やる夫茶
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文明戦争 16:痴女捕獲。 4/2合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ＿＿＿＿へ＿ ＿,,,．．―---- ．､ __ ￣7爿「_￣K＞三乍ヽ､ _ ． r- ¨ / ヽ､ Ｏ `ｑ､ ・ f| | | | _ノ| ＼ﾆ＼ _ - ¨ / l ＼ Ｏ ＼ |.| |： | | ﾆ | ＼_,,＞… ¨ ¨/ ﾆ .l ＼ ０＼ ‥∴ 廴 |:-::://〓 ：＞ｰ' ¨ / ・・ ｒ六ﾌ | | ヽ ヽ _く__|＿//―''"//|¨ i＾i ノ＿＿__,, | / | | __ ﾞｉ, Ｏ Ｏ i、 ／/ ／ /¨￣ `i| |_| i＾| |く￣￣￣ |!' | | | ! / |__く├| |¨|~ﾕ亅 ｊ ヽ _ _ | | ＿＿＿,,,,,.....．．--'-------- ､ 」 二ニ―＼_ゝﾆ＝ﾉ | | ﾞ´`ﾞ | ¨ |＿＿＿__|ｒ''゛ ,.‐―――――――''''''ﾞ¨ |＿_| ＼|￣ ゝ＼＿＿_,, -‥_ ニニニ弌ニニﾆ＝―――'ﾞ ＼__＼＿＿}} ¨¨ ＼ ／￣／￣￣ ＼丁_ |.|!━ /￣ / ///. |.|| / / |亠|. |.|;|＿ / ノ |. | | .|.|;;;;//''¨￣ __」_」_|＿|/__ﾚ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 空を対空火器の火線が幾つも飛び交い、その密度は人間大の飛翔物ですらすり抜けるのが 困難な程である。その狭く切り取られた、飛ぶことすらままならぬ空を一人の少女が飛んでいた。 既に堕とされた二人の同型、一個飛行分隊の隊長をしていた個体だ。流石に感覚ドローン からでは見えないが、その首筋には刺青のような形で ２９ とプリントされている。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ クローンに費用はかからんだろうし、訓練の手間や実験であることを踏まえても二桁はそりゃ作るだろう 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ , -―- ―- 、 ／: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ /: : : : : : : /: : : : : /: : : : :／1;l: : : :. ,:: : : : : : :./: ／: : /: : : ／ |:i: : :.ヽ .l: : : :l : : /: ｲ: : : /: :.／ l:.ﾄ; : l: : .l: : : l : ,:／:/: : ｨ:＞く、 /;! l: :l: : l ; : : ﾚ:': : :/:／:; :/ ｀ゝ" /;ムｨ: /:ｨ:! ,:／l: : : /个:.j:/cｨ≠ミ ／ l;ｲ:/,ﾘ ∨:.l: : ;ｲi{,|:从! ´ ｨｪ,ｲ:,/ ″ l: :.|: /:.ゝ |! j 〃 ﾉ: : l : :|_:」 ゝ , -､ j′ /:: : : :l: :.|V ＞､ ( ﾉ ／ ./: : : : : l: :.| ＼ /≧ ､ｬ:1´ . /:ｨ: : : : ∧:.| ｀7l / ,ﾍ,: :斗‐≠ヽ /:/,: : ;＞' '; l /｜l / ヽ: :| / ' , : ; x ´. ;:|ヽ/ .| ＼ 「￣ヾ:､ ﾊ ヽ ﾘ > ヽ、 }:l l ＼ { j |ハ L ー―-ヽ_ ＼ , / ﾉ > } ＼{ 〃 { ゝ ＼ | | / ∧ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 益々狭くなる、かつては無限で果てが無いと思われた空は今や旋回するのにも苦労する程 の広さでしか自由を与えてくれず、両脇を固めていた姉妹は肉片すら回収出来ない程の ダメージを負わされて空に散った。 便宜的に彼女を２９番と呼称するが、彼女は適正が高く、故に飛行分隊長を務める比較的 優秀な個体であった。泣きじゃくりかけながらも必死でミサイルを避け、火線を躱す。それでも 執拗に科学文明の命無き戦闘機達はそんな彼女をあざ笑うかの如く追いすがり、まるで 溺るる犬に石でも投げつけるかのようにミサイルや機銃を投じ続ける ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ……頑張るなぁ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ そんな意味の無い足掻きを眺むるのは司令室にて座する男だ。その目は特に何の感慨も 宿さぬままに、サインフレームに映される感覚補助ドローンから転送される映像を観察して いた。殆ど詰みの状況にある王将が何処まで粘るのか、最早事態は単なる敵の無駄な足掻き を暇そうに眺めるだけとなっている。 だが、結果は予測していた物とは少し違った ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ !: : i:/: : : : :/:/ 'ﾊ ∨ﾍ: : : :i:ﾄ: :.:|: :, ∨ｲ: : : : :/:ﾑ 'ﾊ ∨',: : :ﾊ:ヽ: |: :;' >: :ｲ: : :7:/ ￣ ｀' ',｀ー―‐-､: : : :ハ!:|i:ﾘ ｲ: /ｨ: : /i'L -示､ ヽｰ=-､_ ヽﾄ: : i: :ﾘ:ｲ あっ…… i:./ ｲ: :∧ ｲ心 ｀ ^' 仍ﾊ ｀ ﾑ 〉:ﾄ､i: ﾊ |ハ |:.∧ ｀ 乂歹 ﾋ歹 ﾉ ハ;' ト┴. -. _ ' '|:'､ﾍ /' ノ'ﾉ＝＝=== ﾆ､＞.､ , ｨ:!';;;iﾊ i, ,'_／/ 〃/. . . ヽ ,-ｒ ≦ " |;;;;ﾊ::'､ ,. ﾊ: :.L＿＿＿_〃/. . . . . . {. |i´ ,ﾊ;;;;;;', : ヽ r -‐､ ／. .i: : 7.￣.￣.￣ ./. . . . . . . . }. ﾄー＝‐ﾍ;;;;;ﾊ: : : i＞ ￣ , ィ. ´./^v! : i. . . . . . . . /. . . . . . . . . |. iヽ. . . . . .∨;;i: : : ﾄ ヽ.＞ｰ＜へ . /∨ｲ: :ﾘ. . . . . . . /. . . . ／. . . . !. ﾊﾍ. . . . . .∨;| : : |. >､/. ﾍﾆﾆK∧ﾍ/ . |: :,'. . . . . . . i. . . ／. . . . . .{. . ﾍ. .∨. . . . ヽ|: : :|;ﾍ.∧三/∧ﾋﾐへ､ /.|: ;. . . . . . . .|. . '. . . . . . . . ﾍ. . . ' ,. ヽ. . . . . |: :.:|;;;;;ヽ . /:/.||ﾍ:ﾊ. . ｀: :|:i. . . . . . . . ',. . . . . . . . . . ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 彼女はあらん限りの技量を用いて、何とか離脱しようと目論んでいた。とはいえ、普通に やっては航路は制限されており、少しでも速度を落として進路を逸らそう物ならば容赦無く 凄まじい速度で飛翔するミサイルに叩き落とされるのがオチだ。そこで彼女は少し変則的な、 彼女達だからこそ出来る機動を見せた。 既に物理的な質量を得ているのでは無いかと勘違いする程の圧搾光砲機銃で作られた壁、 その直前にて前屈をするように身を屈めると同時に足を捻り、何とその場で殆ど完璧な 鋭角180°反転を見せたのである。芸術的な動きと言えた……が、やはり敵の方が一枚 上手である。反転した一瞬の隙に、脚部の飛行ユニットに弾丸が掠めた ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 捕獲（鹵獲？）出来るかもｗ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ／ ￣｀Y´￣ ＼ , -‐ ´ ＿ ＿ ヽ- ､ {＿_ ィ ´:::::::::::::::::::::::::::::::::＜--＜ γ´ _／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＿_＞ ＞´/::::::::::::::γ::::∧∧:::::::',:::::::::::::::‘，ト ． . ＞´ ／ ,ｲ:::/:::,'::::::::l ;::::::::',::::',::::',::::::ヽ ト ． ／ ／,ｲ ,:':::::/:::::!i:::::ﾄ:{ }:i!::::::}:::::',:: ',:::::::::ゝ､ ト _ 敵、墜ちます……が、生命反応 . ／ ,ｲ／:::ｲ:::::/i:-‐| !-:}.ﾘ ﾘﾋ＝!‐-ﾄ､从::::',:::::::､ / 健在 ヽ /: :::::::{::::ﾊ:i::ｨ芹示ミ ｨfﾁ芹ﾐ ﾘ:::∨ﾑ｀ヽ} ノ 〉 /ｲ:::::::::｀`::ﾊ 込沙 込沙 ./:∨:ヽ::::ヽ ヽ 脚部のフライトユニットのみが / {/ｲ::::::::::::::ifﾊ 〈 .i:::::::::::ヽﾑ∨ / 壊れたのかと ￣ヽ{ |:::::::::::::::＼ゝ r'／:::::::::: ::|:::! j／ |::::::::::::::::::::::::::. _ _ .:::::::::::::::::::ｲ}/!ﾉ_/ ﾘ{_:::::::::::::∧:::::::.. .:::::::::::::::::::/!ﾉ ヽヽγ_ヽ::ﾄ个 ､ , イ::::::γ ヽ{ ＞―-- ＜ {´ ｀, _」‐-.｀_´-‐i从{´!r'¨` } _ ,,,.... ＿ . , -‐ -‐= ､ ヽ γ ¨ '' ‐-＜r‐=＝＝―=ニ/／ -‐─ = _｀ﾞ＜ { イ＼ ｀ヽ／〃 ＼イ ／圭ヽ､} ,x≦圭圭圭ム_ / .// ヽ_＿_ イ圭圭圭心､ {圭圭圭ﾐﾑ ｀¨,' l i ﾑ ¨''''7圭圭圭心､ |圭圭圭圭ﾑ { l i } /圭圭圭圭ミi |圭圭圭圭圭ヽ ∧ ', ', ＿＿＿＿ l ,ｲ圭圭圭圭圭,' ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 掠めた弾丸が脚部ユニットを破壊し、黒煙が噴き上がる。そして、彼女は推力と揚力の 大半を失って、緩やかな機動を描きながら地面へと落ち始めた。 神崎が軌道計算するに、あの調子だと勢いの減衰が地表に到達するまでに何とか間に合い、 落下して木っ端微塵になるという事はないらしい。とはいえ、敵の最新鋭兵器、もしくはエース 級の何かだ。確保しておいて損はするまい ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ありがたい ゾンビも捕獲推奨だな！ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /ヽ、,､ _人/ヽ'´ゝ､_,､__ _ _ _ _ __,､,､／｀yヽﾉ＼,ﾍヘ'ゝ/ゝУヾуヽへ'´Vゝ'^ヽ､,_,､__ _ _ ーー─'────────'ｰｰ────'ー──'ー──'ー──'ｰｰ个~^ｨ~⌒ｨ~~^~~ヾ^~ _ _, _ __,, ,,,, ,, ,,,, ＿,, ,,, ﾞ"个彳个^~ｨ~ ^^~ ＿,, , ,,_ _ _,, ､＿,, _, ﾞ"~イｱ~ ^^~ ~ _,, _,, __,, _, _ _,,, 个チ ~~ ﾞ _,, _,, _,,_,, _,, _ _ _,, ､,＿,, ｀ﾞ"~彳`" _ __,, _,, ,, _,, __ _, _ _,,, ､,, _ __,,, ﾞ~^ _ _,, _ __,, ,,,, ,, _,, __ ､,, , ,, ､_,, _ _,, _,,_,, ,,_ , ＠ , ,, ､, ,,,, _ _ ,, ,,ψ_ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 一方その頃、無数の輸送艦を護るように展開し、幾重に相互干渉しながら防護力場を展開 した護衛艦隊の上でも修羅場が繰り広げられていた。 無数の戦闘機と足に大きな飛行機械を付けた少女達が絡み合うような機動で飛び交い、 激しい戦闘を繰り広げている。気味の悪い機動や、不視認状態での背面攻撃、時折魔法 文明のエースからしか受けた事のない攻撃に、対科学文明仕様のAIを積んだ戦闘機達は 僅かずつながら堕とされていった。 とはいえ、敵も輸送艦隊には全く近づけないで居る。分厚い防御フィールドに、護衛空母である 淀川が絶え間なく吐き出し続ける短距離対空ミサイルの雨。そして、フィールドの厚さから 自分達が持っている魔力障壁を被甲させて貫通力を高めた機銃も届きはしない。 墜ちはしないが勝てもしない、彼女達からすると泥沼の戦場が展開されていた。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ くっ……流石にキツイかな ,r‐､ ／ ＼ |ﾞ''i ヾ;::/ ヽf::::l _,,, -‐､ ｿ ./ ﾞ,'::ﾉ／: : : : :/ __// / ／ , i ,イ | l::::ヽヽ::::::x' /::|,' /./‐､'" /".／.人ヽ, i l::::::::i l:::ヾ r''｀`'''=‐‐-= .... /:;:;/.／l/l伐ヽ l／_'"___,,ヽ| ﾞｖ::::::::::l,' ﾉ ,, ,, /:;:;,r'''':;:;:;:;:;:;:;:;:;｀｀ﾞﾞ'''=‐-:::::!_ゞ' , ﾞ-‐=､ .〉 /::::l:::ノ ヽ' ,, ''ﾞ ﾞ " '' ,, | f´:;f''':;:;:;:;,,,=r::´;:;:;:;:;:;::::::r‐:::::::｀`ﾞi /ﾍ /::::/'" " '' ,, l _,,＞'";:;:;:;:;:＞i;:;:;:::::::::::::::::;:;:;:;:;》_,, ‐7"´:::::::::::/ ,, ". ' . :.:.:.:.:::::::::::::::;;;;;;;;;;:::::::::::::;;;;;;;;;;/ﾞ=;;;; ／:::::::::;;;;;/ ,, ,,' . . : : : : : : ::::::r'- ｀ﾞi‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;/､_,x'":::::::::;;;;／ ,,｀ . : . : . :. : .:.:.:.:.:.:::::::／,,x ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::;;;;:'" "'' ‐ -; . : : : :.:.:.:.:::::/='‐''＜::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;／ . : : ; : : : :.:.:.:.:.:/ `'`ﾞ'‐-:::;;;;;;;;;;;;;;,x'" . .: : : : :.:.:.:.:/ ｀`"''" : . . : : : :.:.._ノ :. . : : : :./,, '' " ,, : . . . : : :/, '' ,,'' : . . . . :.:/ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 二つのユニットの方向を足の可動範囲に任せて変更し、戦闘機からしてはあり得ない機動を 描いて旋回した一人の少女が大型の機銃弾を一機の鳳仙花に叩き込んで火の玉に変えた。 部品を撒き散らしながら墜ちていき、最後にはダメージリポートを発信しながら自壊していく 戦闘機を見つつ、少女は呟いた。 彼女は第908艦隊が足止めをしたのとは別の型のクローンであり、首筋には５２との刺青が プリントされていた。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ お値段は不明だけどちょっと痛い対空地雷とかって感じになるんかな？ こっちは捕獲する余裕なさそうだからそのままお陀仏か 南無 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ {| || }|:::::::::::／ ヽ ヽ::::::::::::::/|} i {| .|| .i i} |l:::::::/ ∧ | l ＼:::::::/{||| |i .{i |} |}／ !ヽ::/ ./ | iヽ .i ヽ:/ | ＼.|} |} {i／.|} /,´ i | .l . l 丶 | ヽ {|＼ｉｉ ∩.|i .j | i | i i . | ヾ } ヽ |丶 .＼ ! |} ∩ ∪ i}. i , | i ! | i ヽ .| i ヽ {! ,∪ |} |/ / | | ,i i / i.l | ヽ. 丶 ij ! / | --|ｰｰー l ! |/. 一ｰｰﾘ- i | 人} ゝ .! /∧ |＼| ﾘ { / ﾘ | ヽヽ l / | ／＼ﾘ ＜これ以上ジャミング飛ばせないよ……＞ ! ヽ | ＼| -=＝'^ ^'＝=- ,´ ..i／ .ヽ / | ヽ / ヽ 丶 / i i ｀、 、 / | i i | | l｀、 . __ ノ | l＼ } l. 人 .| ヽ ｀ , ´ / i . i ＼j i | i ! 丶＼ i｀ ._ .i /|／|/ リ ﾘ ＼| ﾘ ﾘ ＼ l {|} l ／ ／ {|} ヽ、 , ii´ {|} ｀ iiヽ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ そして、周囲を飛ぶ少女達の型にもバラツキがあった。何やら謎の仮想反射軸を展開して センサーに妨害をかけている型や、持っている機銃の型と容姿が違う物。それぞれ動きに 個性があり、どうやら別個体から精製されたクローンが幾つも含まれているようだ。 役割分担がしっかりと成されており、効率的に攻撃を行おうという努力が見えるこちらの 飛行隊と対比して……２９番が指揮していたのは単一型のみで編成された一個飛行分隊。 どうやら、本当に彼女の分隊は奇襲の為の捨て駒であったようだ。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ・・・じゃあなの破産とかマミさんとかが ゲスト出演しててもいいよね？ ね？ 破産さんは魔法文明のエースとして普通にいそうだけどなｗ 人間だと誰が決めたと言うのだ。神かもしれんではないか その発想はなかった やはり天才か・・・ その発想は無かったわ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ . _ -'／イ/:::::::::／::::ｨ:::::::::::::::::::::::::::::r‐ ´ヽ , '´: : 〃: ｨ/::::/:::/::イ/:::ﾑ::´イ:::::::::::::::::ヽ,: : :ﾍ （＿ -‐ ´ /::::/::/ﾉー7/´7::::::::ﾊ:::::i::::i::::::::::}: : :ヽ {::/:ハ≧ノ /:::::/ﾉ i::ﾊ:::i::::/::ﾊ: : : ヽ i:i:/ i}杙心,/::ノﾚ _ﾘ＿V::/::ﾄ:ﾊ: : : :ヽ ー=＝≦二｀ ー - ､? 7 ゝｿ/／｀ﾗ宍气 /イ:::ﾊ::ﾊ: : : : } -､ ｀￣｀≦､＿_::::::::二八 , 弋ツﾉ i::::}ﾍくﾊ: : : :.i /:::ヽ､ ｀￣ﾞ ／へ ､ _ _ ﾂ::ﾉイ:ﾚヽ: : :.i -＜:::} /≧-´ ＼ヽ } _ ＜ﾁﾚ 〈/i::ヽ ゝ､ﾉ :::::::::｀ヽ､ _K ｀ー､__｀7升-─ ‐ｲﾄ, i::i::} ……くっ、帰投命令が出た！ ::::＞､:::::::｀‐-､_＿ _γ´ ＝=示t┴‐ ´ 八 i::i::i ＿＿:::::::::::::{|:::::::::/:{ ヽ＝==彡ｨi||´ヽ ┌‐┐ 〉 }:::ﾘ 口惜しいが一旦退くぞ！！ ＜|r＝=､,ｨ-ヽ､＿八 // ／イﾚ' ﾄ└‐┘／ヽ ﾉ}::/ ｀ヾ､ { yﾉ ヽ // 彡´ | ｨ⌒ ヾ＿〉､iﾉ ≧-､_＿_/ ／ｲ､ i ／ } ＿_ ｀ヽミ{ { ／／ ヽ rイ´ / ─-≧､_＿_＿|」／／ ヽ､＿ ノ´/ ｀ー─‐-ﾊ ヽ /ｨ──彡イ =爿ﾄ､ヽ 〈 ヽ // , ヘヽ , イ´ /:::::ヽ ヽ .／// ∧ ＼ ＞_'´ /::::::::::::ﾊ ﾍ . // / ヽо ヽ_ ｨ, '´rく ￣｀ー7─-- ､_ﾑ ﾍ // ヽ､ {| /⌒| ｀ー‐- ､} ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 指揮官型と思しき固体が何やら短波電文を飛ばすと、それぞれをかばい合うような編隊を 組んで急降下を始めた。どうやら地表すれすれまで下がり、人間大の大きさだからこそ 可能な文字通り這うような高度で撤退をするようだ。確かにそこまで低いと補足がし辛く 攻撃が当てにくい。そして、適当な所まで離れたらユニットの電源を切って隠れるなりするのだろう どうやら完全に此方を意識した戦法を確立させつつあるようだ。これは厄介……かもしれない ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ _,/_,T_｀ヽ､ r |.':::::,､,､:::::ヽ!ﾍ ﾉ/:l:::!:! |i:!::i::::｀ゝ } |::::!tｧ tｧヾ::::| { ｀!:::::! ' ,!::::|' ＿_ '､::::｀,ﾀ､_イ:!::ﾘ ＿＿_ /ー- ､Y':,ﾐ},}ﾐ｀ Y!_,/´,r― ｀i ……敵、索敵範囲外に離脱 ! ,.へ _/ .!<K,..| ヾ7/-t/=､ / V:::/ {_,人|´-ﾍr'´ Y::::::::::::!,/ 対人装備が無かったのが痛いですね {:::::i､_,| |/|! {ゝt.:ﾍ,(｀ヽ:::} Y:::::::{,,,.i |!,, ,,........ヽ:::::::::/ノ せめてミサイルの反応熱源が人間単位から使える |:::/ }＞'|!ェ=r＜,|__｀´ 信管の物であればよかったのですが ｀／-U,!|! | ii フ-､｀ヽ､ ,F=!_ｿ ! .|! | /ソ/､// /::>'::::T ｀ti､!,. イ｀T.|:::::＼ /:/:::::::ﾊ !| | !.|:::::::::::ヽ /_/::::::::::| !| | |:::::_:::::::｀､ ,/::::r-､::| ,:' | |:/ｸ|:::::::::ﾄ､ ,イヽ:::::ヾヾ| ,:' | ﾚ/::::::／ ,/ / /ゝ､二 ヾ| / | |ニ二-':::::ヽ / /:::::::/::::!::|:,!'. | |:::::::::::::::::ヽ::ヽ ! ,':::::::::::::::／::| | |:::::::::::::::::::::＼:! ヽ !::::::::::::イ::::::::| | .|::::::::::::::::::::::::::ヾ､ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 碌な戦果を上げられず、一個飛行分隊を失っただけの無様な撤退……に、映るやもしれんが、 しかし第445艦隊隷下第一分艦隊旗艦、護衛空母淀川の艦長である淀川は、戦闘機のみを 悪戯に堕とされ、敵を二人しかたたき落とせなかった事を惜しむような事を言う。感情は無い と言っているが、彼女らには個性のような物はある。 どうやら淀川は野心家、とでも言うべきか、戦果の数に固執する傾向があるようにみえた ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ,': : : :,': : :./.: : : :. :. :. :./ |: : :.i ', ',: : :.',.: : : : : :.ﾊ: : : :ﾍ.: : : :. :.∨ ,': : : :,' : : ,': : : : : : : : :.{ :|: : :.| ; :} : : :',: : ',: : : : ﾊ: : :.ﾊ.: : : :. :.:∨ ,ｲ: : :.:,': : :.;: : : : : :.――|＝ト._圦 ―} l―‐ |ヽ |.: : : :.ハ: : :ﾊ.: : : :. :. :.ヽ /: : : : ,': : : :i: : : : 从从: ::| Ⅵ＿ﾑ ﾚ'}＿__i }ﾉ从: : : :i!: : : :l: : : : : : : : /: : : : :.{.: : : :.ﾏ: : : : :.,ｨ行云≧ｭ､ ｨ禾示云≧ﾐ }__ ノ.: : : :.l: : : : : : : : ＿＿: : :.',: : : : :.ﾏﾆ-‐ヽ{ r////| r///乃 }ｱ /: : : : : : :l: : : : : : : : 次から一発くらい対飛行異族用の ｀` ．: : : : :.圦 之zz≦ ≧zz沙 /.: : : : : :. :.l: : :.ﾆ - 散弾ミサイルか広範囲気化 `｀＞x: : ∧ ,ｲ.: : : : : :.＞ ' ´ _ ミサイルでも積んで起きましょう ::::＼x≦二ヽ ヽ ヽ: :∧ ,ｲ: : : : : :／／ｨ ‐- .／:: :::::::::＼::::::::::::::ヽ ヽ ヽ: :', ,ｲ: : : : : :／ /ｲ:::::::::／:::::::: :::::::::::::::＼::::::::::::≧xヽ ヽ ', ,ｲ,ｲ/ : : ／ ,ｲ::::::::／::::::::::::::: ::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::ヽﾏﾑ ゝ ‘ ’ / / /: : ,ｲ /::::::::::/::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::ﾏ.ﾑ:.:个 ､ / /:.:.{ {/ ,ｲ::::::::::/::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::ﾏ ム:.:.:.个 ､ イ.,' ,':.:.:.:l./ ,ｲ::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::ﾏ }:.::.:} ＞ ､ , ＜ { {:.:.:.:./ ,ｲ::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::/ヽ:::::', .lニ7 l {-‐‐{ ,ｲ::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::: ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ そんな物騒な事を言いつつ、淀川は戦闘が終わった事を伝える為に通信用サインフレーム を展開し、第908に通信を繋げた………… ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ U , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ……凄い絵面だな ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi いや、まぁ合理的なのは分かるけど ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ それから数分後、やる夫はサインフレームに贈られてきた淀川の戦闘記録を見て、戦闘の 序盤と同じく嫌な汗を流していた。 年の頃１５～７、８と思しき少女が、下半身を隠す物は下着のようなもので、足にレシプロ機 の機首だけをもぎ取ってきたかのような機械を嵌めて飛んでいる様は非常にシュールだ。 彼の出身世界の出身国家で似たようなアニメがあったが、彼はそういう趣味は無かった事を 此処に記しておく。 よくぞまぁプロペラが干渉しないもんだなと感想を漏らすと、鹿角がそれに補足を入れた。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ＼//＞ｘ ＿_ ﾄ､ ト-- ､ ⌒Ｖ////＞ ､ |人 ｀ ＜ ////////////＼トﾐ/＞ ､ ｀ ー─=ミ //////＼}///∧ ＼r‐ミ/＞ﾍ＞=┴-ミr‐ｧ─-ミ {>─‐=≦＼_r─}し ´ ´ 7 ヽ、 ∨//////_,厶ア´ ／ /r 、 く ＼//≧=- ､{ / / / :/ /'ﾍ ヽ ＼ ＞─=ミ/∨ / { / :ｲ ′｜ | ﾄ ヽ /⌒>//// ′.′ { 仄¨⌒刈 :′ | | | ヽ__ｊ . /⌒>////, ′ :ｉ守示ミト ｊト{ //＾ｿ ｌ }ハ /⌒>//／ ｉ ｜ ｉ| トｎぅ 仏ヘ / ﾊ , ＼/＾ﾞく_,､＿/| ｜ ｉ| | {ｈ_ｊY＾ } } 至近距離にあるプロペラの干渉と言いましても…… { 、＿_,. トミト廴__ト{ ヽ ７ // / . 八 , | | ′ /⌒′ あれは恐らく揚力と航空力学では飛んでおりませんよ？ 丶 -=彡' | | ‘’ 人＿/ ｀ ‐--‐＜ | | ＼ ,.ｨ | ＿ | | ｀ ト イ |｜ ＞ ⌒>＼r‐=≦ | ﾄ､ :|: ｜| （ 人 ヽ ＿| |_ 〉 |:＿ ｜| ==ｧう ＞──＜⌒)ﾍ八 ∨77V〉 ∧ 人 ､ ｀ｰｧ′ ､ ア´ ＼ﾍ V///∧ 〉ーヘ マ ヽ ＿ { ヽ（ ﾍ V////〉{ ヽ＼} __＿＿＿__ . : ´ : : : : : : : : : : : `丶、 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ ∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. /: : :. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i ': : : : i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| ; : ;'^i: |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| |: :{ l: | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.l え？ そうなの？ |i: lヽl: | : : : : :｜: : : : : : : : : : : : : : : ; |i: |: :l: | : : : : :｜: : : : : : : : : : : : : : :; |i: |: :l: | : : : : :｜: : : : : : : : : : : : : : ' |i: |: :｢{| : : : : :｜: : : : : : :}: : : : : : ;′ 八:|: :|八: : : : :｜: : : : : : :} :.:/: :// ｒ＜ ￣￣ ヽ. _＼: : : |: : : : : : 八:/: :/: { / ヽ ヽ: :!:i: : : : :/Z/一'--ゝ.. _ / } )ﾍハハ/／ ∧ { ｜ { ＼ やる夫、思えた！！ｗ ＿,.ィ::::::／:::,::::::::,:/｀ l::::::::::::::::ヽー=- ､_ r '´ V::::::::/:::::::// |::::::::::::::::::::ヽ ｀＞ | ,ィ:::::::ヾ-､:/ T' |::::TT:::ヽ::::::ヽ ／ V //:::::::::::::_:{<TiiT TiiTヽ::::::::::::::::::::ミ-, /l,:':::/::::::{ ﾍ ￣ ￣ A:::::::::::::ヽ::::::/ 仮にも科学文明と名の付く場所から来た方が何を今更 ヽ!|/l::::::ヾヽ __ /ﾝ:::::::::::ヽ::>´ , - <､ヽ｀｀ヽ､:::::::i＼ ,.ィ:::::::､:::,. ―,r-,---､ /: : : : : ヽヽ /i｀ V!､｀ ´ ,.!:i´,. Y´ //: : : : ::ヽ ＿/_/: : : :| iヽ,! !―‐/__, >'´ |ー | ,.- ' 7: : : :ヽ:|__ ＿＿＿_＿,ﾉ:＝=!::::::,-:!ヽ, |ヽ, --,.}-｀ー―‐ ='---{_,/／ /:: :: :: ::|三=＞＿＿＿__ : : : : :: : : : :::://: : :ヽ-､:::::>'´ / / _二 ｀ヾ-､:: :: ::: :|:: ヽヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : ;|/: :_:ノ:::ヽ l ../..,':::::::::.´..- =:::....::::-::::-.... ヽ 7: ::: |:::::::|::}: : : : : : : : : : : :,:,-'´￣´｀'´ |: ::::::| | .::::|:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! |: : : ﾉー'´￣｀ヽ:: ::::::.. ￣ ｀ー､:Vi ､::::|::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉヽ'::, -'´ ￣￣ | ヽ_ヽ::ヽ,. ィ――- ､::::::::::::::::イ | ＿/／:::／:::::::::::; -一' ＿/、 |:_;／:::::::::::::/ ＿＿ ∠、ﾐ､｀Y.:::::::::::／二．-‐::::７ ／￣: : : : : 丶ヽ. {::::::::::::::´:::::::::::::::／ ヽ/: : :iﾄ: ヽ: : : ヽ Y´ヽ:::::::::::;: - ― ' i: :/::i' !ﾄ: ﾍi: : : :';}ヽ |::::/´〈彡'＼ |: :|: :! ,! +‐|::i: : : :| i ├┤＼ 〈彡' ＼ |: :L_ヽ ﾋT7::|: : : l ├┘: =:＼＿／ 人間の足に動力二つくっつけただけの物が l : :＿i ｀'ﾉ::ﾘ: : /__,～､:＿: ; :: :':ﾉ 空を飛ぶ訳ないじゃないですか ￣ 〈 〈/: : _/:|＼: : : : : : : :／ ｀‐、￣.! : :!＿_｀i二、´ 童話やメルヘェンじゃあるまいし ﾄ-イ|: : |, ⌒ ､ ,～´ ヽ /: ;{/ﾉ: :ﾉ(::~:`:.､.＿_ ） /／ (_,t-‐ｿ::::::::::::ヽ ＿{_ ．-‐'ニニ{ r'´:::::::::::::::::::::::.. ） ．´ ｛_}:::::::::::::::::::::::::::::::.._ﾉ i / :ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::.. !::........ ......::/ :/┴､:::::::::::::::::::::::::::::::::.. _ ゝ、::::::::／:／＿＿ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::::.. ／ } ,.r''´ フ | {_ ／ フ ∧. | r'' ／ ／￣ ィ {,,,j-!ｨ≦三} {__ノ´ / }=--y'^'':.＜ミ､ //¨｀ヽ ,.イ:.:.:.:':.:.:.:.:.:､:.:.:.ヽ!:､/:.廴/ / ヽ. ／.:/.:.:.:.:.i,;ヽ:.:.:.:.ヽ:.:.:.ヽ＼::::｀ヘ_ノ::i ｲ.:.:.:/.:.:.:.:.;.| ＼:.:.:.:＼:.:.:', ＼:::::::::::/.:i ヾi:.i:.:ﾊ:.ﾊ! ―-､:.:.ｲ:.:.:.:! ﾊ!:.:｀¨´:/:! そもそも物理法則が真面目に仕事をしていれば ゞ:.:ﾄ --､ 'r弋ﾘ i:.|:.:.:.:|V:.:.:.､__:.ノ:.:.| あんな無理な軌道変更を行った時点で既に 下', 弋! j/:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ 口から内蔵を吐き出しながら勝手に墜ちてくれています j:.:.ﾊ j ヾ:.:ノ､:.:.:.:.:.:.:.,,.イ ﾑ!:.}:.:ゝ. -- ..ｲ:.:.!_｀￣￣´／⌒ヽ 恐らく、我々の半重力ユニットの廉価版…… ｀￣ !＞- .イ |:.:.|ノ７≦-､::､／{´ ／￣ /:.:.:!:/! j .|:.:.|_ノｰ､__ﾉ:::::', ゝ-､ 抗重力ユニットのような何かを使っているのでしょう 乙―/:.:.:/::{ !_ノ ,:.:.:;:} {:::::::::::::', } 厂￣/:.:../ヽ::ヾ:::/:.:./ﾘ ヽ!::::::::::::::i ｰr-' { /:.:.:/ {≦彡:.:./ }､ }:::::::::::::| 乂 ）ﾆ/:.:./ ﾉ / /:.:/ } ､{:::::::::::::::! __ﾉ { /:.:.:/ 〈 { /:.:./ 人___ ｱ::::::::::::i { ゝ/:.:./ } /:.:./ //￣￣ヾ::::::::::::::',! _,/_,T_｀ヽ､ r |.':::::,､,､:::::ヽ!ﾍ ﾉ/:l:::!:! |i:!::i::::｀ゝ } |::::!tｧ tｧヾ::::| { ｀!:::::! ' ,!::::|' ＿_ '､::::｀,ﾀ､_イ:!::ﾘ ＿＿_ /ー- ､Y':,ﾐ},}ﾐ｀ Y!_,/´,r― ｀i ! ,.へ _/ .!<K,..| ヾ7/-t/=､ / データベースによると魔法文明の高位空戦魔術師は V:::/ {_,人|´-ﾍr'´ Y::::::::::::!,/ 半重力を使えるようですね {:::::i､_,| |/|! {ゝt.:ﾍ,(｀ヽ:::} Y:::::::{,,,.i |!,, ,,........ヽ:::::::::/ノ 恐らく、抗重力の補助として脚部の魔術動力炉を使った |:::/ }＞'|!ェ=r＜,|__｀´ 仮想推進装置を使って飛行しているものかと ｀／-U,!|! | ii フ-､｀ヽ､ ,F=!_ｿ ! .|! | /ソ/､// そして、余剰魔力は大気摩擦を殺す為に耐物理魔術障壁と /::>'::::T ｀ti､!,. イ｀T.|:::::＼ 弾丸への魔術障壁被甲に使っているのでしょう /:/:::::::ﾊ !| | !.|:::::::::::ヽ /_/::::::::::| !| | |:::::_:::::::｀､ ,/::::r-､::| ,:' | |:/ｸ|:::::::::ﾄ､ - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | ……魔力路？ < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ＼//＞ｘ ＿_ ﾄ､ ト-- ､ ⌒Ｖ////＞ ､ |人 ｀ ＜ ////////////＼トﾐ/＞ ､ ｀ ー─=ミ //////＼}///∧ ＼r‐ミ/＞ﾍ＞=┴-ミr‐ｧ─-ミ {>─‐=≦＼_r─}し ´ ´ 7 ヽ、 ∨//////_,厶ア´ ／ /r 、 く ＼//≧=- ､{ / / / :/ /'ﾍ ヽ ＼ ＞─=ミ/∨ / { / :ｲ ′｜ | ﾄ ヽ /⌒>//// ′.′ { 仄¨⌒刈 :′ | | | ヽ__ｊ . /⌒>////, ′ :ｉ守示ミト ｊト{ //＾ｿ ｌ }ハ /⌒>//／ ｉ ｜ ｉ| トｎぅ 仏ヘ / ﾊ , ＼/＾ﾞく_,､＿/| ｜ ｉ| | {ｈ_ｊY＾ } } 燃料の爆発の代わりに魔力という一種の { 、＿_,. トミト廴__ト{ ヽ ７ // / 脳波技術を用いてエンジンを駆動させる方式です . 八 , | | ′ /⌒′ 丶 -=彡' | | ‘’ 人＿/ 魔力そのものの原理が解明されていないので何とも言えませんが、 ｀ ‐--‐＜ | | ＼ ,.ｨ | ピストンを見えない手で無理矢理動かして文明の力を ＿ | | ｀ ト イ |｜ 真似ている……という感じでしょうか ＞ ⌒>＼r‐=≦ | ﾄ､ :|: ｜| （ 人 ヽ ＿| |_ 〉 |:＿ ｜| ==ｧう ＞──＜⌒)ﾍ八 ∨77V〉 ∧ 人 ､ ｀ｰｧ′ ､ ア´ ＼ﾍ V///∧ 〉ーヘ マ ヽ ＿ { ヽ（ ﾍ V////〉{ ヽ＼} 人 ` =.＞: :´.: : : :.｀ﾞ: : ´: : :.＜ < ｲ ゝ _／: :／.: : : : : :. :.Y.: : : : : :. :.ヽイ ヽ, ': : : : : : : : :.,' ﾏ: : :', : : ﾊ ', /.,' / : : : : : : /!; |: : : :', : : ﾊ ', / ,' /: :!i: : :.,ｲ { i! !: : : :}: : :.ﾊ :', ,' {_{: : :|! ─{:Ll :ﾘ― :}: : : ::}_:} ﾏ i: : : :x===ﾐ ｨ===x.: : : :.} ﾏ ｀¨'､_l: : : : `ﾋ刈 ﾋ刈´: : : : i_ 彡ｲ l::≧ｪ､{ i ﾑﾆ=:ﾙ ですが、さして興味を惹く技術でも無いかと 八::::::::::::. _._ ,ｲ:::::::::,' ゝ::::::::::ゝ イ:::::::::ノ 精々出力は超旧式の化石燃料を用いて駆動する ,ﾆ __ ｀l:::}=‐ 个 ､_ イ{‐-‐}::::| エンジン程度でしょうから l ヽ ｀ﾞ ＜ .!::| r ､ } :{,､r=|::::!__ x≦´ ./:} . γヽJ ,' ,:::} } ヽ ／ :l |::::{≦ ,' . ト ,' { _____ ,':::;¨}ﾏ y :ト !:::::ﾄ､ { - ﾚ' } 八¨¨ γ´ゝ ,,..．=.,'::::;' ＞､ ／ ．＜ゝ';:::::', ｀` 〉', ,' ゝ ,' :} ,'::::;' ｀ﾞ ＜＞＜ ＞ ´.ハ::::', ｀,ｲ }イ . ｲ { 八 ,'::::,' {´ ＞ ´ ﾊ::::',ヽ } l ゝ . ヽ .i >,'::::;' γ ´. ﾊ::::', ｀ノ ; 」 `', .,'::::,' ,' ﾊ::::',´ ,'¨ . ﾏ .,'::::,' :{ }::::', ∧ ＿＿＿ ／ ｀ ､ , ' ＼ / ヽ、 _,.． -- ﾞ . / ＿｀__ ＿＿ , ′ ￣￣ ￣￣ ， { "' ､､ ∪ } . ､ ゝ-‐ ｰ- ' / それが全盛の世界から来た人間からすると ＿> ､ ／ 凄いとしか言えないというね ∨/r v'´ ヽ _ 「/7,＜ ／V,l / ＼ V 」/////〉 通常技術レベルは中世規模っぽいが…… . ,.ｲ //Y〈_ ヽ.〉 く//////__ /.:.|///ゝ､ ｀ヽ.／ f⌒o 7¨´／//} >､:ヽ／ ` ｀Y ! _! [`__'7´////,j . __ / 〉′j .ｲ /} } / _/ ∨//////,| / f´ | ト､｀ ､ゞ / { {// У//////| ＿ ＿ ,-‐' ＿｀」´__ ｀ｰ､ , ┴／: : ; ､: ; ､:｀:ヽゝ､ ,..レ7: : : :/: i｀´i: :ヽ: :ﾞ〈ｰ 、 ／ ,イ: : : :;ｲ ;i:| |:ﾄ: :!:ヽ::ﾐ ､＼ < , 'ｨ´: : :ﾄ;工王ﾞ '王工: : : ミ:ヽ､> Ｙﾉ{i : i:: ;i ゞ汐 ゞ汐.ﾄ; : : ﾐ､ 〉 主の仰る中世がどの程度の物か理解しかねますが、やはり ＼i!: ::l::ゞ〉. . /ｿ: :i::i :）ゞ 大したものではありませんね !」_:i:: :小、 ‐ .ｲ:: :i/i::|:/ヽ ＿_ ｀ｰ,=､:ｲト - イ::ｿ≡'､ｰ'!＿_ 主な動力は人間や動物ですので ,=＝´Ｅ＝ミyL=ﾆ互彡三ﾆﾆ｛, '彡=＝`= ､ ,‘-'´:＼｀ｰ/´〃 ` 二 _ ヽ.二_ ノ::::＼ 例外として魔力炉がありますが、一部の軍事施設や生産施設で i:::::::::::ヽ￣ｙ' |i ￣ ￣ i ｀7::::::::::ヽ 物資良そう程度にしか使われていません |::::::::::::::＼〕 |l ＿＿ }、 /:::::::::::::::i ゝ::::::::::::::::::ﾄ、,. ´ ￣!ｌ | |l￣ ｀ヽ ,ｲ:::｀:::::::::::::::::ﾉ 後は……一部の飛行母艦をそれで作っているそうですね >､::::::::::::人i,.=＝-´ ! ﾞｰ＝==〈∧:::::::::／｀〈 '=《:::ゝｰ',-‐〈:::|| | ||:::::〉'‐､ー〈_:;ﾘ＝ゝ /:::::::Y' ／ l:::|| | ｌl:::/ ＼｀〈::::::::ヽ ノ::::::::/ '. ＿_ 〉:》. ┼ .《:〈 .＿_ ＼ﾏ::::::::＼ Y´:::::::::/、 〈:::::::ヽ// | ヾ､>':::::::〉 ,ﾍ:::::::::∧ ,,.. -―‐,=-＜￣｀ 、 ,. :'ﾞ: : : : :,;.:_{_ ヽー ､ ／ : ; イ´<,=＝‐ ﾞﾞ￣ `ｰ､..,/ / / : ／ ／ : : : : : :.: : : : : :ヾｰ ､' 〉 /: :< , /: : : : : : ／;.: : : : .:.: : : : :）' /: : : :〉' /: : : / : / : ;1: : :/!:ilﾍ; : /｀ヽ 〈: /: :く .: /: : :/ :`＜:/ |: : //:/ ! ;':::::.. :! `､: : ｀ｰ!: : / : : ｔ-､､`ﾄ://:/ /:/!.::::::. :i ,. ・ ⌒ヽ.∨!:::::|: : :i:: : : ﾋ.:;タﾞ `〈:/_≠､/:::::::::: :} ／ー - 、 丶. ミ|: : :!:: : : | ﾋﾀ, '::::::::::::: .:! ／ , -＝、 ﾞ 、 ヽ＼::|:: : ﾄi , , .′::::::::::: .:/ ｲ /: : : : :＼ ＼ ﾞヽ｀!从|、 ‐ ,.. ィ::::::::::::::::/|.:/ | |: : : : : : : :＼ ヽ ｝､__|､〉≦ﾞ|-‐.};;:::::;ﾍﾉ/ ﾚ と、言っても外殻は木ですので | | : : : : : : : : : ヽ ｀/ ／ i ト､ '^＾´ ヽ、 我々から言わせればフラフラ不格好に飛ぶ ｌ ,.! : : : : : : : : : : | /〉＼ ﾉｰi' 、 丿} 程度の低い棺桶ですが ソ: : : : : : : : : : : :i. //＼ `／ ／｀ 、 ／_丿 ／. : : : : : : : : : : : : :!／/ 〈 Y_／ 〈/二_ﾉ /. : : : : :.:.:.:.:.:.: : : : : └ 'i ', ',. i彡' | ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.: : : | ｌ | !: : :i ＼_:_:_:_/||~`～ヽ::::::.:.:〉 ﾉﾉ_ } : : ! カレンさんに同じような格好をしてもらって、訓練だｗｗｗ ./__r''.／:::/::::::::/::::::::::::::::::::ﾊ::ノヽ:::::::::｀ヾ ﾉi! / / /::::::/::::::::/:::;:::::::/:::::i::{｀゛ヾ}:::::::::::::i::::ヾir'///,! ./ヽ/,.:'::::::/::::::::;'::::/::::;ｲ::::::ﾊ::! !::::::::::::|:::::::';:V/// /__./ i!::::::;':::::::::::|::/i/::{ヽ:::/ }! ;::|::::::::::!::::::::', ｀ヾ .ム/ i:::::::i:::::::::::::|ｒfミ、 !/ _/::i:::::::::;':::::::::::i ＼ /::::＼ ＞::!:::i::::|:::|ゞソ ﾞ /ｲ｀:::::/:::::::::i::::| ／ !::::::::::::乂::|::::!:::|:::| r弍/:::::ｲ:::::::::::;:::::! ヾ ';:::::::::::::::::|:::ﾊ- く ' ヾソ イ:::::::::::::/::::::! ! ゞミ:::／::!人::::::::〉 _ _ ／:::::::::／::::/::| ン .／:::::／i::::|￣ ､ ｀ ´ ＜;;;;;;;;::イ/:::::/ ,ﾘ ／::::::／ ;::::; } ヽ. __ .. イ::::／:::::/:::::ノ / ／::::::／ ./::::ハ三ミ:.､ ,.i ､ｰ-､／:::::／::/´ それでも彼等にとっては貴重な高速輸送手段です ::::::／ /::::/ }ﾞヽ:::::::＼:::!!ヽ /イ::::',／￣ { :／ ／::／! ／ ｰ-､:::/ ! ヽ:::ヽ ／ ヽ 主に牛や馬を使っているので、やはり空を飛べるというのは ／::／ , i:', ＼. { ー '' ＼:::', } 特別なのでしょう ,:::::::/ / ,!::; ∨ ';:::! =≦ｧ ./::::::/ ,ノ /::::} ー- .､ ` ＜:! { ::::／ ／ィ::彡′ ＼ ＼ ﾉ ／/／´ ヽ ∨! ///{′ ', ∨ /,'{:::! ! ! '/,}::! ＿ . : : : : : : . . ,: . ﾊ:､ /,'|::Ｋ ｀ヽ . : : : : : : : : : :/: : : . . . : : ｲ::Vﾊ ./,'i::!∧__ ', . : : : :,;.: : -=-≦､: :＿ : .:イﾊ::::::∨} //|::!/∧ `ー- }-==≦/三三{ ＿＿i ‘ｰ/,'//∧::::::ヽ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. . ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. . /´: : : : : : : : : : 丶 : : : : : : : : : : : : :.l: : : : : : : : : :.:. /.へ｝｀ヽ : : : : : : : :..＼: : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : :. ／: : : :.∨/,へ: : : : : : : : :.ヽ :. : : : : : : : :|｀ヽ : : : : : : : :. : : : : : : : 〉 ＼: : : : : : : :∨.:.: : : : : : :| ｝: : : : : : : .:. そんな連中にも勝てないなんて……ね : : : : :.ﾍ. ｀ヽ ／｀＞ﾊ.:.: : : : : : :.| ノ}: : : : : : : : .:. : : : : : : :. ／,.ィ心､.ハ: : : : : : :.:|∨: : : : : : : : : .:. ﾍ: : : : : : :. ´／ﾉへツ ';.: : : : : :.:|∧: : : : : : : : : :.:. '; : : : : : .ﾍ /丶、 ', : : : : : |ﾘ.ﾍ: : : : : : : : : :.:. `. : : : : : : : 込:う ',: : : : : :| '; : : : : : : : :从 ∨:.:.:.:. : : : ｀ヽ | 从: : : :.:.| 八: : : : : : : :.ハ ∨: : : : : : : : : L__ ′ﾊ: : : :.:| ∨: : : :ィニ=ｘ、 . ∨: : : : : : ｌ: : :｀: 、 ｀ ﾘ: :.:.:.| .〉､: /二二二二 ',: : : : : :.:ﾄ､: : :.| ＞ ／|: : :.| /ニ/二二二二二 '; : : : : : | ﾍ: : | ∨: : .:｀:.:| |: : ∧ /二/二二二二二ﾆ ',: : : : : | ∨| ∨: : .:.:.:| ﾘ:/ ムﾍﾆ/二二二二二二 八: : : :.| |:.| 八: : : :.| __ ｝} >/二ニﾆ/二二二二 ｀ヽ: :| |八 ,ヽ: :仁/ ∨:/｛二二/二二二二二 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ／: : :/: : : : : : : : : : : : 、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.、｀ヽ ∧ / : : : / : : : : : : : : : :/｀´｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::: ∨ ゝ ∧ ｀ヽ: :/ : : : : : : : : : : | ﾍ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: ∨ Y ∧ /: : : : : : : : : : : :l! l}: : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : l. ∨ ｀ } ; : : : : : : : : : : : : :! l!: : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : ∨ ／ |: : : : ; : : : : : : : :l| .!: : : :-:_―_:_-l|::l: : : : : : : : : ::: .∨ﾑｲ ￣￣￣ﾍ:_:_:_:_:_:_} - |:_;-'´ zｒ-―‐ｧ| : : : : : : : : : ; ∨: | ∨: : :∧-r‐zs、 代::::::::/ l: : : : : : : : ::ﾘ r'´: : | ∨: : :∧ 弋::} ￣ / ﾘ: : : : : : :/ | _/ : : : ﾘ ∨: : : ﾍ ﾉ /_:_/: : : ィ _}-': : : : :/ ∨: ;、:ﾍ ム: : :l |＞'´: : : : :／ . ｀´ ヽ: ﾍ ‐‐ | |: :|-:_:_:_:_＞'´ そうは言いますが、魔法文明のエースは | : ＼ イ. | |: :| 此方の駆逐艦級の障壁を一撃で |: : :| ＞ _ ﾍ. | |: ﾘ＿＿ 貫通し、装甲を第二層まで溶かす怪物です /: : ム- ― ― | ,.- ― ―/:/ ヽ , --γ´￣ - ― ― / ./:/――＞ '⌒ヽ 言わば此方の巡洋艦級の主砲と γ´ /＿＿/ ム ./＿＿＿/:/ ＜/ {- ―― 、 同程度の火力を……ん ゝ. ∧ / ﾍ. /:/ ゝ、-―- 、 } } /: ∧ ／| ﾍ /:/ / Y 丿 γ⌒丶./: / ＞-'´ |ムイ 〉 _/:/r― 、 / | r'＿＿ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 鹿角が魔法文明の恐ろしさを話してくれるが、人間大のサイズで高速飛翔する巡洋艦の 主砲級火力を持った化け物とはどんな生き物なのか。更に、そのエースの中でも指折りの エースの中のエースとも言える敵は、公式記録で一世代前の一等級戦艦、その障壁を ぶち抜いて艦首を完全にえぐり取った事すらあるそうだ。 そんな事を話していると、通信のサインフレームが開いた ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ どう考えてもなのは達です、本当にありがとうございました。 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ , -‐ｧ / fｱ , ‐ｧァ1 _{、 V⌒ヽ- ､＿ ／ ／ イ| /´こｽへ. ＼ 丶 ｀＞ ､ ／ ／／ // /{/´⌒ﾒﾍ ＼丶 ＼ ＼ ＼-―/ /_/ , // / |/´´,厶ハ | l ヽ ｌ l |＼/ / / f/ ,' /ﾊ / ___Vﾊ |＼|ヽ ﾍ l ｌ∨ / , ／ | /{:| ﾑｆ´ , ｀ヽ斗ｬﾔ´}＼ | l | V /／ ／l |ﾙ八 〔｣ -‐ _ |V ／ﾍﾍ}｜l ﾘ ∨1xイ／ ﾚﾉイく.__ゝ' __,ノ〉》/yﾒｨrｾﾚ| / }厶こ＞､＿_ こちら陸戦部隊 l / l´｀ゞこ彡ｲﾝ´ ﾍｔ::ﾉﾘ // ／i ／|_廴.＿ ＼ |,/| ヽ＼lﾊｔ::〉´ /ｲ/ ／ l l／／／ _ ￣＼ 落着予測地点にて生体反応を感知 / l ∧,小、 } /,. イ , ﾑ壬三ゝ／ :＼_／ / l {/_l |:::ゝ ｀-一 └ﾉ / /: : : : :／ , : ', ｀丶 ／,' /ﾊﾉ'´ゝ廴::::＞ ､ __ . ｨ´／／/: : : : / /i| l : l :: : : /／j /／ / ＼__／ -‐'_ . ｲーヵﾍ' /jﾘ! l : l :: : : ﾘ ﾍ. !’ / f/ _! { ィ≦´ / ｀ヽj| ∨ﾚﾘ , : l :: : : {/ /丶| |/ |/ ＼ﾚi ／ l! : Vｼ / , l :: : : Ⅳ/ ｒ 、_｣ﾚ^| |／ ┌―| : ﾋ{_l rﾀ/:: : : : ﾚ’ ,し≫､ ＼ |ﾍ、 r┘ / :. ｀丶 v/::: : : : ／〈／_／´￣｀ヾl _ｌ ヾl / i ∨:::: : : : {／/___/_ - ､_ Vレ ﾍ、i ＼l xｲ三二ﾒ､ |:::: : : : ／ｷ /'´ ｀＞ ､／ ｌ| r⌒ﾒ､}←| // ｌ＿__V ＼: : : r/ /{/ ／ 人 ゝ__ﾉ |＿ヽ〈{ ／ i ｀ヽ ヽ/ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ サインフレームの向こうには、昨日購入して陸戦部隊の指揮官に据えたKOS-MOSの姿が あった。地上戦闘用にいくつもの追加アタッチメントを付けているが、今回は活躍の場では 無いらしく、殆どが待機状態で沈黙していた。 そして、カメラのアングルが下がる…… ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ . ‐= =‐- ／ .........｀ヽ / .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ', ,' .. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ,'/.: .. : .::. .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ i/:!:i ::i::! .::!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! |':! i:.Nヽ .:.|:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | |/ ‘:|ｌｌ' ! :.:.!:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! ｌ ‘ ｌ｀| :.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | ヽ| :.:|';.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:. | ｌ :.:レ:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:| ＿'_:.:レﾍ:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.ｌヽ=...__ /´｀¨¨¨¨´ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ´ヽ / ヽ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! | ,...,-‐! ｌ , ' ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! v ! / ,i ‐-..__ ｌ / _ ';.:i:.:!;.:.:i!:.:.ｌ V _!／ ＼ ｀ ! / _,. -'´ ｌ:ﾊ:!’:.:ｌi!:.| ｌ r 'r‐' ,' ノ '´ ｌ' ‘ｌ ',' ||/ | i / ／ ｌ ｌ ｌ ｌ , ' ヽ ｌ ｌ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 一人の少女が倒れていた。苦痛に耐えるように身体を丸め、サインフレームの隅にて 展開されているのは観測したバイタルだろう。どうやら……まだ生きているようだ。 だが、落着の際に地面に打ち据えたのか体中傷だらけで、来ている軍服は所々地肌が 見える程に裂けていた。そして、脚部の飛行ユニットは完全に壊れ……右足はその機械ごと 在らぬ方向に向き、開放骨折の為か血が滴っていた。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ Ｖ / / / ∠二二_＼ ＼ヽ`ｰ---彡1 | ∧ / / /_∠.|_＿ｲ_/＼＼_`ｰ ニニ´ | | / ﾄ- ､ / / /./ ＿|∠_|/｀` ｀ﾄ､二≧==彳/ │ / / ∨ / │|ｲr'"じ又lﾄ` ﾉ| _仁¨ﾄ! |′ | . | | │| | /!|` ,廴ン_ ﾉイじﾄﾚ | /| | │ ∧ | | | │|ハ ｀￣ 弋ｿ //! | | | ∧ | | │ | || ヽ /ｲ│| | . | |＼| | │ ∧ぃ. ‐ / |ｌ |/ | バイタルは弱っていますが、 . | │/| | l| | ∧ﾄ､ ､_, ,′! | まだ生きています |/│| │ kﾄ､ ＼ '"￣二` /／| | | ! | │ |ﾊ. ＼ `ー ／´ | | | 規定に従って敵新兵器として扱い . | │| │ |l∧ ｀ヽ / | / | 確保しますが l |l| │ |〈 ＼ ` ─‐----ｲ〉 / / / / │ |ﾊ |ﾉ `ｰ- ､__ ／ 〈. / / / / │ |_」 ﾄ､ ｀>-く `ﾄ-/ ｲ ∧ / | |く|│＼＿_ 〈 〉 / /// / ┴-- / _,. ┤ ﾄ､い＿ ≧-､__`ｧ'ひ､_,rく 〃/ / . /-‐'" │ | ∧∨ ／〉 /| 已 |∧／ / /＼ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ KOS-MOSが話している背後で、無数の自動機械……２０ｍｍ機銃を生やした全高２ｍ程の 無骨な機械が落着した部品を観測可能な限界単位まで集める為にわちゃわちゃと蠢いて いた。どうやら純粋戦闘用だけでなく、ある程度の探索や採集任務もこなせるように作られて いるようだ。 １．一旦神崎まで連れてこさせる ２．そのまま拠点まで送らせる ３．その他 現実的でかつ可能な事に限る ０：０８ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ＿ r― ､＿ , --､ﾍ 、 ｀ヽ ＼ ＼ /´/￣＞,}ﾊ l |', ﾍ ', ヽ / /,ｲ⌒Y|./ﾍ ｌ ∨ ﾍ , ｷﾍ l /:l { ﾉl/ｰ/ / ∨ | ｉ |＼} | l:.{ﾍ二ノ /v'三二l | ｌ l / V{ ﾄ､＿ .ｨｆ/ ,≠ｬﾍ| l ｌ l }ﾍ l l､:.:代ﾉj ゞ ′' / l l/:. ＼ l ｌ ｀ﾑ. { / / ' l:|:.ヽ: .. ヽ Jud. 簡易スキャニング…… l l ｀＼-:‐／／ﾘ l l/:.:.:.ヽ: . l| ｀/／三{ ﾊヽ: . ＼ 多数の手術痕を認む } /ｆ三二ﾑ l /::::l: .＼:.. 丶 ,fﾁ／´ －､ ∨}::::::l .､:.丶 一部消化器系の除切 _,／ V V}_jＬ::,l', :ヽ:. : , ィ:´ | :/ ∧ ／ ｌ |ﾍ : ヽ:.:. 範囲は 脾臓・胃の全部分摘出 大・小腸の一部短縮 /｀´ .::::vﾉ'⌒lヘ/ .ﾊ //:ｌ ｌ l:.:.ﾍ : : .ヽ {: . . .:.:::／{ / /トf/l |j」:::l ｌ l:.:.:.:.ﾍ: : 肝臓の範囲削減…… ゝ=＝彳ミ'ｰｲ:{ﾍ:| l__/ｲ::://ｰ‐/l:.:.:.:.:.ﾍ: : /´,.イ 巡三三j＼ ｣:::l | |:::!:.:.:.:.:.:ﾍ:./ 腹部に可動式防弾プレート 骨盤を強化チタンに置換 ,.ﾚ/ / ｀¨¨¨´. : :入 ｀¨'ー―i::::l:.:.:.:.:.:.:lｿ ,＿､ , -=-､ /,_' ヽヽ // , -_ヽl/ _＼ ヽl /'／ /┴`'┴ヽ ＼ l| / ∧ ∧ ヽ.| l |､ l ! l ,.| l /| lﾄ､ヽﾆ二ﾆ 'ノ| lヽ l| | l|Ａ+ｰv==ィｲ l| ｌ｜l| 生殖器系の一部除去 卵巣の全摘 l l| l |弐ﾅ ﾘ弋ｻﾘ l |l l ヽ| lヽ、 ､!) /| |ｲ 脚部骨格を此方も強化チタンに置換 l| ﾄ.＼ -ｰ- ／'1 |l ｜| |ヽ |` -- ',l l! | | l ……腹部に小型のプラスチック爆弾を確認 |__l |ノ'ノ ○ ヽヽl l＿| , - '' -,,l lヽ /同､ / | / - ` 、 /ー-､/ ／/_､ヽ__|__|＿ノ'_､＼ l , -/ヽ | ヽ､_｝、 l.ノ, --､￣l| ,＝--､ヽ| / ,_/ | | | ﾄ､r､ｰ/ ヽ ヽl| / , ' ヽ-'"`,ｨ | ! ヽ､ ﾄヽｌ ｌ１|､ l l l| l / . |１1\/ｲ／ ＼｝ ﾄ､＿_}_ノ .l| ヽﾉ＿__ノl ` {.ノ |－ー| | ヽ, ''￣l|'~`ヽ / /! .| | /::::::;;;;l ﾄ､）､＿l|＿.ノ （ノ/ l l 良かった、チェック聞いておいて えげつねえ ／ ヽ / ' , , ', i ゝ￣ ''ー- ! ぷ、プラスチック爆弾？ { {＿_ ヽ J } ', ﾏj ￣ﾉ / ゝ ｀ ´ ∠ ＿ { i ,ｨ´::::::::::::::｀ヽ ゞ.､ ＿ ﾉ ィ/:::::::::::::::::::::::::::＼ ｀ヽ ￣ ,.ィ≦/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀ ー- イ:::::::::::,{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::::::::::, ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::., j:,ｨ彡:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', /:::::::::::::::::::::::::＼:::,ｨ":::::::::::::::::::::::,.ｨ≦｀ヽ {:::::::::::::::::::::::::,.::ｨ:´::::::::::::::::::::::::,.ｲ ／ ﾊ !::::::::::::::,.:ｨ.:´::::::::::::::::::::::::::::／ ／´ i |:::::,.ｨ.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / | |:::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | }:ｨ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:| | | _,,,.--―''''"γ⌒ヽ ,,,,,,,--‐'''´ ∠ Vノ⌒ヽ`''‐-、 ,.‐'´ ／;;;:;: . . / 弋 ｰ-､ ｷ`ヽ、 ,.-'´:::／:: /;;;:;: . .. / し `ヽ、ﾍ /::: /::: ／1;;;:;: . . /￣￣弋＼ ｀i /::: / ／ ｲ';;;:;: . . ,',.-'二｀i､ ＼`''‐--'´L ｒ⌒ｔ 一一－-､ゝ、|;;;:;: . . ｌ !ｌ1,.‐' l ＼｀i､ `''--'"´_ | 弋'／ ＼ l;;;:;: . . l |ｌ,ｌ,,,,__|｀ｉ､ 入 `''----'" ｒ' `'i-、r-一、 :|;;;:;: . . ! __ `Vﾍ`''‐-.....r-'"ノ ｌ Ｙ:::⌒ヽ ::|;;;:;: . . |zﾆニミ ﾉ ノ`''‐--／ ニトロトルエン、ジニトロトルエン、トリニトロトルエン、 |::: ＼::: ｀i;;;:;: . . l ﾚl';;´;i /; .ｒ' .ｌ::: :::::: ヽ,.. ＿|;;;:;: . . || ,, ヽ;i |;;: .| テトリル、ニトロセルロース、 ｌ::: :::::: ::: ::::ｌ;;;:;: . . | ! "' ｌ;;: . | 1::: :::::: ::: ::::;;;;:;: . . | ! - - /;;: . | シクロテトラメチレンテトラニトラミン l::: :::::: ::: ::::;;;;:;: . . ..|;: ／;:;;: . | ｊ::: :::::: ::ｎ ::;;;;:;: . . ..|;::,`''ｰ-､,__ ｒ´;:;:;:;:;: . | これらの物質を混合させた極めて原始的な爆弾です ﾉ::: :::::: ::{: ｌ :;;;;:;: . . ..| ｒ''T;: :| |:;:;:;:;: . | /:: :::::: ::{: ｌ ;;;;ﾊ;:. . .| ! |;: : | |:;:;:;:;: . | / ＿＿＿ ,.‐'{ ;;;ｉ､｀i､´ｌ｀i､ |;: : | ﾚイ;:;: . | ,,..-――-..,, ／ ＼ ／ U / ＿__) ヽ- l ／l '´ _ r .l / ..| t''j"´ =='' ', /｀ヽ、__.', ｀¨¨´ ヽ l ./ ＼ .ヽ. （＿ノ--' ﾉ / ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜ （こっちで現役の物を極めて原始的とか言われると何か ./ ./ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ 嫌な気分にさせられるなぁ……） / l | ヽ .>､ r'__..>＞ | ./ iヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | | ' l 、 < ´ .i | i | | | ＼ / _,,-ヽ ヽ .i .| .i .|.l | .ヽ∠-''"ヽ ヽ i .| i |l ..| 〉 ヽ .l .| .i |｀ヽ| ／ l/ .| ヽ| .l .／ ./ l /.＼ ヽ l / .l 〉 ＼l / | | / /＼＿__ （ ＼ l | //＼ ＼ >‐-,-＞-‐‐‐＼ l ＼‐､ i | ＞---､ ） / ∧ ＼＼__ l 人/ ／ｿﾘ/ i .ﾍ-= ＼ l 弋l ﾉ / ｀＞| .ﾍ / . l ､i｀`ヽ‐--‐'´ /､ヾ､ﾉﾉ ノl .ﾍ | | ﾚ' |-＼￣ | ｲ示〒ﾐ､l l l l | l .|ｲ示ヽ､ ヽ､ゞ=ｿﾉ l / .|／l | ヽ､ ヽゞ=ｿ ｀`ヽ' ﾉ l | | | ＼ﾐ ｀ l_| .| | 単調ながら制御装置が装着されています V ゝ､ミ , - .ｲ| | .| V ﾍ ＼ ／.|| | | 一定のリズムで電波を発していますが…… / V ﾍ 介 ､_ ／─./ .| .| / ＼ .ﾍ |::::::::|=|::::::/／ ./ | 恐らく、ある程度の時間で一定の波長の電波を ＞-─-=ﾆ＼ ﾍ . |::::::::| .|:::::/:/ / | 受信しなかった場合時限式で炸裂する物かと / ＞‐ﾆ ￣＞ ､＼=ﾆ＿＿＿_/ ／≧=ﾆ＿| Y :: || /／￣ ＞ ､ ＞ ､ この固体程度なら簡単に跡形も無く吹き飛びますが、 /l :: || ::/ ＼ Y 私であれば抱きかかえた状態でも何の問題も . ／| / l || :: ﾍ l 無いかと ､| |//人 / || :| l ∧ | |/ l ＼ ＿ ﾆ=-‐ ── ､ ∧ / |／| | | | ｀l ＿＿＿ ＞､ ／l || | .| 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ￣￣¨ヽ ＼ , -ー､ ヾﾍ / ＿,,, ,／ `ー ´￣＼ , -‐ ' " /ヽ,／:i ﾍ " /￣￣｀ﾞi ﾍ /ヽ＿__ﾉ.j ,' ', / i 7､::::---::/ ./ i, 〃i i 7:::-........./ ./ i/| iﾊ /:i.､i ', iニﾆ`‐',-/／ニニ7 j i /:-:､ﾉ ',|ﾋ必i .i/ ﾋ必j/ / / 指示を 如何なさいましょう？ ／ 〃 .|ヾ , / /-' .／ ´ ', |ﾍ __ /／ / ／',｀'ｰ, , -'" ',.|::::＼ ´ ｀ .／ i / i i i , -'" i:ヾ:::::::::＞ ._ ィ_,|/ .,､ /',,'/ / 7 ', ',:/::::::::>,.イ ./ i i i/ /７ .7 ＿ /.i::::::::ヽ-' /ﾉi￣.i i i≠ / /イ , イ i ヽ, '￣￣／／/ 7:::i/､ﾍ、.', i ,' / ノ ./ .／〃 .|＼ヾ7,､ ,／／ .7=-' __,--､ ヽ〉, i∠ =-' ／ / ノ､',,.､ﾔ .i'"／￣｀ﾞ''-､イ¨ / ヾ| ﾉ / .7 ／ ヽ,＼ i ﾉ'´i /≠ ノ ,|￣ ヽ-7 .i ./ ≧／ ヽ, .7./ ／ j i .', iヾ ./ '‐i i-‐'" .i .7 . ﾍ .', 7 ﾍ.', 7 7 ＼', 7ヽ , -' ヽ,, 7 j ヾ i:::::::>--'" , -- ､ フ¨¨¨¨´::i .i ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ さて、あまり影響が無いとは言え、爆弾を抱えたまま上がらせるのは危ないかも知れない。 安全の為に何か策を講じるべきだろうが…… １．“しかるべき処置”をさせる ２．始末させる ３．何とか死なさないまま摘出出来るか聞いてみる ４．その他 ０：２３ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ようするに色々ぶった切る 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ∠⌒'´ ／/ / /ャ‐-＜‐ ﾊ ＼ ∨ /' , '/ / ,' / ヽ ｀ xi ヽ ／{､ // ,' l '__ / く l ﾊ i､, -‐=‐/.,' ' | ,'┐! { ㌍㍍ } l ｉ l {／ .' { :| i l l ヾ:､ ｀ ‐-‐' ｨ, ｌ | Ｖ ｘ l ﾊ |ィニﾆミ ト､ ゞ＝==彡/ , ﾘ ∧ = ,| i 乂l'〃⌒ヽﾐl l>＜.. ＿＿ ｬ ｲ ｲﾉ /／＼ | l l ｀弋 ノ j／ｨ⌒Yﾘ/ムイ| j/′ ／ / `'| | | ｌ ゝイﾊ ﾉ i ! ／ / | |､ﾊ !、 _ ノ イ | | ／ ／ 八从 ＼|´≧‐---‐≦ / ｨ,ﾊ 不安定ですが可能かと ／ ／ ＿ /＼ |〃 ヾr'⌒Yヽ ,/ ／/| ﾊ､ , ' , {｀ヽ｀ヽ ｀ﾒ' T｀ ヾt_ﾉ_)_)｀ ＜ j/ / / l {V´}__ｨ{{ ｀ヽ ノ､ , ﾊ ハ { / /l / 〉､_>､_,人_l ミー彡ｨTミﾋ! ｀‐t‐ ' ∨ / | / / ／ __〉_ミ＝ ⊂li⊃Ｖ ヾ､_ Ｖ / 八 / ,／ / (x‐-､ ヽミ ⊂il⊃ﾊ⌒ヽ＼ミ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 電波の偽装自体は問題無く可能であるらしいのだが、やはり不安定であり、正規の電波が 割り込んでくればコントロールを奪われる可能性もあるらしい。 だが、生体極小機械群を注入して分解させるのも身体にストレスを与えてしまうそうだ。 しかし、こちらは完全に分解できるので後からのリスクは消える……どうするか？ １．極小機械群を使う ２．電波を割り込ませる ０：３０ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 初めてとれたぞ！！ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ,r-＝=､、 , --イ------,/ィﾍ ヽ! , / /＿,,...,,__ /ヽヽ |! ＿.／/ / / lK_ヽ、 ヽ l |! /-{' ,/ / /-====､lト⌒',}ｌ | | l| | `ﾍ/ ,' /＝〒ﾃゝ;ゝ＝ノ| | l jl ／ / ,' /rﾃﾆミ丶lﾄミ三ﾃｿ l ﾒ一'" ,{~ヽ ! ｉ ,' "ゞﾟﾉ' ｨｧミＮ}ﾈ l | / ', ヽ! l ﾄ、 ヾﾘ仂ｌ | ! ,l ,' ヽ､j! |. !､` ‐ ' ｲ〃｜l | 叫んでいますが意識はありません / ,/ | ｌ ｜ ―;; 冫ﾉ ! ｜ ,' ,/ ｉl ｌ|ヽ､ ／" ｜l l 制御部分は一分で ,' /' .l |lト-､` ┬イ｜ l｜l / / /／! l|ヽぅ `Vｳ｜ | i ｌ / 全体の完全解体は８分ほどで完了します , --､、 ,r''ﾞ￣￣`'''二⌒! l|,ｨゅ,φ{ ｌ | /;' / / i ＼く 丶 くヽﾄ/ l弋!ヽｌ | ,ノ'/'/ 十五分後には帰投します ｜ l ヽヽ,-､ /~廴ﾄ､｣ヽ l ＼_| /'/ ｌ | /-､Ｖﾆi /ノ /--､＼ ﾞ外ｰ{ヽメノ、 ! {!∩V-､!/ケ ,.' ￣`'''閂＿夂､ ヽ ＼ ／| | l/ /;-り ./ ￣ ヽ､ l| 二ヾﾄ、 | トｰ' } ノ{ ,' il | /￣ ,ゞヽ. k､_ | ＿／ / ∧{ l ｌ|;' { ヽ 刀 /-－－､ /／ ヽ、 /,' |! ヽ ｝,ｨ | /;;;;;;;;;;;;;;;;;;/、 〈ー-ゝ､ ＿ ノ' ll '., ） ﾉｌｌ / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ ＼ ＼ ￣γ⌒|r､ゞ.二...／!/lノ ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 命令を下すと、腰の多目的ポーチからKOS-MOSが無針注射器を取りだし、何やらコマンドを 書き込んでから適当に少女の腹に打ち込んだ。数秒後に凄まじい叫びを上げて少女が身を 黙せさせ始めたが、事もなさげに押さえ込んで持ち上げる。 そういうとサインフレームは消えた………… ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ……えげつない事するな ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | {>─‐=≦＼_r─}し ´ ´ 7 ヽ、 ∨//////_,厶ア´ ／ /r 、 く ＼//≧=- ､{ / / / :/ /'ﾍ ヽ ＼ ＞─=ミ/∨ / { / :ｲ ′｜ | ﾄ ヽ /⌒>//// ′.′ { 仄¨⌒刈 :′ | | | ヽ__ｊ . /⌒>////, ′ :ｉ守示ミト ｊト{ //＾ｿ ｌ }ハ /⌒>//／ ｉ ｜ ｉ| トｎぅ 仏ヘ / ﾊ , ＼/＾ﾞく_,､＿/| ｜ ｉ| | {ｈ_ｊY＾ } } 消化器系の短縮と摘出は完全バランスの { 、＿_,. トミト廴__ト{ ヽ ７ // / 流動食やアンプルで栄養を補わせる事での . 八 , | | ′ /⌒′ 生育効率化の為でしょう 丶 -=彡' | | ‘’ 人＿/ ｀ ‐--‐＜ | | ＼ ,.ｨ | そして、柔らかい内臓を減らして、更に ＿ | | ｀ ト イ |｜ プレートで被甲することにより頑強性を上げる ＞ ⌒>＼r‐=≦ | ﾄ､ :|: ｜| （ 人 ヽ ＿| |_ 〉 |:＿ ｜| また、戦闘機動に用いる下半身は念入りに強化されて ==ｧう ＞──＜⌒)ﾍ八 ∨77V〉 ∧ 人 ､ いるようですね。 ｀ｰｧ′ ､ ア´ ＼ﾍ V///∧ 〉ーヘ マ ヽ ＿ { ヽ（ ﾍ V////〉{ ヽ＼} 自立するミサイルくらいの感覚なのか 行き着くところは機械文明と同じなのか ＿ ＿ ,-‐' ＿｀」´__ ｀ｰ､ , ┴／: : ; ､: ; ､:｀:ヽゝ､ ,..レ7: : : :/: i｀´i: :ヽ: :ﾞ〈ｰ 、 ／ ,イ: : : :;ｲ ;i:| |:ﾄ: :!:ヽ::ﾐ ､＼ < , 'ｨ´: : :ﾄ;工王ﾞ '王工: : : ミ:ヽ､> Ｙﾉ{i : i:: ;i ゞ汐 ゞ汐.ﾄ; : : ﾐ､ 〉 言うところの、兵士ではなく兵器…… ＼i!: ::l::ゞ〉. . /ｿ: :i::i :）ゞ !」_:i:: :小、 ‐ .ｲ:: :i/i::|:/ヽ 戦闘機を管制する為のAI程度にしか思われていないのでしょう ＿_ ｀ｰ,=､:ｲト - イ::ｿ≡'､ｰ'!＿_ ,=＝´Ｅ＝ミyL=ﾆ互彡三ﾆﾆ｛, '彡=＝`= ､ 事実効率を優先した場合はこれが最適解なのでしょうが…… ,‘-'´:＼｀ｰ/´〃 ` 二 _ ヽ.二_ ノ::::＼ i:::::::::::ヽ￣ｙ' |i ￣ ￣ i ｀7::::::::::ヽ |::::::::::::::＼〕 |l ＿＿ }、 /:::::::::::::::i ゝ::::::::::::::::::ﾄ、,. ´ ￣!ｌ | |l￣ ｀ヽ ,ｲ:::｀:::::::::::::::::ﾉ >､::::::::::::人i,.=＝-´ ! ﾞｰ＝==〈∧:::::::::／｀〈 '=《:::ゝｰ',-‐〈:::|| | ||:::::〉'‐､ー〈_:;ﾘ＝ゝ /:::::::Y' ／ l:::|| | ｌl:::/ ＼｀〈::::::::ヽ ノ::::::::/ '. ＿_ 〉:》. ┼ .《:〈 .＿_ ＼ﾏ::::::::＼ Y´:::::::::/、 〈:::::::ヽ// | ヾ､>':::::::〉 ,ﾍ:::::::::∧ ./__r''.／:::/::::::::/::::::::::::::::::::ﾊ::ノヽ:::::::::｀ヾ ﾉi! / / /::::::/::::::::/:::;:::::::/:::::i::{｀゛ヾ}:::::::::::::i::::ヾir'///,! ./ヽ/,.:'::::::/::::::::;'::::/::::;ｲ::::::ﾊ::! !::::::::::::|:::::::';:V/// /__./ i!::::::;':::::::::::|::/i/::{ヽ:::/ }! ;::|::::::::::!::::::::', ｀ヾ .ム/ i:::::::i:::::::::::::|ｒfミ、 !/ _/::i:::::::::;':::::::::::i ＼ /::::＼ ＞::!:::i::::|:::|ゞソ ﾞ /ｲ｀:::::/:::::::::i::::| ／ !::::::::::::乂::|::::!:::|:::| r弍/:::::ｲ:::::::::::;:::::! ヾ ';:::::::::::::::::|:::ﾊ- く ' ヾソ イ:::::::::::::/::::::! ! ゞミ:::／::!人::::::::〉 _ _ ／:::::::::／::::/::| ン 我々から言わせれば、固体としてのバラツキが多い .／:::::／i::::|￣ ､ ｀ ´ ＜;;;;;;;;::イ/:::::/ ,ﾘ 蛋白質で構築された生き物を…… ／::::::／ ;::::; } ヽ. __ .. イ::::／:::::/:::::ノ / ／::::::／ ./::::ハ三ミ:.､ ,.i ､ｰ-､／:::::／::/´ しかも、その中でも優劣が特に顕著な人間を兵器に ::::::／ /::::/ }ﾞヽ:::::::＼:::!!ヽ /イ::::',／￣ { 仕立て上げているだけで非効率極まりないですが :／ ／::／! ／ ｰ-､:::/ ! ヽ:::ヽ ／ ヽ ／::／ , i:', ＼. { ー '' ＼:::', } ,:::::::/ / ,!::; ∨ ';:::! =≦ｧ ./::::::/ ,ノ /::::} ー- .､ ` ＜:! { ::::／ ／ィ::彡′ ＼ ＼ ﾉ ／/／´ ヽ ∨! ＿＿＿ ／ ｀ ､ , ' ＼ / ヽ、 _,.． -- ﾞ . / ＿｀__ ＿＿ , ′ ￣￣ ￣￣ ， { "' ､､ ∪ } 人間の一番弱い所突いてくるな…… . ､ ゝ-‐ ｰ- ' / ＿> ､ ／ 確かに非効率的だし固体の優劣激しいけど ∨/r v'´ ヽ _ 「/7,＜ ／V,l / ＼ V 」/////〉 つっても、それしかねーんだよ、私達には . ,.ｲ //Y〈_ ヽ.〉 く//////__ /.:.|///ゝ､ ｀ヽ.／ f⌒o 7¨´／//} >､:ヽ／ ` ｀Y ! _! [`__'7´////,j . __ / 〉′j .ｲ /} } / _/ ∨//////,| / f´ | ト､｀ ､ゞ / { {// У//////| , ´￣￣￣￣ ｀ 、 , ‐､_,-､. ／ ＼ r.ｲ . ﾄ.、.,.:′ ヽ ヽ / / 、 , 、 ', だが、時折神が意図的に贔屓したような天才も生まれる } ノ ,′ ￣￣￣ ｀￣￣￣ .i .,′ ,′ .l 弋●￣ ﾉ 弋●￣ ﾌ | ……それが人間の唯一の強みかもな / .;' :|. ヽ― ' ヽー―′ .! ,' i .l , , .,′ 現に、どこの国でも発展を導いたのは一部の .i | _..,∧ ゝ-r‐^ｰ‐r‐' __./ 〉 一般人から見たら頭のぶっ飛んだ変人だ ,ｲ .}ト,Y.:.:.:丶 └―‐┘ ／.:::／￣ ｀ヽ ./｜ .: ||::}:l::::::::::::::}≧. ＿＿＿＿_ ／.:::／ { ', 〈 l:: 〉ｌ|:|:::::::::::.＼::::.＼ ／.:::／_.:::∧_ ,! }､ ﾉ: /::ﾘｊ'::::::::::::::::..＼::::.ヽ.＿＿.;:〉-イ´ / イ:.. ｲ=ﾍ ﾘ∧ .ｲ/:/.::::::::::;::::::::::::::r＞ﾐ三三'/＼ ＼／ヽ.｀ ー＝彡ﾍ_〉 |}l八＿,.ｲノ.::,.:.;.:.:_;/.::::::r=彡'::::::}互{'./. ＼/ 〈＿ミ三ﾆ彡ﾍ_〉 ／￣￣￣＼ ／ ー ー 丶 / （ ー） （●） | （__人__） ／〈 ヽ ｀⌒´/ ﾉ｀ｰ､ヽ ＼ ‐r┘r<_ﾊ勹､ / ＼＼ 〉‐<ト､ ｀ｰﾋﾆｿﾄ、 / ＼＼ ＼〉 l| l | 私達は総じて愚かだし、盲目と断じてもいい 〈 ＼＼ ＼ﾉト-┘| l.ｌ ＼＼ Y | 自分の世界が確立している割にはフワフワしてやがるし、 || ｌ/ ＼ヽﾄ､＿ ﾉ 一度否定されたり罅が入るとあっさり壊れる ll .ｲ! ヽﾊ{ | 〃l!ﾄ､ ヽ＼ だけんどもがな…… | 》 `┬<＿＿ ヽﾄ､ l ／ 7´￣｀ヽ ｀ヽ N l ノ 人 ﾄ､ ヽ､＿＿＿＿＿__ 人 |∧ // T フﾊ l il 〃 l ハ / l| 〈 l / ヽ､_ノ个〈| ヽ |Y/ / l _ -‐- ､ , ´ ｀ 、 ／ ＼ ,. -‐'ｆﾌﾌ ７ ｀､ / ｒ‐´ ｒ‐､ / ヽ ﾉ _/＿ 」 .l | ー‐-‐' `ー‐-─ ! その偶然の一握りがおっかないんだ i _ ＿ .） ,' | （ ー‐） '" （ ー‐ ） ! ! ｀{ ﾉ ヽ , ! / まるで嘘や冗談みたいな事をやらかす | ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼ ヽ＿人＿_,ノ｀ ／,.,.,. l ,.-ｒ /;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ｀ ー __, ｲ:;ヽ:;:;:; それこそ、こっちの世界にも明らかに人間が ／i! 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;! ＼ _ｰ‐_,.／ i:;::;:ヽ:;:; 乗って動かせるようなスペックじゃない欠陥品の ´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､ ／!;;;;;;;;;;〉、 ,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ 機体で単身戦車を５００機以上潰した :;:;:;:;:ゝ､_ /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀' ヾ--〈 Ｖ !:;:;:;:;:;:;:; 人知を越えた化け物がいたいくらいだ :;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」 !;;;;;;;! |ヾ､:;.-‐ :;:;:;:;O:;':;:;:;:;/:;:;:;:;:;l:;:;:!:;:;:;:;/:;:;:;,.-‐´:;:;:| |;;;;;;;;| !:;:;＼_:;: :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ､:;_:;_:;:;:;:;:;:;:;/:;:;;:;:ヾ:;:;:;:;:;:;:! !;;;;;;;;;! /:;:;:;:;:;:;:;7 まじ化け物ｗｗｗ ＿＿ ,..-''"´ ｀"''-、 ／-――- -―＼ / ＿ ＿ .', ,' ｲ::::）｀ ｲ::::）｀ ', l ｀¨¨´／ .＼ ¨¨´ l l （ ,、 ） l そんな英雄がどんな死に方したと思う？ '., ｀¨¨´ ｀¨¨´ / ヽ、 ＿＿ ／ r''"´:::::::/´| _,,..-''´ヽ __|::::::::::::/::::::ヽ、 |:::::::〈.、__ _,,..-‐''"´ |＼.／,::::::::::::| |:::::／-ヽ、｀''-..,,_ |ヽ | __ '.,::::::::::＼. .l／::::| ＜_ .| | ヽ ￣／ '.,::::::::::::＼,':::::::::::', .| .| | ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::', | .| | ヽ ＼ ヽ:::::::::::::::::::::::::::', | | ,,.. -―‐,=-＜￣｀ 、 ,. :'ﾞ: : : : :,;.:_{_ ヽー ､ ／ : ; イ´<,=＝‐ ﾞﾞ￣ `ｰ､..,/ / / : ／ ／ : : : : : :.: : : : : :ヾｰ ､' 〉 /: :< , /: : : : : : ／;.: : : : .:.: : : : :）' /: : : :〉' /: : : / : / : ;1: : :/!:ilﾍ; : /｀ヽ 〈: /: :く .: /: : :/ :`＜:/ |: : //:/ ! ;':::::.. :! `､: : ｀ｰ!: : / : : ｔ-､､`ﾄ://:/ /:/!.::::::. :i ,. ・ ⌒ヽ.∨!:::::|: : :i:: : : ﾋ.:;タﾞ `〈:/_≠､/:::::::::: :} ／ー - 、 丶. ミ|: : :!:: : : | ﾋﾀ, '::::::::::::: .:! ／ , -＝、 ﾞ 、 ヽ＼::|:: : ﾄi , , .′::::::::::: .:/ 死んだ英雄のみが真の英雄…… ｲ /: : : : :＼ ＼ ﾞヽ｀!从|、 ‐ ,.. ィ::::::::::::::::/|.:/ | |: : : : : : : :＼ ヽ ｝､__|､〉≦ﾞ|-‐.};;:::::;ﾍﾉ/ ﾚ と、言うそうですが？ | | : : : : : : : : : ヽ ｀/ ／ i ト､ '^＾´ ヽ、 ｌ ,.! : : : : : : : : : : | /〉＼ ﾉｰi' 、 丿} ソ: : : : : : : : : : : :i. //＼ `／ ／｀ 、 ／_丿 ／. : : : : : : : : : : : : :!／/ 〈 Y_／ 〈/二_ﾉ /. : : : : :.:.:.:.:.:.: : : : : └ 'i ', ',. i彡' | ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.: : : | ｌ | !: : :i マジでオカルトチックな処置受けてたんじゃないかな、あの人は - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ ところがどっこい ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi 結婚してガキこさえて、最後は大勢に惜しまれて ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i 国葬並の規模で葬られた ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| しかも死んでからでも世界的な有名人だ ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| １巨大国家から名指しで最大の敵扱いされた化け物だからな ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | ,,..-――-..,, ／ ＼ ／ ヽ / ＿__) ヽ- l ／l '´ _ r .l / ..| t''j"´ =='' ', /｀ヽ、__.', ｀¨¨´ ヽ l 死ぬのは半端な英雄だけだ ./ ＼ .ヽ. （＿ノ--' ﾉ / ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜ ……本物の英雄は負けの中からでも勝利をもぎ取るぞ ./ ./ l l ＼ | r-ヽ ｀ヽ / l | ヽ .>､ r'__..>＞ | ./ iヽ .|＿ヽ.イ .〈Y´ i ｀''１ | | ' l 、 < ´ .i | i | | | ＼ / _,,-ヽ ヽ .i .| .i .|.l | .ヽ∠-''"ヽ ヽ i .| i |l ..| 〉 ヽ .l .| .i |｀ヽ| ／ l/ .| ヽ| .l .／ ./ l /.＼ ヽ l / .l 〉 ＼l V∧ ﾉ/｣ ｒ=ｲｊ ∨/＼ i//ゝｲ/／ _＿ ヾ__/≧､ |/|//イ ヾ//≧ｭ_)//∧ !/|//l| ｀ー=ﾆミヾ/∧ ＿ｊ/|/// __,,イｊ ヾ≧/ｒ'´ ｊ//￣｀Y77///ﾉ ｀ゞ=ヽ-､ -'－-- ､｣ィ=‐'´ ヾ＝=彡=!, ィ´:::::::::l:::::::::ﾊ:::::::ヽ＼｀ー-- ＿ ＞''´／::::::／::::::::::l::::::;::::';:::::::::::ヽ＼ 7 ｒ ´ ／;::::::;ｲ::::/:::;::::/'´j:|:::::ﾊ:::::::::::ﾊ ヽ ｒ' ヽ /::/::::::/::::::;':::::ﾊ/ i:j:::斗ﾁ:::::::::::}ヽ ﾍ V 〈 ７､::::/::::::::i:::::::!-!､ ﾘノxィtﾃ::::::::!| ∨ ……人類種を甘く見るな ヽ_ Y:::l:::::::|::::rﾍTｹ＾ '´フ:::::::ﾉﾘ ,,ィｱ ノ ＼l:::::i:::::::|:::::ヾ¨´ ! イ:::::::/､ィ´ -ｧｭ､ そういう諫言で御座いますか？ /￣￣｀ヽ!ﾄ､::!､:::|ヽ:::::ゝ. , - 7T´ ） ,, ィ´ Y { ! ∧:::>､ゝ ヾアｌ/＞::´ｲ /´ ｌ ! } _./::::X__{ ｒｲ_/イ::／ / /ｌ ,, ィｲ ｊ ｌ,ィヽ L_＿ /::::/＿ ゝﾆ彡 :; ィ,,イ/{ （/／／ ｊ__ノ __ゝ' ＼ ∨:::イ __ /イ:; ィ´ﾉ／/＞ﾊ＿_ﾉｊ <￣ / ヾ´ ｊ ／:／-=ﾆ=-'' | ｊ＞‐'´ ´｀ー ｲヾーヽ､ｌ ＼￣｀ー' イ-;::彡V |'_,, ィ ﾊヽ / ! ヽ _ - _,, -≦ ｱ / ／ / ﾍ＼{ /／ -≦ ィ:::／ { / 〈 ﾍ V彡-＝ - ￣￣｀ - ､ ／ｰ､ ヽ , -､ ヽ､＿ ﾊ ﾉ!o } !､_ ', / ＞ ｏ｀ー-- } そーいや同期に居たな { / ヽー- ＿ ＿ ! ヽ｀ー〈 } イ´ ヽ ｊ 何かしら異種族と殺し合うゲームやってたら ＞､ ー' （ , イ⌒ヽ' | 人類を無礼るなと言う奴が < ７ヽー-ァー-ヾ/ .ﾊi ｒ='ﾍ ／ヽ!:::{ <´ ハo i まぁ、それは死亡フラグだったらしいけど…… ∨l∧ ノ / 7::｀-> ／ ｊ / ∨l∧ _/ ｊ / /:;':::〈-イ 〈 ..| ,イ )ﾍ}-' / ｊ /:::;:r´ ! ...| ! ⌒)ﾍ ノ /:::::;/ } ..| ヽ ´ノﾍ／ /::::::/ ヾ / | , ￣￣ 、 ,.:′ ヽ / '., ,′ ￣ ｀ ´￣ :, i '弋ｔｯﾐ ミ≠'' i とりあえずアレだ、手痛いしっぺ返しは喰らいたくないだろう？ | / ヽ ,' ', 〈 .〉 / 今回だって、相手を何処か舐めてたから揚陸艇を沈められたんだ ,- ､ ヽ- _^_ー' ,.く_ ／ ｀ヽ.._ ＿_ ＜' //７冫､_ その 質の悪い量産兵器 にな .イ .,ｨ.〉 ､ ／ //.::ｉ ,' ／＼ //ヽ ,ｨ:´＼ 〉.Ｖ.〈 //.::::| l ﾐ,'、 .〉 .l ,ﾍ ｀ -ﾍ::::::ﾍ.ヽ/ 〉:::〈 ヽ'./.:::::::! !.ﾉ=- {' Ⅳ ｀ｰ ､/.:::::::::.ヽ＼ﾐ彡ｲ.ノ.::: :::::',.Y、 ハ }' /.::::::::::::::::.＼.Y ／.:::::::::::::::ゞ! | ,' ,l〉::::::::::::::::::::::ｌ | ｌ:::::::::::::::::::::ハ , - 〉 〃 ./.ハ:::::::::::::::::::ｌ| | |l::::::::::::::::::::::;ﾊ彡 l / ,' :ｌ }:::::::::::::::::::ｌ| | |l:::::::::::::::::::/イ=- .{ ―――V:. ;.:/ｰ.'ｰ―――┴'┴――=_〈_ /―― ∨ ,:/ / ｀ヽ-.／ .ヽ- ' ＿＿＿＿ __ ／ ｀ヽ oУ ／ ｀Y / /ヽ' ｀ヽ / | ｌ| i .; l ｝ ', ヽ､/ : : : : : : : : ,'.: : : :. :./｀Yﾏ: : ﾊ: : : : ﾏ: : :',∨ /: : :.,'.: : : :. :.,'.: : : :. :.,' ', : : ﾊ: : : : ﾏ: : : ∨ ,'.: : :.,': : : : : : i: : : :,': : |: :i: :ﾊ: : : : ',: : : ', : : : : i.: : : :.i: : l: : : :i: .: |: :|: : i |: : : :}: : i .', : : : : |.: : : :.l: : |ニェL.! |__|ニ.l |: : : :i: ::l , 中々痛いところを突きますね | : : : : : : : : {: :,ｨ＝=ﾐ_| lｨ=＝ﾐ: : : : :l: :l i . ,'ゝ．: :',.: : : :. :.{乂r汐 乂r汐 |: : :.;: :,' :| ,' _｀¨ﾏ: : : :', ', | /,ｲ: : /|¨rヽ_彡 ≧´ ﾏヽﾏ: : :.ヽゝ Z/ |: :/:: ¨: : / ゝ:: ＼:_:_∧ _ _ .: : ヽ´: : : :ノ ,'＞ |: : 个 ､ ｲ |: :.|≦､´_ ﾆ -‐┐ -‐─ ´ミ ﾐ ＜ {'//,|: :.| ! |＼ ／|ﾊ:. |: :.|//ﾊ ＞=＝ ‐- = ､ ,' ヽ l///,|: :.|:. ﾑ ﾏ .｀ﾆ´ ,ｲ.ｲ : |: :.|///| ', . { l///,|: :.|:. : :ﾑ ﾏ ,ｲ.,ｲ:.:. : |: :.|///| ﾆ=‐- ． :} _｀ﾕ=＝ -‐ ¨ l'//,'ﾑ:.,':.:.:.:.: ﾑ ヽ ,ｲ.,ｲ:.:.:.:. : {: :.{///| ｀ ＜ ,ｲ ´ l///ﾑ:,':.:.:.:.:.:.:. ﾑ,ｲ ,ｲ:.:.:.:.:.:. : iﾏﾑ// | ` ', l//,ﾑ:,'}ﾏ:.:.:.:.:.:.: ヽ,ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ﾏﾑ//| ｀ ＜ ﾑ ／￣￣￣￣＼ /― ー ＼ （●） （● ） l i（__人__） / ＼｀⌒´ .,:/／ ...,,,ノﾊﾍﾄ,、 調子こいて痛い目見るなら、蠅相手にでも ｰ'ﾞ´/,／//////∧/≧;,､_ 反応兵器を持ち出すくらいやれ _.,､イ/ﾑ/////////∧////≧;,、 ////////＼////////|/////!/∧ やり過ぎたかなー 位が丁度良いんだ l//////////∨//////|/////i/// l///////////l//////ｲ///////{ 特に……人類みたいな生き汚い生物にはな ,ｲ///////////!//////!////////7 ,.イ;ｲl///////////l//////l///i!/////! ,.ィ≦彡",ｲl///////////〉,/////l///l!/////l ,.ィ≦彡"´ ノイl///////////∧/////l///l!/////l ∠彡ｲ才 {｛ }ｌ//////////〈//////////il./////l ∠彡ｲ才 }｝ ////////////∧/////l////i./////l |彡ｲ才 ｛{///////////////〉////!////!/////:! } ゝ ﾉ ,ﾆ ﾏﾆヽ) ＼ ／ (x=ﾆﾌ ゝ､ ∧ / ,イ ﾏ ∧ / / ﾄ､ .∧ﾆ__ﾆ , ｲ {ゝ､ーﾆ_ } { } ＞ヽ､ -‐=''´ﾉ 人 ` =.＞: :´.: : : :.｀ﾞ: : ´: : :.＜ < ｲ ゝ _／: :／.: : : : : :. :.Y.: : : : : :. :.ヽイ ヽ, ': : : : : : : : :.,' ﾏ: : :', : : ﾊ ', /.,' / : : : : : : /!; |: : : :', : : ﾊ ', / ,' /: :!i: : :.,ｲ { i! !: : : :}: : :.ﾊ :', ,' {_{: : :|! ─{:Ll :ﾘ― :}: : : ::}_:} ﾏ i: : : :x===ﾐ ｨ===x.: : : :.} ﾏ Jud. では念を入れて反物質弾を ｀¨'､_l: : : : `ﾋ刈 ﾋ刈´: : : : i_ 彡ｲ 使ってみることにしましょう l::≧ｪ､{ i ﾑﾆ=:ﾙ 八::::::::::::. _._ ,ｲ:::::::::,' ゝ::::::::::ゝ イ:::::::::ノ ,ﾆ __ ｀l:::}=‐ 个 ､_ イ{‐-‐}::::| l ヽ ｀ﾞ ＜ .!::| r ､ } :{,､r=|::::!__ x≦´ ./:} . γヽJ ,' ,:::} } ヽ ／ :l |::::{≦ ,' . ト ,' { _____ ,':::;¨}ﾏ y :ト !:::::ﾄ､ { - ﾚ' } 八¨¨ γ´ゝ ,,..．=.,'::::;' ＞､ ／ ．＜ゝ';:::::', ｀` 〉', ,' ゝ ,' :} ,'::::;' ｀ﾞ ＜＞＜ ＞ ´.ハ::::', ｀,ｲ }イ . ｲ { 八 ,'::::,' {´ ＞ ´ ﾊ::::',ヽ } l ゝ . ヽ .i >,'::::;' γ ´. ﾊ::::', ｀ノ ; 」 最近は八号機くらいまであるらしいしどうとでもなりそうな気がする そもそもガンダム回収できなくてもジムにデータフィードバックできないだけでジム自体は開発されるし、 それどころか陸戦型ガンダムが地上で普通に運用されてるからマジで何も困らないような…… ギレンの野望的に言えばMSなくても勝てるんだけどあれはな…… ／ ヽ / ' , , ', i ゝ￣ ''ー- ! { {＿_ ヽ J } ', ﾏj ￣ﾉ / ゝ ｀ ´ ∠ ＿ { i ,ｨ´::::::::::::::｀ヽ ゞ.､ ＿ ﾉ ィ/:::::::::::::::::::::::::::＼ ……なんか不機嫌？ ｀ヽ ￣ ,.ィ≦/::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｀ ー- イ:::::::::::,{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ }:::::::::::, ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::., j:,ｨ彡:::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', /:::::::::::::::::::::::::＼:::,ｨ":::::::::::::::::::::::,.ｨ≦｀ヽ {:::::::::::::::::::::::::,.::ｨ:´::::::::::::::::::::::::,.ｲ ／ ﾊ !::::::::::::::,.:ｨ.:´::::::::::::::::::::::::::::／ ／´ i |:::::,.ｨ.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / | |:::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | }:ｨ!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:| | | !ハ::::::::::::::::::::::::::::::,.ｨ´:::::! | | _ . . -‐‐- . . _ . . : ´: : : : : : : : : : : : :＞…: :￢ ／. : : :-‐…‐-: : : : : :／: : : : : : : : :. /. : :./: : : : : : : : : : : :Ｖ: : : : : :、 : : : : :. . /. : : :' : : : : /. : : : : : : : : : :∠二ヽ : : : : i ; : : : :| : : :.:/二ﾆ=‐-ミ : {:/ﾆ=-‐￢: : : : :| |: : : : | : : : |＞'＾´￣￣｀`′ |: : : : :| ｜: : :.:| : : : | _, ヽ /￣￣ |: : : : :| ｜: : : | : : : |-‐ ≦､ / ,二斗ミ|: : : : :| ……別に？ . | : : : | : : : |,.三二 ,ィぅツノ|: : : : :| . |: : :r'|: : : :代ぅ:ツ` ´￣.:::: |:!: : : :| |: :人l : : : |´￣.::.::. ｛ 从: : : | |: : : :!: : : :|:.、 ′ ｲ: }:}: : :| |: : :.:|: : :ｉ | : > '⌒ ／: |: : : : : | . |: 八: :ｉ :| |: ｛: ]≧=- _／{: /∧: :./l: | . l/ ヽヽ: |:八{∧ 入トミ } /:ﾉ八 ＼( : ∨ ｀ﾆ大ﾆ´ 》 `/く , -‐―=ﾆ７＼:.ト ∧::∧ /| ｌﾞiー―…‐- 、 . / // )| ∨ /∧ ∨/| l | ／ } {＼ // ｜ヽ//.:::::. _,ノ| l | ／ | . ｌ ＼ // .| //.::::::::| | l | / | l // |i//.:::::::::::| | l | | 最近だとそうなのか。 ありがとう。 >ギレンの野望的に言えばMSなくても勝てるんだけどあれはな…… これは、何か切ないな…… パイロットは消耗品ってゲームだもの… 補給路断って多勢で囲むといかにハマーンさまとかでも… なんだろ、自動人形ばっか構ってるからすねたのか …どっちにせよなんかこのカレンの表情イイなｗ 合一歴：1329 4/2 午後３時 ┣━━━━━━━━━━━━┛ ＼//＞ｘ ＿_ ﾄ､ ト-- ､ ⌒Ｖ////＞ ､ |人 ｀ ＜ ////////////＼トﾐ/＞ ､ ｀ ー─=ミ //////＼}///∧ ＼r‐ミ/＞ﾍ＞=┴-ミr‐ｧ─-ミ {>─‐=≦＼_r─}し ´ ´ 7 ヽ、 ∨//////_,厶ア´ ／ /r 、 く ＼//≧=- ､{ / / / :/ /'ﾍ ヽ ＼ ＞─=ミ/∨ / { / :ｲ ′｜ | ﾄ ヽ /⌒>//// ′.′ { 仄¨⌒刈 :′ | | | ヽ__ｊ . /⌒>////, ′ :ｉ守示ミト ｊト{ //＾ｿ ｌ }ハ /⌒>//／ ｉ ｜ ｉ| トｎぅ 仏ヘ / ﾊ , ＼/＾ﾞく_,､＿/| ｜ ｉ| | {ｈ_ｊY＾ } } { 、＿_,. トミト廴__ト{ ヽ ７ // / . 八 , | | ′ /⌒′ 陸戦部隊帰投しました 丶 -=彡' | | ‘’ 人＿/ ｀ ‐--‐＜ | | ＼ ,.ｨ | 収容を完了 陣形再構築 ＿ | | ｀ ト イ |｜ ＞ ⌒>＼r‐=≦ | ﾄ､ :|: ｜| 先に進んだ第445分艦隊に追従して （ 人 ヽ ＿| |_ 〉 |:＿ ｜| 当艦隊も帰投します ==ｧう ＞──＜⌒)ﾍ八 ∨77V〉 ∧ 人 ､ ｀ｰｧ′ ､ ア´ ＼ﾍ V///∧ 〉ーヘ マ ヽ ＿ { ヽ（ ﾍ V////〉{ ヽ＼} ┏━━━━━━━━━━┓ SYSTEM MESSAGE ┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 自分が所属する生物としての大グループまるまま蠅扱いか、と少しカレンが不機嫌に なりつつある中、地上に調査の為派遣していた部隊が帰って来た。とりあえずは、一旦帰投 して細かい調査をやらせてみよう。 やる夫にはやる夫で少し考えも合った……速成のクローンなら……精神も未熟かもしれない のだから。そして、子供とは往々にして騙しやすいものであろう？ ・本日はここまで ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 無知シチュか… 黒いな
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