄___ ̄―===━___ ̄―  ==  ̄ ̄ ̄  ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
  ___―===―_―    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄ ̄―‐―― ___
  ――――    ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ―― __――_━ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―=
51 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:21:15 ID:yQvRoWU.0
                             `
                              \ ,,_人、ノヽ
                               )ヽ    (
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - <       >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                               )     て
                              /^⌒`Y´^\
52 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:24:20 ID:yQvRoWU.0


                n__ o.   _     __n__ o        . _
                | r‐┘   └┘/7  └ォ r┘  ___  └┘/7
                  ∟ニコ    <ノ   <八八>  ゛―――'   <ノ

                       ※あってんしょん!※

     この投下は◆IL/7VRqS7E氏の「やる夫はスカベンジャーのようです」の世界観を、
     無断でお借りして行われました。初っ端からAAズタズタ文字抜けだらけや! そんな二次創作モドキ。
     であるため、いろいろな齟齬、設定ミスも雲霞のごとく発生したと思われます。したよ。
     てきとーこいたらすぐ消えますので、あらかじめご了承してください。しなさい。してよ。
53 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:25:38 ID:yQvRoWU.0
きっつー
いろいろときっつー
54 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 15:33:30 ID:yQvRoWU.0
            l丶           // l
             |\ヽ - ―‐ - ´ /  l
               /./        < \/
           / /   O    O ヽ ヽ
             /  l               l   l
          l  .l、    (_,、__)    l   l
            <l___l> 、        ∠|__ヽフ
            /   l   了 -   -‐''<" l     \
        /・   /   /       、丶 ヽ・ ・ ・\
         7・ ・/   / /|     人 ',  ヽl\l ̄
         l/l/  __/ / .|     ヽl ', ',_   , - - 、
           〈_,/  |  _     ',_ ノ   l   /
                   l  ̄     ノ      l  {
                  l   ,- 丁 ̄l  \    l  ヽ
                  |  |  \ |    ヽ __/    }
                   / /\_  l ヽ         /
               {__/    } ヽ ` ー ― - - ‐´
                    ヽ__l
胃腸のあたりがズシンと重い こんな気分で頭抱えるの何度目かしら
     アタイ知ってる、後悔って言うのよ、いまの気持ち
55 : 名無しのやる夫だお [] 2014/03/30(日) 16:14:47 ID:6iZrMy4E0
今から始めるのか?
投下中は上げてもいいと思うが
56 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 16:23:10 ID:yQvRoWU.0
あらいらっしゃい 人が来るとかビックリよ 初めてのお客さんに乾杯

自分のダメさにもうちょい踏ん切りつけたらまた投下する
57 : 名無しのやる夫だお [sage] 2014/03/30(日) 16:55:29 ID:XBK7XDEs0
文章が読みにくいので行間空けたりAA1枚辺り3~5行ぐらいにした方がいいよ
58 : ◆ToVRCqC0oc [sage] 2014/03/30(日) 17:00:54 ID:yQvRoWU.0
文字詰め込みすぎかーやっぱりなー

うにこーど空白で誤字だしたりとか
そういうとこも含めて試してみないとワカランので
手探りまさぐりしながら試してきたいところ

もうちょ いじってみま
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